JP6427250B2 - 分離型プレートを備えた釣りリール用スプール - Google Patents

分離型プレートを備えた釣りリール用スプール Download PDF

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Description

本発明は、キャスティングの際にスプールのバックラッシュ現象が発生することを防止するために、ブレーキングマグネットを用いてスプールの回転制動力を提供する釣りリール用スプールに関するものである。より詳しくは、ブレーキングマグネットの磁力が作用するプレートをスプールの一側面に易しく装着して使用することができ、プレートが堅固で安全に結合するとともにプレートが容易に着脱され、使用者の趣向や必要によってプレートを入れ替えてチューニングすることができる分離型プレートを備えた釣りリール用スプールに関するものである
一般に、釣り用ベイトキャスティングリール(以下、「釣りリール」と称する)をキャストする時、ルアーの飛行速度より釣り糸が解けるスプールの回転速度が速くなって、ルアーの飛距離が短くなるとか釣り糸が縺れることをバックラッシュ(backlash)現象と言う。
このようなバックラッシュ現象を防止するために、釣りリールは、大別して物理的な摩擦を用いる摩擦ブレーキと、磁性の引力作用を用いるマグネットブレーキとを使う。
摩擦ブレーキは、キャスティングの初期に最大回転力を有し、遠心力などによってブレーキシューがブレーキパッドと直接接触しながら摩擦を発生させることで、次第に回転力を減少させてスプールの回転速度を減速させることによって摩擦ブレーキの回転制動力を減少させるようにするものであり、マグネットブレーキより遠距離キャスティングには有利であるが、制動力の微細調整が難しいだけでなく、ブレーキシューとブレーキパッド間の摩擦によって摩耗が発生しやすくて騷音が大きくなるなどの問題点がある。
前記のような問題点を解決するためのマグネットブレーキは、摩擦ブレーキとは違う非接触式ブレーキであって、リール本体に備えられた複数のブレーキングマグネットの磁性を用い、回転するスプールに磁性の引力を作用させてスプールの回転速度を減速させる。
このようなマグネットブレーキを使う場合には、マグネットブレーキの磁力が作用するように、スプールの側面に一定サイズ以上の壁面を必須に備えなければならない。
しかし、モデルによってはスプールの側壁面が一定面積以上を有することができない場合がある。
すなわち、スプールの形状、スプールに巻かれる釣り糸の糸巻量、釣りリールの軽量化などの理由で、マグネットブレーキの磁力が作用するのに十分なスプールの壁面を備えにくい場合がある。このような場合、スプールの側面にマグネットブレーキの磁力が作用することができる別途のプレートをさらに取り付ける必要がある。
このように、マグネット制動のために別途のプレートの設置が必要な場合、従来には接着剤でプレートを付着するとか、ボルトのような固定部材でプレートを結合するとか、プレートをスプールの開口部にプレス方式で押し込む方法が使われて来た。
しかし、プレートを接着剤で付着する方式は、接着剤の量が少ないとか、プレートの平坦度が落ちるとか、接着部位の面積が小さい場合はプレートが堅固に付着することができないとの問題点がある。
特に、接着剤の特性上、水分及び高温に弱いから、釣りリールの使用又は保管場所によってプレートが取れやすくなるおそれがあり、接着剤の接着力が弱くなると、スプールに巻かれる釣り糸の張力によってスプールが変形してプレートが分離又は離脱しやすい問題点がある。
そして、プレートを固定部材で結合する方式は、固定部材の挿入のための空間が必要であり、これによってスプールが大型化して重さが増加するため、近年の釣りリールの軽量化及び小型化(軽薄短小化)の傾向に合わない問題点がある。
また、プレートをプレスで押し込む方式もやはりプレートの押し込みのための空間が必要であり、特にプレス押し込み工程中にスプール及び/又はプレートの変形が発生することがあり、このような部品の変形はスプールの同心度の低下を引き起こす問題点がある。
すなわち釣りリールは、キャスティングの際、スプールがシャフトを軸として40,000〜50,000rpm程度で高速回転することになるが、部品の変形によってスプールの同心度が低下すれば、回転バランスが崩れて騷音及び振動の増加又は飛距離減少の問題点が発生することになる。これを防止するためには、スプールとプレートの厚さを一定値以上に厚くしなければならないため、これもやはり釣りリールの軽薄短小化の傾向に合わない問題点がある。
本発明は、前述したような問題点を解決するためになされたもので、ブレーキングマグネットを備えた釣りリールにおいて、ブレーキングマグネットの引力が作用するプレートをより堅固で容易に装着することができ、マグネット制動のためのプレートの面積確保に有利であるとともに、釣りリールの軽薄短小化の傾向に合うように、スプール胴体の開口部にプレートを固定する装着リングを含んでなる釣りリール用スプールを提供することを目的とする。
また、本発明は、キャスティングの際、プレートがスプールに対して回転してマグネット制動力が低下することを防止するために、プレートの縁部外側端に突起部を備え、装着リングの内側面に前記突起部が挿合される挿合溝を備えた釣りリール用スプールを提供することを目的とする。
また、本発明は、キャスティングの際、使用者の力、キャスティング距離、釣魚場所の特性などによってスプールのプレート構造を自由に変更して使用者の趣向又は必要に合わせて釣りリールを容易に早くチューニングして使えるように、スプール胴体の開口部内側面に係合溝を備え、装着リングの縁部外側端に前記係合溝に係合される係止突起を備えることによってプレートの入れ替えが容易である釣りリール用スプールを提供することを他の目的とする。
また、本発明は、装着リングによるプレートの固定装着時、いつも装着リングがプレートを内側方向に加圧して、プレートがスプール胴体に密着してより堅固に結合及び維持できるように、装着リングは係止突起の外側端の端部から外側面連結部に向かって内側に上向きに傾くように形成された加圧傾斜面を備え、係合溝の段差部の内側端が前記加圧傾斜面を加圧することによってプレートが装着される釣りリール用スプールを提供することをさらに他の目的とする。
前記のような目的を達成するために、本発明による釣りリール用スプールは、
一側面に開口部を備えたスプール胴体;
前記スプール胴体の一側面開口部に装着され、ブレーキングマグネットの引力が作用するプレート;及び
前記プレートを固定するように、プレートの縁部を覆うとともに前記スプール胴体の一側面開口部に結合される装着リング;を含んでなる。
また、本発明による釣りリール用スプールにおいて、前記プレートは、縁部の外側端に突設された突起部を備えることができ、前記装着リングは、前記プレートが接する内側面に、前記突起部が挿合するように凹設された挿合溝を備えることができる。
また、本発明による釣りリール用スプールにおいて、前記スプール胴体は、外側面開口部の内周面に沿って凹設された係合溝を備えることができ、前記装着リングは、縁部の外側端に、前記係合溝に係合されるように突設された係止突起を備えることができ、前記装着リングを前記スプール胴体に着脱することによって前記プレートを入れ替えることができる。
また、本発明による釣りリール用スプールにおいて、前記装着リングの係止突起は、外側端部から外側面連結部に向かって内側に上向きに傾くように形成された加圧傾斜面を備えることができ、前記係合溝の段差部内側端が、前記係合溝に結合された前記係止突起の加圧傾斜面を内側方向に加圧して、前記装着リングによって前記プレートがスプール胴体に密着して装着されることができる。
本発明による釣りリール用スプールは、装着リングによってプレートをスプールの開口部に結合することにより、マグネット制動のためのプレートの面積確保に有利でありながらも、釣りリールの軽薄短小化の傾向に合わせることができ、プレートの固定を堅固に維持して、使用及び保管時にプレートが分離されて離脱することを防止することができ、プレートの入れ替えが容易であり、プレートの厚さなどを変更して使用者の趣向又は必要に合わせて釣りリールをチューニングすることができるので、釣りリールを最適の状態で維持及び管理することができる効果がある。
本発明による釣りリール用スプールの結合斜視図である。 本発明による釣りリール用スプールの分解斜視図である。 本発明が適用される釣りリールを示す断面図である。 本発明による釣りリール用スプールの要部拡大断面図である。
本発明は多様な変更を加えることができ、いろいろの形態を有することができる。これから、具現例(態様、aspect)、(又は実施例)を本文に詳細に説明しようとする。しかし、これは本発明を特定の開示形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれるすべての変更、均等物ないし代替物を含むものに理解しなければならない。
各図において同一の参照符号、特に十の桁及び一の桁、又は十の桁、一の桁及びアルファベットが同じな参照符号は同一又は類似の機能を有する部材を示し、特に言及がない場合、図面の各参照符号が指称する部材はこのような基準に準ずる部材に把握すれば良い。
また、各図において、構成要素は理解の便宜上サイズや厚さを誇張して大きく(又は厚く)あるいは小さく(又は薄く)表現するとか単純化して表現しているが、これによって本発明の保護範囲が制限されて解釈されてはいけない。
本明細書で使用した用語はただ特定の具現例(態様、aspect)、(又は実施例)を説明するために使用されたもので、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上特に明記しない限り、複数の表現を含む。
本出願において、「含む」又は「からなる」などの用語は明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらの組合せが存在することを指定しようとするものであり、一つ又はそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらの組合せの存在又は付加の可能性を予め排除しないものに理解されなければならない。
特に定義がない限り、技術的ないし科学的な用語を含み、ここで使われるすべての用語は本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同一の意味を持っている。一般的に使われる辞書に定義されているもののような用語は関連技術が文脈上有する意味と一致する意味を有するものに解釈されなければならなく、本出願において明らかに定義しない限り、理想的なあるいは過度に形式的な意味に解釈されない。
本明細書において記載した「第1」、「第2」などは、互いに異なる構成要素を区分するためのものであるだけ、製造手順を限定するものではなく、発明の詳細な説明及び請求範囲でその名称が一致しないこともあり得る。
本発明による分離型プレートを備えた釣りリール用スプールの説明において、便宜上の理由で厳密ではない概略の方向基準を図1及び図3を参照して特定すれば、重力が作用する方向を下側にし、見える方向を基準に上下左右を決定し、サイドカバーが露出する方向を外側にして内外側を特定して説明し、他の図に基づく発明の詳細な説明及び請求範囲でも、他に特別な言及がない限り、この基準に従って方向を特定して記述する。
以下、本発明による分離型プレートを備えた釣りリール用スプールを添付図面に基づいて説明する。
本発明は、キャスティングの際、釣り糸のバックラッシュ現象が発生することを防止するためのブレーキングマグネット31を備えた釣りリール用スプール20に関するものである。
図3に示したように、本発明によるスプール20が装着できる釣りリールは、大別して、リール本体10、外周面に釣り糸が巻かれるスプール20、前記スプール20の回転速度を減速させる制動力を提供するブレーキングマグネット31を備えたバックラッシュ防止部30、及び前記ブレーキングマグネット31の制動力を調節するブレーキングダイヤル40を含む。
前記リール本体10は、本体フレーム11の両側にそれぞれサイドカバー12、13が結合される。第1サイドカバー12は本体フレーム11の一側開口部に着脱可能に結合されて、スプール20の分離又は入れ替えなどが可能になる。
そして、前記第1サイドカバー12は、ブレーキングマグネット31を備えたバックラッシュ防止部30、前記バックラッシュ防止部30のブレーキングマグネット31をスプール20の軸方向に左右に移動させるブレーキングダイヤル40、及び前記ブレーキングダイヤル40の零点調節のための零点表示ダイヤル50を備え、他側の第2サイドカバー13はスプール20を回転させるハンドル14を備える。
前記第1サイドカバー12は、内側面に、中央軸設部を備えたスプールカバー15が固定結合されているので、第1サイドカバー12とスプールカバー15が一緒に本体フレーム11に着脱され、ブレーキングダイヤル40の両方向回転によって、第1サイドカバー12とスプールカバー15の間に配置されたバックラッシュ防止部30のブレーキングマグネット31がスプールシャフト21の軸方向に左右に移動するように結合される。
また、リール本体10の前端には釣り糸解糸部(レベルワインダー(level winder)ともいう)を備え、リール本体10の後端には手動制動部(サムバー又はクラッチバーともいう)を備え、その外に従来の釣りリールに備えられる他の構成要素を含む。
本発明によるスプール20はリール本体10に軸設されて回転するもので、図1〜図4に示したように、外周面に釣り糸が巻かれるスプール胴体20A、及び前記スプール胴体20Aの軸結合部20Bに結合され、ハンドル14と連動してスプール胴体20Aを回転させるシャフト21からなり、シャフト21の両端がリール本体10の各カバーに設けられた両側軸設部に挿合される。
このようなスプール20は、キャスティングの際に釣り糸が解けるにつれて自由回転し、キャスティング後にはハンドル14によって回転して釣り糸を巻くとか解いてルアーなどを操作することができるようにする。
前記バックラッシュ防止部30は、リール本体10の内側(より厳密に、第1サイドカバー12の内側)に備えられるブレーキングマグネット31を含んでなり、前記ブレーキングマグネット31の磁力(引力)が前記スプール胴体20Aに作用して、スプール20の回転速度を減速させる制動力を提供する。
本発明は、前記ブレーキングマグネット31の引力が作用するプレート22をスプール胴体20Aから分離された分離型で備えることで、プレート22の着脱が可能でありながらもプレート22が堅固に装着されるようにするもので、スプール胴体20Aの外側面に開口部23を備え、この開口部23にプレート22が装着リング70を介して固定結合される。
前記プレート22はブレーキングマグネット31の引力が作用することができる金属素材からなる。
そして、前記装着リング70は自体が所定の弾性力を有するプラスチック類の合成樹脂又は金属材質からなり、前記プレート22の縁部を覆うとともに前記スプール胴体20Aの外側面の開口部23に締まりばめ方式で結合してプレート22を固定させる。
このような装着リング70には中空部が形成されることで、スプール胴体20Aに装着されたプレート22が一定面積以上露出するようにする。
また、前記プレート22は、縁部の外側端に突設された突起部22aを備え、前記装着リング70は、前記プレート22と接する内側面に、前記突起部22aが挿合されるように凹設された挿合溝71を備える。
前記突起部22aはプレート22の縁部外側端に沿って複数が放射状に形成される。図面では全部4個の突起部22aが設けられていることを確認することができ、これに対応して前記挿合溝71も4個が形成されていることを確認することができる。
本発明は、前述したように、プレート22が接着剤又はボルトなどで結合されず、突起部22aと挿合溝71の係合構造によってプレート22がスプール胴体20Aの外側面開口部23で空回りすることを防止する。
未説明の図面符号「72」は、その間に前記挿合溝71を形成するとともにプレート22の縁部外側端が接触して結合される突出部である。
また、本発明は、前記プレート22の堅固な結合及び容易な脱着ができるように、装着リング70が接着剤又はボルトではない係合構造によってスプール胴体20Aに装着される。
図3(理解の便宜のために、図3では係止突起73を備えていない突出部72の結合部位の拡大図を係止突起73の反対側に形成されているものとして示す)及び図4を参照してこれをより具体的に説明すれば、前記スプール胴体20Aは、外側面開口部23の内周面に沿って凹設された係合溝24を備え、前記装着リング70は、縁部の外側端に、前記係合溝24に係合されるように突設された係止突起73を備える。
装着リング70の係止突起73がスプール胴体20Aの係合溝24に係合されることによって装着リング70によるプレート22の分離又は離脱を防止することができ、特に、係止突起73と係合溝24の係合構造によって装着リング70をスプール胴体20Aに着脱することができるので、プレート22を入れ替えて使用することができる。
すなわち、釣りリールの使用中にブレーキングマグネット31がプレート22に接触してはいけないが、ブレーキングダイヤル40によるブレーキングマグネット31の位置調節時、ブレーキングマグネット31がスプール20に装着されたプレート22に接触して摩耗又は破損されることがあるので、装着リング70によってプレート22の入れ替えができるようにし、特に、使用者ごとに必要なブレーキングマグネット31の引力作用、すなわち制動力に差があり得るので、使用者が趣向又は必要によってプレート22の厚さが違うように自由にチューニングして使えるようにする。
言い換えれば、ブレーキングマグネット31の制動力調節は、ブレーキングマグネット31とプレート22の離隔距離の差によって決定されるので、ブレーキングダイヤル40によるブレーキングマグネット31の零点調節とは別個に、プレート22の厚さ調節によって使用者ごとにブレーキングマグネット31とプレート22の離隔距離及び釣りリール(スプール20)の重さ調節ができるようにして、従来の釣りリールが製造社別に統一した重さ及び制動力が適用される方式とは異なり、使用者のニーズ(needs)に合わせて釣りリールをチューニングして使うことができるようにする。
このような係止突起73及び係合溝24による装着リング70の結合は、装着リング70の弾性を用いて締まりばめすることによってなる。この時、係止突起73は、図4に示したように、スプール胴体20Aと対向する内側面が、外側端端部から内側面端部に向かって内側に上向きに傾くように形成された押込傾斜面73aを含む。
したがって、プレート22が組み立てられた装着リング70をスプール胴体20Aの外側面開口部23に挿合するとき、押込傾斜面73aが係合溝24の段差部24aと接触して、係止突起73が弾性変形しながら段差部24aを通過した後、係止突起73が係合溝24に進入すれば、係止突起73が原状に復帰して係止突起73が係合溝24の段差部24aに係合される。
図面により、このような押込傾斜面73aが2段傾斜構造に折曲して形成されていることを確認することができる。
また、本発明のように、装着リング70とスプール胴体20Aの係合構造を用いてプレート22を入れ替ることができるように構成すれば、プレート22の厚さが変わることにより係止突起73と係合溝24間の係止高さが変わる。このように係止高さが変わるとプレート22の結合ができなくなったり、緩くなったりすることもあり得る。そこで、プレート22の厚さに関係なく装着リング70によってプレート22を堅固に結合して維持できるようにすることが重要である。
すなわち、プレート22が厚すぎる場合は、係止突起73が係合溝24に挿入できなくて装着リング70の結合が不可能なことがあり、反対にプレート22が薄すぎる場合は、係止突起73と段差部24aの間に隙間が生じて装着リング70の結合が緩くなるため、プレート22がスプール胴体20Aに密着して結合することができないことがあり得るので、プレート22の厚さに関係なく装着リング70の係止突起73がスプール胴体20Aの係合溝24に正確に位置して結合されることが重要である。
したがって、前記係止突起73は、スプール胴体20Aの反対側の外側面が、外側端の端部から外側面の連結部に向かって内側に上向きに傾くように形成された加圧傾斜面73bを含むので、前記係合溝24の段差部24aの内側端が、前記係合溝24に挿合された前記係止突起73の加圧傾斜面73bを内側方向に加圧して、前記装着リング70によって前記プレート22がスプール胴体20Aに密着しながら装着されるようにする。
すなわち、係止突起73の両面を、それぞれ、外側端の端部を基準に互いに対称となるように内側に傾いた形状になるように、前方の押込傾斜面73aと後方の加圧傾斜面73bからなった略楔状に形成すれば、係止突起73の外側端の端部が段差部24aの内側の係合溝24に挿入される範囲内で、プレート22の厚さに関係なく、段差部24aの内側端が加圧傾斜面73bの所定位置に接触するので、装着リング70の弾性によって段差部24aが加圧傾斜面73bを押し付ける効果を提供して、装着リング70とスプール胴体20Aの間にプレート22をより強く結合できる。
言い換えれば、プレート22の厚さが厚くなるほど段差部24aは係止突起73の加圧傾斜面73bにおいて外側端の端部に隣接した部位に接触し、反対にプレート22の厚さが薄くなっても、段差部24aが係止突起73の加圧傾斜面73bにおいて外側面連結部に隣接した部位に接触することになるので、装着リング70の係止突起73がまるで係合溝24に挿入される楔のような機能をし、よってプレート22の厚さの変化に関係なく、装着リング70がプレート22を内側に、つまりスプール胴体20Aの方向に押し付けることによって、プレート22の結合が常時堅固に維持できる。
この場合、プレート22が装着リング70に組み立てられた状態で、プレート22の内側面(スプール胴体20Aに対向する接面)と係止突起73の外側面の連結部間の距離D1と、前記スプール胴体20Aにおいて、外側面(プレート22が接する装着面20s)と係合溝24の段差部24aの内側端間の距離D2は、[D1≧D2]の関係を有するように形成される。
図4では、代表的にD1とD2が同じ大きさに形成されている実施例が示されている。
前記のような大きさの関係を有すれば、D1とD2が同一になるプレート22の厚さが本発明に適用されるプレート22の最小厚さとなり、D1がD2より大きくなる加圧傾斜面73bの傾斜度又は高さが本発明に適用される交替可能なプレート22の限界厚さとなる。
したがって、図4のように、D1とD2が同一になる厚さを基本に、段差部24aが係合溝24から外れない範囲内で、プレート22の厚さが厚くなっても、段差部24aの内側端がいつも係止突起73の加圧傾斜面73bに接触し、装着リング70の加圧によってプレート22がスプール胴体20Aに密着して結合される。
特に、上述したように、本発明の装着リング70は所定の弾性力を有する素材から製作されるので、係止突起73が係合溝24に挿合されるように押し込むことができる。この時、段差部24aの接触によって、係止突起73に作用する弾性力が内側プレート22に向かってのみ作用するので、厚さに関係なくプレート22の結合を堅固に維持することができる。
このような係止突起73の個数又は位置に制限はないが、前述した傾斜面73a、73bのための係止突起73の弾性変形をより容易にするために、図2に示したように、係止突起73は挿合溝71と1:1で対応する位置に同じ個数で配列されることがより好ましい。
以上の本発明の説明において添付図面に基づいて特定の形状及び構造を有する釣り用リールを主として説明したが、本発明は当業者によって多様な修正、変更及び置換が可能であり、このような修正、変更及び置換は本発明の保護範囲に属するものに解釈されなければならない。
10 リール本体
11 本体フレーム
12、13 サイドカバー
14 ハンドル
15 スプールカバー
20 スプール
20A スプール胴体
20B 軸結合部
21 シャフト
22 プレート
22a 突起部
23 外側面開口部
24 係合溝
24a 段差部
30 バックラッシュ防止部
31 ブレーキングマグネット
40 ブレーキングダイヤル
50 零点調節ダイヤル
70 装着リング
71 挿合溝
72 突出部
73 係止突起
73a 押込傾斜面
73b 加圧傾斜面

Claims (4)

  1. 一側面に開口部を備えたスプール胴体;
    前記スプール胴体の一側面開口部に装着され、ブレーキングマグネットの引力が作用するプレート;及び
    前記プレートを固定するように、プレートの縁部を覆うとともに前記スプール胴体の一側面開口部に結合される装着リング;
    を含んでなることを特徴とする、釣りリール用スプール。
  2. 前記プレートは、縁部の外側端に突設された突起部を備え、
    前記装着リングは、前記プレートが接する内側面に、前記突起部が挿合するように凹設された挿合溝を備えることを特徴とする、請求項1に記載の釣りリール用スプール。
  3. 前記スプール胴体は、外側面開口部の内周面に沿って凹設された係合溝を備え、
    前記装着リングは、縁部の外側端に、前記係合溝に係合されるように突設された係止突起を備え、
    前記装着リングを前記スプール胴体に着脱することによって前記プレートを入れ替えることができることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の釣りリール用スプール。
  4. 前記装着リングの係止突起は、外側端部から外側面連結部に向かって内側に上向きに傾くように形成された加圧傾斜面を備え、
    前記係合溝の段差部内側端が、前記係合溝に結合された前記係止突起の加圧傾斜面を内側方向に加圧して、前記装着リングによって前記プレートがスプール胴体に密着して装着されることを特徴とする、請求項3に記載の釣りリール用スプール。
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