JP6421660B2 - 搬送用容器保持具及びこれを備えたサンプリング装置 - Google Patents

搬送用容器保持具及びこれを備えたサンプリング装置 Download PDF

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Description

本発明は、試料が収容され、開口部がキャップにより封止された試料容器を保持して搬送するための搬送用容器保持具及びこれを備えたサンプリング装置に関するものである。
例えば血液などの試料を分析する場合には、試料が収容された試料容器内にプローブが挿入され、当該プローブにより試料容器内の試料が吸引される。試料容器の上面の開口部はキャップにより封止されており、当該キャップにプローブを貫通させることにより、試料容器内にプローブを挿入することができる。
従来の一般的なサンプリング装置では、プローブをキャップに直接突き刺して、当該キャップにプローブを貫通させるような構成となっている。そのため、プローブをキャップに突き刺したときに生じるキャップの屑が、プローブ内に詰まってしまう場合があった。そこで、穿孔部材(ピアサ)をキャップに突き刺して試料容器内に挿入した上で、当該穿孔部材内を通して試料容器内にプローブを挿入するような構成が採用される場合がある(例えば、下記特許文献1参照)。
試料容器の開口部を封止するキャップとしては、主に2種類のものが使用されている。1種類目のキャップは、全体がゴムにより形成されており、試料容器の開口部全体がゴムで覆われる。一方、2種類目のキャップは、ゴム及びフィルムにより形成されており、試料容器の開口部の中心部のみがゴムで覆われ、ゴムの周囲は薄いフィルムにより覆われる。
図9Aは、フィルム221及びゴム222により形成されたキャップ22の構成例を示す平面図である。図9Bは、図9Aのキャップ22が取り付けられた試料容器2の一例を示す断面図である。このキャップ22は、円環状の薄いフィルム221と、フィルム221の中心部に取り付けられた円形状のゴム222とにより構成されている。
ゴム222は、フィルム221の中心に位置する円形状の薄肉部223と、薄肉部223の周囲に設けられた円環状の厚肉部224とが一体的に形成された構成となっている。例えば試料としての血液を試料容器2内に採血する際には、キャップ22を覆うようにホルダ100を試料容器2に取り付けることにより、ホルダ100に保持された細管101を薄肉部223に突き刺して試料容器2内に挿入する。この状態で採血を行うことにより、外部から細管101を介して試料容器2内に血液を試料として採取することができる。
フィルム221は、試料容器2の開口部21の周縁に接着剤で貼り付けられている。フィルム221の一部は、試料容器2の開口部21の周縁よりも外側に大きく張り出しており、この張り出した部分は作業者が摘まむためのタブ225を構成している。これにより、作業者はタブ225を摘まんで引き上げることにより、試料容器2の開口部21の周縁からフィルム221を剥がし、開口部21を開放することができる。
国際公開第2013/168559号
図9A及び図9Bに示すようなキャップ22で開口部21が封止された試料容器2を用いて、当該試料容器2内の試料をプローブで吸引する場合には、例えばキャップ22のフィルム221を剥がすことにより試料容器2の開口部21を開放した上で、その開口部21を介してプローブを試料容器2内に挿入することができる。このようにして試料容器2内にプローブを挿入し、試料容器2内の試料をプローブにより吸引すれば、穿孔部材を用いることなく試料容器2内の試料をプローブで吸引することができる。
一方、キャップ22のフィルム221を剥がすことなく、ゴム222に穿孔部材を突き刺して試料容器2内に挿入した上で、当該穿孔部材内を通して試料容器2内にプローブを挿入することもできる。この場合には、作業者がフィルム221を剥がす手間を省くことができるため、作業効率を向上することができる。
しかしながら、ゴム222の薄肉部223はホルダ100の細管101を突き刺すためのものであり、その面積が比較的小さい。そのため、ゴム222に穿孔部材を突き刺したときには、穿孔部材が薄肉部223ではなく厚肉部224に突き刺さり、穿孔時の負荷が大きくなる場合があった。この場合、穿孔時の負荷によって薄いフィルム221が破れ、ゴム222が試料容器2内に落下するおそれがある。ゴム222が試料容器2内に落下した場合には、プローブがゴム222に接触したり、適切な量の試料をプローブに吸引できなかったりすることにより、サンプリングを良好に行うことができないという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、試料容器の開口部を封止するキャップを穿孔部材により良好に穿孔することができる搬送用容器保持具及びこれを備えたサンプリング装置を提供することを目的とする。
本発明に係る搬送用容器保持具は、試料が収容され、開口部がキャップにより封止された試料容器を搬送するための搬送用容器保持具であって、本体と、位置調整機構とを備える。前記本体は、前記試料容器を保持する。前記位置調整機構は、前記本体に対する前記試料容器の開口部の中心位置を調整する。
このような構成によれば、搬送用容器保持具に試料容器の開口部の中心位置を調整する機能を持たせることができる。これにより、試料容器の開口部を封止するキャップの位置を、穿孔部材によるキャップの穿孔位置に応じてずらすことができる。したがって、図9Aに例示されるようなフィルム221及びゴム222により形成されたキャップ22であっても、ゴム222の厚肉部224ではなく薄肉部223に穿孔部材を突き刺すことが可能となるため、キャップ22を穿孔部材により良好に穿孔することができる。
前記位置調整機構は、前記本体に対して前記試料容器を傾斜させることにより、当該試料容器の開口部の中心位置を調整してもよい。
このような構成によれば、本体に対して試料容器を傾斜させることにより、試料容器の開口部の中心位置を調整し、当該開口部を封止するキャップを穿孔部材により良好に穿孔することができる。特に、試料容器を少し傾斜させるだけで、試料容器の開口部の中心位置を大きく移動させることができるため、開口部の中心位置の調整を容易に行うことができる。
前記位置調整機構は、前記本体に対して前記試料容器を水平移動させることにより、当該試料容器の開口部の中心位置を調整してもよい。
このような構成によれば、本体に対して試料容器を水平移動させることにより、試料容器の開口部の中心位置を調整し、当該開口部を封止するキャップを穿孔部材により良好に穿孔することができる。特に、試料容器を水平移動させることにより、試料容器の中心に穿孔部材及びプローブを真っ直ぐ挿入することができるため、プローブに試料を良好に吸引することができる。
本発明に係るサンプリング装置は、前記搬送用容器保持具と、搬送機構と、穿孔部材と、プローブと、搬送制御部とを備える。前記搬送機構は、前記搬送用容器保持具を搬送方向に沿って搬送する。前記穿孔部材は、前記キャップを穿孔し、前記試料容器内に挿入される。前記プローブは、前記穿孔部材内を通って前記試料容器内に挿入され、前記試料容器内の試料を吸引する。前記搬送制御部は、前記搬送機構により前記搬送方向に沿って搬送される前記搬送用容器保持具の停止位置を制御することにより、前記試料容器の開口部の中心位置を前記穿孔部材による前記キャップの穿孔位置に合わせる。
このような構成によれば、試料容器の開口部を封止するキャップの位置を、穿孔部材によるキャップの穿孔位置に応じて搬送用容器保持具内でずらすとともに、その搬送用容器保持具を搬送する際の停止位置を制御することにより、試料容器の開口部の中心位置を穿孔部材によるキャップの穿孔位置に確実に合わせることができる。したがって、キャップを穿孔部材により良好に穿孔することができる。
本発明によれば、試料容器の開口部を封止するキャップの位置を、穿孔部材によるキャップの穿孔位置に応じてずらすことができるため、キャップを穿孔部材により良好に穿孔することができる。
本発明の一実施形態に係るサンプリング装置の構成例を示した概略平面図である。 試料容器及びラックの一例を示した概略断面図であり、ラック移動方向に対して直交方向の断面を示している。 図2Aのラックの一部を示した概略平面図である。 試料容器及びラックの他の例を示した概略断面図であり、ラック移動方向に対して直交方向の断面を示している。 図3Aのラックの一部を示した概略平面図である。 ラック移動方向に沿ったラックの停止位置を制御する際の態様について説明するための概略平面図である。 試料容器から試料を吸引する際の動作について説明するための概略断面図である。 試料容器から試料を吸引する際の動作について説明するための概略断面図である。 試料容器から試料を吸引する際の動作について説明するための概略断面図である。 試料容器から試料を吸引する際の動作について説明するための概略断面図である。 サンプリング装置の電気的構成の一例を示したブロック図である。 サンプリングを行う際の制御部による処理の一例を示したフローチャートである。 本発明の別実施形態に係るラックの構成例を示した概略断面図であり、ラック移動方向に対して直交方向の断面を示している。 図8Aのラックの一部を示した概略平面図である。 フィルム及びゴムにより形成されたキャップの構成例を示す平面図である。 図9Aのキャップが取り付けられた試料容器の一例を示す断面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るサンプリング装置1の構成例を示した概略平面図である。このサンプリング装置1は、例えば血液などの各種試料を分析するための分析装置に備えられ、試料が収容された複数の試料容器2を自動で順次送り出し、各試料容器2内の試料を吸引して分注することができる。
試料容器2は、ラック3により保持された状態でサンプリング装置1にセットされる。各ラック3には、複数の試料容器2を保持することができる。サンプリング装置1には、ラック3を複数設置することができる設置部4が備えられている。設置部4は、設置部移動機構(図示せず)により、例えば設置部4上でラックが並ぶ方向と同じ方向である設置部移動方向D1に沿って一直線上に移動できるように設けられている。
ラック3は、設置部移動方向D1の特定の位置(搬送位置5)において、搬送機構(図示せず)により設置部4から送り出される。ラック3は、例えば設置部移動方向D1に対して直交するラック移動方向(搬送方向)D2に沿って一直線上に送り出される。この例では、設置部4を設置部移動方向D1に沿って移動させることにより、設置部4に設置されている複数のラック3を搬送位置5へと順次移動させ、当該搬送位置5からラック移動方向D2に沿ってラック3を送り出すことができる。
設置部4から送り出されたラック3は、ラック搬送路6上で一旦停止され、当該ラック3に保持されている試料容器2内の試料が、ピアサ(穿孔部材)7及びプローブ8を用いて吸引される。ピアサ7は、鉛直方向(図1における紙面前後方向)に延びるようにピアサ保持機構71により保持されており、回転軸712を中心とする円弧状の軌道713に沿って移動可能となっている。一方、プローブ8は、鉛直方向に延びるようにプローブ保持機構81により保持されており、回転軸812を中心とする円弧状の軌道813に沿って移動可能となっている。
図2Aは、試料容器2及びラック3の一例を示した概略断面図であり、ラック移動方向D2に対して直交方向の断面を示している。図2Bは、図2Aのラック3の一部を示した概略平面図である。
試料容器2には、例えば血液などの試料が収容されており、その上面に形成された開口部21がキャップ23により封止されている。この例では、キャップ23の全体がゴムにより形成されている。キャップ23は、平面視で円形状に形成されており、その中心部が他の部分よりも厚みが小さい薄肉部231となっている。
ピアサ7は、中心軸線Cに沿って鉛直方向に移動することによりキャップ23を穿孔する。ラック3をラック移動方向D2に沿って定位置まで送り出すことにより、中心軸線Cを試料容器2の開口部21の中心位置P1に合わせて、キャップ23を穿孔することができる。本実施形態では、複数の試料容器2がラック移動方向D2に沿って並べて保持されており、ラック3をラック移動方向D2に沿って移動させることにより、各試料容器2を中心軸線C上の定位置に順次搬送することができる。
ラック3は、試料容器2を保持して搬送するための搬送用容器保持具であり、試料容器2の底面を保持する本体31と、試料容器2の外周面に接触して試料容器2の傾斜角度を一定に保持する爪部材32とを備えている。本体31の内底面には、試料容器2の底部に対応する球面状に形成された凹部311が形成されており、当該凹部311内に試料容器2の底部が収容された状態で保持される。爪部材32は、本体31に対して着脱可能に構成されている。
この例では、爪部材32に3つの保持爪321が設けられている。各保持爪321は、中心軸線Cを中心として周方向に均等な間隔を隔てて配置されており、中心軸線C側に向かって延びるように片持ち支持された板状の部材からなる。これらの保持爪321が板ばねとして機能することにより、試料容器2の開口部21の中心位置P1が中心軸線C上となるように、試料容器2が鉛直方向に沿って真っ直ぐ延びた姿勢で保持される。ただし、保持爪321は、3つに限らず、例えば4つ以上設けられていてもよい。
このように、図2A及び図2Bの例では、試料容器2の開口部21の中心位置P1が、中心軸線Cに対して、ラック移動方向D2に直交する方向D3にずれていない。しかし、爪部材32は、本体31に対して着脱可能となっているため、爪部材32を異なる種類のものに交換すれば、試料容器2の開口部21の中心位置P1を中心軸線Cに対して方向D3にずらすことができる。なお、上記方向D3は設置部移動方向D1と平行である必要はなく、ラック移動方向D2に対して交差していればよい。
図3Aは、試料容器2及びラック3の他の例を示した概略断面図であり、ラック移動方向D2に対して直交方向の断面を示している。図3Bは、図3Aのラック3の一部を示した概略平面図である。
この例では、試料容器2の開口部21を封止するキャップ22が、図2A及び図2Bに例示したキャップ23とは異なる構成となっている。具体的には、キャップ22は、円環状の薄いフィルム221と、フィルム221の中心部に取り付けられた円形状のゴム222とにより構成されている。
ゴム222は、フィルム221の中心に位置する円形状の薄肉部223と、薄肉部223の周囲に設けられ、薄肉部223よりも厚みが大きい円環状の厚肉部224とが一体的に形成された構成となっている。フィルム221は、試料容器2の開口部21の周縁に接着剤で貼り付けられている。
フィルム221の一部は、試料容器2の開口部21の周縁よりも外側に張り出しており、この張り出した部分は作業者が摘まむためのタブ225を構成している。これにより、作業者はタブ225を摘まんで引き上げることにより、試料容器2の開口部21の周縁からフィルム221を剥がし、開口部21を開放することができる。ただし、タブ225は省略されてもよい。
本実施形態のようなピアサ7を備えたサンプリング装置1においては、キャップ22のフィルム221を剥がすことなく、ゴム222にピアサ7を突き刺して試料容器2内に挿入した上で、当該ピアサ7内を通して試料容器2内にプローブ8を挿入することができる。ピアサ7は、中心軸線Cに沿って鉛直方向に移動することによりキャップ23を穿孔する。
この例では、爪部材32が、図2A及び図2Bの場合とは異なる形状のものに交換されている。具体的には、図2A及び図2Bの例における爪部材32の保持爪321が1つ省略されることにより、2つの保持爪321が爪部材32に設けられた構成となっている。これにより、板ばねとして機能する保持爪321の作用によって、試料容器2の開口部21の中心位置P1が中心軸線Cに対して方向D3に一定量(例えば1mm以下)ずれた状態で試料容器2が保持される。このとき、試料容器2の底部は凹部311に収容されて移動しないため、試料容器2は、中心軸線Cに対して一定の角度(例えば10°以下)で傾斜した姿勢で保持されることとなる。
このように、本実施形態では、爪部材32を本体31に対して交換可能な構成とすることにより、ラック3に試料容器2の開口部21の中心位置P1を調整する機能を持たせることができる。すなわち、爪部材32が、本体31に対する試料容器2の開口部21の中心位置P1を調整する位置調整機構として機能する。これにより、試料容器2の開口部21を封止するキャップ22の位置を、ピアサ7によるキャップ22の穿孔位置P2に応じてずらすことができる。
中心軸線Cに沿って鉛直方向に移動するピアサ7は、筒状の部材であり、先端面の一部が尖った形状とされることにより、その尖った部分がキャップ22に接触する位置が穿孔位置P2となる。この穿孔位置P2は、中心軸線C上にはなく、中心軸線C上からずれた位置となる。そのため、穿孔位置P2がキャップ22,23の薄肉部223,231とは異なる位置となる場合もある。
このような場合でも、図2A及び図2Bの例では、キャップ23の全体がゴムにより形成されているため、穿孔位置P2が薄肉部231とは異なる位置になったとしても、穿孔時にキャップ23が破損する危険性は低い。一方、図3A及び図3Bの例では、穿孔位置P2が薄肉部223ではなく厚肉部224となった場合に、薄いフィルム221が破れる可能性があるが、上記のように試料容器2の開口部21の中心位置P1をずらすことにより、ゴム222の薄肉部223にピアサ7を突き刺すことが可能となるため、キャップ22をピアサ7により良好に穿孔することができる。
また、本実施形態では、爪部材32を用いてラック3の本体31に対して試料容器2を傾斜させることにより、当該試料容器2の開口部21の中心位置P1を調整し、当該開口部21を封止するキャップ22をピアサ7により良好に穿孔することができる。特に、試料容器2を少し傾斜させるだけで、試料容器2の開口部21の中心位置P1を大きく移動させることができるため、開口部21の中心位置P1の調整を容易に行うことができる。
ただし、爪部材32は、試料容器2を傾斜させることができるような構成であれば、保持爪321が1つ省略された構成に限られるものではない。例えば、保持爪321が2つ以上省略された構成であってもよいし、各保持爪321の形状又は角度を変更したり、保持爪321以外の構成で試料容器2の外周面を保持したりしてもよい。
ここで、ピアサ7による穿孔位置P2は、試料容器2を中心軸線Cに対して傾斜させるだけで薄肉部223に合わせることができる場合もあれば、それだけでは薄肉部223に合わせることができない場合もある。具体的には、中心軸線Cに対して穿孔位置P2がずれている方向と、試料容器2が中心軸線Cに対して傾斜する方向とが同じ方向であれば、試料容器2を中心軸線Cに対して傾斜させるだけで穿孔位置P2を薄肉部223に合わせることができる。
一方、中心軸線Cに対して穿孔位置P2がずれている方向と、試料容器2が中心軸線Cに対して傾斜する方向とが異なる方向である場合には、試料容器2を中心軸線Cに対して傾斜させるだけでは、穿孔位置P2を薄肉部223に合わせることができない。このような場合には、例えばラック移動方向D2に沿ったラック3の停止位置を制御することにより、穿孔位置P2を薄肉部223に合わせることが可能となる。
図4は、ラック移動方向D2に沿ったラック3の停止位置を制御する際の態様について説明するための概略平面図である。例えば、試料容器2を中心軸線Cに対して傾斜させることにより、試料容器2の開口部21の中心位置P1がΔAだけ方向D3にずれたとする。この図4の例では、試料容器2の開口部21の中心位置P1が方向D3にずれただけでは、当該中心位置P1がピアサ7による穿孔位置P2とは一致しない。
そこで、ラック移動方向D2に沿ったラック3の停止位置を制御して、ラック3を通常停止する定位置からΔBだけずらして停止させることにより、試料容器2の開口部21の中心位置P1をピアサ7による穿孔位置P2に合わせることができる。すなわち、試料容器2の開口部21を封止するキャップ22の位置を、ピアサ7によるキャップ22の穿孔位置P2に応じてラック3で方向D3にずらすとともに、そのラック3をラック移動方向D2に搬送する際の停止位置を制御することにより、試料容器2の開口部21の中心位置P1をピアサ7によるキャップ22の穿孔位置P2に確実に合わせることができる。したがって、キャップ22をピアサ7により良好に穿孔することができる。
図5A〜図5Dは、試料容器2から試料を吸引する際の動作について説明するための概略断面図である。試料容器2から試料を吸引する際には、試料容器2の開口部21を封止しているキャップ22がピアサ7により穿孔され、試料容器2内にピアサ7が挿入された後、当該ピアサ7内を通して試料容器2内にプローブ8が挿入される。そして、プローブ8が試料容器2内の試料中に浸漬された状態で、ポンプ(図示せず)を駆動させることにより、試料容器2内の試料が吸引される。
ピアサ保持機構71には、水平方向に延びるピアサアーム711が備えられており、当該ピアサアーム711の一端部にピアサ7が保持されている。ピアサアーム711は、その他端部に取り付けられた回転軸712を中心に回転可能に保持されている。したがって、回転軸712を中心にピアサアーム711を回転させれば、ピアサ7を円弧状の軌道713に沿って水平方向に移動させることができる(図1参照)。また、ピアサアーム711は、回転軸712に沿って鉛直方向にも移動させることができる。
ピアサ7を試料容器2内に挿入する際には、ピアサアーム711を回転させることにより、ピアサ7を試料容器2の上方に水平移動させた後(図5A参照)、ピアサアーム711を鉛直下方に移動させることにより、ピアサ7を先端から試料容器2内に挿入させる(図5B参照)。このようなピアサ7の移動は、モータ及びギアなどのピアサ駆動機構(図示せず)を駆動させることにより行われる。
プローブ保持機構81には、水平方向に延びるプローブアーム811が備えられており、当該プローブアーム811の一端部にプローブ8が保持されている。プローブアーム811は、その他端部に取り付けられた回転軸812を中心に回転可能に保持されている。したがって、回転軸812を中心にプローブアーム811を回転させれば、プローブ8を円弧状の軌道813に沿って水平方向に移動させることができる(図1参照)。また、プローブアーム811は、回転軸812に沿って鉛直方向にも移動させることができる。
プローブ8を試料容器2内に挿入する際には、プローブアーム811を回転させることにより、プローブ8を試料容器2に挿入されたピアサ7の上方に水平移動させた後(図5C参照)、プローブアーム811を鉛直下方に移動させることにより、プローブ8を先端からピアサ7内に挿入させる(図5D参照)。このようなプローブ8の移動は、モータ及びギアなどのプローブ駆動機構(図示せず)を駆動させることにより行われる。
試料の分注動作(サンプリング)を行う際には、上記のようにして試料容器2内にプローブを挿入させ、当該プローブ8で試料を吸引することにより試料吸引動作を行った後、プローブアーム811を鉛直上方に移動させることにより、試料容器2内からプローブ8を退避させる。そして、プローブアーム811を回転させることにより、軌道813上の分注口814(図1参照)の上方にプローブ8を水平移動させ、再びプローブアーム811を鉛直下方に移動させる。これにより、分注口814にプローブ8が挿入され、この状態で予め吸引されている試料を吐出することにより、分注口814に試料を分注することができる。
試料吸引動作時には、例えばプローブ8内に希釈液などの試薬を吸引した上で、当該プローブ8を試料容器2内に挿入して試料を吸引する場合がある。このような場合には、試料を吸引する前に、プローブアーム811を回転させて、試薬保持部815(図1参照)に保持されている試薬の上方にプローブ8を水平移動させた後、プローブアーム811を鉛直下方に移動させる。これにより、試薬中にプローブ8が浸漬され、プローブ8内に試薬を吸引することができる。
その後、プローブアーム811を鉛直上方に移動させることにより、試薬中からプローブ8を退避させる。そして、プローブアーム811を回転させることにより、プローブ8を試料容器2の上方に水平移動させた後、プローブアーム811を鉛直下方に移動させることにより、ピアサ7を介して試料容器2内にプローブ8を挿入させる(図5D参照)。この状態で試料容器2内の試料を吸引し、上述のような分注動作を行うことにより、試料及び試薬の混合液を分注口814に分注することができる。
プローブ8は、試料を吸引する度に試料容器2内(ピアサ7内)から抜かれ、分注後に洗浄液で洗浄された後、次の試料の吸引動作が行われる。同一の試料容器2から複数回にわたって試料を吸引する場合には、同一の試料容器2内にプローブ8が複数回挿入されることとなる。一方、ピアサ7は、同一の試料容器2から複数回にわたって試料が吸引される間、試料容器2に挿入された状態のまま維持され、当該試料容器2からの試料の吸引が終了した時点で試料容器2内から抜かれて、洗浄液で洗浄される。
図6は、サンプリング装置1の電気的構成の一例を示したブロック図である。本実施形態に係るサンプリング装置1には、例えばCPU(Central Processing Unit)などにより構成される制御部9が備えられている。また、サンプリング装置1には、上述のピアサ保持機構71及びプローブ保持機構81の他に、ラック3をラック移動方向D2に沿って搬送する搬送機構10や、作業者が操作を行うための操作部20などが備えられている。
搬送機構10は、例えばモータ及びギアなどを含む構成であり、当該搬送機構10を動作させることにより、ラック3をラック移動方向D2に沿って一直線上に搬送することができる。操作部20は、例えばスイッチを含む構成であり、当該スイッチを作業者が操作することにより、制御部9による制御モードを切り替えることができるようになっている。
制御部9は、CPUがプログラムを実行することにより、ピアサ制御部91、プローブ制御部92、搬送制御部93及びモード切替部94などとして機能する。
ピアサ制御部91は、ピアサ保持機構71を動作させることにより、ピアサ7を移動させる処理を行う。具体的には、ピアサアーム711を回転させてピアサ7を水平移動させる処理や、ピアサアーム711を鉛直方向に移動させてピアサ7を試料容器2内に挿入、又は、試料容器2内から退避させる処理などが行われる。
プローブ制御部92は、プローブ保持機構81を動作させることにより、プローブ8を移動させる処理を行う。具体的には、プローブアーム811を回転させてプローブ8を水平移動させる処理や、プローブアーム811を鉛直方向に移動させてプローブ8を試料容器2内に挿入、又は、試料容器2内から退避させる処理などが行われる。
搬送制御部93は、搬送機構10を動作させることにより、ラック3をラック移動方向D2に沿って搬送する処理を行う。本実施形態では、搬送制御部93の制御により、ラック3をラック移動方向D2に沿った任意の停止位置で停止させることができるようになっている。
モード切替部94は、作業者による操作部20の操作に基づいて、搬送制御部93によるラック3の搬送モードを切り替える。すなわち、本実施形態では、操作部20に含まれるスイッチの操作に基づいて、予め設定されている複数の搬送モードのいずれかに切り替えることができるようになっている。
搬送モードとしては、ラック3を通常の定位置に停止させることにより、試料容器2の開口部21の中心位置P1を中心軸線Cに合わせる中心穿孔モードと、ラック3を定位置からずらして停止させることにより、試料容器2の開口部21の中心位置P1を中心軸線Cに対して偏心させる偏心穿孔モードとが挙げられる。上記中心穿孔モードは、例えば図2A及び図2Bに例示されるような態様で試料容器2がラック3に保持されている場合に選択される。一方、上記偏心穿孔モードは、例えば図3A及び図3Bに例示されるような態様で試料容器2がラック3に保持されている場合に選択される。
図7は、サンプリングを行う際の制御部9による処理の一例を示したフローチャートである。サンプリングを行う際には、搬送機構10がラック移動方向D2に沿ってラック3を移動させることにより、ラック3の搬送が開始される(ステップS101)。そして、選択されている搬送モードが中心穿孔モード又は偏心穿孔モードのいずれであるかに応じて、異なる停止位置でラック3を停止させるように制御が行われる。
具体的には、選択されている搬送モードが中心穿孔モードであれば(ステップS102でYes)、ラック3を通常の定位置に停止させる(ステップS103)。このとき、図2A及び図2Bに例示されるような態様で試料容器2がラック3に保持されていれば、ピアサ7の軌道713上に試料容器2の開口部21の中心位置P1が合せられる。
一方、選択されている搬送モードが偏心穿孔モードであれば(ステップS104でYes)、ラック3を上記定位置からΔBだけずらして停止させる(ステップS105)。このとき、図3A及び図3Bに例示されるような態様で試料容器2がラック3に保持されていれば、図4を用いて説明したように、ピアサ7によるキャップ22の穿孔位置P2に試料容器2の開口部21の中心位置P1が合せられる。
上記のようにしてラック3を搬送した後、ピアサ7を水平移動させた上で中心軸線Cに沿って鉛直下方に移動させることにより、ピアサ7が先端から試料容器2内に挿入される(ステップS106)。その後、プローブ8を水平移動させた上で中心軸線Cに沿って鉛直下方に移動させることにより、プローブ8がピアサ7内を通って試料容器2内に挿入される(ステップS107)。
この状態でプローブ8に試料が吸引された後(ステップS108)、プローブ8が分注口814へと移動される(ステップS109)。そして、分注口814においてプローブ8から試料が吐出されることにより(ステップS110)、試料の分注動作が完了する。
図8Aは、本発明の別実施形態に係るラック3の構成例を示した概略断面図であり、ラック移動方向D2に対して直交方向の断面を示している。図8Bは、図8Aのラック3の一部を示した概略平面図である。本実施形態では、ラック3の本体31に対して試料容器2を傾斜させるのではなく、水平移動させることにより、試料容器2の開口部21の中心位置P1を調整することができるようになっている。
具体的には、本体31の内底面に形成された凹部312が、試料容器2の底部よりも広い範囲にわたって形成されており、当該凹部312内を試料容器2の底部が水平方向に移動できるように構成されている。したがって、図2A及び図2Bの場合と同様の爪部材32を本体31に取り付けた場合には、板ばねとして機能する保持爪321の作用によって、試料容器2の底部が凹部311内で水平方向に移動する。これにより、試料容器2の開口部21の中心位置P1が中心軸線Cに対して方向D3に一定量(例えば1mm以下)ずれた状態で、試料容器2が鉛直方向に延びる姿勢で保持されることとなる。
本実施形態では、爪部材32が、本体31に対して試料容器2を水平移動させることにより、試料容器2の開口部21の中心位置P1を調整する位置調整機構として機能する。これにより、試料容器2の開口部21を封止するキャップ22が図3A及び図3Bと同様の構成であっても、キャップ22をピアサ7により良好に穿孔することができる。特に、試料容器2を水平移動させることにより、試料容器2の中心にピアサ7及びプローブ8を真っ直ぐ挿入することができるため、プローブ8に試料を良好に吸引することができる。
以上の実施形態では、搬送機構10によるラック3の搬送モードが、操作部20に含まれるスイッチを用いて切り替えられるような構成について説明した。しかし、このような構成に限らず、操作キー又は操作画面などの他の部分を作業者が操作することにより、搬送モードが切り替えられるような構成であってもよい。
また、搬送モードが作業者により手動で切り替えられるような構成に限らず、例えば試料容器2の開口部21を封止するキャップ22の種類を判別することにより、その種類に応じて搬送モードが自動で切り替えられるような構成であってもよい。この場合、キャップ22の種類に応じて異なるラック3を使用することにより、ラック3の種類に応じて搬送モードが自動で切り替えられるような構成であってもよい。ただし、搬送モードは2つに限られるものではなく、例えばラック3の停止位置が3つ以上設定されることにより、3つ以上の搬送モードのいずれかに任意に切り替えることができるようになっていてもよい。
ラック3は、上記実施形態のような態様で試料容器2を傾斜又は水平移動させるような構成に限られるものではない。例えば、爪部材32に備えられた保持爪321を個別に着脱可能な構成とすることにより、保持爪321を着脱することによって試料容器2を傾斜又は水平移動させることができてもよい。また、爪部材32に限らず、例えば作業者が操作する調整部をラック3に設けることにより、当該調整部を作業者が操作することによって試料容器2を任意に傾斜又は水平移動させることができてもよい。ただし、試料容器2を傾斜又は水平移動させるような構成に限らず、試料容器2の開口部21の中心位置P1を他の任意の態様で調整することが可能である。
ラック3は、複数の試料容器2を保持することができるような構成に限らず、例えば試料容器2を1つだけ保持することができるような構成であってもよい。また、ラック3は、サンプリング装置1に対して着脱可能な別個の部材として構成されたものに限らず、サンプリング装置1と一体的に構成されていてもよい。
1 サンプリング装置
2 試料容器
3 ラック
4 設置部
5 搬送位置
6 ラック搬送路
7 ピアサ
8 プローブ
9 制御部
10 搬送機構
20 操作部
21 開口部
22 キャップ
23 キャップ
31 本体
32 爪部材
71 ピアサ保持機構
81 プローブ保持機構
91 ピアサ制御部
92 プローブ制御部
93 搬送制御部
94 モード切替部
221 フィルム
222 ゴム
223 薄肉部
224 厚肉部
225 タブ
231 薄肉部
311 凹部
312 凹部
321 保持爪
711 ピアサアーム
712 回転軸
713 軌道
811 プローブアーム
812 回転軸
813 軌道
814 分注口
815 試薬保持部
C 中心軸線
P1 中心位置
P2 穿孔位置

Claims (4)

  1. 試料が収容され、開口部がキャップにより封止された試料容器を搬送するための搬送用容器保持具と
    前記キャップを穿孔し、前記試料容器内に挿入される穿孔部材とを備え
    前記搬送用容器保持具が、
    前記試料容器を保持する本体と、
    前記本体に対する前記試料容器の開口部の中心位置を前記穿孔部材による前記キャップの穿孔位置に応じてずらす位置調整機構とを備えたことを特徴とするサンプリング装置
  2. 前記位置調整機構は、前記本体に対して前記試料容器を傾斜させることにより、当該試料容器の開口部の中心位置を前記穿孔部材による前記キャップの穿孔位置に応じてずらすことを特徴とする請求項1に記載のサンプリング装置
  3. 前記位置調整機構は、前記本体に対して前記試料容器を水平移動させることにより、当該試料容器の開口部の中心位置を前記穿孔部材による前記キャップの穿孔位置に応じてずらすことを特徴とする請求項1に記載のサンプリング装置
  4. 記搬送用容器保持具を搬送方向に沿って搬送する搬送機構と、
    記穿孔部材内を通って前記試料容器内に挿入され、前記試料容器内の試料を吸引するプローブと、
    前記搬送機構により前記搬送方向に沿って搬送される前記搬送用容器保持具の停止位置を制御することにより、前記試料容器の開口部の中心位置を前記穿孔部材による前記キャップの穿孔位置に合わせる搬送制御部とを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のサンプリング装置。
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