JPH03216138A - マルチプライヤ型釣り用リール - Google Patents

マルチプライヤ型釣り用リール

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JPH03216138A
JPH03216138A JP2138174A JP13817490A JPH03216138A JP H03216138 A JPH03216138 A JP H03216138A JP 2138174 A JP2138174 A JP 2138174A JP 13817490 A JP13817490 A JP 13817490A JP H03216138 A JPH03216138 A JP H03216138A
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JP
Japan
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shaft
fishing line
attached
bearing
line spool
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JP2138174A
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Inventor
Arne Johansson
アルネ、ヨハンソン
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Abu Garcia Produktion AB
Original Assignee
Abu Garcia Produktion AB
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Publication date
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0155Antibacklash devices
    • A01K89/01557Centrifugal
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
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    • A01K89/0193Frame details with bearing features
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/02Brake devices for reels
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    • A01KANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
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    • A01K89/057Axially engaged

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、マルチプライヤ型の釣り用リールに関する。
(従来技術) このタイプの公知の釣り用リールは、通常の場合、2枚
の側板を有するフレームと、このフレームを貫いて延び
て2枚の側板のロータリベアリングに取り付けられてい
るシャフトと、釣糸用スプールとを備え、この釣糸用ス
プールがシャフトに回転しないように取り付けられて、
このシャフトと共に回転される構造である。釣糸を投げ
る時に、スプールの高速回転によって、釣糸が繰り出さ
れずに、いわゆる鳥の巣状になるのを防止するために、
これらの公知のリールに機械式制動装置が設けられてお
り、通常の場合、この機械式の制動装置は摩擦ブレーキ
である。この摩擦ブレーキの制動力は調節可能であり、
この制動力の調節は、シャフトの一方の端部に作用する
回転型ノブを用いて、シャフトを軸線方向に移動させる
という方法によって行われている。通常の場合、これと
同じ目的で、さらに、遠心力によって作動する方式のブ
レーキ、或いは磁石式のブレーキも使用されている。
このシャフトは、フレームの中で、異なる構成部材、例
えば、このシャフトに取り付けられたギアホイールや、
これに類似する部材を貫いて延びている。これらの構成
部材は、摩擦力の作用によって、シャフトの回転に対し
て或る程度の影響を与え、従って、スプールの回転に対
して或る程度の影響を与え、そのために、釣人が釣糸を
長く投げることが制限されている。シャフトの製造上の
公差が極端に小さく、そのシャフトが若干歪みが発生し
、このシャフトの歪みの発生が、例えば、釣り用リール
を使用する時の不注意に起因している場合には、このよ
うな歪みによって、シャフトの回転時、従って、釣糸用
スプールの回転時に、振動と騒音が増大する。
この欠点を克服し、釣糸を非常に長い投げることかでき
、しかも、前記騒音を小さくすることができる釣り用リ
ールを提供するために、最近の釣り用リールの設計者は
、側板のロータリベアリングに取り付けていたシャフト
を、支持ベアリングで支持する構造のシャフトに置換し
、かつ、シャフトに回転しないように取り付けていた釣
糸用スプールを、ロータリベアリングを用いてシャフト
に取り付ける構造の釣糸用スプールに置換した。
この方法によって、釣糸用スプールに対して釣り用リー
ルに取り付けられる構成部材による制動作用を加えず、
かつ、シャフトの歪みか最初に説明した構造と同じ結果
を招かないようにすることができるようになった。しか
しながら、この新しい構造には、時々、シャフトか回転
して発生させる「ジャー」という騒音を大きくするとい
う欠点がある。
(発明が解決しようとする課題) そこで本発明は以上説明した欠点を解消した釣り用リー
ルを提供することを目的としている。
本発明の他の目的は、リールの着脱を非常に容易に行う
ことができ、異なるモジュールを用いて組立及び分解容
易に行うこともできる構造の釣り用リールを提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的は、本発明に基づいて、次のような構造を有す
るマルチプライヤ型釣り用リール、すなわち、2枚の側
板を有するフレームと、前記各フレームの支持ベアリン
グ部材と、前記フレームを貫いて延び、端部が前記支持
ベアリング部材によって支持されているシャフトと、前
記シャフトに軸線方向に移動し得るように取り付けられ
ているロータリベアリング装置と、前記ロータリベアリ
ング装置によって前記シャフトに回転し得るように取り
付けられている釣糸用スプールと、釣糸用スプールの回
転を制動する摩擦ブレーキと、前記シャフトの一方の端
部に設けられて前記シャフトを軸線方向の一方向に移行
させる移行装置と、前記シャフトに設けられ、前記シャ
フトが軸線方向の前記一方向に移行した時に釣糸用スプ
ールを前記摩擦ブレーキ装置に押し付けて前記摩擦ブレ
キ装置の制動作用を強化し得るように取り付けられてい
る駆動装置と、貫通形開口部が設けられている弾力装置
とを備え、前記弾力装置の装着が、前記開口部に前記シ
ャフトが挿入され、前記開口部によって前記シャフトを
回転しないように支持し、前記シャフトの前記一方向へ
の移行に対して弾力的に対抗して前記シャフトを反対方
向に戻し、前記シャフトの前記一方の端部の周囲に溝が
設けられ、前記溝が前記シャフトの周囲を少なくとも部
分的に貫いて延びており、前記シャフトを前記弾力装置
の開口部に挿入した時に、前記弾力装置を前記シャフト
に係合させ、前記弾力装置の弾力的な拡大によって前記
シャフトを前記開口部から後退させ、前記開口部に再度
挿入させることができる構造を有して成るマルチプライ
ヤ型の釣り用リールによって達成される。
好ましい形態においては、一方の支持ベアリング部材が
前記シャフトの一方の端部にあり、前記一方の支持ベア
リング部材にねじ部が設けられ、前記移行装置にベアリ
ングキャップが取り付けられ、前記ベアリングキャップ
に雌ねじ部が設けられ、前記ベアリングキャップが前記
一方の支持ベアリング部材にねし込まれ、前記弾力装置
が前記ベアリングキャップの内側に設けられ、前記弾力
装置が前記一方の支持ベアリング部材を支持している時
に、前記弾力装置が前記シャフトの前記一方の端部を前
記ベアリングキャップの底部に押圧する。
前記弾力装置は、好ましくは、金属製ワイヤが取り付け
られ、前記金属製ワイヤが環状の形になるように曲げら
れて前記ベアリングキャップに回転しないように取り付
けられている。
このような構造の代りに、前記弾力装置にスプリングワ
ッシャが設けられ、前記スプリングワッシャに、前記一
方の支持ベアリング部材に係合するだめの、軸線方向の
弾力を有する突出部が設けられ、かつ、前記突出部が前
記ベアリングキャップに回転しないように取り付けられ
た構造にすることもできる。
〔実施例〕
以下、図を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
図面に示すように、マルチプライヤ型釣り用リールは、
側板2,3か取り外し得るように取り付けられているフ
レーム1と、このフレーム1に取り付けられて釣糸(図
示せず)を受け入れる釣糸用スプール4と、この釣糸用
スプール4を回転させるための力を伝達する伝達機構6
を組み込んであるハンドル5と、フレーム1に固定され
てハンドル5と6とを支持する取付け板7と、フレーム
1に取り付けられて水平に釣糸を巻くための釣糸巻取り
繰出し機構8とを有する。
伝達機構6が組み込まれているハンドル5と、取付け板
7と、これに支持されている他の部材は、全て、従来の
タイプであり、さらに、釣糸巻取り繰出し機構8も従来
のタイプであるから、けれらの装置に関する細部説明は
省略する。
右側の側板2には開口部か設けられ、この開口部は右側
の側板2の中央部を貫通し、この開口部に支持ベアリン
グ9が固定されている。この支持ベアリング9はスリー
ブ形であり、このスリーブには雄ねじが設けられ、この
スリーブが側仮2の外側面を形成している。左側の側板
3にも開口部か設けられ、この開口部が左側の側板3の
中央部を貫通するでおり、この左側の側板3の中央部を
貫通する開口部に支持ベアリング10が固定されている
。この支持ベアリング10に軸線方向の突出部11が設
けられ、この突出部11が内側方向に延び、この突出部
11に盲孔12か設けられ、この盲孔12の直径は支持
ベアリング9の内径に等しい。2つの支持ベアリング9
、10の両端部は釣糸用スプールのシャフト13を支持
している。
第2図に示すように、シャフト13は支持ベアリング9
を貫いている。このシャフト13の直径はスリーブ9の
内径及び盲孔12の直径よりも若干小さい。
釣糸用スプール4は、2つのボールベアリング14.1
5によって、釣糸用スプールのシャフト13に回転し得
るように支持されている。各ボールベアリング14.1
5のアウタリングは、スプールの内部の肩部16、17
の内側の端面に突き当てられる。右側のボールベアリン
グ14は肩部16に、スプリングワッシャ18を介して
突き当てられ、このスプリングワソシャ18は右側のボ
ールベアリング14と肩部16との間に介在している。
左側のボールベアリング15の外側面は釣糸用スプール
4の左側端面から内側方向に或る程度離れた位置にあり
、これに対して、右側のボールベアリング14の外側面
は釣糸用スプール4の右側端面とほぼ同じ高さの位置に
ある。釣糸用スプールのシャフト13に形成されて半径
方向に突出している環状の肩部19は、右側のボールベ
アリング14の内側のリングの外端面を支持している。
釣糸用スプール4にはリング20が取り付けられており
、このリング20は釣糸用スプール4と同軸であって、
この釣糸用スプール4と一体になるように形成され、か
つ、このスプールの右側端而から軸線方向に突出してい
る。リング20には外側の周囲の溝21と、直径方向に
対向する2つの四部22とが設けられている。このリン
グ20にはクラッチのリング23が設けられ、このクラ
ッチのリング23には2つの突出部24が設けられ、こ
の2つの突出部24は半径方向及び内側方向に突出して
直径方向に対向し、かつ、リング20の凹部22に係合
している。クラッチのリング23はスナップリング25
によってリング20の所定の位置に維持され、このスナ
ップリング25はリング20の周囲の溝21の中に設け
られている。このクラッチのリング23は、さらに、2
つのピン26を有し、このピン26は半径方向及び外側
方向に突出して直径方向に対向して、それぞれ、遠心力
の錘27を支持し、この遠心力の錘27は各ピン26上
で摺動することができる。
釣糸用スプール4が高速で回転した時に、遠心力の錘2
7か制動リング28の内周面に係合する。
この制動リング28は取付け板7の左側に固定されてい
る。この構造によって、遠心力の錘27と制動リング2
8とが釣糸用スプール4の遠心力ブレーキとして作用を
する。
ギアホイール29は伝達機構6を介してハンドル5に結
合され、かつ、このハンドル5によって駆動されるもの
であるか、このギアホイール29は釣糸用スプールのシ
ャフト13に取り付けられており、このシャフト13は
釣糸用スプール4と支持ベアリング9との間に取り付け
られている。
ギアホイール29の釣糸用スプール4に対面する端部は
カップ形であり、このカップ形部分には2つのラグ30
が設けられ、この2つのラグ30は直径方向に対向して
いる。釣人が釣糸を巻き取るためにハンドル5の回転を
開始した時に、ギアホイール29が、第2図に示す位置
から左の方向に移動する。このギアホイール29の移動
は公知の方法を用いて行われるので、これに関する細部
説明は省略する。このギアホイール29の移動によって
、釣糸用スプールのシャフト13の肩部19はギアホイ
ール29のカップの中に挿入され、ラグ30はクラッチ
のリング23の突出部24に係合して、この突出部24
によって駆動される。ギアホイール2つの回転の際の駆
動のための係合を高い信頼度で均一に行うために、傾斜
したカム面30′を用いて、各ラグ30を先行させる。
ハンドル5を連続的に回転させることによって、釣糸用
スプール4を、釣糸用スプールのシャフト13の周囲で
回転させることができる。
ギアホイール装置31は、小さいほうのスリーブ32と
、小さいほうのギアホイール33と、大きいほうのギア
ホイール34と、大きいほうのスリーブ35とを、1つ
の部材のように形成したものである。大きいほうのスリ
ーブ35は、左側のボールベアリング15の外側の釣糸
用スプール4の中に挿入され、釣糸用スプール(図示せ
ず)によって、釣糸用スプール4に回転しないように結
合されている。大きいほうのスリーブ35は半径方向に
弾力を有する2つの突出部36を有し、この突出部36
は内周面の溝の中で釣糸のスプール4に係合し、大きい
ほうのスリーブ35を軸線方向に支持している。小さい
ほうのギアホイール33はギアホイール37と噛み合っ
て釣糸巻取り繰出し機構8を駆動し、大きいほうのギア
ホイール34は、より詳細に説明をしない方法を用いて
、ブザーのような信号音を発生させるために使用するこ
とができる。
摩擦部材38は錫青銅製の2つのフリクションワッシャ
で構成されており、この摩擦部材38は支持ベアリング
10の軸線方向に延びている突出部11の端面を支持し
、かつ、プラスチック製キャップ39によって支持ベア
リング10に支持され、このプラスチック製キャップ3
9は突出部11上を移動する。このプラスチック製キャ
ップ39の中央部には開口部か設けられており、このプ
ラスチック製キャップ39の中央部の開口部の中に、ギ
アホイール装置31の小さいほうのスリーブ32が挿入
される。この構造によって、小さいほうのスリーブ32
の端面が摩擦部材38に係合する。
右側の支持ベアリング9の外周にa40か設けられてお
り、この外周の溝40の中にOリング41が取り付けら
れている。ベアリングのキャップ42には雌ねじ部が設
けられ、このベアリングのキャップ42が支持ベアリン
グ9にねしこまれている。このベアリングのキャップ4
2の底部の中央部に凹んだ部分か設けられている。この
キャップ42の底部の中央部の凹部に錫青銅製の2つの
仮ばね44が取り付けられ、この板ばね44はベアリン
グのキャップ42の中で架橋を形成している。
釣糸用スプールのシャフト13の、ベアリングのキャッ
プ42の中にある端部の外周に、2つの満45が設けら
れており、この2つの溝45は直径方向に対向し、この
溝45の底部は相互に平行であって、シャフト上に平ら
な部分を形成している。弾性部材46については後に詳
細に説明するか、この弾性部材46は支持ベアリング9
を支持し、かつ、ベアリングのキャップ42の内周面に
押し付けられて、このベアリングのキャップ42の内周
面に、回転しないように支持されている。
この弾性部材46は釣糸用スプールのシャフト13の溝
45に係合し、かつ、この溝45の平らな部分に係合し
て釣糸用スプールのシャフト13を回転しないように支
持し、さらに、この溝の外側の壁体に押し付けられて、
この釣糸用スプールのシャフトを右側の方向に押し、こ
の釣糸用スプールのシャフトを右側の方向に押すことに
よって、この弾性部材の右側の端部を用いて、板ばね4
4を介して、ベアリングのキャップ42の底部を支持す
る。この板ばね44はベアリングのキャップ42と弾性
部材46との間に介在している板ばねである。
この説明によって明らかなように、摩擦部材38のブレ
ーキとしての作用は、ベアリングのキャップ42を用い
て調節することができる。ベアリングのキャップ42が
さらに支持ベアリング9にねしこまれた時には、このベ
アリングのキャップ42が釣糸用スプールのシャフト1
3を、弾性部材46の作用に逆らって左に移行させ、釣
糸用スプールのシャフト13の肩部19をボールベアリ
ング14に押し付け、従って、釣糸用スプール4とギア
ホイール装置31とを左に移行させ、これによって、ス
リーブ32が摩擦部材38により強固に押し付けられ、
この構造によって、摩擦部材38の制動作用を強めるこ
とかできる。このような摩擦部材38の制動力の強化は
、例えば、釣糸に重いルアーを取り付けて、この釣糸を
投げる場合に必要である。
摩擦部材38のブレーキとしての作用を減少させるため
に、ベアリングのキャップ42のねじ込みを若干戻す場
合には、弾性部材46の作用を用いて、釣糸用スプール
のシャフト13を右側の方向に移行させる。
弾性部材46の好ましい形態の細部を、第3図及び第4
図に示す。この弾性部材46は金属製ワイヤによって構
成され、この金属製ワイヤはほぼ円形の平らなリング4
7を形成するように曲げられている。この金属製ワイヤ
の2つの端部48は、ほほ内側に、リングの中央部に向
かう方向に曲げられている。この金属製ワイヤの2つの
端部48は、この金属製ワイヤのリング47の2つの端
部48の間に、開口部又は間隙を形成するように離され
ており、この金属製ワイヤの2つの端部48が形成する
開口部又は間隙の幅は、この金属製ワイヤのリング47
の中央部においても、弾性部材46に対して張力を与え
ない状態においても、釣糸用スプールのシャフト13の
溝45の底部の間隙よりも狭くなっている。第4図に示
すように、金属製ワイヤの2つの端部48は斜め後方に
、すなわち、ベアリングのキャップ42の底部に向かう
方向に延びている。この金属製ワイヤの2つの端部48
は、その外側の端部49がさらに後方に曲げてある。
第2図に示すように、弾性部材46は金属製ワイヤのリ
ング47を、支持ベアリング9を支持し得る状態にし、
この弾性部材46は、さらに、金属製ワイヤの2つの端
部48の外側の端部49の端部を、板ばね44を支持し
得る状態にしている。
金属製ワイヤのリング47は、この金属製ワイヤのリン
グ47が本来的に具備している弾力によって半径方向外
側方向に押されて、ベアリングのキャップ42の内周面
に押し付けられ、この状態で、ベアリングのキャップを
回転しないように支持している。軸部48の端部は釣糸
用スプールのシャフト13の溝45に係合し、この溝4
5への係合によって、釣糸用スプールのシャフト13の
回転を防止し、これと同時に、釣糸用スプールのシャフ
ト13の端部を板ばね44に対して押し付けている。
この説明によって明らかなように、釣糸用スプールのシ
ャフト13と、ベアリングのキャップ42に取り付けら
れている弾性部材46とを、相互に別々になるように取
り外すことは容易である。
このシャフト13と弾性部材46とを取り外す場合には
、まず、釣糸用スプールのシャフト13を第3図に示す
位置から若干回転させ、弾性部材46の軸部48を引き
離す方向に移動させて、この弾性部材46の軸部48を
釣糸用スプールのシャフトl3の溝45の外に出し、そ
の後に、この釣糸用スプールのシャフト13を軸線方向
(第2図の左側の方向)に引いて、弾性部材46の軸部
48の間隙から外すという方法を採用する。
釣糸用スプールのシャフト13とベアリングのキャップ
42に設けられている弾性部材46との取付けは非常に
容易である。このシャフト13と弾性部材46との取付
けを行う時には、まず最初に、釣糸用スプールのシャフ
ト13を、好ましくは、この釣糸用スプールのシャフト
13の傾斜又は若干尖っている端部を、弾性部材46の
軸部48の間隙の中に挿入し、その後に、必要に応じて
、この釣糸用スプールのシャフト13の端部を若干回転
させて、この弾性部材の軸部を溝45に弾力的に係合さ
せる。この挿入によって、弾性部材46の軸部48の後
向きの端部を用いてベアリングのキャップ42の底部の
板ばね44を支持し、この板ばね44の支持によって、
シャフトが軸部を後方に移動させることを防止し、この
軸部を溝45に係合させることができる。
このように釣糸用スプールのシャフト13を容易に取付
け及び取外し得る構造することによって、釣り用リール
全体の組み立て、及び分解を非常に容易にすることがで
きる。さらに、釣り用リールを異なるモジュールを用い
て適当に構成するように改良するために、釣糸用スプー
ルのシャフト13を他のシャフト、例えば、さらに長い
シャフト、又は、さらに短いシャフトに置換することも
容易である。この異なるモジュールにおいては、例えば
、シャフトを用いて第一モジュールを形成し、支持ベア
リング9を有する右側の側板2と、これに取り付けてあ
る構成部材、すなわち、0リング41と、弾性部材46
と、板ばね44と、ベアリングのキャップ42とを用い
て第二モジュールを形成している。さらに、第三モジュ
ールを、例えば、釣糸用スプール4と、この釣糸用スプ
ル4に取り付けられている構成部材、すなわち、スプリ
ングワッシャ18と、ボールベアリング14、15と、
遠心力の錘27を有するクラッチのリング23と、スナ
ップリング25と、ギアホイール装置31を用いて構成
することができる。
その他の構成部材は、必要に応じて、釣り用リルの組み
立て及び分解に適当なように、モジュールに組み込むこ
とができる。
弾性部材46を既に説明した金属製ワイヤのリング47
を用いて構成することは必ずしも必要ではなく、他の構
造にすることも可能である。この他の構造は、例えば、
この弾性部材46をプラスチック製ワッシャを用いて構
成し、このプラスチック製ワッシャをベアリングのキャ
ップ42に回転しないように取り付け、このプラスチッ
ク製ワッシャに、釣糸用スプールのシャフト13を挿入
するための中央開口部と、この開口部の中に突出し、釣
糸用スプールのシャフト13の溝45に係合して、釣糸
用スプールのシャフトl3を回転しないように維持する
ラグと、軸線方向に弾力を有し、支持ベアリング9に係
合する突出部とを設ける構造にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく釣り用リールの分解図、第2図
は第1図に示した釣り用リールの拡大縦断面図、第3図
は特に弾性部材を示すために第2図の■−■に沿った拡
大断面図、第4図は弾性部材の側面図である。 1・・・フレーム、2,3・・・側板、4・・・釣糸用
スプール、4・・・スプール、5・・・ハンドル、7・
・・取付け板、8・・・釣糸巻取り繰出し機構、9・・
・支持ベアリング、10・・・支持ベアリング、11・
・・軸線方向の突出部、12・・・盲孔、13・・・釣
糸用スプールのシャフト、14.15・・・ボールベア
リング、1617・・・釣糸用スプールの肩部、18・
・・スプリングワソシャ、19・・・釣糸用スプールの
シャフトの肩部、20・・・リング、21・・・リング
の外周の溝、22・・・凹部、23・・・クラッチのリ
ング、24・・・突出部、25・・・スナップリング、
26・・・ピン、27・・・遠心力の錘、28・・・制
動リング、29・・・ギアホイール、30・・・ラグ、
30′・・・傾斜したカム面、31・・・ギアホイール
装置、32・・・小さいほうのスリーブ、33・・・小
さいほうのギアホイール、34・・・大きいほうのギア
ホイール、35・・・大きいほうのスリーブ、36・・
・突出部、37・・・ギアホイール、38・・・摩擦部
材、39・・・プラスチック製キャップ、40・・・外
周溝、41・・・Oリング、42・・・ベアリングのキ
ャップ、44・・・板ばね、45・・・釣糸用スプール
のシャフトの溝、46・・・弾性部材、47・・・金属
製ワイヤのリング、48・・・弾性部材の軸部、48・
・・軸部、48・・・金属製ワイヤの2つの端部、49
・・・金属製ワイヤの2つの端部の外側の端部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2枚の側板を有するフレームと、前記各フレームの
    支持ベアリング部材と、前記フレームを貫いて延び、端
    部が前記支持ベアリング部材によって支持されているシ
    ャフトと、前記シャフトに軸線方向に移動し得るように
    取り付けられているロータリベアリング装置と、前記ロ
    ータリベアリング装置によって前記シャフトに回転し得
    るように取り付けられている釣糸用スプールと、釣糸用
    スプールの回転を制動する摩擦ブレーキと、前記シャフ
    トの一方の端部に設けられて前記シャフトを軸線方向の
    一方向に移行させる移行装置と、前記シャフトに設けら
    れ、前記シャフトが軸線方向の前記一方向に移行した時
    に釣糸用スプールを前記摩擦ブレーキ装置に押し付けて
    前記摩擦ブレーキ装置の制動作用を強化し得るように取
    り付けられている駆動装置と、貫通形開口部が設けられ
    ている弾力装置とを備え、前記弾力装置の装着が、前記
    開口部に前記シャフトが挿入され、前記開口部によって
    前記シャフトを回転しないように支持し、前記シャフト
    の前記一方向への移行に対して弾力的に対抗して前記シ
    ャフトを反対方向に戻し、前記シャフトの前記一方の端
    部の周囲に溝が設けられ、前記溝が前記シャフトの周囲
    を少なくとも部分的に貫いて延びており、前記シャフト
    を前記弾力装置の開口部に挿入した時に、前記弾力装置
    を前記シャフトに係合させ、前記弾力装置の弾力的な拡
    大によって前記シャフトを前記開口部から後退させ、前
    記開口部に再度挿入させることができる構造を有して成
    るマルチプライヤ型の釣り用リール。 2、一方の支持ベアリング部材が前記シャフトの一方の
    端部にあり、前記一方の支持ベアリング部材にねじ部が
    設けられ、前記移行装置にベアリングキャップが取り付
    けられ、前記ベアリングキャップに雌ねじ部が設けられ
    、前記ベアリングキャップが前記一方の支持ベアリング
    部材にねじ込まれ、前記弾力装置が前記ベアリングキャ
    ップの内側に設けられ、前記弾力装置が前記一方の支持
    ベアリング部材を支持している時に、前記弾力装置が前
    記シャフトの前記一方の端部を前記ベアリングキャップ
    の底部に押圧する構造を有して成る請求項1に記載の釣
    り用リール。 3、前記弾力装置に金属製ワイヤが取り付けられ、前記
    金属製ワイヤが環状の形になるように曲げられて前記ベ
    アリングキャップに回転しないように取り付けられて成
    る請求項2に記載の釣り用リール。 4、前記弾力装置にスプリングワッシャが設けられ、前
    記スプリングワッシャに、前記一方の支持ベアリング部
    材に係合するための、軸線方向の弾力を有する突出部が
    設けられ、かつ、前記突出部が前記ベアリングキャップ
    に回転しないように取り付けられて成る請求項2に記載
    の釣り用リール。
JP2138174A 1989-06-02 1990-05-28 マルチプライヤ型釣り用リール Pending JPH03216138A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US360617 1989-06-02
US07/360,617 US4919362A (en) 1989-06-02 1989-06-02 Fishing reel of the multiplier type

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JPH03216138A true JPH03216138A (ja) 1991-09-24

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ID=23418758

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US4919362A (en) 1990-04-24

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