JP2017197494A - バイオサーファクタントを含むことを特徴とする乳化物 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない界面活性剤で多量の油性成分を乳化・分散させることで保湿やエモリエント効果に優れつつべたつきのないさっぱりとした使用感の化粧料を提供する。【解決手段】下記(A)〜(D)を含有し、前記(A)の濃度が0.01重量%〜5重量%、前記(B)の濃度が2重量%〜25重量%であることを特徴とする乳化組成物。(A)バイオサーファクタント、(B)油性成分、(C)水性成分、(D)増粘剤【選択図】なし
Description
本発明はバイオサーファクタントであるサーファクチンを含むことを特徴とする乳化物に関する。
化粧料には種々の剤型のものが開発されており、油性成分を水性成分に分散・乳化させた水中油型乳化物は、連続相が油性成分のものに比べてさっぱり感が得られるため乳液やスキンクリームなどのスキンケア製剤やヘアクリーム、ヘアワックスなど頭髪製剤に多用されている。一方、化粧料にはエモリエント効果や保湿効果など油性成分の性質から発現される性能も要求されることが多く、処方中に油性成分を多く配合する必要が生じることが多々ある。一般に油性成分を水性成分に分散・乳化させるためには界面活性剤を必要とするが、多量の油性成分を乳化させるためには多量の界面活性剤を要し、その結果、使用感がべたつくという問題が生じていた。特許文献1には、微生物由来のリポペプチド類化合物とキサンタンガムを含み、環境適合性、生体安全性に優れると共に、使用感、保湿性、エモリエント性、安定性に優れた水中油型乳化組成物が開示されているが、使用時のべたつきの改善に関しては十分ではなかった。
本発明は少ない界面活性剤で多量の油性成分を乳化・分散させることで保湿やエモリエント効果に優れつつべたつきのないさっぱりとした使用感の化粧料を得ることを課題とする。
本発明者らは前述の課題解決のために鋭意検討を行った結果、バイオサーファクタントと増粘剤、油性成分を特定濃度で組み合わせることで、べたつきのないさっぱりとした使用感が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち本発明は、下記(1)〜(5)に関する。
(1)下記(A)〜(D)を含有し、下記(A)の濃度が0.01重量%〜5重量%、下記(B)の濃度が2重量%〜25重量%であることを特徴とする乳化組成物。
(A)バイオサーファクタント
(B)油性成分
(C)水性成分
(D)増粘剤
(A)バイオサーファクタント
(B)油性成分
(C)水性成分
(D)増粘剤
(2)前記(A)のバイオサーファクタントがサーファクチンまたはその塩である(1)記載の乳化組成物。
(3)前記(C)の水性成分の濃度が1重量%〜99重量%である(1)、(2)に記載の乳化組成物。
(4)前記(D)の増粘剤の濃度が0.05重量%〜10重量%である(1)〜(3)に記載の乳化組成物。
(5)(1)〜(4)に記載の乳化組成物を用いることを特徴とする化粧料。
本発明によれば少量の界面活性剤で多量の油性成分を乳化でき、保湿、エモリエント効果に優れべたつかずさっぱりとした使用感の乳化組成物を得ることができる。
本発明の乳化組成物は、バイオサーファクタントを含有する。バイオサーファクタントとは、微生物により生産される天然の化合物であり、一般に生分解性が高く、人体に対する皮膚刺激性が低いため環境や人体への安定性が極めて高いという特徴を持つ。本発明で用いられるバイオサーファクタントとしては、リポペプチド化合物のサーファクチン、アルスロファクチン、イチュリン、糖脂質のマンノシルエリスリトールリピッドやソホロリピッド、トレハロースリピッド、ラムノリピッド、脂肪酸のスピクリスポール酸、ポリマーのエマルザンなど、またはこれらの塩が挙げられるが、これらに限られるものではない。
上記の中でも少量で乳化組成物の安定化の効果が得られることから、リポペプチド化合物のサーファクチン、アルスロファクチン、イチュリン、またはそれらの塩が好ましく、サーファクチンまたはその塩が特に好ましい。
ここで、サーファクチンの塩とは、一般式(1)
[式中、Xは、ロイシン、イソロイシンおよびバリンから選択されるアミノ酸残基を示し、RはC9−18アルキル基を示し、M+はアルカリ金属イオンまたは第四級アンモニウムイオンを示す]
で示される化合物、またはこの化合物を2種以上含有する組成物である。
で示される化合物、またはこの化合物を2種以上含有する組成物である。
Xとしてのアミノ酸残基は、L体でもD体でもよいが、L体が好ましい。
「C9−18アルキル基」は、炭素数9以上、18以下の直鎖状または分枝鎖状の一価飽和炭化水素基をいう。例えば、n−ノニル基、6−メチルオクチル基、7−メチルオクチル基、n−デシル基、8−メチルノニル基、n−ウンデシル基、9−メチルデシル基、n−ドデシル基、10−メチルウンデシル基、n−トリデシル基、11−メチルドデシル基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基、n−ヘプタデシル基、n−オクタデシル基などが挙げられる。
アルカリ金属イオンは特に限定されないが、リチウムイオン、ナトリウムイオン、カリウムイオンなどを表す。
第四級アンモニウムイオンの置換基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、tert−ブチル基等のアルキル基;ベンジル基、メチルベンジル基、フェニルエチル基等のアラルキル基;フェニル基、トルイル基、キシリル基等のアリール基等の有機基が挙げられる。第四級アンモニウムイオンとしては、例えば、テトラメチルアンモニウムイオン、テトラエチルアンモニウムイオン、ピリジニウムイオン等が挙げられる。
上記サーファクチンまたはその塩は1種、または2種以上使用してもよい。
サーファクチンまたはその塩は、公知方法に従って、微生物、例えばバチルス・ズブチリスに属する菌株を培養し、その培養液から分離することができ、精製品であっても、未精製、例えば培養液のまま使用することも出来る。また、化学合成法によって得られるものでも同様に使用できる。
本発明のバイオサーファクタントの濃度は0.01重量%〜5重量%であることが望ましく、好ましくは0.05重量%〜3重量%、さらに好ましくは0.08重量%〜2重量%が望ましい。バイオサーファクタントの濃度が0.01重量%よりも小さい場合、バイオサーファクタントによる界面活性効果が得られず、安定な乳化組成物が得られない可能性があり、5重量%よりも大きい場合、本発明の特徴であるべたつきのないさっぱりとした使用感が得られない。
本発明の乳化組成物は、油性成分を含有する。本発明の油性成分は、水と任意の割合では混合しないものであれば、特に限定はされないが、スクワラン、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、セレシン、ポリエチレン末、スクワレン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン、流動イソパラフィン、ポリブテン、ミネラル油などの炭化水素類、ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ホホバ油、ラノリン、鯨ロウ等のロウ類、マカデミアナッツ油、オリーブ油、綿実油、大豆油、アボガド油、コメヌカ油、米油、コメ胚芽油、パーム核油、ヒマシ油、ローズヒップ油、月見草油、ツバキ油、馬油、グレープシード油、ヤシ油、メドウホーム油、シアバター、コーン油、サフラワー油、ゴマ油等の油脂類、パルミチン酸エチルヘキシル、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、トリ(カプリル酸・カプリン酸)グリセリル、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、セバシン酸ジイソプロピル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル等のエステル類、ミリスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類、メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン等のシリコーン油類、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、バチルアルコール、キミルアルコール等のアルキルグリセリルエーテル類のいずれか1種または2種以上を使用するのが好ましい。
本発明の油性成分の濃度は2重量%〜25重量%であることが望ましく、好ましくは5重量%〜23重量%であることが望ましい。油性成分の濃度が2重量%より小さい場合、油性成分特有のエモリエント効果や保湿効果が得られない可能性が高く、25重量%よりも大きい場合、油性成分由来のべた付きの原因となりさっばりとした使用感が得られない。
本発明の乳化組成物は、水性成分を含有する。本発明の水性成分は、特に限定はされないが、水、2価アルコール、多価アルコール、糖類、糖アルコール、アミノ酸類、ペプチド類のいずれか1種または2種以上を使用するのが好ましい。
本発明の水性成分の濃度は1重量%〜99重量%であることが望ましく、好ましくは10重量%〜90重量%であることが望ましい。水性成分が上記の濃度範囲にあることにより、安定な乳化組成物が得られる。
本発明の乳化組成物は、増粘剤を含有する。本発明の増粘剤は、キサンタンガム、タラガムのいずれか1種または2種以上を使用するのが好ましい。
本発明の増粘剤の濃度は0.05重量%〜10重量%であることが望ましく、好ましくは0.1重量%〜5重量%であることが望ましい。増粘剤の濃度が0.05重量%より小さい場合、安定な乳化組成物が得られない可能性があり、10重量%よりも大きい場合、べた付きの原因となりさっぱりとした使用感が得られない。
本発明の乳化組成物には、本発明の効果を達成する範囲で任意の成分を配合することができる。任意の成分としては、例えば、エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール類; 非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、エモリエント剤、乳化剤、可溶化剤、抗炎症剤、保湿剤、防腐剤、殺菌剤、pH調整剤、色素、香料、粉体類等が挙げられる。
本発明の乳化組成物は、例えば、水性成分にバイオサーファクタントを溶解し、撹拌しながら油性成分を少量ずつ添加していくこと等により調製することができる。水性成分として、水とその他成分を併用する場合は、水は油性成分を添加した後に添加してもよい。
油性成分は、所定量ずつ添加(分割添加)しても、連続的に添加( 連続添加)してもよい。
分割添加の場合には、既に添加されている水性成分の量の60質量%以下、好ましくは30質量%以下、より好ましくは10質量%以下の量を一度に添加し、撹拌して均一にする。それを繰り返すことにより必要量を添加する。
連続添加の場合、添加速度は既に添加されている水性成分の量の60質量%/分以下、好ましくは30質量%/分以下、より好ましくは10質量%/分以下である。
また、他の成分を添加する場合は、油性成分を添加する前に添加しても、油性成分に溶解または分散させて添加しても、油性成分を全量添加した後に添加しても、油性成分を添加している途中で添加してもいずれの方法でもかまわない。水性成分は、最初に全量を添加しても、添加量の一部を最初に使用して残りを後から添加してもよい。
本発明の乳化組成物の用途として、好ましくは化粧料等が挙げられ、例えばクリーム、ローション、クレンジングジェル、クレンジングクリーム等の基礎化粧料; ファンデーション、アイシャドウ、リップカラー、リップグロス等のメーキャップ化粧料; ヘアクリーム、スタイリングジェル、ヘアワックス等の頭髪用化粧料; シャンプー、リンス、ハンドソープ、ボディーソープ、洗顔フォーム等の洗浄料等に好適に使用することができる。
本発明の乳化物は例えば以下のようにして調整されるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実施例1)
(1)サーファクチンナトリウム 0.192%
(2)グリセリン 3.04%
(3)スクアラン 20%
(4)1,3−プロパンジオール 2.4%
(5)ヒノキチオール 0.1%
(6)キサンタンガム 0.6%
(7)水 73.668%
(2)に(1)を投入し、攪拌溶解した(これを(8)とする)。(8)に(3)を徐々に投入し、ゲル状組成物を得た(これを(9)とする)。(4)に(5)を投入し、溶解後(7)に投入した(これを(10)とする)。(10)に(6)を攪拌しながら徐々に投入した(これを(11)とする)。(9)に(11)を攪拌しながら徐々に投入した。
(1)サーファクチンナトリウム 0.192%
(2)グリセリン 3.04%
(3)スクアラン 20%
(4)1,3−プロパンジオール 2.4%
(5)ヒノキチオール 0.1%
(6)キサンタンガム 0.6%
(7)水 73.668%
(2)に(1)を投入し、攪拌溶解した(これを(8)とする)。(8)に(3)を徐々に投入し、ゲル状組成物を得た(これを(9)とする)。(4)に(5)を投入し、溶解後(7)に投入した(これを(10)とする)。(10)に(6)を攪拌しながら徐々に投入した(これを(11)とする)。(9)に(11)を攪拌しながら徐々に投入した。
(実施例2)
(1)サーファクチンナトリウム 0.092%
(2)グリセリン 4.02%
(3)スクアラン 5.0%
(4)ホホバ油 5.0%
(5)1,3−プロパンジオール 2.4%
(6)クエン酸3Na 1.2%
(7)ヒノキチオール 0.1%
(8)キサンタンガム 0.45%
(9)タマリンドガム 0.15%
(10)水 81.588%
(2)に(1)を投入し、攪拌溶解した(これを(11)とする)。(11)に(3)、(4)を徐々に投入し、ゲル状組成物を得た(これを(12)とする)。(5)に(7)を投入し、溶解後(10)に投入した(これを(13)とする)。(13)に(6)を投入後、(8)、(9)を攪拌しながら徐々に投入した(これを(14)とする)。(12)に(14)を攪拌しながら徐々に投入した。
(1)サーファクチンナトリウム 0.092%
(2)グリセリン 4.02%
(3)スクアラン 5.0%
(4)ホホバ油 5.0%
(5)1,3−プロパンジオール 2.4%
(6)クエン酸3Na 1.2%
(7)ヒノキチオール 0.1%
(8)キサンタンガム 0.45%
(9)タマリンドガム 0.15%
(10)水 81.588%
(2)に(1)を投入し、攪拌溶解した(これを(11)とする)。(11)に(3)、(4)を徐々に投入し、ゲル状組成物を得た(これを(12)とする)。(5)に(7)を投入し、溶解後(10)に投入した(これを(13)とする)。(13)に(6)を投入後、(8)、(9)を攪拌しながら徐々に投入した(これを(14)とする)。(12)に(14)を攪拌しながら徐々に投入した。
(比較例1)
(1)ステアリン酸グリセリル 3.0%
(2)グリセリン 4.02%
(3)スクアラン 5.0%
(4)ホホバ油 5.0%
(5)1,3−プロパンジオール 2.4%
(6)クエン酸3Na 1.2%
(7)ヒノキチオール 0.1%
(8)キサンタンガム 0.45%
(9)タマリンドガム 0.15%
(10)水 78.68%
(3)、(4)に(1)を投入し、加熱攪拌溶解した(これを(11)とする)。(5)に(7)を投入し、溶解後、(10)に投入した(これを(12)とする)。(12)に(6)を投入後、(8)、(9)を攪拌しながら徐々に投入した(これを(13)とする)。85℃に加熱した(11)に85℃に加熱した(13)を徐々に投入した後、85℃でホモミキサーにて5000rpmで5分間攪拌した。その後、25℃になるまで徐々に冷却した。
(1)ステアリン酸グリセリル 3.0%
(2)グリセリン 4.02%
(3)スクアラン 5.0%
(4)ホホバ油 5.0%
(5)1,3−プロパンジオール 2.4%
(6)クエン酸3Na 1.2%
(7)ヒノキチオール 0.1%
(8)キサンタンガム 0.45%
(9)タマリンドガム 0.15%
(10)水 78.68%
(3)、(4)に(1)を投入し、加熱攪拌溶解した(これを(11)とする)。(5)に(7)を投入し、溶解後、(10)に投入した(これを(12)とする)。(12)に(6)を投入後、(8)、(9)を攪拌しながら徐々に投入した(これを(13)とする)。85℃に加熱した(11)に85℃に加熱した(13)を徐々に投入した後、85℃でホモミキサーにて5000rpmで5分間攪拌した。その後、25℃になるまで徐々に冷却した。
〔使用感評価〕
上記実施例1(No1)、実施例2(No2)と比較対象として比較例1(No3)についてべたつき、さっぱり感を評価した。結果を表1に示す。No3はべたつきが強く、さっぱり感に乏しかったが、No1、No2はべたつかず、強いさっぱり感を有していた。
上記実施例1(No1)、実施例2(No2)と比較対象として比較例1(No3)についてべたつき、さっぱり感を評価した。結果を表1に示す。No3はべたつきが強く、さっぱり感に乏しかったが、No1、No2はべたつかず、強いさっぱり感を有していた。
<べたつき>
パネル(評価者)4名に使用させ、使用感を以下のように点数をつけ、総和を評価点とした。それを以下の基準で判定した。
パネル(評価者)4名に使用させ、使用感を以下のように点数をつけ、総和を評価点とした。それを以下の基準で判定した。
≪点数≫
2点:塗布後に油性感もなくまったくべたつかない。
1点:塗布後にべたつかない。
0点:塗布後にべたつく。
2点:塗布後に油性感もなくまったくべたつかない。
1点:塗布後にべたつかない。
0点:塗布後にべたつく。
≪判定基準≫
◎:総和8〜7点・・・非常に良い
○:総和6〜4点・・・良い
△:総和3〜2点・・・やや良い
×:総和1点以下・・・悪い
◎:総和8〜7点・・・非常に良い
○:総和6〜4点・・・良い
△:総和3〜2点・・・やや良い
×:総和1点以下・・・悪い
<さっぱり感>
パネル(評価者)4名に使用させ、使用感を以下のように点数をつけ、総和を評価点とした。それを以下の基準で判定した。
パネル(評価者)4名に使用させ、使用感を以下のように点数をつけ、総和を評価点とした。それを以下の基準で判定した。
≪点数≫
2点:塗布後にしっとりしつつもさっぱり感が強い。
1点:塗布後にしっとりしてさっぱり感がある。
0点:塗布後にさっぱり感がない。
2点:塗布後にしっとりしつつもさっぱり感が強い。
1点:塗布後にしっとりしてさっぱり感がある。
0点:塗布後にさっぱり感がない。
≪判定基準≫
◎:総和8〜7点・・・非常に良い
○:総和6〜4点・・・良い
△:総和3〜2点・・・やや良い
×:総和1点以下・・・悪い
◎:総和8〜7点・・・非常に良い
○:総和6〜4点・・・良い
△:総和3〜2点・・・やや良い
×:総和1点以下・・・悪い
Claims (5)
- 下記(A)〜(D)を含有し、前記(A)の濃度が0.01重量%〜5重量%、前記(B)の濃度が2重量%〜25重量%であることを特徴とする乳化組成物。
(A)バイオサーファクタント
(B)油性成分
(C)水性成分
(D)増粘剤 - 前記(A)バイオサーファクタントがサーファクチンまたはその塩である請求項1記載の乳化組成物
- 前記(C)の水性成分の濃度が1重量%〜99重量%である請求項1〜2に記載の乳化組成物。
- 前記(D)の増粘剤の濃度が0.05重量%〜10重量%である請求項1〜3に記載の乳化組成物。
- 請求項1〜4に記載の乳化組成物を用いることを特徴とする化粧料。
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