JP2020097325A - ステアリングロック装置 - Google Patents

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Isao Ochi
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Abstract

【課題】比較的小型で消費電力が比較的低く、かつ、ソレノイドの発熱を抑制する。【解決手段】プランジャの引き込み位置となる規制位置ではカムシャフトのLOCK位置への回転を阻止し、プランジャの突出位置となる許容位置ではカムシャフトのLOCK位置への回転を許容する阻止部材と、カム部と阻止部材とに連動し、カムシャフトの回転に応じて阻止部材を規制位置と許容位置とに遷移させるカム連動部材と、プランジャを突出位置に付勢することで、阻止部材が許容位置となる方向に移動させる第1スプリングと、阻止部材を規制位置に向けてカム連動部材を介して付勢する第2スプリングとを備え、カム連動部材は、一端部がハウジングに軸支され、他端部が阻止部材に離脱可能な態様で係合可能であり、カムシャフトがLOCK位置からACC位置に回転することに応じて、第1スプリングの付勢力に抗して阻止部材を規制位置に移動させる、ステアリングロック装置。【選択図】図5

Description

本開示は、ステアリングロック装置に関する。
AT車のステアリングロック装置には、シフトレバーがパーキングレンジ「P」以外のリバースレンジ「R」、ニュートラルレンジ「N」又はドライブレンジ「D」等にセットされている場合に、キーロック機構でキーシリンダをロックしてキーを抜けなくするキーインターロック機構を備えるものがある。
このキーインターロック装置にソレノイドを用いるものは一般的であり、例えば、シフトレバーが「P」以外の位置のとき、ソレノイドが通電されることでプランジャが突出してステアリングロック装置のカムと嵌合し、キーを「LOCK」位置に回転できなくしている。また、通電が解除されるとスプリング力により元の没入位置に戻る(特許文献1参照)。
特許第3838630号公報
上記のような従来技術では、ソレノイドの性質上、運転中(シフトレバーが「P」位置以外の位置にあるとき)には連続通電が必要となり、また、スプリングの付勢力に抗してプランジャを駆動する必要があるため、大きな駆動力が必要となり、ソレノイドが大型化したり、消費電力が増加したりする傾向となる。
そこで、1つの側面では、本発明は、比較的小型で消費電力が比較的低く、かつ、ソレノイドの発熱を抑制することができるステアリングロック装置を提供することを目的とする。
1つの側面では、一の態様として、ハウジング内に配置され、キーの回転操作に応じてLOCK位置、ACC位置、ON位置及びSTART位置へ回転するカム部を有するカムシャフトと、
突出位置と引き込み位置との間で移動可能なプランジャを駆動するソレノイドと、
前記プランジャの移動に連動して規制位置と許容位置とに移動可能であって、前記プランジャの引き込み位置となる規制位置では前記カムシャフトのLOCK位置への回転を阻止し、前記プランジャの突出位置となる許容位置では前記カムシャフトのLOCK位置への回転を許容する阻止部材と、
一端部が前記ハウジングに軸支され、他端部が前記阻止部材に離脱可能な態様で係合可能であり、前記カム部の回転に連動するカム連動部材と、
前記阻止部材を許容位置に向けて付勢する第1スプリングと、
前記カム連動部材を介して前記阻止部材を前記規制位置に向けて付勢する第2スプリングとを備え、
前記カム連動部材は、前記カムシャフトがLOCK位置からACC位置に回転することに応じて、前記第2スプリングからの付勢力によって前記第1スプリングの付勢力に抗して前記阻止部材を前記許容位置から前記規制位置に移動させる、ステアリングロック装置が提供される。
本態様において、前記第1スプリングは、前記プランジャを介して前記阻止部材を付勢し、
前記阻止部材には、前記カム連動部材の前記他端部が係合可能な凹部が形成され、又は、前記カム連動部材の前記他端部には、前記阻止部材が係合可能な凹部が形成されてもよい。
本態様において、前記ソレノイドは、給電されることにより、前記プランジャを引き込み位置に保持してもよい。
本態様において、前記阻止部材と前記カム連動部材は、前記プランジャの移動方向に垂直な回転軸まわりに回転可能に軸支されてもよい。
本態様において、前記ソレノイドは、前記カムシャフトの軸方向に対して前記プランジャの移動方向が直角になる向きで配置されてもよい。
本態様において、前記カム連動部材は、前記プランジャの移動方向に平行な回転軸まわりに回転可能に軸支され、
前記阻止部材は、前記プランジャの移動方向に垂直な回転軸まわりに回転可能に軸支されてもよい。
本態様において、前記ソレノイドは、前記カムシャフトの軸方向に対して前記プランジャの移動方向が平行になる向きで配置されてもよい。
本態様において、前記カム連動部材の前記他端部に傾斜面が設けられ、
前記傾斜面は、ACC位置において前記カム部の回転方向で前記カム部の大径部に対向し、前記カム部のACC位置からLOCK位置への回転に伴い前記大径部に乗り上がって前記カム連動部材を押し上げてもよい。
本態様において、前記阻止部材は、前記規制位置において前記カム部の回転方向で前記カム部の大径部に当接し、
前記阻止部材は、前記規制位置において前記カム部から受ける力によって、前記プランジャを引き込み位置に向かわせる方向の回転モーメントが発生するように、構成されてもよい。
1つの側面では、本発明によれば、比較的小型で消費電力が比較的低く、かつ、ソレノイドの発熱を抑制することが可能となる。
実施例1によるステアリングロック装置を示す斜視図である。 ステアリングロック装置の内部(一部)の斜視図である。 カムシャフトの単品状態の概略的な斜視図である。 インターロック機構の主要部の概略的な斜視図である。 インターロック機構の主要部の概略的な側面図である。 第1リンクの単品状態の概略的な斜視図である。 第2リンクの単品状態の概略的な斜視図である。 プランジャと第1リンクと第2リンクとの関係を示す概略図(その1)である。 プランジャと第1リンクと第2リンクとの関係を示す概略図(その2)である。 実施例2によるインターロック機構の概略的な斜視図である。 第2リンクの単品状態の概略的な斜視図である。 プランジャと第1リンクと第2リンクとの関係を示す概略図(その1)である。 プランジャと第1リンクと第2リンクとの関係を示す概略図(その2)である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
(実施例1)
図1は、実施例1によるステアリングロック装置1を示す斜視図である。図2は、図1のステアリングロック装置1におけるハウジング10等を取り除いたステアリングロック装置1の内部の斜視図である。図3は、カムシャフト20の単品状態の概略的な斜視図である。図1及び図2等には、P方向が示される。P方向は、シリンダ錠70の軸方向(キーの差し込み方向)に対応する。また、以下の説明において、「径方向」及び「周方向」は、特に言及しない限り、カムシャフト20の回転中心を基準とする。
本実施例のステアリングロック装置1は、不図示のステアリングシャフト(ステアリングホイール)の回転をロック及びアンロックするものである。また、本実施例のステアリングロック装置1は、インターロック機構2を備える。すなわち、ステアリングロック装置1は、シフトレバーがパーキングレンジ「P」以外のリバースレンジ「R」、ニュートラルレンジ「N」又はドライブレンジ「D」等にセットされている場合には、シリンダ錠70内のシリンダインナ72と一体で回転するカムシャフト20の回転を規制して、キーを抜けなくする。
ステアリングロック装置1は、ハウジング10と、カムシャフト20と、ソレノイド30と、第1リンク40と、第2リンク50と、第1スプリング61と、第2スプリング62と、シリンダ錠70とを含む。
ハウジング10は、複数のハウジングから形成されてもよい。
カムシャフト20は、ハウジング10内に配置されている。カムシャフト20は、キー(図示せず)の回転操作に応じてLOCK位置、ACC位置、ON位置及びSTART位置へ回転する。
カムシャフト20は、図3に示すように、カム部21と、シリンダ係合部22と、スイッチ係合部23とを備える。
カム部21は、円筒外径が小さい小径部21aと、小径部21aよりも円筒外径が大きい大径部21bとを有している。大径部21bの端部は、キーがACC位置からLOCK位置方向(図1において反時計回り)へ回転させられたときに、後述の第1リンク40の第1カム係合部48に周方向で係合するように形成されている。
シリンダ係合部22は、シリンダインナ72(図2参照)の端部が係合するための凹形状である。シリンダ係合部22がシリンダインナ72と係合しているので、キーが回転させられると、その回転力がカムシャフト20に伝えられる。
スイッチ係合部23は、イグニッションスイッチ(図示せず)と係合するための凸形状である。スイッチ係合部23がイグニッションスイッチと係合しているので、キーが回転させられると、その回転力がカムシャフト20を介してイグニッションスイッチに伝えられる。
次に、図4以降を参照して、インターロック機構2の主要部の構成と、その動作について説明する。
図4は、インターロック機構2の主要部の概略的な斜視図である。図4には、第1スプリング61及び第2スプリング62の図示が省略されている。図5は、インターロック機構2の主要部の概略的な側面図(P方向に直交する方向に視た側面図)である。図5には、第1スプリング61及び第2スプリング62が非常に模式的に示され、また、図4及び図5では、カムシャフト20については、ACC位置に対応したカムシャフト20のカム部21の外形のみが模式的に示される。図6は、第1リンク40の単品状態の概略的な斜視図である。図7は、第2リンク50の単品状態の概略的な斜視図である。
図5には、互いに直交する3方向であるX方向、Y方向(前出のP方向に平行)、及びZ方向(第3方向の一例)が定義されている。以下では、便宜上、Z方向を上下方向とし、正側を上側とし、負側を下側とする。ただし、実際のステアリングロック装置1の搭載状態の向きは任意である。また、以下の説明において、「時計回り」及び「反時計回り」とは、特に言及しない限り、図5(後出の図8A及び図8Bも同じ)のビューで視たときの回転方向であるとする。
本実施例では、インターロック機構2は、カムシャフト20(図3参照)と、ソレノイド30と、第1リンク40(阻止部材の一例)と、第2リンク50(カム連動部材の一例)と、第1スプリング61と、第2スプリング62とを含む。
カムシャフト20は、上述のとおりである。なお、カム部21は、カムシャフト20の一部である。
ソレノイド30は、ハウジング10の側面や上方に、X方向(すなわちカムシャフト20の回転中心軸が延在する方向に直交する方向)に沿ってプランジャ31が動作するように配置されている。ソレノイド30は、プランジャ31を引き込み位置(没入位置)に保持するように給電される。具体的には、ソレノイド30は、給電されることにより、プランジャ31を引き込み位置に保持する。
プランジャ31は、カムシャフト20の回転中心軸に交差する方向に延在した棒状の部材であって、ソレノイド30への通電に応じて、X方向において、突出位置(後出の図8A参照)と引き込み位置(図5及び後出の図8B参照)との間で進退移動を行う。
プランジャ31の先端部(自由端側)には、X方向に交差する方向に突出する突起部311が形成される。プランジャ31は、突起部311を介して第1リンク40と連動可能に係合する。なお、プランジャ31と第1リンク40との間の係合態様は、これに限られない。例えば、第1リンク40側に突起部が設けられ、プランジャ31側に当該突起部が係合する部位が設けられてもよい。
第1リンク40は、プランジャ31の進退移動に連動して、第1回転軸O1まわりに回転可能である。すなわち、第1リンク40は、プランジャ31の進退移動に連動して、カムシャフト20のLOCK位置への回転を阻止する規制位置(図5及び後出の図8B参照)と、カムシャフト20のLOCK位置への回転を許容する許容位置(後出の図8A参照)との間で回転可能である。なお、第1リンク40における第1回転軸O1を形成する部位41は、例えばハウジング10等の固定部材に回転可能に支持される。第1回転軸O1は、Y方向に延在する。
第1リンク40は、図6に示すように、本体部42と、プランジャ係合部44と、第2リンク係合部46と、第1カム係合部48とを含む。
本体部42は、Y方向に視て、L字状の形態である。L字状の角度(屈曲する角度)は、図5では約90度であるが、90度以外であってもよい。なお、第1回転軸O1を形成する部位41は、本体部42に形成される。
プランジャ係合部44は、L字状の本体部42の一端に形成される。プランジャ係合部44は、プランジャ31に対して回転可能でありかつ上下変位が可能な態様で、プランジャ31に接続(係合)される。例えば図6に示すように、上側が開口する切り欠きの形態である。プランジャ31の突起部311は、プランジャ31の進退移動に連動して、プランジャ係合部44に対して、プランジャ係合部44の切欠き内で上下変位(相対的な変位)する。プランジャ係合部44は、プランジャ31のY方向の両側に対で設けられる。
第2リンク係合部46は、L字状の本体部42の他端に形成される。第2リンク係合部46は、第2リンク50と係合する部位である。第2リンク係合部46は、例えば図6に示すように、凹部の形態である。この場合、第2リンク係合部46内に第2リンク50の第1リンク係合部54(後述)が収まる態様で、第1リンク40と第2リンク50とが係合する。
第1カム係合部48は、第2リンク係合部46の下側で、下方に突出する態様で延在する。第1カム係合部48は、第1リンク40が許容位置にあるとき、カム部21の大径部21bに径方向で当接する(後出の図8A参照)。また、第1カム係合部48は、第1リンク40が阻止位置にあるとき(カムシャフト20がACC位置にあるとき)、カム部21の大径部21bに周方向で対向する(図5参照)。
なお、第1カム係合部48は、図4及び図5に示すように、反時計回りの上流側と下流側の各側面(周方向の側面)は、後述の第2カム係合部56の傾斜面56aとは異なり、例えばカム部21の周面に対して略90度で立ち上がる面(実質的に傾斜しない面)で形成されてよい。
第2リンク50は、カムシャフト20の回転に伴うカム部21の回転に連動して、第2回転軸O2まわりに回転する。第2リンク50における第2回転軸O2を形成する部位51は、例えばハウジング10等の固定部材に回転可能に支持される。第2回転軸O2は、第1回転軸O1と平行に(すなわちY方向に)延在する。
第2リンク50は、カムシャフト20の回転に応じて、第1リンク40を規制位置(図5及び後出の図8B参照)と許容位置(後出の図8A参照)との間で遷移させる。この動作については、図5、後出の図8A及び図8Bを参照して後述する。
第2リンク50は、図7に示すように、本体部52と、第1リンク係合部54と、第2カム係合部56とを含む。
本体部52は、直線状に延在する。なお、第2回転軸O2を形成する部位51は、本体部52のX方向正側の端部に形成される。
第1リンク係合部54は、本体部52の先端部からX方向負側に突出する態様で延在する。第1リンク係合部54は、第2リンク50の回転に伴って、第2リンク係合部46に係合する位置と、係合しない位置とで変化する。すなわち、第1リンク係合部54は、第2リンク係合部46に、離脱可能な態様で係合可能である。第1リンク係合部54と第2リンク係合部46とが係合した状態においては、第2リンク50の回転(第2回転軸O2まわりの反時計回り)に伴って、第1リンク40に第1回転軸O1まわりに時計回りの回転モーメントM1(図5参照)を生じさせることができる。本実施例では、一例として、第1リンク係合部54は、凹部の形態の第2リンク係合部46内に収まる形態である。この場合、第1リンク係合部54が、第2リンク係合部46内に収まった状態で、第1リンク40に下方に荷重を付与すると、第1リンク40に、第1回転軸O1を中心とした回転モーメントM1が生じる。
第2カム係合部56は、本体部52の先端(X方向負側の端部)の下側で、下方に突出する態様で延在する。第2カム係合部56は、第1カム係合部48とX方向(又は周方向)で隣接する。
第2カム係合部56は、第1リンク40が許容位置にあるとき、カム部21の大径部21bに径方向で当接する(後出の図8A参照)。また、第2カム係合部56は、カムシャフト20がACC位置にあるとき、カム部21の大径部21bに周方向で対向する(図5参照)。
第2カム係合部56は、反時計回りの上流側の側面として、傾斜面56aを有してよい。傾斜面56aは、ACC位置からLOCK位置への反時計回りに回る際のカム部21の乗り越え(図5の状態から後出の図8Bの状態への変化)が容易となるように形成される。具体的には、傾斜面56aは、ACC位置において周方向(カム部21の回転方向)でカム部21の大径部21bに対向し、カム部21のLOCK位置への移動に伴い大径部21bに乗り上がって第2リンク50を押し上げる。なお、第2カム係合部56は、反時計回りの下流側の側面は、傾斜面56aよりも急な(例えば略90度で立ち上がる)面で形成されてよい。
第1スプリング61は、プランジャ31を突出位置に向けて付勢する。第1スプリング61は、図5に模式的に示すように、プランジャ31の軸と同軸に設けられてよい。第1スプリング61は、ソレノイド30に内蔵されてもよい。第1スプリング61は、プランジャ31を突出位置(後出の図8A参照)に向けて付勢する。第1スプリング61によりプランジャ31に付与される力は、第1リンク40に、第1回転軸O1を中心とした回転モーメントM2(図5参照)を生じさせる。
第2スプリング62は、第1リンク40が第2リンク50に係合している状態において、第1リンク40を規制位置(図5参照)に向けて第2リンク50を介して付勢する。すなわち、第2スプリング62は、第2リンク50に、第2回転軸O2を中心とした回転モーメントM3を生じさせる。回転モーメントM3に起因した力は、第1リンク係合部54と第2リンク係合部46との間の係合点に作用し、第1リンク40に、第1回転軸O1を中心とした回転モーメントM1(第1リンク40を規制位置に向かわせる方向のモーメント)を生じさせる。第2スプリング62は、例えば一端がソレノイド30に接続され、他端が第2リンク50の上部に接続される。
次に、図5、図8A、及び図8Bを参照して、インターロック機構2の動作について説明する。
図8A及び図8Bは、プランジャ31と、第1リンク40と、第2リンク50との関係を示す概略図であり、図5と同じ側面図(P方向に直交する方向に視た側面図)である。図8A及び図8Bでは、図5と同様、第1スプリング61及び第2スプリング62が非常に概略的に示されている。
図5は、上述したように、カムシャフト20がACC位置にあり、第1リンク40が阻止位置にある状態(従って、プランジャ31が引き込み位置にある状態)であり、図8Aは、カムシャフト20がLOCK位置にあり、第1リンク40が許容位置にある状態(従って、プランジャ31が突出位置にある状態)であり、図8Bは、カムシャフト20がACC位置とLOCK位置の間の位置にあり、第1リンク40が阻止位置にある状態(従って、プランジャ31が引き込み位置にある状態)であり、インターロックが作動した状態(ソレノイド30が通電されている状態)である。
ここで、図5の状態において、インターロックが作動していない状態を想定する。インターロックが作動していない状態では、ソレノイド30は通電されていないが、プランジャ31は、引き込み位置に保持されている。これは、プランジャ31は、第1スプリング61により突出位置へと付勢されているが、この付勢力よりも、第1リンク40から受ける引き込み位置に向けた付勢力の方が大きいためである。なお、プランジャ31が第1リンク40から受ける引き込み位置に向けた付勢力は、第2スプリング62が第2リンク50に付与する付勢力に起因している。すなわち、図5の状態では、第2リンク50と第1リンク40とが係合しており、第2スプリング62からの力は、第2リンク50及び第1リンク40を介してプランジャ31に、引き込み位置に向けた付勢力として作用する。なお、図5の状態が保持されるように、プランジャ31に作用する第2スプリング62に起因した付勢力は、プランジャ31に作用する第1スプリング61による付勢力よりも有意に大きくなるように設定されている。
図5の状態において、インターロックが作動していない状態では、カムシャフト20がLOCK位置へと回されると、図8Aに示す状態へと遷移可能である。
具体的には、カムシャフト20がLOCK位置へと回され始めると、カム部21は、反時計まわりに回転され始める。この場合、図8Bに示すように、カム部21の大径部21bは、第2スプリング62からの付勢力に抗して、第2リンク50を押上げ(時計回りに回転させ)、第1リンク係合部54を第2リンク係合部46から上昇させる。この際、第1スプリング61を介した付勢力によって、第1リンク40も同様に第2リンク係合部46の側が上昇する(すなわち第1リンク40が反時計回りに回る)(図8A参照、図8Bに示す状態とは異なる)。そして、カム部21の大径部21bが第2リンク50を完全に押上げると(大径部21bと第2カム係合部56の最も下方に突出した部位が径方向に当接すると)、第1リンク40も同様に第2リンク係合部46の側が完全に上昇する(すなわちプランジャ31の突出位置に対応する位置まで第1リンク40が反時計回りに回る)。この結果、カム部21は第1リンク40に阻止されることなく、反時計回りに回転でき、カムシャフト20がLOCK位置へと至ることができる。
他方、図5の状態において、インターロックが作動している状態では、カムシャフト20がLOCK位置へと回されても、図8Aに示す状態への遷移が不能である。
具体的には、カムシャフト20がLOCK位置へと回され始めると、カム部21は、反時計まわりに回転され始める。この場合、図8Bに示すように、カム部21の大径部21bは、第2スプリング62からの付勢力に抗して、第2リンク50を押上げ(時計回りに回転させ)、第1リンク係合部54を第2リンク係合部46から上昇させる。しかしながら、この際、第1スプリング61を介した付勢力に勝るソレノイド30の吸引力によって、第1リンク40は回転せず、図8Bの位置を維持する。従って、カム部21の大径部21bが第2リンク50を完全に押上げても(大径部21bと第2カム係合部56の最も下方に突出した部位が径方向に当接しても)、第1リンク40は回転せず、図8Bの位置を維持する。この結果、カム部21は第1リンク40に阻止され、それ以上(図8Bの位置から更には)反時計回りに回転できず、カムシャフト20がLOCK位置へと至ることができない。このようにして、インターロックが実現される。
逆に、図8Aの状態からは、カムシャフト20がACC位置へと回され始めると、大径部21bと第1リンク40との間の当接が解除される(図8B)。このとき、第1スプリング61を介した付勢力によって、第1リンク40は回転せずそのままの状態である。すなわち、第1リンク係合部54が第2リンク係合部46に係合した状態は維持される。そして、更にカムシャフト20がACC位置へと回されると、第2スプリング62の付勢力によって、第2リンク50が反時計回りに回転される。この際、第2リンク50は、第1リンク係合部54が第2リンク係合部46に係合した状態で、第1リンク40を回転させる。そして、最終的に、カム部21の大径部21bと第2カム係合部56の最も下方に突出した部位との間の当接が解除されると、第2スプリング62の付勢力によって、カムシャフト20がACC位置へと至る(図5参照)。このようにして、カムシャフト20がACC位置へと回される場合は、第2リンク50の作動により、第1リンク40を介してプランジャ31が機械的に引き込み位置へと駆動される。
本実施例によれば、上述したように、第2スプリング62により付勢される第2リンク50の作動により、第1リンク40を介してプランジャ31を機械的に引き込み位置に作動させることができる。従って、カムシャフト20がLOCK位置からACC位置へと回される際に、ソレノイド30がプランジャ31を、突出位置から引き込み位置へと引き込み駆動する必要性がなくなる。すなわち、第1スプリング61の付勢力に抗して引き込み駆動する必要がない構成とすることができる。この結果、ソレノイド30は、カムシャフト20がLOCK位置からACC位置へと回された後に、図8Bに示す状態を保持するための保持荷重(第2リンク50の作動により至らしめた引き込み位置で保持する荷重)を発生するだけでよくなる。このようにして、本実施例によれば、ソレノイド30の省電力化が可能となり、ソレノイド30の発熱量も抑制することができる。
また、本実施例では、図8Bに示すように、インターロックが作動している状態においいて、カムシャフト20がLOCK位置へと回されると、大径部21bが第1リンク40の第1カム係合部48に周方向で係合することで、LOCK位置への回転が阻止される。この際、第1リンク40には、カム部21を介して外力F(図8B参照)が作用するが、かかる外力Fは、第1リンク40に、図8Bに示すように、時計回りに回転させる方向の回転モーメントM4を生じさせる。この回転モーメントM4は、プランジャ31を引き込み位置に保持する方向に作用する。従って、本実施例によれば、ソレノイド30の保持荷重は、カムシャフト20がLOCK位置へと回される際に受ける外力(図8Bの外力F参照)に抗するように高める必要性がない。この結果、ソレノイド30の省電力化が可能となり、発熱量も抑制することができる。
また、本実施例によれば、ソレノイド30に設けられたスプリング(第1スプリング61)を利用することによって、第2リンク50を付勢するための第2スプリング62を設けるだけでよいので、構成が単純化することができる。なお、この点、図5では、説明上、第1スプリング61は、ソレノイド30のケースの外に図示されているが、ソレノイド30のケース内に設けられてもよい。
また、本実施例によれば、第2リンク50が軸支される構成であるので、第2リンク50に代えてスライド可能なカム連動部材を利用する場合に比べて、動作が安定し、誤作動の可能性を低減できる。
(実施例2)
次に、図9以降を参照して、実施例2について説明する。
実施例2によるステアリングロック装置(全体は図示せず)は、上述した実施例1によるステアリングロック装置1に対して、インターロック機構2がインターロック機構2Aで置換された点が異なる。以下の実施例2の説明において、上述した実施例1と実質的に同様であってよい構成要素については、同一の参照符号を付して説明を省略する場合がある。
図9は、本実施例によるインターロック機構2Aの概略的な斜視図である。図9では、第1スプリング61及び第2スプリング62の図示が省略されている。図9では、カムシャフト20がLOCK位置にあり、第1リンク40が許容位置にある状態(従って、プランジャ31が突出位置にある状態)である。
実施例2によるインターロック機構2Aは、上述した実施例1によるインターロック機構2に対して、第2リンク50が第2リンク50Aで置換され、かつ、部品間の向きが異なる。具体的には、上述した実施例1では、ソレノイド30のプランジャ31の移動方向は、カムシャフト20の回転軸と直角であり、第1リンク40の第1回転軸O1は、カムシャフト20の回転軸と平行であり、かつ、第2リンク50の第2回転軸O2は、カムシャフト20の回転軸と平行であるの対して、本実施例では、ソレノイド30のプランジャ31の移動方向は、カムシャフト20の回転軸と平行であり、第1リンク40の第1回転軸O1は、カムシャフト20の回転軸と直角であり、かつ、第2リンク50Aの第2回転軸O2は、カムシャフト20の回転軸と平行である。
図10は、第2リンク50Aの単品状態の概略的な斜視図である。
第2リンク50Aは、上述した実施例1による第2リンク50に対して、図10に示すように、第1リンク係合部54が第1リンク係合部54Aで置換された点が異なる。第1リンク係合部54Aは、本体部52から直角に屈曲して形成される。このような第1リンク係合部54Aを形成することで、第1リンク40の第1回転軸O1と第2リンク50Aの第2回転軸O2とが直交する関係であっても、第1リンク40と第2リンク50Aとを、上述した第1実施例による第1リンク40と第2リンク50と同様の態様で動作させることができる。
なお、第1リンク係合部54Aは、上述した実施例1による第1リンク係合部54と同様、第1リンク40の第2リンク係合部46(凹部の形態)に係合可能である。
図11A及び図11Bは、インターロック機構2Aの動作の説明図であり、プランジャ31と、第1リンク40と、第2リンク50Aとの関係を示す概略図である。図11A及び図11Bは、図9と同じ方向の斜視図である。図11A及び図11Bには、カムシャフト20については、カム部21のみが示される。
図11Aは、カムシャフト20がACC位置にあり、第1リンク40が阻止位置にある状態(従って、プランジャ31が引き込み位置にある状態)であり、図11Bは、カムシャフト20がACC位置にあり、第1リンク40が阻止位置にある状態(従って、プランジャ31が引き込み位置にある状態)であり、インターロックが作動した状態(ソレノイド30が通電されている状態)である。
本実施例によるインターロック機構2Aの動作は、実質的に上述した実施例1によるインターロック機構2の動作と同様である。
具体的には、図11Aの状態において、インターロックが作動していない状態を想定する。インターロックが作動していない状態では、ソレノイド30は通電されていないが、プランジャ31は、引き込み位置に保持されている。これは、プランジャ31は、第1スプリング61により突出位置へと付勢されているが、この付勢力よりも、第1リンク40から受ける引き込み位置に向けた付勢力の方が大きいためである。
図11Aの状態において、インターロックが作動していない状態では、カムシャフト20がLOCK位置へと回されると、図9に示す状態へと遷移可能である。
具体的には、カムシャフト20がLOCK位置へと回され始めると、図11Bに示すように、カム部21の大径部21bは、第2スプリング62からの付勢力に抗して、第2リンク50Aを押上げ、第1リンク係合部54Aを第2リンク係合部46から上昇させる。この際、第1スプリング61を介した付勢力によって、第1リンク40も同様に第2リンク係合部46の側が上昇する。そして、カム部21の大径部21bが第2リンク50Aを完全に押上げると、第1リンク40も同様に第2リンク係合部46の側が完全に上昇する。この結果、カム部21は第1リンク40に阻止されることなく、カムシャフト20がLOCK位置へと至ることができる。
他方、図11Aの状態において、インターロックが作動している状態では、カムシャフト20がLOCK位置へと回されても、図9に示す状態への遷移が不能である。
具体的には、カムシャフト20がLOCK位置へと回され始めると、カム部21の大径部21bは、第2スプリング62からの付勢力に抗して、第2リンク50Aを押上げ、第1リンク係合部54Aを第2リンク係合部46から上昇させる。しかしながら、この際、第1スプリング61を介した付勢力に勝るソレノイド30の吸引力によって、第1リンク40は回転せず、図11Bの位置を維持する。従って、カム部21の大径部21bが第2リンク50Aを完全に押上げても(大径部21bと第2カム係合部56の最も下方に突出した部位が径方向に当接しても)、第1リンク40は回転せず、図11Bの位置を維持する。この結果、カム部21は第1リンク40に阻止され、それ以上(図11Bの位置から更には)回転できず、カムシャフト20がLOCK位置へと至ることができない。このようにして、インターロックが実現される。
逆に、図9の状態からは、カムシャフト20がACC位置へと回され始めると、大径部21bと第1リンク40との間の当接が解除される(図11B)。この際、第1スプリング61を介した付勢力によって、第1リンク40は回転せずそのままの状態を維持する。そして、更にカムシャフト20がACC位置へと回され、カム部21の大径部21bと第2カム係合部56の最も下方に突出した部位との間の当接が解除されると、第2スプリング62の付勢力によって、カムシャフト20がACC位置へと至る(図11A参照)。この際、この際、第2リンク50Aは、第1リンク係合部54Aが第2リンク係合部46に係合した状態で、第1リンク40Aを回転させる。このようにして、第2リンク50Aの作動により、第1リンク40を介してプランジャ31が機械的に引き込み位置へと駆動される。
本実施例によっても、上述した実施例1と同様の効果が得られる。
このようにして、上述した実施例1と実施例2にように、ソレノイド30の配置(すなわちカムシャフト20に対するソレノイド30の向き)に応じて、第2リンク50、50Aの構成を一部変更するだけで、省スペース化でレイアウトに応じたインターロック機構2,2Aを実現できる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、第1リンク40の第2リンク係合部46が凹部の形態であり、第2リンク50、50Aの第1リンク係合部54、54Aが当該凹部に嵌まる形態であったが、これに限られない。例えば、第2リンク50、50Aの第1リンク係合部54、54Aが凹部の形態であり、第1リンク40の第2リンク係合部46が当該凹部に嵌まる形態であってもよい。また、第1リンク40の第2リンク係合部46と、第2リンク50、50Aの第1リンク係合部54、54Aとは、凹部と凸部との関係で係合する態様である必要はなく、第2リンク50、50Aの第1リンク係合部54、54Aが、第1リンク40の第2リンク係合部46の上側に当接して下向きの力を付与できる態様の係合が実現できればよい。ただし、凹部の形態を利用した係合の場合、係合が確実なものとなり、第2リンク50、50Aから第1リンク40への力の伝達(第2スプリング62の付勢力の伝達)が確実なものとなる。
また、上述した実施例では、第1スプリング61は、プランジャ31を介して第1リンク40を付勢しているが、これに限られない。例えば、第1スプリング61は、許容位置に向けて第1リンク40を直接的に付勢してもよい。
1 ステアリングロック装置
2、2A インターロック機構
10 ハウジング
20 カムシャフト
21 カム部
21a 小径部
21b 大径部
22 シリンダ係合部
23 スイッチ係合部
30 ソレノイド
31 プランジャ
40 第1リンク
42 本体部
44 プランジャ係合部
46 第2リンク係合部
48 第1カム係合部
50、50A 第2リンク
52 本体部
54、54A 第1リンク係合部
56 第2カム係合部
56a 傾斜面
61 第1スプリング
62 第2スプリング
70 シリンダ錠
72 シリンダインナ
311 突起部
M1 回転モーメント
M2 回転モーメント
M3 回転モーメント
O1 第1回転軸
O2 第2回転軸

Claims (9)

  1. ハウジング内に配置され、キーの回転操作に応じてLOCK位置、ACC位置、ON位置及びSTART位置へ回転するカム部を有するカムシャフトと、
    突出位置と引き込み位置との間で移動可能なプランジャを駆動するソレノイドと、
    前記プランジャの移動に連動して規制位置と許容位置とに移動可能であって、前記プランジャの引き込み位置となる規制位置では前記カムシャフトのLOCK位置への回転を阻止し、前記プランジャの突出位置となる許容位置では前記カムシャフトのLOCK位置への回転を許容する阻止部材と、
    一端部が前記ハウジングに軸支され、他端部が前記阻止部材に離脱可能な態様で係合可能であり、前記カム部の回転に連動するカム連動部材と、
    前記阻止部材を許容位置に向けて付勢する第1スプリングと、
    前記カム連動部材を介して前記阻止部材を前記規制位置に向けて付勢する第2スプリングとを備え、
    前記カム連動部材は、前記カムシャフトがLOCK位置からACC位置に回転することに応じて、前記第2スプリングからの付勢力によって前記第1スプリングの付勢力に抗して前記阻止部材を前記許容位置から前記規制位置に移動させる、ステアリングロック装置。
  2. 前記第1スプリングは、前記プランジャを介して前記阻止部材を付勢し、
    前記阻止部材には、前記カム連動部材の前記他端部が係合可能な凹部が形成され、又は、前記カム連動部材の前記他端部には、前記阻止部材が係合可能な凹部が形成される、請求項1に記載のステアリングロック装置。
  3. 前記ソレノイドは、給電されることにより、前記プランジャを引き込み位置に保持する、請求項2に記載のステアリングロック装置。
  4. 前記阻止部材と前記カム連動部材は、前記プランジャの移動方向に垂直な回転軸まわりに回転可能に軸支される、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載のステアリングロック装置。
  5. 前記ソレノイドは、前記カムシャフトの軸方向に対して前記プランジャの移動方向が直角になる向きで配置される、請求項4に記載のステアリングロック装置。
  6. 前記カム連動部材は、前記プランジャの移動方向に平行な回転軸まわりに回転可能に軸支され、
    前記阻止部材は、前記プランジャの移動方向に垂直な回転軸まわりに回転可能に軸支される、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載のステアリングロック装置。
  7. 前記ソレノイドは、前記カムシャフトの軸方向に対して前記プランジャの移動方向が平行になる向きで配置される、請求項6に記載のステアリングロック装置。
  8. 前記カム連動部材の前記他端部に傾斜面が設けられ、
    前記傾斜面は、ACC位置において前記カム部の回転方向で前記カム部の大径部に対向し、前記カム部のACC位置からLOCK位置への回転に伴い前記大径部に乗り上がって前記カム連動部材を押し上げる、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載のステアリングロック装置。
  9. 前記阻止部材は、前記規制位置において前記カム部の回転方向で前記カム部の大径部に当接し、
    前記阻止部材は、前記規制位置において前記カム部から受ける力によって、前記プランジャを引き込み位置に向かわせる方向の回転モーメントが発生するように、構成される、請求項1〜8のうちのいずれか1項に記載のステアリングロック装置。
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