JP6412379B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料を噴射する燃料噴射弁に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2004−285923号公報(特許文献1)に記載された燃料噴射弁が知られている。特許文献1に記載された燃料噴射弁は、弁座部材と弁座部材の先端面に固定されたインジェクタプレートとの間に弁座孔の外端縁より半径方向外方に広がる偏平な燃料拡散室を設けた燃料噴射弁において、燃料拡散室の天井面に、天井面の高さを半径方向外方に向かって順次低下させる環状段部を形成し、この環状段部の直下に、かつ燃料拡散室の内周壁から離して燃料噴孔を配置し、燃料拡散室で放射状に広がる燃料を環状段部に衝突させて燃料の拡散効果を高めるようにしている(要約参照)。
この燃料噴射弁では、円錐状の弁座と当接する弁体の先端面が球状に形成されている(図2参照)。
特開2004−285923号公報
特許文献1に記載された燃料噴射弁では、円錐状の弁座と当接する弁体の先端面が球状に形成されており、球状を成す弁体の下方には弁座部材を貫通する弁座孔が設けられている。このため、弁体が弁座に当接する燃料シート部の下流側に、弁座孔を含む大きな空間が形成されている。この空間は、燃料噴射を終了した後、残留燃料が溜まるデッドボリュームとなる。このデッドボリュームが大きい場合、燃料噴射空間が大気圧下にある場合と負圧下にある場合とでは、燃料噴射量が大きく変化する。
また、シート部から下流側に流下する燃料は、シート部の全周から弁座孔の中心に向かって流れ込み、衝突するように合流した後、弁座孔の外端縁より半径方向外方に広がる偏平な燃料拡散室に向かって拡散するように流れる。この場合、弁座孔の中心に向かって流れる燃料流れは、シート部全周から流れ込む燃料同士が衝突するように合流するため減速され、燃料噴射孔に流入するまでに流速を十分に回復できない可能性がある。
燃料噴射孔に流入する燃料の流速が小さいと、燃料噴射孔から噴射される燃料噴霧の微粒化性能が低下することになる。
本発明の目的は、燃料シート部の下流側に形成されるデッドボリュームを小さくすると共に、燃料噴射孔に流入する燃料の流速を向上することができる燃料噴射弁を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の燃料噴射弁は、弁座と前記弁座の下流側に形成され下端面を貫通する燃料導入孔とを有する弁座部材と、前記弁座と協働して燃料通路を開閉する弁体と、燃料導入孔の内周面よりも径方向外方に燃料噴射孔が形成され前記弁座部材の前記下端面に固定されたノズル部材とを備え、前記ノズル部材は外方に向かって曲面の突状を成す曲面突状部を有し、前記曲面突状部の内側に前記燃料導入孔から流入した燃料を径方向外方に向かって流す燃料拡散室が形成された燃料噴射弁において、前記燃料噴射孔は、前記燃料導入孔の内周面よりも径方向外方で前記弁座部材の前記下端面と対向する、前記曲面突状部の部位に形成され、前記弁体の先端部に突状部を有し、前記弁体の前記突状部は、先端側の外周面が円筒面で構成され、前記円筒面の上流側で且つ前記弁座と前記弁体とが当接する燃料シート部の下流側にテーパー面が形成され、前記テーパー面と前記円筒面とが曲面で接続されており、前記弁体の前記曲面の前記円筒面側の端部は、開弁時に、前記燃料導入孔よりも上流側に位置し、前記弁体の前記突状部における先端側の端面は、閉弁時に、前記燃料導入孔を貫通して前記燃料拡散室側に突出しており、前記弁体の前記突状部における前記外周面と前記燃料導入孔の内周面との間に環状の燃料通路が形成されており、前記環状の燃料通路の総断面積は、開弁時に前記燃料シート部に形成される燃料通路の総断面積よりも大きい。
本発明によれば、弁体の先端部に設けられた突状部により、燃料シート部の下流側に形成されるデッドボリュームを小さくすると共に、燃料拡散室に流入する燃料を誘導する。これにより、燃料噴射空間が大気圧下にある場合と負圧下にある場合とで、燃料噴射量の変化が小さく、また燃料噴射孔に流入する燃料の流速を向上して微粒化性能に優れた燃料噴射弁を提供することができる。
本発明に係る燃料噴射弁の一実施例について、中心軸線1aに沿う縦断面を示す縦断面図である。 図1に示すノズル部8の近傍を拡大して示す断面図(図3のII−II矢視断面図)である。 図2に示すノズルプレート21nをIII矢視方向から見たIII矢視図である。 図1に示すノズル部8の近傍を拡大して示す断面図(図3のII−II矢視断面図)である。
本発明に係る燃料噴射弁の一実施例について、図1〜図4を用いて説明する。
まず、図1乃至図3を参照して、燃料噴射弁1の全体構成について説明する。図1は、本発明に係る燃料噴射弁の一実施例について、中心軸線1aに沿う縦断面を示す縦断面図である。図2は、図1に示すノズル部8の近傍を拡大して示す断面図(図3のII−II矢視断面図)である。図3は、図2に示すノズルプレート21nをIII矢視方向から見たIII矢視図である。なお、中心軸線1aは、後述する弁体17が一体に設けられた可動子27の軸心(弁軸心)に一致し、後述する筒状体5の中心軸線に一致している。
燃料噴射弁1には、金属材製の筒状体5によって、その内側に燃料流路3がほぼ中心軸線1aに沿うように構成されている。筒状体5は、磁性を有するステンレス等の金属素材を用い、深絞り加工等のプレス加工により中心軸線1aに沿う方向に段付きの形状に形成されている。これにより、筒状体5は、一端側5aの径が他端側5bの径に対して大きくなっている。図1においては、一端側に形成された大径部5aが、他端側に形成された小径部5bの上側になるように描いてある。
図1において、上端部(上端側)を基端部(基端側)と呼び、下端部(下端側)を先端部(先端側)と呼ぶことにする。基端部(基端側)及び先端部(先端側)という呼び方は、燃料の流れ方向に基づいている。また、本明細書において説明される上下関係は図1を基準とするもので、燃料噴射弁1の内燃機関への搭載時における上下方向とは関係がない。
筒状体5の基端部には燃料供給口2が設けられ、この燃料供給口2に、燃料に混入した異物を取り除くための燃料フィルタ13が取り付けられている。燃料フィルタ13は、筒状の芯金13aと、樹脂材料製のフレーム13bと、メッシュ状のフィルタ本体13cとで構成されている。フレーム13bの樹脂材料は、例えば、ナイロン、フッ素樹脂等であり、芯金13aと一体に成形されている。フィルタ本体13cはフレーム13bに取り付けられ、芯金13aが筒状体5の大径部5aの内側に圧入されることにより、筒状体5の基端部に固定されている。
筒状体5の基端部は径方向外側に向けて拡径するように曲げられた鍔部(拡径部)5dが形成され、鍔部5dとカバー47の基端側端部47aとで形成される環状凹部(環状溝部)4にOリング11が配設されている。
筒状体5の先端部には、弁体17と弁座部材15とからなる弁部7が構成されている。弁座部材15には、中心軸線1aに沿う方向に貫通する貫通孔15aが形成されている。貫通孔15aの途中には下流側に向かって縮径する円錐面が形成され、貫通孔15aはこの円錐面によって段付き状に形成されている。そして円錐面上には弁座15bが構成され、弁体17が弁座15bに離接することにより、燃料通路の開閉が行われる。なお、弁座15bが形成された円錐面全体を弁座面と呼ぶ場合もある。
貫通孔15aにおける、円錐面から上側の内周面は、弁体17を収容する弁体収容孔を構成する。弁体収容孔を構成する貫通孔15aの内周面に、弁体17を中心軸線1aに沿う方向に案内するガイド面15cが形成されている。ガイド面15cの上流側には、上流側に向かって拡径する拡径部15dが形成されている。拡径部15dは弁体17の組付けを容易にすると共に、燃料通路断面を拡大するのに役立っている。一方、弁体収容孔15aの下端部は弁座部材15の先端面(下端面又は下流側端面)15t(図2参照)に開口し、この開口は燃料導入孔15eを構成する。
弁座部材15は、筒状体5の先端側内側に挿入され、レーザ溶接により筒状体5に固定されている。レーザ溶接19は、筒状体5の外周側から全周に亘って実施されている。この場合、弁座部材15を筒状体5の先端側内側に圧入した上で、弁座部材15をレーザ溶接により筒状体5に固定してもよい。
図2に示すように、弁座部材15の先端側の端面(以下、先端面と言う)15tには、ノズルプレート(ノズル部材)21nが取り付けられている。ノズルプレート21nは弁座部材15に対してレーザ溶接により固定されている。レーザ溶接部23は、燃料噴射孔110−1〜110−10(図3参照)が形成された噴射孔形成領域を取り囲むようにして、この噴射孔形成領域の周囲を一周している。
また、ノズルプレート21nは板厚が均一な板状部材(平板)で構成されており、中央部には中心軸線1a方向の外方に向けて突き出すように突状部21naが形成されている。突状部21naは曲面(例えば球状面)で形成されている。突状部21naの内側には燃料室(燃料拡散室)21aが形成されている。この燃料室21aは弁座部材15に形成された燃料導入孔15eに連通しており、燃料導入孔15eを通じて燃料室21aに燃料が供給される。燃料拡散室21aの半径r21aは燃料導入孔15eの半径r15eよりも大きい。
突状部21naには複数の燃料噴射孔110−1〜110−10が形成されている。燃料噴射孔110−1〜110−10は、その入口開口が半径r15eよりも径方向外側に形成されており、出口開口は入口開口よりもさらに径方向外側に形成されている。このため、図2に示すように、燃料噴射孔110−3,110−8の中心軸線110−3a,110−8aは燃料噴射弁1の中心軸線1aに対して傾斜している。燃料噴射孔110−1,110−2,110−4〜110−7,110−9,110−10(図3参照)の中心軸線も、燃料噴射弁1の中心軸線1aに対して傾斜している。ただし、各中心軸線の傾斜方向及び傾斜角は、燃料を後述する方向に噴射するため、燃料噴射孔毎に異なる。
本実施例では、図3の平面上において、燃料噴射孔110−1〜110−5から噴射される燃料は矢印Aで示す方向に噴射されるように、また燃料噴射孔110−6〜110−10から噴射される燃料は矢印Bで示す方向に噴射されるように、各燃料噴射孔110−1〜110−10の中心軸線の傾き角が設定されている。これにより、本実施例では、燃料が二方向に分かれて噴射される二方向噴霧を形成する。燃料噴霧の形態については、二方向噴霧に限定されるものではなく、さらに多方向に噴霧を形成してもよく、或いは一方向のみに噴霧を形成するものであってもよい。なお、以下、燃料噴射孔110−1〜110−10を区別する必要のない場合は、単に「燃料噴射孔110」として説明する。
上述したノズルプレート21nによって、燃料噴霧の形態を決定する燃料噴射部21が構成される。
本実施例において、燃料噴射孔110を開閉する弁部7は弁座部材15と弁体17とによって構成され、燃料噴霧の形態を決定する燃料噴射部21はノズルプレート21nによって構成される。そして、弁部7と燃料噴射部21とは、燃料噴射を行うためのノズル部8を構成している。すなわち、本実施例におけるノズル部8は、ノズルプレート21nがノズル部8の本体側(弁座部材15)の先端面15tに接合されて構成されている。
また、本実施例では、弁体17はニードル弁で構成しており、弁座15bと当接するシート部17aが形成されている。弁体17のシート部17aと弁座15bとは相互に当接することにより燃料の流れを遮断する燃料シート部を構成する。また、弁体17の軸部17bの外周面には、ガイド面15cと対向する部位に、外周面から突き出すように形成された突状部が周方向に間隔をあけて複数設けられており、ガイド面15cと摺動する。
弁体17のガイド構造には種々の形態があり、本実施例の形態に限定される訳ではない。例えば、弁体17の軸部17bの外周面を単純な円柱面或いは円筒面で構成し、この円柱面或いは円筒面をガイドするガイド面15c側に燃料通路となる溝を形成してもよい。
筒状体5の中間部には弁体17を駆動するための駆動部9が配置されている。駆動部9は電磁アクチュエータ(電磁駆動部)で構成されている。具体的には、駆動部9は、筒状体5の内部(内周側)に固定された固定鉄心25と、筒状体5の内部において固定鉄心25に対して先端側に配置され、中心軸線1aに沿う方向に移動可能な可動子(可動部材)27と、固定鉄心25と可動子27に構成された可動鉄心27aとが微小ギャップδを介して対向する位置で筒状体5の外周側に外挿された電磁コイル29と、電磁コイル29の外周側で電磁コイル29を覆うヨーク33とによって構成されている。
筒状体5の内側には可動子27及び可動鉄心27aが収容されており、筒状体5は可動鉄心27aの外周面と対向して可動鉄心27aを囲繞するハウジングを構成している。
可動鉄心27aと固定鉄心25とヨーク33とは、電磁コイル29に通電することにより生じる磁束が流れる閉磁路を構成する。磁束は微小ギャップδを通過するが、微小ギャップδの部分で筒状体5を流れる漏れ磁束を低減するため、筒状体5の微小ギャップδに対応する位置に、非磁性部或いは筒状体5の他の部分よりも弱磁性の弱磁性部5cが設けられている。以下、この非磁性部或いは弱磁性部5cは、単に非磁性部5cと呼んで説明する。非磁性部5cは、筒状体5に対する磁性を有する筒状体5に非磁性化処理を行うことにより形成することができる。このような非磁性化処理は、例えば熱処理によって行うことができる。また、熱処理又は冷間加工等によって非磁性部5cの硬度を高める高硬度化処理も実施する。或いは、磁性を有する筒状体5に非磁性の筒状体5cを接続してもよい。この場合、非磁性の筒状体5cは筒状体5よりも高硬度の材料であることが好ましい。或いは、筒状体5の外周面に環状凹部を形成することにより非磁性部5cに相当する部分を薄肉化して構成することができる。
電磁コイル29は、樹脂材料で筒状に形成されたボビン31に巻回され、筒状体5の外周側に外挿されている。電磁コイル29はコネクタ41に設けられたターミナル43に電気的に接続されている。電磁コイル29、ボビン31及びターミナル43等によってコイル装置70が構成される。コネクタ41には図示しない外部の駆動回路が接続され、ターミナル43を介して、電磁コイル29に駆動電流が通電される。
固定鉄心25は、磁性金属材料からなる。固定鉄心25は筒状に形成され、中心部を中心軸線1aに沿う方向に貫通する貫通孔25aを有する。固定鉄心25は、筒状体5の小径部5bの基端側に圧入固定され、筒状体5の中間部に位置している。小径部5bの基端側に大径部5aが設けられていることにより、固定鉄心25の組付けが容易になる。固定鉄心25は溶接により筒状体5に固定してもよいし、溶接と圧入を併用して筒状体5に固定してもよい。
可動子27は、基端側に大径部27aが形成されており、この大径部27aが固定鉄心25と対向する可動鉄心27aを構成する。可動子27の可動鉄心27aに対して先端側には小径部27b(軸部17b)が形成されており、この小径部27bの先端に弁体17が形成されている。この小径部27bは可動鉄心27aと弁体17とを接続する接続部27bを構成する。本実施例では、可動鉄心27aと接続部27bとを一体(同一材料からなる一部材)に形成しているが、二つの部材を接合して構成してもよい。本実施例では、可動子27は可動鉄心27aと小径部27b(軸部17b)と弁体17とで構成される。
上述したように本実施例では、可動鉄心27aは、弁体17と連結され、固定鉄心25との間に作用する磁気吸引力によって、弁体17を開閉弁方向に駆動する部材である。
また、可動鉄心27aの外周面が筒状体5の内周面に接触することにより、可動子27は中心軸線1aに沿う方向(開閉弁方向)における移動を案内される。この場合、上述した非磁性部5cは非磁性化処理によりその硬度を高めるとよい。或いは、筒状体5の他の部分よりも硬度の高い非磁性部材(筒状体)を使用して非磁性部5cを構成するとよい。そして、この非磁性部5cで可動鉄心27aの外周部を案内する案内面(支持面)を構成するとよい。これにより、可動鉄心27aの外周部が摺動する筒状体5側の摺動面の耐摩耗性を高めることができる。
可動鉄心27aには、固定鉄心25と対向する端面に開口する凹部27cが中心軸線1a方向に形成されている。凹部27cの底面にはスプリング(コイルばね)39のばね座となる環状面27eが形成されている。環状面27eの内周側には中心軸線1aに沿って小径部(接続部)27bの先端側端部まで貫通する貫通孔27fが形成されている。また、小径部27bには側面に開口部27dが形成されている。小径部27bの外周面と筒状体5の内周面との間には背圧室37が形成されている。貫通孔27fが凹部27cの底面に開口し、開口部27dが小径部27bの外周面に開口することにより、可動子27の内部に、可動子27の基端部側と可動子27の側面部に形成された背圧室37とを連通する燃料流路3が構成される。
可動鉄心27aの凹部27cと背圧室37とを連通する燃料通路は、上記した構成に限らず、凹部27cから小径部27bの貫通孔27fを介することなく直接背圧室37に連通するように形成してもよい。この場合、小径部27bの貫通孔27fは不要となり、小径部27bを円柱状に形成してもよい。
固定鉄心25の貫通孔25aと可動鉄心27aの凹部27cとに跨って、コイルばね39が圧縮状態で配設されている。コイルばね39は、可動子27を、弁体17が弁座15bに当接する方向(閉弁方向)に付勢する付勢部材として機能している。
固定鉄心25の貫通孔25aの内側にはアジャスタ(調整子)35が配設されており、コイルばね39の基端側端部はアジャスタ35の先端側端面に当接している。中心軸線1aに沿う方向におけるアジャスタ35の貫通孔25a内での位置を調整することにより、コイルばね39による可動子27(すなわち弁体17)の付勢力が調整される。アジャスタ35は、中心部を中心軸線1aに沿う方向に貫通する燃料流路3を有する。燃料は、アジャスタ35の燃料流路3を流れた後、固定鉄心25の貫通孔25aの先端側部分の燃料流路3に流れ、可動子27内に構成された燃料流路3に流れる。
ヨーク33は、磁性を有する金属材料でできており、燃料噴射弁1のハウジングを兼ねている。ヨーク33は大径部33aと小径部33bとを有する段付きの筒状に形成されている。大径部33aは電磁コイル29の外周を覆って円筒形状を成しており、大径部33aの先端側に大径部33aよりも小径の小径部33bが形成されている。小径部33bは筒状体5の小径部5bの外周に圧入又は挿入されている。これにより、小径部33bの内周面は筒状体5の外周面に緊密に接触している。このとき、小径部33bの内周面の少なくとも一部は、可動鉄心27aの外周面と筒状体5を介して対向しており、この対向部分における閉磁路の磁気抵抗を小さくしている。
ヨーク33の先端側端部の外周面には周方向に沿って環状凹部33cが形成されている。環状凹部33cの底面に形成された薄肉部において、ヨーク33と筒状体5とがレーザ溶接24により全周に亘って接合されている。ヨーク33は、その先端側端部が弁座部材15の基端側端部に対して先端側に位置している。このため、ヨーク33と弁座部材15とが中心軸線1aに沿う方向において重複する範囲に設けられており、筒状体5の先端部を補強している。なお、弁座部材15のレーザ溶接部19はヨーク33の先端側端部よりもさらに先端側に位置しており、弁座部材15とヨーク33との組み付け順序に制約が生じないようにしている。
筒状体5の先端部にはフランジ部49aを有する円筒状のプロテクタ49が外挿され、筒状体5の先端部がプロテクタ49によって保護されている。プロテクタ49はヨーク33のレーザ溶接部24の上を覆っている。
プロテクタ49のフランジ部49aと、ヨーク33の小径部33bと、ヨーク33の大径部33aと小径部33bとの段差面とによって環状溝34が形成され、環状溝34にOリング46が外挿されている。Oリング46は、燃料噴射弁1が内燃機関に取り付けられる際に、内燃機関側に形成された挿入口の内周面とヨーク33における小径部33bの外周面との間で液密及び気密を確保するシールとして機能する。
燃料噴射弁1の中間部から基端側端部の近傍までを、樹脂カバー47がモールドされて被覆している。樹脂カバー47の先端側端部はヨーク33の大径部33aの基端側の一部を被覆している。また、樹脂カバー47は電磁コイル29とターミナル43とを接続する配線部材を被覆し、樹脂カバー47によりコネクタ41が一体的に形成されている。
次に、燃料噴射弁1の動作について説明する。
電磁コイル29が非通電状態にあり電磁コイル29に駆動電流が流れていない場合、可動子27はコイルばね39により閉弁方向に付勢され、弁体17が弁座15bに当接(着座)した状態にある。この場合、固定鉄心25の先端側端面と可動鉄心27aの基端側端面との間には、ギャップδが存在する。なお、本実施例では、このギャップδは可動子27(すなわち弁体17)のストロークに等しい。
電磁コイル29が通電状態に切り替わり電磁コイル29に駆動電流が流れると、可動鉄心27aと固定鉄心25とヨーク33とによって構成される閉磁路に磁束が発生する。この磁束により、ギャップδを挟んで対向する固定鉄心25と可動鉄心27aとの間に磁気吸引力が発生する。この磁気吸引力が、コイルばね39による付勢力や、可動子27に対して閉弁方向に作用する燃料圧力などの合力に打ち勝つと、可動子が開弁方向に移動し始める。可動子27が開弁方向にギャップδに等しい距離δだけ移動して固定鉄心25に当接すると、可動鉄心27aは開弁方向への移動を止められ、開弁して静止した状態に至る。
可動子27が開弁方向に移動して弁体17が弁座15bから離れると、弁体17と弁座15bとの間に隙間(燃料流路)が形成され、燃料導入孔15eを通じて燃料室21aに燃料が流れる。燃料導入孔15eから燃料室21aに供給された燃料は、燃料室21aの中央部から径方向外側に向かって流れ、燃料噴射孔110の入口開口から燃料噴射孔110の内部に流入し、出口開口より燃料噴射弁1の外部に噴射される。
電磁コイル29の通電を打ち切ると、磁気吸引力が減少し、やがて消失する。この段階で、磁気吸引力がコイルばね39の付勢力よりも小さくなると、可動子27が閉弁方向へ移動を開始する。弁体17が弁座15bに当接すると、弁体17は弁部7を閉弁して静止した状態に至る。
可動子27が開弁方向に移動して弁体17が弁座15bから離れ始める時点から、可動子27が閉弁方向へ移動して弁体17が再び弁座15bに当接する時点までを開弁時(開弁状態)と呼び、弁体17が弁座15bに当接して閉弁している間を閉弁時(閉弁状態)と呼ぶ。
なお、可動鉄心27aと固定鉄心25との間に作用するスクイズ力を低減するために、可動鉄心27aの固定鉄心25と対向する端面に突起を設ける場合がある。このような場合は、弁体17の移動距離(ストローク)はギャップδから突起高さを差し引いた大きさになる。また、可動鉄心27aと固定鉄心25とが接触する前に、可動子27の開弁方向への移動を制限するストッパを設ける場合もある。
次に、図2及び図4を用いて、弁体17の構成について、詳細に説明する。図4は、図1に示すノズル部8の近傍を拡大して示す断面図(図3のII−II矢視断面図)である。図2は閉弁状態を示しているのに対して、図4は開弁状態を示している。
図2において、弁体17のシート部17a及び弁座15bから下流側の弁体17と弁座部材15とによって囲まれた空間(燃料溜まり)3aと、燃料導入孔15eの内側の空間(燃料溜まり)3bと、燃料室21aの空間(燃料溜まり)3cとは、燃料噴射後に燃料が残留するデッドボリュームを形成する。
本実施例では、弁体17の先端部に突状部17cが設けられている。突状部17cの先端部(先端面)は、閉弁時においては、弁座部材15の下端面15tよりも下方に位置し、燃料導入孔15eを貫通して燃料室21aに突き出している。ノズルプレート21nには外方に向けて突状を成す突状部21naが形成され、突状部21naの内側に燃料室21aが構成されている。突状部17cの先端部の燃料室21a内への突き出し量(寸法)をd1とする。燃料室21aの高さ寸法h1は突き出し寸法d1よりも大きい。
図4に示すように、開弁時には弁体17が弁座15bから離間するように持ち上げられ、弁体17のシート部17aと弁座15bとの間に可動子27のストロークに相当する隙間dsができる。突状部17cの先端部は円柱状或いは円盤状を成し、先端面は円形を成している。突状部17cの外周面17gと燃料導入孔15eの内周面との間には環状の燃料通路200が形成されている。環状の燃料通路200の総断面積S2は、開弁時に弁体17のシート部17aと弁座15bとの間に形成される燃料通路の総断面積S1よりも大きくなるように構成されている。
本実施例では、開弁時に、突状部17cの先端面と弁座部材15の下端面15tとが同じ高さ位置になるようにしている。突状部17cの先端面と弁座部材15の下端面15tとは開弁時に同じ高さ位置になる必要はないが、少なくとも同じ高さ位置から下方に位置することが望ましい。これは、突状部17cの外周面が燃料を燃料室21aに誘導する流路面として機能するためである。
弁体17のシート部17aの近傍は、軸部17bの下流端部に形成された曲面部17dと、曲面部17dの下流側に形成されたテーパー部17eと、テーパー部17eの下流端部に形成された曲面部17fと、曲面部17fの下流側に形成された円筒面部17gとで構成されている。
曲面部17dは燃料通路側に突状となる曲面で構成されており、軸部17bの外周面とテーパー面17eとを接続する。曲面部17dの曲面は図4の断面上において円弧形状を成す。
曲面部17fは燃料通路側から弁体内部に向かって凹状となる曲面で構成されており、テーパー面17eと突状部17cの円筒面部17gとを接続する。曲面部17fの曲面は図4の断面上において円弧形状を成す。
燃料201は、燃料シート部に向かう絞り流路に流入し、流速が高められる。曲面部17dを通過した燃料は、シート部17aと弁座15bとの間に形成される燃料通路を流下し、燃料導入孔15eに至る。燃料導入孔15eよりも上流側には曲面部17fが形成されており、燃料導入孔15eの上流側で燃料の流れる方向を中心軸線1aに沿う方向202に誘導する。
燃料導入孔15eの内側に形成された環状の燃料通路200では、総断面積S2が燃料シート部の総断面積S1よりも大きいので、この部分で燃料流に生じる圧損を抑制することができる。従って、燃料流は流速の低下を抑制して、大きな流速を維持することができる。
突状部17cの円筒面部17gは中心軸線1aに沿う方向に流れの向きを変えた燃料を燃料室21aまで誘導する。曲面部17f及び円筒面部17gが燃料流の向きを変え、燃料を燃料室21aまで誘導するので、燃料は大きな流速を維持して燃料室21aに流入することができる。曲面部17f及び円筒面部17gは燃料の流れを案内するガイド面として機能する。曲面部17fはテーパー面で構成されてもよいが、曲面、できれば図4に示す断面上で円弧面を成している方が、燃料流れの向きをスムーズに変えることができる。
燃料室21aに流入した燃料は大きな流速で燃料室21aを外方に向かって流れ、燃料噴射孔110に流入する。これにより、燃料噴射孔110から噴射される燃料は大きな流速を維持することができ、噴霧の微粒化性能が向上する。
また、突状部17cは、デッドボリューム3a,3b,3cの体積の低減に寄与する。デッドボリューム3a,3b,3cの体積の低減するためには、開弁時においても突状部17cの先端部が燃料室21aに突出するようにすることが好ましい。すなわち、突状部17cの突き出し寸法d1を可動子27のストロークδよりも大きくするとよい。
デッドボリューム3a,3b,3cの体積が大きくなると、燃料が噴射される空間が大気圧下にある場合と負圧下にある場合とで、燃料噴射量の変化が大きくなる。本実施例によれば、突状部17cにより、上述した3つの空間(燃料溜まり)3a,3b,3cの体積をそれぞれ低減することができ、燃料が噴射される空間の圧力が変化しても、燃料噴射量の変化を抑制することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、一部の構成の削除や、記載されていない他の構成の追加が可能である。
1…燃料噴射弁、5…筒状体、5c…非磁性部、9…駆動部、15…弁座部材、15b…弁座、17…弁体、17a…弁体のシート部、17b…弁体の軸部、17c…弁体の突状部、17d…弁体の曲面部、17e…弁体のテーパー部、17f…弁体の曲面部、17g…弁体の円筒面部、25…固定鉄心、25b…吸引面、27a…可動鉄心。

Claims (2)

  1. 弁座と前記弁座の下流側に形成され下端面を貫通する燃料導入孔とを有する弁座部材と、前記弁座と協働して燃料通路を開閉する弁体と、前記燃料導入孔の内周面よりも径方向外方に燃料噴射孔が形成され前記弁座部材の前記下端面に固定されたノズル部材とを備え、前記ノズル部材は外方に向かって曲面の突状を成す曲面突状部を有し、前記曲面突状部の内側に前記燃料導入孔から流入した燃料を径方向外方に向かって流す燃料拡散室が形成された燃料噴射弁において、
    前記燃料噴射孔は、前記燃料導入孔の内周面よりも径方向外方で前記弁座部材の前記下端面と対向する、前記曲面突状部の部位に形成され、
    前記弁体の先端部に突状部を有し、
    前記弁体の前記突状部は、先端側の外周面が円筒面で構成され、前記円筒面の上流側で且つ前記弁座と前記弁体とが当接する燃料シート部の下流側にテーパー面が形成され、前記テーパー面と前記円筒面とが曲面で接続されており、
    前記弁体の前記曲面の前記円筒面側の端部は、開弁時に、前記燃料導入孔よりも上流側に位置し、
    前記弁体の前記突状部における先端側の端面は、閉弁時に、前記燃料導入孔を貫通して前記燃料拡散室側に突出しており、
    前記弁体の前記突状部における前記外周面と前記燃料導入孔の内周面との間に環状の燃料通路が形成されており、
    前記環状の燃料通路の総断面積は、開弁時に前記燃料シート部に形成される燃料通路の総断面積よりも大きいことを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
    前記弁体の前記突状部は、開弁時においても前記燃料拡散室側に突出していることを特徴とする燃料噴射弁。
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