JP2015076463A - 実装基板、センサーユニット、電子機器および移動体 - Google Patents

実装基板、センサーユニット、電子機器および移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】温度変化にともなう歪みを抑制した実装基板と、バイアスシフトを抑制したセンサーユニットと、を提供する。【解決手段】接続面に出力端子が設けられているセンサーと、センサーが実装されている実装領域を第1面に有する基材と、実装領域に、排他的に設けられている出力端子が接続される実装端子と、実装端子から実装領域の外側に向かって延設されている配線と、を備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、センサーを実装する実装基板や、そうした実装基板を利用するセンサーユニット、センサーユニットを利用する電子機器および移動体等に関する。
加速度センサーや角速度センサーといった物理量センサーが広く知られている。この様な物理量センサーは、実装基板に設けられた実装端子と、物理量センサーに設けられた端子と、が接続されることで実装基板に実装される。実装端子には、例えばランドグリッドアレイを用いることができる。ランドグリッドアレイは、物理量センサーの輪郭に沿って列をなして配置される複数の実装端子で構成される。この様な複数の実装端子は、例えば四角形の輪郭の一辺に沿って一列に並べられることもあれば、輪郭を一回りするように列をなすこともある。近年、センサーユニットを利用する電子機器などの小型化にともない、センサーユニットの小型化が要求され、その実装密度が高まっている。そのため、実装端子に接続される配線などの複雑化をともない、実装端子が配列される内周囲にも配線が設けられることが一般的である。
特開2007−195145号公報
しかしながら、前述した物理量センサーは温度特性を有する。温度変化に応じて無負荷時(検出すべき物理量が作用しないとき)の出力信号すなわちゼロ点電圧が変動する。こうした変動は温度変化に応じて生じる。本発明者の観察によれば、実装基板に実装された物理量センサーと平面視で重なる領域に導電材料で構成された配線等が設けられていると、物理量センサーの温度特性のヒステリシスに特定の温度領域において特異点(以下、「バイアスシフト」と称す)が発生することが判明した。このようなバイアスシフトが生じると、ある特定の温度領域においてゼロ点電圧が大幅に異なってしまい、良好な温度特性を得ることができない課題があった。また、バイアスシフトによって、計測結果の信頼性低下を招く虞があった。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態、または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係る実装基板は、センサーが実装される実装領域を第1面に設けた基材を備え、実装領域には、センサーに設けられている端子が接続される実装端子が設けられた第1部分と、絶縁部を含む第2部分と、が設けられ、実装端子から実装領域の外側に向かって配線が延設されていること、を特徴とする。
この様な実装基板によれば、センサーが実装される実装領域の第1部分に実装端子が設けられ、実装端子から実装領域の外側に向かって配線が延設されている。したがって、実装領域には、第1部分と排他的に絶縁部を有する第2部分が設けられている。よって、配線などの熱膨張による基材の歪みが実装領域に生じることが抑制されるとともに、実装領域に実装されるセンサーへ歪みが生じることを抑制することができる。
[適用例2]
上記適用例に係る実装基板の実装領域の絶縁部は、基材の表面に設けられた絶縁層、および、基材表面が露出した部分の少なくとも一方を備えていることが好ましい。
このような実装基板によれば、絶縁部は、絶縁層および基材の表面が露出した部分の少なくとも一方を備えることで、第1部分に設けられた実装端子と排他的に第2部分に絶縁部を設けられ、実装端子間を絶縁することができる。
[適用例3]
上記適用例に係る実装基板の第2部分には陥没部または貫通穴が設けられていることが好ましい。
この様な実装基板によれば、実装領域の第2部分には陥没部または貫通穴が設けられている。したがって、熱膨張による基材の歪みが生じた場合、陥没部がその歪みを吸収することで、実装されるセンサーに歪みが生じることを抑制することができる。また、貫通穴とすることで基材に蓄積される熱が効率良く放散され、基材の熱膨張を抑制することができる。
[適用例4]
上記適用例に係る実装基板の基材は、複数の層を備えた多層構造であることが好ましい。
この様な実装基板によれば、基材を複数の層を備えた多層構造とすることで、各層間に実装端子から延設されている配線を設けることができる。これにより、センサーに最も近い実装領域の第1面にて発生する歪を分散することが可能となる。また、熱膨張による基材の歪みを各層が互いに吸収することができる。よって、基材の歪みを抑制するとともに、実装されるセンサーに歪みが生じることを抑制することができる。
[適用例5]
上記適用例に係る実装基板は、配線は、複数の層の少なくとも一つに設けられ、第1面と交差する垂直方向から基材を平面視した場合において、実装領域を迂回して設けられていることが好ましい。
この様な実装基板によれば、複数の層の少なくとも一つに設けられている配線は、実装領域を迂回して設けられている。したがって、実装領域と重なる基材の各層には配線が設けられていない。よって、配線などの熱膨張による基材の歪みが実装領域に生じることが抑制されるとともに、実装領域に実装されるセンサーへ歪みが生じることを抑制することができる。
[適用例6]
本適用例に係るセンサーユニットは、接続面に出力端子が設けられているセンサーと、センサーが実装されている実装領域を第1面に有する基材と、を備え、実装領域には、センサーに設けられている端子が接続される実装端子が設けられた第1部分と、絶縁部を含む第2部分と、が設けられ、実装端子から実装領域の外側に向かって配線が延設されていること、を特徴とする。
この様なセンサーユニットによれば、センサーが実装される実装領域の第1部分に実装端子が設けられ、実装端子から実装領域の外側に向かって配線が延設されている。また、実装領域には、第1部分に実装端子が設けられ、第1部分と排他的に設けられている第2部分には絶縁部が設けられている。したがって、配線などの熱膨張による基材の歪みが実装領域に生じることを抑制されるとともに、実装領域に実装されるセンサーへ歪みが生じることを抑制することができる。よって、この様なセンサーユニットは、実装されるセンサーが歪みを生じることによって、センサーの特性変化が生じることを抑制することができる。
[適用例7]
上記適用例に係るセンサーユニットのセンサー接続面には、溝部が設けられていることが好ましい。
この様なセンサーユニットによれば、センサーの接続面に溝部が設けられていることで、基材に生じた歪みによってセンサーに歪みが生じた場合に、歪みを溝部で吸収することができる。よって、センサーの特性変化が生じることを抑制することができる。
[適用例8]
本適用例に係る電子機器は、上述したセンサーユニットが搭載されていることを特徴とする。
この様な電子機器によれば、センサー特性変化が抑制されたセンサーユニットが搭載されていることで、電子機器の信頼性を高めることができる。
[適用例9]
本適用例に係る移動体は、上述したセンサーユニットが搭載されていることを特徴とする。
この様な移動体によれば、センサー特性変化が抑制されたセンサーユニットが搭載されていることで、移動体の信頼性を高めることができる。
本実施形態に係る実装基板にセンサーが実装されたセンサーユニットの外観を概略的に示す斜視図。 図1に示すセンサーユニットの裏面から見た外観を概略的に示す斜視図。 実装基板にセンサーが実装された状態を概略的に示す斜視図。 図3に示すセンサーを裏面から見た外観を概略的に示す斜視図。 図3に示すセンサーが実装された実装基板の第1面から平面視した実装基板の平面を概略的に示す平面図。 図5に示すセンサーが実装された実装基板を備えたセンサーユニットの断面を概略的に示す断面図。 本実施形態に係るセンサーユニットのセンサー温度特性を示すグラフ。 比較例に係るセンサーユニットのセンサー温度特性を示すグラフ。 実施例に係る電子機器の構成を概略的に示すブロック図。 実施例に係る移動体の構成を概略的に示すブロック図。 実施例に係る機械の構成を概略的に示すブロック図。 変形例1に係るセンサーユニットに実装されるセンサーを裏側からみた外観を概略的に示す斜視図。 変形例1に係るセンサーが実装された実装基板を備えたセンサーユニットの断面を概略的に示す断面図。 変形例2に係る実装基板の第1面から平面視したセンサーが実装された実装基板の平面を概略的に示す平面図。 変形例2に係るセンサーが実装された実装基板を備えたセンサーユニットの断面を概略的に示す断面図。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下に示す各図においては、各構成要素を図面上で認識され得る程度の大きさとするため、各構成要素の寸法や比率を実際の構成要素とは適宜に異ならせて記載する場合がある。
本実施形態に係る実装基板、および実装基板にセンサーが実装されたセンサーユニットについて、図1ないし図8を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る実装基板を用いたセンサーユニットの外観を概略的に示す斜視図である。図2は、図1に示すセンサーユニットの裏面から見た外観を概略的に示す斜視図である。図3は、実装基板にセンサーが実装された状態を概略的に示す斜視図であり、実装端子から延設される配線等の図示を省略しているものである。図4は、図3に示すセンサーを裏面から見た外観を概略的に示す斜視図である。図5は、図3に示す実装基板の第1面から平面視した平面を概略的に示す実装基板平面図であり、センサーの図示を省略しているものである。図6は、図5に示す線分A−A’におけるセンサーユニットの断面を概略的に示す断面図である。図7は、本実施形態に係るセンサーユニットのセンサー温度特性を示すグラフである。図8は、比較例に係るセンサーユニットのセンサー温度特性を示すグラフである。
<センサーユニットの構成>
図1に示すセンサーユニット11には、筐体12を備える。筐体12は、例えば直方体の箱形に形成されている。筐体12は、直方体の内部空間を区画する。筐体12は、箱体12aおよびベース12bに分割されている。箱体12aは内部空間の天面および4つの側面を覆う。ベース12bは、内部空間の底面を覆う。箱体12aおよびベース12bは、例えばアルミニウム(Al)材から成形されている。箱体12aおよびベース12bの表面は、例えばニッケル(Ni)のめっき膜で覆われている。
図2に示す様にベース12bは、箱体12aの開放面を塞ぐ様に設けられている。ベース12bの輪郭に沿ってベース12bおよび箱体12aの隙間には、封止材13が設けられている。ベース12bには、開口14が設けられている。開口14内には、コネクター15が配置されている。コネクター15は、受け側のコネクター(不図示)に受け止められることができる。コネクター15は、センサーユニット11の外部端子を構成する。コネクター15の輪郭に沿ってコネクター15およびベース12bの隙間には、封止材16が詰められる。上述した構成により、筐体12の内部空間は気密に密閉することができる。
図3に示す様にセンサーユニット11は、物理量センサーとしての加速度センサー18と、当該加速度センサー18が実装される基材としての実装基板17(以下、単に「基板17」と称する。)と、を備える。加速度センサー18は、基板17の第1面17aに実装されている。加速度センサー18は、例えば平らな直方体形状に形成される。なお、加速度センサー18の形状は、特に限定されることなく、正方形やその他の形状としても良い。こうした形状は、加速度センサー18の輪郭線に相当する。基板17および加速度センサー18は、筐体12の内部空間に収容される。
<実装基板の構成>
基板17は、例えば絶縁材料を主たる材料とする基板本体19を有する。基板本体19の表面(基板17の第1面17a)には、加速度センサー18の投影像である実装領域21が区画(設定)される。加速度センサー18の投影像は、第1面17aに垂直方向から平行光線が当てられる際に、第1面17aに投影される加速度センサー18の陰に相当する。換言すると、実装領域21は、平面視で加速度センサー18を実装した後の加速度センサー18の輪郭領域とも言える。
基板17には、シールド電極(シールド用の導電膜)22を備える。シールド電極22は、実装領域21の外側で第1面17aに配置されている。シールド電極22は、例えば銅といった金属、またはその他の導電材の「べた膜」で設けられている。シールド電極22は、例えばグラウンド電位に落とされる。後述するように、シールド電極22は、実装領域21から所定の間隔を以て設けられている。シールド電極22は、非電極形成部分22aを囲む。実装領域21は、非電極形成部分22aに区画されている。第1面17aに設けられているシールド電極22は、実装領域21および非電極形成部分22aと排他的に設けられている。
図4に示す様に加速度センサー18は、複数の出力端子23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23h,23i,23j,23k,23m,23n,23p(以下、総称する場合は「出力端子23」と称する。また、省略する場合は「出力端子23aから23p」と称する。)が設けられている。出力端子23は、加速度センサー18の輪郭線24に沿って、例えば単一列に配置されている。
ここでは、出力端子23aから23pは加速度センサー18の輪郭を一回りするように列をなす様に設けられている。出力端子23は、加速度センサー18に対して信号の入出力や電源の供給に用いられ、例えば出力端子23a,23b,23cは、直交三軸の軸ごとに加速度信号が出力される。また、出力端子23dは、グラウンドに接続され、その他の出力端子23は電源等に接続されている。出力端子23は、その材料として、例えば銅(Cu)といった導電材料で構成される。出力端子23は、その形状が特に限定されるものでなく、後述する実装端子25と安定的に接続することができれば良い。
図5に示す様に、基板17の第1面17aに設定されている実装領域21には、複数の実装端子25a,25b,25c,25d,25e,25f,25g,25h,25i,25j,25k,25m,25n,25p(以下、総称する場合は「実装端子25」と称する。また、省略する場合は「実装端子25aから25p」と称する。)が設けられている。また、実装領域21には、実装端子25が設けられる領域として第1部分が設けられている。さらに、実装領域21には、実装端子25が設けられる第1部分と排他的に第2部分21qが設けられている。第2部分21qは、絶縁部21rを含み構成されている。本実施形態においては、後述するビルドアップ層28が絶縁部21rとして設けられている。なお、第1部分は、実装端子25と重なるため各図において図示を省略している。
実装端子25は、実装領域21の輪郭線21cに沿って単一列に配列されている。実装端子25は、出力端子23の配置が反映されている。したがって、実装端子25は実装領域21内で個々に孤立して配置される。出力端子23a,23b,23cは、対応する実装端子25に個別に接合される。出力端子(グラウンド端子)23dは、実装端子25dに接合される。その他の出力端子23も、対応する実装端子25に個別に接合される。
実装端子25は、その材料として、例えば銅(Cu)といった導電材料で構成される。実装端子25は、その形状が特に限定されるものでなく、前述した出力端子23と安定的に接続することができれば良い。
また、実装端子25には、実装端子25から実装領域21の外側(非電極形成部分22a)に向かって延伸する配線26が設けられている。即ち、実装領域21には、排他的に実装端子25が設けられ、実装端子25に接続されている配線26は、実装領域21の外側に設けられている。配線26は、実装端子25aから25pに対応して配線26a,26b,26c,26d,26e,26f,26g,26h,26i,26j,26k,26m,26n,26p(以下、総称する場合は「配線26」と称する。また、省略する場合は「配線26aから26p」と称する。)が設けられている。
配線26は、その材料として、例えば銅(Cu)といった導電材料で構成される。配線26は、その形状が特に限定されるものでなく、前述した実装端子25、および後述するビア32(導電体31)と安定的に接続することができれば良い。
図6に示す様に、基板本体19は、コア層27およびコア層27の表裏に設けられたビルドアップ層28を備える。コア層27は、例えば単独で形状を維持する程度の剛性を有する。コア層27は、単層であってもよくプリプレグの積層体であってもよい。コア層27の表裏にはビルドアップ層28が積層されている。コア層27およびビルドアップ層28は、それぞれ絶縁層が形成されている。絶縁層は、樹脂から構成されている。樹脂には、炭素繊維やガラス繊維が含浸されている。ビルドアップ層28の表面である基板17の第1面17aに実装端子25(図6には一部のみが示される)が設けられている。実装端子25は、例えば「はんだ」を用いた接合部材29によって対応する出力端子23と接合され、加速度センサー18が実装される。
基板本体19の内部には、ビア32が設けられている。ビア32は、実装端子25aから25pに対応してビア32a,32b,32c,32d,32e,32f,32g,32h,32i,32j,32k,32m,32n,32p(以下、総称する場合は「ビア32」と称する。また、省略する場合は「ビア32aから32p」と称する。)が設けられている。
ビア32は、実装端子25から個々に延設され、絶縁層のうち少なくとも最表層の絶縁層、すなわちビルドアップ層28を貫通する。ビア32は、ビルドアップ層28の表面である第1面17aに直交する方向(Z軸方向)、すなわち基板本体19の厚み方向に相互に平行に延設されている。ビア32は、その内部に導電性を有する材料で構成された導電体31が設けられ、導電ビアとして機能する。
ビア32の内部に設けられている導電体31は、ビア32aから32pおよび実装端子25aから25pに対応して、導電体31a,31b,31c,31d,31e,31f,31g,31h,31i,31j,31k,31m,31n,31p(以下、総称する場合は「導電体31」と称する。また、省略する場合は「導電体31aから31p」と称する。)が設けられている。導電体31は、一端を配線26に接続され、他端を配線33に接続されている。
導電体31と接続されている配線33は、絶縁層同士の間に設けられている。配線33は、ビア32aから32pおよび実装端子25aから25pに対応して、配線33a,33b,33c,33d,33e,33f,33g,33h,33i,33j,33k,33m,33n,33p(以下、総称する場合は「配線33」と称する。また、省略する場合は「配線33aから33p」と称する。)が設けられている。
ここで、実装端子25に接続されている配線26、ビア32(導電体31)、及び配線33は、実装領域21と排他的に設けられている。換言すると、基板17の第1面17aと交差する垂直方向からの平面視において、配線26、ビア32(導電体31)、及び配線33は、実装領域21以外の基板17に設けられている。すなわち、実装領域21を迂回するように配線26、ビア32(導電体31)、及び配線33は設けられている。
これにより、配線26、ビア32(導電体31)、および配線33の熱膨張に基づく変形による基板17の歪みが、実装領域21に設けられた加速度センサー18に伝わることを抑制することができる。すなわち、配線26、ビア32(導電体31)、および配線33の熱膨張に基づく変形による基板17の歪みによる加速度センサー18の歪み(変形)を抑制することができる。
そこで、発明者等は、本発明の技術的効果の検証をおこなった。温度変化に応じて無負荷時(検出すべき物理量が作用しないとき)の出力信号すなわちゼロ点電圧が測定された。その結果、図7に示すように、本実施形態のセンサーユニット11においては、温度変化に対してゼロ点電圧が線形に変化した。したがって、実装領域21に配線26,33、ビア32等が設けられていないセンサーユニット11の温度特性は、良好に維持されることが確認された。
さらに、本発明者等は2つの比較例の検証をおこなった。比較例となるセンサーユニット(不図示)では、実装領域内に導電材で構成された配線が設けられている。前述の検証と同様に、温度変化に応じて無負荷時のゼロ点電圧が測定された。その結果、図8に示すように、センサーの温度特性のある温度領域に特異点(バイアスシフト)が生じた。これは、温度変化に応じて配線同士の間で相対的な位置ずれや向きの変化が生じ、こうした位置ずれや向きの変化が基板の実装端子に作用し、出力端子を介してセンサーに歪みや応力を引き起こしたことが原因と考えられる。こうした場合には、同一の温度であっても温度の上昇時と下降時とでゼロ点電圧が相違してしまい、良好な温度特性を得ることができないことを知らしめた。
<センサーユニットの適用例>
以上のようなセンサーユニット11は、例えば図9に示されるように、電子機器101に組み込まれて利用される。電子機器101では、例えばメインボード102に演算処理回路103およびコネクター104が実装される。コネクター104には、例えばセンサーユニット11のコネクター15が結合される。演算処理回路103には、センサーユニット11から検出信号が供給される。演算処理回路103は、センサーユニット11からの検出信号を処理し処理結果を出力する。電子機器101には、例えばモーションセンシングユニットや民生用ゲーム機器、運動解析装置、外科手術ナビゲーションシステム、自動車のナビゲーションシステムなどが例示される。
センサーユニット11は、例えば図10に示されるように、移動体105に組み込まれて利用される。移動体105では、例えば制御ボード106に制御回路107およびコネクター108が実装される。コネクター108には、例えばセンサーユニット11のコネクター15が結合される。制御回路107には、センサーユニット11から検出信号が供給される。制御回路107は、センサーユニット11からの検出信号を処理し処理結果に応じて移動体105の運動を制御することができる。こういった制御には、移動体105としての自動車の挙動制御、自動車のナビゲーション制御、自動車用エアバッグの起動制御、移動体105としての飛行機や船舶の慣性航法制御、誘導制御などが例示される。
センサーユニット11は、例えば図11に示されるように、機械109に組み込まれて利用される。機械109では、例えば制御ボード111に制御回路112およびコネクター113が実装される。コネクター113には、例えばセンサーユニット11のコネクター15が結合される。制御回路112には、センサーユニット11から検出信号が供給される。制御回路112は、センサーユニット11からの検出信号を処理し処理結果に応じて機械109の動作を制御することができる。こういった制御には、産業用機械の振動制御および動作制御やロボットの運動制御などが例示される。
上述した本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
この様な基板17(実装基板)に搭載された加速度センサー18を備えるにセンサーユニット11によれば、加速度センサー18が実装される実装領域21に実装端子25が排他的に設けられ、実装端子25から実装領域21の外側(非電極形成部分22a)に向かって配線26,33が延設されている。すなわち、実装領域21には、配線26,33が設けられていない。したがって、配線26,33などの熱膨張による基板17の歪みが実装領域21に生じることを抑制するとともに、実装領域21に実装される加速度センサー18へ歪みが生じることを抑制することができる。よって、この様な基板17に実装される加速度センサー18は、その温度特性のヒステリシスにバイアスシフトが生じることが抑制され、信頼性の高いセンサーユニット11を実現することができる。
<変形例>
なお、上述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更や改良を加えて実施することが可能である。以下に変形例を説明する。
(変形例1)
図12は、変形例1に係るセンサーユニット11に実装される加速度センサー18bを裏側からみた外観を概略的に示す斜視図である。図13は、変形例に係るセンサーユニット11の断面を概略的に示す断面図であり、図5に示す線分A−A’におけるセンサーユニットの断面を概略的に示す断面図である。
変形例1に係るセンサーユニット11は、図12に示す様に基板17に搭載される加速度センサー18bの出力端子23が設けられた接続面18aに、溝部18cが設けられている。センサーユニット11は、加速度センサー18bに歪みが生じた場合、溝部18cが歪みを吸収することで、歪みから生じるバイアスシフトを抑制することができる。
また、変形例1に係るセンサーユニット11は、図12および図13に示す様に加速度センサー18bの接続面18aに設けられている出力端子23と排他的な領域に凹形状を有する陥没部18dを設けても良い。センサーユニット11は、加速度センサー18bに歪みが生じた場合、陥没部18dが歪みを吸収することで、歪みから生じるバイアスシフトをさらに抑制することができる。
(変形例2)
図14は、変形例2に係る基板17bを第1面17aから平面視した平面を概略的に示す平面図であり、センサーの図示を省略しているものである。また、図15は、図14に示す線分A−A’における基板17bを有するセンサーユニット11の断面を概略的に示す断面図である。
変形例2に係る基板17bは、図14および図15に示す様に基板17bの第1面17aに設定された実装領域21において、実装端子25と排他的に有底の穴である陥没部17cが設けられている。基板17bは、基板17の熱膨張による歪みが生じた場合、陥没部17cが歪みを吸収することで、基板17bに実装される加速度センサー18に歪みが伝わることを抑制するとともに、歪みから生じる加速度センサー18のバイアスシフトを抑制することができる。なお、陥没部17cは、貫通穴であっても良い。貫通穴とすることで基板17bに蓄積される熱を効率良く放散することができ、基板17bの熱膨張を抑制することができる。
11…センサーユニット、12…筐体、12a…箱体、12b…ベース、13…封止材、14…開口、15…コネクター、16…封止材、17,17b…基板、17a…第1面、17c…陥没部、18,18b…加速度センサー、18a…接続面、18c…溝部、18d…陥没部、19…基板本体、21…実装領域、21c…輪郭線、22…シールド電極、22a…非電極形成部分、23…出力端子、24…輪郭線、25…実装端子、26…配線、27…コア層、28…ビルドアップ層、29…接合部材、31…導電体、32…ビア、33…配線。

Claims (9)

  1. センサーが実装される実装領域を第1面に設けた基材を備え、
    前記実装領域には、前記センサーに設けられている端子が接続される実装端子が設けられた第1部分と、絶縁部を含む第2部分と、が設けられ、
    前記実装端子から前記実装領域の外側に向かって配線が延設されていること、を特徴とする実装基板。
  2. 前記実装領域の前記絶縁部は、基材の表面に設けられた絶縁層、および、基材表面が露出した部分の少なくとも一方を備えていることを特徴とする請求項1に記載の実装基板。
  3. 前記実装領域の前記第2部分には、陥没部または貫通穴が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の実装基板。
  4. 前記基材は、複数の層を備えた多層構造であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の実装基板。
  5. 前記配線は、前記複数の層の少なくとも一つに設けられ、前記第1面と交差する垂直方向から前記基材を平面視した場合において、前記実装領域を迂回して設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の実装基板。
  6. 接続面に端子が設けられているセンサーと、
    前記センサーが実装されている実装領域を第1面に有する基材と、を備え、
    前記基材は、前記実装領域には、前記センサーに設けられている端子が接続される実装端子が設けられた第1部分と、絶縁部を含む第2部分と、が設けられ、
    前記実装端子から前記実装領域の外側に向かって配線が延設されていること、を特徴とするセンサーユニット。
  7. 前記センサーの前記接続面には、溝部が設けられていることを特徴とする請求項6に記載のセンサーユニット。
  8. 請求項6または請求項7に記載したセンサーユニットが搭載されていることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項6または請求項7に記載したセンサーユニットが搭載されていることを特徴とする移動体。
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