JP6428036B2 - 電気機器 - Google Patents
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Description
特許文献1は、電気機器のケース本体の底部にフック形状の係合突起部が形成され、この係合突起部に向けてバネ部材で付勢されたスライダーが底部に沿って装着されている。
スライダーは、係合突起部に対向する長手方向の一端に係合爪が形成され、長手方向の他端側に、マイナスドライバーの刃先が入り込むように長方形状に開口したドライバー孔が形成され、ケース本体の底部にスライダーを装着すると、ドライバー孔を設けた一端側がケース本体の側部から突出している。
また、電気機器をレールから取り外す際には、ケース本体の側部から突出しているスライダーのドライバー孔にマイナスドライバーの刃先を差し込み、マイナスドライバーを介して係合突起部から離間する方向にスライダーに外力を加えることで、スライダーを係合突起部から離間する方向に移動して他方のレール側縁部に対するスライダーの係合爪の引っ掛かりを解除し、電気機器をレールから取り外す。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、レールとスライダーとの係合状態を解除するときに、マイナスドライバーの小さな刃先から大きな刃先まで何れの刃先を使用しても、ドライバー孔を損傷せずに、係合突起部から離間する方向にスライダーを移動させることができる電気機器を提供することを目的としている。
図1から図5は、本発明に係る第1実施形態の回路遮断器のレール取付け構造を示すものである。
図1に示すように、本実施形態の回路遮断器1は、ケース2とカバー3とからなるモールド樹脂製の絶縁容器4内に、図示しないが接触子部、消弧装置、過電流引外し装置、トグルリンク機構などが配置されており、トグルリンク機構を操作する操作ハンドル5がカバー3の上方に突出して配置されている。
トップハット形レールである。
図2及び図3に示すように、ケース2の底部2aにはフック形状の係合突起部7が形成されている。また、ケース2の底部2aには、係合突起部7に向けて線状バネ8で付勢されたスライダー9が装着されている。なお、図3においてケース2の底部2aからスライダー9の両側に沿って突出している部位は、他の部材に対するスライダー9の衝突を回避するためのスライダー保護部17である。
スライダー9は、図4(a),(b)に示すように、ポリアミド樹脂を材料とした部材であり、長手方向の一端に係合爪10が形成され、長手方向の他端側に、長方形状に開口して長辺がスライダー9の幅方向に延在したドライバー孔11が形成されている。
このスライダー9は、図4(a)に示すように、ドライバー孔11のマイナスドライバーの刃先が差し込まれる側の開口部(以下、表側開口部と言う)11aの周囲に刃先係合壁12が形成されているとともに、ドライバー孔11に対して一端側に寄った位置に幅方向に貫通したバネ貫通孔13が形成されている。さらに、このスライダー9のバネ貫通孔13と係合爪10との間の幅方向側部には、ケース2の底部2aに支持される被支持板部14が形成されている。
一対の刃先外れ防止壁12a,12bの間の距離Lは、マイナスドライバーの刃先が一番大きなものの刃幅より大きな寸法に設定されている。
回路遮断器1をレール6から取り外す際には、レール側縁部6bに対するスライダー9の係合爪10の引っ掛かりを解除するため、マイナスドライバーを使用してスライダー9を図1の矢印方向Sに移動させる。
すなわち、マイナスドライバーの刃先が一番小さなもの(以下、一番小さい刃先Dsと称する)を使用してスライダー9を図1の矢印方向Sに移動する場合には、図6に示すように、小さい刃先Dsをドライバー孔11に差し込む。このドライバー孔11に小さい刃先Dsを差し込む際、ドライバー孔11の内壁には、表側開口部11aの一端側の長辺から底側開口部11bの一端側の長辺に向う傾斜面11cが形成されているので、小さい刃先Dsの先端を傾斜面11cに接触させて差し込むことで、一番小さい刃先Dsはドライバー孔11の底側開口部11bに案内される。
一方、マイナスドライバーの刃先が一番大きなもの(以下、一番大きい刃先Dlと称する)を使用してスライダー9を図1の矢印方向Sに移動する場合には、図7に示すように、一番大きい刃先Dlを、一対の刃先外れ防止壁12a,12bの間の刃先係合壁12に沿って配置する。
ここで、一番大きい刃先Dlの両側は、一対の刃先外れ防止壁12a,12bに囲まれているので、一番大きい刃先Dlが刃先係合壁12に外力を加えている途中で外力に対して直交方向に移動しても、スライダー9から外れることがない。
そして、マイナスドライバーの一番小さい刃先Dsを使用する場合には、その刃先Dsをドライバー孔11に差し込んでスライダー9に与える外力F1をドライバーで確実に加えることができ、マイナスドライバーの一番大きな刃先Dlを使用する場合には、大きな刃先Dlを刃先係合壁12に接触してスライダー9に与える外力F2をドライバーで確実に加えることができる。
また、マイナスドライバーの一番大きい刃先Dlを使用する場合には、大きい刃先Dlの両側が一対の刃先外れ防止壁12a,12bに囲まれているので、大きい刃先Dlがスライダー9から外れることがなく、スライダー9の解除作業を正常に行うことができる。
次に、図8(a),(b)及び図9は、本発明に係る回路遮断器のレール取付け構造で使用する第2実施形態のスライダー20を示すものである。なお、図1から図7で示した構成と同一構成部分には同一符号を付してその説明は省略する。
底側開口部11bの一方の長辺に形成されている刃係合溝21は、表側開口部11aの周囲に形成されている刃先係合壁12の上面まで連続して形成されている。
すなわち、プラスドライバーの十字形状刃Dpのうち軸対称位置の2つの刃Dp1,Dp2の先端が刃係合溝21,22に係合可能とされ、十字形状刃Dpの他の2つの刃Dp3,Dp4の先端が、底側開口部11bの内部空間に位置する。
そして、ドライバー孔11の刃係合溝21,22に十字形状刃Dpの軸対称位置の2つの刃Dp1,Dp2の先端を差し込んだプラスドライバーにより、図9の矢印F3方向の外力をドライバー孔11の周縁に加えることでスライダー9を移動し、レール側縁部6bに対する係合爪10の引っ掛かりを解除する。
なお、第2実施形態では、底側開口部11bの一対の長辺に二つの刃係合溝21,22を形成したが、底側開口部11bの一対の長辺の一方に一つの刃係合溝を形成しても、プラスドライバーを使用してスライダー9の解除作業を、容易且つ確実に行うことができる。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、回路遮断器を本発明に係る電気機器として説明したが、電磁接触器、継電器などをレール6に取付ける構造として適用しても、同様の効果を奏することができる。
2…ケース(本体ケース)
2a…ケースの底部
3…カバー
4…絶縁容器
5…操作ハンドル
6…レール
6a…レール側縁部
6b…レール側縁部(レール係合部)
7…係合突起部
8…線状バネ
9,20…スライダー
10…係合爪
11…ドライバー孔
11a…ドライバー孔の表側開口部
11b…ドライバー孔の底側開口部
12…刃先係合壁
13…バネ貫通孔
14…被支持板部
11c…ドライバー孔の傾斜面
12a,12b…刃先外れ防止壁
15…スライダー支持部
16…バネ係合部
17…スライダー保護部
21,22…V字形状の刃係合溝
Ds…マイナスドライバーの小さい刃先
Dl…マイナスドライバーの大きい刃先
Dp…プラスドライバーの十字形状刃
Dp1,Dp2…プラスドライバーの軸対称位置の2つの刃
Claims (4)
- 本体ケースの底部に、配電盤や制御盤の盤内に配置したレールのレール係合部に向けてバネ付勢されたスライダーが配置され、
このスライダーの一端に、前記レール係合部に係合する係合爪が設けられており、
前記本体ケースの側面から外方に突出している前記スライダーの他端に、刃先サイズの異なるマイナスドライバーのうち前記刃先サイズが小さい刃先を差し込むことが可能なドライバー孔と、このドライバー孔の前記刃先が差しこまれる表側開口部の周縁から立ち上がり、前記マイナスドライバーの刃先サイズが大きい刃先が接触可能な刃先係合壁と、前記刃先係合壁の両端部に、前記マイナスドライバーの前記刃先サイズの大きい刃先の幅より大きな寸法で離間している一対の刃先外れ防止壁と、が形成されており、
前記レール係合部に対する前記係合爪の係合状態を解除するときに、前記ドライバー孔及び前記刃先係合壁の一方を使用して前記スライダーをバネ付勢力に抗する方向に移動させるようにしたことを特徴とする電気機器。 - 前記ドライバー孔は、前記表側開口部に対して逆側で開口している底側開口部が、前記一番小さい刃先を差し込むことが可能な形状で開口し、前記表側開口部が、前記底側開口部より大きな形状で開口し、これら底側開口部及び表側開口部の間の内壁に、前記表側開口部から進入した前記刃先を前記底側開口部に案内する案内面が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気機器。
- 前記ドライバー孔の開口部の周縁に、プラスドライバーの十字形状刃のうち少なくとも一つの刃が係合するV字形状の刃係合溝が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電気機器。
- 前記ドライバー孔の開口部の周縁に、前記プラスドライバーの十字形状刃のうち軸対称位置の二つの刃がそれぞれ係合する二つの前記刃係合溝が形成されていることを特徴とする請求項3記載の電気機器。
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