JP6410122B2 - ボックス型空気清浄用具 - Google Patents

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Description

本発明は、特に室内、車内、機内などに任意の場所において、卓上、壁、外壁、器物などに、係止具または支持具により取り付けて使用する、除菌や消臭用の物質を分散して収納する小形のコンパクトなボックス型の空気清浄用具に関する。
現在、二酸化塩素(ClO)は、安全性の高い消毒剤であり、特に通常500ppm以下の空気濃度では、皮膚炎、アレルギー、呼吸器系に対する影響が少ないという理由により、その期待が非常に高まっている。二酸化塩素は、0.1〜10ppm以下の空気濃度でも、ウイルスの防御、除菌および消臭をすることが知られており、その利用が期待されている。
特に、二酸化塩素で飲料水を処理して除菌する試みも既になされ、浄水処理にも使用することが試みられている。
二酸化塩素は、高濃度では非常に爆発し易い気体であり、使用においては希釈しなければならず、しかも熱、振動、光などの影響で不安定になる傾向もあり、その取り扱いには、細心の注意を要する。二酸化塩素の発生方法および製造方法に関しては、現在、何種類かの方法が知られているが、具体的な二酸化塩素の使用現場では、二酸化塩素発生装置、現場での二酸化塩素調合装置などにより、供給するのが一般的である。その後、二酸化塩素を特殊加工した、錠剤型や粉末、顆粒、ペレット、ゼリーのような取り扱い上便利な形態の二酸化塩素発生物質のようなものが知られるようになり、特殊な実用または利用範囲を広げることができるようになった。
ウイルス、感冒、インフルエンザ、排気ガス汚染、花粉、口臭等による空気感染や空気汚染の影響を抑える対策が非常に重要になり、このために、通常は、布、不織布のような、いわゆるフィルターのような「マスク」を着用して対応しているのが一般的である。このような「マスク」に代わる機能を備えた、いわゆる、身近な周囲の空気そのものを浄化する、いわゆる空気清浄用機能を有する、空気そのものを浄化する「空気浄化マスク」のような役割をはたす手法も求められている。
そのため、人が吸引する空気を浄化する、ウイルス感染などを予防するために、内部粉体を収納しうる収容体と二酸化塩素発生粉末とからなり、二酸化塩素発生粉末が水分と反応して二酸化塩素を外部に放出する仕組みの携帯型空気浄化用具が知られている(特許文献1)。
しかし、この空気浄化用具は、二酸化塩素発生粉末を収納する収容体が、強固なケースではなく、収容する二酸化塩素発生粉末を外圧に対して安定的に保護する対策が無いことや、定常に放散する規格の開口部や切り欠き部が無く、放散が不安定であり、また、取り付け位置が襟とか、ポケットのような、呼吸器部分に隣接するという課題がなく、その効能を安定的に維持する上で、取り扱いが不便である。また、ネームプレートのような紐状のもので首にかける構造は、オフィス、学校以外の場所においては、首掛は、特に子供が、自転車走行や、遊園地の滑り台や、遊具においては非常に危険であることが想定される。また、空気より重い二酸化塩素を所定の位置で、安定的に発生させるにおいて、調節に若干の不自由さがある。
また、ネームカードケースなど、首にかける携帯型空気浄化用具として、開口部を有するケースと、ケースに収納する二酸化塩素ガス発生体と、そのケースを人が身につける被固定物品に固定する固定手段からなる携帯型空気浄化用具が知られている(特許文献2)。
しかしながら、収納体ケースは、取り扱い上不便であり、ガス発生体が通気性袋に収納されたものにあっては便利であるが、ガス発生体が粉末のような場合には、分量が厄介である。また、ネームカードケースのような紐状のもので首にかける構造は、活動に不便であるばかりでなく、子供が、自転車走行や、遊園地の滑り台や、遊具等で活動する際に、非常に危険である。
安定化二酸化塩素溶液から二酸化塩素を発生させ、これと空気を接触させて、空気に含まれる煙、臭い、細菌などを浄化する環境浄化器(特許文献3)が知られている。しかし、この先行技術は、携帯型の空気浄化を目的としたものではない。
特定の二酸化塩素発生物質、およびこれを収納するポリエチレンテレフタレートフイルム、アルミニウム箔およびポリエチレンフイルムの積層体からなる容器(特許文献4)が知られている。
しかし、立体的な構造の面から工夫をした、二酸化塩素発生物質を安全に、安定的に収納して、しかも所定の濃度でコンスタントに放散するような空気清浄用具が求められる。
本発明は、特に人の出入りの比較的多い、室内、車内、機内などに支持体により設置するか、またはピン、ホック、クリップまたはファスナーのような係止具により室内壁、外壁、室内器物に取り付けて使用するにおいて、除菌、消臭、ウイルス、花粉対策などに有効に作用する、コンパクトな小型の携帯可能なボックス型の空気清浄用具に於いて、二酸化塩素のような除菌や消臭物質を安定的に、且つ持続的に発生させるという課題を解決することにある。
本発明の第1の特徴点は、立体周枠により形成されている枠内に隔壁により形成された独立の、1個の容積が1〜6cmで、5〜80個の収納用小室が配置されている二つの開放面を有する立体収容体において、その収納部の開放面の一つが通気性シートを介して空気清浄化気体を放散可能な複数の開口部を備えた上蓋により、他の開放面が下蓋により閉じることにより形成された蓋付収容体に存在する複数の収納用小室内に空気清浄化気体を発生する物質が収納されていることを特徴とする空気清浄機能を有するボックス型の空気清浄用具、とすることにより達成することができたものである。
本発明の第2の特徴点は、空気清浄化気体を発生する物質が二酸化塩素を発生する物質であることを特徴とするボックス型の空気清浄用具、とすることにより達成することができたものである。
本発明の第3の特徴点は、立体収容体を形成する立体周枠が四方形、菱形、三角形、楕円形または丸形であることを特徴とするボックス型の空気清浄用具、とすることにより達成することができたものである。
本発明の第4の特徴点は、立体収容体の一方の開放面が空気清浄化気体を放散可能な複数の開口部を備えた上蓋により、他方の開放面が開口部を有しない下蓋により閉じられていることを特徴とするボックス型の空気清浄用具、とすることにより達成することができたものである。
本発明の第5の特徴点は、立体収容体に形成される二つの開放面を有する収納部に於いて、その二つの開放面のいずれも空気清浄化気体を放散可能な複数の開口部を備えた上蓋と下蓋によりそれぞれ閉じられていることを特徴とするボックス型の空気清浄用具、とすることにより達成することができたものである。
本発明の第6の特徴点は、立体周枠により形成される立体収容体の内部に形成されている小室が、格子構造、ハニカム構造、菱形構造または楕円構造の形状になるように隔壁により区切られていることを特徴とするボックス型の空気清浄用具、とすることにより達成することができるものである。
しかも、立体収容体の小室の1個の容積が1.5〜2.5cmで、その配置されている小室の数は25〜65個であることを特徴とするボックス型の空気清浄用具である。
本発明の第7の特徴点は、上蓋又は下蓋の複数開口部の裏内面には、不織布、スポンジ、布またはネットから選択される通気性シートからなる仕切り膜が設けられていることを特徴とするボックス型の空気清浄用具、とすることにより達成することができるものである。
本発明の第の特徴点は、空気清浄用具が、ピン、ホック、クリップ、吸盤、紐またはファスナーのような係止具により室内の壁、外壁、室内設置器物に着脱自在に取り付けることを特徴とするボックス型の空気清浄用具、とすることにより達成することができるものである。
本発明の第の特徴点は、収納体、上蓋、下蓋、係止具および保持具が、プラスチック材料製、アルミニウム、マグネシウムのような軽金属又は銅、鉄のような各種金属材料製であることを特徴とするボックス型の空気清浄用具、とすることにより達成することができるものである。
本発明のコンパクトなボックス型の空気清浄用具は、家屋の室内、自動車、電車、飛行機などの室内の壁、外壁、或いは室内に取り付け、或いは下駄箱、家具または扇風機、エアコン、空気清浄機、冷蔵庫などの家電器具の部品の一部として組み入れること、設置された器物に取り付けること、或いは室内の置き型とすることにより、室内外における防カビ、防虫、害虫忌避、除菌、消臭、ウイルス、花粉対策などにおいて有効である。また、ボックス型の容器内、蓋に、ハニカム構造、格子型のような隔壁のリブにより、独立した多数の収納用小室(セル)を設けることにより、その多数の収納個室に、二酸化塩素を発生する物質をほぼ均等に分散して収納する為に、容器の補強効果を有するばかりでなく、空気清浄用具の傾きや、揺動、振動により、二酸化塩素を発生する物質の飛散や、用具の下部分への集中した偏り、凝集などを防止することができるので、動揺にもかかわらず、均一に配置された状態において、放散量に偏りがなく、容器の蓋の開口部より、一定の二酸化塩素を安定的に、コンスタントに、しかも持続的に一定量放散できるので、虫よけ剤、虫忌避剤、防臭、抗ウイルス効果を最も有効に発揮できる。
本発明の空気清浄用具(5)の四方形の「正面図」(図1(a))、および「斜視図」(図1(b))である。 本発明の空気清浄用具(5)の上蓋(2)および下蓋(3)の二面に開口部を有する空気清浄用具(5)の分解した状態の「斜視図」(図2(a))、上蓋(2)に開口部を有し、下蓋(3)が閉鎖された一面に開口部を有する空気清浄用具(5)の分解した状態の「斜視図」(図2(b))である。 本発明の空気清浄用具(5)に取り付ける係止具(6)の種々の態様を表す。係止具(6)が挟持型(61)であり、弾性の板から加工されたクリップ機構(61)を備えた「差込型空気清浄用具(5)」(図3(a))、上蓋(2)または下蓋(3)に設けた突起(32)に穿孔(34)された「吊るし型空気清浄用具(5)」(図3(b))、吸盤(63)を備えた「吸盤型空気清浄用具(5)」(図3(c))、対のクリップ片(64)が設けられている「差込型空気清浄用具(5)」(図3(d))のような態様を示す、 本発明の空気清浄用具(5)を構成する裏蓋(3)の表面に断面L字型突起を対に設けた嵌合部(32)を有する裏蓋(3)「外観図」(図4(a))、嵌合部(23)に弾性クリップ(61)を嵌合させた状態の「正面図」(図4(b))、「側面図」(図4(c)、「上面図」(図4(d))、および「斜視図」(図4(e))を表す。 本発明の空気清浄用具(5)の保持具として置型(フィルター交換タイプ)であり、空気清浄用器具(5)を外側フレーム(7)へ収納して使用する、角型外側フレーム(71)に配置する「置型(フィルター交換タイプ/角型)」(図5(a))、丸型外側フレーム(72)に配置する「置型(フィルター交換タイプ/丸型)(図5(b))を表す。 本発明の空気清浄用具(5)の保持具として、円形の枠(73)へ、組み込んだ状態を表す。[図6(a)]は正面図、[図6(b)]は側面図を表す。 本発明の空気清浄用具(5)の保持具として、エアフィルターのような空気清浄機器または家具(74)へ、配置または組み込んだ状態を表す。
本発明の空気清浄機能を有するボックス型の空気清浄具用具(5)の物品として、形状や、構造や、デザイン的にも最も好ましい形態で、しかも空間の除菌消臭において機能上も最も好ましい態様または概要を、図を参考にして説明をする。本発明の空気清浄用具(5)は、図1(a)、図1(b)に見るとおり、二酸化塩素のような空気清浄化気体を発生する物質(M)を所定量収納することができる程度に、縦横所定の寸法および所定の厚み(高さ)を有する収容体(1)が、ハニカム状、格子状、菱形状、楕円形状に、任意の模様形状に隔壁(リブ)(11)によって区分することにより形成された多数の小室(15)から構成されており、その上側と下側の二つの開放面(1A、1B)を有する。
この二つの開放面(1A)の一つが、または二つが、多数の隔壁(21、31)により区分された多数の開口部(25、35)を有する上蓋(表蓋)(2)および下蓋(裏蓋)(3)により閉じられている構造の立体構造のボックス型の空気清浄用具(5)である。収容体を構成する立体周枠(14)の長さ、厚さおよび高さの大きさは、空気清浄用具(5)の規模を構成する収容体の大きさ、変形防止や強度の面から、および物質(M)に対する強化および安全面から、隔壁(11)により厚くなるように設計することが好ましい。この収容体(1)は、射出成形のような一体成形により製作する。
この収容体(1)、上蓋(表蓋)(2)および下蓋(裏蓋)(3)の外形は、正方型(図1(a)(b))ばかりでなく、長方方、丸型(図5(b))、菱型、三角型、楕円型など任意の形体を有するものが挙げられる。収容体(1)に、上蓋(2)および下蓋(3)を嵌合することからすれば、収容体(1)の形状は、小室(15)と、上蓋(2)開口部(25)および下蓋(3)の開口部(31)は、同じ形態を採ることにより、重なるように設計することが好ましい。そして、上蓋(2)および下蓋(3)は、収容体(1)へ蓋をする関係から、収容体(1)の寸法より若干大きくして、しかも、周縁部に突起部(22、32)を形成することにより、上蓋(2)および下蓋(3)の収容体(1)への嵌め込みを容易にして、しかも蓋がずれることを防止することが可能であり、慣用の箱、蓋の構造を採用すれば安定的に箱の形態を維持ずることができる。
ボックス型の空気清浄用具(5)の収容体(1)および蓋からなる構造の詳細は、二酸化塩素のような空気清浄化気体を発生する物質(M)を収納する為の所定の幅と厚さを有する収容体(1)により構成されており、収容体(1)の内部空間は隔壁(11)により、ハニカム状、格子状、ひし形状、丸型のような任意の模様形状に区切ることにより形成される構造からなる多数の独立した小室(15)により構成される独立小室(セル)群を有しており、この多数の小室(15)に物質(M)を分散させ略均等に収納することができる。
この収容体(1)の両面に形成される二つの開放面(上側面、下側面)を蓋部により閉じる為に、一方の上側開放面(1A)が、(図2(a)、図2(b))に示すような、立体周枠(14)の内部が隔壁(11)により区切られることにより形成された多数の独立した小室(15)状の模様又は形状と一致するような、隔壁(21)(リブ)により形成された多数の開口部(25)を有する上蓋(2)が、不織布のような通気性のシート(4)を介して閉じられている。他方の下側開放面(1B)が開口部を有しない非通気性の下蓋(3)(裏蓋)により、通気性のシート(4)を介してまたは介せずに閉じられている、いわゆる一面が開口されている状態のボックス型の空気清浄用具(5)である。このような構造のボックス型(箱型)の場合に、専ら開口部が形成されている表面側から、内蔵されている、空気清浄化気体を発生する物質(M)を表側から揮散を容易に促進することができる。
なお、この空気清浄用具(5)に対して、係止具(6)または保持具(7)が任意に付帯している利便性を賦与している。
さらに、典型的な別態様のものとして、図2(a)に示すような空気清浄用具は、収容体(1)により形成される上側と下側の二つの開放面(1A、1B)を有する収納部に於いて、その上側開放面(1A)が空気清浄化気体を放散可能な、ハニカム構造の、格子状などの各種の模様形状に区切られた上蓋開口部(25)を備えた上蓋(21)(表蓋)により閉じられており、他方の下側開放面(1B)が上蓋同様に下蓋隔壁(31)により模様形状に区切られた下蓋開口部(35)を有する下蓋(3)(裏蓋)により、通気性シート(4)を介してまたは介せずに閉じられている、いわゆる上下二面が開口されている状態のボックス型の空気清浄用具を表す。このような構造のボックス型(箱型)の場合に、表面側や裏側から吹く風により、または空気清浄用具の移動や動揺により発生する空気の流れにより、内蔵されている、空気清浄化気体を発生する物質(M)の表側から裏側へと揮散を容易に促進することができることや、静置の状態でも周囲に対して均等に放散が可能である。
上記のボックス型(箱型)の入手法は、収容体(1)、上蓋(2)および下蓋(3)の三品を別々に成形して、それを組み立てるという、いわゆる別体成形型の製作方法による例であるが、実際には収容体(1)に下蓋(3)を嵌めた状態の成形品を一体成形する、いわゆる部分一体成形型の成形品を予め成形して、それに上蓋(2)を嵌める手法も採用できるので、この箱体の製作は、慣用の方法を採用して、任意に設計変更できるようなものである。いずれにせよ、収容体(1)、上蓋(2)および下蓋(3)に形成されているハニカム状、格子状のような任意の模様形状に隔壁である仕切板(リブ)(11、21、31)によって区分されることにより形成されている多数の開口部(15、25、35)の形状または模様が、それぞれ重なり、しかも一致することが好ましい。
収容体(1)に上蓋(2)または下蓋(3)をすることにより収容体(1)内に形成される容器として使用できる空間部分を有する容積部分を「収納容積部(C)」と定義する。物質(M)を収納する為の収納容積部(C)(cm)の算定は、収容体(1)に形成される各小室(セル)(15)の容量を加算した総量により決まる値である。図1(a)、(b)の標準サイズのもので、収容体(1)内に形成される各小室(セル)(15)の数は、35〜45個(室)ぐらい設けるのが理想的である。収納容積は、その各小室(セル)形状、大きさも一定ではないから、算出が非常に難しい。暫定的に、収容体(1)の縦横の内径(cm)と、高さに(cm)基づいて算出することができる。標準サイズの収納容積部(C)の全容量(cm)は、約7.1cm× 6.0cm× 1.5cmに基づいて、全容量が約63.9(cm)と算定して、それに9割掛けとして是正し、 57.5(cm)と決めて対応すれば支障とならない。この収納容積部(C)の容量cmの規模を考慮して、物質(M)の体積による装填量を決める。
この収容体(1)の役割は、容器状の収納容積部(C)を構成するハニカムのような小室(15)の形成および外周壁を形成するものであり、通常は図1(a)、図1(b)のように正方形、長方形のような四方形の箱型のものが推奨される。この理由としては、箱型の縦横寸法の大きさの面積のものは、丸型の同一の寸法のものに対して、開口部が若干広くなり、放散面積が大きいからである。しかし、デザイン、装飾などを考慮して、箱型に代わる図5(b)に見るような丸形の容器、或いは楕円形の容器(図示省略)、菱形(図示省略)、六角形(図示省略)、三角型(図示省略)のような種々の形態を取りうる。
いずれにせよ、箱型の規模は、収納する物質(M)の放散量および放散時間のような性能、携帯型の利便性、美的またはデザイン的な要素も考慮して、箱の形状、縦横寸法、直径、および厚さを設計することができる。
空気清浄具用具(5)の物品としての寸法は、上蓋(表蓋)部(2)の寸法で示すと、原則大きさは、携帯型、重量、二酸化塩素などの放散量および時間を考慮して任意の大きさ、寸法のものが設計できるが、しかし、携帯、コンパクトというような事情を考慮すれば、長方形の場合に、横寸法は5〜18cm程度、好ましくは7〜10cm、最も好ましくは7.5cm程度である。縦寸法は5〜16cm程度、好ましくは6〜8cm、最も好ましくは標準型として6.5cmである。本発明は、コンパクトなボックス型の空気清浄具であるから、任意の寸法でそれを設計する。物質(M)の収納部(C)を形成する収容体(1)(容器)の寸法は、上、下蓋部(2、3)の寸法より、若干小さくすることにより、蓋部(2)の取り付けや取り外しを容易にする。空気清浄具用具(5)の収納容積部(C)を形成する収容体(容器)(1)の寸法は、収容体(1)の厚さに、上、下蓋部の厚さを加算して、通常は1〜5cm程度、好ましくは、1.95cm程度あれば、携帯に相応しいコンパクトな外観を呈する。収納容積部(C)の厚さ(高さ)は、下蓋部の厚さを除くことにより決まる値であるから、それより若干小さな厚さになる。また、収納容積部(C)を構成する立体枠(1)の壁の厚さは、および隔壁である仕切枠(リブ)の厚さは、0.03〜0.3cm程度あれば対応でき、周壁部の厚さは、それより若干厚めにすることが好ましいが、いずれにせよ、空気清浄具用具(5)の材料および強度を考慮して設計することができる。
空気清浄用具(5)の本体部分である、この蓋付の収納容積部(C)の容量の大きさは、空気清浄化気体を発生する物質の種類や収納量、発生物質の性能、気体発生持続時間、さらには、小型の携帯型、設置型、四方形、丸型などの形状も考慮して、重量、大きさ、或いはファション感覚を考慮して決めるような設計事項である。
収容体(1)内に、隔壁(11)により、例えば格子構造、ハニカム構造、菱形、長方形、楕円などのような各種の形状、模様状に形成により区切られて、多数の独立小室(セル)(15)が集合して収納容積部(C)を構成している。収納した二酸化塩素を発生する物質(M)をほぼ独立小室(セル)に均等に分散して収納することができるので、安定的に定量的に放散できるとともに、収納部(C)の補強効果を有するばかりでなく、空気清浄用具の傾きや、揺動、振動により、二酸化塩素を発生する物質(M)の飛散や、偏り、凝集などを防止することができる役割を果たす。
また、収納容積部(C)の容器のねじれや変形防止、収容体(1)の周壁部の強度を高める為に、隔壁(11)を設けるが、その配置は、格子状に、はすかいに、やや斜め向きという、任意の向きに適正な数を配置することができる。この仕切板(111)による仕切りは、セル(独立小室)に分散して収納した空気清浄化気体を発生する物質が、粒状、顆粒などの場合、或いは袋状の場合などにおいて、過度の振動や揺動により二酸化塩素を発生する物質の収納部の下側への一部に偏りや集中することを防止する機能を果たすので、空気清浄化気体の不安定な発生を防止することにより、コンスタントに持続する役割も果たす。
独立小室(セル)(15)の大きさは、二酸化塩素を発生する物質(M)の収納量や収納容積部(C)を考慮して決めることができるが、成形性、成形金型の面を考慮してきめることも重要であり、通常はセルの直径が、標準型として、0.5〜1.8cm程度の範囲にあることが好ましい。隔壁である仕切のリブの厚みは、強度、成形技術を考慮して決める値であるが、0.001〜0.04cm程度あれば安全である。
この独立小室(セル)(15)の数は、セルの大きさにより決まるが、図1(a)の標準仕様(6.5cm×7.5cm)の収容部(1)の場合には、完全な形状のハニカム、四辺形、菱形のような規格のセル、セルの半分の規格という一部の形状のものを含めて、セルの数は5〜80個、好ましくは25〜65個程度、標準的な製品は39個程度を設けることが適切である。
この立体周枠により形成されている枠内に隔壁により形成された独立の複数の収納用小室の大きさは、その小室(セル)の形状がハニカム、四方系、菱形、楕円の形状であるかにより若干容積が変わるが、寸法が縦内径1.8cm以内、横内径1.8cm以内、高さ2.5cm以内の範囲にすることが好ましい。小室の容積(cm)では1〜6cm、好ましくは1.5〜2.5cm程度、図のような標準サイズでは、1.1cm×1.2cm×1.5cmの大きさの、容積が約2cm程度であれば携帯型としての機能上および放散量の関係で好ましい。いずれにせよ、収納物(M)の性能や放散時間を考慮して決める値である。少ない場合には、小室(セル)の数は、2個以上、または3個以上、と任意に決める設計事項である。
上蓋(2)の構造としては、空気清浄化気体を放散可能な程度に切り取り部、穿孔、格子、ハニカム状の構造の上蓋開口部(25)が形成されており、収容体(1)に上蓋(2)を閉めると収納容積部(C)が形成される。この場合には、蓋(2)と立体枠(1)に構築されている仕切りや、小室の配置が、重なり、一致するように設計されており、二酸化塩素を発生する物質の放散の障害にならないように、収容体(1)と上蓋(2)が一体となり気体の放散通路が形成されている。収容体(1)と上蓋(2)の仕切りの模様形体が、図1のように、重なり一致した構造にすることが外観上および機能上合理的である。
収容体(1)を表、裏から閉める、上蓋(2)、下蓋(3)の構造は、複数の開口部(25、35)を有する場合には、蓋の開口部の裏側面には、空気清浄化気体を発生する物質が開口部からの放出、飛散の防止、保管および空気清浄化気体の放散を制御および容易にする為に、不織布、連通気泡のスポンジ、布、細目ネット、紙、織物のような通気性シート(4)からなる通気性シートからなる仕切り膜が介在して保護するようになっている。この通気性シート(4)は、外部から異物が入ることを防止するばかりでなく、収納された物質(M)が、外部に飛び散ることを防止する程度の機能を有する必要がある。通気性シート(4)は、物質(M)の飛散を防止して、しかも二酸化塩素のような気体が容易に通過するように、均一な亀裂、孔が開いているものが好ましく、最大直径で0.001〜1.0mm程度の気孔が均一に配置されている天然の材料または合成樹脂材料から製造されるものが好ましい。縦横幅は、収容体(1)の内面縦横の寸法であり、かつ開放面を覆う程度の寸法の大きさであり、厚さは、0.01〜1.0mm程度と任意であり、物質(M)を保護する強度および二酸化塩素に対する耐薬品性を備えていることが必要である。
本発明の空気清浄用具(5)の係止具(6)は、特に図3(a)、図3(b)、図3(c)、および図3(d)に見るような任意の構造のものが使用できる。係止具(6)が挟持型(61)の場合には、弾性の板を半円弧状に加工したクリップ片(61)により壁などに取り付けることができる構造になっている。このクリップ片(61)は、下蓋(裏蓋)(3)の所定の位置に対の逆L字型の突起(32)が間隔を持って設置されており、その間隔に適合するクリップ片の一端部(611)を差込へ固定することができる。クリップ片の他端部(612)は、下蓋(3)の裏壁部の裏面と共同して、被着体を挟むような構造となっている。
この挟持型(61)の状態を、図4(a)〜図4(e)に基づいて詳細に説明すれば、空気清浄用具(5)が、弾性の板から加工されたクリップ機構(61)を備えた「本発明の空気清浄用具(5)を構成する裏蓋(3)の表面に断面L字型突起を対に設けた嵌合部(32)を有する裏蓋(3)「外観図」(図4(a))、嵌合部(23)に弾性クリップ(61)を嵌合させた状態のものが「正面図」(図4(b))に見るとおりの構造である。この状態を側面から見れば、「側面図」(図4(c)に見るような構造をしている。さらに、この弾性クリップ(61)を上側から見れば、「上面図」(図4(d))のようになっている。
さらに、挟持型(61)における弾性クリップ(61)を取り付けた全体図を「斜視図」(図4(e))として表すことができる。
係止具(6)が吊るし型の場合には、図3(b)に見るとおり、下蓋(3)の上部の中心に突起(62)を設けて、その突起の中心に適度な孔(621)を設けて、その孔を介して、ネックストラップのような紐を通して使用するか、釘などに掛けて使用することもできる。
また、係止具(6)が吸盤型の場合には、図3(c)に見るような、合成樹脂やゴムから製造された吸盤(63)を下蓋(3)の裏壁面に設けて、利用することもできる。このタイプは、特に、ガラス、タイルのような平板に容易に固着できるばかりでなく、特に浴室のような、水や蒸気が付着している環境において、真空密着による固着が容易であり、特有の有利な点を持っている。
次に推奨される係止具(6)が差込型の場合には、図3(d)に見るような、弾性の複数のピン(64)が取り付けられており、差込により容易に取り付けることができるタイプのものである。このピンを介して、エアコンルーバーへ差し込んで、固定するものである。そして、物質(M)の有効期限が徒過したり、詰め替えが必要な場合には、交換のために引き抜くだけで簡単に取り外しことができる。
本発明の係止具(6)は、上記のタイプに限定されるものではないが、最も典型的なタイプのものを例示して挙げたものである。
本発明の空気清浄用具(5)の係止具(6)を装着した汎用タイプのものを詳細に挙げると、図4(a)〜図4(e)に基づいて説明をする。上蓋(2)、下蓋(3)のいずれも開口部を有する構造の場合には、開口部に逆L字型の突起を設置すると、蓋が容易に開いたり、強度的に弱くなることが懸念される場合には、収容体(1)の外周壁に逆L字型の突起(図示省略)を設置することができる。この場合には、収納容積部(C)の容器を構成する収容体(1)の外周面に設置されているので、クリップ片の湾曲の形状を変えて対応することができる。このような場合の利点は、逆L字型の突起を、図5に見るような、置型の為の脚部として応用すると、着脱自在に取り付けることにより、室内設置型として使用することもできる。脚部の構造の大きさ、特にその幅、奥行きの長さは、安定に設置することを考慮して、任意に決めることができる設計変更の範囲内である。
空気清浄用具(5)は、被着体に取り付ける為に、慣用のピン、ホック、クリップまたはファスナーのような取り付け具の役割を果たす係止具が付帯している。この係止具(6)としては、市販のものを入手して任意に取り付けることができる。利便性を考慮して、典型的な係止具(6)はクリップ機構であるが、勿論、ピン、ホック、クリップ、例えば挟持型クリップ、または弾性材料をU字形に加工した押込型クリップ、自在面ファスナー、または剥離紙を備えた粘着型係止具のような、慣用の係止手段による係止具(3)が任意に採用できるものであり、係止具(6)の選定は、上記の図3(a)〜図3(d)に示す態様に限定されることがなく、本発明のコンパクトなボックス型の空気清浄用具の用法も制限するものではない。
本発明の空気清浄用具(5)は、卓上、建物、車体などの任意の箇所に設置する、特に角型の置型(フィルター交換タイプ/角型)(図5(a))のタイプとして使用することができる。この場合には、空気清浄用器具(5)を安定な脚部を有する外側フレーム(7)の役割を果たす二個の支柱(711、712)を備えた保持体(71)へセットすることにより使用する方法である。この保持体(71)を構成する支柱には突出部(713)を設けて、この突出部(713)に、立体枠(1)と上蓋(2)、下蓋(3)の寸法の違いにより生じる段差による凹部を、図5の黒矢印方向の差し込むことにより、安定的に保持体(71)に取り付けることができる。
同様に、丸型の「置型(フィルター交換タイプ/丸型)(図5(b))の場合には、丸型の空気清浄用具(5)を保持できる程度に適度の弾性および形状を有する、外側フレームの役割を果たす、丸型の支持幹(721、722)を備えた、安定な脚部を有する丸型保持体(72)により挟持することにより取り付けることができる。これは図5(b)の黒矢印方向に押し込む。
勿論、これらの保持体は、固定および取り外しが比較的容易であり、しかも置型として、転倒などが比較的少ないという理由によるものであるが、本発明は、このタイプに限定されるようなものではない。
本発明の空気清浄用具(5)の保持具として、円形枠(73)へ、組み込んだ状態を図6に基づいて説明をする。図6(a)の正面図に見るとおり、円形の枠(73)とは、本発明の収容体(1)、上蓋(2)および下蓋(3)より外形の大きい枠に、その中央部に空気清浄用具(5)を収納できる程度の凹部を造り、その凹部に収納する。円形枠(73)の厚さは、側面図(図6(b)に見るとおり、空気清浄用具(5)の厚さより大きくする。そして、この円形枠(73)の固定は、円形枠に備わった円形裏蓋(731、図示省略)にねじ穴を穿孔しておき、そのねじ穴を通して、ねじにより円形裏蓋(731)を壁固定してから、その円形裏蓋(731)へ、下蓋へ収容体(1)を押し込むか、空気清浄用具(5)を内蔵した円形枠(73)を差し込むことにより固定する。この円形裏蓋(731)には、二酸化塩素や芳香を放散することを促進するような、任意の穴、切り欠き部、穿孔などを任意に設けることが適切である。
[図7]の本発明の空気清浄用具(5)を、保持具として、家具、電子機器、冷暖房のような器具(74)へ一体に配置または取り付けた状態を図7に基づいて説明をする。図7の例は、エアフィルターのような機器(74)へ組み込んだ状態を表す。このように、家具調や、電気器具の一部を構成するように組み込めば、薬用効果、芳香効果、および器具のデザイン的な効果ばかりでなく、エアフィルターの塵埃の除去機能も高めることができるので、本発明の空気清浄用具(5)の付加価値を上げることができる。勿論、暖冷房器具、冷蔵庫、扇風機などの各種機器の一部を構成するように利用することができる。
本発明の、収容体(1)、上蓋(2)、下蓋(3)、係止具(6)、保持体(7)の材料は、プラスチック材料製であるボックス型の空気清浄用具である。本発明の成形材料は、アルミニウムのような金属、プラスチック、その他多くの材料が用いられるが、一般には、プラスチックが最も適している。プラスチック材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリスルホン、ポリフェニレンサルファイド、ポリアクリレート、ポリアミド、などの各種汎用のプラスチック材料、エンジニアリングプラスチックが強度、耐久性、耐薬品性、軽量、成形性、価格などの面から総合的にみて、任意に決められる。特に、二酸化塩素に対する耐久性を考慮してきめる。
プラスチック材料だけでは、二酸化塩素のような薬剤に対する耐久性が不安な場合には、アルミノ蒸着、鍍金などのよる金属複合材料とすることにより、耐久性、安全性を向上させることができる。
空気清浄化気体を発生する物質を収納した収容体(1)、および蓋部(2)の物品の構造について、最も好ましい態様を示すと以下のとおりになる。
空気清浄化気体を発生する物質を保管する収容体(1)の容器に対して、空気清浄化気体を放散可能な開口部の面積は、蓋表面積の約40〜95%、好ましくは45〜90%程度切り取ることにより形成される、開口部を備えた着脱自在な上蓋(2)により閉じるような構造は、通常の蓋付き容器といわれる、箱の構造を採用することができる。勿論、収容体(1)と上蓋(2)の勘合部には、接触面に出っ張り部分などを設けて、蓋の開閉を強固にすることにより、開閉を難しくして、子供の接触などに対する安全性対策を講じるとともに、内容物を保護することもできる。また、蓋部(2)が容易に脱落するのを防ぐ為に、ストッパー機構(図示省略)を敷設することにより、一旦、蓋を閉めると、ロック機構が作動して、容易に蓋が開かないようにすることが、子供が使用する場合の安全性を考慮すれば好ましい。さらに、例えば、突起と窪みを本体と蓋部の契合部分に夫々設けて契合を強固にすることや、収容体と蓋の勘合部の接触面にそれぞれねじ山を設けた構造にすることにより、勘合を容易にしかも強固にすることもできるが、これは設計変更の範囲内のことである。
空気清浄用具(5)の本体部分である、蓋付容器内に収納する空気清浄化気体を発生する物質が二酸化塩素を発生する物質(M)であることが好ましく、収納部(1)の容器に、保管時には安定で、実際の使用時には、空気中の水蒸気や二酸化炭素と反応して、二酸化塩素を持続的に安定に放散するように予め加工した形態のものが推奨される。その形態は、粉末、顆粒、砕片、球状物、タブレット、マイクロカプセル化状、ゲル状、液状物、二液型の薬剤などを任意に使用できる。予め、二酸化塩素を発生する物質を、どのような形態で使用するかは、空気清浄用器具の使用状況を考慮して決める。具体的には、セピオライト、ゼオライト、アルミナ、シリカゲルなどの各種無機質の多孔質担体に亜塩素酸塩を、または亜塩素酸塩およびアルカリ剤を含浸させ乾燥させることにより、亜塩素酸塩を担体に対して、0.5〜25wt%程度担持させたものが知られており、粒子径は0.01〜5mm程度のものが推奨され、必要により調合するか、近年、市販品として、容易に入手できるものがあり、これを使用することが可能であう。これらの物質(M)は、ビン詰めで流通することもあるが、一回に使用する物質(M)の所定量を、予め所定の大きさの袋に、たとえば、ポリエチレン、ポリエチレン・アルミ・ポリエステル(PET)の三層フイルムのような耐薬品性のフイルムに入れたパック状態で流通させ、物質(M)の詰め替えや交換の際にそれを開封する手法も合理的である。
この物質(M)に対して、例えば、バラの芳香剤、植物の芳香剤のような、天然の、または合成の各種芳香剤を5〜50wt%ブレンドすれば、薬効および精神的なセラピーとしての効用も期待される。
このような二酸化塩素を発生する物質の場合には、一定の大きさの顆粒状、のもの、錠剤のものがあるが、これらの発生物質(M)の所定量を収納体(1)に予め下蓋(3)をすることにより形成される収納部(容器)に存在する多数の独立小室(セル)(15)内に、均一に分散させて収め、これに上蓋部(2)をして空気清浄用具を作る。これをポリエチレンパックに入れて、密閉して流通させ、使用時にそのパックを開封する方法が、最も安全な使用方法である。勿論、発生物質を、予めパックにしておき、それを例えばポリエチレンのようなプラスチック製の非透過性外袋に収納して二重包装の状態で保管をして、使用時に外袋を取り除いた後に、収納体(1)の収納部に各自が装填する手法も有り得ますが、操作時における子供に対する安全性などを考慮すれば、細心の注意を要する。この装填量は、物質(M)の性能により若干変わるが、効率から考えると、物質(M)の体積(cm)に基づいて、収納容積部(C)の容器の容量(cm)に対して、30〜95容量%、好ましくは、40〜90容量%程度の装填することが好ましい。
二酸化塩素を発生する物質(M)からの放散量は、形状、使用量、および放散時間を考慮して決める。平均粒径(沈降法)は、0.1〜5mm程度あれば取り扱い上便利であり、粒径の小さいものは、単位重量に対する表面積が大きくなり、放散量が多くなることが予測される。二酸化塩素の放散量および放散時間を調整する為に、使用量を多くしたり、二酸化塩素を発生する物質の濃度を比較的高くしたりするなど、調整することが必要である。粉末の場合などは、一定量を袋に入れたパック状態で仕分けして、密封状態で保存することもできる。
収容体(1)に入れる二酸化塩素発生物質の収納量は、その物質の性能により若干変動するが、収容体(1)内に形成されている、セル(独立小室)(15)の総容量に対して、二酸化塩素発生物質を40〜100容量%、好ましくは、60〜80容量%装填すれば、ボックス型の空気清浄用具の振動、揺動のような動きが有っても、常に一定量の二酸化塩素の放散が可能である。装填量が、例えば5容量%と過度に少ないと、収納量が少なく関係で、発生物質の動きが自由になり、不安定な放散をすることになる。二酸化塩素発生物質の装填量および状態は、各セル(独立小室)がほぼ等量になるように分散して、収納するようにすることが好ましい。
二酸化塩素の放散量は、一応、0.001〜500ppmと任意に広範囲に使用可能であるが、感応するアレルギーなどの健康被害の個人差、器物に対する腐食の影響を考慮すれば、100ppm以下、場合によっては、50ppm以下、必要により2ppm前後、或いは1ppm、0.5ppmというように二酸化塩素発生物質の量および性能を考慮して、任意に決めるのが好ましい。いずれにせよ、細菌、ウイルス、花粉、衛生、流感、時期、場所、状況などを考慮して任意に決めることができるというのも、本考案の空気清浄用具の有益性の特徴の一つである。
この蓋部(2)の表蓋部(22)の表面には、本発明が、空気清浄機能を有する空気清浄用具(5)であることからすれば、取り付け型または設置型であっても、飾り、模様、彫刻、効能のような装飾を表示することが好ましい。例えば、必要により任意に、図1、図3、図5などに見るとおり、例えば、蓋の中央部に、「A,B,C D」のような、機能、宣伝を果たす印字のような文字模様や、花柄模様のような装飾をすること、または成形金型により、彫刻によりまたは二次加工により、空気清浄化気体を放散することができる各種の文字、模様、彫刻のような切抜きにより、または印字により、切削により任意に形成した、いわゆる表示部を形成することもできる。
本考案の空気清浄用器具(5)の利用分野は、空気清浄化気体を発生する物質が何であるかにより決まるが、特に二酸化塩素の場合には、ウイルス対策、花粉、感冒、殺菌、消臭などにおいて優れた機能を発現する。また、胡瓜やかぼちゃのウドンコ病やアブラムシ、カビの繁殖を防ぎ、ダニ、ハエ、蚊などの各種害虫の忌避にも期待される。農業用ビニルハウス内の作業時に着用することも推奨される。
外出時などには図4に示す要領で、常に携帯することが好ましいが、特に、本考案の空気清浄用具は、列車、自動車、航空機などの人の出入りの多い、密閉な場所や、食堂、飲食店、喫茶室、カラオケ室のような雑踏、繁華街といった場所、トイレ、下駄箱、冷蔵庫、浴室、生ごみバケツ、ごみ箱のような臭気、排出を伴う場所の消毒、脱臭のために携帯することが好ましい。また、食品加工、農場、農作物の生産販売などをする場所では、作業者が本発明の空気清浄用器具を携帯して作業すると、伝染の予防効果や、保管庫に置くだけで、水産品、果物の保存期間や鮮度を高めることも期待される。
勿論、この空気清浄用器具の基本的な形状は、図1のような四方形をしているが、丸型、ひし形のような各種形状や、これに、花弁をつけた、いわゆるひまわりといった花のような装飾、絵や、彫刻、各種のアニメのキャラクター、美術装飾のような各種装飾をして、取り付け型または置型の空気清浄用具として機能および効果を高めることができる。
以下、本発明の有効性に関する評価を、実施例を挙げて説明をするが、本発明はこの態様に限定されるものではない。
[空気清浄用具の成形加工]
本考案の空気清浄用具を構成する、特に図1に示す略寸法の空気清浄化気体を発生する物質(M)を保管する、内部に図1のようなハニカム構造の隔壁により形成されるハニカムの隔壁の面間隔が1.1cmのセル(独立小室)を39個有する外径が、縦6.0cm、横7.0cmの収容体(1)と、空気清浄化気体を放散可能な収納部のハニカム構造と一致する大きさの開口部を備えた上蓋(表蓋)と、開口部のない下蓋(裏蓋)を着脱自在できる構造を有する収容体(1)を射出成形する。
容易に開閉しないように、使用時には完全にきつく嵌合固着されるような構造の上蓋(2)部であり、縦64.72cm、横75.72cmの寸法のもの、蓋の厚さは、0.2cm、ハニカム構造の辺の間隔は約1.1cm、仕切りリブの厚み0.15cmの蓋である。これらの収容体部および蓋部は、加圧成形、または射出成形などにより、プラスチック材料として、ポリエチレン強化樹脂を使用して、別々の部品として別体成形をする。同様に、クリップ片も加工して、これに開口部を有しない下蓋(3)部の外側面に予め形成されている、対の逆L字型の突起に、クリップ辺の一端部をはめ込み、係止具を備えた蓋を作成する。
[二酸化塩素発生物質の装填]
次に、収容体(1)の容器内に、多孔質担体に亜塩素酸塩およびアルカリ剤を含浸させ乾燥させることによる、平均粒径0.1〜2mm程度の、二酸化塩素の発生物質を3〜10g程度を使用して、ハニカム構造のセル(独立小室)にほぼ均等量分配して収納して、セル空間の約60容量%程度になるように装填する。次で蓋部のハニカム構造の開口部の裏面に、強化ポリエチレン製の細目のネット(4)を貼り付けた上蓋(2)により閉じることにより、空気清浄用具(5)を完成する。
この空気清浄用具(5)をポリエチレン袋のようなものに収納して、包装体(パック)として、保管または流通させることができ、使用時には、包装体(パック)を開封することにより使用できる。勿論、必要によっては、蓋部の開口部の表面に、弱粘着性の剥離シートを貼着しておき、必要時にその剥離シートを剥ぎ取る手法も任意に実施可能である。
この空気清浄用具は、非常にコンパクトで、軽量で、しかもハニカム構造などはデザイン的にも優れた、長時間にわたり二酸化塩素を安定の均一に放散することができるボックス型の製品である。一回の二酸化塩素を発生する物質を空気清浄用具に装填すれば、その濃度、装填量、性質にもよるが、約20日以上、約3月程度まで有効に放散が持続可能とするような仕様が実用的である。さらには、二酸化塩素を発生する物質の徐放化、持続化の加工手段により、例えば、マイクロカクセル化したりして調節することにより、長期間使用可能にすることも出来る。
[除菌消臭試験]
平成25年に「衛生微生物研究センター」で実施した、「試験検査報告書」に準拠した試験およびデーターに基づいて除菌・消臭試験を示す。
検体として本発明の実施例で作成した「空気清浄用器具(5)」を設置場所に使用したものを「実施例」として、使用しないものを「比較例」と表示する。
〔抗菌試験〕
1.実施目的
検体の抗菌および抗カビ力を試験する。
2.試験菌
(1)Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)
NBRC 13276
(2)Klebsiella pneumoniae(肺炎桿菌)
NBRC 13277
3.試験方法
3−1 試験菌液および胞子液作成
細菌は普通寒天培地(NA)に接種し、35℃、24時間培養後、生理食塩水を用いて、菌数が10/mLになるように作製する。
3−2 試験試料の作成
5cm×5cmに切り取った綿布を試験試料とする。
3−3 試験菌液および胞子液の接種および培養
試験菌液を接種し、密閉空間(L177.5cm×W80cm×H220.5cm)に吊り下げ、検体を設置後培養した。また、検体を設置していない条件をコントロールとして、同様の試験を行う。
3−4 生菌数測定
培養24時間後、試験試料をSCDLP培地で洗い出しものを試験液とし、試験液の10倍希釈液を作製した。これらの希釈液をSCDLP寒天培地に接種し、35℃で48時間培養後、生歯を換算する。
3−5 試験結果
表1.Staphylococcus aureusに対する抗菌試験

( 試験期間 )
設置場所 初発菌数 1日目 2日目

実施例 3.3×10 1.0×10 3.7×10
比較例 3.3×10 1.5×10 1.1×10

表中数値は生菌数(cm
表2 Klebsiella pneumoniaeに対する抗菌試験

( 試験期間 )
設置場所 初発菌数 1日目 2日目

実施例 3.4×10 2.5×10 9.9×10
比較例 3.4×10 4.9×10 3.1×10

表中数値は生菌数(cm
〔消臭試験〕
1.実施目的
検体(本発明の「空気清浄用具(5)」)の消臭効果を調べる。
2.対象臭気
(1)アンモニア
(2)イソ吉草酸
3.試験方法
芳香臭気脱臭剤協議会 消臭試験法に基づいて実施する。対象臭気濃度を設定した45L蓋つき密閉容器に、検体を1個入れて、60分後および120分後に北川式試験管を用いて残留濃度を測定した。また。臭気のみをコントロールとして同様に試験をした。
本発明の「空気清浄用器具(5)」を使用した場合を「実施例」として、使用しない場合を「比較例」とする。
なお、消臭率は以下の算定式で算定した。
《消臭率(%)=コントロールの残留濃度−試験試料の残留濃度/コントロールの残留濃度 × 100》
表1.アンモニアに対する消臭試験成績

( 測定時間 )
試験試料 初発濃度 60分後 120分後

実施例 200ppm 100ppm(50%) 10ppm(95%)
比較例 200ppm 200ppm 200ppm

表中数値は残留濃度(消臭率%)
表2.イソ吉草酸に対する消臭試験成績

( 測定時間 )
試験試料 初発濃度 60分後 120分後

実施例 20ppm 3ppm(85%) 3ppm(85%)
比較例 20ppm 20ppm 20ppm

表中数値は残留濃度(消臭率%)

以上の、表1及び表2の結果から、本発明の実施例、比較例に示すとおり、除菌、消臭試験に於いて、本発明の空気清浄用具は、抗菌試験、消臭試験においても有益な作用効果を奏することが容易に理解できる。
なお、この空気清浄用具は、反転や揺動を繰返しても安定な放散を維持できることを確認した。
この空気清浄用具は、コンパクトなボックス型のものであり、呼吸をする、口元や鼻の位置に一定の距離で装着または設置できる為に、安定してコンスタントに二酸化塩素が放散できる為に、感冒、ウイルス、花粉などの事情を考慮して、場所の状況に応じて、装着位置、距離、発生物質の種類、装填量を調整することができる。
本発明の空気清浄用具は、二酸化塩素の強力な殺菌、除菌、消臭、忌避などの効力があるために、特に機内、車内、職場、病院、旅行、演劇場、観戦場、学校活動などに参加する際に装着すれば、インフルエンザ、気管支炎、風邪、伝染病、花粉の予防効果が期待され、国内外の通勤、行楽、旅行、集会などの観光業、興行に重宝される。
また、飲食、カラオケ、厨房などにおける、客の消毒、衛生を保つ為に、その場所に置くだけで有益であり、調理人の衛生を保つことにも期待され、サービス業、食品業の分野でも有益である。
医療現場においても、看護、治療における病気の伝染や、予防にも期待されるので、特に、水害や天災の衛生事情が良くない地域に旅行、派遣される場合に、この空気清浄用器具の装着が有益であり、医療分野、産業にも有益である。それ以外にも、養殖、養豚、魚、うなぎ、すっぽん、鯉などの人工飼育現場という水産、動植物の伝染、その養殖に携わる業者は、病気、菌の伝染、増殖を防ぐ為に、装着することが期待される。
また、トマト、きゅうり、茄子、梨、ぶどうなどの比較的菌に感染しやすい農作物を栽培する場合に、ビニルハウス内や、手入れ作業の際には、空気清浄用器具を装着して、菌の繁殖や、衛生を保つことができるので、農水畜林産業上の分野で使用することも期待される。勿論、ハエや蚊を含む、農作物、人間に有害な、カビ菌、虫除け、忌避剤としての有用性が期待される。養鶏、養豚、酪農、農業用ビニルハウス内や、田畑の作業時に着用することが推奨される。
しかも、特に、機内、車内などに比較的安価に、簡易に、容易に安定的に供給できるものであり、日常の健康的な、清潔な生活に寄与するとともに、観光、旅行、生産、農水産業の発展および地域経済の活性化および発展に間接的に寄与することができる。
1.収容体 11.隔壁(リブ)
14.立体周枠 15.小室(セル)
1A.上側開放面 1B.下側開放面

2.上蓋(表蓋)
21.上蓋隔壁 25.上蓋開口部

3.下蓋(裏蓋)
31.下蓋隔壁 35.下蓋開口部

4.気体透過性シート

5.空気清浄用具

6.係止具
61.クリップ機構 62.突起
621.孔 63.吸盤
64.クリップ片

7.外側フレーム 71.角型保持体
711.支柱 712.支柱
715.脚部
72.丸型保持体 721.丸型支持幹
722.丸型支持幹 725.脚部
73.丸型保持体 74.器機または家具保持体
実用新案登録第3154094号 特開2012−90743号公報 特開平3−228771号公報 特開平11−278808号公報 WO2009/051018号公報

Claims (9)

  1. 立体周枠により形成されている枠内に隔壁により形成された独立の、1個の容積が1〜6cmで、5〜80個の収納用小室が配置されている二つの開放面を有する立体収容体において、その収納部の開放面の一つが通気性シートを介して空気清浄化気体を放散可能な複数の開口部を備えた上蓋により、他の開放面が下蓋により閉じることにより形成された蓋付収容体に存在する複数の収納用小室内に空気清浄化気体を発生する物質が収納されていることを特徴とする空気清浄機能を有するボックス型の空気清浄用具。
  2. 空気清浄化気体を発生する物質が二酸化塩素を発生する物質であることを特徴とする請求項1に記載のボックス型の空気清浄用具。
  3. 立体収容体を形成する立体周枠が四方形、菱形、三角形、楕円形または丸形であることを特徴とする請求項1又は2に記載のボックス型の空気清浄用具。
  4. 立体収容体の一方の開放面が空気清浄化気体を放散可能な複数の開口部を備えた上蓋により、他方の開放面が開口部を有しない下蓋により閉じられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のボックス型の空気清浄用具。
  5. 立体収容体に形成される二つの開放面を有する収納部に於いて、その二つの開放面のいずれも空気清浄化気体を放散可能な複数の開口部を備えた上蓋と下蓋によりそれぞれ閉じられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のボックス型の空気清浄用具。
  6. 立体周枠により形成される立体収容体の内部に形成されている小室が、格子構造、ハニカム構造、菱形構造または楕円構造の形状になるように隔壁により区切られていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のボックス型の空気清浄用具。
  7. 上蓋又は下蓋の複数開口部の裏内面には、不織布、スポンジ、布またはネットから選択される通気性シートからなる仕切り膜が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のボックス型の空気清浄用具。
  8. 空気清浄用具が、ピン、ホック、クリップ、吸盤、紐またはファスナーからなる係止具により室内の壁、外壁、室内設置器物に着脱自在に取り付けことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のボックス型の空気清浄用具。
  9. 収納体、上蓋、下蓋、係止具および保持具が、プラスチック材料製、アルミニウム、マグネシウムのような軽金属又は銅、鉄のような各種金属材料製であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のボックス型の空気清浄用具。
JP2013118073A 2013-06-04 2013-06-04 ボックス型空気清浄用具 Active JP6410122B2 (ja)

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