JP6904754B2 - 水中油型乳化組成物 - Google Patents

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本発明は、肌のハリ・弾力を向上させ、べたつきがない使用感触に優れ、かつ結晶析出抑制効果に優れた水中油型乳化組成物に関するものである。
皮膚は加齢やストレスなどの内的要因や、紫外線や空気の乾燥などの外的要因により、しみやシワ、たるみ、色素沈着等を生じる。中でもシワやたるみといった形態的変化は、外観の印象を大きく左右するため改善を望む人は多い。それらシワ・たるみを予防・改善するために多くの薬剤が提案されている。このような中でも、ニコチン酸アミドはビタミン類であって安全性が高く、荒れ肌改善効果、角質改善効果を有し、肌のハリ・弾力を向上させることが知られている。(特許文献1、2)さらに、ニコチン酸アミドは荒れ肌改善効果、角質改善効果以外にも美白効果を有することが知られている。(特許文献3)しかしながら、ニコチン酸アミドを多量に含有するとべたつきなど、望ましくない使用感触があるこということが知られていた。(特許文献2、4)また、1質量%を超えるニコチン酸アミドを含有した組成物を使用する際、肌表面や組成物が垂れた容器側面などでニコチン酸アミドの結晶が析出する場合があり、これらの改善を行ってきた。(特許文献5)
特開平10−130135号公報 特開2012−041302号公報 特開2007−176810号公報 特表2003−502435号公報 特表2002−537241号公報
しかしながら、べたつきを押さえようとした特許文献2や4は、ニコチン酸アミドを多量に含有すると結晶が析出する懸念があった。一方、結晶析出を抑制しようとした特許文献5では、カチオン含有ポリマーを用いる技術であるが、べたつきが増し、使用感触の悪いものであった。
すなわち、ニコチン酸アミドを配合し、肌のハリ・弾力を向上させ、べたつきがなく使用感触に優れ、かつ結晶が析出しない水中油型乳化組成物は知られていない状況である。
かかる実情を鑑み、本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、炭素数16〜20の直鎖脂肪酸とポリエチレングリコールとのエステルを用いて乳化し調製した水中油型乳化組成物に、ワセリンを含有することでニコチン酸アミドのべたつきを抑えることを見出した。また、水の含有量をニコチン酸アミドの3倍量以上、水中油型乳化組成物中の70質量%以下の範囲にすることで、結晶析出を抑制することを見出した。
さらに驚くべきことに、これらを組み合わせることにより、ニコチン酸アミド単体を含有するときよりも肌のハリ・弾力が向上することを見出し、シワ・たるみといった老化の形態的変化を予防・改善することを見出して本発明を完成した。
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(D);
(A)ニコチン酸アミド 1〜10質量%
(B)炭素数16〜20の直鎖脂肪酸とポリエチレングリコールとのエステル
(C)ワセリン 1〜10質量%
(D)水 70質量%以下
を含有し、成分(D)と成分(A)の含有質量割合(D)/(A)が3以上である水中油型乳化組成物に関するものである。
更には、前記成分(A)と前記成分(C)の含有質量割合(A)/(C)が0.5〜5.0である水中油型乳化組成物に関するものである。
更には、前記成分(B)の酸化エチレンの平均付加モル数が40〜55である水中油型乳化組成物に関するものである。
更には、化粧料又は皮膚外用剤である、水中油型乳化組成物に関するものである。
本発明の水中油型乳化組成物は、肌のハリ・弾力を向上させ、べたつきがなく使用感触に優れ、かつ結晶析出抑制効果に優れた効果を有するものである。
以下、本発明について詳細に説明する。なお、本明細書において、「〜」はその前後の数値を含む範囲を意味するものとする。また、%で表記する数値は、特に記載した場合を除き、質量を基準にした値である。
成分(A):ニコチン酸アミド
本発明における成分(A)ニコチン酸アミドは、ニコチン酸(ビタミンB3/ナイアシン)のアミドである。ニコチン酸アミドは水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一つである公知の物質であり、天然物(米ぬかなど)から抽出されたり、あるいは公知の方法によって合成することができる。具体的には、第15改正日本薬局方2008に収載されているものを用いることが出来る。溶状、水やエタノールに易溶で、ジエチルエーテルには難溶である。多価アルコールや油剤にも溶けにくい。
本発明における成分(A)の含有量は、1〜10質量%(以下、単に「%」と略す)である。成分(A)の含有量が1%未満であると、肌荒れや肌のハリ・弾力の向上の点で効果感が得られない。また、10%を超えて含有すると、使用感触の点で満足のいくものが得られない。成分(A)の含有量は、好ましくは3〜8%である。
成分(B):炭素数16〜20の直鎖脂肪酸とポリエチレングリコールとのエステル
本発明における成分(B)炭素数16〜20の直鎖脂肪酸とポリエチレングリコールとのエステルは、炭素数16〜20の直鎖脂肪酸に酸化エチレンを付加して得られるものであり、本発明においては、具体的には、ジパルミチン酸ポリエチレングリコール(3E.O.)、モノオレイン酸ポリエチレングリコール(14E.O.)、モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.O.)、モノステアリン酸ポリエチレングリコール(55E.O.)ジステアリン酸ポリエチレングリコール(150E.O.)、等が挙げられ、これらを一種または二種以上を用いることができる。なお、E.O.は酸化エチレンの平均付加モル数を示すが、成分(B)の組成中の平均付加モル数は、べたつき低減効果の観点から40〜55が好ましい。
前記炭素数16〜20の直鎖脂肪酸とポリエチレングリコールとのエステルの市販品としてはニッコールMYS−40V、MYS−55V(日光ケミカルズ社製)等が挙げられる。
本発明において成分(B)の含有量は特に規定されないが、0.5〜5%が好ましく、0.8〜3%がより好ましい。この範囲であればべたつき低減効果、結晶析出抑制効果にも優れている。
成分(C):ワセリン
本発明における成分(C)ワセリンは、石油から得た半固形の炭化水素類混合物で、化粧品用や医薬品用として通常使用されているものが好適に使用できる。
本発明において成分(C)の含有量は、1〜10%である。成分(C)の含有量が1%未満であると、肌のハリ・弾力の向上の点で効果感が得られず、べたつき低減効果に劣る。また、10%を超えて含有すると、べたつき低減効果に劣る。成分(C)の含有量は、好ましくは3〜8%である。
成分(D):水
本発明における成分(D)水は、成分(A)を溶解させ結晶析出を抑制するため、また水中油型乳化組成物とするために含有されるものであり、化粧料に一般に用いられるものであれば、特に制限されない。水の他にも精製水、温泉水、深層水、或いは植物の水蒸気蒸留水でもよく、必要に応じて一種または二種以上を適宜選択して用いることができる。
本発明において成分(D)の含有量は、成分(A)を溶解させ結晶析出を抑制するために、成分(A)に対し3倍量以上含有されるものである。また、組成物中の成分(D)の割合が高くなり過ぎると、組成物を使用した際に、成分(D)が揮発して組成物が濃縮して、肌表面や組成物が垂れた容器側面などでニコチン酸アミドの結晶が析出する場合があるため、70%以下とするものである。
本発明の水中油型乳化組成物は、上記成分(A)〜(D)を含有することにより、肌のハリ・弾力を向上させ、シワ・たるみといった老化の形態的変化を予防・改善すると共に、刺激感・べたつきがない使用感触に優れ、かつ結晶析出抑制効果に優れた水中油型乳化組成物にすることが可能となる。
ここで、水中油型乳化組成物中における成分(A)と成分(C)の質量割合(A)/(C)が0.5〜5.0であると水中油型乳化組成物の肌のハリ・弾力を向上させ、べたつきが特に低減され好ましい。
本発明の水中油型乳化組成物には、上記成分の他に、本発明の効果を妨げない範囲で通常の化粧料に含有される任意成分、すなわち、水性成分、成分(C)以外の油剤、粉体、水溶性高分子、皮膜形成剤、成分(B)以外の界面活性剤、油溶性ゲル化剤、有機変性粘土鉱物、樹脂、着色剤、紫外線吸収剤、防腐剤、抗菌剤、香料、酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤、美容成分等を含有することができる。
本発明の水中油型乳化組成物は、他の成分との併用により種々の剤型とすることもできる。具体的には、液状、ゲル状、ペースト状、クリーム状、固形状等、種々の剤型にて実施することができる。
本発明の水中油型乳化組成物は、化粧料又は皮膚外用剤、特に抗老化化粧料又は美白用化粧料として調製するのに適する。化粧料の用途としては、例えば、化粧水、乳液、クリーム、美容液、マッサージ化粧料、パック化粧料、ハンドクリーム、ボディローション、ボディクリーム、メーキャップ化粧料、化粧用下地化粧料、目元用クリーム、日焼け止め、ヘアクリーム、ヘアワックス等として好適であり、ハンドクリームがより好ましい。その使用方法は、手や指、コットンで使用する方法、不織布等に含浸させて使用する方法等が挙げられる。また、皮膚外用剤の用途としては、例えば、外用液剤、外用ゲル剤、クリーム剤、軟膏剤、リニメント剤、ローション剤、ハップ剤、硬膏剤、噴霧剤、エアゾール剤等が挙げられる。またその使用方法は、前記した化粧料と同様に挙げることができる。
本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明はこれによりなんら限定されるものではない。含有量は特記しない限り、その成分が含有される系に対する質量%で示す。
本発明品1〜10及び比較品1〜11:水中油型乳化クリーム
下記表1〜2に示す処方の水中油型乳化クリームを調製し、肌のハリ・弾力、べたつき、結晶析出抑制効果について下記の方法により評価した。その結果も併せて表1〜2に示す。
(評価項目)
イ.肌のハリ・弾力
ロ.べたつきのなさ
ハ.結晶析出抑制効果
(評価方法)
[イ、ロについて(官能評価)]
20代〜40代の女性で官能評価の訓練を受け、一定の基準で評価が可能な専門パネルを10名選定した。各試料について専門パネルが皮膚に塗布した時に感じる、肌のハリ・弾力、べたつきを下記絶対評価にて5段階に評価し評点を付け、各試料ごとにパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。
(イ.肌のハリ・弾力の評価)
絶対評価基準
(評点):(評価)
5点:非常に肌のハリ・弾力があると感じる
4点:肌のハリ・弾力があると感じる
3点:普通
2点:あまり肌のハリ・弾力があると感じない
1点:肌のハリ・弾力があると感じない
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点を超える :非常に良好
○ :3点を超える4点以下 :良好
△ :2点を超える3点以下 :やや不良
× :2点以下 :不良
(ロ.べたつきのなさの評価)
絶対評価基準
(評点):(評価)
5点:べたつきを感じない
4点:ほとんどべたつきを感じない
3点:ややべたつきを感じる
2点:べたつきを感じる
1点:非常にべたつきを感じる
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点を超える :非常に良好
○ :3点を超える4点以下 :良好
△ :2点を超える3点以下 :やや不良
× :2点以下 :不良
[ハ.結晶析出抑制効果の評価]
結晶析出抑制効果の評価については、ドクターブレードにて試料をガラス板の上に膜厚800μmで塗布し、20℃で15分風乾させ、各試料を顕微鏡観察にて行った。結晶析出状態は、光学顕微鏡観察40倍にて偏光フィルターで観察した。
<判定基準>
(判定):(評価)
◎ :結晶の析出が全く見られない。
○ :結晶の析出が僅かに見られる。
× :結晶の析出が明らかに見られる。
Figure 0006904754
Figure 0006904754
(製造方法)
A:成分1〜7を70℃で均一に溶解混合する。
B:成分8〜18を70℃で均一に溶解混合する。
C:AにBを添加し70℃で乳化する。
D:Cに成分2のうち10%と、成分19〜22を添加混合した後、40℃まで冷却して水中油型乳化クリームを得た。
表1〜2の結果から明らかなように、本発明品1〜10の水中油型乳化クリームは、比較品1〜11の水中油型乳化クリームに比べ、肌のハリ・弾力、べたつきのなさ、結晶抑制効果の全てにおいて優れたものであった。
これに対して成分(A)の含有量が1%未満である比較品1は肌のハリ・弾力が劣り、成分(A)の含有量が10%を超える比較品2ではべたつきが増してしまった。成分(B)を含有していない比較品3では乳化不良で水中油型乳化クリームを調製することが出来ず、評価することができなかった。成分(B)の代わりに脂肪酸の炭素数及び酸化エチレンの平均付加モル数の異なるエステルを用いた比較品4、成分(B)の代わりにフィトステロールとポリエチレングリコールのエーテルを用いた比較品5ではべたつきのなさの点で本発明品に劣った。成分(C)の含有量が1%未満である比較品6、成分(C)の含有量が10%を超える比較品7は、べたつきのなさで劣った。(C)の代わりに同じ炭化水素で構成された水添ポリイソブテンを用いた比較品8では、肌のハリ・弾力が劣り、べたつきが増してしまった。また、成分(C)の代わりに同じ炭化水素で構成されたマイクロクリスタリンワックスを用いた比較品9では、肌のハリ・弾力が劣り、ニコチン酸アミドの結晶とともに、マイクロクリスタリンワックスの結晶が析出してしまった。成分(D)の含有量が成分(A)の含有量の3倍量に満たない比較例10では、べたつきが増すとともに結晶が析出した。また、成分(D)を水中油型乳化乳液中に70%以上含有した比較例11においても、結晶が析出した。
実施例2:水中油型乳化乳液
(成分) (%)
1.1,3−ブチレングリコール 12.0
2.グリセリン 5.0
3.精製水 59.56
4.ニコチン酸アミド 6.0
5.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.O.) 0.5
6.セスキオレイン酸ソルビタン 0.1
7.水添レシチン 0.1
8.ヒドロキシステアリン酸コレステリル (注4) 3.0
9.ワセリン 2.0
10.α−オレフィンオリゴマー 5.0
11.シアバター 2.0
12.ジメチルポリシロキサン(10CS) 1.0
13.セラミド3 0.1
14.アスタキサンチン 0.1
15.トコフェロール 0.01
16.セトステアリルアルコール 2.0
17.ベヘニルアルコール 1.0
18.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
19.アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 (注5) 0.1
20.キサンタンガム 0.1
21.水酸化ナトリウム 0.03
22.香料 0.2
注4)サラコスHS(日清オイリオ社製)
注5)カーボポールULTREZ21(LUBRIZOL社製)
(製造方法)
A:成分1〜4を70℃で均一に溶解混合する。
B:成分5〜17を80℃で均一に溶解混合する。
C:AにBを添加し70℃で乳化する。
D:Cに成分3のうち10%と、成分18〜22を添加混合した後、40℃まで冷却して水中油型乳化乳液を得た。
実施例2の水中油型乳化乳液は、肌のハリ・弾力、べたつき、結晶析出抑制効果の全てにおいて優れたものであった。
実施例3:水中油型乳化美容液
(成分)(%)
1.1,3−ブチレングリコール 5.0
2.ジプロピレングリコール 5.0
3.トリプロピレングリコール 3.0
4.精製水 69.29
5.ニコチン酸アミド 4.0
6.モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 0.1
7.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(55E.O.) 0.25
8.マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル (注6) 2.0
9.軽質流動イソパラフィン (注7) 3.0
10.ジメチルポリシロキサン(6CS) 3.0
11.コレステロール 0.1
12.トコフェロール 0.01
13.セトステアリルアルコール 0.5
14.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
15.カルボマー (注3) 0.15
16.(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー
(注8) 0.1
17.水酸化ナトリウム 0.05
18.エタノール 5.0
19.コラーゲン 0.1
20.エラスチン 0.1
21.ヒアルロン酸 0.1
22.香料 0.05
注6)PLANDOOL−MAS(日本精化社製)
注7)クロラータムLES(クローダ社製)
注8)SIMULGEL EG(SEPIC社製)
(製造方法)
A:成分1〜4を70℃で均一に溶解混合する。
B:成分5〜12を80℃で均一に溶解混合する。
C:AにBを添加し70℃で乳化する。
D:Cに成分4のうち10%と成分13〜17を添加混合した後、40℃まで冷却して水中油型乳化美容液を得た。
実施例3の水中油型乳化美容液は、肌のハリ・弾力、べたつき、結晶析出抑制効果の全てにおいて優れたものであった。
本発明は、化粧料、医薬部外品、皮膚外用剤等に適用できる。

Claims (4)

  1. 次の成分(A)〜(D);
    (A)ニコチン酸アミド 1〜10質量%
    (B)炭素数16〜20の直鎖脂肪酸とポリエチレングリコールとのエステル
    (C)ワセリン 1〜10質量%
    (D)水 70質量%以下
    を含有し、
    成分(B)の酸化エチレンの平均付加モル数が40〜55であり、
    成分(D)と成分(A)の含有質量割合(D)/(A)が3以上である水中油型乳化組成物。
  2. 成分(A)と成分(C)の含有質量割合(A)/(C)が0.5〜5.0である請求項1記載の水中油型乳化組成物。
  3. 成分(B)の含有量が0.5〜5質量%である、請求項1または2に記載の水中油型乳化組成物。
  4. 化粧料又は皮膚外用剤である、請求項1〜3の何れかに記載の水中油型乳化組成物。
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