JP6407068B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、運転キャビンのルーフ部と、ルーフ部のうち運転キャビンの側壁から機体外側に張り出した部分を下方から覆うカバー部と、を備えるコンバインに関する。
上記のようなコンバインでは、ルーフ部のうち外端側のルーフ外端部とカバー部のうち外端側のカバー外端部との間から水が浸入し易いことから、ルーフ外端部とカバー外端部との間をシールするシール部を設ける必要がある。このようなシール部として、例えば、特許文献1に記載の技術が既に知られている。
特許文献1に記載の技術では、ルーフ部のうち運転キャビン(文献では「キャビン」)の後側壁から機体外側に張り出した部分が、カバー部(文献では「下部カバー」)によって下方から覆われており、このルーフ部とカバー部とで、空調ユニットの収納空間が形成されている。そして、ルーフ外端部とカバー外端部との間には、弾性部材(文献では「第1シール部材」、「第2シール部材」)が介装されており、ルーフ部とカバー部とに亘るように、複数の締結具(文献では「取付具」)が所定間隔毎に設けられている。この締結具の締付けによってルーフ部とカバー部とを接近させて、弾性部材を圧縮させることによ
り、ルーフ外端部とカバー外端部との間をシールすることができる。
特開2008−80871号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、締結具の締付け量を、締付け作業を行う作業者が感覚によって決定するため、締結具の締付け量が締付け箇所によってばらつき易い。この結果、締結具の締付けが不十分であると、シール部が十分なシール性を発揮することができない。
上記状況に鑑み、ルーフ外端部とカバー外端部との間をシールするシール部において、ルーフ外端部とカバー外端部との間に介装される弾性部材を圧縮させる締結具の締付け量を、規定通りに管理するのが容易なコンバインが要望されている。
本発明の特徴は、
運転キャビンのルーフ部と、
前記ルーフ部のうち前記運転キャビンの側壁から機体外側に張り出した部分を下方から覆うカバー部と、
前記ルーフ部のうち外端側のルーフ外端部と前記カバー部のうち外端側のカバー外端部との間をシールするシール部と、を備え、
前記シール部に、
長尺状かつ中空状に形成され、前記ルーフ外端部と前記カバー外端部との間に介装される弾性部材と、
前記ルーフ部と前記カバー部とに亘るように前記弾性部材を貫通する状態で設けられ、締付けによって前記ルーフ部と前記カバー部とを接近させることで、前記弾性部材を圧縮させる締結具と、
内部に前記締結具を挿通可能に構成されていると共に、前記締結具の貫通方向に沿って、前記弾性部材に挿入されて、前記締結具の締付け限界を決定するボス部材と、が備えられており、
前記ボス部材の端部にフランジ部が設けられており、
前記フランジ部は、前記カバー部の上フランジ部の下面に当接するように構成され、前記締結具を締め付けた時に、前記締結具と前記上フランジ部とによって挟持されることにある。
本特徴構成によれば、締結具の締付け限界がボス部材によって決定されるため、締結具の締付け量を規定通りに管理するのが容易であると共に、締付け箇所が複数ある場合でも、全ての締結具の締付け量を一定にすることができる。また、締結具の締付け力がフランジ部を介して弾性部材に伝わり易く、弾性部材を締付け箇所に片寄ることなく全体的に均一に圧縮させて、シール部のシール性を均質にすることができる。
弾性部材が変形し易い中空状に形成されているため、弾性部材の硬さを落とさなくても、締結具の締付けによって締付け箇所を変形させ易い。そして、弾性部材の硬さを維持することにより、締付け箇所の締付け力が締付け箇所から離れた箇所にしっかりと伝わり易く、締付け箇所と締付け箇所から離れた箇所との圧縮量の差を小さくすることができる。すなわち、弾性部材の硬さを落とすことなく、弾性部材の変形のし易さを確保することができる。したがって、シール部がシール性を十分に発揮するように、弾性部材を好適に弾性変形させることができる。
さらに、本発明において、
前記運転キャビンに支持されていると共に、前記カバー部と前記弾性部材との間に位置するフレーム部材を備え、
前記弾性部材は、前記フレーム部材に接着固定されていると好適である。
通常、ルーフ部やカバー部は、樹脂等の伸縮し易い材料で構成されている一方、フレーム部材は、金属等の伸縮し難い材料で構成されている。本特徴構成によれば、弾性部材が、伸縮し難い材質のフレーム部材に接着固定されているため、弾性部材が剥がれ難く、シール部のシール性を損ない難い。
さらに、本発明において、
前記ルーフ外端部に、前記シール部の横外側方に位置し、弾性部材を側方から覆うように下方に突出する下がり部が設けられていると好適である。
自脱型コンバインを示す右側面図である。 自脱型コンバインを示す平面図である。 運転キャビンを示す右側面図である。 運転キャビンを示す平面断面図である。 運転キャビンを示す左側面図である。 (a)フロントガラスの下端部と横フレームとの連結状態を示す左側面断面図である。(b)横フレームとフロントカバーとの隙間のコーキング処理を示す左側面断面図である。 ドアを示す右側面一部断面図である。 (a)運転キャビンの隔壁構造を示す斜視断面図である。(b)同じく平面断面図である。 ルーフ部の内部を示す平面図である。 ルーフ部を示す右側面断面図である。 ルーフ部の後部を示す右側面断面図である。 ルーフ部を示す正面断面図である。 ルーフ部の取付構造を示す正面断面図である。 ルーフ部の取付構造を示す右側面断面図である。 シール部を示す分解斜視図である。 弾性部材を示す斜視図である。 ボルトを締め付ける前のシール部の状態を示す右側面断面図である。 ボルトを締め付けた後のシール部の状態を示す右側面断面図である。 (a)窓サッシフレームを示す左側面図である。(b)前辺部と下辺部との接続部分を示す図である。(c)下辺部と第一後辺部との接続部分を示す図である。(d)第一後辺部と第二後辺部との接続部分を示す図である。 左縦フレーム及びステーの溶接固定構造を示す分解斜視図である。 右縦フレーム及びステーの溶接固定構造を示す分解斜視図である。 (a)ストッパがストッパプレートに取り付けられた状態を示す右側面図である。(b)同じく正面図である。 ストッパプレートの溶接固定構造を示す分解斜視図である。 運転キャビンの組立て構造を示す分解右側面図である。 (a)ドアロックを示す右側面図である。(b)ドアロックを示す背面図である。 キャビン部と運転部との位置決め部を示す斜視図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。
〔自脱型コンバインの全体構成〕
図1及び図2には、自脱型コンバイン(本発明に係る「コンバイン」に相当)を示している。なお、以下の説明においては、図2に示す矢印Fの方向を「機体前側」、矢印Bの方向を「機体後側」、矢印Lの方向を「機体左側」、矢印Rの方向を「機体右側」とする。
自脱型コンバインは、クローラ式の走行装置1と、走行装置1で支持される機体フレーム2と、を備えている。機体フレーム2の前端部には、植立穀稈を刈り取る刈取部3が昇降可能に設けられている。刈取部3の後方には、運転キャビン4が設けられている。運転キャビン4の下部には、エンジン5が設けられている。運転キャビン4の後方には、刈取穀稈を脱穀する脱穀装置6と、穀粒を貯留するグレンタンク7とが、左右方向に隣り合う状態で設けられている。グレンタンク7には、グレンタンク7内の穀粒を排出するアンローダ8が設けられている。
〔運転キャビン〕
図3から図5に示すように、運転キャビン4は、運転座席9を有する運転部10と、運転部10の上方を覆うキャビン部11と、を有している。運転部10において、運転座席9の左方と前方には、それぞれ、サイドパネル12とフロントパネル13が設けられている。サイドパネル12には、主変速レバー14その他の操作具が配設されている。フロントパネル13には、ステアリングレバー15その他の操作具や計器表示部16が配設されている。計器表示部16には、作業速度計やエンジン回転計、燃料計が配設されている。
運転部10の前部には、フロントカバー18が設けられている。運転部10の後部には、エンジン5を覆うエンジンボンネット17が設けられている。エンジンボンネット17の上面には、運転座席9が取り付けられている。エンジンボンネット17の内部には、エンジンルーム17Aが形成されている。エンジンルーム17Aには、エンジン5の他、ラジエータ(図示省略)や冷却ファン19、エアクリーナ20等が収容されている。エンジンルーム17Aの右側部は、防塵網21aを有する防塵カバー21によって覆われている。防塵カバー21は、前後方向に延びる軸心Y1周りで開閉可能に構成されている。冷却ファン19が回転することにより、エンジンルーム17Aの外部の空気が防塵網21aを通してエンジンルーム17Aに導入される。
キャビン部11の上部には、ルーフ部22が設けられている。キャビン部11のうち前側壁、後側壁、左側壁及び右側壁には、それぞれ、フロントガラス23、リヤガラス24、窓部33及びドア26が設けられている。左フロントサイドガラス27と右フロントサイドガラス28が、それぞれ、フロントガラス23の左端と右端に連なる状態で設けられている。
フロントガラス23の下端部は、横フレーム29に連結されている。横フレーム29とフロントカバー18との隙間は、前方、左方及び右方の三方に亘ってコーキング材Cによるコーキング処理が為されている(図6参照)。このコーキング材Cとして、例えば、黒色又は略黒色のコーキング材を用いることができる。
右フロントサイドガラス28は、右縦フレーム30に支持されている。右縦フレーム30は、前支柱31に溶接固定されている。左フロントサイドガラス27は、左縦フレーム32に支持されている。左縦フレーム32は、窓サッシフレーム36(前辺部36A)に溶接固定されている。
窓部33は、前後引違い式のサイドガラス34と、サイドガラス34が取り付けられる窓サッシ35と、窓サッシ35を支持する窓サッシフレーム36と、を有している。
ドア26は、上側の開閉ガラス37と、下側の固定ガラス38と、これらが取り付けられるドアサッシ39と、ドアサッシ39を支持するドアサッシフレーム40と、を有している。ドア26は、後支柱41に上下一対のヒンジ26aを介して開閉可能に取り付けられている。ドア26用のドアストッパ42がストッパプレート43に取り付けられており、ストッパプレート43が後支柱41に溶接固定されている。
〔開閉ガラスの開閉構造〕
図7に示すように、開閉ガラス37は、ドアサッシ39のうち機体横外側の枠部に、上下方向に移動可能に取り付けられている。固定ガラス38は、ドアサッシ39のうち機体横内側の枠部に、上下方向に移動不能に取り付けられている。ドアサッシ39は、前辺部39Aと、後辺部39Bと、上辺部39Cと、下辺部39Dと、を有している。
開閉ガラス37の下端部は、下方に突出する形状に形成されていると共に、固定ガラス
38の上端部は、下方に凹入する形状に形成されている。すなわち、固定ガラス38の上
端部と開閉ガラス37の下端部とは、互いに対応する凹凸形状に形成されている。
開閉ガラス37の下端部には、その前後中央部に位置して下方に膨らむように湾曲する湾曲部37A、湾曲部37Aの前端に連なって前上がりに傾斜する前傾斜部37B、湾曲部37Aの後端に連なって後上がりに傾斜する後傾斜部37Cが形成されている。ここで、後傾斜部37Cの傾斜角度θ1は、前傾斜部37Bの傾斜角度θ2よりも大きく設定されている。また、後傾斜部37Cの傾斜角度θ1は、ドアサッシ39(後辺部39B)のうち湾曲部39aの傾斜角度θ3と同一又は略同一に設定されている。すなわち、後傾斜部37Cは、後辺部39Bのうち湾曲部39aと平行又は略平行に構成されている。なお、傾斜角度θ1・θ2・θ3は、図7の記載から明らかなように、いずれも水平面に対する傾斜角度である。
また、後辺部39Bのうち湾曲部39aには、開閉ガラス37が当接するストッパ44が設けられている。ストッパ44は、例えば、ゴム製の部材で構成されている。ストッパ44のうち開閉ガラス37が当接する部分は、開閉ガラス37のうち後傾斜部37C及び湾曲部37Aに沿う形状に形成されている。
このような構成によれば、後傾斜部37Cの傾斜角度θ1を前傾斜部37Bの傾斜角度θ2と同一に設定した場合よりも、開閉ガラス37を下方に大きく移動させることができるため、開閉ガラス37を開いた際に、開口面積を大きくすることができる。また、開閉ガラス37がストッパ44に当接した際に、開閉ガラス37Cとドアサッシ39(後辺部39B)のうち湾曲部39aとの間に隙間が生じない。したがって、開閉ガラス37を開いた際に、運転キャビン4の外側において、開閉ガラス37とドアサッシ39(後辺部39B)のうち湾曲部39aとの間の隙間に物が挟まれることがない。また、開閉ガラス37のうち湾曲部37Aの一部を含む後傾斜部37Cの略全体が、ストッパ44によって受けられるため、ストッパ44に作用する荷重が小さくなり、ストッパ44の耐久性が向上する。
〔運転キャビンの隔壁構造〕
図8に示すように、エンジンボンネット17上の右端部には、板金製の隔壁45が設けられている。運転キャビン4の室内と防塵カバー21の上部及びドア26との間は、隔壁45によって塞がれている。すなわち、運転キャビン4の室内と防塵カバー21の上部及びドア26との間が、一つの隔壁45によって塞がれている。また、隔壁45とドアサッシフレーム40との間には、シール用のトリム46が設けられていると共に、隔壁45と防塵カバー21との間には、シール用のパッキン47が設けられている。このように、防塵カバー21とドア26とで隔壁45を共通化することにより、防塵カバー21用の隔壁とドア26用の隔壁とを別々に設けるのと比較して、運転キャビン4の室内を広くすることができると共に、部品のコストダウンを図ることが可能である。
ここで、防塵カバー21の内側上部には、内側壁21bが設けられている。すなわち、本実施形態では、運転キャビン4の室内の防音効果を高めるべく、隔壁45と内側壁21bとの二重構造になっている。
〔ルーフ部〕
図9から図11に示すように、ルーフ部22は、アウタールーフ48と、インナールーフ49と、を有している。ルーフ部22は、ルーフフレーム50によって支持されている。ルーフ部22には、運転キャビン4内の空気を調節するエアコンユニット51と、エアコンユニット51からの空気を運転キャビン4内に送風する送風ダクト52と、エアコンユニット51に外気を導入する外気導入部53と、外気導入部53からの外気をエアコンユニット51に送入する外気導入経路54と、が設けられている。
ルーフフレーム50は、左右方向に延びる左右フレーム50Aと、前後方向に延びる左右一対の前後フレーム50Bと、を有している。左右フレーム50Aは、ルーフ部22の前端部を支持している。左右一対の前後フレーム50Bは、ルーフ部22の左右両端部を支持している。
アウタールーフ48は、その後端部がキャビン部11の後側壁よりも後方に突出するように形成されている。アウタールーフ48は、ルーフフレーム50(前後フレーム50B)側のステー55にボルト固定されている。ステー55は、前後フレーム50Bの横外面に溶接固定されている。
図12から図14に示すように、アウタールーフ48の前端部の左右中央部には、取付部48aが形成されている。取付部48aは、ルーフフレーム50(左右フレーム50A)側のステー56に取り付けられている。
ステー56は、固定部56Aと、横板部56Bと、左右一対の縦板部56Cと、を有している。固定部56Aは、左右フレーム50Aの前面の左右中央部に溶接固定されている。横板部56Bは、固定部56Aの上端部から取付部48aの下面に沿って前方に延出されている。横板部56Bは、ボルト57によって取付部48aに固定されている。取付部48aには、ボルト57に対応するインサートナット58が設けられている。
左右一対の縦板部56Cは、横板部56Bの左右両端部から取付部48aの横外面に沿って上方に延出されている。中空状のカラー59が、取付部48aを左右方向に貫通する状態で、左右一対の縦板部56Cに亘って設けられている。カラー59内には、カラー59よりも長い軸部を有するボルト60が挿通されている。ボルト60の軸部の先端部にはナット61が取り付けられている。ボルト60の軸部のうちナット61と右側の縦板部56Cとの間の部分には、バネ座金62及び平座金63が外嵌されている。ボルト60の軸部のうちボルト60の頭部と左側の縦板部56Cとの間の部分には、平座金63が外嵌されている。
このような構成によれば、アウタールーフ48がボルト57とカラー59の二箇所でステー56に取り付けられているため、アウタールーフ48をステー56に強固に取り付けることができる。
〔エアコンユニット〕
図9から図11に示すように、エアコンユニット51は、熱交換器部51Aと、熱交換器部51Aに送風する送風ファン51Bと、を有している。エアコンユニット51は、ルーフ部22の後部に収容されている。エアコンユニット51は、アウタールーフ48とインナールーフ49との間に内装された状態で、キャビン部11の後側壁の上端部に載置支持されている。エアコンユニット51の後部は、カバー部65によって下方から覆われている。
〔カバー部〕
カバー部65は、アウタールーフ48のうちキャビン部11の後側壁から機体外側に張り出した部分を下方から覆っている。カバー部65は、その前面と上面がそれぞれ前方と上方に開口するように形成されている。カバー部65の前開口縁部と上開口縁部には、それぞれ、前フランジ部65aと上フランジ部65b(本発明に係る「カバー外端部」に相当)が形成されている。前フランジ部65aは、連結プレート64を介してキャビン部11の後側壁の上端部に後方から連結されている。上フランジ部26bは、アウタールーフ48のうち外端側のルーフ外端部48bに、ボルト66(本発明に係る「締結具」に相当)によって下方から固定されている。ルーフ外端部48bは、上方に凹入するように形成されている。ルーフ外端部48bと上フランジ部65bとの間は、シール部67によってシールされている。
〔シール部〕
図11、図15及び図16から図18に示すように、シール部67は、弾性部材68と、ボルト66と、ボス部材69と、を備えている。
弾性部材68は、ルーフ外端部48bとフレーム部材70との間に介装されている。弾性部材68は、断面矩形状に形成されている。弾性部材68は、弾性変形可能な材質の部材、例えば、ゴム製やスポンジ製の部材で構成されている。弾性部材68は、フレーム部材70の上面に接着固定されている。弾性部材68の内部には、その長手方向の全長に亘って、断面矩形状の中空部68aが形成されている。
ボルト66は、ルーフ外端部48bと上フランジ部65bとに亘るように弾性部材68及びフレーム部材70を貫通する状態で設けられている。ルーフ外端部48bと弾性部材68とフレーム部材70と上フランジ部65bには、ボルト66が貫通する貫通孔48c・68b・70a・65cが、それぞれ形成されている。ルーフ外端部48bには、ボルト66に対応するナット71が設けられている。ルーフ外端部48bには、シール部67の横外側方に位置し、弾性部材68を側方から覆うように下方に突出する下がり部48dが設けられている。
ボス部材69は、内部にボルト66を挿通可能な円筒状の部材で構成されている。ボス部材69には、ボルト66が下方から挿入されている。ボス部材69は、弾性部材68の貫通孔68b、フレーム部材70の貫通孔70a及び上フランジ部65bの貫通孔65cに、下方から挿入されている。ボス部材69の上端部の外径は、ナット71の内径よりも大きく設定されている。ボス部材69の下端部には、フランジ部69aが形成されている。フランジ部69aは、上フランジ部65bの下面に係止されている。本実施形態では、ボルト66による締付け箇所が七箇所設けられており、これら全てのボルト66がボス部材69の内部に挿通されている。
〔フレーム部材〕
フレーム部材70は、カバー部65と弾性部材68との間に位置している。フレーム部
材70は、平面視において、上フランジ部65bに沿う形状に形成されている。フレーム部材70は、例えば、鉄等の金属製の部材で構成されている。フレーム部材70のうち左側の前端部と右側の前端部には、それぞれ、左連結部70bと右連結部70cが形成されている。左連結部70bと右連結部70cは、それぞれ、左の前後フレーム50Bの後端部と右の前後フレーム50Bの後端部に連結されている。
〔ボルトの締付け限界の決定〕
図17に示すように、ボルト66を締め付ける前は、ボス部材69の上端部がナット71に当接していない。そして、図18に示すように、ボルト66を締め付けることにより、ルーフ外端部48bと上フランジ部65bとが接近して、弾性部材68が圧縮する。そして、ボス部材69の上端部がナット71に当接することで、それ以上、ボルト66を締め付けることができない。こうして、ボルト66の締付け限界がボス部材69によって決定される。
〔窓サッシフレーム〕
図19に示すように、窓サッシフレーム36は、前辺部36Aと、下辺部36Bと、第一後辺部36Cと、第二後辺部36Dと、を有している。前辺部36A、下辺部36B、第一後辺部36C及び第二後辺部36Dは、一連の部材で構成されている。前辺部36Aと下辺部36Bとの接続部分と、下辺部36Bと第一後辺部36Cとの接続部分と、第一後辺部36Cと第二後辺部36Dとの接続部分には、それぞれ、三角形状の切込部36a・36b・36cが形成されている。
このような構成によれば、窓サッシフレーム36を所定の形状に加工するには、前辺部36Aと下辺部36Bとの接続部分、下辺部36Bと第一後辺部36Cとの接続部分、及び第一後辺部36Cと第二後辺部36Dとの接続部分を内周側に折り曲げる。そして、各接続部分を、外周角部を除く三方から溶接すれば、窓サッシフレーム36を所定の形状に加工することができる。
この点、従来は、前辺部、下辺部、後第一辺部及び後第二辺部が、別々の部材で構成されており、これらを溶接して繋ぎ合わせていた。この場合、前辺部と下辺部との接続部分、下辺部と第一後辺部との接続部分、及び第一後辺部と第二後辺部との接続部分を、外周角部を含む四方から溶接しなければならない。このため、各接続部分の外周角部を研磨して加工する等手間がかかると共に、繋ぎ合わせの際に多少の誤差が生じることがあるが、本手法によれば、窓サッシフレーム36を所定の形状に容易かつ精度良く加工することができる。
なお、ここでは、窓サッシフレーム36を例にして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、ドアサッシフレーム40等、直線状の部材を突き合わせて加工する部材に、本手法を適用することができる。
〔運転キャビンの構成部材の溶接固定構造〕
図20に示すように、右縦フレーム30には、三つの突起部30aと二つの切欠部30bが交互に形成されている。一方、前支柱31には、突起部30aに対応する嵌合孔31aが形成されている。なお、突起部30aと切欠部30bの数は、あくまでも例であり、これらの数に限定されるものではない。
そして、右縦フレーム30を前支柱31に溶接固定するには、右縦フレーム30の突起部30aを、前支柱31の嵌合孔31aに嵌め込む。これにより、右縦フレーム30を前支柱31における所定の溶接位置に位置決めすることができる。そして、右縦フレーム30を位置決めした状態で、右縦フレーム30のうち突起部30aと切欠部30bを、前支柱31に溶接する。こうして、右縦フレーム30を前支柱31に溶接固定することができる。
図21に示すように、左縦フレーム32には、三つの突起部32aと二つの切欠部32bが交互に形成されている。一方、窓サッシフレーム36の前辺部36Aには、突起部32aに対応する嵌合孔36dが形成されている。なお、突起部32aと切欠部32bの数は、あくまでも例であり、これらの数に限定されるものではない。
そして、左縦フレーム32を窓サッシフレーム36の前辺部36Aに溶接固定するには、左縦フレーム32の突起部32aを、窓サッシフレーム36の前辺部36Aの嵌合孔36dに嵌め込む。これにより、左縦フレーム32を窓サッシフレーム36の前辺部36Aにおける所定の溶接位置に位置決めすることができる。そして、左縦フレーム32を位置決めした状態で、左縦フレーム32のうち突起部32aと切欠部32bを、窓サッシフレーム36の前辺部36Aに溶接する。こうして、左縦フレーム32を窓サッシフレーム36の前辺部36Aに溶接固定することができる。
図22及び図23に示すように、ストッパプレート43には、突起部43aが設けられている。一方、後支柱41には、突起部43aに対応する嵌合孔41aが設けられている。
そして、ストッパプレート43を後支柱41に溶接固定するには、ストッパプレート43の突起部43aを、後支柱41の嵌合孔41aに嵌め込む。これにより、ストッパプレート43を後支柱41における所定の溶接位置に位置決めすることができる。そして、ストッパプレート43を位置決めした状態で、ストッパプレート43の突起部43aを、後支柱41に溶接する。こうして、ストッパプレート43を後支柱41に溶接固定することができる。
ここで、ストッパプレート43における突起部43a側の端面のうち曲げ部分に対応する部分43bは、突起部43aとは反対側に凹入するように形成されている。これにより、ストッパプレート43を曲げ加工した際に、部分43bが突起部43a側に膨らんだとしても、ストッパプレート43を後支柱41に溶接固定するに際して、部分43bが後支柱41に干渉することがなく、ストッパプレート43における突起部43a側の端面のうち部分43cを後支柱41に密着させた状態で溶接固定することができる。
図20及び図21に示すように、前後フレーム50Bの横外面には、ステー55の外形に合わせて、三本のスリット孔50aが形成されている。なお、スリット孔50aの数は、あくまでも例であり、この数に限定されるものではない。
そして、ステー55を前後フレーム50Bに溶接固定するには、スリット孔50aを目印にして、ステー55を前後フレーム50Bにおける所定の溶接位置に位置合わせすることができる。そして、ステー55を位置合わせした状態で、ステー55を前後フレーム50Bのうちスリット孔50aに溶接する。その際、ステー55を手で押さえておけば、ステー55の位置がずれ難い。こうして、ステー55を前後フレーム50Bに溶接固定することができる。
このように、ステー55のような突起部を設けることができない部材、すなわち、面合わせ箇所については、スリット孔50aを設けている。なお、スリット孔50aの代わりに、ケガキ線や凹みであってもよい。ケガキ線であれば、目印としての機能を果たし、スリット孔50aや凹みであれば、目印としての機能を果たすと共に、溶接材料の溶込み量を増加させることができる。
このような手法によれば、溶接位置が一目で分かるため、位置決め用の治具や型を削減することができると共に、各構成部材を所定の溶接位置に精度良く溶接固定することができる。また、各構成部材をアッシとして組み立てる工程(アッシ組立て工程)と、当該アッシを用いて全体を組み立てる工程(全体組立て工程)のうち、アッシ組立て工程で本手法を採用することにより、全体組立て工程において使用する位置決め用の治具や型を簡素化することも可能である。本手法を全体組立て工程で採用するか、あるいは、アッシ組立て工程で採用するかは、作業性や要求される溶接精度に応じて使い分けることができる。
なお、ここでは、左縦フレーム32や右縦フレーム30、ステー55、ストッパプレート43を例にして説明したが、これらに限定されるものではなく、本手法をその他の溶接固定箇所にも適用することができる。
〔運転キャビンの組立て構造〕
図24及び図25に示すように、キャビン部11には、ドアロック72が設けられている。ドアロック72は、ドア26側のフック(図示省略)が引掛可能なラッチ73を有している。ラッチ73は、ステー74を介して前支柱31に支持されている。ステー74は、その下端部がその上端部に対して機体横外方側(右方側)に偏倚するように形成されている。ステー74の上端部は、前支柱31の前面に連結部75を介して連結されている。ステー74の下端部のうち機体横内方側の側面(左側面)には、ラッチ73が連結部76を介して連結されている。ステー74の上下中間部には、上下方向に長い長孔74aが形成されている。
また、運転部10の縦フレーム77の上端部からは、ステー78を介してボス部79が機体横外方側(右方側)に突出するように設けられている。縦フレーム77の上端部には、運転部10の上部で左右方向に亘る横フレーム80の右端部が連結されている。
図26に示すように、窓サッシフレーム36の前辺部36Aの下端部には、丸孔81aを有するステー81が設けられている。一方、運転部10には、ステー81に対応するステー82が設けられている。ステー82には、丸孔81aに対応する丸孔82aが形成されている。
このような構成によれば、キャビン部11を運転部10上に載置した状態で、キャビン部11側のステー74の長孔74aと、運転部10側のボス部79とに、ボルト83を差し込むと共に、キャビン部11側のステー81の丸孔81aと運転部10側のステー82の丸孔82aとに、図示しないボルト又はピンを差し込むことにより、キャビン部11と運転部10との位置決め(仮固定)を行うことができる。その後、キャビン部11と運転部10とを本固定(溶接固定)すればよい。これにより、キャビン部11の上開口部11aと、運転部10の下開口部10aとを、略同一平面上に位置させることができるため、ドア26を上開口部11a及び下開口部10aに隙間のない状態で取り付けることができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、弾性部材68がフレーム部材70に接着固定されているが、アウタールーフ48(ルーフ外端部48b)に接着固定されていてもよい。また、フレーム部材70を廃して、弾性部材68がカバー部65(上フランジ部65b)に接着固定されていてもよい。
(2)上記実施形態では、ボス部材69の下端部にフランジ部69aが形成されているが、ボス部材69の上端部にフランジ部69aが形成されていてもよい。この場合、ボス部材69は、弾性部材68の貫通孔68bに上方から挿入されることになる。
(3)上記実施形態では、弾性部材68は、中空状に形成されているが、中実状に形成されていてもよい。
(4)上記実施形態では、ボルト66による締付け箇所が七箇所設けられているが、一箇所以上六箇所以下又は八箇所以上設けられていてもよい。
本発明は、自脱型コンバインの他、普通型コンバインにも利用可能である。
4 運転キャビン
22 ルーフ部
48b ルーフ外端部
65 カバー部
65b 上フランジ部(カバー外端部)
66 ボルト(締結具)
67 シール部
68 弾性部材
69 ボス部材
69a フランジ部
70 フレーム部材

Claims (3)

  1. 運転キャビンのルーフ部と、
    前記ルーフ部のうち前記運転キャビンの側壁から機体外側に張り出した部分を下方から覆うカバー部と、
    前記ルーフ部のうち外端側のルーフ外端部と前記カバー部のうち外端側のカバー外端部との間をシールするシール部と、を備え、
    前記シール部に、
    長尺状かつ中空状に形成され、前記ルーフ外端部と前記カバー外端部との間に介装される弾性部材と、
    前記ルーフ部と前記カバー部とに亘るように前記弾性部材を貫通する状態で設けられ、締付けによって前記ルーフ部と前記カバー部とを接近させることで、前記弾性部材を圧縮させる締結具と、
    内部に前記締結具を挿通可能に構成されていると共に、前記締結具の貫通方向に沿って、前記弾性部材に挿入されて、前記締結具の締付け限界を決定するボス部材と、が備えられており、
    前記ボス部材の端部にフランジ部が設けられており、
    前記フランジ部は、前記カバー部の上フランジ部の下面に当接するように構成され、前記締結具を締め付けた時に、前記締結具と前記上フランジ部とによって挟持されるコンバイン。
  2. 前記運転キャビンに支持されていると共に、前記カバー部と前記弾性部材との間に位置するフレーム部材を備え、
    前記弾性部材は、前記フレーム部材に接着固定されている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記ルーフ外端部に、前記シール部の横外側方に位置し、弾性部材を側方から覆うように下方に突出する下がり部が設けられている請求項1又は2に記載のコンバイン。
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