JP6414490B2 - 画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置と、オプション装置とを備える画像形成システムにおいて、オプション装置の電源を制御する技術に関する。
従来、画像形成装置と、そのオプション装置とを接続した画像形成システムがある(例えば、特許文献1など)。特許文献1に開示される画像形成システムが備える画像形成装置には、オプション装置として、当該画像形成装置にシートを供給する複数の給紙装置と、画像形成装置によって画像が形成されたシートに対する製本処理、ステープルを用いて綴じる処理等の後処理を行う複数の後処理装置とが接続されている。給紙装置及び後処理装置の各々は、商用電源と接続される電源部を備える。給紙装置及び後処理装置の制御回路には、電源部から電力が供給される。また、給紙装置等が備える駆動回路は、電源部から供給される電力よってモータやソレノイド等を駆動する。
また、画像形成装置は、電源のオン・オフを指示する制御信号を、通信インターフェースを介して給紙装置等に送信する。給紙装置等の制御回路は、受信した制御信号の内容を判定し、制御内容に応じて電源部から駆動回路への電力供給の開始、又は停止を行う。
特開2006−035751号公報
上記した画像形成システムでは、給紙装置等の制御回路は、画像形成装置からの制御信号を受信して画像形成装置の動作と連動しながら駆動回路の起動、又は停止を実行する。このため、制御回路は、画像形成装置からいつ送信されてくるか分からない制御信号を受信するために、通信インターフェースを介して入力される制御信号を常時監視しなければならなくなる。即ち、制御回路を常時動作状態とするために、電源部からの電力を制御回路に供給し続ける必要が生じ、消費電力の増加を招く虞があった。
本願に開示される技術は、上記の課題に鑑み提案されたものである。画像形成装置と、オプション装置とを備える画像形成システムにおいて、省電力化が可能な画像形成システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成システムは、画像形成装置と、オプション装置と、画像形成装置とオプション装置とを接続する電源線及び通信線と、を備え、画像形成装置は、当該画像形成装置を制御する装置制御部と、画像形成部と、装置制御部に供給する制御用電圧と、画像形成部に供給する装置駆動用電圧とを生成する装置電源と、を有し、オプション装置は、画像形成部と連携して駆動される駆動負荷と、駆動負荷に供給するオプション駆動用電圧を生成するオプション電源と、オプション電源を制御するオプション制御部であって、電源線を介して装置電源から制御用電圧を供給されるオプション制御部と、を有し、装置制御部は、オプション電源の動作状態を変更する命令を、通信線を介してオプション制御部に向けて送信する変更命令送信処理を実行することを特徴とする。
当該画像形成システムでは、画像形成装置の装置電源は、電源線を介してオプション制御部に制御用電圧を供給する。即ち、オプション装置側のオプション制御部は、画像形成装置からの電力供給を受けて動作する。これにより、オプション制御部を、装置制御部が起動している時のみ動作させることが可能となる。従来のオプション制御部は、装置制御部からの制御信号を受信するために、常時動作状態とされる必要があり、消費電力の増加を招いていた。これに対し、当該画像形成装置のオプション制御部は、装置制御部の起動、及び停止に連動して動作することが可能となり、省電力化を図ることが可能となっている。
また、装置制御部は、オプション電源の動作状態を変更する命令を、通信線を介してオプション制御部に向けて送信する。ここでいう動作状態の変更とは、電源装置の起動、停止、機能の一部停止、あるいは出力電圧の増減等の様々な動作状態の変更を含む。これにより、当該画像形成システムでは、例えば、画像形成装置側の装置電源を停止する前に、オプション電源を停止することが可能となる。また、例えば、一定の条件が成立すると装置電源を停止する省電力化のモードを備える画像形成装置の場合には、そのモード変更による動作状態の変化に合わせて、オプション装置のオプション電源を停止することが可能となる。このため、画像形成装置側が省電力化のモードに移行するのに合わせて、オプション装置を停止し消費電力を低減することで、システム全体の消費電力の削減を効果的、且つ確実に図ることが可能となる。
また、本発明の画像形成システムにおいて、装置制御部は、変更命令送信処理を実行した後、オプション制御部から通信線を介してオプション電源の動作状態を示す情報を受信したことに応じて、装置電源の動作状態を変更する装置電源変更処理を実行する構成としてもよい。
当該画像形成システムでは、装置制御部は、オプション電源の動作状態が所望の状態となったことを検出してから、装置電源に対する制御を実施することが可能となる。これにより、当該画像形成システムでは、例えば、画像形成装置側の装置電源を停止する前に、オプション電源を確実に停止することができる。
また、本発明の画像形成システムにおいて、装置制御部は、変更命令送信処理として、オプション電源の動作を停止させる命令を、オプション制御部に向けて送信する構成としてもよい。
当該画像形成システムでは、装置制御部は、画像形成装置の動作状態等に基づいて、適切なタイミングでオプション電源を停止することが可能となる。
また、本発明の画像形成システムにおいて、外部電源と接続するための電源コードを備え、装置制御部は、電源コードが外部電源に接続されることにともなって、当該装置制御部の初期設定を実行した後に、変更命令送信処理を実行する構成としてもよい。
この種の画像形成システムでは、例えば、電源コードを商用電源(外部電源)に接続して装置制御部が起動された直後に、必要な初期設定を実行するものがある。このような構成の画像形成システムにおいて、初期設定を実行した後、オプション制御部に対する何らの制御を実行せずに装置電源を停止すると、オプション制御部は、画像形成装置の起動に合わせて起動され、オプション電源を起動した後、当該オプション電源を停止することなく、装置電源の停止に合わせて停止することとなる。その結果、オプション電源は、通常時の電圧値のオプション駆動用電圧を駆動負荷に供給し続けることとなる。つまり、電源コードを挿しただけで、オプション電源が起動され不要な電力を消費する虞がある。これに対し、当該画像形成装置の装置制御部は、初期設定を実行した後、装置電源を停止する前に、オプション電源の停止(動作状態の一例)を確認してから装置電源を停止することが可能となる。これにより、電源コードを接続する時に、装置制御部や装置電源が停止しているにも係わらず、オプション電源が起動し続けるのを防止して、省電力化を図ることが可能となる。
また、本発明の画像形成システムにおいて、当該画像形成システムの電源を停止するための電源スイッチを備え、装置制御部は、電源スイッチにより電源が停止されるのに合わせて、変更命令送信処理を実行する構成としてもよい。
装置制御部は、電源スイッチがオフされ、画像形成システムが電源オフとなるタイミングに合わせて、オプション電源の動作状態を変更する処理を開始する。これにより、例えば、オプション電源を停止した上で装置電源を停止することで、電源スイッチのオフ操作に合わせて、画像形成装置及びオプション装置の省電力化を確実に図ることが可能となる。
また、上記課題を解決するために、本発明の画像形成システムは、画像形成装置と、オプション装置と、画像形成装置とオプション装置とを接続する電源線と、を備え、画像形成装置は、当該画像形成装置を制御する装置制御部と、画像形成部と、装置制御部に供給する制御用電圧と、画像形成部に供給する装置駆動用電圧とを生成する装置電源と、を有し、オプション装置は、画像形成部と連携して駆動される駆動負荷と、駆動負荷に供給するオプション駆動用電圧を生成するオプション電源と、オプション電源を制御するオプション制御部であって、電源線を介して装置電源から制御用電圧を供給されるオプション制御部と、オプション制御部と、オプション電源とを接続する信号線と、グランド電圧を供給するグランドに信号線を接続するプルダウン抵抗と、を有し、オプション電源は、オプション制御部から信号線を介してグランド電圧の電圧値の第1信号を受信したことに応じて、第1電圧値のオプション駆動用電圧を駆動負荷に供給する第1電圧供給処理と、オプション制御部から信号線を介してグランド電圧に比べて電圧値が高い第2信号を受信したことに応じて、第1電圧値に比べて高い第2電圧値のオプション駆動用電圧を駆動負荷に供給する第2電圧供給処理と、を実行することを特徴とする。
当該画像形成システムでは、オプション装置側のオプション制御部は、画像形成装置からの電力供給を受けて動作する。これにより、オプション制御部は、装置制御部の起動、及び停止に連動して動作することが可能となり、省電力化を図ることが可能となっている。また、オプション電源は、オプション制御部から信号線を介してグランド電圧の第1信号を受信すると、オプション駆動用電圧を第1電圧値とする。また、オプション制御部は、グランド電圧(第1信号)に比べて電圧値が高い第2信号を受信すると、オプション駆動用電圧を第2電圧値(>第1電圧値)とする。ここで、例えば、第1電圧値を、省電力化モード中のオプション駆動用電圧の電圧値とする。また、第2電圧値を、画像形成部による印刷処理等を行う通常モード中のオプション駆動用電圧の電圧値とする。このような構成において、オプション電源が第2電圧値を出力する状態で、何らかの原因によってオプション制御部が停止してしまった場合、オプション電源は、オプション駆動用電圧を第2電圧値から第1電圧値へ変更することができず、省電力化を図ることができなくなる。ここでいう、オプション制御部が停止する状態とは、例えば、画像形成装置側の電源コードだけが抜かれた場合、画像形成装置とオプション装置とが正しく接続されていない場合、あるいは、電源コードを挿してすぐに装置制御部が初期設定を実行した後に停止した場合などに、装置電源からオプション制御部への制御用電圧の供給が停止される状態である。これに対し、当該オプション装置では、オプション制御部とオプション電源とを接続する信号線を、プルダウン抵抗を介してグランドに接続している。このため、オプション制御部が停止し、第1及び第2信号のいずれも出力されていない状態では、信号線の電圧値を、グランド電圧とすることができる。このため、オプション電源は、信号線を介してグランド電圧、即ち、第1信号が入力されることとなり、第1電圧値のオプション駆動用電圧を駆動負荷に供給する。従って、何らかの原因によってオプション制御部が停止してしまっても、オプション電源から出力されるオプション駆動用電圧の電圧値を下げて省電力化を図ることが可能となる。
また、本発明の画像形成システムにおいて、装置制御部は、通常モードと、通常モードに比べて消費電力が少ない第1スリープモードと、第1スリープモードに比べて消費電力が少ない第2スリープモードとを有し、第1スリープモードにおいて、画像形成装置の動作状態の変化を検出する動作状態検出処理と、第1スリープモードにおいて、画像形成装置の動作状態の変化を検出できない状態が所定時間だけ継続したことに応じて、オプション制御部に対してオプション電源に向けて第1信号を送信させ、且つ当該装置制御部を第2スリープモードへ移行させる第2スリープモード移行処理と、を実行する構成としてもよい。
当該画像形成システムでは、画像形成装置の装置制御部は、通常モードと、省電力化を図る第1スリープモードと、さらに省電力化を図る第2スリープモードとを有する。装置制御部は、画像形成装置の動作状態の変化、例えば、ユーザからの操作パネルに対する操作や、ネットワークを介した印刷ジョブの受信などの状態変化を所定時間だけ検出できないことに応じて第1スリープモード、さらには第2スリープモードへ移行することによって、省電力化を図ることが可能となる。また、状態変化が起こらないということは、ユーザによる利用の可能性が低いため、このようなモード変更を行うことでユーザビリティも維持できる。そして、装置制御部は、第1スリープモードにおいて状態変化を所定時間だけ検出せず第2スリープモードへ移行するのに合わせて、オプション制御部に対してオプション電源に向けて第1信号を送信させる。これにより、オプション電源は、より省電力化を図る、換言すれば、ユーザに利用される可能性がより少ない第2スリープモードへ移行するのに合わせて、オプション駆動用電圧を下げることによって、ユーザビリティを維持しつつ、省電力化を図ることが可能となる。
本発明に記載の画像形成システムでは、省電力化を図ることが可能となる。
一実施形態に係るプリンタシステムの構成を概略的に示すブロック図である。 プリンタシステムの電源に係る構成を概略的に示すブロック図である。 電源に係る構成を概略的に示す回路図である。 電源コード接続時の電源制御シーケンスを示すフローチャートである。 電源コード接続時の電源制御シーケンスを示すフローチャートである。 電源コード接続時の各信号の推移を示すタイムチャートである。 プリンタのモード移行における制御装置の電源制御シーケンスを示すフローチャートである。 プリンタのモード移行における制御装置の電源制御シーケンスを示すフローチャートである。 プリンタのモード移行におけるタワートレイ制御部の電源制御シーケンスを示すフローチャートである。 プリンタのモード移行におけるタワートレイ制御部の電源制御シーケンスを示すフローチャートである。
以下、本願の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本願に係る画像形成システムの一実施形態であるプリンタシステム100の構成を示している。図1に示すように、プリンタシステム100は、プリンタ1及びタワートレイ70を備えている。プリンタ1は、画像形成装置の一例である。また、タワートレイ70は、オプション装置の一例である。なお、画像形成装置は、プリンタに限らず、例えば、コピー機、スキャナー、あるいは複合機であってもよい。
プリンタ1とタワートレイ70とは、電源線SL1及び複数の通信線CL1,CL2の各々を介して接続されている。電源線SL1は、プリンタ1に設けられた電圧出力端子とタワートレイ70に設けられた電圧入力端子とを接続する。また、複数の通信線CL1,CL2の各々は、プリンタ1に設けられた通信用端子とタワートレイ70に設けられた通信用端子とを接続する。
プリンタ1は、印刷部(「画像形成部」の一例)2、通信部3A、画像メモリ3B、表示部4、給紙部5、及び電源システム7を備えている。電源システム7は、電源部10、及び制御装置50を備えている。電源部10は、プリンタ1の電源として機能する。また、本実施形態の電源部10は、タワートレイ70のタワートレイ制御部71の電源としても機能する。
印刷部2は、感光ドラム2A、感光ドラム2Aの表面を帯電させる帯電器2B、感光ドラム2Aの表面に静電潜像を形成する露光装置2C、感光ドラム2Aの表面に形成された静電潜像に現像剤を付着させて現像剤像を形成する現像器2D、シート(用紙、OHPシートなど)に現像剤像を転写する転写器2E、シート上に転写された現像剤像をヒータの熱によって定着させる定着器2F、及びシートを搬送する搬送部2G等を備えている。印刷部2は、感光ドラム2A等を駆動して、シート上に印刷データに基づく画像を印刷する。
通信部3Aは、ネットワーク等を介して接続された外部の情報端末(PCなど)との間で通信を行うものであり、該情報端末から印刷ジョブを受信する。画像メモリ3Bは、情報端末から受信した印刷ジョブに含まれる印刷データなどを一時的に記憶するものである。表示部4は、例えば、静電容量方式のタッチパネルと、液晶表示式の表示パネルを厚さ方向に重ねた構成であり、タッチパネル上に表示された操作キーを押圧操作することで、各種の入力操作を行うことが可能な構成となっている。給紙部5は、給紙トレイ5A及び給紙機構5Bを備えている。給紙トレイ5Aには、印刷に使用するシートが収納されている。給紙機構5Bは、ピックアップローラや給紙ローラ等を備え、シートを搬送部2Gに供給する。搬送部2Gは、モータ、ギア、ソレノイド、搬送ローラ、及びベルト等を備え、給紙部5から給紙されたシートを、印刷部2が備える各部に搬送する。
上記したプリンタ1は、例えば、通信部3Aにより情報端末から印刷ジョブを受信すると、制御装置50に印刷ジョブを処理させる。制御装置50は、印刷部2の各部によって印刷処理を実行させることで、シートに印刷データに基づく画像を印刷する。
電源システム7は、印刷部2、通信部3A、制御装置50等に駆動用電圧を供給する。例えば、印刷部2の定着器2F、搬送部2G、及び給紙部5等の駆動用電圧は、主に24Vである。これに対し、制御装置50、通信部3A、及び画像メモリ3Bの駆動用電圧は、主に3.3Vである。
また、プリンタ1は、動作モードとして、レディモード(「通常モード」の一例)、プリントモード(「通常モード」の一例)、スリープモード(「第1スリープモード」の一例)、ディープスリープモード(「第2スリープモード」の一例)、及びオフモードを有する。「レディモード」とは、プリンタ1が印刷ジョブに応答して即座に印刷処理を実行できる状態にあるモードである。そのため、レディモードにおいては、電源システム7は動作している。定着器2Fは、詳しくは、定着器2Fのヒータは、定着可能な定着温度、あるいは定着温度よりやや低い待機温度に維持されるように制御装置50によって通電制御されている。「プリントモード」とは、印刷部2が動作し、印刷処理を実行するモードである。定着器2Fのヒータは、定着可能な定着温度に維持されるように制御装置50によって通電制御されている。
また、「スリープモード」とは、印刷処理を完了してから印刷ジョブの実行要求や表示部4のタッチパネルを介したユーザによる入力操作等が所定時間(例えば、5分間)なく、プリンタ1が待機状態にあるモードである。スリープモードは、省電力のモードであり、定着器2Fのヒータへの通電を停止し、表示部4の表示パネルのバックライトを消灯させ非表示とするモードである。なお、スリープモードでは、ユーザによる入力操作には迅速に応答すべく、表示部4のタッチパネルの機能については有効となっている。
また、「ディープスリープモード」とは、スリープモードに移行してから印刷ジョブの実行要求やユーザによる入力操作等が所定時間(例えば、5分間)ない場合に、さらなる省電力化を図るモードである。ディープスリープモードでは、詳細には後述するように、例えば、電源システム7は、その一部しか動作しておらず、電源部10から印刷部2等へ供給する装置駆動用電圧を、24Vから6Vに下げることによって省電力化を図る。また、制御装置50は、処理の主体を図示しないメインCPUから消費電力がメインCPUより少ない図示しないサブCPUに切り替えることによって省電力化を図る。なお、ディープスリープモードにおいても、ユーザによる入力操作には迅速に応答すべく、表示部4のタッチパネルの機能については有効となっている。
また、「オフモード」とは、ディープスリープモードに比べてさらに省電力を図るモードであり、詳細には後述するように、電源システム7は、ディープスリープモードに比べてさらにその一部しか動作していない。オフモードは、例えば、電源ボタンSW1(図2参照)がユーザによって押圧されることによって移行する。
次に、タワートレイ70の構成について説明する。タワートレイ70は、図1に示すように、タワートレイ制御部(「オプション制御部」の一例)71、タワートレイ低圧電源(「オプション電源」の一例)72、給紙機構(「駆動負荷」の一例)73、及び複数(本実施形態では4個)の給紙トレイT1,T2,T3,T4を備えている。
タワートレイ制御部71は、例えば、マイクロコンピュータ(MCU)によって構成されている。以下、タワートレイ制御部71を「MCU71」と記載する。MCU71は、プリンタ1の電源部10から、詳しくは、電源部10の本体低圧電源20(図2参照)から電源線SL1を介して、3.3Vの制御用電圧を供給される。
給紙機構73は、ピックアップローラや給紙ローラの駆動源としてのモータ、ソレノイド、ギア、ファン等を備えている。給紙機構73は、MCU71の制御に基づいて、印刷部2と連携して駆動され、複数の給紙トレイT1〜T4に収納されたシートを、給紙ローラ等を駆動してプリンタ1に供給する。
タワートレイ低圧電源72は、MCU71の制御に基づいて、給紙機構73に供給する24Vのオプション駆動用電圧を生成する。本実施形態のタワートレイ低圧電源72では、MCU71からの制御に基づいてモードを変更し、オプション駆動用電圧の電圧値を変更する。例えば、タワートレイ低圧電源72は、プリンタ1がレディモード、プリントモード、スリープモードの各モードにおいて、24Vのオプション駆動用電圧を供給するモード(タワートレイ低圧電源72側の通常モード)となる。また、タワートレイ低圧電源72は、プリンタ1がディープスリープモード及びオフモードにおいて、オプション駆動用電圧の生成を停止する第1低出力モードとなる。この状態では、オプション駆動用電圧は、0Vとなる。また、タワートレイ低圧電源72は、この他にも後述する6Vのオプション駆動用電圧を供給する第2低出力モードを有する。
詳述すると、図2に示すように、タワートレイ低圧電源72は、MCU71からの制御信号(タワートレイ低圧電源信号TTS−ON/OFF)によって、タワートレイ低圧電源72のオン・オフ、具体的には、スイッチング電源の発振のオン・オフを制御可能となっている。本実施形態のMCU71は、例えば、タワートレイ低圧電源72を起動するのに合わせて、起動を示すパルス信号(以下、「ONパルス」という)(図示略)を、タワートレイ低圧電源信号TTS−ON/OFFとしてタワートレイ低圧電源72へ送信し起動する。また、MCU71は、例えば、プリンタ1のディープスリープモードに合わせて、タワートレイ低圧電源72をオフするパルス信号(以下、「OFFパルス」という)PS(図6参照)をタワートレイ低圧電源72へ送信し、オプション駆動用電圧の生成を停止させる。本実施形態では、ONパルスのパルス幅は、OFFパルスPSに比べて短くなっている。例えば、ONパルスの立ち上がっている時間は、022msである。また、例えば、OFFパルスPSの立ち上がっている時間は、1.7msである。
また、タワートレイ低圧電源72は、MCU71から信号線CL5を介して入力される制御信号(Deep−ON/OFF信号)によって、オプション駆動用電圧の電圧値を変更可能となっている。例えば、MCU71は、ローレベルのDeep−ON/OFF信号をタワートレイ低圧電源72へ送信し、オプション駆動用電圧を24Vから6Vに下げ、第2低出力モードへ移行させることが可能となっている。また、MCU71は、例えば、ハイレベルのDeep−ON/OFF信号をタワートレイ低圧電源72へ送信し、オプション駆動用電圧を24Vに戻し、通常モードへ移行させることが可能となっている。
ハイレベルのDeep−ON/OFF信号の電位は、例えば、3.3Vである。また、ローレベルのDeep−ON/OFF信号の電位は、例えば、0Vである。信号線CL5は、プルダウン抵抗RDを介してグランドに接地されており、グランド電圧Vgdが供給されている。従って、MCU71からハイレベルのDeep−ON/OFF信号が送信されていない状態では、信号線CL5の電位は、グランド電位(0V)となる。タワートレイ低圧電源72は、信号線CL5の電位がグランド電位となると、ローレベル(0V)のDeep−ON/OFF信号を受信する状態となり、オプション駆動用電圧を6Vとする。なお、上記したDeep−ON/OFF信号の電位は一例であり、適宜変更してもよい。
また、タワートレイ低圧電源72から出力されるオプション駆動用電圧は、コンパレータ77に入力される。コンパレータ77は、例えば、12Vの基準電圧と、オプション駆動用電圧とを比較して比較結果を検出信号SKとしてMCU71に送信する。コンパレータ77は、例えば、オプション駆動用電圧が基準電圧を上回っている場合には、ハイレベルの検出信号SKをMCU71に出力し、オプション駆動用電圧が基準電圧を下回っている場合には、ローレベルの検出信号SKをMCU71に出力する。従って、タワートレイ低圧電源72から24Vのオプション駆動用電圧が出力される場合には、コンパレータ77は、ハイレベルの検出信号SKをMCU71へ送信する。また、オプション駆動用電圧が6V又は0Vの場合には、コンパレータ77は、ローレベルの検出信号SKをMCU71へ送信する。
なお、本実施形態において、タワートレイ低圧電源72の電源容量は、例えば、複数の給紙トレイT1〜T4の内、少なくとも一個の給紙トレイを駆動する電源容量に設定されている。これは、複数の給紙トレイT1〜T4が同時に動くことは無いため、タワートレイ低圧電源72の電源容量を、少なくとも一個の給紙トレイを駆動する電源容量に設定することによって、タワートレイ70(オプション装置)を省電力化できる。例えば、4つの給紙トレイT1〜T4が、この順にタワートレイ70の上方側から下方向側に向かって順に並ぶとする。4つの給紙トレイT1〜T4のうち、最下段の給紙トレイT4からタワートレイ70の上方のプリンタ1へシートを供給する際に、給紙機構73のモータを回転させるのに必要な回転トルクが、最大になるとする。つまり、最下段の給紙トレイT4からシートを供給する際に、タワートレイ低圧電源72から給紙機構73に供給する電力が最大になるとする。この場合には、例えば、タワートレイ低圧電源72の電源容量を、給紙トレイT4を駆動する際に必要な電源容量に設定することが好ましい。また、タワートレイ低圧電源72の電源容量は、これに限られず、例えば、二個以上の給紙トレイT1〜T4を同時に駆動可能な電源容量でもよい。
次に、図2及び図3を参照して、電源システム7の構成について説明する。電源システム7は、電源ボタン(「電源スイッチ」の一例)SW1、電源部10、及び制御装置50を含む。制御装置50は、ASIC51及び電源制御IC52を備えている。電源ボタンSW1は、押下に応じてオン信号又はオフ信号を生成して電源制御IC52に供給する。
電源部10は、図2に示すように、本体低圧電源(「装置電源」の一例)20及び電源制御IC電源30を備えている。本体低圧電源20は、図3に示すように、例えばスイッチング電源で構成され、整流平滑回路21、制御IC22、電圧発生回路23、トランス24、FET(電界効果トランジスタ)Q1、整流平滑回路25、電圧検出回路26、及びDC−DCコンバータ27等を備えている。
本体低圧電源20は、交流電源ACの交流電圧Vacを整流平滑化し、プリンタ1のレディモード、プリントモード、及びスリープモードにおいて、24V及び3.3Vの直流電圧を生成する。24Vの直流電圧は第1出力端子OUT1から出力される。また、3.3Vの直流電圧は、第2出力端子OUT2から出力される。また、本体低圧電源20は、プリンタ1のディープスリープモードにおいて、省電力を図るために、6Vの直流電圧及び3.3Vを生成する。6Vは、第1出力端子OUT1から出力される。3.3Vは、第2出力端子OUT2から出力される。
整流平滑回路21は、いわゆるコンデンサインプット型であり、交流電源ACの交流電圧Vac(例えば、240V)を整流するブリッジダイオードに、整流後の電圧を平滑化するコンデンサを接続して構成されている。整流平滑回路21の出力は、トランス24の一次コイルに印加される。
トランジスタQ1は、NチャンネルのMOSFETであり、制御IC22からゲートにオン・オフ信号(PWM信号)が供給されることによって、オン・オフ動作する。これにより、トランス24の一次側が発振し、トランス24の二次コイルに電圧を誘起させる。
また、トランス24の一次側には電圧発生回路23が設けられている。電圧発生回路23は、トランス24の一次側に設けられた補助コイルに誘起される電圧を、整流平滑化して、制御IC22に電源電圧Vccを供給する。なお、制御IC22の入力ポートVHには、本体低圧電源20の始動時に、電源電圧が供給される。
整流平滑回路25は、トランス24の二次コイルに誘起された電圧を整流平滑化して24V(「装置駆動用電圧」の一例)を生成する。DC−DCコンバータ27は、整流平滑回路25から電圧検出回路26を介して入力される24V又は6Vを3.3V(「制御用電圧」の一例)に変換して出力する。
また、電圧検出回路26は、フォトカプラPC1を含み、本体低圧電源20の24V出力の検出レベルに応じて、フォトカプラPC1の発光ダイオードLED1を発光させる。フォトカプラPC1は、制御IC22のフィードバックポートFBに接続されたフォトトランジスタPT1を含む。このため、発光ダイオードLED1の光信号はフォトトランジスタPT1にて電気信号に戻され、24V出力の検出値が制御IC22のフィードバックポートFBにフィードバックされる。
制御IC22は、後述する電源制御IC52から制御入力ポートENに電源制御信号PS−ON/OFFが入力される。制御IC22は、電源制御信号PS−ON/OFFに応じて、出力ポートOUTから出力するトランジスタQ1へのオン・オフ信号を制御し、トランス24の一次側の発振を制御する。即ち、制御IC22は、電源制御信号PS−ON/OFFに応じて、本体低圧電源20のオン状態及びオフ状態を切替える(図6参照)。尚、制御IC22は、本体低圧電源20がオン状態であるとき、ASIC51からの指令に応じて、通常出力(24V)とするか低出力(6V)とするか、装置駆動用電圧の出力状態を切替える。
ここで、本体低圧電源20のオン状態は、トランス24の一次側を発振させた出力可能な状態であり、プリンタ1のレディモード、プリントモード、及びスリープモードに対応し、24V及び3.3Vを出力する。また、装置駆動用電圧を低出力(6V)とする状態は、トランス24の一次側を発振させた出力可能な状態であって、制御IC22によるトランジスタQ1のオン・オフの時間を制御する状態であり、ディープスリープモードに対応し、6V及び3.3Vを出力する。また、本体低圧電源20のオフ状態は、トランス24の発振を停止させて本体低圧電源20の出力を停止する出力停止の状態であり、プリンタ1のオフモードに対応する。
なお、タワートレイ低圧電源72は、例えば、本体低圧電源20と同様に、スイッチング電源で構成され、本体低圧電源20と同様な、整流平滑回路、制御IC、電圧発生回路、トランス、FET、整流平滑回路、及び電圧検出回路等を備え、MCU71によって制御可能となっている。
次に、電源制御IC電源30の構成について説明する。電源制御IC電源30は、本体低圧電源20に比べて電源容量の小さい小容量電源であり、本体低圧電源20の起動状態に係わらず、換言すれば、プリンタ1のモードに係わらず、電源制御IC52に電力を供給する。電源制御IC電源30は、各モードにおいて、交流電源ACから制御装置50の電源制御IC52及び制御信号伝送部53に電力を供給する。
電源制御IC電源30は、例えば、図3に示すように、第1コンデンサC1、第2コンデンサC2、整流回路31、ツェナーダイオードZD1、平滑コンデンサC3、DC−DCコンバータ32、及び蓄電用コンデンサC4を備えている。整流回路31は、第1コンデンサC1と第2コンデンサC2との間に接続され、両コンデンサC1,C2に印加される交流電圧Vacを整流する。整流回路31は、4個のダイオードD1,D2,D3,D4からなるブリッジ回路によって構成されている。ダイオードD3及びダイオードD4のアノードは、グランドに接地されグランド電圧Vgdが供給されている。
平滑コンデンサC3は、整流回路31に接続され、整流された交流電圧を平滑して平滑電圧Vch(例えば、5V)を生成する。ツェナーダイオードZD1は、交流電源ACの交流電圧Vacが上昇した場合に、平滑電圧Vchの上昇を抑制するためのものである。DC−DCコンバータ32は、平滑電圧Vchを3.3Vに変換する。3.3Vは、電源制御IC52及び制御信号伝送部53に供給される。
蓄電用コンデンサC4は、DC−DCコンバータ32の出力側に接続されており、DC−DCコンバータ32から出力される3.3Vによって充電される。充電電力は、オフモードからレディモードに切り換わる際等に、制御信号伝送部53のフォトカプラPC2の発光ダイオードLED2の駆動電流に使用される。また、平滑コンデンサC3及び蓄電用コンデンサC4の容量を適宜に選定することによって、オフモードにおいて、必要に応じた電力量を蓄電することができる。
次に、制御装置50の構成について説明する。制御装置50は、図3に示すように、ASIC(特定用途向けIC)51、電源制御IC52、制御信号伝送部53、及びメモリ54を含む。ASIC51は、主に、プリンタ1の印刷部2を制御する。ASIC51は、タイマ51Aを備える。タイマ51Aは、レディモードからスリープモードに移行する際の時間計測、及びスリープモードからディープスリープモードに移行する際の時間計測に利用される。
ASIC51は、オフモード以外の各モードにおいて、本体低圧電源20のDC−DCコンバータ27から3.3Vの電力が供給される。即ち、ASIC51は、オフモード以外の各モードにおいて、電力が供給された動作状態となり、本体低圧電源20が出力停止、即ち、オフモードに移行すると、電力の供給が断たれて停止状態になる。
電源制御IC52は、電圧検出回路52A及びASICリセット部52Bを備えている。また、電源制御IC52のポートP1は、抵抗R1を介してDC−DCコンバータ27のOUT2に接続されている。電源制御IC52は、OUT2の出力から3.3Vを検出し、本体低圧電源20の出力を監視する。また、電源制御IC52の電源ポートP2は、電源制御IC電源30の出力側に接続されており、プリンタ1のモードに係わらず、電源制御IC電源30から電力が供給される。
また、電源制御IC52は、プリンタ1のモード切り換えに応じて、本体低圧電源20を動作させる動作モードと、本体低圧電源20の発振を停止させる停止モードとに切り換え制御する。詳述すると、制御信号伝送部53は、フォトカプラPC2の発光ダイオードLED2及びトランジスタQ2を備えている。発光ダイオードLED2のアノードは、電源制御IC電源30からの3.3Vの電源ラインに接続されている。発光ダイオードLED2は、本体低圧電源20の制御IC22の制御入力ポートENに接続されたフォトトランジスタPT2とともに、フォトカプラPC2を構成している。トランジスタQ2は、発光ダイオードLED2のカソードと、グランドとの間に接続されている。電源制御IC52の制御ポートP3からトランジスタQ2のベースにパルス状の電源制御信号PS−ON/OFFが出力されると、電源制御信号PS−ON/OFFは、フォトカプラPC2を介して光伝送され、制御IC22の制御入力ポートENに入力される。従って、電源制御IC52は、制御IC22に対してパルス状の電源制御信号PS−ON/OFFを出力することにより、本体低圧電源20のオン・オフ等を切り換えることが可能となっている(図6参照)。なお、電源制御IC52及び制御信号伝送部53には、本体低圧電源20のオン・オフ状態に係わらず、電源制御IC電源30から電力が供給される。
メモリ54は、ROM及びRAMを含む。ROMには、ASIC51が実行する各種プログラムが格納され、RAMにはプログラムが実行される際の各種データが格納される。また、制御信号伝送部53と電源制御IC52との間には、電源ボタンSW1が接続されている。電源ボタンSW1は、押下に応じたオン信号又はオフ信号を電源制御IC52に出力する。ユーザは、電源ボタンSW1を操作することによって、本体低圧電源20のオン・オフ状態の切り換え、即ちオフモードの設定・解除を電源制御IC52に指示することができる。
また、プリンタシステム100、あるいはプリンタ1は、図2に示すように、プリンタ1とタワートレイ70とを接続する専用電源コード7Aを備えている。また、タワートレイ70は、専用電源コード7Aが接続される接続部74、及びプラグ付き電源コード75を備えている。そして、プリンタシステム100を使用する際、タワートレイ70のプラグ付き電源コード75が交流電源ACに接続され、専用電源コード7Aを接続部74に接続する。プリンタ1は、専用電源コード7Aを介して交流電源ACに接続される。これにより、プリンタシステム100を交流電源ACへ接続する際の、電源コードの引き回しが簡易化される。なお、プリンタシステム100の交流電源ACへの接続態様はこれに限られない。例えば、電源システム7とタワートレイ70とは、個別に交流電源ACに接続されるようにしてもよい。
次に、図4〜図6を参照して、専用電源コード7Aが接続部74に接続された状態で、電源コード75を交流電源ACに接続した際の電源制御シーケンスについて説明する。まず、図4のステップ(以下、単位「S」と表記する)11において、ユーザによって電源コード75が交流電源ACに接続されたとする(図6の時刻t1参照)。電源制御IC電源30と本体低圧電源20は、電源コード75及び専用電源コード7Aを介して電力が供給され起動する(S13)。同様に、タワートレイ低圧電源72は、電源コード75を介して電力が供給され起動する(S13)。この状態では、MCU71は、未だ起動しておらず、信号線CL5にグランド電圧Vgdが供給されるため、タワートレイ低圧電源72は、6Vのオプション駆動用電圧を出力する第2低出力モードとなる(時刻t3参照)。
また、電源制御IC電源30は、3.3Vを供給して電源制御IC52を起動する(S15)。なお、上記したように、電源制御IC52は、電源制御IC電源30からの電力供給によって起動するため、本体低圧電源20が起動していなくても電源ボタンSW1のオン・オフを検出することができる。
本体低圧電源20は、起動後に、パワー系の電圧である24V(「装置駆動用電圧」の一例)、及びロジック系の電圧である3.3V(「制御用電圧」の一例)を生成する。本体低圧電源20は、印刷部2や給紙部5に24Vを供給し、ASIC51、電源制御IC52及びMCU71に3.3Vを供給する(図6の時刻t3参照)。3.3Vの供給によって、各クロック信号生成回路(図示せず)によって、ASIC51で使用するクロック信号(ASIC−CLK信号)及びMCU71で使用するクロック信号(MCU−CLK信号)が生成される。
電源制御IC52の電圧検出回路52A(図3参照)が3.3Vを検出した後の時刻t5において、電源制御IC52のASICリセット部52Bは、ASIC51を起動するハイレベルのASICリセット信号ASIC−RSTをASIC51に送信する。これによってASIC51の起動が完了する(S19)。
ASIC51は、起動後、MCU71を起動するハイレベルのMCUリセット信号MCU−RSTを、通信線CL2を介してMCU71に送信して、MCU71を起動する(ステップS19:時刻t6参照)。これによってMCU71の起動が完了する。また、ASIC51は、起動すると初期設定を実行する(S21)。ここでいう初期設定とは、例えば、内部処理で使用する時間情報の誤差を補正する処理などである。
次に、ASIC51は、初期設定を完了させると、システム全体の電源をオフするため、タワートレイ低圧電源72の動作を停止させる指令信号SI1(「命令」の一例)を、通信線CL2を介してMCU71に送信する(S23:「変更命令送信処理」の一例、時刻t7参照)。
MCU71は、指令信号SI1を受信すると、OFFパルスPS(タワートレイ低圧電源信号TTS−ON/OFF)をタワートレイ低圧電源72に送信する(S25、時刻t9参照)。タワートレイ低圧電源72は、OFFパルスPSを受信すると、動作を停止する(時刻t11参照)。
MCU71は、コンパレータ77から入力される検出信号SKを用いた後述の方法でタワートレイ低圧電源72が停止したことを検出すると、通信線CL1を介してASIC51に向けてタワートレイ低圧電源72が停止したことを示す完了コマンドSCを送信する(S27、時刻t13参照)。
ASIC51は、完了コマンドSCを受信すると、MCU71を停止(リセット)するローレベルのMCUリセット信号MCU−RSTを、通信線CL2を介してMCU71に送信し、MCU71をリセットする(時刻t15参照)。これにより、MCU71は動作を停止(リセット)する(S29)。また、ASIC51は、本体低圧電源20を停止する電源OFFコマンドPS−OFFを電源制御IC52に送信する(S31、時刻t17参照)。
なお、上記したMCU71をリセットするS29の処理は省略してもよい。本体低圧電源20が停止した後、3.3V→0Vとなって、ASICリセット信号ASIC−RSTがローレベルになるとき(時刻t19参照)、MCUリセット信号MCU−RSTは、図2に示したプルダウン抵抗RDと同様に、外付けのプルダウン抵抗があれば、自動的にローレベルになってリセットされるからである。
電源制御IC52は、電源OFFコマンドPS−OFFをASIC51から受信すると、本体低圧電源20を停止するパルス状の電源制御信号PS−ON/OFFを生成する。そして、電源制御IC52は、電源制御信号PS−ON/OFFを、制御信号伝送部53(図3参照)を介して本体低圧電源20に送信し、本体低圧電源20を停止させる(S33)。このように、本実施形態では、タワートレイ低圧電源72の停止を確認してから(S27)、本体低圧電源20を停止している(S33)。
また、電源制御IC52は、電圧検出回路52Aにて検出する電圧値(3.3V)が規定値(例えば、1.5V)まで低下した場合、ASIC51に、ローレベルのASICリセット信号ASIC−RSTを送信する(S35、時刻t19参照)。これによって、ASIC51は動作を停止する。この場合、電源電圧(3.3V)の低下を確認してから、即ち、本体低圧電源20の動作停止を確認してから、ASIC51をリセット(オフ)できる。以上によって、電源制御IC52に電力を供給する電源制御IC電源30を除き、プリンタシステム100の電源がオフされ、オフモードに移行する(S37)。
次に、図7及び図8を参照して、プリンタ1のモード移行における制御装置50の電源制御シーケンスを説明する。図7に示す処理は、例えば、上記した図4及び図5に示す電源コード75を交流電源ACに接続した際の電源制御を終了させオフモードに移行した状態(図5のS37)で電源ボタンSW1が押され、電源制御IC52からパルス状の電源制御信号PS−ON/OFF信号を本体低圧電源20に送信し起動した後に開始される。まず、本体低圧電源20の起動にともなって、制御装置50は、起動しレディモードとなる(S41)。制御装置50は、レディモード中の時間を測定するため、タイマ51Aによる時間計測を開始する(S42)。制御装置50は、レディモードにおいて、通信部3Aを介して印刷ジョブを受信したか否かを判定する(S43)。この印刷ジョブは、例えば、タワートレイ70を使用する、即ち、タワートレイ70の給紙トレイT1〜T4のいずれかに収納されたシートのサイズ等を指定した情報を含む印刷データである。このため、制御装置50は、プリントモードへ移行し印刷ジョブを実行するため、タワートレイ70を使用できる状態とする。
S43の処理は、後述する図8のスリープモードへ移行した後(S81),あるいはディープスリープモードへ移行した後(S93)にも共通に実行される処理である。制御装置50は、印刷ジョブを受信したと判定した場合(S43:YES)、現在のモードがディープスリープモードであるか否かを判定する(S45)。ディープスリープモードであると判定した場合(S45:YES)、制御装置50は、タワートレイ低圧電源72のオプション駆動用電圧を上げる(0V→24V)ための指令信号SI1を、ASIC51からMCU71へ送信させる(S47)。MCU71は、タワートレイ低圧電源72へONパルスを送信し発振(6V出力)を再開させた後、ハイレベルのDeep−ON/OFF信号を送信し24V出力とする。
次に、制御装置50は、コンパレータ77から入力される検出信号SKを用いた後述の方法でオプション駆動電圧が上がったことを検出したMCU71から、オプション駆動用電圧を上げた旨の完了コマンドSCを受信したか否かを判定する(S49)。制御装置50は、完了コマンドSCを受信するまで(S49:NO)、状態を維持する。制御装置50は、完了コマンドSCを受信すると(S49:YES)、本体低圧電源20から印刷部2や給紙部5へ供給する装置駆動用電圧を上げる(6V→24V)制御を行う(S50)。具体的には、例えば、制御装置50のASIC51は、本体低圧電源20の制御IC22(図3参照)へ装置駆動用電圧を上げる指令を送信する。制御IC22は、指令に応じてトランジスタQ1をスイッチング制御し、第1出力端子OUT1から24Vを出力させる。そして、ディープスリープモードでは定着器2Fのヒータへの通電を停止していたため、制御装置50は、定着器2Fのヒータへの通電を開始する処理を行う(S51)。また、制御装置50は、表示部4の表示パネルのバックライトを点灯させ表示状態とする(S53)。制御装置50は、印刷が可能なプリントモードとなる(S55)。
一方、S45においてディープスリープモードでないと判定した場合(S45:NO)、制御装置50は、現在のモードがスリープモードであるか否かを判定する(S57)。スリープモードであると判定した場合(S57:YES)、制御装置50は、S51以降の処理を実行する。スリープモードでは定着器2Fのヒータへの通電を停止していたため、S51では、制御装置50は、定着器2Fのヒータへの通電を開始する処理を行う。また、スリープモードでないと判定した場合(S57:NO)、即ち、レディモードである場合、制御装置50は、S55以降の処理を実行する。
プリントモードへ移行すると、制御装置50は、受信した印刷ジョブを印刷部2によって実行する(S59)。具体的には、制御装置50は、定着器2Fのヒータの温度を待機温度から印刷可能な印刷温度に上げ、タワートレイ70からシートを供給させる等の制御を実行する。制御装置50は、最終ページを排紙し印刷ジョブを完了させると(S61)、ヒータの温度を待機温度に戻す制御等を実行する。また、制御装置50は、タイマ51Aをリセットし(S63)、レディモードへ移行する(S41)。
一方、S43において、制御装置50は、印刷ジョブを受信していないと判定すると(S43:NO)、現在のモードがディープスリープモードであるか否かを判定する(図8のS70)。制御装置50は、現在のモードがディープスリープモードである場合(S70:YES)、S43からの処理を実行し、ディープスリープモードを維持する。
また、制御装置50は、現在のモードがディープスリープモードでない場合(S70:NO)、現在のモードがスリープモードであるか否かを判定する(S71)。制御装置50は、現在のモードがスリープモードでない、即ち、レディモードである場合(S71:NO)、レディモード中の経過時間をタイマ51Aの計測時間で判定する(S73)。
制御装置50は、タイマ51Aの計測時間が5分を経過していない場合(S73:NO)、図7のS43以降の処理を実行し、レディモードを維持する。一方、制御装置50は、タイマ51Aの計測時間が5分を経過していた場合、即ち、レディモード中に印刷ジョブを受信しておらず表示部4のタッチパネルを介したユーザによる入力操作のない時間が5分を経過した場合(S73:YES)、スリープモードへ移行する処理を開始する。
制御装置50は、タイマ51Aをリセットする(S75)。また、制御装置50は、定着器2Fのヒータへの通電をオフするとともに(S77)、表示部4を非表示にして省電力化を図る(S79)。制御装置50は、スリープモードへ移行し(S81)、タイマ51Aによってスリープモード中の時間計測を開始する(S83)。
また、S71において、現在のモードがスリープモードであると判定した場合(S71:YES)、制御装置50は、スリープモード中の経過時間をタイマ51Aの計測時間で判定する(S85)。制御装置50は、タイマ51Aの計測時間が5分を経過していない場合(S85:NO)、図7のS43以降の処理を実行し、スリープモードを維持する。
また、制御装置50は、スリープモード中に5分経過したと判定した場合(S85:YES)、ディープスリープモードへ移行する処理を開始する。制御装置50は、タイマ51Aをリセットする(S86)。また、制御装置50は、タワートレイ低圧電源72を停止する(24V→0V)ための指令信号SI1を、ASIC51からMCU71へ送信させる(S87)。
制御装置50は、MCU71からタワートレイ低圧電源72を停止した旨の完了コマンドSCを受信したか否かを判定する(S89)。制御装置50は、完了コマンドSCを受信するまで(S89:NO)、状態を維持する。また、制御装置50は、完了コマンドSCを受信すると(S89:YES)、本体低圧電源20から印刷部2へ供給する装置駆動用電圧を下げる(24V→6V)制御を行う(S91)。制御装置50は、ディープスリープモードへ移行し(S93)、図7のS43以降の処理を開始する。
次に、図9を参照して、プリンタ1のモード移行におけるMCU71の電源制御シーケンスを説明する。例えば、MCU71は、ASIC51からハイレベルのMCUリセット信号MCU−RSTを受信、即ちリセット解除状態となって起動すると、図9に示す処理を開始する。MCU71は、タワートレイ低圧電源72を起動する(S103)。
MCU71は、起動後、ハイレベルのMCUリセット信号MCU−RSTをASIC51から受信し、リセット解除状態となっているか否かを判定する(S105)。MCU71は、ローレベルのMCUリセット信号MCU−RSTを受信している場合(S105:NO)、停止処理を行う。
また、MCU71は、ハイレベルのMCUリセット信号MCU−RSTを受信し、リセット解除状態となっている場合(S105:YES)、コンパレータ77(図2参照)の検出信号SKがハイレベルであるか否かを判定する(S107)。MCU71は、ローレベルの検出信号SKを受信している場合(S107:NO)、図10のS117以降の処理を実行する。
また、MCU71は、ハイレベルの検出信号SKを受信している場合(S107:YES)、タワートレイ低圧電源72を停止する(24V→0V)ための指令信号SI1を、ASIC51から受信しているか否かを判定する(S109)。MCU71は、タワートレイ低圧電源72を停止するための指令信号SI1を受信していない場合(S109:NO)、S105からの処理を実行する。
一方、MCU71は、タワートレイ低圧電源72を停止するための指令信号SI1を受信すると(S109:YES)、Deep−ON/OFF信号を下げる(3.3V→0V)処理を行うとともに、タワートレイ低圧電源72をオフするOFFパルスPSをタワートレイ低圧電源72へ送信する(S111、「第2スリープモード移行処理」の一例)。タワートレイ低圧電源72は、信号線CL5を介して0VのDeep−ON/OFF信号を受信すると、オプション駆動用電圧を下げる(24V→6V)処理を行い(「第1電圧供給処理」の一例)、OFFパルスPSを受信すると停止する処理を行い、第1低出力モードとなる。また、MCU71は、コンパレータ77から入力される検出信号SKの信号レベルを判定する(S113)。MCU71は、コンパレータ77からローレベルの検出信号SKが入力されるまで(S113:NO)、状態を維持する。MCU71は、コンパレータ77からローレベルの検出信号SKが入力された場合(S113:YES)、タワートレイ低圧電源72が停止したとみなし、その旨の完了コマンドSCをASIC51へ送信する(S115)。
次に、MCU71は、タワートレイ低圧電源72のオプション駆動用電圧を上げる(0V→24V)ための指令信号SI1を受信しているか否かを判定する(図10のS117)。MCU71は、タワートレイ低圧電源72のオプション駆動用電圧を上げるための指令信号SI1をしていない場合(S117:NO)、S105からの処理を実行する。
また、MCU71は、タワートレイ低圧電源72のオプション駆動用電圧を上げるための指令信号SI1を受信すると(S117:YES)、タワートレイ低圧電源72をオンするONパルスをタワートレイ低圧電源72へ送信するとともに、Deep−ON/OFF信号を上げる(0V→3.3V)処理を行う(S119)。タワートレイ低圧電源72は、ONパルスを受信すると起動する(0V→6V)処理を行い、信号線CL5を介して3.3VのDeep−ON/OFF信号を受信すると、オプション駆動用電圧を上げる(6V→24V)処理を行い(「第2電圧供給処理」の一例)、通常モードとなる。また、MCU71は、コンパレータ77から入力される検出信号SKの信号レベルを判定する(S121)。MCU71は、コンパレータ77からハイレベルの検出信号SKが入力されるまで(S121:NO)、状態を維持する。MCU71は、コンパレータ77からハイレベルの検出信号SKが入力された場合(S121:YES)、タワートレイ低圧電源72のオプション駆動用電圧が24Vまで上がったとみなし、その旨の完了コマンドSCをASIC51へ送信し(S123)、S105からの処理を実行する。このようにして、制御装置50は、指令信号SI1に応答した完了コマンドSCを判定することで、タワートレイ70の状態を確認することが可能となっている。
因みに、プリンタシステム100は、画像形成システムの一例である。プリンタ1は、画像形成装置の一例である。印刷部2は、画像形成部の一例である。本体低圧電源20は、装置電源の一例である。制御装置50は、装置制御部の一例である。タワートレイ70は、オプション装置の一例である。タワートレイ制御部(MCU)71は、オプション制御部の一例である。タワートレイ低圧電源72は、オプション電源の一例である。給紙機構73は、駆動負荷の一例である。交流電源ACは、外部電源の一例である。電源ボタンSW1は、電源スイッチの一例である。S23の処理は、変更命令送信処理の一例である。スリープモードは、第1スリープモードの一例である。ディープスリープモードは、第2スリープモードの一例である。
以上、上記した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
<効果1>プリンタ1の本体低圧電源20は、電源線SL1を介してタワートレイ70のMCU71に3.3Vの制御用電圧を供給する。これにより、MCU71を、プリンタ1が備える制御装置50のASIC51が起動している時(プリントモード、レディーモード等)のみ動作させることが可能となり、省電力化を図ることが可能となっている。
また、ASIC51は、通信線CL2を介して、指令信号SI1をMCU71に送信(「変更命令送信処理」の一例)することで、タワートレイ低圧電源72の動作状態を変更可能となっている。例えば、ASIC51は、図4及び図5に示す起動時の処理において、初期設定が終了すると、タワートレイ低圧電源72を停止する指令信号SI1をMCU71に送信して、タワートレイ低圧電源72を停止している(図4のS23参照)。これにより、ASIC51は、電源部10の本体低圧電源20を停止する前に、タワートレイ低圧電源72を停止することが可能となっている。
<効果2>MCU71は、ASIC51からタワートレイ低圧電源72を停止する指令信号SI1を受信した後、タワートレイ低圧電源72を停止すると、その旨の完了コマンドSCを、通信線CL1を介してASIC51に送信している(S27)。ASIC51は、完了コマンドSCを受信すると、本体低圧電源20を停止する処理(「装置電源変更処理」の一例)を実行する(図5のS31,S33)。これにより、本体低圧電源20を停止する前に、タワートレイ低圧電源72を確実に停止することができる。
<効果3>本実施形態のプリンタシステム100では、電源コード75を交流電源ACに接続するタイミングに合わせて図4及び図5に示す電源制御を実行している。その際に、ASIC51は、必要な初期設定を実行した後(S21)、本体低圧電源20を停止(S33)する前に、タワートレイ低圧電源72の停止を確認しているため(S27)、電源コード75を接続する時に、ASIC51が停止しているにも係わらず、タワートレイ低圧電源72が起動し続けるのを防止して、省電力化を図ることが可能となる。
<効果4>プリンタシステム100は、MCU71と、タワートレイ低圧電源72とを信号線CL5で接続している。タワートレイ低圧電源72は、MCU71から信号線CL5を介してグランド電圧Vgd(ローレベル)のDeep−ON/OFF信号(「第1信号」の一例)を受信すると、6V(「第1電圧値」の一例)のオプション駆動用電圧を給紙機構73に供給する(「第1電圧供給処理」の一例)。また、タワートレイ低圧電源72は、MCU71からハイレベルのDeep−ON/OFF信号(「第2信号」の一例)を受信すると、24V(「第2電圧値」の一例)のオプション駆動用電圧を給紙機構73に供給する(「第2電圧供給処理」の一例)。また、信号線CL5は、プルダウン抵抗RDを介してグランドに接地されており、グランド電圧Vgdが供給されている。従って、MCU71からハイレベルのDeep−ON/OFF信号を送信しない状態では、信号線CL5の電位は、グランド電位(0V)となる。タワートレイ低圧電源72は、信号線CL5の電位がグランド電位となると、ローレベルのDeep−ON/OFF信号を受信する状態となり、オプション駆動用電圧を6Vとする。これにより、例えば、タワートレイ低圧電源72が24Vを出力する通常モードで、専用電源コード7Aが接続部74から抜かれ、プリンタ1だけが停止し、そのプリンタ1の電源部10から電力供給を受けるMCU71も停止してしまった場合に、信号線CL5の電位をグランド電位とすることで、タワートレイ低圧電源72から出力されるオプション駆動用電圧を下げることができ、省電力化を図ることが可能となる。
<効果5>制御装置50は、レディモード(「通常モード」の一例)、プリントモード(「通常モード」の一例)、スリープモード(「第1スリープモード」の一例)、ディープスリープモード(「第2スリープモード」の一例)、及びオフモードを有する。制御装置50は、スリープモードにおいて、プリンタ1の動作状態の変化として、印刷ジョブの受信を検出する(図7のS43:「動作状態検出処理」の一例)。また、制御装置50は、スリープモードにおいて、印刷ジョブを受信せず所定時間だけ継続すると、MCU71に対してタワートレイ低圧電源72を停止する処理(図8のS87、図9のS109,S111:「第2スリープモード移行処理」の一例)実行させ、ディープスリープモードへ移行する(S93)。これにより、タワートレイ低圧電源72は、より省電力化を図る、換言すれば、ユーザに利用される可能性がより少ないディープスリープモードへ移行するのに合わせて、オプション駆動用電圧を停止することによって、ユーザビリティを維持しつつ、省電力化を図ることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、ASIC51は、MCU71から完了コマンドSCを受信することを条件として、本体低圧電源20を停止する処理を実行したが(図5のS31,S33)、これに限定されず、例えば、ASIC51は、タワートレイ低圧電源72を停止する指令信号SI1を送信してから所定時間だけ経過すると、完了を確認せずに、本体低圧電源20を停止する設定でもよい。この場合、MCU71は、ASIC51への応答である完了コマンドSCを送信しない設定でもよい。
また、上記実施形態では、電源コード75を交流電源ACに接続して起動した際、タワートレイ低圧電源72を第2低出力モード(オプション駆動用電圧が6V)から第1低出力モード(オプション駆動用電圧が0V)へ移行させて停止したが(図4のS13,S25参照)、タワートレイ低圧電源72を停止せずに第2低出力モードのまま維持し、本体低圧電源20のみを停止させてもよい。
また、制御装置50は、スリープモードからディープスリープモードへ移行する際に、タワートレイ低圧電源72を通常モード(オプション駆動用電圧が24V)から第1低出力モード(オプション駆動用電圧が0V)へ移行させたが(図8のS87参照)、これに限らず、通常モードから第2低出力モード(オプション駆動用電圧が6V)へ移行させる設定でもよい。
また、制御装置50は、レディモードからスリープモードへ移行する際に、タワートレイ低圧電源72を通常モードから第1低出力モード、又は通常モードから第2低出力モードへ移行させる設定でもよい。
また、ASIC51は、電源コード75及び専用電源コード7Aの接続時に初期設定を実行しない設定でもよい。
また、ASIC51は、ユーザによって電源ボタンSW1が押下されオフモードへ移行する際に、図4のS23から図5のS37までの処理と同様の処理を実行してもよい。これにより、ASIC51は、電源ボタンSW1がオフされた際に、タワートレイ低圧電源72を停止する指令信号SI1をMCU71に送信して、本体低圧電源20を停止する前にタワートレイ低圧電源72を停止することが可能となる。
また、ASIC51は、ユーザによって電源ボタンSW1が押下されオフモードとなる際に、タワートレイ低圧電源72を停止しなくともよい。
また、信号線CL5をグランドに接続するプルダウン抵抗RDを設けなくともよい。
また、プリンタ1やタワートレイ低圧電源72は、省電力化を図る各モードを有しなくともよい。
また、電源システム7は、装置駆動用電圧として印刷部2全体に供給する駆動用電圧を下げる処理を実行したが、例えば、定着器2Fだけを独立して駆動電圧を下げる処理を実行してもよい。
100 プリンタシステム、1 プリンタ(画像形成装置)、2 印刷部(画像形成部)、20 本体低圧電源(装置電源)、50 制御装置(装置制御部)、70 タワートレイ(オプション装置)、71 タワートレイ制御部(オプション制御部)、72 タワートレイ低圧電源(オプション電源)、73 給紙機構(駆動負荷)、75 電源コード、7A 専用電源コード、AC 交流電源(外部電源)、SL1 電源線、CL1,CL2 通信線、SW1 電源ボタン(電源スイッチ)、CL5 信号線、RD プルダウン抵抗。

Claims (6)

  1. 画像形成装置と、
    オプション装置と、
    前記画像形成装置と前記オプション装置とを接続する電源線及び通信線と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    当該画像形成装置を制御する装置制御部と、
    画像形成部と、
    前記装置制御部に供給する制御用電圧と、前記画像形成部に供給する装置駆動用電圧とを生成する装置電源と、を有し、
    前記オプション装置は、
    前記画像形成部と連携して駆動される駆動負荷と、
    前記駆動負荷に供給するオプション駆動用電圧を生成するオプション電源と、
    前記オプション電源を制御するオプション制御部であって、前記電源線を介して前記装置電源から前記制御用電圧を供給されるオプション制御部と、を有し、
    前記装置制御部は、
    前記オプション電源の動作状態を変更する命令を、前記通信線を介して前記オプション制御部に向けて送信する変更命令送信処理を実行し、
    前記変更命令送信処理を実行した後、前記オプション制御部から前記通信線を介して前記オプション電源の動作状態を示す情報を受信したことに応じて、前記装置電源の動作状態を変更する装置電源変更処理を実行することを特徴とする画像形成システム。
  2. 画像形成装置と、
    オプション装置と、
    前記画像形成装置と前記オプション装置とを接続する電源線及び通信線と、
    外部電源と接続するための電源コードと、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    当該画像形成装置を制御する装置制御部と、
    画像形成部と、
    前記装置制御部に供給する制御用電圧と、前記画像形成部に供給する装置駆動用電圧とを生成する装置電源と、を有し、
    前記オプション装置は、
    前記画像形成部と連携して駆動される駆動負荷と、
    前記駆動負荷に供給するオプション駆動用電圧を生成するオプション電源と、
    前記オプション電源を制御するオプション制御部であって、前記電源線を介して前記装置電源から前記制御用電圧を供給されるオプション制御部と、を有し、
    前記装置制御部は、
    前記オプション電源の動作状態を変更する命令を、前記通信線を介して前記オプション制御部に向けて送信する変更命令送信処理を実行し、
    前記電源コードが前記外部電源に接続されることにともなって、当該装置制御部の初期設定を実行した後に、前記変更命令送信処理を実行することを特徴とする画像形成システム。
  3. 前記装置制御部は、前記変更命令送信処理として、前記オプション電源の動作を停止させる前記命令を、前記オプション制御部に向けて送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 当該画像形成システムの電源を停止するための電源スイッチを備え、
    前記装置制御部は、前記電源スイッチにより電源が停止されるのに合わせて、前記変更命令送信処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  5. 画像形成装置と、
    オプション装置と、
    前記画像形成装置と前記オプション装置とを接続する電源線と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    当該画像形成装置を制御する装置制御部と、
    画像形成部と、
    前記装置制御部に供給する制御用電圧と、前記画像形成部に供給する装置駆動用電圧とを生成する装置電源と、を有し、
    前記オプション装置は、
    前記画像形成部と連携して駆動される駆動負荷と、
    前記駆動負荷に供給するオプション駆動用電圧を生成するオプション電源と、
    前記オプション電源を制御するオプション制御部であって、前記電源線を介して前記装置電源から前記制御用電圧を供給されるオプション制御部と、
    前記オプション制御部と、前記オプション電源とを接続する信号線と、
    グランド電圧を供給するグランドに前記信号線を接続するプルダウン抵抗と、を有し、
    前記オプション電源は、
    前記オプション制御部から前記信号線を介して前記グランド電圧の電圧値の第1信号を受信したことに応じて、第1電圧値の前記オプション駆動用電圧を前記駆動負荷に供給する第1電圧供給処理と、
    前記オプション制御部から前記信号線を介して前記グランド電圧に比べて電圧値が高い第2信号を受信したことに応じて、前記第1電圧値に比べて高い第2電圧値の前記オプション駆動用電圧を前記駆動負荷に供給する第2電圧供給処理と、を実行することを特徴とする画像形成システム。
  6. 前記装置制御部は、通常モードと、前記通常モードに比べて消費電力が少ない第1スリープモードと、前記第1スリープモードに比べて消費電力が少ない第2スリープモードとを有し、
    前記第1スリープモードにおいて、前記画像形成装置の動作状態の変化を検出する動作状態検出処理と、
    前記第1スリープモードにおいて、前記画像形成装置の動作状態の変化を検出できない状態が所定時間だけ継続したことに応じて、前記オプション制御部に対して前記オプション電源に向けて前記第1信号を送信させ、且つ当該装置制御部を前記第2スリープモードへ移行させる第2スリープモード移行処理と、を実行することを特徴とする請求項に記載の画像形成システム。
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