JP6408359B2 - 水中油型乳化化粧料 - Google Patents

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本発明は、アスコルビン酸リン酸エステル塩及び酸化チタンを共に含有しながらも、高温における経時安定性に優れた水中油型乳化化粧料に関する。
アスコルビン酸及びその誘導体は、美白作用、抗酸化作用、コラーゲン合成促進作用等の効能効果を示す化合物として知られており、医薬品、化粧品等に配合されている。
特に、アスコルビン酸誘導体のうち、アスコルビン酸をリン酸エステル化した化合物であるアスコルビン酸リン酸エステル塩は、水に溶解しても安定であり、皮膚中のフォスファターゼによって脱リン酸化されてアスコルビン酸としての機能を発揮する。
しかしながら、アスコルビン酸リン酸エステル塩は、水中油型乳化化粧料の乳化安定性を低下させることが知られている。これは、乳化粒子の界面に存在し、乳化粒子間の静電反発力に寄与する電気二重層が、アスコルビン酸リン酸エステル塩中に含まれる金属イオンによって圧縮されるためと考えられている。この現象は、ナトリウム、カリウム等の1価の金属塩よりも、マグネシウム、カルシウム等の2価の金属塩で顕著に起こる。
そのため、アスコルビン酸リン酸エステル塩を水中油型乳化化粧料に安定に含有することが望まれており、これまでにもさまざまな試みがなされてきた(特許文献1〜4)。
酸化チタンは、着色剤、肌色隠蔽剤、紫外線遮蔽剤、感触調整剤等の目的で化粧料に含有されている。しかしながら、酸化チタンを水中油型乳化化粧料に含有すると、乳化安定性が低下することが知られており、これまでにもさまざまな試みがなされてきた(特許文献5〜8)。
このように、アスコルビン酸リン酸エステル塩及び酸化チタンは、水中油型乳化化粧料における乳化安定性を低下させるため、これらを共に含有させると、更に乳化安定性を低下させてしまう。特に、40℃以上の高温における経時安定性が著しく悪化する。しかしながら、これまでに、アスコルビン酸リン酸エステル塩及び酸化チタンを共に含有した安定な水中油型乳化化粧料は知られていなかった。
特開2000−256173 特開2003−267819 特開2004−143064 特開2005−336095 特開平10−7521 特開2005−200355 特開2007−176867 特開2014−114274
本発明は、アスコルビン酸リン酸エステル塩及び酸化チタンを共に含有しながらも、高温における経時安定性に優れた水中油型乳化化粧料を提供することを課題とする。
即ち、本発明は、次の成分(a)〜(d)を含有することを特徴とする水中油型乳化化粧料を提供するものである。
(a)ソルビタン脂肪酸エステル
(b)一般式(1)で表される合成スチブンサイト
(化1)
MgNaSi10(OH)・Na (1)
式中、x+yが3未満で、xは2以上の数であり、yは0以上0.1以下であり、zは0より大きく1.0以下の数
(c)アスコルビン酸リン酸エステル塩
(d)酸化チタン
また、本発明は、(a)ソルビタン脂肪酸エステルが、モノステアリン酸ソルビタン及び/又はセスキステアリン酸ソルビタンである水中油型乳化化粧料を提供する。
また、本発明は、(a)〜(d)及び(e)炭素数16〜22の高級アルコールを含有することを特徴とする水中油型乳化化粧料を提供する。
本発明の水中油型乳化化粧料は、アスコルビン酸リン酸エステル塩及び酸化チタンを共に含有しながらも、高温における経時安定性に優れた水中油型乳化化粧料である。
本発明に用いられる(a)ソルビタン脂肪酸エステルは特に限定されないが、例えばモノステアリン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、ヤシ油脂肪酸ソルビタン等が挙げられる。
この中で、アスコルビン酸リン酸エステル塩及び酸化チタンを共に含有した水中油型乳化化粧料の高温における経時安定性を保つ効果に特に優れているのは、モノステアリン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタンである。
(a)ソルビタン脂肪酸エステルの含有量は、水中油型乳化化粧料全量に対して0.3〜5.0重量%、好ましくは0.5〜3.0重量%である。0.3重量%未満では、そもそも乳化しない。5.0重量%を超えると、水中油型乳化化粧料の経時安定性を保つのに十分で無い。
本発明の水中油型乳化化粧料において、必須成分である(b)合成スチブンサイトとして好適なものはスチブンサイト型フィロケイ酸マグネシウムナトリウムから成り、その組成は(1)式中において、x+yが3未満で、xは2以上の数であり、yは0以上0.1以下であり、zは0より大きく1.0以下の数で表される。
本発明に用いられる(b)合成スチブンサイトは、スメクタイトに属するケイ酸マグネシウム水和物という観点からは合成ヘクトライトや合成サポナイトと軌を一にしている。しかしながら、本願発明に用いられる合成スチブンサイトでは層内のアルカリ金属部分がナトリウムであり、また、層内のマグネシウムとナトリウムの合計原子数が3より少ないのに対し、合成ヘクトライトでは層内のアルカリ金属部分がリチウムであり、また、層内のマグネシウムとリチウムの合計原子数は3であり、相違が認められる。
また、合成サポナイトでは層内のアルカリ金属部分にアルミニウムを含み、また、層内のマグネシウムとアルミニウムの合計原子数は3であり、相違が認められる。
本発明に用いられる(b)合成スチブンサイトは通常化粧料に用いられるものであれば何でも良いが、特に、不純金属成分を含まない形で得られ、一般のハンター白色度が80%以上の白色粉末であることが好ましい。
(b)合成スチブンサイトの含有量は、水中油型乳化化粧料全量に対して0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5.0重量%である。0.1重量%未満では、乳化物の増粘効果に乏しいため、経時安定性が悪くなることがある。10重量%を超えると、合成スチブンサイトの分散性が悪くなり、使用時にざらつきを感じたり、経時安定性が低下するため好ましくない。
本発明に用いられる(c)アスコルビン酸リン酸エステル塩は特に限定されないが、例えばアスコルビン酸リン酸ナトリウム、アスコルビン酸リン酸カリウム、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸リン酸カルシウム等が挙げられる。特に、2価の金属塩であるアスコルビン酸リン酸マグネシウム及びアスコルビン酸リン酸カルシウムは、本発明の効果を発揮するのに好適である。
(c)アスコルビン酸リン酸エステル塩の含有量は、水中油型乳化化粧料全量に対して0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5.0重量%である。0.1重量%未満では、本発明を用いなくても経時安定性の高い水中油型乳化化粧料を得ることが可能である。10重量%を超えると、経時安定性が悪くなることがある。
本発明に用いられる(d)酸化チタンは微粒子酸化チタンを含み、通常化粧料に用いられるもので良く、必要に応じて、アルミナ、シリカ、亜鉛、シリコーン、フッ素等で表面処理したものを用いることができる。特に、水中油型乳化化粧料の乳化安定性を保つためには、酸化チタンの表面をシリカ処理したものを用いるのが好ましい。
(d)酸化チタンの含有量は、水中油型乳化化粧料全量に対して0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5.0重量%である。0.1重量%未満では、着色剤、肌色隠蔽剤、紫外線遮蔽剤、感触調整剤等としての酸化チタンの機能を発揮するのに十分で無い。10重量%を超えると、酸化チタンの分散性が悪くなり、使用時にざらつきを感じたり、経時安定性が低下するため好ましくない。
本発明に用いられる(e)炭素数16〜22の高級アルコールは特に限定されないが、例えばセチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール等が挙げられる。また、これらから選ばれる1種を単体で使用したり2種以上を混合して使用したりするだけでなく、水添ナタネ油アルコールのようなこれらから選ばれる2種以上の混合物を用いることもできる。
(e)炭素数16〜22の高級アルコールの含有量は、水中油型乳化化粧料全量に対して0.1〜10.0重量%、好ましくは0.5〜5.0重量%である。0.1重量%未満では、水中油型乳化化粧料の経時安定性を保つのに十分で無い。10.0重量%を超えると、水中油型乳化化粧料の粘度又は硬度が高くなりすぎるため、経時安定性に問題が生じる場合がある。
さらに本発明の水中油型乳化化粧料は、発明の効果を損なわない範囲で、その使用目的に応じて各種成分、例えば、炭化水素類、油脂、ロウ類、各種エステル類、動物油、植物油、シリコーン油、脂肪酸などの油剤、エタノール、多価アルコールなどのアルコール類、両性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤などの両親媒性物質、マイカ、酸化鉄などの顔料、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、ヒアルロン酸などの高分子類、色素、紫外線吸収剤、ホルモン剤、香料、防腐剤、キレート剤などの様々な成分を適宜含有することが可能である。
本発明の水中油型乳化化粧料の剤型は特に限定されないが、例えば乳液、クリーム、パック料、メイクアップベース等が挙げられる。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるものではない。なお、含有量については、他に指定のない限り重量%を表す。
下記の表1〜3に挙げた組成を有する水中油型乳化化粧料を調製し、調製直後、40℃にて1ヵ月放置後及び50℃にて1ヵ月放置後の乳化粒子の状態を顕微鏡にて観察した。尚、調製直後において乳化状態を保つことができずに分離していた場合、1ヵ月放置後の観察は行わなかった。
(製造方法)
成分(1)〜(4)を均一混合し、80℃に加温する。成分(5)〜(9)を70℃に加温後ホモミキサーにて分散し、80℃に昇温した後、成分(10)〜(11)を加える。80℃にて成分(1)〜(4)に成分(5)〜(11)を加えて乳化した後、ホモミキサーにて10分間処理した後、68℃にて成分(12)を、40℃にて成分(13)〜(15)をそれぞれ添加し、35℃にて冷却停止することにより、水中油型乳化化粧料を得た。
(評価方法)
顕微鏡観察による評価は、以下の基準にて行った。
◎:乳化粒子径が1ミクロン以下で均一である。
○:乳化粒子径の大部分が1ミクロン以下であり、1ミクロンより大きい乳化粒子が混在しているが、ほぼ均一である。
△:乳化粒子径が1ミクロンより大きく不均一である。
×:乳化状態を保つことができず分離している。
表1の実施例1〜7に示した結果より、界面活性剤としてソルビタン脂肪酸エステル(モノステアリン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン)を使用した場合は、40℃及び50℃における経時安定性に優れていた。これらの中で、モノステアリン酸ソルビタン及びセスキステアリン酸ソルビタンを使用した場合は、40℃及び50℃における経時安定性に特に優れていた。一方、ソルビタン脂肪酸エステル以外を使用した場合は、40℃及び50℃における経時安定性が悪かった。
表2の結果より、実施例8〜11に示した量のモノステアリン酸ソルビタン及び合成スチブンサイトを含有した場合、40℃及び50℃における経時安定性に優れていた。一方、比較例5及び6に示した結果より、モノステアリン酸ソルビタンの量が所定量より少ない場合は乳化状態を保つことができず、所定量より多い場合は経時安定性が悪かった。また、比較例7及び8に示した結果より、合成スチブンサイトの量が所定量よりも少ない場合及び多い場合は、経時安定性が悪かった。
表3の結果より、実施例12〜17に示した量のアスコルビン酸リン酸マグネシウム、酸化チタン、水添ナタネ油アルコールを含有した場合、40℃及び50℃における経時安定性に優れていた。一方、比較例9及び10に示した結果より、アスコルビン酸リン酸マグネシウム及び酸化チタンの量が所定量より多い場合は経時安定性が悪かった。また、比較例11及び12に示した結果より、水添ナタネ油アルコールの量が所定量よりも少ない場合及び多い場合は、経時安定性が悪かった。
次に、本発明のその他の実施例を示す。いずれも、40℃及び50℃における経時安定性に優れていた。
(実施例18:乳液)
(成分) (重量%)
(1)ステアリン酸ソルビタン 0.5
(2)スクワラン 3.0
(3)ミリスチン酸オクチルドデシル 3.0
(4)ジメチコン 2.0
(5)ベヘニルアルコール 0.5
(6)精製水 残 余
(7)合成スチブンサイト 0.5
(8)酸化チタン 0.5
(9)メタリン酸 0.03
(10)グリセリン 5.0
(11)1,3−ブチレングリコール 5.0
(12)メチルパラベン 0.2
(13)香料 0.1
(14)精製水 5.0
(15)アスコルビン酸リン酸マグネシウム 0.6
(16)クエン酸カリウム 0.4
(製造方法)
成分(1)〜(5)を均一混合し、80℃に加温する。成分(6)〜(10)を70℃に加温後ホモミキサーにて分散し、80℃に昇温した後、成分(11)〜(12)を加える。80℃にて成分(1)〜(5)に成分(6)〜(12)を加えて乳化した後、ホモミキサーにて10分間処理した後、68℃にて成分(13)を、40℃にて成分(14)〜(16)をそれぞれ添加し、35℃にて冷却停止することにより、目的の乳液を得た。
(実施例19:クリーム)
(成分) (重量%)
(1)セスキステアリン酸ソルビタン 2.5
(2)水添ポリイソブテン 10.0
(3)イソノナン酸イソトリデシル 8.0
(4)マカデミア種子油 10.0
(5)ワセリン 2.0
(6)ステアリン酸 1.0
(7)水添ナタネ油アルコール 2.0
(8)精製水 残 余
(9)合成スチブンサイト 2.5
(10)酸化チタン 0.2
(11)メタリン酸 0.15
(12)キサンタンガム 0.2
(13)ジプロピレングリコール 8.0
(14)1,3−ブチレングリコール 2.0
(15)メチルパラベン 0.2
(16)香料 0.1
(17)精製水 10.0
(18)アスコルビン酸リン酸マグネシウム 3.0
(19)クエン酸カリウム 2.0
(製造方法)
成分(1)〜(7)を均一混合し、80℃に加温する。成分(8)〜(13)を70℃に加温後ホモミキサーにて分散し、80℃に昇温した後、成分(14)〜(15)を加える。80℃にて成分(1)〜(7)に成分(8)〜(15)を加えて乳化した後、ホモミキサーにて10分間処理した後、68℃にて成分(16)を、40℃にて成分(17)〜(19)をそれぞれ添加し、35℃にて冷却停止することにより、目的のクリームを得た。
(実施例20:パック料)
(成分) (重量%)
(1)ステアリン酸ソルビタン 4.5
(2)ミネラルオイル 7.0
(3)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 7.0
(4)オリーブ油 5.0
(5)セタノール 5.0
(6)精製水 残 余
(7)合成スチブンサイト 5.0
(8)酸化チタン 5.0
(9)メタリン酸 0.1
(10)PEG−8 5.0
(11)1,3−ブチレングリコール 2.0
(12)メチルパラベン 0.2
(13)香料 0.1
(14)精製水 10.0
(15)アスコルビン酸リン酸マグネシウム 6.0
(16)クエン酸ナトリウム 6.0
(製造方法)
成分(1)〜(5)を均一混合し、80℃に加温する。成分(6)〜(10)を70℃に加温後ホモミキサーにて分散し、80℃に昇温した後、成分(11)〜(12)を加える。80℃にて成分(1)〜(5)に成分(6)〜(12)を加えて乳化した後、ホモミキサーにて10分間処理した後、68℃にて成分(13)を、40℃にて成分(14)〜(16)をそれぞれ添加し、35℃にて冷却停止することにより、目的のパック料を得た。
(実施例21:メイクアップベース)
(成分) (重量%)
(1)セスキステアリン酸ソルビタン 1.5
(2)スクワラン 8.0
(3)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 5.0
(4)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0
(5)水添ナタネ油アルコール 3.0
(6)精製水 残 余
(7)合成スチブンサイト 1.5
(8)酸化チタン 3.0
(9)メタリン酸 0.1
(10)グリセリン 5.0
(11)1,3−ブチレングリコール 2.0
(12)メチルパラベン 0.2
(13)香料 0.1
(14)精製水 10.0
(15)アスコルビン酸リン酸マグネシウム 0.3
(16)クエン酸カリウム 0.2
(製造方法)
成分(1)〜(5)を均一混合し、80℃に加温する。成分(6)〜(10)を70℃に加温後ホモミキサーにて分散し、80℃に昇温した後、成分(11)〜(12)を加える。80℃にて成分(1)〜(5)に成分(6)〜(12)を加えて乳化した後、ホモミキサーにて10分間処理した後、68℃にて成分(13)を、40℃にて成分(14)〜(16)をそれぞれ添加し、35℃にて冷却停止することにより、目的のメイクアップベースを得た。
本発明によれば、アスコルビン酸リン酸エステル塩及び酸化チタンを共に含有しながらも、高温における経時安定性に優れた水中油型乳化組成物を提供することができ、化粧品だけでなく、医薬品等にも応用可能である。


Claims (1)

  1. 次の成分(a)〜()を含有し、他の非イオン性界面活性剤を含有しないことを特徴とする水中油型乳化化粧料。
    (a)モノステアリン酸ソルビタン及び/又はセスキステアリン酸ソルビタン0.3〜5.0重量%
    (b)一般式(1)で表される合成スチブンサイト0.1〜10.0重量%
    (化1)
    MgNaSi10(OH)・Na (1)
    式中、x+yが3未満で、xは2以上の数であり、yは0以上0.1以下であり、zは0より大きく1.0以下の数
    (c)アスコルビン酸リン酸エステル塩0.1〜10.0重量%
    (d)酸化チタン0.1〜10.0重量%
    (e)炭素数16〜22の高級アルコール0.1〜10.0重量%
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