JP6423255B2 - ステアリングロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、キーロック機構でキーシリンダをロックしてキーを抜けなくするステアリングロック装置に関するものである。
AT車のステアリングロック装置には、シフトレバーがパーキングレンジ「P」以外のリバースレンジ「R」、ニュートラルレンジ「N」又はドライブレンジ「D」等にセットされている場合に、キーロック機構でキーシリンダをロックしてキーを抜けなくするキーインターロック装置が備わるものがある。
このキーインターロック装置にソレノイドを用いるものは一般的であり、例えば、シフトレバーが「P」以外の位置のとき、ソレノイドが通電されることでプランジャが突出してステアリングロック装置のカムと嵌合し、キーを「LOCK」位置に回動できなくしている。また、通電が解除されるとスプリング力により元の没入位置に戻る(特許文献1参照)。
このようなソレノイドの性質上、運転中(シフトレバーが「P」位置以外の位置にあるとき)には連続通電が必要となり、また、スプリングの付勢力に抗してプランジャを駆動する必要があるため、大きな駆動力が必要となり、ソレノイドが大型化したり、消費電力が増加したり、ソレノイドの発熱によりステアリングロック装置やキーが熱くなったりするおそれがあった。
特許第3838630号公報
本発明の課題は、小型で消費電力が低く、かつ、ソレノイドの発熱を低減することができるステアリングロック装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、ハウジング(10)内に配置され、キーの回転操作に応じてLOCK位置、ACC位置、ON位置及びSTART位置へ回動するカム部(21)を有するカムシャフト(20)と、プランジャ(31)を突出位置と引き込み位置に駆動するソレノイド(30)と、前記プランジャ(31)の駆動により規制位置と許容位置とに切り替え移動可能であって、前記プランジャ(31)の引き込み位置となる規制位置では前記カムシャフト(20)のLOCK位置への回転を阻止し、前記プランジャ(31)の突出位置となる許容位置では前記カムシャフト(20)のLOCK位置への回転を許容する阻止部材(40,240)と、前記カム部(21)と前記阻止部材(40,240)とに連動し、前記カムシャフト(20)の回転に応じて前記阻止部材(40,240)を規制位置と許容位置とに遷移させるカム連動部材(50,250)と、前記阻止部材(40,240)が規制位置となる方向に向けて、前記カム連動部材(50,250)を付勢する第1スプリング(61,261)と、前記阻止部材(40,240)が許容位置となる方向に向けて、前記阻止部材(40,240)を付勢する第2スプリング(62,262)と、を備え、前記カム連動部材(50,250)は、前記カムシャフト(20)がLOCK位置からON位置側に回転することに応じて、前記カム部(21)との連動により前記第1スプリング(61)の付勢力によって移動し、前記阻止部材(40,240)を阻止位置に遷移させる、ステアリングロック装置(1,2)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のステアリングロック装置において、前記阻止部材(40,240)は、回転軸(44,244)を中心に揺動するレバー部材(40,240)であり、その一端に形成された係合部(42)が前記プランジャ(31)と係合し、他端に前記カムシャフト(20)の前記カム部(21)と係合可能な阻止部(43,243)が形成されていること、を特徴とするステアリングロック装置(1,2)である。
請求項3の発明は、請求項2に記載のステアリングロック装置において、前記カム連動部材(50)は、前記カム部(21)に対して接離する方向に直線駆動するスライド部材(50)であり、前記阻止部材(40)は、前記スライド部材(50)に形成された中空部分(50a)を貫通していること、を特徴とするステアリングロック装置(1,2)である。
請求項4の発明は、請求項3に記載のステアリングロック装置において、前記第1スプリング(61)及び前記第2スプリング(62)は、いずれもコイルスプリングであり、前記第1スプリング(61)は、一端が前記カム連動部材(50)に取付けられ、他端が前記ソレノイド(30)と一体となる部位(30b)に取付けられており、前記第2スプリング(62)は、前記中空部分(50a)に配置され、その一端が前記カム連動部材(50)に取付けられ、他端が前記阻止部材(40)に取付けられること、を特徴とするステアリングロック装置(1)である。
請求項5の発明は、請求項3に記載のステアリングロック装置において、前記阻止部材(240)の回転軸(244)と同軸に軸支され、弾性変形して付勢力を生じるように延在する第1脚(261)及び第2脚(262)を有するリーフスプリング(260)が設けられており、前記第1脚(261)は、前記カム連動部材(250)と当接して前記阻止部材(240)が規制位置となる方向に向けて、前記カム連動部材(50)を付勢する前記第1スプリングとして機能し、前記第2脚(262)は、前記阻止部材(240)と当接して前記阻止部材(240)が許容位置となる方向に向けて、前記阻止部材(240)を付勢する前記第2スプリングとして機能すること、を特徴とするステアリングロック装置(2)である。
請求項6の発明は、請求項3に記載のステアリングロック装置において、前記第1スプリング(361)及び前記第2スプリング(362)は、いずれもコイルスプリングであり、前記第1スプリング(361)は、一端が前記カム連動部材(350)に取付けられ、他端が前記ソレノイド(30)と一体となる部位(30b)に取付けられており、前記第2スプリング(362)は、その一端がステアリングロック装置のハウジング(10)に取付けられ、他端が前記阻止部材(40)に取付けられること、を特徴とするステアリングロック装置(3)である。
本発明によれば、ステアリングロック装置は、小型で消費電力が低く、かつ、ソレノイドの発熱を低減することができる。
本発明によるステアリングロック装置1の第1実施形態を示す斜視図である。 ステアリングロック装置1をキー挿入孔73側から見た図である。 ステアリングロック装置1をソレノイド30側から見た図である。 ステアリングロック装置1を図2B中の矢印A−Aの位置で切断して示した断面図である。 ステアリングロック装置1の一部を分解して示した分解斜視図である。 図3に示した状態から、リンク40及びスライダ50等を組み付けた状態を示した分解斜視図である。 キーがLOCK位置にあってソレノイド30への通電がOFFの状態におけるインターロック機構の要部を示す斜視図である。 図5Aをシリンダ係合部22側から見た図である。 図5Aの状態を側面から見た図である。 図5Aの状態におけるインターロック機構の要部を示す断面図である。 キーがACC位置にあってソレノイド30への通電がOFFの状態におけるインターロック機構の要部を示す斜視図である。 図7Aの状態をシリンダ係合部22側から見た図である。 図7Aの状態を側面から見た図である。 図7Aの状態におけるインターロック機構の要部を示す断面図である。 ソレノイド30への通電がONの場合において、利用者がキーをACC位置からLOCK位置へと回そうとした状態を示す図である。 ソレノイド30への通電がOFFの場合において、利用者がキーをACC位置からLOCK位置へと回そうとした状態を示す図である。 第2実施形態のステアリングロック装置2の一部を分解して示した分解斜視図である。 リンク240とスライダ250とリーフスプリング260とを組み立てた状態を示す斜視図である。 図11Aに示した状態から、リンク240とスライダ250とリーフスプリング260とを組み付けた状態を示した分解斜視図である。 キーがLOCK位置にあってソレノイド30への通電がOFFの状態におけるインターロック機構の要部を示す斜視図である。 図13Aの状態をシリンダ係合部22側から見た図である。 図13Aの状態を側面から見た図である。 図13Aの状態におけるインターロック機構の要部を示す断面図である。 キーがACC位置にあってソレノイド30への通電がOFFの状態におけるインターロック機構の要部を示す斜視図である。 図15Aの状態をシリンダ係合部22側から見た図である。 図15Aの状態を側面から見た図である。 図15Aの状態におけるインターロック機構の要部を示す断面図である。 第3実施形態ステアリングロック装置3のインターロック機構を分解して示した分解斜視図である。 第3実施形態のステアリングロック装置3を第1実施形態の図2Cと同様な位置で切断して示した断面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明によるステアリングロック装置1の第1実施形態を示す斜視図である。
図2Aは、ステアリングロック装置1をキー挿入孔73側から見た図である。
図2Bは、ステアリングロック装置1をソレノイド30側から見た図である。
図2Cは、ステアリングロック装置1を図2B中の矢印A−Aの位置で切断して示した断面図である。
図3は、ステアリングロック装置1の一部を分解して示した分解斜視図である。
図4は、図3に示した状態から、リンク40及びスライダ50等を組み付けた状態を示した分解斜視図である。
なお、図1から図4を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
本実施形態のステアリングロック装置1は、不図示のステアリングシャフト(ステアリングホイール)の回動をロック及びアンロックするものである。また、本実施形態のステアリングロック装置1は、インターロック機構を備えている。すなわち、ステアリングロック装置1は、シフトレバーがパーキングレンジ「P」以外のリバースレンジ「R」、ニュートラルレンジ「N」又はドライブレンジ「D」等にセットされている場合には、シリンダ錠70内のシリンダインナ72と一体で回転するカムシャフト20の回転を規制して、キーを抜けなくする。
ステアリングロック装置1は、ハウジング10と、カムシャフト20と、ソレノイド30と、リンク40と、スライダ50と、第1スプリング61と、第2スプリング62と、シリンダ錠70と、イグニッションスイッチ80と、ロック駆動機構90とを備えている。本実施形態のステアリングロック装置1では、カムシャフト20と、ソレノイド30と、リンク40と、スライダ50と、第1スプリング61と、第2スプリング62とにより、インターロック機構の主要部が構成されている。
ハウジング10は、略矩形ボックス状に形成された第1ハウジング部10Aと、第1ハウジング部10Aに並んで配置された第2ハウジング部10Bと、第1ハウジング部10A及び第2ハウジング部10Bの側方に筒状に突出して延在する第3ハウジング部10Cとにより構成されている。
第1ハウジング部10Aの一端側(図1中の下端側)には、略半円形状に凹んだ形状に形成された取付部11が設けられている。この取付部11が、不図示のステアリングシャフトに対して取り付けられる。また、取付部11には、ロックシャフト挿通孔12が貫通して開口されている。第1ハウジング部10A内には、取付部11とは反対側(図1中の上側)からロック駆動機構90が収められ、リッド91により蓋がされている。
第2ハウジング部10Bには、リンク40の大部分と、スライダ50と、第1スプリング61と、第2スプリング62とが図1中の上方から納められるように開口した収容部13が設けられている。この収容部13の開口部と、リンク40の一部と、プランジャ31は、ケース14により覆われて収容される。
ケース14は、弾性変形可能な係止爪14aを備えており、第2ハウジング部10Bに設けられた係止部13bに係止爪14aが係合することにより、ハウジング10に対して取付けられる。
第3ハウジング部10C内には、カムシャフト20と、シリンダ錠70とが収められている。
カムシャフト20は、ハウジング10の第3ハウジング部10C内に配置されている。カムシャフト20は、不図示のキーの回転操作に応じてLOCK位置、ACC位置、ON位置及びSTART位置へ回動する。
図5Aは、キーがLOCK位置にあってソレノイド30への通電がOFFの状態におけるインターロック機構の要部を示す斜視図である。
図5Bは、図5Aの状態をシリンダ係合部22側から見た図である。
カムシャフト20は、カム部21と、シリンダ係合部22と、スイッチ係合部23と、ロック駆動部24とを備えている。
カム部21は、円筒外径が小さい小径部21aと、小径部21aよりも円筒外径が大きい大径部21bとを有している。大径部21bの端部には、キーがACC位置からLOCK位置方向(図5Bにおいて反時計回り)へ回転させられたときに、後述のリンク40の阻止部43に係合するように鋭角に尖った阻止係合部21cが形成されている。
シリンダ係合部22は、シリンダインナ72の端部が係合するための凹形状である。シリンダ係合部22がシリンダインナ72と係合しているので、キーが回転させられると、その回転力がカムシャフト20に伝えられる。
スイッチ係合部23は、イグニッションスイッチ80と係合するための凸形状である。スイッチ係合部23がイグニッションスイッチ80と係合しているので、キーが回転させられると、その回転力がカムシャフト20を介してイグニッションスイッチ80に伝えられる。
ロック駆動部24には、ロック駆動機構90を駆動するためのカム形状が形成されており、キーがアンロック方向に回転させられると、ロック駆動部24が後述のロックスライダ93及びロックシャフト94をアンロック方向へ駆動する。
ソレノイド30は、ハウジング10の側面(図1では、上方)に、カムシャフト20の回転中心軸が延在する方向に沿う向きにプランジャ31が動作するように配置されている。ソレノイド30は、プランジャ31を突出位置と引き込み位置に駆動する。
ソレノイド30は、その一部がリッド91を覆うようにして配置されている。ソレノイド30は、ワンウェイボルト32が孔30cを貫通して取付孔13aに締め付けられることにより、ハウジング10に対して固定されている。この構成により、ソレノイド30を取り外すことが困難になり、また、リッド91の取り外しも困難になり、不正な破壊行為等に対する安全性が高くなっている。
プランジャ31は、カムシャフト20の回転中心軸に沿った方向に延在した棒状の部材であって、ソレノイド30への通電に応じて、上記回転中心軸に沿った方向において、突出位置と引き込み位置との間で進退移動を行う。プランジャ31のキー挿入孔73側の先端付近には、突起31aが両側に突出して設けられている。突起31aは、後述するリンク40の係合部42と係合している。
リンク(阻止部材)40は、回転軸44を中心に揺動するレバー部材であり、その一端に形成された係合部42がプランジャ31の突起31aと係合している。また、リンク40の他端には、カムシャフト20のカム部21と係合可能な阻止部43が突出して形成されている。リンク40は、後述のスライダ50に形成された中空部分50aを貫通して配置されており、回転軸44は、収容部13の溝部13cに保持されている。
このような構成により、リンク40は、プランジャ31の駆動により規制位置と許容位置とに切り替え移動可能となっている。リンク40は、プランジャ31の引き込み位置となる規制位置では、阻止部43がカム部21と係合して、カムシャフト20のLOCK位置への回転を阻止する。また、リンク40は、プランジャ31の突出位置となる許容位置では、阻止部43がカム部21から退避して、カムシャフト20のLOCK位置への回転を許容する。
スライダ(カム連動部材)50は、カムシャフト20のカム部21に対して接離する方向に直線駆動されるスライド部材であり、収容部13内に直線移動可能なように設けられている。スライダ50は、カム部21とリンク40とに連動して、カムシャフト20の回転に応じてリンク40を規制位置と許容位置とに遷移させる。具体的には、スライダ50は、カムシャフト20がLOCK位置からON位置側に回転(図5B中において時計回りに回転)することに応じて、スライダ50が当接していたカム部21の大径部21bが移動することに連動して、後述の第1スプリング61の付勢力によって移動(図5B中における下方へ移動)し、リンク40を阻止位置に遷移させる。
また、スライダ50は、中空部分50aと、スプリング受部50b,50cと、斜面50dとを有している。
中空部分50aは、スライダの中央にカムシャフト20の延在方向に沿って貫通して開口されている。上述したように、中空部分50aには、リンク40が貫通して配置されている。
スプリング受部50bは、スライダ50の両側方に突出した張り出し部分のそれぞれに設けられており、図3の上方に向かって突出して略円柱形状に形成されている。これら2箇所のスプリング受部50bは、第1スプリング61にそれぞれ挿入されるようにして、第1スプリング61を保持している。
スプリング受部50cは、中空部分50a内の図3中における下側の部分に、図3中の上方に向けて突出して略円柱形状に形成されている。スプリング受部50cは、第2スプリング62に挿入されるようにして、第2スプリング62を保持している。
斜面50dは、スライダ50がカムシャフト20のカム部21と接触する部分に設けられている。斜面50dは、カムシャフト20がACC位置からLOCK位置側へ回転するときに、カム部21により力を受けてスライダ50をカムシャフト20から離れる向き(図3中の上向き)に移動させることができる向きに傾斜して形成されている。
第1スプリング61は、2つ設けられており、それぞれ一端がスライダ50のスプリング受部50bに取付けられ、他端がソレノイド30と一体となるソレノイド30のハウジング30bに取付けられたコイルスプリングである。第1スプリング61は、リンク40が規制位置となる方向、すなわち、阻止部43がカムシャフト20に近づく向き(図3中の下向き)に、スライダ50を付勢する。
第2スプリング62は、スライダ50の中空部分50a内に配置され、その一端がスライダ50のスプリング受部50cに取付けられ、他端がリンク40に取付けられたコイルスプリングである。第2スプリング62は、リンク40が許容位置となる方向、すなわち、阻止部43がカムシャフト20から離れる向き(図3中の上向き)に、リンク40を付勢する。
シリンダ錠70は、カムシャフト20と係合した状態でキーが回されることにより、キーの回転をカムシャフト20へ伝達可能なように構成されているキーシリンダであり、ハウジング10内に収められている。シリンダ錠70は、ハウジング10に固定されているシリンダアウタ71と、シリンダアウタ71内で回転可能なシリンダインナ72と、シリンダインナ72の端部に開口されたキー挿入孔73とを有している。
イグニッションスイッチ80は、ハウジング10の端部に取付けられており、カムシャフト20のスイッチ係合部23が係合している。カムシャフト20が回転させられると、その回転がイグニッションスイッチ80内へ伝えられる。
イグニッションスイッチ80には、イグニッションスイッチ80の外部に突出して設けられたコネクタ81が設けられており、イグニッションスイッチ80への電気的接続を行う不図示のコネクタが接続される。
ロック駆動機構90は、リッド91と、スプリング92と、ロックスライダ93と、ロックシャフト94とを備えており、ロックシャフト94がロックシャフト挿通孔12を通して突出及び退避することにより、不図示のステアリングシャフト(ステアリングホイール)の回動をロック及びアンロックする。ロック駆動機構90は、スプリング92と、ロックスライダ93と、ロックシャフト94とを、リッド91により蓋をする形で第1ハウジング部10A内に収められている。ロックシャフト94は、ロックスライダ93と一体で移動可能に取り付けられており、これらロックシャフト94及びロックスライダ93は、スプリング92により、ロックシャフト94が突出するロック位置方向に付勢されている。また、ロックスライダ93は、中央に開口部93aが形成されており、この開口部93a内をカムシャフト20が貫通している。開口部93a内の形状はカムシャフト20のロック駆動部24と係合するようになっており、カムシャフト20の回転位置に応じて、ロックスライダ93及びロックシャフト94が進退移動を行う。
次に、本実施形態のステアリングロック装置1の動作を説明する。
図6Aは、図5Aの状態を側面から見た図である。
図6Bは、図5Aの状態におけるインターロック機構の要部を示す断面図である。
キーがLOCK位置にあるとき、カムシャフト20の回転位置は、カム部21の大径部21bの外周面がスライダ50と当接する位置となる。これにより、スライダ50は、ソレノイド30に近い側の位置にあり、第1スプリング61の付勢力によって、カム部21の大径部21bの外周面に押し当てられている。
キーがLOCK位置にあるとき、リンク40は、スライダ50がソレノイド30に近い側の位置にあることから、阻止部43がカム部21から離れる許容位置へ移動可能となっており、さらに第2スプリング62の付勢力によって許容位置側へ向かうように力を受けているので、図6Bに示す許容位置にある。
キーがLOCK位置にあるとき、プランジャ31は、リンク40が許容位置にあることから、ソレノイド30から突出した突出位置にある。
このように、キーがLOCK位置にあるときには、カムシャフト20は、回転を規制されていないので、キーが操作されると、ACC側へ回転可能である。
図7Aは、キーがACC位置にあってソレノイド30への通電がOFFの状態におけるインターロック機構の要部を示す斜視図である。
図7Bは、図7Aの状態をシリンダ係合部22側から見た図である。
図8Aは、図7Aの状態を側面から見た図である。
図8Bは、図7Aの状態におけるインターロック機構の要部を示す断面図である。
キーがACC位置にあるとき、カムシャフト20の回転位置は、カム部21の大径部21bの外周面がスライダ50と当接する位置から離れて、小径部21aの外周面がスライダ50と当接する位置となる。これにより、スライダ50は、第1スプリング61の付勢力によって、小径部21aの外周面に当接する位置まで移動している。
キーがACC位置にあるとき、リンク40は、スライダ50が上述の位置にあることから、中空部分50aのソレノイド30側(図8B中における上側)の当接部50eによりカムシャフト20側へ押されて、阻止部43がカム部21に近い位置となる方向(図8B中における時計回り方向)に回転した規制位置になる。
キーがACC位置にあるとき、プランジャ31は、リンク40が規制位置にあることから、ソレノイド30へ引き込まれた引き込み位置にある。
このように、キーがACC位置にあるときには、ソレノイド30への通電が行われていなくても、プランジャ31が引き込み位置に移動する。この状態において、ソレノイド30への通電状態がONとOFFとに切り替えられることにより、インターロック機構は、カムシャフト20のLOCK位置への回転を規制したり、規制を解除したりすることができる。
図9は、ソレノイド30への通電がONの場合において、利用者がキーをACC位置からLOCK位置へと回そうとした状態を示す図である。
キーがACC位置からLOCK位置方向へ回転操作されると、カムシャフト20には、図9中における反時計回り方向に回転させる力が作用する。このカムシャフト20の反時計回りの回転によって、阻止係合部21cが斜面50dに当接してスライダ50をカムシャフト20から離れる向き(図9中における上向き)に移動させる。
しかし、ソレノイド30への通電がONであることから、プランジャ31は、吸引されており、引き込み位置に保持されている。よって、リンク40は、移動することができず阻止位置にある状態を維持し、阻止部43は、カムシャフト20の回転を阻止する位置に留まる。よって、カムシャフト20が反時計回りに回転させられても、阻止係合部21cが阻止部43に当接して、それ以上カムシャフト20が回転することが阻止される。
図10は、ソレノイド30への通電がOFFの場合において、利用者がキーをACC位置からLOCK位置へと回そうとした状態を示す図である。
キーがACC位置からLOCK位置方向へ回転操作されると、図9の場合と同様に、カムシャフト20には、図10中における反時計回り方向に回転させる力が作用する。このカムシャフト20の反時計回りの回転によって、阻止係合部21cが斜面50dに当接してスライダ50をカムシャフト20から離れる向き(図10中における上向き)に移動させる。
そして、ソレノイド30への通電がOFFであることから、プランジャ31は、引き込み位置から突出位置へと移動可能である。よって、リンク40は、スライダ50の移動とともに第2スプリング62の付勢力によって阻止位置から許容位置に向けて移動する。これにより、阻止部43がカムシャフト20から離れる方向に移動して、カムシャフト20の回転を規制しない位置、すなわち、大径部21bの移動軌跡から外れる位置まで退避する。よって阻止係合部21cが阻止部43に当接することなく、キーは、LOCK位置まで回転可能である。
以上説明したように、第1実施形態によれば、キーが回転操作される力を利用してスライダ50を作動させ、リンク40を介してプランジャ31を機械的に作動させる構成としたので、ソレノイド30がプランジャ31を吸引駆動するとき、第1スプリング61の力がかからないようにすることができる。よって、従来必要であったプランジャ31の作動荷重を不要とすることができ、ソレノイド30は、プランジャ31を吸引位置に保持するだけの吸引力を発生させればよく、ソレノイド30の省電力化が可能となり、ソレノイド30発熱量も小さくできる。
また、阻止部43を、揺動するレバー部材であるリンク40により構成したことにより、プランジャ31のストロークが小さくても、阻止部43がカム部21との嵌合状態と非嵌合状態との切り替えを行うために必要なストロークを確保することが可能となる。よって、プランジャ31のストロークが小さくて済むので、ソレノイド30の省電力化と小型化を図ることができる。
さらに、2個の第1スプリング61を並列に並べて使用し、リンク40とスライダ50との間には1個の第2スプリング62を配置したので、スライダ50をスムーズに直線駆動させることができる。また、このような配置によって、僅かなスペースに効率よく第1スプリング61及び第2スプリング62を設けることができる。
(第2実施形態)
図11Aは、第2実施形態のステアリングロック装置2の一部を分解して示した分解斜視図である。
図11Bは、リンク240とスライダ250とリーフスプリング260とを組み立てた状態を示す斜視図である。
図12は、図11Aに示した状態から、リンク240とスライダ250とリーフスプリング260とを組み付けた状態を示した分解斜視図である。
図13Aは、キーがLOCK位置にあってソレノイド30への通電がOFFの状態におけるインターロック機構の要部を示す斜視図である。
図13Bは、図13Aの状態をシリンダ係合部22側から見た図である。
図14Aは、図13Aの状態を側面から見た図である。
図14Bは、図13Aの状態におけるインターロック機構の要部を示す断面図である。
図15Aは、キーがACC位置にあってソレノイド30への通電がOFFの状態におけるインターロック機構の要部を示す斜視図である。
図15Bは、図15Aの状態をシリンダ係合部22側から見た図である。
図16Aは、図15Aの状態を側面から見た図である。
図16Bは、図15Aの状態におけるインターロック機構の要部を示す断面図である。
第2実施形態のステアリングロック装置2は、第1実施形態において第1スプリング61及び第2スプリング62の2種類、合計3つのコイルスプリングを設けていたものを、1つのリーフスプリング260により構成した形態である。第2実施形態のステアリングロック装置2は、リーフスプリング260に関する部分の他は、第1実施形態のステアリングロック装置1と同様である。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
リンク240は、第1実施形態のリンク40と略同様な部材であり、軸孔241と、係合部242と、阻止部243とを備えている。ただし、リンク240を回転可能に支持する回転軸244には、リーフスプリング260が同軸で設けられている点が、第1実施形態のリンク40と異なっている。
スライダ250は、第1実施形態のスライダ50と略同様な部材である。ただし、第2実施形態のスライダ250には、第1実施形態のスライダ50に設けられているスプリングを保持するための形状が設けられていない。
リーフスプリング260は、第1実施形態の第1スプリング61及び第2スプリング62の機能を併せ持つように構成された板ばね部材である。リーフスプリング260は、図11A中の上方に延在した腕部分に軸孔260aが開口されており、この軸孔260aに回転軸244が貫通させられることにより、支持されている。
また、リーフスプリング260は、第1脚261と、第2脚262とを備えている。
第1脚261は、イグニッションスイッチ80側に向かって突出して延在している。第1脚261は、弾性変形して付勢力を生じ、スライダ50をカムシャフト20側へ向かって付勢している。第1脚261は、第1実施形態の第1スプリング61に相当する機能を持っている。
第2脚262は、根元部分を折り返すことにより、第1脚261よりもソレノイド30側に配置され、イグニッションスイッチ80側に向かって突出して延在している。第2脚262は、弾性変形して付勢力を生じ、リンク240を図14A中の反時計回り方向に付勢している。第2脚262は、第1実施形態の第2スプリング62に相当する機能を持っている。
第2実施形態のステアリングロック装置2の動作は、第1実施形態のステアリングロック装置1の動作と同様なので、詳細な説明は省略する。
以上説明した第2実施形態によれば、第1実施形態の第1スプリング61及び第2スプリング62の機能を1つの部材に備えたリーフスプリング260により構成した。これにより、第2実施形態では、コイルスプリングで3個必要だったスプリングが1個で済むため、部品点数の削減によるコストの削減が可能となる。
また、第2実施形態では、リンク240の回転軸244と共用して同軸にリーフスプリング260を取付けることができ、また、事前にリンク240とスライダ250とリーフスプリング260と回転軸244とを組付けて、図11Bに示したようにサブASSY化しておくことができるため、組付工数を低減することができる。
(第3実施形態)
図17は、第3実施形態ステアリングロック装置3のインターロック機構を分解して示した分解斜視図である。
図18は、第3実施形態のステアリングロック装置3を第1実施形態の図2Cと同様な位置で切断して示した断面図である。
第3実施形態のステアリングロック装置3は、第1スプリング361及び第2スプリング362の保持形態が異なる他は、第1実施形態のステアリングロック装置1と同様な形態をしている。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
スライダ(カム連動部材)350は、第1実施形態のスライダ50と略同様な機能を有しているが、スプリング受部350bの形態が異なる点と、第1実施形態で設けられていたスプリング受部50cが設けられていない点が、第1実施形態のスライダ50と異なっている。
スプリング受部350bは、第1実施形態とは異なり、中空の有底円筒形状に形成されている。スプリング受部350bには、第1スプリング361が挿入されて保持される。
第1スプリング361は、スプリング受部350bによる保持のされ方が異なる他は、第1実施形態の第1スプリング61と同様な機能を有している。
第2スプリング362は、第1実施形態の第2スプリング62とは異なり、スライダ350には取付けられていない。第2スプリング362は、ハウジング10のスプリング受部13eと、リンク40との間に設けられているコイルスプリングである。第2スプリング362は、リンク40が許容位置となる方向、すなわち、阻止部43がカムシャフト20から離れる向き(図17中の上向き)に、リンク40を付勢する。
この構成により、第1実施形態と比較して第2スプリング362がより組付けやすく、また第2スプリング362の一端が固定部材であるハウジング10に固定されるため、第2スプリング362が取付位置からずれたり外れたりする懸念が少なくなる。
第3実施形態のステアリングロック装置3の動作は、第1実施形態のステアリングロック装置1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
以上説明したように、第3実施形態のように連動機構の形態が異なっていても、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
例えば、第1実施形態において、第1スプリング61は、一端がスライダ50のスプリング受部50bに取付けられ、他端がソレノイド30と一体となるソレノイド30のハウジング30bに取付けられている例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、第1スプリング61の他端は、ソレノイド30とは異なる部材に対して取付けられていてもよい。
1 ステアリングロック装置
2 ステアリングロック装置
3 ステアリングロック装置
10 ハウジング
10A 第1ハウジング部
10B 第2ハウジング部
10C 第3ハウジング部
11 取付部
12 ロックシャフト挿通孔
13 収容部
13a 取付孔
13b 係止部
13c 溝部
13e スプリング受部
14 ケース
14a 係止爪
20 カムシャフト
21 カム部
21a 小径部
21b 大径部
21c 阻止係合部
22 シリンダ係合部
23 スイッチ係合部
24 ロック駆動部
30 ソレノイド
30b ハウジング
30c 孔
31 プランジャ
31a 突起
32 ワンウェイボルト
40 リンク
42 係合部
43 阻止部
44 回転軸
50 スライダ
50a 中空部分
50b スプリング受部
50c スプリング受部
50d 斜面
50e 当接部
61 第1スプリング
62 第2スプリング
70 シリンダ錠
71 シリンダアウタ
72 シリンダインナ
73 キー挿入孔
80 イグニッションスイッチ
81 コネクタ
90 ロック駆動機構
91 リッド
92 スプリング
93 ロックスライダ
93a 開口部
94 ロックシャフト
240 リンク
241 軸孔
242 係合部
243 阻止部
244 回転軸
250 スライダ
260 リーフスプリング
260a 軸孔
261 第1脚
262 第2脚
350 スライダ
350b スプリング受部
361 第1スプリング
362 第2スプリング

Claims (5)

  1. ハウジング内に配置され、キーの回転操作に応じてLOCK位置、ACC位置、ON位置及びSTART位置へ回動するカム部を有するカムシャフトと、
    プランジャを突出位置と引き込み位置に駆動するソレノイドと、
    前記プランジャの駆動により規制位置と許容位置とに切り替え移動可能であって、前記プランジャの引き込み位置となる規制位置では前記カムシャフトのLOCK位置への回転を阻止し、前記プランジャの突出位置となる許容位置では前記カムシャフトのLOCK位置への回転を許容する阻止部材と、
    前記カム部と前記阻止部材とに連動し、前記カムシャフトの回転に応じて前記阻止部材を規制位置と許容位置とに遷移させるカム連動部材と、
    前記阻止部材が規制位置となる方向に向けて、前記カム連動部材を付勢する第1スプリングと、
    前記阻止部材が許容位置となる方向に向けて、前記阻止部材を付勢する第2スプリングと、
    を備え、
    前記カム連動部材は、前記カム部に対して接離する方向に直線駆動するスライド部材であり、
    前記阻止部材は、前記スライド部材に形成された中空部分を貫通し、
    前記スライド部材は、前記カムシャフトがLOCK位置からON位置側に回転することに応じて、前記カム部との連動により前記第1スプリングの付勢力によって移動し、前記阻止部材を阻止位置に遷移させる、ステアリングロック装置。
  2. 請求項1に記載のステアリングロック装置において、
    前記阻止部材は、回転軸を中心に揺動するレバー部材であり、その一端に形成された係合部が前記プランジャと係合し、他端に前記カムシャフトの前記カム部と係合可能な阻止部が形成されていること、
    を特徴とするステアリングロック装置。
  3. 請求項1又は2に記載のステアリングロック装置において、
    前記第1スプリング及び前記第2スプリングは、いずれもコイルスプリングであり、
    前記第1スプリングは、一端が前記カム連動部材に取付けられ、他端が前記ソレノイドと一体となる部位に取付けられており、
    前記第2スプリングは、前記中空部分に配置され、その一端が前記カム連動部材に取付けられ、他端が前記阻止部材に取付けられること、
    を特徴とするステアリングロック装置。
  4. 請求項1又は2に記載のステアリングロック装置において、
    前記阻止部材の回転軸と同軸に軸支され、弾性変形して付勢力を生じるように延在する第1脚及び第2脚を有するリーフスプリングが設けられており、
    前記第1脚は、前記カム連動部材と当接して前記阻止部材が規制位置となる方向に向けて、前記カム連動部材を付勢する前記第1スプリングとして機能し、
    前記第2脚は、前記阻止部材と当接して前記阻止部材が許容位置となる方向に向けて、前記阻止部材を付勢する前記第2スプリングとして機能すること、
    を特徴とするステアリングロック装置。
  5. 請求項1又は2に記載のステアリングロック装置において、
    前記第1スプリング及び前記第2スプリングは、いずれもコイルスプリングであり、
    前記第1スプリングは、一端が前記カム連動部材に取付けられ、他端が前記ソレノイドと一体となる部位に取付けられており、
    前記第2スプリングは、その一端がステアリングロック装置のハウジングに取付けられ、他端が前記阻止部材に取付けられること、
    を特徴とするステアリングロック装置。
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