JP3145958U - インダクション式タッチパネル構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】インダクション感応原理を利用し、入力位置識別を行うことができるインダクション式タッチパネル構造を提供する。
【解決手段】X、Y軸トレース末端21,22のインダクションスポット211の設置構造を改良し、作業面積辺縁部位のX、Y軸トレース上の感知ユニットのインダクション感応面積を均一に分布し、これにより作動時に該作業面積辺縁部位は、X、Y軸トレースタッチ感応信号を探知可能であり、こうしてタッチパネル作業面積の実際の有効区域は最大化される。
【選択図】図1
【解決手段】X、Y軸トレース末端21,22のインダクションスポット211の設置構造を改良し、作業面積辺縁部位のX、Y軸トレース上の感知ユニットのインダクション感応面積を均一に分布し、これにより作動時に該作業面積辺縁部位は、X、Y軸トレースタッチ感応信号を探知可能であり、こうしてタッチパネル作業面積の実際の有効区域は最大化される。
【選択図】図1
Description
本考案はインダクション式タッチパネル構造に関し、特にインダクション感応原理を利用し、入力位置識別を行うタッチ感応装置であるインダクション式タッチパネル構造に関するものである。
近年インダクション式タッチパネルは、ノートPCのマウスボードとして、或いは携帯電話端末、PDA、GPS等の小型電子製品のモニタ上等、様々な電子製品に広く応用されている。一般のインダクション式タッチパネル構造は、その作業面積区内に複数のX軸トレースとY軸トレースを含む。該各X、Y軸トレースはそれぞれアースし、信号処理回路に接続する。作動時には、使用者の指或いは導体により、該作業面積に触れた瞬間にインダクション効果を生じる。該信号処理回路は、インダクションの変化により、導体或いは指が触れた位置を判断する。図3に示すように、従来のインダクション式タッチパネル構造のX、Y軸トレースは、多数のやや菱形面を呈するインダクションスポット(induction−spot)が、縦方向或いは横方向に直列接続し形成される。そのため、作業面積周辺部位に近い末端感知ユニットの面積は、一部或いは全部が切り取られてしまう。この結果、作業面積の周辺部位に近いX、Y軸トレースは探知されず、或いは感応信号として正確に探知されない。インダクション式タッチパネルの作業面積は、理論上の有効区域A1において、感知ユニットを設置する範囲全体を含むべきである。しかし従来のインダクション式タッチパネルの実際の作動テストにおいては、該理論有効区域A1に近い四周の周辺縁部位では、導体或いは指でこの区域範囲に触れた時、単一のX位置或いはY位置だけが感知されることがあり、これにより該感知信号に対して定位不能となってしまう。従って従来のインダクション式タッチパネルの作業面積の実際の有効区域A2は、該理論上の有効区域A1の四周辺縁より3mm〜5mm内側に縮小する。この結果、タッチパネル作業面積の有効区域を大幅に縮小してしまい、特に比較的小さいタッチパネル作業面積を備える携帯電話端末、或いはPDAモニタに使用する小型タッチパネル等の応用において、それはさらに顕著である。さらに、この種の四周辺縁が使用できないタッチパネル構造は、応用範囲と搭載物品の外観設計を限定してしまう。本考案は、従来のインダクション式タッチパネル構造の上記した欠点に鑑みてなされたものである。
本考案が解決しようとする主要な課題は、タッチパネル作業面積の辺縁部位に近いX、Y軸トレースの感知ユニット面積を平均に分布させ、これにより作動時に、タッチパネル作業面積の辺縁部位において、X、Y軸トレースの内の一つのインダクション信号だけが探知可能であるため定位不能となる問題を回避することができ、こうしてタッチパネルの有効作業面積範囲を最大化することができる。
上記課題を解決するため、本考案は下記のインダクション式タッチパネル構造を提供する。インダクション式タッチパネル構造はインダクション信号の感応層を備え、該感応層はアレー状に交差排列し、かつ相互間を絶縁設置する複数のX軸トレースとY軸トレースを備え、しかも個別のX軸トレースの各インダクションスポットはX軸方向に沿って相互に直列接続し、個別のY軸トレースの各インダクションスポットはY軸方向に沿って相互に直列接続し、各X軸トレースとY軸トレースの一端縁においてそれぞれ銀導路を電気的に接続し、さらに信号出力配線に接続し、こうして該感応層上のインダクション感応信号は該信号出力配線を経由し、後続の信号処理回路に伝送され、
該感応層上において、該各Y軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットのY軸方向断面幅Wxと、それが相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットのY軸方向断面幅Wyの両者のY軸方向断面幅比Wx:Wyはおよそ6:1から1:6の間である。
該感応層上において、該各Y軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットのY軸方向断面幅Wxと、それが相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットのY軸方向断面幅Wyの両者のY軸方向断面幅比Wx:Wyはおよそ6:1から1:6の間である。
該X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットのX軸方向断面幅Hyと、それが相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットのX軸方向断面幅Hxの両者のX軸方向断面幅比Hy:Hxはおよそ6:1から1:6の間で、
本考案に基づき、該感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや三角形を呈し、該三角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットの面積は五角形を呈し、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや三角形を呈し、該三角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットの面積は五角形を呈し、
また上記したX軸トレース末端インダクションスポットとY軸トレース側辺インダクションスポット、Y軸トレース末端インダクションスポットとX軸トレース側辺インダクションスポットの面積形状は相互に交換し設置可能である。
本考案に基づき、該感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや三角形を呈し、該三角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットの面積は五角形を呈し、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや三角形を呈し、該三角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットの面積は五角形を呈し、
また上記したX軸トレース末端インダクションスポットとY軸トレース側辺インダクションスポット、Y軸トレース末端インダクションスポットとX軸トレース側辺インダクションスポットの面積形状は相互に交換し設置可能である。
本考案に基づき、該感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットはX軸方向へと外側に延伸する突出面を備え、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットはY軸方向へと外側に延伸する突出面を備え、
これにより上記したX軸トレース末端インダクションスポットとY軸トレース側辺インダクションスポット、Y軸トレース末端インダクションスポットとX軸トレース側辺インダクションスポットの面積形状は相互に交換し設置可能である。
これにより上記したX軸トレース末端インダクションスポットとY軸トレース側辺インダクションスポット、Y軸トレース末端インダクションスポットとX軸トレース側辺インダクションスポットの面積形状は相互に交換し設置可能である。
請求項1の考案は、重層板体を備え、
該重層板体中にはインダクション信号感応層を含み、該感応層はアレー状に交差排列し、かつ相互間を絶縁設置する複数のX軸トレースとY軸トレースを備え、しかも個別のX軸トレースの各インダクションスポットはX軸方向に沿って相互に直列接続し、個別のY軸トレースの各インダクションスポットはY軸方向に沿って相互に直列接続し、各X軸トレースとY軸トレースの一端縁においてそれぞれ銀導路を電気的に接続し、さらに信号出力配線に接続し、こうして該感応層上のインダクション感応信号は該信号出力配線を経由し、後続の信号処理回路に伝送され、
該感応層上において、該各Y軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットのY軸方向断面幅Wxと、それが相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットのY軸方向断面幅Wyの両者のY軸方向断面幅比Wx:Wyはおよそ6:1から1:6の間で、
該X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットのX軸方向断面幅Hyと、それが相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットのX軸方向断面幅Hxの両者のX軸方向断面幅比Hy:Hxはおよそ6:1から1:6の間であることを特徴とする、
インダクション式タッチパネル構造としている。
請求項2の考案は、前記感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや三角形を呈し、該三角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットの面積は五角形を呈し、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや三角形を呈し、該三角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットの面積は五角形を呈することを特徴とする、請求項1記載のインダクション式タッチパネル構造としている。
請求項3の考案は、前記感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットの面積はやや三角形を呈し、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットの面積はやや三角形を呈することを特徴とする、請求項1記載のインダクション式タッチパネル構造としている。
請求項4の考案は、前記感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットはX軸方向へと外側に延伸する突出面を備え、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットはY軸方向へと外側に延伸する突出面を備えることを特徴とする、請求項1記載のインダクション式タッチパネル構造としている。
請求項5の考案は、前記感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットはX軸方向へと外側に延伸する突出面を備え、該突出面と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットはX軸方向へと外側に延伸する突出面を備え、該突出面と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットの面積はやや五角形を呈することを特徴とする、請求項1記載のインダクション式タッチパネル構造としている。
該重層板体中にはインダクション信号感応層を含み、該感応層はアレー状に交差排列し、かつ相互間を絶縁設置する複数のX軸トレースとY軸トレースを備え、しかも個別のX軸トレースの各インダクションスポットはX軸方向に沿って相互に直列接続し、個別のY軸トレースの各インダクションスポットはY軸方向に沿って相互に直列接続し、各X軸トレースとY軸トレースの一端縁においてそれぞれ銀導路を電気的に接続し、さらに信号出力配線に接続し、こうして該感応層上のインダクション感応信号は該信号出力配線を経由し、後続の信号処理回路に伝送され、
該感応層上において、該各Y軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットのY軸方向断面幅Wxと、それが相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットのY軸方向断面幅Wyの両者のY軸方向断面幅比Wx:Wyはおよそ6:1から1:6の間で、
該X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットのX軸方向断面幅Hyと、それが相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットのX軸方向断面幅Hxの両者のX軸方向断面幅比Hy:Hxはおよそ6:1から1:6の間であることを特徴とする、
インダクション式タッチパネル構造としている。
請求項2の考案は、前記感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや三角形を呈し、該三角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットの面積は五角形を呈し、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや三角形を呈し、該三角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットの面積は五角形を呈することを特徴とする、請求項1記載のインダクション式タッチパネル構造としている。
請求項3の考案は、前記感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットの面積はやや三角形を呈し、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットの面積はやや三角形を呈することを特徴とする、請求項1記載のインダクション式タッチパネル構造としている。
請求項4の考案は、前記感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットはX軸方向へと外側に延伸する突出面を備え、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットはY軸方向へと外側に延伸する突出面を備えることを特徴とする、請求項1記載のインダクション式タッチパネル構造としている。
請求項5の考案は、前記感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットはX軸方向へと外側に延伸する突出面を備え、該突出面と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットはX軸方向へと外側に延伸する突出面を備え、該突出面と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットの面積はやや五角形を呈することを特徴とする、請求項1記載のインダクション式タッチパネル構造としている。
本考案はインダクション感応原理を利用し、入力位置識別を行うことができる。
図1は本考案実施例に係る感応層構造の平面図である。本考案実施例に係るインダクション式タッチパネル構造は、主に、パネル層、インダクション信号の感応層、基板層等の構成部材により組成する重層板体1である。該パネル層及び該基板層は共に、絶縁性薄層材料を選択使用し、該感応層は良好な導電特性を備える透明薄膜を選択使用する。しかも、透明タッチパネルとし、電器の表示前に搭載し使用する時の便を図るため、該パネル層はPET薄膜材料等の高い光透過率を備える絶縁材料を使用する。該基板層は透明ガラス板、アクリル板等の堅固な材質の透明材料を使用する。該感応層は酸化インジウムスズ(ITO)等の良好な導電特性を備える透明薄膜を選択使用する。
該インダクション信号の感応層2は、X軸方向に等距離で配置し、しかも相互に平行に排列する多数の透明X軸トレース(Trace)21、及びY軸方向に等距離で配置し、しかも相互に平行に排列する多数の透明Y軸トレース(Trace)22を含む。該X軸トレース21と該Y軸トレース22はアレー状の交差排列を呈し、しかも相互間を絶縁し設置する。
上記した個別のX軸トレース上の各菱形のインダクションスポット(induction−spot)211はX軸方向に沿って、相互に直列接続し連通し、これにより該各X軸トレースの一端縁はそれぞれ銀導路71に電気的に接続し、個別のY軸トレース22上の各菱形のインダクションスポット221もまたY軸トレース方向に沿って、相互に直列接続し連通し、これにより該各Y軸トレースの一端縁はそれぞれ銀導路72に電気的に接続する。続いて、該各銀導路71、72は集められ信号出力配線(図示なし)に接続し、これにより該感応層2上のインダクション感応信号は、該信号出力配線を経由し、後続の信号処理回路に伝送される。上記した構造の設置と同様に、X軸トレース21と銀導路71間には、等価インダクションを形成し、Y軸トレース22と銀導路72の間にも、等価インダクションが存在する。従って、指或いは導体が、タッチパネル表面に接触或いはスライドする時、信号処理回路は、インダクションの変化により、導体或いは指の接触位置を判断することができる。
上記した個別のX軸トレース上の各菱形のインダクションスポット(induction−spot)211はX軸方向に沿って、相互に直列接続し連通し、これにより該各X軸トレースの一端縁はそれぞれ銀導路71に電気的に接続し、個別のY軸トレース22上の各菱形のインダクションスポット221もまたY軸トレース方向に沿って、相互に直列接続し連通し、これにより該各Y軸トレースの一端縁はそれぞれ銀導路72に電気的に接続する。続いて、該各銀導路71、72は集められ信号出力配線(図示なし)に接続し、これにより該感応層2上のインダクション感応信号は、該信号出力配線を経由し、後続の信号処理回路に伝送される。上記した構造の設置と同様に、X軸トレース21と銀導路71間には、等価インダクションを形成し、Y軸トレース22と銀導路72の間にも、等価インダクションが存在する。従って、指或いは導体が、タッチパネル表面に接触或いはスライドする時、信号処理回路は、インダクションの変化により、導体或いは指の接触位置を判断することができる。
さらに図1に示すように、本考案実施例の感応層2四周辺縁部位において、Y軸方向辺縁9Yに接触するX軸トレース末端インダクションスポット211Aの面積はやや三角形を呈し、該三角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポット221bの面積はやや五角形を呈する。X軸方向辺縁9Xに接触するY軸トレース末端インダクションスポット221Aの面積はやや三角形を呈し、該三角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポット211bの面積はやや五角形を呈する。該X軸トレース末端インダクションスポット211AのY軸方向断面幅Wxと該Y軸トレース側辺インダクションスポット221bのY軸方向断面幅Wyの両者の比Wx:Wyはおよそ6:1から1:6の間であることが望ましい。該Y軸トレース末端インダクションスポット221AのX軸方向断面幅HYと該X軸トレース側辺インダクションスポット211bのX軸方向断面幅Hxの両者の比Hy:Hxはおよそ6:1から1:6の間であることが望ましい。これによりX、Y軸方向辺縁9x、9y付近のX、Y軸トレースの感知ユニットのインダクション感応面積は、均一に分布設置され、作動時に、該作業面積辺縁部位においてX、Y軸トレースのタッチ感応信号を探知することができる。こうして上記した従来のインダクション式タッチパネルの辺縁部位が使用不能という欠点を一挙に克服することができる。
上記したように、該感応層2四周辺縁部位の設置において、該X軸トレース末端インダクションスポット211Aと該Y軸トレース側辺インダクションスポット221b、該Y軸トレース末端インダクションスポット221Aと該X軸トレース側辺インダクションスポット211b の面積形状は相互に交換可能である。該X軸トレース末端インダクションスポット211Aの面積設置は五角形を呈し、該該Y軸トレース側辺インダクションスポット221bの面積設置は三角形を呈し、或いは該Y軸トレース末端インダクションスポット221Aの面積設置は五角形を呈し、該X軸トレース側辺インダクションスポット211b の面積設置は三角形を呈する。こうして相互に面積形状を交換する設置方式によっても、相同の効果を得ることができる。
図2に示す本考案第二実施例の感応層2四周辺縁部位において、Y軸方向辺縁9Yに接触するX軸トレース末端インダクションスポット211Aの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポット221bはX軸方向外側へと延伸する突出面AXを備える。X軸方向辺縁9Xに接触するY軸トレース末端インダクションスポット221Aの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポット211b は、Y軸方向外側へと延伸する突出面Ayを備える。同一原理で、上記した感応層2四周辺縁部位の設置により、X軸トレース末端インダクションスポット211AとY軸トレース側辺インダクションスポット221b、Y軸トレース末端インダクションスポット221AとX軸トレース側辺インダクションスポット211b の面積形状は相互に交換し設置することができる。
1 重層板体
2 感応層
21 X軸トレース
211 インダクションスポット
211A X軸トレース末端インダクションスポット
211b X軸トレース側辺インダクションスポット
22 Y軸トレース
221A Y軸トレース末端インダクションスポット
221b Y軸トレース側辺インダクションスポット
71 銀導路
72 銀導路
9Y Y軸方向辺縁
2 感応層
21 X軸トレース
211 インダクションスポット
211A X軸トレース末端インダクションスポット
211b X軸トレース側辺インダクションスポット
22 Y軸トレース
221A Y軸トレース末端インダクションスポット
221b Y軸トレース側辺インダクションスポット
71 銀導路
72 銀導路
9Y Y軸方向辺縁
Claims (5)
- 重層板体を備え、
該重層板体中にはインダクション信号感応層を含み、該感応層はアレー状に交差排列し、かつ相互間を絶縁設置する複数のX軸トレースとY軸トレースを備え、しかも個別のX軸トレースの各インダクションスポットはX軸方向に沿って相互に直列接続し、個別のY軸トレースの各インダクションスポットはY軸方向に沿って相互に直列接続し、各X軸トレースとY軸トレースの一端縁においてそれぞれ銀導路を電気的に接続し、さらに信号出力配線に接続し、こうして該感応層上のインダクション感応信号は該信号出力配線を経由し、後続の信号処理回路に伝送され、
該感応層上において、該各Y軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットのY軸方向断面幅Wxと、それが相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットのY軸方向断面幅Wyの両者のY軸方向断面幅比Wx:Wyはおよそ6:1から1:6の間で、
該X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットのX軸方向断面幅Hyと、それが相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットのX軸方向断面幅Hxの両者のX軸方向断面幅比Hy:Hxはおよそ6:1から1:6の間であることを特徴とする、
インダクション式タッチパネル構造。 - 前記感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや三角形を呈し、該三角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットの面積は五角形を呈し、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや三角形を呈し、該三角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットの面積は五角形を呈することを特徴とする、請求項1記載のインダクション式タッチパネル構造。
- 前記感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットの面積はやや三角形を呈し、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットの面積はやや三角形を呈することを特徴とする、請求項1記載のインダクション式タッチパネル構造。
- 前記感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットはX軸方向へと外側に延伸する突出面を備え、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、該五角形面積と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットはY軸方向へと外側に延伸する突出面を備えることを特徴とする、請求項1記載のインダクション式タッチパネル構造。
- 前記感応層はY軸方向辺縁に接触するX軸トレース末端インダクションスポットはX軸方向へと外側に延伸する突出面を備え、該突出面と相互に隣接するY軸トレース側辺インダクションスポットの面積はやや五角形を呈し、X軸方向辺縁に接触するY軸トレース末端インダクションスポットはX軸方向へと外側に延伸する突出面を備え、該突出面と相互に隣接するX軸トレース側辺インダクションスポットの面積はやや五角形を呈することを特徴とする、請求項1記載のインダクション式タッチパネル構造。
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2008
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