JP6418910B2 - タッチスクリーン、タッチパネル及び表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチを検出可能なタッチスクリーンと、それを備えるタッチパネル及び表示装置に関する。
タッチパネルは、指などの指示体によるタッチを検出して、タッチパネルのタッチされた位置の位置座標を特定する装置であり、優れたユーザインターフェース手段の1つとして注目されている。現在、抵抗膜方式や静電容量方式など種々の方式のタッチパネルが製品化されている。一般的に、タッチパネルは、タッチセンサ(タッチしたことを検出するセンサ)が内蔵されたタッチスクリーンと、当該タッチスクリーンから入力された信号に基づいてタッチされた位置の位置座標を特定する検出回路(検出装置)とを備えている。
静電容量方式のタッチパネルの1つとして、投影型静電容量(Projected Capacitive)方式のタッチパネルが提案されている(例えば特許文献1)。特許文献1のような投影型静電容量方式のタッチパネルは、タッチセンサが内蔵されたタッチスクリーンの前面側を厚さ数mm程度のガラス板などの保護板で覆った場合であってもタッチを検出することが可能である。このような投影型静電容量方式のタッチパネルは、保護板をタッチスクリーンの前面側に配置することができるため堅牢性に優れる。また、使用者が手袋を装着した状態でタッチした場合であっても、タッチを検出することが可能である。さらに、可動部を有さないため長寿命である。
投影型静電容量方式のタッチパネルは、例えば、静電容量を検出するための検出用配線として、薄い誘電膜上に形成された第1シリーズの導体エレメントと、第1シリーズの導体エレメント上に絶縁膜を隔てて形成された第2シリーズの導体エレメントとを備えている(例えば特許文献2)。これら導体エレメントは、互いに電気的に接触することなく平面視において複数の交点が形成されるように配設される。特許文献2のような構成において、指などの指示体と、検出用配線である第1シリーズの導体エレメント及び第2シリーズの導体エレメントとの間にて形成される静電容量を検出回路で検出することによって、指示体がタッチした位置の位置座標が特定される。このような位置座標の検出方式は、一般的に自己容量検出方式と呼ばれる。
また、例えば、行方向に延設され第1電極を構成する複数の行方向配線と、列方向に延設され第2電極を構成する複数の列方向配線との間における電界変化、すなわち相互容量の変化を検出することによって、タッチされた位置の位置座標を特定する検出方式がある(例えば特許文献3)。当該検出方式は、一般的に相互容量検出方式と呼ばれる。
上記の自己容量検出方式及び相互容量検出方式のいずれの場合でも、行配線と列配線とによって格子状に区画された平面領域(検出セル)に対して指などの指示体でタッチされると、タッチされた検出セル(センサブロック)における検出値と、当該センサブロック近傍の検出セルにおける検出値とのバランスに基づいて、タッチされた位置の位置座標を特定する方法が提案されている。
最近では、検出用配線として低抵抗なメタルを用いてメッシュ状の配線を形成し、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明電極よりも低抵抗である特性を活かして、行配線及び列配線の各々の端子に接続される引き出し配線を、各行方向配線及び各列方向配線の一方側の端部にのみ接続する構成が実現されている(例えば特許文献4)。
また、タッチスクリーンを表示装置の表示パネルに装着した場合、タッチスクリーンに備わる行方向配線及び列方向配線により、表示パネルの表示エリアが覆われる。配線の配置に応じて、表示光の透過が不均一となったり、外光の反射率が不均一となるため、モアレ現象が発生したり、配線が視認されるなどの問題があった。これに対して、ユーザに高品質な映像を提供するために、ユーザに配線が視認されにくいなど、タッチスクリーンの存在が感じられにくくするための、タッチスクリーンの構成が提案されている(例えば特許文献5,6)。
特開2012−103761号公報 特表平9−511086号公報 特表2003−526831号公報 特開2010−61502号公報 国際公開第2014/050306号 特開2014−109997号公報
上述したように例えば特許文献5または6などのタッチスクリーンでは、行方向配線と同層の他の配線との断線部分(電気的に分離する部分)、及び、列方向配線と同層の他の配線との断線部分とにおいて、断線部分とは別の層にダミー配線が配設される。このようなダミー配線を配設することにより、断線部分においても他の部分と同じ平面形状が形成することができるので、断線部分が視認されることを抑制することが可能となっている。
しかしながら、断線部分にダミー配線を平面視において重ね合わせる精度が厳しく、ダミー配線の配置のズレが生じやすい。この結果、重ね合わせた部分の平面形状が、他の平面形状と異なってしまうことによって、平面形状が不均一となり、重ね合わせた部分が視認されるという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、表示品位を高めることが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係るタッチスクリーンは、基板と、前記基板上に互いに絶縁膜を介して配設されるメッシュ状の下部電極及び上部電極とを備え、前記下部電極及び前記上部電極は、前記下部電極のメッシュの第1要素配線と、前記上部電極のメッシュの第2要素配線とが立体的に交差する部分である交差部分を有する。前記下部電極は、前記交差部分以外の前記第1要素配線に第1断線部分が設けられたことによって互いに絶縁された、行方向配線及び列方向配線の一方であるメッシュ状の第1検出用配線と、メッシュ状の第1絶縁配線とを含む。前記上部電極は、前記交差部分以外の前記第2要素配線に第2断線部分が設けられたことによって互いに絶縁された、前記行方向配線及び前記列方向配線の他方であるメッシュ状の第2検出用配線と、メッシュ状の第2絶縁配線とを含む。平面視において前記第1断線部分には前記第2要素配線が配設されておらず、平面視において前記第2断線部分には前記第1要素配線が配設されていない。

本発明によれば、断線部分が視認されることを抑制することができるので、表示品位を高めることができる。
実施の形態1に係るタッチスクリーンの構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係るタッチスクリーンの構成を示す平面図である。 実施の形態1に係る下部電極の構成を示す平面図である。 実施の形態1に係る下部電極の構成を示す拡大平面図である。 実施の形態1に係る上部電極の構成を示す平面図である。 実施の形態1に係る上部電極の構成を示す拡大平面図である。 実施の形態1に係る下部電極及び上部電極の構成を示す平面図である。 実施の形態2に係る第1要素配線及び第2要素配線の構成を示す平面図である。 実施の形態3に係る第1要素配線及び第2要素配線の構成を示す平面図である。 実施の形態3に係る下部電極の構成を示す平面図である。 実施の形態3に係る下部電極の構成を示す拡大平面図である。 実施の形態3に係る上部電極の構成を示す平面図である。 実施の形態3に係る上部電極の構成を示す拡大平面図である。 実施の形態3に係る下部電極及び上部電極の構成を示す平面図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係るタッチスクリーン1の構成を示す斜視図であり、図2は、当該タッチスクリーン1の構成を示す平面図である。まず、図1及び図2を用いて、本実施の形態1に係るタッチスクリーン1の層構造について説明する。本実施の形態1に係るタッチスクリーン1は、投影型静電容量方式のタッチスクリーンである。
図1に示すように、タッチスクリーン1は、基板である透明基板10と、下部電極20と、層間絶縁膜11と、上部電極30と、保護膜12と、粘着剤13と、透明基板40とを備える。
透明基板10は、タッチスクリーン1の下面層に用いられており、例えば透明なガラス材料または透明な樹脂からなる基板が適用される。
下部電極20は、透明基板10上に配設された電極であり、図1及び図2では便宜上図示されていないがメッシュ状の電極である。下部電極20は、例えばITO(Indium Tin Oxide)等の透明配線材料またはアルミニウム等の金属配線材料からなる。
図1及び図2では便宜上、下部電極20は、複数本の行方向配線21(第1検出用配線)のみを含むように図示されているが、後述するように行方向配線21以外の他の配線(電極)も含む。また、図1及び図2では便宜上、行方向配線21は、棒状の配線として図示されているが、メッシュ状の配線である。
透明基板10上には、下部電極20を被覆するように、絶縁膜である層間絶縁膜11が配設される。層間絶縁膜11には、例えばシリコン窒化膜またはシリコン酸化膜等の透明な(透光性を有する)絶縁性の膜が適用される。この層間絶縁膜11により、下部電極20と上部電極30とが絶縁される。
上部電極30は、層間絶縁膜11上に配設された電極であり、図1及び図2では便宜上図示されていないがメッシュ状の電極である。上部電極30は、例えばITO等の透明配線材料またはアルミニウム等の金属配線材料からなる。
図1及び図2では便宜上、上部電極30は、複数本の列方向配線31(第2検出用配線)のみを含むように図示されているが、後述するように列方向配線31以外の他の配線(電極)も含む。また、図1及び図2では便宜上、列方向配線31は、棒状の配線として図示されているが、メッシュ状の配線である。以上のように本実施の形態1では、下部電極20及び上部電極30は、互いに層間絶縁膜11を介して配設されている。
層間絶縁膜11上には、上部電極30を被覆するように保護膜12が配設される。保護膜12には、例えば層間絶縁膜11と同様に、シリコン窒化膜などの透明な(透光性を有する)絶縁性の膜が適用される。
保護膜12上には、タッチスクリーン1を保護するために、透明なガラス材料または透明な樹脂からなる透明基板40が配設されている。透明基板40は、例えばOCA(Optical Clear Adhesive)または両面テープ等の粘着剤13によって保護膜12に粘着されている。
本実施の形態1では、上述した列方向配線31及び行方向配線21に、アルミニウム系合金層と、その窒化層との多層構造を適用する。このような構成によれば、配線抵抗を小さくすることができ、かつ検出可能エリアの光の反射率を低減させることができる。ここで検出可能エリアとは、タッチスクリーン1における、指などの指示体でタッチされたことを検出可能なエリアを意味する。
本実施の形態1では、下部電極20の第1検出用配線が行方向配線21であり、上部電極30の第2検出用配線が列方向配線31である構成、つまり列方向配線31を行方向配線21の上層に配設する構成として説明するが、これに限ったものではない。例えば、これらの位置関係を逆にして、下部電極20の第1検出用配線が列方向配線31であり、上部電極30の第2検出用配線が行方向配線21である構成、つまり行方向配線21を列方向配線31の上層に配設する構成であってもよい。あるいは、行方向配線21及び列方向配線31を同一の層に配設し、行方向配線21と列方向配線31とが平面視で重なる部分にのみ層間絶縁膜(絶縁膜)11を配設することによって、行方向配線21と列方向配線31とを電気的に分離してもよい。
なお本実施の形態1では上述したように、行方向配線21及び列方向配線31に、アルミニウム系合金層とその窒化層との多層構造を適用するが、これに限ったものではない。例えば、列方向配線31に上述の多層構造を適用し、行方向配線21にITOなどの透明配線材料を適用するなど、様々な組み合わせが適用されてもよい。
さて、使用者は、図1及び図2のように構成されたタッチスクリーン1の表面となる透明基板40に対して、指などの指示体でタッチして操作を行う。透明基板40に指示体が触れる(タッチする)と、指示体と行方向配線21または列方向配線31との間にて容量結合(タッチ容量)が発生する。例えばタッチスクリーン1が、相互容量方式のタッチスクリーンである場合は、タッチ容量が発生したことに起因して上部電極30と下部電極20との間(すなわち、列方向配線31と行方向配線21との間)に生じる、相互容量の変化を検出することによって、検出可能エリア内のどの位置がタッチされたのかを特定することが可能となる。例えばタッチスクリーン1が、自己容量方式のタッチスクリーンである場合は、指示体と、上部電極30及び下部電極20との間に生じる、静電容量の変化を検出することによって、検出可能エリア内のどの位置がタッチされたのかを特定することが可能となる。
図2のタッチスクリーン1における上述の検出可能エリアは、行方向(紙面横方向)に延設された複数の行方向配線21と、行方向配線21よりも手前側で列方向(紙面縦方向)に延設された複数の列方向配線31とから構成されたマトリックス領域に相当する。
各行方向配線21は、引き出し配線R1〜R6を介して、外部の配線と電気的に接続するための端子50に接続されている。各列方向配線31は、引き出し配線C1〜C8を介して、端子50に接続されている。引き出し配線R6と引き出し配線C8との間には、ダミー引き出し配線14が配設されている。
引き出し配線R1〜R6及び引き出し配線C1〜C8は、検出可能エリアの外周側に詰めて配設される。このとき、引き出し配線R1〜R6では、長さが最も短い引き出し配線R6が最も内側になるように配設され、引き出し配線R6に沿って他の引き出し配線R1〜R5が配設されている。また、引き出し配線C1〜C8では、長さが最も短い引き出し配線C4を基準とし、当該引き出し配線C4に沿って他の引き出し配線C1〜C3,C5〜C8が配設されている。
このように、引き出し配線R1〜R6及び引き出し配線C1〜C8を検出可能エリアの外周側に詰めて配設することによって、タッチスクリーン1が装着された表示装置の表示パネルと、最外縁の引き出し配線R1及び引き出し配線C1を除く引き出し配線(引き出し配線R2〜R6、引き出し配線C2〜C8)との間にて生じるフリンジ容量を抑制することができる。
また、引き出し配線R1及び引き出し配線C1の外側には、グランド電位が入力されるシールド配線15が配設されている。すなわち、各行方向配線21、各列方向配線31、及び各引き出し配線R1〜R6,C1〜C8を平面視で囲むように、シールド配線15が配設されている。シールド配線15を配設することによって、タッチスクリーン1が装着された表示装置の表示パネルと、引き出し配線R1及び引き出し配線C1との間に生じるフリンジ容量を抑制することができる。
引き出し配線R1〜R6及び引き出し配線C1〜C8を上記のように配設することによって、タッチスクリーン1が装着された表示パネルから発生する電磁ノイズが引き出し配線に与える影響を低減することができる。
図3は、下部電極20の平面図であって、行方向配線21と列方向配線31とが平面視で重なる領域周辺を拡大した平面図である。図4は、図3における領域Aの拡大図であり、下部電極20が実線で図示され、上部電極30が破線で図示されている。図5は、上部電極30の平面図であって、行方向配線21と列方向配線31とが平面視で重なる領域周辺を拡大した平面図である。図6は、図5における領域Bの拡大図であり、上部電極30が実線で図示され、下部電極20が破線で図示されている。図7は、図3の下部電極20と、図5の上部電極30とを重ねた構成を示す平面図である。
なお、図3〜図7において、横方向は行方向であり、縦方向は列方向であるものとする。また、図3〜図7は、配線パターンを模式的に示すものであり、配線の太さや間隔は図に示したものに限らない。さらに、図7では、図を見やすくするために、断線部分34a,34b等の符号の付記は省略している。
以下、図3〜図7を用いて下部電極20及び上部電極30、ひいては行方向配線21及び列方向配線31の構造を詳細に説明する。
図3に示すように、メッシュ状の下部電極20は、行方向(横方向)に延設されたメッシュ状の行方向配線21と、メッシュ状の第1絶縁配線(メッシュ状の列方向ダミー配線22及びメッシュ状のフローティング電極23)とを含む。
メッシュ状の下部電極20は、行方向から45°傾いた方向に延在する直線状の導線と、行方向から反対方向に45°傾いた方向に延在する直線状の導線とからなるメッシュの第1要素配線20aから構成されている。第1要素配線20aの直線状の導線は、予め定められたピッチで繰り返し並べられている。
図5に示すように、メッシュ状の上部電極30は、列方向(縦方向)に延設されたメッシュ状の列方向配線31と、メッシュ状の第2絶縁配線(メッシュ状の行方向ダミー配線32及びメッシュ状のフローティング電極33)とを含む。
メッシュ状の上部電極30は、行方向から45°傾いた方向に延在する直線状の導線と、行方向から反対方向に45°傾いた方向に延在する直線状の導線とからなるメッシュの第2要素配線30aから構成されている。第2要素配線30aの直線状の導線は、予め定められたピッチで繰り返し並べられている。
ここで図7に示すように、メッシュ状の下部電極20と、メッシュ状の上部電極30とが相補的にズレて重なることにより、下部電極20及び上部電極30は、第1要素配線20aと第2要素配線30aとが立体的に交差する部分である交差部分を有している。
例えば、行方向配線21の第1要素配線20aと、その上層である列方向配線31の第2要素配線30aとが立体的に交差する。例えば、行方向配線21の第1要素配線20aと、その上層である行方向ダミー配線32の第2要素配線30aとが立体的に交差する。例えば、列方向ダミー配線22の第1要素配線20aと、その上層である列方向配線31の第2要素配線30aとが立体的に交差する。
また例えば、図3のフローティング電極23の第1要素配線20aと、図5のフローティング電極33の第2要素配線30aとが立体的に交差する。なお、図3のフローティング電極23は、図5の列方向配線31と実質的に立体的に交差しない電極であり、図5のフローティング電極33は、図3の行方向配線21と実質的に立体的に交差しない電極である。
以上のような構成によれば、下部電極20の外光の反射率と、上部電極30の外光の反射率との差異を抑制することができるので、検出可能エリアの全面において当該反射率を均一化することができる。
図3及び図4に示すように、行方向配線21と、第1絶縁配線(列方向ダミー配線22及びフローティング電極23)とは、交差部分以外の第1要素配線20aに、第1断線部分である断線部分24aが設けられたことによって互いに絶縁されている。列方向ダミー配線22と、フローティング電極23とは、交差部分以外の第1要素配線20aに、断線部分24aが設けられたことによって互いに絶縁されている。また、フローティング電極23同士は、交差部分以外の第1要素配線20aに、断線部分24bが列方向に一列に設けられたことによって互いに絶縁されている。断線部分24a,24bには、例えば電気的に分離する層間絶縁膜11の一部が適用される。
図5及び図6に示すように、列方向配線31と、第2絶縁配線(行方向ダミー配線32及びフローティング電極33)とは、交差部分以外の第2要素配線30aに、第2断線部分である断線部分34aが設けられたことによって互いに絶縁されている。行方向ダミー配線32と、フローティング電極33とは、交差部分以外の第2要素配線30aに、断線部分34aが設けられたことによって互いに絶縁されている。また、フローティング電極33同士は、交差部分以外の第2要素配線30aに、断線部分34bが列方向に一列に設けられたことによって互いに絶縁されている。断線部分34a,34bには、例えば電気的に分離する層間絶縁膜11の一部が適用される。
なお本実施の形態1では、図4及び図6に示されるように、断線部分24a,24bの位置と、断線部分34a,34bの位置とは近接されている。
ここで特許文献5または特許文献6のような従来の構成では、交差部分に断線部分が設けられるとともに、当該断線部分にダミー配線が配設される。このような従来の構成では、製造工程中の重ね合わせ工程においてダミー配線の配置がズレて、断線部分の平面形状が他の部分の平面形状と異なることにより、断線部分が視認されてしまうことがある。また、断線部分が交差部分に設けられた従来の構成では、製造時の異物や外部要因(静電気)によって絶縁破壊が発生することが懸念される。
これに対して、本実施の形態1では、交差部分以外の第1要素配線20a及び第2要素配線30aに、断線部分24a,24b,34a,34bが設けられている。このような構成によれば、断線部分にダミー配線を配設しなくて済むので、タッチスクリーン1を表示装置前面に装着した構成において、断線部分が視認されることを抑制することができる。よって、表示品位を高めることができる。また、本実施の形態1では、断線部分24a,24b,34a,34bは、交差部分以外の第1要素配線20a及び第2要素配線30aに設けられているため、仮に交差部分でショートしても、上述の電気的な問題の発生、ひいては誤検出の発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態1では、第1要素配線20aの導線の幅、及び、第2要素配線30aの導線の幅はいずれも3μmであり、断線部分24a,24b,34a,34bのサイズ(断線部分を介して対向する導線同士の距離)は3μmである。また、透明基板10の厚みは0.9mmであり、フローティング電極23の行方向の幅(図7の幅L)は800μmである。また、図3に示されるメッシュ間隔P2、及び、図5に示されるメッシュ間隔P3はいずれも400μmであり、図7に示されるメッシュ間隔P1は200μmである。
本実施の形態1のように、行方向配線21及び列方向配線31をメッシュ状の配線とすることによって、少ない配線面積で、検出可能エリアのような広いエリアを覆うことが可能である。また、行方向配線21及び列方向配線31をメッシュ状の配線とすることによって、配線の寄生容量を低減し、モアレの発生も抑制することができる。
ただし、行方向配線21及び列方向配線31の材料、導線幅(第1要素配線20a及び第2要素配線30aの導線の幅)、メッシュ間隔、断線部分24a,24b,34a,34bのサイズは、以上に説明したものに限ったものではない。
例えば、行方向配線21及び列方向配線31の材料としては、ITOやグラフェン等の透明導電性材料もしくは、アルミニウム、クロム、銅、銀等の金属材料を用いることができる。また、アルミニウム、クロム、銅、銀等の合金、または、これら合金上に窒化アルミニウム等を形成した多層構造としてもよい。また、導線幅、メッシュ間隔、及び、断線部分24a,24b,34a,34bのサイズも、タッチスクリーン1の用途等に応じて、上述とは異なる値としてもよい。
なお、本実施の形態1では、断線部分34bは、列方向に一列に配列されている。しかしこれに限ったものではなく、断線部分34bは、複数列に配列されてもよい。
また、本実施の形態1では、下部電極20及び上部電極30がフローティング電極を含む。このような構成によれば、行方向配線21の全体の幅が広くなった部分(列方向配線31と交差しない部分)と、列方向配線31とを離間させることが可能である。
<実施の形態1のまとめ>
本実施の形態1に係るタッチスクリーン1は、一面に配設されたメッシュ状の下部電極20と、一面に配設されたメッシュ状の上部電極30とが、相補的にズレて重なるように配設されている。これにより、下部電極20(行方向配線21)の外光の反射率と、上部電極30(列方向配線31)の外光の反射率との差異を抑制することができるので、検出可能エリアの全面において当該反射率を均一化することができる。また、交差部分以外の第1要素配線20a及び第2要素配線30aに断線部分が設けられるので、断線部分を視認されにくくすることができ、かつ、電気的な問題の発生を抑制することができる。
また、本実施の形態1に係るタッチスクリーン1は、行方向配線21と列方向配線31の上下2層からなる配線パターンから構成され、メッシュ状の行方向配線21の全体と、メッシュ状の列方向配線31の全体とが交差する範囲において、行方向配線21の全体の幅、または、列方向配線31の全体の幅が狭くなっている。そして、行方向配線21の全体の幅が広くなった部分と、列方向配線31との間に、周囲の配線から絶縁されたフローティング電極23,33が設けられている。
このような構成によれば、フローティング電極23,33によって、行方向配線21の全体の幅が広くなった部分と、列方向配線31とを、行方向の幅(図7の幅L)だけ離間させることが可能となる。したがって、フローティング電極23,33により、行方向配線21と列方向配線31との間のクロス容量を低減させることが可能である。また、透明基板10をタッチした際のクロス容量の変化量を増大させることも可能である。よって、フローティング電極を設けない構成と比較して、タッチ検出感度を高めることができる。また、外光の反射率が均一化されるため、行方向配線21及び列方向配線31の視認を抑制することが可能となる。
効果を確認するために、本実施の形態1に係るタッチスクリーン1と、フローティング電極が設けられていないタッチスクリーンとのそれぞれに、相互容量型の検出回路を装着して指によるタッチ検出の比較を実際に行った。その結果として、フローティング電極が設けられていないタッチスクリーンでは、クロス容量が大きいために、検出回路のダイナミックレンジを超えてしまい、タッチ位置の座標が正しく検出されなかった。これに対して、本実施の形態1に係るタッチスクリーン1ではタッチ位置の座標が正しく検出された。
また、視認性を確認するために、照度80000[lux]の直射日光下で、本実施の形態1に係るタッチスクリーン1を目視したところ、下部電極20、上部電極30、及び、断線部分24a,24b,34a,34bは視認されなかった。
また、本実施の形態1に係るタッチスクリーン1は、断線部分24a,24bのサイズと断線部分34a,34bのサイズとは等しく、かつ、断線部分24a,24bの位置と、断線部分34a,34bの位置とが近接する。このような構成によれば、空間周波数が同じになり、より見栄えをよくすることができる。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2に係るタッチスクリーン1では、第1要素配線20a及び第2要素配線30a以外は、実施の形態1と同様である。そこで、本実施の形態2に係るタッチスクリーン1において、以上で説明した構成要素と同一または類似するものについては同じ参照符号を付し、異なる部分について主に説明する。
図8は、本実施の形態2に係る第1要素配線20a及び第2要素配線30aの構成を示す平面図である。図8に示される第1要素配線20aは、下部電極20(行方向配線21、列方向ダミー配線22、フローティング電極23)の第1要素配線に適用され、図8に示される第2要素配線30aは、上部電極30(列方向配線31、行方向ダミー配線32、フローティング電極33)の第2要素配線に適用されている。
図8に示されるように、交差部分の第2要素配線30aの幅は、交差部分以外の第2要素配線30aの幅より広くなっている。
<実施の形態2のまとめ>
一般的に、設計において意図していないにも関わらず、露光工程の影響により、第2要素配線30a同士の接続部分の幅は、第2要素配線30aの他の部分の幅よりも多少広くなる傾向がある。
これに対して本実施の形態2では、第1要素配線20aと第2要素配線30aとが立体交差する交差部分においても、第2要素配線30aの幅が広くなっている。このような構成によれば、第2要素配線30a同士の接続部分における平面形状と、第1要素配線20aと第2要素配線30aとが立体交差する交差部分における平面形状とが揃って均一化するため、タッチスクリーン1が装着された表示装置等の視認を高めることができる。
なお、以上に説明した構成では、交差部分の第2要素配線30aの幅が、交差部分以外の第2要素配線30aの幅より広くされていた。しかし本実施の形態2はこれに限ったものではなく、交差部分の第1要素配線20aの幅が、交差部分以外の第1要素配線20aの幅より広くされてもよい。または、それらを組み合わせた構成、すなわち、交差部分の第1要素配線20aの幅が、交差部分以外の第1要素配線20aの幅より広く、かつ、交差部分の第2要素配線30aの幅が、交差部分以外の第2要素配線30aの幅より広く構成されてもよい。
<実施の形態3>
本発明の実施の形態3に係るタッチスクリーン1では、第1要素配線20a及び第2要素配線30a以外は、実施の形態1と同様である。そこで、本実施の形態3に係るタッチスクリーン1において、以上で説明した構成要素と同一または類似するものについては同じ参照符号を付し、異なる部分について主に説明する。
図9は、本実施の形態3に係る第1要素配線20a及び第2要素配線30aの構成を示す平面図である。図9に示される第1要素配線20aは、下部電極20(行方向配線21、列方向ダミー配線22、フローティング電極23)の第1要素配線に適用され、図9に示される第2要素配線30aは、上部電極30(列方向配線31、行方向ダミー配線32、フローティング電極33)の第2要素配線に適用されている。
図9に示されるように、本実施の形態3では、第1要素配線20a及び第2要素配線30aの導線が直線状を有するのではなく、曲線状を有しており、導線の単位パターンが円弧状となっている。本実施の形態3に係る導線の単位パターンは、互いに交差するS字状の導線により構成される。S字状の導線を構成する円弧の半径はrである。なお、ここでは単位パターンの行方向の間隔P4及び列方向の間隔P5を200μmとし、円弧の半径rを100μmとしたが、間隔P4,P5及び半径rはこれに限ったものではない。
図10は、下部電極20の平面図であって、行方向配線21と列方向配線31とが平面視で重なる領域周辺を拡大した平面図である。図11は、図10における領域Cの拡大図であり、下部電極20が実線で図示され、上部電極30が破線で図示されている。図12は、上部電極30の平面図であって、行方向配線21と列方向配線31とが平面視で重なる領域周辺を拡大した平面図である。図13は、図12における領域Dの拡大図であり、上部電極30が実線で図示され、下部電極20が破線で図示されている。図14は、図10の下部電極20と、図12の上部電極30とを重ねた構成を示す平面図である。
なお、図10〜図14において、横方向は行方向であり、縦方向は列方向であるものとする。また、図10〜図14は、配線パターンを模式的に示すものであり、配線の太さや間隔は図に示したものに限らない。さらに、図14では、図を見やすくするために、断線部分34a,34b等の符号の付記は省略している。
以下、図10〜図14を用いて下部電極20及び上部電極30、ひいては行方向配線21及び列方向配線31の構造を詳細に説明する。
図10の下部電極20は、図3の下部電極20の配線の単位パターンを、図9に示した円弧状の単位パターンに置き換えたものである。図10に示すように、メッシュ状の下部電極20は、行方向(横方向)に延設されたメッシュ状の行方向配線21と、メッシュ状の第1絶縁配線(メッシュ状の列方向ダミー配線22及びメッシュ状のフローティング電極23)とを含む。
そして、図10及び図11に示すように、行方向配線21と、第1絶縁配線(列方向ダミー配線22及びフローティング電極23)とは、交差部分以外の第1要素配線20aに、第1断線部分である断線部分24aが設けられたことによって互いに絶縁されている。列方向ダミー配線22と、フローティング電極23とは、交差部分以外の第1要素配線20aに、断線部分24aが設けられたことによって互いに絶縁されている。フローティング電極23同士は、交差部分以外の第1要素配線20aに、断線部分24bが列方向に三列に設けられたことによって互いに絶縁されている。
図12の上部電極30は、図5の上部電極30の配線の単位パターンを、図9に示した円弧状の単位パターンに置き換えたものである。図12に示すように、メッシュ状の上部電極30は、列方向(縦方向)に延設されたメッシュ状の列方向配線31と、メッシュ状の第2絶縁配線(メッシュ状の行方向ダミー配線32及びメッシュ状のフローティング電極33)とを含む。
そして、図12及び図13に示すように、列方向配線31と、第2絶縁配線(行方向ダミー配線32及びフローティング電極33)とは、交差部分以外の第2要素配線30aに、第2断線部分である断線部分34aが設けられたことによって互いに絶縁されている。行方向ダミー配線32と、フローティング電極33とは、交差部分以外の第2要素配線30aに、断線部分34aが設けられたことによって互いに絶縁されている。フローティング電極33同士は、交差部分以外の第2要素配線30aに、断線部分34bが列方向に三列に設けられたことによって互いに絶縁されている。
なお、本実施の形態3では、行方向配線21を構成する第1要素配線20aの幅、及び、列方向配線31を構成する第2要素配線30aの幅はいずれも3μmであり、断線部分24a,24b,34a,34bのサイズは3μmである。また、本実施の形態3では、単位パターンのS字状配線を、行方向に対して45°傾いた方向及び行方向に対して反対方向に45°傾いた方向に延びるように設けたが、行方向及び列方向に延びるように設けてもよい。また、導線幅、メッシュ間隔、及び、断線部分24a,24b,34a,34bのサイズも、タッチスクリーン1の用途等に応じて、上述とは異なる値としてもよい。
<実施の形態3のまとめ>
本実施の形態3に係るタッチスクリーン1では、メッシュ状の下部電極20及び上部電極30は、単位パターンの繰り返しで構成され、当該単位パターンは、少なくとも一部に円弧上の導線を含む。このような構成によれば、実施の形態1で述べた効果に加えて、単位パターンが直線状の導線を含む構成よりも様々な方向に外光を散乱させることができるので、外光の反射によるギラツキを抑制することが可能である。
また、本実施の形態3では、全ての上述の単位パターンが、円弧上の導線により形成されている。このような構成によれば、より効果的に、様々な方向に外光を散乱させることができるので、外光の反射によるギラツキをより抑制することが可能である。
また、本実施の形態3では、上述の単位パターンは、互いに交差するS字状の導線を含む。このような構成によれば、円状の導線によって、さらに効果的に、様々な方向に外光を散乱させることができるので、外光の反射によるギラツキをさらに抑制することが可能である。
なお、効果を確認するために、本実施の形態3に係るタッチスクリーン1と、実施の形態1に係るタッチスクリーン1とのそれぞれに、相互容量型の検出回路を装着して指によるタッチ検出の比較を実際に行った。その結果として、本実施の形態3に係るタッチスクリーン1でも、本実施の形態1に係るタッチスクリーン1と同じく、タッチ位置の座標が正しく検出された。
また、視認性を確認するために、照度80000[lux]の直射日光下で、本実施の形態3に係るタッチスクリーン1と、実施の形態1に係るタッチスクリーン1とを目視した。その結果として、本実施の形態3に係るタッチスクリーン1は、実施の形態1に係るタッチスクリーン1よりも、導線の反射光によるギラツキがより低減された。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 タッチスクリーン、10 透明基板、11 層間絶縁膜、20 下部電極、20a 第1要素配線、21 行方向配線、23 フローティング電極、24a,24b 断線部分、30 上部電極、30a 第2要素配線、31 列方向配線、33 フローティング電極、34a,34b 断線部分。

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板上に互いに絶縁膜を介して配設されるメッシュ状の下部電極及び上部電極と
    を備え、
    前記下部電極及び前記上部電極は、
    前記下部電極のメッシュの第1要素配線と、前記上部電極のメッシュの第2要素配線とが立体的に交差する部分である交差部分を有し、
    前記下部電極は、
    前記交差部分以外の前記第1要素配線に第1断線部分が設けられたことによって互いに絶縁された、行方向配線及び列方向配線の一方であるメッシュ状の第1検出用配線と、メッシュ状の第1絶縁配線とを含み、
    前記上部電極は、
    前記交差部分以外の前記第2要素配線に第2断線部分が設けられたことによって互いに絶縁された、前記行方向配線及び前記列方向配線の他方であるメッシュ状の第2検出用配線と、メッシュ状の第2絶縁配線とを含み、
    平面視において前記第1断線部分には前記第2要素配線が配設されておらず、平面視において前記第2断線部分には前記第1要素配線が配設されていない、タッチスクリーン。
  2. 請求項1に記載のタッチスクリーンであって、
    前記第1絶縁配線及び前記第2絶縁配線は、フローティング電極を含む、タッチスクリーン。
  3. 請求項1または請求項2に記載のタッチスクリーンであって、
    前記交差部分の、前記第1要素配線及び前記第2要素配線の一方の幅は、前記交差部分以外の、当該一方の幅より広い、タッチスクリーン。
  4. 請求項3に記載のタッチスクリーンであって、
    前記交差部分の、前記第1要素配線及び前記第2要素配線の他方の幅も、前記交差部分以外の、当該他方の幅より広い、タッチスクリーン。
  5. 請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載のタッチスクリーンであって、
    第1断線部分のサイズと前記第2断線部分のサイズとは等しく、かつ、前記第1断線部分の位置と、前記第2断線部分の位置とが近接する、タッチスクリーン。
  6. 請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載のタッチスクリーンと、
    前記タッチスクリーンのタッチ位置を検出する検出回路と
    を備える、タッチパネル。
  7. 請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載のタッチスクリーンと、
    前記タッチスクリーンが装着された表示パネルと
    を備える、表示装置。
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