JPH09197376A - 半導体素子静電対策構造 - Google Patents

半導体素子静電対策構造

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JPH09197376A
JPH09197376A JP2204396A JP2204396A JPH09197376A JP H09197376 A JPH09197376 A JP H09197376A JP 2204396 A JP2204396 A JP 2204396A JP 2204396 A JP2204396 A JP 2204396A JP H09197376 A JPH09197376 A JP H09197376A
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JP
Japan
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wiring
electrode
electrostatic
semiconductor element
adjacent
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Pending
Application number
JP2204396A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsumoto
広 松本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程数の増加や消費電力を増大させるこ
となく、半導体素子に接続された配線を介して入ってく
る静電気による素子破壊を防止する。 【解決手段】 TFT素子28の各端子に接続された隣
接したドレイン線22,23,24の間、あるいは、隣
接したゲート線25,26,27の間に静電対策電極3
0,31,32,33をそれぞれ設けることにより、各
配線間に静電容量を形成するようにする。これにより、
TFT基板をカッティングして個々のTFT基板21を
切り出すとともに、各配線に接続されていたショートバ
ー34が切り離されるため、各配線間を同電位にするこ
とが難しくなる。外部から静電気が入ってきた場合は、
上記した静電対策電極30,31,32,33を介し
て、電荷の集中している配線から隣接する配線に電荷が
分散され、電荷の集中を緩和するので、静電気による素
子や配線等の破壊を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子静電対
策構造に係り、詳細には、半導体素子の各端子に入力さ
れる静電気によって半導体素子が破壊されないようにす
る半導体素子静電対策構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体素子には、薄膜半導体素子
であるTFT(Thin Film Transistor)素子などがあ
り、例えば、複数のTFT素子を基板上にマトリックス
配置したTFT−LCDを形成し、各画素電極毎に駆動
電圧を印加するアクティブマトリックス駆動によって液
晶表示を行うものがある。
【0003】図10は、従来のTFT基板の製造工程中
の平面構成図であり、図11は、図10のドレイン線の
断面図であり、図12は、図10のゲート線の断面図で
ある。
【0004】従来、TFT−LCDの液晶表示パネルを
製造する場合は、1枚のガラス基板上に複数のTFT基
板分のTFT素子と配線とを同一工程で形成した後、個
々の基板にカッティングすることが行われている。図1
0は、一点鎖線位置でカッティングする前のTFT基板
1を示したもので、カッティング前の全てのドレイン線
2,3,4とゲート線5,6,7と補助容量電極のCs
電極8とをショートバー9で接続することで同電位にし
ている。このため、ショートバー9は、配線を介して静
電気が取り込まれた場合でも、常に全体が同電位になる
ことから、電荷が部分的に蓄積されることが無くなり、
スパークによるTFT素子10の破壊を防止している。
なお、図10中の破線内は、TFT素子10と、これに
対応した図示しない画素電極とがマトリックス状に配置
されている表示領域である。
【0005】このように、従来のカッティング前のTF
T基板は、ショートバー9を採用しているので、静電気
によるTFT素子の破壊が防止される。
【0006】そして、従来のTFT基板のドレイン線
2,3,4の断面は、図11に示すように、ガラス基板
11上にゲート絶縁膜12が形成され、さらに、その上
にDn、Dn+1、Dn+2のドレイン線2,3,4が
図の奥行方向にそれぞれ平行に配置されているため、各
ドレイン線2,3,4同士はそれぞれ独立している。ま
た、従来のTFT基板のゲート線5,6,7の断面は、
図12に示すように、ガラス基板11上にGn、Gn+
1、Gn+2のゲート線5,6,7が図の奥行方向に平
行に配置されているため、各ゲート線5,6,7はそれ
ぞれ独立していて、さらに、その表面はゲート絶縁膜1
2で覆われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の薄膜半導体素子を用いたTFT基板にあって
は、TFT−LCDのパネルを作成した後、そのパネル
を1個ずつカッティングする製造工程において、TFT
−LCDの外形(一点鎖線位置)よりも外側に設けられ
たショートバー9から、ドレイン線やゲート線やCs電
極が電気的に切り離されることになるため、外部からの
静電気に対して無防備になってしまうという問題があっ
た。
【0008】特に、この無防備状態は、TFT−LCD
パネルがカッティングされた後、TFT−LCDパネル
の各端子に信号側駆動回路や走査側駆動回路がTAB
(TapeAutomated Bonding)技術、あるいはCOG(Chi
p On Glass) 技術を用いて接続されるまでの間、続く
ことになる。
【0009】そこで、ドレイン線やゲート線の各配線間
における静電保護素子として、抵抗、あるいは、非線形
素子等を設けることも考えられるが、TFT−LCDパ
ネルを駆動したときに、各配線間で電流が流れて消費電
力が増大したり、配線金属の腐食が進んで、TFT−L
CDパネル自体の信頼性が低下するという問題がある。
【0010】本発明の目的は、製造工程数の増加や消費
電力を増大させることなく、半導体素子に接続された配
線を介して入ってくる静電気による素子破壊を防止する
ことが可能な半導体素子静電対策構造を提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体素
子静電対策構造は、半導体層を介して接する複数の電極
間の電流の流れを半導体層の電気的性質を変化させて制
御する半導体素子と、前記半導体素子の各電極端子に接
続される複数の配線部と、前記配線部の一つに接続さ
れ、他の配線部と絶縁層を介して対向配置させて所定の
静電容量を形成する静電対策電極と、を備えたことを特
徴とする。
【0012】すなわち、半導体素子の各電極端子に接続
された配線部の一つに静電対策電極を接続し、他の配線
部と絶縁層を介して対向配置することで所定の静電容量
が形成されるようにする。したがって、半導体素子の各
電極端子に接続された配線間に設けられた静電対策電極
は、その配線間に所定の静電容量が形成されるため、一
方の配線部から入ってきた静電気によって電荷が蓄積さ
れても、配線間にある静電容量によって電荷の分散が行
われて、電荷の集中が防止できるので、スパーク等によ
る素子破壊を防止することができる。また、配線部間で
静電容量が形成されているが、互いに絶縁層によって絶
縁されているため、配線間でのリーク電流がなく、消費
電力の増大や配線の腐食等を防止することができる。
【0013】請求項2記載の半導体素子静電対策構造
は、前記半導体素子が薄膜半導体素子で構成され、該薄
膜半導体素子をマトリックス状に基板に配置して、信号
線と走査線を通じて供給される表示信号と走査信号とで
アクティブマトリックス駆動を行って表示制御する液晶
表示パネルの半導体素子静電対策構造において、前記薄
膜半導体素子の各電極端子に前記走査線および前記信号
線が接続されて基板上に複数配線される配線部と、該配
線部のうち走査線群と信号線群の少なくとも一方に設け
られ、同種の配線部の中の所定の配線に接続されるとと
もに、この配線と隣接した他の配線に対して絶縁層を介
して対向配置させて所定の静電容量を形成する静電対策
電極と、を備えたことを特徴とする。
【0014】すなわち、基板上に薄膜半導体素子をマト
リックス配置した液晶表示パネルの信号線と走査線から
表示信号と走査信号とを供給して、アクティブマトリッ
クス駆動することによって表示制御を行い、複数の薄膜
半導体素子の各電極端子に走査線および信号線を接続し
て配線部を形成して、その走査線群と信号線群の少なく
とも一方の隣接した配線部の一つに静電対策電極を接続
して、他方の配線部との間で絶縁層を介して対向配置す
ることによって静電容量が形成される。
【0015】したがって、薄膜半導体素子をマトリック
ス配置したTFT−LCDパネルの走査線群と信号線群
の少なくとも一方で、同種の配線部の隣接した配線間の
一つに静電対策電極を接続して、他の配線と絶縁層を介
して対向配置して静電容量を形成するようにしたので、
所定の配線に静電気が入って電荷が蓄積されても、形成
された静電容量によって隣接した配線に電荷が分散さ
れ、スパークによる薄膜半導体素子の破壊を防止するこ
とができる。また、同種の隣接した配線間では、静電容
量が形成されるが、互いに絶縁層を介して絶縁されてい
るため、配線間におけるリーク電流が無く、消費電力の
増大や配線の腐食等を防止することができる。
【0016】請求項3記載の半導体素子静電対策構造
は、前記静電対策電極を走査線群に設ける場合は、該静
電対策電極と前記信号線群とを同一工程で形成するとと
もに、前記静電対策電極を信号線群に設ける場合は、該
静電対策電極と前記走査線群とを同一工程で形成するこ
とを特徴とする。すなわち、同種の配線間に設けられる
静電対策電極は、走査線群に設ける場合は、信号線群
と、また、信号線群に設ける場合は、走査線群と同一工
程で形成することができる。したがって、従来の半導体
素子の製造工程数を増加させることなく、静電対策構造
が形成できるため、製造コストの上昇を防止することが
できる。
【0017】請求項4記載の半導体素子静電対策構造
は、前記静電対策電極が、同種の配線部の中の所定の配
線に接続されるとともに、この配線と隣接した他の配線
に対して絶縁層を介して対向配置する際に、隣接した配
線間に配置する静電対策電極同士が重なりあわないよう
に千鳥掛け状に配置されていることを特徴とする。すな
わち、隣接した配線間に静電対策電極を配置する場合
は、配線との間で接続するコンタクト領域と静電容量形
成領域とが必要になるため、静電対策電極同士が重なり
あわないように千鳥掛け状に互い違いに配置したもので
ある。したがって、隣同士の静電対策電極の距離が離れ
て、静電対策電極同士がショートするのを防止すること
ができるとともに、静電対策電極と配線との間の接続ス
ペースや容量形成スペースを自由に取ることができる。
【0018】請求項5記載の半導体素子静電対策構造
は、前記静電対策電極が配置される配線部が、静電対策
電極と配線とが接続されるコンタクト領域、あるいは、
他の配線との間に絶縁層を介して静電対策電極が対向配
置される静電容量形成領域の少なくとも一方が広がった
配線パターンに形成されていることを特徴とする。すな
わち、静電対策電極が配置される配線部のパターンが、
静電対策電極と配線とが接続されるコンタクト領域や、
他の配線との間で形成される静電容量形成領域の少なく
とも一方が広がった配線パターンを採用している。した
がって、隣同士の静電対策電極と配線との間の接続スペ
ースや容量形成スペースが自由に取りやすくなり、静電
容量の調整等が容易に行えるようになるとともに、隣接
する配線パターンも必要な所だけ配線パターンを広げる
だけで済むため、配線間のショートを防止することがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1〜図9は、本発明を適
用した半導体素子静電対策構造の一実施の形態を示す図
であって、ここでは、薄膜半導体素子(TFT素子)を
マトリックス状に配置したTFT−LCDパネルを用い
たものである。まず、構成を説明する。図1は、本実施
形態に係る半導体素子静電対策構造のTFT基板21の
製造工程中における平面構成図であり、図2は、図1の
ドレイン線またはゲート線の断面図である。
【0020】図1に示すTFT基板21は、TFT−L
CDの液晶表示パネルを製造する際に、1枚のガラス基
板上にTFT素子をマトリックス状に配置した複数のT
FT基板を同一工程で形成し、個々のTFT基板にカッ
ティングする前のものである。ここでは、図1のTFT
基板21上に引かれた一点鎖線位置でカッティングする
ことにより、個々のTFT基板21に分離するものであ
る。TFT基板21上には、複数のドレイン線22,2
3,24と、複数のゲート線25,26,27とが絶縁
層を介して互いに接触することなく直交方向に配置さ
れ、そのドレイン線とゲート線とが交叉する各交叉位置
には、スイッチング動作を行うTFT素子28がそれぞ
れ接続されている。
【0021】そして、本実施形態における特徴的な構成
は、上記したゲート線25,26,27のうち、隣接す
るゲート線25と26の間、あるいは、ゲート線26と
27の間に、それぞれ静電容量を形成するための静電対
策電極30,31が設けられていることにある。この静
電対策電極30の断面構造を図2で見ると、例えば、ガ
ラス基板41上に複数のゲート線が所定間隔毎に平行に
配置され、その上に窒化膜(SiN)がパターニング形
成されて層間絶縁膜42としている。そして、コンタク
トホール35を介してゲート線25(Gn)と接続され
た静電対策電極30は、隣接するゲート線26(Gn+
1)に掛かるように延在形成され、ゲート線26との間
に層間絶縁膜43を介して対向配置されることにより、
所定の静電容量が形成されるものである。また、それに
隣接するゲート線26と27との間には、上記と同様に
静電対策電極31が設けるように、各ゲート線間にそれ
ぞれ静電対策電極を設けることによって、隣接する配線
間において所定の静電容量が形成される。
【0022】さらに、静電対策電極は、上記のゲート線
の他、ドレイン線22,23,24側にも設けるように
してもよい。例えば、上記と同じ図2を用いて説明する
と、隣接するドレイン線22(Dn)と23(Dn+
1)の一方に接続して他方との間に層間絶縁膜42を介
して対向配置された静電対策電極32、あるいは、ドレ
イン線23(Dn+1)と24(Dn+2)の一方に接
続して他方との間に層間絶縁膜43を介して対向配置し
た静電対策電極33のように、各ドレイン線間にもそれ
ぞれ静電対策電極を設けることによって、隣接する配線
間で静電容量が形成されれば、より一層効果的な静電対
策を施すことができる。
【0023】また、TFT基板21の外周部には、図1
に示すように、全てのドレイン線とゲート線、及び補助
容量電極のCs電極に接続されたショートバー34が従
来例と同様に配置されている。このため、カッティング
前であれば、ショートバー34によってTFT素子28
の端子に接続された各電極間の電位が常に同電位となる
ので、外部から入ってくる静電気によってTFT素子2
8が破壊されるのを防ぐことができる。
【0024】しかし、個々のTFT基板21に分離する
場合は、図1の一点鎖線位置でガラス基板をカッティン
グした後、各種配線とショートバー34との接続部分が
切断され、各配線の先端部が露出する上、各配線がそれ
ぞれ独立したフローティング状態となっているため、各
配線間での電荷の移動が困難であることから、帯電し易
くなっている。そして、この状態は、各TFT基板21
に液晶駆動回路(ドライバ)がTABあるいはCOG技
術によってTFT基板21に接続されるまで続くので、
カッティングした後のTFT基板21上のTFT素子2
8は、静電気に対して無防備である。
【0025】そこで、本実施形態では、上記の隣接した
配線間に静電対策電極を設けることによって、1枚のガ
ラス基板上に形成される複数のTFT基板をカッティン
グし、各配線とショートバー34とを切り離した後に静
電気が入ってきても、静電対策電極によって隣接した配
線間での電荷を分散することができ、静電気によるTF
T素子の破壊を防止することができる。
【0026】ここでは、4インチパネルのTFT基板2
1が使われており、図3に示すように、ゲート側(走査
ライン)の画素数が234画素、ドレイン側(信号ライ
ン)の画素数が480画素あって、1画素あたりの画素
ピッチがゲート側で259μm、ドレイン側では168
μmとなる。そして、上記した各静電対策電極の層間絶
縁膜の膜厚は、4000オングストローム程度とした場
合、誘電率はε=7.0程度となり、ゲート線上の全容
量は100pF、ドレイン線上の全容量は60pF程度
となる。
【0027】したがって、隣接するゲート線間及びドレ
イン線間に上記の静電対策電極を設けた場合は、静電対
策電極の1個あたりの容量が10〜数十pFとなり、液
晶駆動に殆ど影響を与えない程度のものである。なお、
1つの静電対策電極における容量形成部の面積は、電極
1個の容量を10pFとした場合、0.064mm2
度となる。
【0028】図4は、TFT基板内の1画素を構成する
TFT素子と配線との接続状態を示す平面図である。図
4において、TFT素子28は、半導体層51を挟んで
両端部にドレイン電極52とソース電極53とが接続さ
れ、この半導体層51は、図の奥行方向に図示しないゲ
ート絶縁膜が配され、これを介してゲート電極54が対
向配置されている。このような構成のTFT素子28
は、ゲート電極54に印加するゲート電圧をON/OF
F制御することにより、半導体層51中にnチャネルあ
るいはpチャネルを生成、あるいは消滅させ、ソース−
ドレイン間の電流の流れのスイッチング制御を行うもの
である。
【0029】上記したドレイン電極52はドレイン線2
2に、ソース電極53は画素電極55に、ゲート電極5
4はゲート線25にそれぞれ接続されている。そして、
本実施形態の特徴的な構成である静電対策電極32は、
ここでは、ドレイン線22とドレイン線23とにまたが
るように配置され、ドレイン線23に対してコンタクト
部56を介して接続されるとともに、ドレイン線22に
対して図示しない層間絶縁膜を介して対向配置されてい
る。図中のハッチングで示す重なり合う部分は、ライン
間容量形成部57であって、この面積の大きさや層間絶
縁膜の膜厚によって形成される静電容量が変化する。
【0030】このように、本実施形態では、隣接するド
レイン線間、あるいはゲート線間で所定の静電容量を形
成する静電対策電極を配置するよう構成したため、TF
T基板をカッティングする際に一緒にショートバーとの
接続を切った後、外部から静電気が入ってきて特定のド
レイン線やゲート線等の配線部に電荷が蓄積された場
合、静電対策電極32によって容量結合された隣接配線
間で電荷が分散されて、電荷が特定の電極や配線に集中
するのが防止される。その結果、配線間やTFT素子2
8のチャネル領域におけるスパークの発生が防止され、
配線や素子等が破壊されるのを防ぐことができるもので
ある。
【0031】図5は、図1に示す隣接するゲート線2
5,26間の静電対策電極30とTFT素子28の断面
図であり、静電対策電極部61とTFT素子周辺部62
の断面構造をそれぞれ示したものである。まず、静電対
策電極部61は、ガラス基板41上にアルミニウム95
%+チタン5%からなるAl−Ti合金膜を所定膜厚形
成した後、ゲート線25,26,……を形成するために
パターニングが行われる。
【0032】次に、層間絶縁膜42としてシリコン窒化
膜(SiN)を約4000オングストロームの厚さに成
膜した後、ゲート線25,26等に接続するためのコン
タクトホール63,64をエッチング形成する。
【0033】次いで、その層間絶縁膜42上には、ドレ
イン線を形成する工程に合わせて、本実施形態の静電対
策電極30,31を同時に形成するようにする。すなわ
ち、上記と同じAl−Ti合金膜をコンタクトホール6
3,64に埋め込みつつ、層間絶縁膜42上に所定膜厚
のドレインメタルを形成し、隣接するゲート線26にラ
イン間容量形成部65の部分だけ重なり合うようにパタ
ーニングを行って、静電対策電極30,31,…を形成
する。なお、図示していないが、この静電対策電極3
0,31上には、パッシベーション膜であるオーバーコ
ート膜(SiN)が形成される。
【0034】このような図5の静電対策電極30は、隣
接するゲート線25,26間に所定の静電容量(ここで
は、約10pF程度の容量)が形成される。そして、こ
のゲート線25,26間に形成された容量は、液晶駆動
にはほとんど影響を与えない程度に小さいが、例えば、
外部からゲート線25に静電気が入ってきて電荷が蓄積
されても、隣接するゲート線間で容量結合されているた
め、蓄積電荷がゲート線26、あるいは、他に隣接した
ゲート線等に分散されので、電荷の集中が起こり難く、
その結果、静電気のスパーク現象により配線や素子が破
壊されるのを防止することができる。
【0035】他方、TFT素子周辺部62は、図5に示
すように、TFT素子と画素電極とが配置されている。
その製造工程は、ガラス基板41上に上記のゲート線と
同一の工程でアルミニウム95%+チタン5%からなる
Al−Ti合金膜を所定膜厚形成し、パターニングして
ゲート電極54を形成する。
【0036】次に、そのゲート電極54上にシリコン窒
化膜(SiN)を約4000オングストローム程度形成
してゲート絶縁膜66とする。次いで、ゲート絶縁膜6
6上のTFT素子部には、真性半導体からなる活性層5
1(I−Si)を形成するとともに、画素部には、酸化
インジウム膜(ITO:Indium Tin Oxide)からなる画
素電極55を形成する。そして、活性層51上には、ブ
ロッキングレイヤー(BL)67をパターニング形成し
た後、該ブロッキングレイヤー67の側壁部と活性層5
1とを覆うようにオーミック電極層(n+Si)を形成
し、その上に金属クロム膜(Cr)69を形成し、さら
にその上に上記ドレイン線の製造工程と同じAl−Ti
合金膜からなるドレイン電極52とソース電極53とを
形成してTFT素子が形成される。
【0037】そして、上記形成したTFT素子の表面及
び画素電極55の周辺部には、パッシベーション膜であ
るオーバーコート膜(SiN)70が選択的に形成され
る。上記したように、本実施形態における半導体素子静
電対策構造のTFT−LCDパネルは、隣接したゲート
線間、あるいは、ドレイン線間に所定の静電容量を形成
する静電対策電極を形成するようにしたため、TFT基
板をカッティングして各配線とショートバーとを切り離
した後に外部から静電気が入ってきても、蓄積電荷が静
電対策電極によって隣接した配線に分散されて、スパー
ク等による破壊を防止することができる。
【0038】さらに、上記した静電対策電極は、隣接し
たゲート線間、あるいは、ドレイン線間に形成される
が、層間絶縁膜を介してソース線とドレイン線とが配置
されていることを利用して、ソース線間の静電対策電極
をドレイン線と同時に形成するとともに、ドレイン線間
の静電対策電極をソース線と同時に形成することによ
り、製造工程数を増加させることなく形成できるため、
コスト増を招くことなく、静電気に強い半導体素子の静
電対策を行うことができる。
【0039】図6は、隣接したドレイン線とゲート線と
にそれぞれ形成した静電対策電極の配置構成を示した平
面図である。図6に示すように、ドレイン線22と23
との間、あるいは、ゲート線25,26と27との間に
それぞれ、静電対策電極30,31,32,33が配置
されていて、隣接する配線の一方にコンタクト部(図中
の、破線の円形部分)を介して接続されるとともに、こ
れと隣接する他方の配線と図の奥行方向に絶縁層を介し
て重なり合う部分にライン間容量形成部(ハッチングで
示した部分)が形成されている。図6からもわかるよう
に、ゲート電極25,26,27と静電対策電極32,
33とは、同じ下層部に位置し、ドレイン電極22,2
3と静電対策電極30,31とは、同じ上層部に位置す
るため、同一工程で同時に形成することができ、製造コ
ストが増加しなくて済む。
【0040】図7〜図9は、隣接した配線間に静電容量
を形成する静電対策電極の形成パターン例を示した図で
ある。まず、図7は、複数の隣接したゲート線またはド
レイン線からなる配線81,82,83に対して静電対
策電極91,92,93,94が一列に形成された状態
を示す図である。ここでは各静電対策電極が隣接する配
線間において、ライン間容量容量形成部111とコンタ
クト部112とにより静電容量がそれぞれ形成されてい
る。
【0041】また、図8は、複数の隣接した配線81,
82,83に対して、静電対策電極95,96,97,
98が交互に互い違いになるように、千鳥掛け状に配置
した図である。このように、配線81,82,83に対
して、静電対策電極が交互に上下にずらして配置したた
め、上記したライン間容量容量形成部111とコンタク
ト部112とが配線上で接触する恐れがなくなり、ライ
ン間容量容量形成部の面積を変化させて所望の容量に調
整することも可能であり、また、コンタクト部112の
大きさも自由に変えられるので、接続不良等の欠陥が生
じ難くなる。
【0042】さらに、図9は、複数の隣接した配線8
1,82,83に対して、図7の場合と同様に、静電対
策電極99,100,101,102が一列に形成した
ものであるが、配線81,82,83の一部を張り出し
た突起部121,122,123が設けられていること
に特徴がある。このような構成を採用した場合、静電対
策電極99,100,101,102を一列に配置する
ことができるので、配置場所が少なくて済むとともに、
突起部121,122,123を利用することによっ
て、ライン間容量容量形成部の面積を変化させて所望の
容量に調整したり、また、コンタクト部112の大きさ
も自由に変えるようにしてもよく、接続不良等の欠陥を
未然に防止することができる。
【0043】上記したように、ゲート線やドレイン線な
どの配線と静電対策電極とを図7〜図9に示す如く配置
することにより、隣接した配線間で所望の静電容量を形
成することが可能であるため、所定の配線を通って入っ
てきた静電気により電荷が蓄積されたとしても、これと
隣接する配線との間に形成された静電容量によって、電
荷を分散させるように作用する。
【0044】そして、この静電対策電極によって形成さ
れる静電容量は、電荷を分散させるように働くが、個々
の容量をそれ程大きくしなかったため、液晶駆動の際に
与える影響はほとんど無視することができる。このよう
に、画像表示に悪影響を与えることなく、製造工程中に
外部から入ってくる静電気により素子や配線が破壊され
るのを防止することができるようになった。
【0045】以上、本発明を好適な実施形態に基づいて
具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
更可能であることはいうまでもない。例えば、上記の実
施形態では、TFT−LCDなどの液晶表示装置を例に
あげて実施したが、これに限定されるものではなく、半
導体素子を使った回路一般に適用することができる。
【0046】また、上記の実施形態では、TFT−LC
Dにおける隣接したゲート線同士やドレイン線同士の間
に静電対策電極を配置するようにしたが、これに限定さ
れるものではなく、ゲート線とドレイン線の間、あるい
は、それ以外の配線間のように、異種類の配線間に形成
するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の半導体素子静電対策構造
によれば、半導体素子の各電極端子に接続された配線間
に設けられた静電対策電極は、その配線間に所定の静電
容量を形成することから、一方の配線部から入ってきた
静電気により電荷が蓄積されても、配線間の静電容量に
よって他方の配線部に電荷が分散されて、電荷の集中を
防止できるので、スパーク等による素子破壊を防止する
ことができる。また、配線部同士は、静電容量が形成さ
れているが、互いに絶縁層によって絶縁されているの
で、配線間における電流のリークがなく、消費電力の増
大や配線の腐食を防止することができる。
【0048】請求項2記載の半導体素子静電対策構造に
よれば、薄膜半導体素子をマトリックス配置したTFT
−LCDパネルの走査線群と信号線群の少なくとも一方
で、同種の配線部の隣接した配線間の一つに静電対策電
極を接続して、他の配線と絶縁層を介して対向配置して
静電容量を形成するようにしたので、所定の配線に静電
気が入って電荷が蓄積されても、静電容量を介して隣接
する配線に電荷が分散されて、スパークによる薄膜半導
体素子の破壊を防止することができる。また、同種の隣
接した配線間では、静電容量が形成されているが、互い
に絶縁層によって絶縁されているので、配線間において
電流がリークすることがなく、消費電力が増大したり、
配線の腐食等を防止することができる。
【0049】請求項3記載の半導体素子静電対策構造に
よれば、従来の半導体素子の製造工程数を増加させるこ
となく、静電対策構造を形成することができるので、製
造コストの上昇を防止することができる。
【0050】請求項4記載の半導体素子静電対策構造に
よれば、隣同士の静電対策電極の距離が離れて、静電対
策電極同士がショートするのを防止できるとともに、静
電対策電極と配線との間の接続スペースや容量形成スペ
ースが自由に取りやすくなる。
【0051】請求項5記載の半導体素子静電対策構造に
よれば、隣同士の静電対策電極と配線との間の接続スペ
ースや容量形成スペースが自由に取りやすくなり、静電
容量の調整等が容易に行えるとともに、隣接する配線パ
ターンも必要な所だけ配線パターンを広げるだけで済む
ので、配線間のショートを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る半導体素子静電対策構造のT
FT基板の製造工程中における平面構成図。
【図2】図1のドレイン線またはゲート線の断面図。
【図3】図1における本実施形態のTFT基板の画素数
と画素ピッチ例を示す図。
【図4】TFT基板内の1画素を構成するTFT素子と
配線との接続状態を示す平面図。
【図5】図1に示す隣接するゲート線間の静電対策電極
とTFT素子の断面図。
【図6】隣接したドレイン線とゲート線とにそれぞれ形
成した静電対策電極の配置構成を示した平面図。
【図7】隣接した配線間に静電容量を形成する静電対策
電極の形成パターン例を示した図。
【図8】隣接した配線間に静電容量を形成する静電対策
電極の形成パターン例を示した図。
【図9】隣接した配線間に静電容量を形成する静電対策
電極の形成パターン例を示した図。
【図10】従来のTFT基板の製造工程中の平面構成
図。
【図11】図10のドレイン線の断面図。
【図12】図10のゲート線の断面図。
【符号の説明】
21 TFT基板 22,23,24 ドレイン線 25,26,27 ゲート線 28 TFT素子 30,31 静電対策電極 35 コンタクトホール 41 ガラス基板 42 層間絶縁膜 51 半導体層 52 ドレイン電極 53 ソース電極 54 ゲート電極 55 画素電極 56 コンタクト部 57 ライン間容量形成部 61 静電対策電極部 62 TFT素子周辺部 63,64 コンタクトホール 65 ライン間容量形成部 66 ゲート絶縁膜 67 ブロッキングレイヤー(B
L) 81,82,83 配線 91,92,93,94 静電対策電極 111 ライン間容量容量形成部 112 コンタクト部 95,96,97,98 静電対策電極 99,100,101,102 静電対策電極 121,122,123 突起部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体層を介して接する複数の電極間の電
    流の流れを半導体層の電気的性質を変化させて制御する
    半導体素子と、 前記半導体素子の各電極端子に接続される複数の配線部
    と、 前記配線部の一つに接続され、他の配線部と絶縁層を介
    して対向配置させて所定の静電容量を形成する静電対策
    電極と、 を備えたことを特徴とする半導体素子静電対策構造。
  2. 【請求項2】前記半導体素子が薄膜半導体素子で構成さ
    れ、該薄膜半導体素子をマトリックス状に基板に配置し
    て、信号線と走査線を通じて供給される表示信号と走査
    信号とでアクティブマトリックス駆動を行って表示制御
    する液晶表示パネルの半導体素子静電対策構造におい
    て、 前記薄膜半導体素子の各電極端子に前記走査線および前
    記信号線が接続されて基板上に複数配線される配線部
    と、 該配線部のうち走査線群と信号線群の少なくとも一方に
    設けられ、同種の配線部の中の所定の配線に接続される
    とともに、この配線と隣接した他の配線に対して絶縁層
    を介して対向配置させて所定の静電容量を形成する静電
    対策電極と、 を備えたことを特徴とする半導体素子静電対策構造。
  3. 【請求項3】前記静電対策電極を走査線群に設ける場合
    は、該静電対策電極と前記信号線群とを同一工程で形成
    するとともに、 前記静電対策電極を信号線群に設ける場合は、該静電対
    策電極と前記走査線群とを同一工程で形成することを特
    徴とする請求項2記載の半導体素子静電対策構造。
  4. 【請求項4】前記静電対策電極が、 同種の配線部の中の所定の配線に接続されるとともに、
    この配線と隣接した他の配線に対して絶縁層を介して対
    向配置する際に、隣接した配線間に配置する静電対策電
    極同士が重なりあわないように千鳥掛け状に配置されて
    いることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れ
    かに記載の半導体素子静電対策構造。
  5. 【請求項5】前記静電対策電極が配置される配線部が、 静電対策電極と配線とが接続されるコンタクト領域、あ
    るいは、他の配線との間に絶縁層を介して静電対策電極
    が対向配置される静電容量形成領域の少なくとも一方が
    広がった配線パターンに形成されていることを特徴とす
    る請求項1から請求項3までの何れかに記載の半導体素
    子静電対策構造。
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