JP6407068B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
り、ルーフ外端部とカバー外端部との間をシールすることができる。
運転キャビンのルーフ部と、
前記ルーフ部のうち前記運転キャビンの側壁から機体外側に張り出した部分を下方から覆うカバー部と、
前記ルーフ部のうち外端側のルーフ外端部と前記カバー部のうち外端側のカバー外端部との間をシールするシール部と、を備え、
前記シール部に、
長尺状かつ中空状に形成され、前記ルーフ外端部と前記カバー外端部との間に介装される弾性部材と、
前記ルーフ部と前記カバー部とに亘るように前記弾性部材を貫通する状態で設けられ、締付けによって前記ルーフ部と前記カバー部とを接近させることで、前記弾性部材を圧縮させる締結具と、
内部に前記締結具を挿通可能に構成されていると共に、前記締結具の貫通方向に沿って、前記弾性部材に挿入されて、前記締結具の締付け限界を決定するボス部材と、が備えられており、
前記ボス部材の端部にフランジ部が設けられており、
前記フランジ部は、前記カバー部の上フランジ部の下面に当接するように構成され、前記締結具を締め付けた時に、前記締結具と前記上フランジ部とによって挟持されることにある。
弾性部材が変形し易い中空状に形成されているため、弾性部材の硬さを落とさなくても、締結具の締付けによって締付け箇所を変形させ易い。そして、弾性部材の硬さを維持することにより、締付け箇所の締付け力が締付け箇所から離れた箇所にしっかりと伝わり易く、締付け箇所と締付け箇所から離れた箇所との圧縮量の差を小さくすることができる。すなわち、弾性部材の硬さを落とすことなく、弾性部材の変形のし易さを確保することができる。したがって、シール部がシール性を十分に発揮するように、弾性部材を好適に弾性変形させることができる。
前記運転キャビンに支持されていると共に、前記カバー部と前記弾性部材との間に位置するフレーム部材を備え、
前記弾性部材は、前記フレーム部材に接着固定されていると好適である。
前記ルーフ外端部に、前記シール部の横外側方に位置し、弾性部材を側方から覆うように下方に突出する下がり部が設けられていると好適である。
図1及び図2には、自脱型コンバイン(本発明に係る「コンバイン」に相当)を示している。なお、以下の説明においては、図2に示す矢印Fの方向を「機体前側」、矢印Bの方向を「機体後側」、矢印Lの方向を「機体左側」、矢印Rの方向を「機体右側」とする。
図3から図5に示すように、運転キャビン4は、運転座席9を有する運転部10と、運転部10の上方を覆うキャビン部11と、を有している。運転部10において、運転座席9の左方と前方には、それぞれ、サイドパネル12とフロントパネル13が設けられている。サイドパネル12には、主変速レバー14その他の操作具が配設されている。フロントパネル13には、ステアリングレバー15その他の操作具や計器表示部16が配設されている。計器表示部16には、作業速度計やエンジン回転計、燃料計が配設されている。
図7に示すように、開閉ガラス37は、ドアサッシ39のうち機体横外側の枠部に、上下方向に移動可能に取り付けられている。固定ガラス38は、ドアサッシ39のうち機体横内側の枠部に、上下方向に移動不能に取り付けられている。ドアサッシ39は、前辺部39Aと、後辺部39Bと、上辺部39Cと、下辺部39Dと、を有している。
38の上端部は、下方に凹入する形状に形成されている。すなわち、固定ガラス38の上
端部と開閉ガラス37の下端部とは、互いに対応する凹凸形状に形成されている。
図8に示すように、エンジンボンネット17上の右端部には、板金製の隔壁45が設けられている。運転キャビン4の室内と防塵カバー21の上部及びドア26との間は、隔壁45によって塞がれている。すなわち、運転キャビン4の室内と防塵カバー21の上部及びドア26との間が、一つの隔壁45によって塞がれている。また、隔壁45とドアサッシフレーム40との間には、シール用のトリム46が設けられていると共に、隔壁45と防塵カバー21との間には、シール用のパッキン47が設けられている。このように、防塵カバー21とドア26とで隔壁45を共通化することにより、防塵カバー21用の隔壁とドア26用の隔壁とを別々に設けるのと比較して、運転キャビン4の室内を広くすることができると共に、部品のコストダウンを図ることが可能である。
図9から図11に示すように、ルーフ部22は、アウタールーフ48と、インナールーフ49と、を有している。ルーフ部22は、ルーフフレーム50によって支持されている。ルーフ部22には、運転キャビン4内の空気を調節するエアコンユニット51と、エアコンユニット51からの空気を運転キャビン4内に送風する送風ダクト52と、エアコンユニット51に外気を導入する外気導入部53と、外気導入部53からの外気をエアコンユニット51に送入する外気導入経路54と、が設けられている。
図9から図11に示すように、エアコンユニット51は、熱交換器部51Aと、熱交換器部51Aに送風する送風ファン51Bと、を有している。エアコンユニット51は、ルーフ部22の後部に収容されている。エアコンユニット51は、アウタールーフ48とインナールーフ49との間に内装された状態で、キャビン部11の後側壁の上端部に載置支持されている。エアコンユニット51の後部は、カバー部65によって下方から覆われている。
カバー部65は、アウタールーフ48のうちキャビン部11の後側壁から機体外側に張り出した部分を下方から覆っている。カバー部65は、その前面と上面がそれぞれ前方と上方に開口するように形成されている。カバー部65の前開口縁部と上開口縁部には、それぞれ、前フランジ部65aと上フランジ部65b(本発明に係る「カバー外端部」に相当)が形成されている。前フランジ部65aは、連結プレート64を介してキャビン部11の後側壁の上端部に後方から連結されている。上フランジ部26bは、アウタールーフ48のうち外端側のルーフ外端部48bに、ボルト66(本発明に係る「締結具」に相当)によって下方から固定されている。ルーフ外端部48bは、上方に凹入するように形成されている。ルーフ外端部48bと上フランジ部65bとの間は、シール部67によってシールされている。
図11、図15及び図16から図18に示すように、シール部67は、弾性部材68と、ボルト66と、ボス部材69と、を備えている。
フレーム部材70は、カバー部65と弾性部材68との間に位置している。フレーム部
材70は、平面視において、上フランジ部65bに沿う形状に形成されている。フレーム部材70は、例えば、鉄等の金属製の部材で構成されている。フレーム部材70のうち左側の前端部と右側の前端部には、それぞれ、左連結部70bと右連結部70cが形成されている。左連結部70bと右連結部70cは、それぞれ、左の前後フレーム50Bの後端部と右の前後フレーム50Bの後端部に連結されている。
図17に示すように、ボルト66を締め付ける前は、ボス部材69の上端部がナット71に当接していない。そして、図18に示すように、ボルト66を締め付けることにより、ルーフ外端部48bと上フランジ部65bとが接近して、弾性部材68が圧縮する。そして、ボス部材69の上端部がナット71に当接することで、それ以上、ボルト66を締め付けることができない。こうして、ボルト66の締付け限界がボス部材69によって決定される。
図19に示すように、窓サッシフレーム36は、前辺部36Aと、下辺部36Bと、第一後辺部36Cと、第二後辺部36Dと、を有している。前辺部36A、下辺部36B、第一後辺部36C及び第二後辺部36Dは、一連の部材で構成されている。前辺部36Aと下辺部36Bとの接続部分と、下辺部36Bと第一後辺部36Cとの接続部分と、第一後辺部36Cと第二後辺部36Dとの接続部分には、それぞれ、三角形状の切込部36a・36b・36cが形成されている。
図20に示すように、右縦フレーム30には、三つの突起部30aと二つの切欠部30bが交互に形成されている。一方、前支柱31には、突起部30aに対応する嵌合孔31aが形成されている。なお、突起部30aと切欠部30bの数は、あくまでも例であり、これらの数に限定されるものではない。
図24及び図25に示すように、キャビン部11には、ドアロック72が設けられている。ドアロック72は、ドア26側のフック(図示省略)が引掛可能なラッチ73を有している。ラッチ73は、ステー74を介して前支柱31に支持されている。ステー74は、その下端部がその上端部に対して機体横外方側(右方側)に偏倚するように形成されている。ステー74の上端部は、前支柱31の前面に連結部75を介して連結されている。ステー74の下端部のうち機体横内方側の側面(左側面)には、ラッチ73が連結部76を介して連結されている。ステー74の上下中間部には、上下方向に長い長孔74aが形成されている。
(1)上記実施形態では、弾性部材68がフレーム部材70に接着固定されているが、アウタールーフ48(ルーフ外端部48b)に接着固定されていてもよい。また、フレーム部材70を廃して、弾性部材68がカバー部65(上フランジ部65b)に接着固定されていてもよい。
22 ルーフ部
48b ルーフ外端部
65 カバー部
65b 上フランジ部(カバー外端部)
66 ボルト(締結具)
67 シール部
68 弾性部材
69 ボス部材
69a フランジ部
70 フレーム部材
Claims (3)
- 運転キャビンのルーフ部と、
前記ルーフ部のうち前記運転キャビンの側壁から機体外側に張り出した部分を下方から覆うカバー部と、
前記ルーフ部のうち外端側のルーフ外端部と前記カバー部のうち外端側のカバー外端部との間をシールするシール部と、を備え、
前記シール部に、
長尺状かつ中空状に形成され、前記ルーフ外端部と前記カバー外端部との間に介装される弾性部材と、
前記ルーフ部と前記カバー部とに亘るように前記弾性部材を貫通する状態で設けられ、締付けによって前記ルーフ部と前記カバー部とを接近させることで、前記弾性部材を圧縮させる締結具と、
内部に前記締結具を挿通可能に構成されていると共に、前記締結具の貫通方向に沿って、前記弾性部材に挿入されて、前記締結具の締付け限界を決定するボス部材と、が備えられており、
前記ボス部材の端部にフランジ部が設けられており、
前記フランジ部は、前記カバー部の上フランジ部の下面に当接するように構成され、前記締結具を締め付けた時に、前記締結具と前記上フランジ部とによって挟持されるコンバイン。 - 前記運転キャビンに支持されていると共に、前記カバー部と前記弾性部材との間に位置するフレーム部材を備え、
前記弾性部材は、前記フレーム部材に接着固定されている請求項1に記載のコンバイン。 - 前記ルーフ外端部に、前記シール部の横外側方に位置し、弾性部材を側方から覆うように下方に突出する下がり部が設けられている請求項1又は2に記載のコンバイン。
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JP2015048651A JP6407068B2 (ja) | 2015-03-11 | 2015-03-11 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015048651A JP6407068B2 (ja) | 2015-03-11 | 2015-03-11 | コンバイン |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015048651A Active JP6407068B2 (ja) | 2015-03-11 | 2015-03-11 | コンバイン |
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