JP6428560B2 - 電子装置及び固定補助部材 - Google Patents
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Description
回路基板(20)と、
前記回路基板が収容される筐体(30)と、
前記回路基板を前記筐体に固定する固定部材(40)と、
前記回路基板と前記筐体との間、前記回路基板と前記固定部材との間の少なくとも一方に配置される固定補助部材(50)と、
を備え、
前記固定補助部材は、
前記回路基板に接する第1接触部材(52)と、
前記第1接触部材に対向し、前記筐体及び前記固定部材の少なくとも一方に接する第2接触部材(54)と、
前記第1接触部材と前記第2接触部材とを相対移動可能に保持する保持部材(56)と、
を備え、
前記保持部材は、前記第1接触部材と前記第2接触部材との間において、前記第1接触部材及び前記第2接触部材に接触しながら回動する複数の回動部材(56a,156a)を備え、
全ての前記回動部材の回動軸(A1,A2)は、平行であり、かつ前記回路基板の板面に平行であることを特徴とする。
第1部材(20)を第2部材(30)に固定部材(40)によって固定する際に、前記第1部材と前記第2部材との間、及び前記第1部材と前記固定部材との間の少なくとも一方に配置される固定補助部材(50)であって、
前記第1部材に接触可能な第1接触部材(52)と、
前記第1接触部材に対向し、前記第2部材及び前記固定部材の少なくとも一方に接触可能な第2接触部材(54)と、
前記第1接触部材と前記第2接触部材とを相対移動可能に保持する保持部材(56)と、
を備え、
前記保持部材は、前記第1接触部材と前記第2接触部材との間において、前記第1接触部材及び前記第2接触部材に接触しながら回動する複数の回動部材(56a,156a)を備え、
全ての前記回動部材の回動軸(A1,A2)が平行であることを特徴とする。
以下、本発明の電子装置を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
本第1実施形態の電子装置10は、例えば車両のエンジンルームに配置され、運転者による運転操作などに応じて、エンジンの制御を実行する機能を有する装置である。また、電子装置10は、図1に示すように、回路基板20と、回路基板20が収容される筐体30と、回路基板20を筐体30に固定する固定部材40と、固定部材40に組み付けられて使用される固定補助部材50と、を備えている。そして、固定補助部材50は、図2に示すように、回路基板20と筐体30との間、及び回路基板20と固定部材40との間に配置され、これら部材間の接触状態を調整可能に構成されている。
なお、本構成では、回路基板20は、「第1部材」の一例に相当し、筐体30は、「第2部材」の一例に相当し得る。
固定補助部材50は、図3に示すように、一方面に他部材が接触可能な円板形状の第1接触部材52と、当該第1接触部材52と同様の形状であり一方面に他部材が接触可能な第2接触部材54と、第1接触部材52と第2接触部材54とを相対移動可能に保持する保持部材56と、を備えている。なお、これら第1接触部材52、第2接触部材54、及び保持部材56は、例えば、金属材料によって構成されている。また、第1接触部材52は、板面の中心部分に貫通孔52aが形成されたリング形状になっている。同様に、第2接触部材54は、板面の中心部分に貫通孔54aが形成されたリング形状になっている。
なお、ころ56aは、本発明の「回動部材」の一例に相当し、回動軸を回転の軸とした回転体として構成される。
固定補助部材50は、回路基板20の板面上の四隅に設けられる固定部材40が貫通する構成で電子装置10に組み付けられる。具体的には、図11に示すように、回路基板20と、下ケース32における台座32aとの間に固定補助部材50が配置されている。そして、第1接触部材52が回路基板20の板面に面接触し、第2接触部材54が下ケース32の台座32aに面接触する。
まず、図9に示す紙面右上に設けられる固定部材40が貫通する固定補助部材50であって、図11に示す紙面下側に設けられる固定補助部材50の作用について説明する。電子装置10が高温雰囲気に曝され、回路基板20よりも下ケース32の線膨張係数が大きいために、回路基板20に対して下ケース32が相対的に膨張する場合を考える。下ケース32(より具体的には台座32a)が、図12に示すように、矢印方向に膨張したとき、第2接触部材54は、台座32aから矢印方向への移動を促すような摩擦力を受ける。このとき、ころ56aは、回動自在の状態で第1接触部材52及び第2接触部材54と接触しているため、ころ56aが図12の矢印方向に回動しつつ、第2接触部材54は第1接触部材52に対して相対的に矢印方向に移動することになる。具体的には、静止状態の第1接触部材52に対して第2接触部材54は図12の矢印方向に移動する。そのため、第2接触部材54から第1接触部材52に対して下ケース32の変形に起因する変位が伝わり難く、第1接触部材52に接触する回路基板20に対しても変位が伝わり難くなるため、当該回路基板20にひずみが発生することを抑制することができる。
このような構成によって、温度負荷等によって筐体30に変形が生じて第2接触部材54に変位が加わる場合に、第2接触部材54が第1接触部材52に対して相対移動することになる。そのため、第2接触部材54から第1接触部材52に対して筐体30の変形に起因する変位が伝わり難く、第1接触部材52に接触する回路基板20に対しても変位が伝わり難くなるため、当該回路基板20にひずみが発生することを抑制することができる。このように、固定補助部材50によって筐体30の変形により生じる変位を吸収することができ、筐体30の変形の影響が回路基板20に及ぶことを防ぐことができる。特に、回路基板20に加工等を施す必要がなく、回路基板20の剛性の低下を抑制しつつひずみの発生を抑制することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
20…回路基板
30…筐体
40…固定部材
50…固定補助部材
52…第1接触部材
54…第2接触部材
56…保持部材
56a…ころ(回動部材)
56b…支持部材
Claims (12)
- 回路基板(20)と、
前記回路基板が収容される筐体(30)と、
前記回路基板を前記筐体に固定する固定部材(40)と、
前記回路基板と前記筐体との間、及び前記回路基板と前記固定部材との間の少なくとも一方に配置される固定補助部材(50)と、
を備え、
前記固定補助部材は、
前記回路基板に接する第1接触部材(52)と、
前記第1接触部材に対向し、前記筐体及び前記固定部材の少なくとも一方に接する第2接触部材(54)と、
前記第1接触部材と前記第2接触部材とを相対移動可能に保持する保持部材(56)と、
を備え、
前記保持部材は、前記第1接触部材と前記第2接触部材との間において、前記第1接触部材及び前記第2接触部材に接触しながら回動する複数の回動部材(56a,156a)を備え、
全ての前記回動部材の回動軸(A1,A2)は、平行であり、かつ前記回路基板の板面に平行であることを特徴とする電子装置(10)。 - 前記固定補助部材は、少なくとも前記筐体と前記固定部材との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
- 前記回路基板は矩形板状に構成され、
前記固定部材及び前記固定補助部材は、前記回路基板の板面上の四隅の少なくとも1つに設けられ、
前記回動部材の全ての回動軸は、前記回路基板の板面上における当該回動部材が設けられる四隅の1つを通る対角線(L1,L2)に直交することを特徴とする請求項1に記載の電子装置。 - 前記回動部材は、前記回動軸を回転の軸とした回転体として構成されることを特徴する請求項1又は請求項3に記載の電子装置。
- 前記回動部材は、円柱形状に形成され、各底面の中心を通る回動軸(A1)を中心として回動する構成であることを特徴する請求項4に記載の電子装置。
- 前記回動部材は、球形状に形成され、球の中心を通る回動軸(A2)を中心として回動することを特徴する請求項4に記載の電子装置。
- 前記回動部材は、金属材料によって構成されることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の電子装置。
- 前記回動部材は、樹脂材料によって構成されることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の電子装置。
- 第1部材(20)を第2部材(30)に固定部材(40)によって固定する際に、前記第1部材と前記第2部材との間、及び前記第1部材と前記固定部材との間の少なくとも一方に配置される固定補助部材(50)であって、 前記第1部材に接触可能な第1接触部材(52)と、
前記第1接触部材に対向し、前記第2部材及び前記固定部材の少なくとも一方に接触可能な第2接触部材(54)と、
前記第1接触部材と前記第2接触部材とを相対移動可能に保持する保持部材(56)と、
を備え、
前記保持部材は、前記第1接触部材と前記第2接触部材との間において、前記第1接触部材及び前記第2接触部材に接触しながら回動する複数の回動部材(56a,156a)を備え、
全ての前記回動部材の回動軸(A1,A2)が平行であることを特徴する固定補助部材。 - 前記回動部材は、前記回動軸を回転の軸とした回転体として構成されることを特徴する請求項9に記載の固定補助部材。
- 前記回動部材は、円柱形状に形成され、各底面の中心を通る回動軸(A1)を中心として回動する構成であることを特徴する請求項10に記載の固定補助部材。
- 前記回動部材は、球形状に形成され、球の中心を通る回動軸(A2)を中心として回動することを特徴する請求項10に記載の固定補助部材。
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