JP2017066112A - 乳化型化粧料 - Google Patents
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Abstract
Description
(a)一般式(1)で表される合成スチブンサイト
(化1)
MgxNaySi4O10(OH)2・Naz (1)
式中、x+yが3未満で、xは2以上の数であり、yは0以上、0.1以下であり、zは0より大きく、1.0以下の数
(b)N−アシルメチルタウリン塩
(製造方法)
あらかじめ70℃に加温した成分7に成分8を添加し、30分間分散した。その後、成分9、10を加え、80℃まで加温した。別に成分1〜6を80℃で加温溶解し、成分7〜10を添加後、ホモミキサーを3000rpmで1分間運転することで乳化した。その後、加温溶解した成分11、12を加え、さらにホモミキサーを3000rpmで5分間運転させた後、1Lの筒型セパラブルフラスコ内で200rpmの撹拌速度で30℃まで冷却した。
冷却前及び冷却後の乳化粒子を、光学顕微鏡を用いて観察し、以下の基準で評価した。
◎:1μm未満の均一な乳化粒子が観察される。
○:1〜5μmの均一な乳化粒子が観察される。
△:1〜5μmの粒子がやや不均一に観察される。
×:5μmを超える粒子が不均一に観察される。
乳化粒子を加熱しながら、その変化を観察することで、乳化粒子の界面膜の安定性を評価した。観察は製剤調製後、INSTEC社製ホットステージ(TS62)上にて20℃から80℃まで昇温速度5℃/1分で加熱しながら光学顕微鏡を用いて行い、以下の基準で評価した。
◎:乳化粒子の変化が全く見られない。
○:乳化粒子が一部大きくなる。
△:乳化粒子が全体的に大きくなる。
×:乳化粒子が著しく大きくなり、油滴を形成する。
50℃にて1か月保存した後の乳化粒子を、光学顕微鏡を用いて観察し、以下の基準で経時安定性を評価した。
◎:乳化粒子の変化が全く見られない。
○:乳化粒子が一部大きくなる。
△:乳化粒子が全体的に大きくなる。
×:乳化粒子が著しく大きくなり、油滴を形成する。
女性専門パネル(20名)による使用試験を実施し、以下の基準で使用性を評価した。
◎:18名以上が、使用性が良いと判定した。
○:14〜17名が、使用性が良いと判定した。
△:9〜13名が、使用性が良いと判定した。
×:使用性が良いと判定した人が8名以下。
◎:全ての評価項目が◎。
○:全ての評価項目が◎又は○。
△:いずれかの項目に△又は×があり、且つ加熱試験の結果が◎、○、△のいずれか。
×:いずれかの項目に△又は×があり、且つ加熱試験の結果が×。
(成分) (重量%)
1.モノステアリン酸ソルビタン 2.0
2.オレイン酸ソルビタン 1.0
3.スクワラン 10.0
4.ホホバ種子油 10.0
5.オリーブ油 5.0
6.ミツロウ 5.0
7.ジメチコン 2.0
8.ベヘニルアルコール 2.0
9.精製水 残 余
10.合成スチブンサイト 2.0
11.キサンタンガム 0.1
12.グリセリン 5.0
13.1,3−ブチレングリコール 5.0
14.メチルパラベン 0.2
15.精製水 5.0
16.ラウロイルメチルタウリンNa 0.5
あらかじめ70℃に加温した成分9に成分10を添加し、30分間分散した。その後、成分11〜14を加え、80℃まで加温した。別に成分1〜8を80℃で加温溶解し、成分9〜14を添加後、ホモミキサーを3000rpmで1分間運転することで乳化した。その後、加温溶解した成分15、16を加え、さらにホモミキサーを3000rpmで5分間運転させた後、30℃まで冷却した。
(成分) (重量%)
1.セスキステアリン酸メチルグルコシド 1.5
2.ステアリン酸ポリグリセリル−6 0.2
3.ジステアリン酸ポリグリセリル−10 0.2
4.水添ポリイソブテン 10.0
5.ワセリン 8.0
6.メドウフォーム油 5.0
7.ヒドロキシステアリン酸フィトステリル 5.0
8.キャンデリラロウ炭化水素 2.0
9.水添ナタネ油アルコール 4.0
10.精製水 残 余
11.合成スチブンサイト 3.0
12.グアーガム 0.2
13.ヒアルロン酸Na 0.1
14.1,3−ブチレングリコール 10.0
15.メチルパラベン 0.2
16.精製水 5.0
17.ステアロイルメチルタウリンNa 0.3
あらかじめ70℃に加温した成分10に成分11を添加し、30分間分散した。その後、成分12〜15を加え、80℃まで加温した。別に成分1〜9を80℃で加温溶解し、成分10〜15を添加後、ホモミキサーを3000rpmで1分間運転することで乳化した。その後、加温溶解した成分16、17を加え、さらにホモミキサーを3000rpmで5分間運転させた後、30℃まで冷却した。
(成分) (重量%)
1.ステアリン酸グリセリル 2.0
2.ミネラルオイル 5.0
3.リンゴ酸ジイソステアリル 5.0
4.シア脂 10.0
5.ペンタヒドロキシステアリン酸スクロース 1.0
6.セタノール 5.0
7.精製水 残 余
8.合成スチブンサイト 5.0
9.ジグリセリン 5.0
10.ヒアルロン酸Na 0.2
11.キサンタンガム 0.2
12.1,3−ブチレングリコール 10.0
13.メチルパラベン 0.2
14.精製水 5.0
15.パルミトイルメチルタウリンNa 1.0
あらかじめ70℃に加温した成分7に成分8を添加し、30分間分散した。その後、成分9〜13を加え、80℃まで加温した。別に成分1〜6を80℃で加温溶解し、成分7〜13を添加後、ホモミキサーを3000rpmで1分間運転することで乳化した。その後、加温溶解した成分14、15を加え、さらにホモミキサーを3000rpmで5分間運転させた後、30℃まで冷却した。
Claims (6)
- 次の成分(a)及び成分(b)を含有する乳化型化粧料。
(a)一般式(1)で表される合成スチブンサイト
(化1)
MgxNaySi4O10(OH)2・Naz (1)
式中、x+yが3未満で、xは2以上の数であり、yは0以上、0.1以下であり、zは0より大きく、1.0以下の数
(b)N−アシルメチルタウリン塩 - (c)高級アルコールを含有することを特徴とする請求項1記載の乳化型化粧料。
- (d)非イオン性界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1又は2記載の乳化型化粧料。
- 合成スチブンサイトを0.01〜10重量%含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の乳化型化粧料。
- N−アシルメチルタウリン塩を0.01〜5重量%含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の乳化型化粧料。
- N−アシルメチルタウリン塩がステアロイルメチルタウリン塩であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の乳化型化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015196396A JP2017066112A (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 乳化型化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015196396A JP2017066112A (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 乳化型化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017066112A true JP2017066112A (ja) | 2017-04-06 |
Family
ID=58491660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015196396A Pending JP2017066112A (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 乳化型化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017066112A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3490249A1 (en) | 2016-05-23 | 2019-05-29 | Funai Electric Co., Ltd. | Display device |
-
2015
- 2015-10-02 JP JP2015196396A patent/JP2017066112A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3490249A1 (en) | 2016-05-23 | 2019-05-29 | Funai Electric Co., Ltd. | Display device |
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