JP6428181B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関する。
従来、操舵機構にアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置としては、モータを転舵軸と平行に配置し、一対のプーリ及びベルトからなる伝達機構を介して該モータの出力をアシスト力として付与するものがある(例えば、特許文献1)。
特開2004−314770号公報
一般的に、この種の電動パワーステアリング装置では、上記一対のプーリ及びベルトが作動すると、これらの歯の噛み合いの間にて作動音が発生することが知られており、こういった作動音の低減が専らの課題となっている。
ところで、上述した電動パワーステアリングにおいて、上記作動音を低減させる技術の一つとしては、上記一対のプーリ及びベルトの歯同士が噛み合うときの隙間(以下、噛み合いの隙間という)を拡げるといった手法も考えられている。しかしながら、このように上記一対のプーリ及びベルトの歯の噛み合いの隙間を拡げてしまうと、今度は上記一対のプーリ及びベルトの歯の噛み合いの間にて歯飛びが発生し易くなるといった懸念があり、効果的とは言えなかった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、効果的に作動音を低減させることができる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記課題を解決する電動パワーステアリング装置は、ステアリング操作により転舵輪の舵角を変更させる転舵軸と、転舵軸にアシスト力を付与するモータと、斜歯を有し、モータの出力軸に連結されてなる駆動プーリと、斜歯を有し、転舵軸と同軸上に配置されてなる従動プーリと、一対の駆動プーリ及び従動プーリのそれぞれの斜歯と噛み合い可能な斜歯を有し、該一対のプーリの間に巻き掛けられてなるベルトと、を備えるようにしている。そして、一対のプーリの何れか又は両方とベルトのうち少なくとも何れかにおける斜歯は、該斜歯のプーリ又はベルトの幅方向における両端に向かって歯厚が小さく形成されるようにしている。
プーリとベルトの斜歯が噛み合うとき、一方向の回転においてそれぞれの斜歯における一方の端が歯の噛み合い始めとなる。すると、上記構成によれば、斜歯のプーリ又はベルトの幅方向における両端に向かって歯厚が小さく形成される斜歯を通じた噛み合い始めでは、両方向の回転においてプーリとベルトの斜歯の噛み合いの隙間が拡がることとなる。すなわちこの場合、プーリとベルトの斜歯の噛み合い始めにおける歯当りが調整されて作動音の発生が低減されようになる。もっとも、こういった噛み合いの隙間を斜歯の噛み合いの全体に亘って拡げてしまうと、歯飛びの原因になる。その点、斜歯のプーリ又はベルトの幅方向における両端に向かって歯厚が小さく形成されるようにすることで、プーリとベルトの斜歯の噛み合い始め以外では、該噛み合い始めよりもプーリとベルトの斜歯の噛み合いの隙間が詰められてプーリとベルトの噛み合いが維持され易くなる。したがって、作動音の低減と歯飛びの発生の低減とを実現することができ、効果的に作動音を低減させることができる。
こういった電動パワーステアリング装置において、上述の斜歯におけるプーリ又はベルトの幅方向における両端の間には、歯の厚みが一定に保たれた部位を有することが好ましい。
この構成によれば、プーリ又はベルトの幅方向における両端に向かって歯の厚みが一定に保たれた部位では、プーリとベルトの斜歯の噛み合いの隙間が一定に保たれることとなる。すなわち、こういった噛み合いの隙間が一定に保たれる部位では、該隙間が適切に設定されていれば、歯飛びの発生を低減させる設定を効果的に作用させることができる。したがって、歯飛びの発生をより効果的に低減させることができる。
上述の斜歯は、ベルトの斜歯とすることができる。この構成によれば、作動音を低減させる工夫を、ベルトに少なくとも施していればよく、一対のプーリへの加工が不要になる場合もある。
その他、上述の斜歯は、一対のプーリの何れかプーリの斜歯とすることができる。この構成によれば、一対のプーリの何れかの斜歯に少なくとも工夫を施していることから、こういった工夫を何も施さない場合に比べれば、作動音を低減させることができる。
また、上述の斜歯は、一対のプーリの両方のプーリの斜歯である。この構成によれば、作動音を低減させる工夫を、一対のプーリ毎に設定することができ、望ましいプーリとベルトの斜歯の噛み合いの隙間を実現することができる。
また、こういった電動パワーステアリング装置において、上述の斜歯がプーリの斜歯である場合、歯を削った部位がプーリの幅方向における両端の対角線上に形成されてなることが好ましい。
プーリとベルトの斜歯の噛み合い始めを考慮するのであれば、斜歯の傾斜の向きと回転方向から各斜歯の片面ずつを考慮すれば済む。すなわち、上記構成によれば、上述のようにプーリの幅方向における両端に向かって歯厚を小さく形成する部位を最小限に止めることができる。これによっては、プーリとベルトの斜歯の噛み合いの隙間を詰める部位を確保し易くすることができ、歯飛びの発生を効果的に低減させることができる。
その他、上述したように、作動音の低減と歯飛びの発生の低減とを実現することができ、効果的に作動音を低減させることができる電動パワーステアリング装置としては、ステアリング操作により転舵輪の舵角を変更させる転舵軸と、転舵軸にアシスト力を付与するモータと、斜歯を有し、モータの出力軸に連結されてなる駆動プーリと、斜歯を有し、転舵軸と同軸上に配置されてなる従動プーリと、一対の駆動プーリ及び従動プーリのそれぞれの斜歯と噛み合い可能な斜歯を有し、該一対のプーリの間に巻き掛けられてなるベルトと、を備え、一対のプーリの何れか又は両方の斜歯とベルトの斜歯との噛み合いにおいて、プーリ又はベルトの幅方向の両端の隙間がそれ以外の部位の隙間よりも大きく設定されるようにしてもよい。
本発明によれば、効果的に作動音を低減させることができる。
第1実施形態における電動パワーステアリング装置の概略構成を示す図。 第1実施形態における伝達機構の正面構造を示す一部破断図。 第1実施形態におけるベルトの歯形を示す模式図。 (a)〜(c)は、第1実施形態におけるプーリとベルトとの噛み合いを示す模式図。 (a)〜(c)は、第2実施形態におけるプーリの歯形を示す模式図。 (a)〜(d)は、第2実施形態における電動パワーステアリング装置のモデル例を示す図。 第2実施形態における各プーリの歯形の組み合わせを示す模式図。
(第1実施形態)
以下、電動パワーステアリング装置の第1実施形態を説明する。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置1は、運転者によるステアリング操作により回転するピニオン軸2と、ピニオン軸2の回転に応じて軸方向に往復動(直線運動)することで転舵輪の舵角を変更する転舵軸としてのラック軸3とを備える。また、電動パワーステアリング装置1は、ラック軸3が往復動可能に挿通される略円筒状のラックハウジング4を備える。
ラックハウジング4には、ピニオン軸2がラック軸3と斜交する状態で回転可能に収容される。そして、ピニオン軸2のピニオン歯とラック軸3のラック歯とが噛合されることでラックアンドピニオン機構が構成される。なお、ピニオン軸2には、ステアリングシャフトが連結されており、その先端には運転者が操作するステアリングホイールが固定される。
したがって、電動パワーステアリング装置1では、運転者によるステアリング操作に伴ってピニオン軸2の回転がラックアンドピニオン機構によりラック軸3の軸方向移動に変換されることで、転舵輪の舵角、すなわち車両の進行方向が変更される。
また、電動パワーステアリング装置1は、ラック軸3と平行に配置されるモータ5を駆動源としてピニオン軸2やラック軸3等からなる操舵機構にアシスト力を付与する操舵力補助装置6を備える。伝達機構7は、該モータ5の出力軸5aに連結される金属製の駆動プーリ10と、該駆動プーリ10と平行に配置されるとともに、ラック軸3に連結される金属製の従動プーリ20と、これらとの噛合を通じて各プーリ10,20を連結するゴム製のベルト30とからなる。モータ5の出力軸5aを通じた出力(回転トルク)は、伝達機構7を介してラック軸3に伝達される。なお、ラック軸3と従動プーリ20との間には、ボール螺子機構8が介在する。
そして、操舵力補助装置6では、伝達機構7を介してモータ5の回転トルクがボール螺子機構8に伝達され、ボール螺子機構8を通じてラック軸3の往復動に変換されることにより操舵機構にアシスト力を付与する。つまり、本実施形態の電動パワーステアリング装置1は、いわゆる、ラックパラレル型の電動パワーステアリング装置として機能する。
次に、各プーリ10,20とベルト30との連結構造について説明する。
図2に示すように、駆動プーリ10には、径方向外方に突出する外歯11が形成される。また、従動プーリ20の巻掛部21には、径方向外方に突出する外歯22が形成される。また、ベルト30には、一対の駆動プーリ10及び従動プーリ20の各外歯11,22と噛合可能な内歯31が形成される。そして、ベルト30は、その内歯31を各外歯11,22に噛合させることにより各プーリ10,20(一対のプーリ)に巻き掛けられる。このベルト30は、所定の張力(テンション)が発生するように、僅かに引き延ばされた状態で各プーリ10,20に巻き掛けられる。なお、図2では、説明の便宜上、各外歯11,22、及び内歯31のみを示す。
図2に示すように、各プーリ10,20の歯(突起部分)である各外歯11,22は、各プーリ10,20が回転する際の回転軸の軸方向(各プーリ幅方向)に対して傾斜した斜歯(はす歯)として構成される。各外歯11,22における各プーリ幅方向に対する傾斜角は等しく設定される。また、各外歯11,22は、その歯形が各プーリ幅方向において同一プロファイル(輪郭)をなす。すなわち、各外歯11,22は、それぞれの歯の厚みが一定に形成されるとともに、そのベルト30の内歯31と噛み合う面となる歯面12,23が各プーリ幅方向に対して一定の傾斜角を保つ曲面として形成される。
また、図2及び図3に示すように、ベルト30の歯(突起部分)である内歯31は、ベルト30が各プーリ10,20に噛み合う際の各プーリ10,20の回転軸の軸方向(ベルト幅方向)に対して傾斜した斜歯(はす歯)として構成される。内歯31におけるベルト幅方向に対する傾斜角は、各外歯11,22における傾斜角に等しく設定される。また、内歯31は、その歯厚がベルト幅方向における両端(先端)に向かって小さくされる。そして、内歯31には、歯の厚みが一定とされる央部32が形成されるとともに、該央部32からベルト幅方向における両端に向かって歯厚が小さくされる、すなわち歯の厚みが減らされて先細とされる先細部33が形成される。すなわち、内歯31は、央部32における各プーリ10,20の各外歯11,22と噛み合う面となる歯面34がベルト幅方向に対して一定の傾斜角を保つ曲面として形成されるとともに、先細部33における歯面34がベルト幅方向に亘って央部32における歯面34に対して傾斜をなして形成される。なお、内歯31における先細部33は、歯の根元から歯の先端に向かうほど歯の厚みが減らされる割合が大きくなるように設定される。また、内歯31は、央部32及び先細部33の切り替わり箇所における歯面34が滑らかな曲線をなして形成される。このため、ベルト30の内歯31は、仮想線で示す従来技術(例えば、特開2004−314770号公報)の歯に比べて、ベルト幅方向における両端が先細状(尖形)に形成される。
ここで、各プーリ10,20とベルト30の各歯の噛み合いについて、駆動プーリ10とベルト30の各歯の噛み合いを例に説明する。
駆動プーリ10の外歯11とベルト30の内歯31とが噛み合っている場合、これらの歯の噛み合いの間では、特に内歯31の央部32の歯面34と外歯11の歯面12とが互いに接触する。
すなわち、図4(a)に示すように、内歯31と外歯11との噛み合いの端(図2中、Xに示す位置)では、内歯31の先細部33のベルト幅方向の端における歯面34と外歯11の歯面12とが対面する。先細部33では、央部32等の他の部位に比べて歯の厚みが減らされているため、内歯31と外歯11との噛み合いの端におけるこれらの歯の間に長さL1の隙間Kが形成される。この長さL1の隙間Kは、内歯31及び外歯11の両側におけるベルト幅方向及び駆動プーリ幅方向の端に形成される。
また、図4(b)に示すように、内歯31と外歯11との噛み合いの端の若干内側(図2中、Yに示す位置)では、内歯31の先細部33のベルト幅方向の途中における歯面34と外歯11の歯面12とが対面する。先細部33の途中では、端に至るまで歯の厚みが徐々に減らされているため、内歯31と外歯11との噛み合いの途中におけるこれらの歯の間に長さL1よりも短い長さL2(<L1)の隙間Kが形成される。この長さL2の隙間Kは、内歯31及び外歯11の両側におけるベルト幅方向及び駆動プーリ幅方向の途中に形成される。
また、図4(c)に示すように、内歯31及び外歯11との噛み合いの中央(図2中、Zに示す位置)では、内歯31の央部32の歯面34と外歯11の歯面12とが接触することで、これらの間の隙間Kが詰められる(略「0(零)」になる)。これは、内歯31及び外歯11の噛み合いの中央に亘って同様である。
このように、内歯31及び外歯11との噛み合いでは、これらの噛み合いの中央からベルト幅方向及び駆動プーリ幅方向における両端に向かってその隙間Kが、拡がるように設定される(両端の隙間K>両端の内側の隙間K>中央の隙間K)。なお、この設定は、ベルト30の内歯31及び従動プーリ20の外歯22との噛み合いでも同様に構成される。
例えば、図2の奥側のベルト30がA方向へ動作中、その内歯31の右上31a、すなわち動作の進行側に出る右側が各プーリ10,20の外歯11,22との噛み合い始めとなる。一方、図2の奥側のベルト30がA方向へ動作中、その内歯31の左下31b、すなわち動作の後退側に出る左側が各プーリ10,20の外歯11,22との噛み合い終わりとなる。
また、図2の奥側のベルト30がB方向へ動作中、その内歯31の左下31b、すなわち動作の進行側に出る左側が各プーリ10,20の外歯11,22との噛み合い始めとなる。一方、図2の奥側のベルト30がB方向へ動作中、その内歯31の右上31a、すなわち動作の後退側に出る右側が各プーリ10,20の外歯11,22との噛み合い終わりとなる。
このため、図4(a)〜(c)に示すように、ベルト30の動作中、その動作方向に関係なく、内歯31と各外歯11,22との噛み合い始めには、噛み合いの隙間Kが最も拡がる。続いて、内歯31と各外歯11,22との噛み合いが進む場合には、内歯31の先細部33の間で噛み合いの隙間Kが徐々に縮まる。その後、内歯31と各外歯11,22との噛み合いがさらに進み、内歯31の央部32では、噛み合いの隙間Kが詰められて、該央部32の間で噛み合いの隙間Kが一定に保たれる。また、その後、内歯31と各外歯11,22との噛み合いが進むと、噛み合いの隙間Kが再び拡がって、内歯31と各外歯11,22との噛み合いの終わりには、噛み合いの隙間Kが最も拡がる。
次に、電動パワーステアリング装置1の作用を説明する。
各プーリ10,20とベルト30の各歯が噛み合うとき、一方向の回転においてそれぞれの歯における一方の端が歯の噛み合い始めとなる。すると、歯のベルト幅方向における両端に向かって歯厚が小さく形成されるベルト30の内歯31を通じた噛み合い始めでは、両方向の回転において噛み合いの隙間Kが最も拡がることとなる。すなわちこの場合、各プーリ10,20とベルト30の各歯の噛み合い始めにおける歯当りが調整されて作動音の発生が低減されようになる。もっとも、こういった噛み合いの隙間Kを各歯の噛み合いの全体に亘って拡げてしまうと、歯飛びの原因になる。その点、ベルト30の内歯31において、ベルト幅方向における両端に向かって歯厚が小さくなるように形成することで、各プーリ10,20とベルト30の各歯の噛み合い始め以外(特に各歯の噛み合いの中央)では、該噛み合い始めよりも噛み合いの隙間Kが詰められて各プーリ10,20とベルト30の各歯の噛み合いが維持され易くなる。これらの実現のために、本実施形態では、ベルト30の内歯31において、ベルト幅方向における両端に向かって歯厚を小さくすることにより、作動音を低減させる工夫を施している。
また、噛み合いの隙間Kが一定に保たれるベルト30の内歯31の央部32では、該隙間Kが詰められた状態が維持されるので、歯飛びの発生を低減させる設定を効果的に作用させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に示す効果を奏することができる。
(1)ベルト30の内歯31と各プーリ10,20の外歯11,22との噛み合いについて、各歯の噛み合い始めにおける歯当りが調整されて作動音の発生を低減する一方、特に各歯の噛み合いの中央で噛み合いが維持され易くなる。これにより、作動音の低減と歯飛びの発生の低減とを実現することができ、効果的に作動音を低減させることができる。
(2)ベルト30と各プーリ10,20の各歯の噛み合いの中央では、該隙間Kが詰められた状態が維持される。これにより、歯飛びの発生を低減させる設定を効果的に作用させることができ、歯飛びの発生をより効果的に低減させることができる。
(3)ベルト30の内歯31において、ベルト幅方向における両端に向かって歯厚を小さくすることにより、作動音を低減させる工夫を施しているので、こういった工夫をベルト30に少なくとも施していればよく、各プーリ10,20への加工が不要になる。
(4)ベルト30と各プーリ10,20の各歯の噛み合いにおいて、各歯の噛み合い始めとなるベルト幅方向及び各プーリ幅方向における両端は、それぞれの歯の噛み合い終わりにもなる。これにより、こういった噛み合い終わりについて、歯当りが調整されて作動音の発生を低減させることができる。
(第2実施形態)
次に、電動パワーステアリング装置の第2実施形態を説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成及び同一制御内容などは、同一の符号を付すなどして、その重複する説明を省略する。
図5(a)に示すように、本実施形態における各プーリ10,20の外歯11,22は、その歯厚が各プーリ幅方向における両端に向かって小さくされる。また、外歯11,22には、歯の厚みが一定とされる央部13,24が形成されるとともに、該央部13,24から各プーリ幅方向における両端に向かって歯厚が小さくされる、すなわち歯の厚みが減らされて先細とされる先細部14,25が形成される。この先細部14,25は、外歯11,22の各プーリ幅方向における両端のうち対角線上の片側を削ることで形成される。また、先細部14,25は、ベルト30の内歯31と各プーリ10,20の外歯11,22との噛み合い始めとなる側、すなわち斜歯の傾斜の向きと回転方向を考慮して動作の進行側に出る側が削られて形成される(図2中、手前側の右上及び左下)。また、外歯11,22は、央部13,24及び先細部14,25の切り替わり箇所における歯面12,23が滑らかな曲線をなして形成される。
一方、図5(a)の仮想線に示すように、ベルト30の内歯31は、歯の厚みが一定に形成されるとともに、その歯面12,23がベルト幅方向に対して一定の傾斜角を保つ曲面として形成される。
また、図5(b),(c)に示すように、先細部14,25は、その先端が長さL3となるように形成される場合と、その先端が長さL3よりも短い長さL4(<L3)であって、先端への勾配を大きく形成される場合とがある。このため、ベルト30の動作中、内歯31と各外歯11,22との噛み合いの隙間Kは、先細部14,25の先端が長さL3の場合(以下、「勾配小」という)、長さL4の場合(以下、「勾配大」という)に比べて拡がる。
そして、本実施形態では、こういった各プーリ10,20の外歯11,22を加工することで、電動パワーステアリング装置1の伝達機構7のモデルに応じて、各プーリ10,20とベルト30の斜歯の噛み合いの隙間を設定する。
図6(a)〜(d)に示すように、電動パワーステアリング装置1の伝達機構7のモデルとしては、ボール螺子機構8(従動プーリ20)の支持方法A,B、及び駆動モータ5(駆動プーリ10)の支持方法P1,P2により複数(本実施形態では4種類)のモデルが想定される。
具体的に、ボール螺子機構8については、ベルト30に対してピニオン軸2と逆側で軸受等の支持部材B1によりラックハウジング4に支持される支持方法Aと、ベルト30に対してピニオン軸2側で上記支持部材B1によりラックハウジング4に支持される支持方法Bとが想定される。また、駆動モータ5については、ベルト30に対してピニオン軸2側でボルト等の支持部材B2によりラックハウジング4に支持される支持方法P1と、ベルト30に対してピニオン軸2と逆側で上記支持部材B2によりラックハウジング4に支持される支持方法P2とが想定される。
そして、図7に示すように、各支持方法の組み合わせでは、ベルト30の張力と、ボール螺子機構8及び駆動モータ5の支持方法の関係から、ボール螺子機構8(従動プーリ20)や駆動モータ5(駆動プーリ10)がそれぞれ傾く場合があり、傾く分だけベルト30の内歯31と各プーリ10,20の外歯11,22の噛み合いも傾く。こういった傾きには、ラック軸3の強度や駆動モータ5のシャフトの強度等も起因する。なお、以下では、図2中、手前側の各外歯11,22、すなわち右上がりの斜歯の状態であって、右上及び左下が削られた状態を前提として方向を定義する。
すなわち、図6(a)に示すように、支持方法Aと支持方法P1を組み合わせたA/P1モデルでは、ボール螺子機構8、すなわち従動プーリ20が支持部材B1と逆側であって、駆動モータ5側(図5中、右下)に傾いたり、駆動モータ5、すなわち駆動プーリ10が支持部材B2と逆側であって、ボール螺子機構8側(図5中、左上)に傾いたりする。
図7のA/P1モデルの欄に示すように、この組み合わせのモデルに対し、駆動プーリ10の外歯11の歯形では、駆動プーリ10が支持されない側、すなわち左側の先細部14が勾配大、かつ駆動プーリ10が支持される側、すなわち右側の先細部14が勾配小の設定が望ましい。また、この場合に従動プーリ20の外歯22の歯形では、従動プーリ20が支持される側、すなわち左側の先細部25が勾配小、かつ従動プーリ20が支持されない側、すなわち右側の先細部25が勾配大の設定が望ましい。
また、図6(b)に示すように、支持方法Aと支持方法P2を組み合わせたA/P2モデルでは、ボール螺子機構8、すなわち従動プーリ20が支持部材B1と逆側であって、駆動モータ5側(図5中、右下)に傾いたり、駆動モータ5、すなわち駆動プーリ10が支持部材B2と逆側であって、ボール螺子機構8側(図5中、右上)に傾いたりする。
図7のA/P2モデルの欄に示すように、この組み合わせのモデルに対し、駆動プーリ10の外歯11の歯形では、駆動プーリ10が支持される側、すなわち左側の先細部14が勾配小、かつ駆動プーリ10が支持されない側、すなわち右側の先細部14が勾配大の設定が望ましい。また、この場合に従動プーリ20の外歯22の歯形では、A/P1モデルと同様の設定が望ましい。
また、図6(c)に示すように、支持方法Bと支持方法P1を組み合わせたB/P1モデルでは、ボール螺子機構8、すなわち従動プーリ20が支持部材B1と逆側であって、駆動モータ5側(図5中、左下)に傾いたり、駆動モータ5、すなわち駆動プーリ10が支持部材B2と逆側であって、ボール螺子機構8側(図5中、左上)に傾いたりする。
図7のB/P1モデルの欄に示すように、この組み合わせのモデルに対し、駆動プーリ10の外歯11の歯形では、駆動プーリ10が支持されない側、すなわち左側の先細部14が勾配大、かつ駆動プーリ10が支持される側、すなわち右側の先細部14が勾配小の設定が望ましい。また、この場合に従動プーリ20の外歯22の歯形では、従動プーリ20が支持されない側、すなわち左側の先細部25が勾配大、かつ従動プーリ20が支持される側、すなわち右側の先細部25が勾配小の設定が望ましい。
また、図6(d)に示すように、支持方法Bと支持方法P2を組み合わせたB/P2モデルでは、ボール螺子機構8、すなわち従動プーリ20が支持部材B1と逆側であって、駆動モータ5側(図5中、左下)に傾いたり、駆動モータ5、すなわち駆動プーリ10が支持部材B2と逆側であって、ボール螺子機構8側(図5中、右上)に傾いたりする。
図7のB/P2モデルの欄に示すように、この組み合わせのモデルに対し、駆動プーリ10の外歯11の歯形では、駆動プーリ10が支持される側、すなわち左側の先細部14が勾配小、かつ駆動プーリ10が支持されない側、すなわち右側の先細部14が勾配大の設定が望ましい。また、この場合に従動プーリ20の外歯22の歯形では、B/P1モデルと同様の設定が望ましい。
このように、想定される組み合わせのモデルに対して望ましい設定を施すことで、内歯31と外歯11との噛み合いの隙間Kは、支持部材B2と逆側、すなわち駆動プーリ10が支持されない側が、支持部材B2側、すなわち駆動プーリ10が支持される側に比べて拡がる。また、内歯31と外歯22との噛み合いの隙間Kは、支持部材B1と逆側、すなわち従動プーリ20が支持されない側が、支持部材B1側、すなわち従動プーリ20が支持される側に比べて拡がる。
次に、電動パワーステアリング装置1の作用を説明する。
本実施形態が想定する組み合わせのモデルのように、従動プーリ20や駆動プーリ10がそれぞれ傾く場合、各外歯11,22において、従動プーリ20や駆動プーリ10の傾きを考慮していなければ各プーリ幅方向における両端に向かって歯厚を小さくしたとしても、内歯31と各外歯11,22との噛み合いの隙間Kが想定よりも狭まってしまう。
そこで、本実施形態では、各プーリ10,20の各外歯11,22において、従動プーリ20や駆動プーリ10の傾きを考慮して各プーリ幅方向における両端に向かって歯厚を小さくすことにより、作動音を低減させる工夫を施している。このため、こういった工夫を想定される組み合わせのモデルに応じて、各プーリ10,20毎に望ましい設定を施すことができる。
また、各プーリ10,20とベルト30の各歯を通じた噛み合い始めを考慮する本実施形態では、斜歯の傾斜の向きと回転方向から各斜歯の片面ずつを考慮すれば済む。すなわち、各プーリ10,20の各外歯11,22において、各プーリ幅方向に向かって歯厚を小さくする部位の形成を最小限に止めることができる。これによっては、各プーリ10,20とベルト30の各歯の噛み合いの隙間Kを詰める部位を最大限確保することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、上記第1実施形態の効果(1)〜(3)に加えて、以下に示す効果を奏することができる。
(5)各プーリ10,20の各外歯11,22において、各プーリ幅方向における両端に向かって歯厚を小さくすることにより、作動音を低減させる工夫を、各プーリ10,20毎に設定することができ、望ましい噛み合いの隙間を実現することができる。
(6)各プーリ10,20の各外歯11,22において、各プーリ幅方向における両端に向かって歯厚を小さくする部位の形成を最小限に止めることができるので、各プーリ10,20とベルト30の各歯の噛み合いの隙間Kを詰める部位を確保し易くすることができ、歯飛びの発生を効果的に低減させることができる。
なお、上記各実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・第1実施形態では、各プーリ10,20とベルト30の各歯の噛み合い始めのみを考慮して、内歯31の先細部33がベルト幅方向における両端のうち対角線上の片側を削ることで形成されるようにしてもよい。
・第1実施形態では、第2実施形態同様、電動パワーステアリング装置1の伝達機構7のモデルを考慮して、内歯31の先端への勾配を設定してもよい。この場合、内歯31の先端への勾配は、上記モデルを考慮した場合に傾きが大きいプーリとの噛み合いを考慮して設定すればよい。
・第1実施形態は、内歯31の央部32のベルト幅方向における歯の厚みが内歯31の中央で最も増やされる一方、ベルト幅方向における両端に向かって歯の厚みが徐々に減らされるように設定することで、全体として樽型の内歯31により実現することもできる。
・第2実施形態では、各プーリ10,20とベルト30の各歯の噛み合い終わりも考慮して、各外歯11,22の先細部14,25が各プーリ幅方向における両端の両側を削ることで形成されるようにしてもよい。この場合には、各プーリ10,20とベルト30の各歯の噛み合い始め同様、電動パワーステアリング装置1の伝達機構7のモデルを考慮して、外歯の端を先細にすればよい。
・第2実施形態では、各プーリ10,20の何れかを対象に外歯の端を先細にすることもできる。すなわち、電動パワーステアリング装置1の伝達機構7のモデルを考慮した場合に傾きが大きいプーリとの噛み合いを考慮して、こういったプーリを対象に外歯の端を先細にすることもできる。この構成によれば、各プーリ10,20の何れかの外歯プーリに少なくとも工夫を施していることから、こういった工夫を何も施さない場合に比べれば、作動音を低減させることができる。
・第2実施形態は、各外歯11,22の先端が先細に形成される側の各央部13,24の各プーリ幅方向における歯の厚みが各外歯11,22の中央で最も増やされる一方、各プーリ幅方向における両端に向かって歯の厚みが徐々に減らされるように設定することで、全体として略樽型の各外歯11,22により実現することもできる。
・各実施形態では、各プーリ10,20、及びベルト30の斜歯の先端を先細に形成する場合、一部の斜歯を対象に形成してもよく、例えば、一つ飛びや二つ飛びといったように形成してもよい。
・各実施形態は、ボール螺子機構8(従動プーリ20)の支持方法、及び駆動モータ5(駆動プーリ10)の支持方法として、それぞれ片持ちのモデルを例示したが、それぞれ両持ち(両側で支持する)のモデルへ適用することもできる。
・各実施形態は、各プーリ10,20及びベルト30の斜歯の先端を先細に形成する場合、曲率を持たせることもできる。特に、第2実施形態では、こういった曲率により噛み合いの隙間Kの大小を設定することもできる。
1…電動パワーステアリング装置、3…ラック軸(転舵軸)、5…モータ、5a…出力軸、7…伝達機構、8…ボール螺子機構、10…駆動プーリ、11…外歯、13…央部、14…先細部、20…従動プーリ、22…外歯、24…央部、25…先細部、30…ベルト、31…内歯、32…央部、33…先細部。

Claims (7)

  1. ステアリング操作により転舵輪の舵角を変更させる転舵軸と、
    前記転舵軸にアシスト力を付与するモータと、
    斜歯を有し、前記モータの出力軸に連結されてなる駆動プーリと、
    斜歯を有し、前記転舵軸と同軸上に配置されてなる従動プーリと、
    一対の前記駆動プーリ及び前記従動プーリのそれぞれの斜歯と噛み合い可能な斜歯を有し、該一対のプーリの間に巻き掛けられてなるベルトと、を備え、
    前記一対のプーリの何れか又は両方と前記ベルトのうち少なくとも何れかにおける斜歯には、該斜歯のプーリ又はベルトの幅方向における両端部に、歯の厚みが減らされて先細とされる先端部が形成され、前記斜歯は、該斜歯のプーリ又はベルトの幅方向における両端に向かって歯厚が小さく形成された電動パワーステアリング装置。
  2. 前記斜歯における前記両端の間には、歯の厚みが一定に保たれた部位を有する請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記斜歯は、前記ベルトの斜歯である請求項1又は請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記斜歯は、前記一対のプーリの何れかのプーリの斜歯である請求項1又は請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記斜歯は、前記一対のプーリの両方のプーリの斜歯である請求項1又は請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 前記斜歯は、前記歯を削った部位が前記両端の対角線上に形成されてなる請求項4又は請求項5に記載の電動パワーステアリング装置。
  7. ステアリング操作により転舵輪の舵角を変更させる転舵軸と、
    前記転舵軸にアシスト力を付与するモータと、
    斜歯を有し、前記モータの出力軸に連結されてなる駆動プーリと、
    斜歯を有し、前記転舵軸と同軸上に配置されてなる従動プーリと、
    一対の前記駆動プーリ及び前記従動プーリのそれぞれの斜歯と噛み合い可能な斜歯を有し、該一対のプーリの間に巻き掛けられてなるベルトと、を備え、
    前記一対のプーリの何れか又は両方と前記ベルトのうち少なくとも何れかにおける斜歯には、該斜歯のプーリ又はベルトの幅方向における両端部に、歯の厚みが減らされて先細とされる先端部が形成され、
    前記一対のプーリの何れか又は両方の斜歯と前記ベルトの斜歯との噛み合いにおいて、プーリ又はベルトの幅方向の両端の噛み合いの隙間がそれ以外の部位の噛み合いの隙間よりも大きく設定された電動パワーステアリング装置。
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