JP6345029B2 - タッチスクリーン、タッチパネル、表示装置、および電子機器 - Google Patents

タッチスクリーン、タッチパネル、表示装置、および電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、タッチスクリーン、当該タッチスクリーンを備えるタッチパネル、当該タッチパネルを備える表示装置および電子機器に関する。
タッチパネルは、指などの指示体によるタッチを検出して、タッチパネルにおけるタッチされた位置の位置座標を特定する装置であり、優れたユーザーインターフェース手段の1つとして注目されている。現在、抵抗膜方式や静電容量方式など種々の方式のタッチパネルが製品化されている。一般的に、タッチパネルは、タッチセンサ(タッチしたことを検出するセンサ)が内蔵されたタッチスクリーンと、当該タッチスクリーンから入力された信号に基づいてタッチされた位置の位置座標を特定する検出装置とを備えている。
静電容量方式のタッチパネルの1つとして、投影型静電容量(Projected Capacitive)方式のタッチパネルがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のような投影型静電容量方式のタッチパネルは、タッチセンサが内蔵されたタッチスクリーンの前面側を厚さ数mm程度のガラス板などの保護板で覆った場合であってもタッチを検出することが可能である。投影型静電容量方式のタッチパネルは、保護板をタッチスクリーンの前面側に配置することができるため堅牢性に優れる。また、使用者が手袋を装着した状態でタッチした場合であっても、タッチを検出することが可能である。さらに、可動部を有さないため長寿命である。
投影型静電容量方式のタッチパネルは、例えば、静電容量を検出するための検出用配線として、薄い誘電膜上に形成された第1シリーズの導体エレメントと、第1シリーズの導体エレメント上に絶縁膜を隔てて形成された第2シリーズの導体エレメントとを備えている(例えば、特許文献2参照)。各導体エレメントは、互いに電気的に接触することなく複数の交点を形成している。特許文献2のような構成において、指などの指示体と、検出用配線である第1シリーズの導体エレメントおよび第2シリーズの導体エレメントとの間にて形成される静電容量を検出回路で検出することによって、指示体がタッチした位置の位置座標が特定される。このような位置座標の検出方式は、一般的に自己容量検出方式と呼ばれる。
また、例えば、行方向に延設され第1電極を構成する複数の行配線と、列方向に延設され第2電極を構成する複数の列配線との間における電界変化、すなわち相互容量の変化を検出することによって、タッチされた位置の位置座標を特定する検出方式がある(例えば、特許文献3参照)。当該検出方式は、一般的に相互容量検出方式と呼ばれる。
上記の自己容量方式および相互容量方式の何れの場合も、行配線と列配線とによって格子状に区画された平面領域(検出セル)に対して指などの指示体でタッチされると、タッチされた検出セル(センサブロック)における検出値と、当該センサブロック近傍の検出セルにおける検出値とのバランスに基づいて、タッチされた位置の位置座標を特定する方法が一般的に採用されている。
最近では、検出用配線として低抵抗なメタルを用いてメッシュを形成し、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明電極よりも低抵抗である特性を活かして、行配線および列配線の各々の端子に接続される引き出し配線を、各行配線および各列配線の一方側の端部にのみ接続する構成が実現されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2012−103761号公報 特表平9−511086号公報 特開2003−526831号公報 特開2010−61502号公報
特許文献4のような、各行配線および各列配線の一方側の端部にのみ引き出し配線を接続する構成では、タッチパネルに対して指などの指示体(導体)が接近して静電気放電が生じた場合において、各行配線および各列配線の他方側(引き出し配線が接続されていない側)で電荷が溜まりやすくなるため、当該他端側における行方向配線と列方向配線との間で絶縁破壊が生じやすくなるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、静電気放電による絶縁破壊の発生を抑制することが可能なタッチスクリーン、タッチパネル、表示装置、および電子機器を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明によるタッチスクリーンは、基板と、基板上に絶縁膜を介して立体視で交差するように配設された複数の行方向配線および複数の列方向配線と、各行方向配線および各列方向配線の一端から外部に電気的に引き出すように配設された複数の引き出し配線と、各行方向配線、各列方向配線、および各引き出し配線を平面視で囲むように配設された第1のシールド配線とを備え、各行方向配線、各列方向配線、および第1のシールド配線は、各行方向配線および各列方向配線と、第1のシールド配線との距離が予め定められた部分で近づくよう櫛歯状に形成された櫛歯部を有することを特徴とする。
本発明によると、基板と、基板上に絶縁膜を介して立体視で交差するように配設された複数の行方向配線および複数の列方向配線と、各行方向配線および各列方向配線の一端から外部に電気的に引き出すように配設された複数の引き出し配線と、各行方向配線、各列方向配線、および各引き出し配線を平面視で囲むように配設された第1のシールド配線とを備え、各行方向配線、各列方向配線、および第1のシールド配線は、各行方向配線および各列方向配線と、第1のシールド配線との距離が予め定められた部分で近づくよう櫛歯状に形成された櫛歯部を有するため、静電気放電による絶縁破壊の発生を抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態1によるタッチスクリーンの構成の一例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1によるタッチスクリーンの構成の一例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1による図2の領域Aの拡大図である。 本発明の実施の形態1による図2の領域Bの拡大図である。 本発明の実施の形態1による図2の領域Cの拡大図である。 本発明の実施の形態1による行方向配線および列方向配線の詳細な構成の一例を説明するための図である。 本発明の実施の形態1による行方向配線および列方向配線とシールド配線との間における容量と、行方向配線および列方向配線の電位差との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1による行方向配線および列方向配線とシールド配線との間における容量と、不良率との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1によるタッチスクリーンの構成の他の一例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1によるタッチスクリーンの構成の他の一例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2による図2の領域Aの拡大図である。 本発明の実施の形態3によるタッチパネルの構成の一例を模式的に示す平面図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1によるタッチスクリーン1の構成の一例を示す斜視図である。なお、タッチスクリーン1は、投影型静電容量方式のタッチスクリーンであるものとする。
タッチスクリーン1の最下面層として、透明なガラス材料または透明な樹脂からなる透明基板2が設けられている。透明基板2上には、下部電極3が形成されており、下部電極3を被覆するように層間絶縁膜5が形成されている。層間絶縁膜5は、シリコン窒化膜またはシリコン酸化膜などの透明な(透光性を有する)絶縁膜である。
層間絶縁膜5上には、上部電極6が形成されており、上部電極6を被覆するように保護膜8が形成されている。保護膜8は、層間絶縁膜5と同様、シリコン窒化膜またはシリコン酸化膜などの透明な絶縁膜である。
保護膜8上には、タッチスクリーン1を装着する液晶ディスプレイ用の偏光板9が設けられている(貼り付けられている)。また、偏光板9上には、タッチスクリーン1を保護するために、透明なガラス材料または透明な樹脂からなる透明基板10が設けられている(粘着されている)。
下部電極3は、ITOなどの透明配線材料、あるいはアルミニウムや銅などの金属配線材料からなる複数本の行方向配線4を有する。また、上部電極6は、行方向配線4と同様、ITOなどの透明配線材料、あるいはアルミニウムや銅などの金属配線材料からなる複数本の列方向配線7を有する。複数の行方向配線4および複数の列方向配線7は、透明基板2上に層間絶縁膜5を介して立体視で交差するように配設されている。
本実施の形態1では、行方向配線4および列方向配線7を、アルミニウム系合金層とその窒化層との積層構造としているため、配線抵抗を小さくすることができ、かつ検出可能エリアにおける光の反射率を低減させることができる。ここで、検出可能エリアとは、タッチスクリーン1における、指などの指示体でタッチされたことを検出可能なエリアのことをいう(詳細は後述する)。
なお、本実施の形態1では、列方向配線7を行方向配線4よりも上層に配置しているが、行方向配線4を列方向配線7よりも上層に配置するようにしてもよい。あるいは、行方向配線4および列方向配線7を同一の層に配置し、行方向配線4と列方向配線7とが平面視で重なる(交差する)部分にのみ層間絶縁膜5を配置して電気的に分離するようにしてもよい。
行方向配線4および列方向配線7をアルミニウム系合金層とその窒化層との多層構造としたが、これに限るものではない。例えば、列方向配線7をアルミニウム系合金層とその窒化層との多層構造とし、行方向配線4をITOなどの透明配線材料で構成してもよい。
使用者は、タッチスクリーン1の表面となる透明基板10に対して、指などの指示体でタッチして操作を行う。透明基板10に指示体が触れる(タッチする)と、指示体と行方向配線4あるは列方向配線7との間にて容量結合(タッチ容量)が発生する。相互容量方式の場合は、タッチ容量が発生したことに起因する、上部電極6と下部電極3との間(すなわち、列方向配線7と行方向配線4との間)にて生じる相互容量の変化を検出することによって、検出可能エリア内のどの位置がタッチされたのかを特定することが可能となる。
図2は、タッチスクリーン1の構成の一例を示す平面図である。
タッチスクリーン1における検出可能エリアは、行方向(紙面横方向)に延設された複数の行方向配線4と、行方向配線4の手前側で列方向(紙面縦方向)に延設された複数の列方向配線7とから構成されたマトリックス領域である。
各行方向配線4は、引き出し配線R1〜R6を介して、外部の配線と電気的に接続するための端子11に接続されている。各列方向配線7は、引き出し配線C1〜C8を介して、端子11に接続されている。また、引き出し線R6と引き出し線C8との間には、ダミー引き出し配線13が配置されている。
引き出し配線R1〜R6および引き出し配線C1〜C8は、検出可能エリアの外周側に詰めて配置される。このとき、引き出し配線R1〜R6では、最も長さが短い引き出し配線R6が最も内側になるように配置され、引き出し配線R6に沿って他の引き出し配線R1〜R5が配置されている。また、引き出し配線C1〜C8では、最も長さが短い引き出し配線C4基準とし、当該引き出し配線C4に沿って他の引き出し配線C1〜3および引き出し配線C5〜8が配置されている。
このように、引き出し配線R1〜R6および引き出し配線C1〜C8を検出可能エリアの外周側に詰めて配置することによって、タッチスクリーン1を装着する表示装置と、最外縁の引き出し配線R1および引き出し配線C1を除く引き出し配線(引き出し配線R2〜R6、引き出し配線C2〜C8)との間にて生じるフリンジ容量を抑制することができる。
また、引き出し配線R1および引き出し配線C1の外側には、グランド電位が入力されるシールド配線12(第1のシールド配線)が配置されている。すなわち、シールド配線12は、各行方向配線4、各列方向配線7、および各引き出し配線R1〜R6,C1〜C8を平面視で囲むように配設されている。シールド配線12を配置することによって、タッチスクリーン1を装着する表示装置と、引き出し配線R1および引き出し配線C1との間にて生じるフリンジ容量を抑制することができる。また、シールド配線12(第2のシールド配線)は、各行方向配線4の一端側に沿って配設されている。すなわち、第2のシールド配線は、第1のシールド配線から枝分かれして各行方向配線4の一端に沿って配設されている。
引き出し配線R1〜R6および引き出し配線C1〜C8を上記の配置とすることによって、タッチスクリーン1を装着する表示装置から発生する電磁ノイズが引き出し配線に与える影響を低減することができる。
図3は、図2の領域Aの拡大図である。なお、図3は、1本の行方向配線4を例として示しているが、他の行方向配線4についても同様である。
行方向配線4の終端部14(引き出し配線R1〜R6が接続されていない側の端部)には、シールド配線12に向かって櫛歯状の櫛歯部15が設けられている。また、シールド配線12には、櫛歯部15と平面視で対向する位置に櫛歯状の櫛歯部16が設けられている。櫛歯部15と櫛歯部16とは、平面視で互い違いかつ離間して配置されており、互いの距離を近づけて容量を形成している。行方向配線4とシールド配線12とは、異なる層に形成されている。
このように、行方向配線4とシールド配線12とが局所的に近づく部分(すなわち、櫛歯部15および櫛歯部16)を設けると、タッチスクリーン1に対して指などの指示体(導体)が接近して静電気放電が生じた場合において、終端部14にて静電気放電の収束性が増して電位が増加しにくくなるため、行方向配線4と列方向配線7との電位差が小さくなり絶縁破壊を抑制する。
図4は、図2の領域Bの拡大図である。なお、図4は、1本の列方向配線7を例として示しているが、他の列方向配線7についても同様である。
列方向配線7の終端部17(引き出し配線C1〜C8が接続されていない側の端部)には、シールド配線12に向かって櫛歯状の櫛歯部18が設けられている。また、シールド配線12には、櫛歯部18と平面視で対向する位置に櫛歯部16が設けられている。櫛歯部18と櫛歯部16とは、平面視で互い違いかつ離間して配置されており、互いの距離を近づけて容量を形成している。列方向配線7とシールド配線12とは、同一の層に形成されている。
このように、列方向配線7とシールド配線12とが局所的に近づく部分(すなわち、櫛歯部18および櫛歯部16)を設けると、タッチスクリーン1に対して指などの指示体(導体)が接近して静電気放電が生じた場合において、終端部17にて静電気放電の収束性が増して電位が増加しにくくなるため、行方向配線4と列方向配線7との電位差が小さくなり絶縁破壊を抑制する。
図5は、図2の領域Cの拡大図である。なお、図5は、1本の列方向配線7を例として示している。
各列方向配線7のうちの最も各行方向配線4の一端側(引き出し配線R1〜R6が接続されている側)に配設された一の列方向配線7には、平面視で各行方向配線4の一端と互い違いになるように延設された複数の延設部71が形成されている。延設部71にはシールド配線12に向かって櫛歯部18が設けられ、シールド配線12には櫛歯部18と平面視で対向する位置に櫛歯部16が設けられている。櫛歯部18と櫛歯部16とは、平面視で互い違いかつ離間して配置されており、互いの距離を近づけて容量を形成している。列方向配線7とシールド配線12とは、同一の層に形成されている。
このように、列方向配線7とシールド配線12とが局所的に近づく部分(すなわち、櫛歯部18および櫛歯部16)を設けると、タッチスクリーン1に対して指などの指示体(導体)が接近して静電気放電が生じた場合において、行方向配線4と交差する列方向配線7にて静電気放電の収束性が増して電位が増加しにくくなるため、行方向配線4と列方向配線7との電位差が小さくなり絶縁破壊を抑制する。
次に、行方向配線4および列方向配線7の詳細な構成について、図6を用いて説明する。
図6に示すように、各列方向配線7は、(1)列方向yに対して傾斜角度45°で斜めに傾斜した第1傾斜部分7aSと、列方向yと平行でかつ第1傾斜部分7aSに繋がっている第1平行部分7aPとが、列方向yに沿ってジグザグ状に繰り返して配設されてなるジグザグパターンの第1金属配線7aと、(2)列方向yを軸として第1金属配線7aに線対称な構成を有する第2金属配線7bとの一組からなる。
同様に、各行方向配線4は、(3)行方向xに対して傾斜角度45°で斜めに傾斜した第2傾斜部分4aSと、行方向xと平行でかつ第2傾斜部分4aSに繋がっている第2平行部分4aPとが、行方向xに沿ってジグザグ状に繰り返して配設されてなるジグザグパターンの第3金属配線4aと、(4)行方向xを軸として第3金属配線4aに線対称な構成を有する第4金属配線4bとの一組からなる。
しかも、複数の列方向配線7のうちの任意の1本の列方向配線7と、複数の行方向配線4のうちの任意の1本の行方向配線4とが立体的に交差してなる各エリアにおいて、以下のような位置関係が成立する。
すなわち、各エリア内に属する第1金属配線7aの2つの第1傾斜部分7aSのうちの一方の傾斜部分7aS1は、その中点(中心部)において、当該エリア内に属する第3金属配線4aの2つの第2傾斜部分4aSのうちの一方の傾斜部分4aS1と、その中点(中心部)において常に立体的に直交している。当該エリア内に属する第1金属配線7aの2つの第1傾斜部分7aSのうちの他方の傾斜部分7aS2は、その中点(中心部)において、当該エリア内に属する第4金属配線4bの2つの第2傾斜部分4bSのうちの一方の傾斜部分4bS1と、その中点(中心部)において常に立体的に直交している。
また、当該エリア内に属する第2金属配線7bの2つの第1傾斜部分7bSのうちの一方の傾斜部分7bS1は、その中点(中心部)において、当該エリア内に属する第3金属配線4aの2つの第2傾斜部分4aSのうちの他方の傾斜部分4aS2と、その中点(中心部)において常に立体的に直交している。当該エリア内に属する第2金属配線7bの2つの第1傾斜部分7bSのうちの他方の傾斜部分7bS2は、その中点(中心部)において、当該エリア内に属する第4金属配線4bの2つの第2傾斜部分4bSのうちの他方の傾斜部分4bS2と、その中点(中心部)において常に立体的に直交している。
上記のように傾斜部分同士の直交関係を設定することによって、当該エリア内の各平行部分7aP,7bP,4aPおよび4bPの行方向xに沿った寸法は、最小値化される。
図6に示す構成を採用することによって、列方向配線7と行方向配線4との配線間で発生する寄生容量の値を最小化することが可能となる。また、列方向配線7および行方向配線4が存在しない箇所を平面視した時の当該箇所の全面積を、図6に示す構成を採用しない場合よりも格段に少なくすることができるため、指などの指示体と列方向配線7との間にて生じる静電容量、および指示体と行方向配線4との間にて生じる静電容量からなるタッチ容量を、各エリアで均一に検出することが可能となる。
そして、図6に示す構成を採用したタッチスクリーン1の行方向xおよび列方向yの各々がタッチスクリーン1に装着される表示パネル(例えば、LCDパネル)の画素パターンの行方向および列方向と平行となるように当該表示パネルをタッチスクリーン1に装着するときには、列方向配線7および行方向配線4の各ジグザグパターンである第1金属配線7a、第2金属配線7b、第3金属配線4a、および第4金属配線4bが、画素パターンの行方向および列方向の各々の配列方向に対して45°の角度で傾斜した斜め方向に各画素に対して配置されることとなる。従って、各画素の一部を均一に覆うこととなる結果、表示パネルが出射した表示光がタッチスクリーン1を通り抜ける際の透過率を均一化することができ、モワレ現象の発生を少なくすることが可能となる。
図6に示すように、行方向配線4および列方向配線7をメッシュ状の配線とすることによって、少ない配線面積で、広い検出可能エリアを覆うことが可能である。
なお、行方向配線4および列方向配線7の材料や形状などは、上記に限るものではない。行方向配線4および列方向配線7の材料としては、ITOやグラフェンなどの透明導電性材料、あるいはアルミニウム、クロム、銅、銀などの金属材料を用いることができる。また、アルミニウム、クロム、銅、銀などの合金、あるいはこれらの合金上に窒化アルミニウムなどを形成した多層構造としてもよい。また、導線幅とメッシュ間隔も、タッチスクリーンの用途等に応じて、上記とは異なる値としてもよい。
ここで、本実施の形態1による効果を確認するために、本実施の形態1によるタッチスクリーン1(図1参照)と、比較例として行方向配線4の櫛歯部15および列方向配線7の櫛歯部18を有していないタッチスクリーンとについて、各々の透明基板10を厚さ1.0mmのガラス材料とし、放電コンデンサ330pF、放電抵抗330Ωの条件下で静電気放電試験を行った。その結果、比較例のタッチスクリーンでは、12kVで行方向配線の引き出し配線が接続される側とは反対側の端部近傍のセンサ内部(上記のエリア内部)で絶縁破壊が確認された。一方、本実施の形態1によるタッチスクリーン1では、12kVよりも大きな電圧を設定しても絶縁破壊が確認されず、本実施の形態1によるタッチスクリーン1では絶縁破壊が発生しにくくなることを確認することができた。
また、図7は、静電気放電(ESD : electrostatic discharge)時における、行方向配線4および列方向配線7とシールド配線12との間における容量と、行方向配線4および列方向配線7の電位差との関係を示す図である。図7において、横軸は、行方向配線4の櫛歯部15とシールド配線12の櫛歯部16との間で形成される容量(付加容量)、および列方向配線7の櫛歯部18とシールド配線12の櫛歯部16との間で形成される容量(付加容量)を示している。また、縦軸は、行方向配線4と列方向配線7との電位差を示している。
図7に示すように、付加容量が大きくなるに従って(すなわち、櫛歯部15と櫛歯部16との距離、および櫛歯部18と櫛歯部16との距離が近くなるに従って)、行方向配線4と列方向配線7との電位差が小さくなることが分かる。
また、図8は、行方向配線4および列方向配線7とシールド配線12との間における容量と、不良率との関係を示す図である。図8において、横軸は、行方向配線4の櫛歯部15とシールド配線12の櫛歯部16との間で形成される容量(付加容量)、および列方向配線7の櫛歯部18とシールド配線12の櫛歯部16との間で形成される容量(付加容量)を示している。また、縦軸は、タッチスクリーン1の不良率を示している。ここで、タッチスクリーン1の不良率とは、タッチスクリーン1が不良である(タッチスクリーンとして機能しない)割合のことをいう。
図8に示すように、付加容量が1pF以上である場合は、不良率が激減していることが分かる。このことから、櫛歯部15と櫛歯部16との間で形成される容量、および櫛歯部18と櫛歯部16との間で形成される容量は、1pF以上であることが好ましい。
以上のことから、本実施の形態1によれば、タッチスクリーンに対して指などの指示体(導体)が接近して静電気放電が生じた場合であっても、当該静電気放電による絶縁破壊の発生を抑制して信頼性の高いタッチスクリーンを得ることができる。
なお、図1に示す透明基板2は、液晶ディスプレイのカラーフィルター基板であってもよい。図9は、タッチスクリーン19の構成を示す斜視図である。タッチスクリーン19は、図1の透明基板2に代えてカラーフィルター基板20を設けることを特徴としている。その他の構成は、図1と同様である。図9に示すような構成とすることによって、タッチスクリーンの透明基板と液晶ディスプレイのカラーフィルター基板とを共用することができるため、液晶ディスプレイにタッチスクリーン19を装着したときに全体的な薄型化を実現することができる。
また、図10に示すタッチスクリーン21のように、図1に示すタッチスクリーン1の透明基板2の裏面側に偏光板22を設け(貼り付け)、偏光板22側を表示面側として液晶ディスプレイに装着してもよい。この場合、透明基板2がタッチスクリーン21を保護する役割を果たすとともに、図1に示す透明基板10を削減することができるため、液晶ディスプレイにタッチスクリーン21を装着したときに全体的な薄型化を実現することができる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、行方向配線4に設けられた櫛歯部15と、シールド配線12に設けられた櫛歯部16とが平面視で互い違いかつ離間して配置される場合について説明した。
本発明の実施の形態2では、行方向配線4に設けられた櫛歯部15と、シールド配線12に設けられた櫛歯部16とが平面視で重なるように配置されることを特徴としている。
本実施の形態2によるタッチスクリーンの構成は、実施の形態1(図1,2)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
なお、本実施の形態2では、実施の形態1と同様(図1,2参照)、行方向配線4は下部電極3として形成され、列方向配線7は上部電極6として形成されている。また、シールド配線12は、列方向配線7(上部電極6)と同一の層に形成される。
また、行方向配線4は、列方向配線7よりも長さが長くなるように設定されている。これによって、行方向配線4の引き出し配線R1〜R6が接続されていない側の端部では、配線抵抗の抵抗を受けやすく電荷が溜まりやすくなっている。
図11は、図2を本実施の形態2によるタッチスクリーン1とした場合における領域Aの拡大図を示している。なお、図11は、1本の行方向配線4を例として示しているが、他の行方向配線4についても同様である。
行方向配線4の終端部14には、シールド配線12に向かって櫛歯部15が1つだけ設けられている。また、シールド配線12には、櫛歯部15と対向する位置に櫛歯部16が設けられている。櫛歯部15および櫛歯部16は、互いの距離を近づけて容量を形成しており、平面視で重なるように配置されている。
なお、図2の領域B,Cについては、実施の形態1と同様であるため(図4,5参照)、ここでは説明を省略する。
また、行方向配線4および列方向配線7の詳細な構成についても、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
ここで、本実施の形態2による効果を確認するために、本実施の形態2によるタッチスクリーンと、比較例として本実施の形態1によるタッチスクリーンとについて、各々の透明基板10を厚さ1.0mmのガラス材料とし、放電コンデンサ330pF、放電抵抗330Ωの条件下で静電気放電試験を行った。その結果、比較例(本実施の形態1)のタッチスクリーンでは、20kVで行方向配線の引き出し配線が接続される側とは反対側の端部近傍のセンサ内部で絶縁破壊が確認された。一方、本実施の形態2によるタッチスクリーンでは、20kVよりも大きな電圧を設定しても絶縁破壊が確認されず、本実施の形態2によるタッチスクリーン1では絶縁破壊がより発生しにくくなることを確認することができた。
以上のことから、本実施の形態2によれば、実施の形態1よりも櫛歯部15と櫛歯部16との距離(ギャップ)が近づくため、行方向配線に溜まった電荷がシールド配線に向けて移動しやすくなる。従って、タッチスクリーンに対して指などの指示体(導体)が接近して静電気放電が生じた場合であっても、当該静電気放電による絶縁破壊の発生を抑制して信頼性の高いタッチスクリーンを得ることができる。
なお、上記では、図1に示すタッチスクリーン1の場合を一例として説明したが、図9に示すタッチスクリーン19あるいは図10に示すタッチスクリーン21の場合であっても同様の効果が得られる。
<実施の形態3>
図12は、本発明の実施の形態3によるタッチパネル23の構成の一例を模式的に示す平面図である。
タッチパネル23は、図1に示す実施の形態1によるタッチスクリーン1と、フレキシブルプリント基板24と、コントローラ基板25とを備えている。
タッチスクリーン1の端子11には、異方性導電フィルムなどを用いることによって実装された端子(端子11に対応する端子)を有するフレキシブルプリント基板24が接続されている。タッチスクリーン1の行方向配線4および列方向配線7と、コントローラ基板25とをフレキシブルプリント基板24を介して電気的に接続することによって、タッチスクリーン1はタッチパネル23の主要構成要素として機能する。
コントローラ基板25には、検出処理回路26(タッチ位置検出回路)が搭載されている。検出処理回路26は、信号電圧の印加によって、指示体と行方向配線4または列方向配線7との間にて生じる静電容量からなるタッチ容量を検出し、当該検出結果に基づいて、タッチスクリーン1における指示体のタッチ位置(位置座標)の算出処理を行う。すなわち、検出処理回路26は、タッチスクリーン1に対して指示する指示体と、行方向配線4または列方向配線7との間の静電容量に基づいて、指示体によって指示されたタッチスクリーン1上の位置を検出する。
検出処理回路26は、投影型静電容量方式の検出ロジックを採用することができる。また、コントローラ基板25は、検出処理回路26にて算出されたタッチ位置(位置座標)を、外部の処理装置に出力するための外部接続端子27を備えている。
以上のことから、本実施の形態3によれば、タッチパネル23が実施の形態1によるタッチスクリーン1(図1参照)を備えることによって、タッチパネル23を液晶ディスプレイに装着した場合において、タッチスクリーン1における静電気放電による絶縁破壊に起因する映像などのコントラストの低下を抑制したタッチパネル23を得ることができる。
なお、上記では、実施の形態1によるタッチスクリーンを用いる場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、実施の形態2によるタッチスクリーン、図9に示すタッチスクリーン19、あるいは図10に示すタッチスクリーン21を用いる場合であっても同様の効果が得られる。
また、検出処理回路26は、コントローラ基板25への実装に限らず、タッチスクリーン1の透明基板2上に実装するようにしてもよい。
<実施の形態4>
本発明の実施の形態4による表示装置は、実施の形態3によるタッチパネル23(図12参照)と、情報を表示可能な液晶表示素子(LCD:Liquid Crystal Display)(図示せず)とを備えることを特徴としている。
タッチパネル23は、液晶表示素子の表示画面よりも使用者側に配置される。換言すれば、液晶表示素子は、タッチパネル23のタッチスクリーンに対して指示する側とは反対側に配置される。このような構成とすることによって、使用者が指示したタッチ位置を検出する機能を有するタッチパネル付きの表示装置とすることができる。
以上のことから、本実施の形態4によれば、コントラストの低下を抑制した視認性の良い投影型静電容量方式のタッチパネル付きの表示装置を得ることができる。
<実施の形態5>
本発明の実施の形態5による電子機器は、実施の形態3によるタッチパネル23(図12参照)と、電子素子である信号処理素子(図示せず)(電子処理部)とを備えることを特徴としている。
信号処理素子は、タッチパネル23の外部接続端子27から出力された信号(タッチ位置)を入力し、デジタル信号として出力する。すなわち、信号処理素子は、タッチパネル23の検出処理回路26にて検出されたタッチ位置の情報に対して予め定められた処理を電子的に行う。このように、信号処理素子をタッチパネル23に接続する構成とすることによって、タッチパネル23の検出処理回路26にて検出されたタッチ位置の情報をコンピュータなどの外部信号処理装置に出力する、デジタイザなどのタッチ位置検出機能付き電子機器とすることができる。
なお、信号処理素子は、タッチパネル23のコントローラ基板25に内蔵(搭載)されてもよい。この場合、信号処理素子が、USB(Universal Serial Bus)のようなバス規格を満たすような出力機能を備えることによって、汎用性の高いタッチ位置検出機能付き電子機器を実現することができる。
以上のことから、本実施の形態5によれば、コントラストの低下を抑制した視認性の良い投影型静電容量方式のタッチ位置検出機能付きの電子機器を得ることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 タッチスクリーン、2 透明基板、3 下部電極、4 行方向配線、5 層間絶縁膜、6 上部電極、7 列方向配線、8 保護膜、9 偏光板、10 透明基板、11 端子、12 シールド配線、13 ダミー引き出し配線、14 終端部、15,16 櫛歯部、17 終端部、18 櫛歯部、19 タッチスクリーン、20 カラーフィルター基板、21 タッチスクリーン、22 偏光板、23 タッチパネル、24 フレキシブルプリント基板、25 コントローラ基板、26 検出処理回路、27 外部接続端子、71 延設部。

Claims (12)

  1. 基板と、
    前記基板上に絶縁膜を介して立体視で交差するように配設された複数の行方向配線および複数の列方向配線と、
    各前記行方向配線および各前記列方向配線の一端から外部に電気的に引き出すように配設された複数の引き出し配線と、
    各前記行方向配線、各前記列方向配線、および各前記引き出し配線を平面視で囲むように配設された第1のシールド配線と、
    を備え、
    各前記行方向配線、各前記列方向配線、および前記第1のシールド配線は、各前記行方向配線および各前記列方向配線と、前記第1のシールド配線との距離が予め定められた部分で近づくよう櫛歯状に形成された櫛歯部を有することを特徴とする、タッチスクリーン。
  2. 前記第1のシールド配線から枝分かれして各前記行方向配線の一端に沿って配設された第2のシールド配線をさらに備え、
    各前記列方向配線のうちの最も各前記行方向配線の一端側に配設された一の前記列方向配線は、平面視で各前記行方向配線の一端と互い違いになるように延設された複数の延設部をさらに備え、
    前記第2のシールド配線および各前記延設部は、互いの距離が近づくように櫛歯状に形成された櫛歯部を有することを特徴とする、請求項1に記載のタッチスクリーン。
  3. 前記櫛歯部は、各前記延設部の前記第2のシールド配線側と、前記第2のシールド配線とに各々形成され、
    各前記延設部の前記第2のシールド配線側に形成された前記櫛歯部と、前記第2のシールド配線に形成された前記櫛歯部とは、平面視で対向するように配置されることを特徴とする、請求項2に記載のタッチスクリーン。
  4. 各前記延設部の前記第2のシールド配線側に形成された前記櫛歯部と、前記第2のシールド配線に形成された前記櫛歯部とは、平面視で互い違いかつ離間して配置されることを特徴とする、請求項3に記載のタッチスクリーン。
  5. 各前記延設部の前記第2のシールド配線側に形成された前記櫛歯部と、前記第2のシールド配線に形成された前記櫛歯部とは、1pF以上の静電容量を有することを特徴とする、請求項2から4のいずれか1項に記載のタッチスクリーン。
  6. 前記櫛歯部は、各前記行方向配線および各前記列方向配線の他端と、前記第1のシールド配線とに各々形成され、
    各前記行方向配線および各前記列方向配線の他端に形成された前記櫛歯部と、前記第1のシールド配線に形成された前記櫛歯部とは、平面視で対向するように配置されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載のタッチスクリーン。
  7. 各前記行方向配線および各前記列方向配線の他端に形成された前記櫛歯部と、前記第1のシールド配線に形成された前記櫛歯部とは、平面視で互い違いかつ離間して配置されることを特徴とする、請求項6に記載のタッチスクリーン。
  8. 各前記行方向配線および各前記列方向配線のうちの長い方の配線と、前記第1のシールド配線とは異なる層に形成され、
    前記長い方の配線の前記他端に形成された前記櫛歯部と、前記シールド配線に形成された前記櫛歯部とは、平面視で重なることを特徴とする、請求項6に記載のタッチスクリーン。
  9. 各前記行方向配線および各前記列方向配線の他端に形成された前記櫛歯部と、前記第1のシールド配線に形成された前記櫛歯部とは、1pF以上の静電容量を有することを特徴とする、請求項6または7に記載のタッチスクリーン。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のタッチスクリーンと、
    前記タッチスクリーンに対して指示する指示体と、前記行方向配線および前記列方向配線との間の静電容量に基づいて、前記指示体によって指示された前記タッチスクリーン上の位置を検出するタッチ位置検出回路と、
    を備える、タッチパネル。
  11. 請求項10に記載のタッチパネルと、
    前記タッチパネルの前記タッチスクリーンに対して指示する側とは反対側に配置され、情報を表示可能な表示素子と、
    を備える、表示装置。
  12. 請求項10に記載のタッチパネルと、
    前記タッチパネルの前記タッチ位置検出回路にて検出された前記位置の情報に対して予め定められた処理を電子的に行う電子処理部と、
    を備える、電子機器。
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