JP6406186B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複数の用紙カセットを備えた画像形成装置に関する。
複数の用紙カセットを備えた画像形成装置には、複数の用紙カセットごとに、用紙カセットにセットされている用紙のサイズや種類などの設定をユーザーから受け付け、用紙情報として記憶ものがある(たとえば、特許文献1参照)。
このような画像形成装置では、たとえば、印刷ジョブの実行に際して、複数の用紙カセットのうちいずれを給紙元にするかの設定をユーザーから受け付ける。そして、給紙元の用紙カセットに対応する用紙情報(用紙サイズや種類など)を確認し、その用紙情報で示される用紙に適した印刷条件で印刷ジョブを実行する。
たとえば、給紙元の用紙カセットに実際にセットされている用紙と、給紙元の用紙カセットに対応する用紙情報で示される用紙とが異なっている場合には(たとえば、実際には普通紙がセットされているにもかかわらず、用紙情報で示される用紙が厚紙に設定されているなど)、出力画像の画質が低下するなどの不都合が生じる。したがって、用紙カセットに現在セットされている用紙を別の用紙(用紙サイズや種類が異なっている用紙)に交換する用紙交換作業を行った場合には、その都度、対応する用紙情報を変更しなければならない。
そこで、特許文献1では、画像形成装置に用紙カセットが収納されたとき(用紙交換作業が行われた可能性があるとき)、当該用紙カセットに対応する用紙情報を変更するための設定画面を表示する。このように構成すると、用紙交換作業を行ったユーザーに対して、用紙情報の変更を促すことができる。
特開2002−278377号公報
ユーザーによっては、用紙交換作業を行うとき、たとえば、2つ以上の用紙カセットを画像形成装置から引き出した後、それぞれについて、現在セットされている用紙のサイズや種類、用紙の残量などを確認し、その上で、用紙を交換する用紙カセットを決める場合がある。
この場合、特許文献1では、用紙交換作業の後、画像形成装置から引き出した全ての用紙カセットを画像形成装置に収納すると、用紙を交換した用紙カセット(対応する用紙情報の変更が必要な用紙カセット)が1つだけであっても、画像形成装置から引き出した全ての用紙カセットにそれぞれ対応する複数の設定画面(用紙情報を変更するための画面)が表示されることになる。すなわち、用紙情報の変更が不要な用紙カセットに対応する設定画面も表示される。このように、不要な設定画面が表示されると、不要な設定画面を1つずつ消していかなければならないので、ユーザーにとっては、煩わしく利便性が悪い。また、不要な設定画面が表示されると、不要な設定画面が表示された理由が分からず、ユーザーが戸惑ってしまうこともある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、用紙交換作業を行うユーザーの利便性を向上させることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、画像形成装置に収納され、用紙をセットするときには画像形成装置から引き出される複数の用紙カセットと、複数の用紙カセットに対してそれぞれ設けられ、対応する用紙カセットが画像形成装置から引き出されているか否かに応じて出力を変化させる複数のカセットセンサーと、複数のカセットセンサーの各出力に基づき、対応する用紙カセットが画像形成装置から引き出されたことおよび画像形成装置に収納されたことを検知する制御部と、複数の用紙カセットごとに、用紙カセットの用紙設定を受け付けるための設定画面を表示し、用紙設定の受け付けを行う操作表示部と、備える。そして、制御部は、複数の用紙カセットのいずれかが画像形成装置から引き出されたとき、または、画像形成装置に収納されたとき、複数の用紙カセットにそれぞれ対応する複数の選択キーを画面内に配した選択画面を操作表示部に表示させ、複数の選択キーのいずれかが操作されると、当該操作された選択キーに対応する用紙カセットの設定画面を操作表示部に表示させる。
本発明の構成では、用紙カセットに現在セットされている用紙を別の用紙(用紙サイズや紙種が異なっている用紙)に交換する用紙交換作業の実施時に、複数の用紙カセットのいずれかを画像形成装置から引き出すと、あるいは、画像形成装置に収納すると、選択画面が表示される。そして、選択画面の画面内に配された複数の選択キーのうち、用紙を交換した用紙カセットに対応する選択キーに対して操作すると、当該操作した選択キーに対応する用紙カセット(用紙を交換した用紙カセット)の設定画面が表示され、用紙設定を行えるようになる。このとき、不要な設定画面(用紙を交換していない用紙カセットの設定画面)は表示されないので、不要な設定画面を消す操作などを行わなくてもよくなり、ユーザーの利便性(操作性)が向上する。また、不要な設定画面が表示されることに起因してユーザーが戸惑ってしまう、という不都合も生じない。さらに、複数の用紙カセットのいずれかが画像形成装置から引き出されたとき、または、画像形成装置に収納されたときに、設定画面へ遷移するための選択画面を表示するようにすると、それによってユーザーに対して用紙設定を促すことができるので、用紙設定のし忘れの発生が抑制される。
本発明の構成では、用紙交換作業を行うユーザーの利便性を向上させることができる。
本発明の一実施形態による画像形成装置の全体構成を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置のハードウェア構成を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置において複数の用紙カセットのいずれかが装置内から引き出されたときに用紙設定を受け付ける場合の処理の流れを説明するためのフローチャート 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルに表示される報知画面(ダイアログボックス)を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルに表示される選択画面を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルに表示される設定画面(項目画面)を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルに表示される設定画面(用紙のサイズを設定するための画面)を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルに表示される設定画面(用紙の重さを設定するための画面)を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルに表示される設定画面(用紙の厚さを設定するための画面)を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置の操作パネルに表示される設定画面(用紙の種類を設定するための画面)を示す図 本発明の一実施形態による画像形成装置において複数の用紙カセットのいずれかが装置内に収納されたときに用紙設定を受け付ける場合の処理の流れを説明するためのフローチャート
<画像形成装置の全体構成>
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、画像読取部1および印刷部2を備える。画像読取部1は、原稿を読み取って画像データを生成する。印刷部2は、用紙搬送路PPに沿って用紙Pを搬送しつつ、画像データ(たとえば、画像読取部1による原稿の読み取りによって得られた画像データ)に基づきトナー像を形成する。そして、印刷部2は、搬送中の用紙Pにトナー像を印刷(転写)する。この印刷部2は、給紙部3、用紙搬送部4、画像形成部5および定着部6によって構成される。
給紙部3は、ピックアップローラー31および給紙ローラー対32を含む。ピックアップローラー31は、用紙カセット20にセットされた用紙Pを給紙ローラー対32のニップに送り出す。給紙ローラー対32は、そのニップに到達した用紙Pを用紙搬送路PPに供給する。
用紙カセット20には、用紙Pの側面に当接して用紙Pを位置決めする規制ガイド21が設けられる。規制ガイド21はスライド可能となっており、規制ガイド21をスライドさせることにより、用紙カセット20にセット可能な用紙サイズが変更される。なお、規制ガイド21は、たとえば、用紙Pの幅方向(搬送方向と直交する方向)の位置決めを行うためのカーソルと、用紙Pの後端の位置決めを行うための後端ストッパーとを含む。
ここで、画像形成装置100は、用紙カセット20を複数備える。これら複数の用紙カセット20は、それぞれ、画像形成装置100の装置内に収納される。また、複数の用紙カセット20は、それぞれ、画像形成装置100の装置内から引き出すことが可能となっている。複数の用紙カセット20のいずれかに用紙Pを新たにセットする作業や、現在セットされている用紙Pを別の用紙Pに交換する作業をユーザーが行うときには、対象となる用紙カセット20が装置内から引き出される。そして、装置内から引き出された用紙カセット20に用紙Pが新たにセットされたり、装置内から引き出された用紙カセット20の用紙Pが交換されたりする。その後、装置内から引き出された用紙カセット20が装置内に再度収納される。図1には、一例として、5つの用紙カセット20が収納された画像形成装置100を図示しているが、用紙カセット20の個数は特に限定されない。
用紙搬送部4は、複数の搬送ローラー対41を含み、用紙搬送路PPに沿って用紙Pを搬送する。そして、用紙搬送部4は、最終的に、用紙P(印刷済みの用紙P)を排出トレイ42に排出する。
画像形成部5は、感光体ドラム51、帯電装置52、露光装置53、現像装置54、転写ローラー55およびクリーニング装置56を含む。そして、画像形成部5は、画像データに基づきトナー像を形成し、そのトナー像を用紙Pに転写する。
定着部6は、加熱ローラー61および加圧ローラー62を含む。加熱ローラー61は、ヒーターを内蔵する。加圧ローラー62は、加熱ローラー61に圧接し、加熱ローラー61との間で定着ニップを形成する。そして、定着部6は、定着ニップに進入した用紙Pを加熱および加圧し、用紙Pに転写されたトナー像を定着させる。
また、画像形成装置100は、操作パネル7を備える。操作パネル7は、タッチパネルディスプレイ71を含む。タッチパネルディスプレイ71は、ソフトキーやメッセージなどを表示し、画像形成装置100に関する各種設定をユーザーから受け付ける。また、操作パネル7には、スタートキーやテンキーなどのハードキー72も設けられる。なお、操作パネル7は「操作表示部」に相当する。
<画像形成装置のハードウェア構成>
図2に示すように、画像形成装置100は、制御部110を備える。制御部110は、CPU111、画像処理部112および記憶部113を含む。画像処理部112は、画像処理専用のASICなどからなり、画像データに対して各種画像処理(拡大/縮小、濃度変換およびデータ形式変換など)を施す。記憶部113は、ROM、RAMおよびHDDなどからなる。この記憶部113には、制御用のプログラムおよびデータが記憶される。そして、制御部110は、記憶部113に記憶された制御用のプログラムおよびデータに基づき、画像形成装置100の各部の動作を制御する。
具体的には、制御部110は、画像読取部1および印刷部2にそれぞれ接続され、画像読取部1の読取動作および印刷部2の印刷動作を制御する。また、制御部110は、操作パネル7に接続され、操作パネル7の表示動作を制御したり、操作パネル7に対して行われた操作を検知したりする。
また、制御部110は、複数の用紙カセット20ごとに、用紙カセット20にセットされた用紙Pのサイズを検知する(サイズ検知を行う)。サイズ検知を行うため、制御部110には、サイズセンサー22が接続される。サイズセンサー22は複数存在し、複数の用紙カセット20に対してそれぞれ設けられ、対応する用紙カセット20の規制ガイド21の位置に応じて出力を変化させる。そして、制御部110は、複数のサイズセンサー22の各出力に基づき、対応する用紙カセット20にセットされた用紙Pのサイズを検知する。
また、制御部110は、複数の用紙カセット20ごとに、用紙カセット20が装置内から引き出されているか否かを検知する(カセット検知を行う)。カセット検知を行うため、制御部110には、カセットセンサー23が接続される。カセットセンサー23は複数存在し、複数の用紙カセット20に対してそれぞれ設けられ、対応する用紙カセット20が装置内から引き出されたか否かに応じて出力を変化させる。そして、制御部110は、複数のカセットセンサー23の各出力に基づき、対応する用紙カセット20が装置内から引き出されたことおよび装置内に収納されたことを検知する。
<用紙設定>
制御部110は、用紙カセット20の用紙設定(用紙カセット20にセットされた用紙Pに関する設定)の受け付けを操作パネル7に行わせる。たとえば、操作パネル7は、用紙設定として、複数の用紙カセット20ごとに、対応する用紙カセット20にセットされた用紙Pのサイズ、用紙Pの重さ、用紙Pの厚さ、および、用紙Pの種類などの設定をユーザーから受け付ける。また、制御部110は、複数の用紙カセット20ごとに、操作パネル7が受け付けた用紙設定の内容を示す用紙情報を記憶部113に記憶させる。
また、印刷ジョブを実行するとき、制御部110は、複数の用紙カセット20のうちユーザーにより給紙元として指定された用紙カセット20を認識し、給紙元の用紙カセット20に対応する用紙情報で示される用紙サイズ(ユーザーによる用紙設定によって設定された用紙サイズ)を確認する。さらに、制御部110は、給紙元の用紙カセット20に対応するサイズセンサー22の出力に基づき、給紙元の用紙カセット20にセットされた用紙Pのサイズを検知する。
そして、制御部110は、設定サイズ(ユーザーによる用紙設定によって設定された用紙サイズ)と検知サイズ(サイズセンサー22の出力に基づき検知した実際の用紙サイズ)とが一致すれば、印刷ジョブを開始する。一方で、制御部110は、設定サイズと検知サイズとが一致しなければ、印刷ジョブを開始しない。この場合、制御部110は、サイズミスマッチエラーが発生したと判断し、エラー報知を操作パネル7に行わせる。なお、サイズミスマッチエラーが発生した場合には、給紙元の用紙カセット20に対応する用紙情報を変更する必要がある(用紙設定を再度行わなければならない)。あるいは、給紙元の用紙カセット20に現在セットされている用紙Pを交換しなければならない。
また、印刷ジョブを実行するとき、制御部110は、給紙元の用紙カセット20に対応する用紙情報(用紙Pの重さ、厚さおよび種類など)に基づき、印刷条件を決定する。たとえば、制御部110は、給紙元の用紙カセット20に対応する用紙情報で示される用紙Pの厚さに応じて、定着部6の定着ニップのニップ幅を変更する。仮に、給紙元の用紙カセット20にセットされている用紙Pの実際の厚さとユーザーにより設定された用紙Pの厚さとが異なっていれば、用紙Pの実際の厚さに対して、定着ニップのニップ幅が大きくなり過ぎる(あるいは、小さくなり過ぎる)という不都合が生じる。この場合には、エラーは発生しないが(印刷ジョブは続行される)、定着不良などを起こし、出力画像の画質が低下する。
このように、給紙元の用紙カセット20に実際にセットされている用紙Pのサイズ、重さ、厚さおよび種類と、給紙元の用紙カセット20に対応する用紙情報で示される内容(ユーザーによる用紙設定によって設定された内容)とが異なっている場合には、エラーが発生したり、画質が低下したりする。したがって、複数の用紙カセット20のいずれかにセットされている用紙Pを別の用紙Pに交換する用紙交換作業を行った場合には、作業対象となった用紙カセット20に対応する用紙情報を更新する必要がる。しかし、ユーザーによっては、用紙情報の更新をし忘れることがある。あるいは、用紙情報の更新が必要なことを知らないユーザーもいる。
そこで、本実施形態では、複数の用紙カセット20のいずれかが画像形成装置100の装置内から引き出されたとき、または、画像形成装置100の装置内から引き出された用紙カセット20が装置内に収納されたときに、用紙設定に関する画面を表示する。なお、用紙Pの交換の際には、複数の用紙カセット20のいずれかが装置内から引き出されたり装置内に収納されたりする。すなわち、用紙カセット20が装置内から引き出されたとき、および、用紙カセット20が装置内に収納されたときというのは、用紙Pの交換がなされた可能性が高いときということである。
以下に、用紙設定を受け付けるときに行われる処理の流れについて説明する。
(用紙カセットが引き出されたときに用紙設定を受け付ける場合の処理の流れ)
まず、図3に示すフローチャートを参照し、複数の用紙カセット20のいずれかが画像形成装置100の装置内から引き出されたときに用紙設定を受け付ける場合の処理の流れについて説明する。
図3に示すフローチャートのスタート時点では、複数の用紙カセット20の全てが装置内に収納されているとする。そして、複数の用紙カセット20のいずれかが装置内から引き出されたとき、図3に示すフローチャートがスタートする。
ステップS1において、制御部110は、報知画面210(図4参照)を操作パネル7に表示させる。たとえば、操作パネル7は、現在表示中の画面上に報知画面210(ダイアログボックス)をポップアップ表示する。その後、ステップS2に移行する。
報知画面210の画面内には、図4に示すように、用紙設定を行うようユーザーに促すための報知メッセージMが配される。特に限定されないが、用紙カセット20にセットされていた用紙Pを別の用紙Pに交換した場合には当該用紙Pのサイズや種類を確認するよう促すメッセージが報知メッセージMとされる。
また、報知画面210の画面内には、ソフトキーとして、画面切替キー211およびOKキー212が配される。画面切替キー211は、報知画面210から後述する選択画面220(図5参照)への表示画面の切替指示を受け付けるためのキーである。図4においては、「Change」と表記されたソフトキーが画面切替キー211に相当する。OKキー212は、報知画面210の表示の停止指示を受け付けるためのキーである。
図3のステップS2に移行すると、制御部110は、画面切替指示(報知画面210の画面切替キー211に対するタッチ操作)を操作パネル7が受け付けたか否かを判断する。その結果、画面切替指示を受け付けていないと制御部110が判断した場合には、ステップS3に移行する。
ステップS3に移行すると、制御部110は、表示停止指示(報知画面210のOKキー212に対するタッチ操作)を操作パネル7が受け付けたか否かを判断する。その結果、表示停止指示を受け付けたと制御部110が判断した場合には、報知画面210の表示が停止され、本フローは終了する。一方で、表示停止指示を受け付けていないと制御部110が判断した場合には、ステップS2の判断が繰り返される。
ステップS2において、画面切替指示(報知画面210の画面切替キー211に対するタッチ操作)を受け付けたと制御部110が判断した場合には、ステップS4に移行する。ステップS4に移行すると、制御部110は、複数の用紙カセット20のうち2つ以上の用紙カセット20が装置内から引き出されているか否かを判断する。その結果、2つ以上の用紙カセット20が装置内から引き出されている場合には、ステップS5に移行する。すなわち、複数の用紙カセット20のいずれかが装置内から引き出されたことによって報知画面210を表示して以降、画面切替指示(報知画面210の画面切替キー211に対するタッチ操作)を受けるまでの間に、別の用紙カセット20が装置内から引き出された場合に、ステップS5に移行する。
ステップS5に移行すると、制御部110は、選択画面220(図5参照)を操作パネル7に表示させる。その後、ステップS6に移行する。
選択画面220の画面内には、図5に示すように、複数の用紙カセット20にそれぞれ対応する複数の選択キー221(ソフトキー)が配される。また、複数の選択キー221には、それぞれ、対応する用紙カセット20に対して行われた用紙設定の設定内容(ユーザーによる用紙設定によって設定された用紙情報の現在の内容)を示すテキスト情報が付される。すなわち、用紙Pのサイズ(Size)、重さ(Weight)、厚さ(Thickness)、および、種類(Type)が表示される。図5では、便宜上、用紙サイズを「○○」で示し、重さを「××」で示し、厚さを「△△」で示し、種類を「□□」で示す。なお、図示しない手差しトレイ(Multi Purpose Tray)が画像形成装置100に設けられる場合には、手差しトレイに対応する選択キー221が選択画面220の画面内に配される。
ここで、選択画面220は、複数の用紙カセット20のうちから用紙設定の設定対象の選択指示を受け付けるための画面である。すなわち、複数の選択キー221のいずれかに対してタッチ操作を行うと、タッチ操作を行った選択キー221に対応する用紙カセット20の用紙設定を行えるようになる。
なお、選択画面220の画面内には、ソフトキーとして、終了キー222が配される。終了キー222は、用紙設定の終了指示を受け付けるためのキーである。この終了キー222に対してタッチ操作を行うと、選択画面220の表示は停止され、用紙設定の受け付けが終了する。図5においては、「Close」と表記されたソフトキーが終了キー222に相当する。
図3のステップS6に移行すると、制御部110は、カセット選択指示(選択画面220の複数の選択キー221のいずれかに対するタッチ操作)を受け付けたか否かを判断する。その結果、カセット選択指示を受け付けていないと制御部110が判断した場合には、ステップS7に移行する。ステップS7に移行すると、制御部110は、用紙設定の終了指示(選択画面220の終了キー222に対するタッチ操作)を受け付けたか否かを判断する。その結果、用紙設定の終了指示を受け付けていないと制御部110が判断した場合には、ステップS6に戻る。一方で、用紙設定の終了指示を受け付けたと制御部110が判断した場合には、本フローは終了する。
ステップS6において、カセット選択指示(選択画面220の複数の選択キー221のいずれかに対するタッチ操作)を受け付けたと制御部110が判断した場合には、ステップS8に移行する。ステップS8に移行すると、制御部110は、選択画面220にて選択された用紙カセット20(タッチ操作された選択キー221に対応する用紙カセット20)を用紙設定の設定対象として認識する。
その後、ステップS9において、制御部110は、設定対象の用紙カセット20に対応する設定画面230(図6参照)を操作パネル7に表示させる。その後、ステップS10に移行する。
このときに操作パネル7が表示する設定画面230は、図6に示すように、設定項目を選択するための項目画面240である。すなわち、項目画面240は、用紙Pのサイズ、重さ、厚さおよび種類のうちから、設定(変更)する項目を選択するための画面である。
項目画面240の画面内には、ソフトキーとして、複数の項目キー241〜244が配される。複数の項目キー241〜244は、それぞれ、用紙Pのサイズ、重さ、厚さおよび種類に対応する。図6においては、「Change」と表記された複数のソフトキーがそれぞれ項目キー241〜244に相当する。また、複数の項目キー241〜244には、それぞれ、対応する項目の設定内容(ユーザーによる用紙設定によって設定された用紙情報の現在の内容)を示すテキスト情報が付される。
なお、項目画面240の画面内には、ソフトキーとして、確定キー245が配される。確定キー245は、後述する詳細設定画面250(図7〜図10参照)で設定した内容の確定指示を受け付けるためのキーである。また、確定キー245は、選択画面220(図5参照)への表示画面の切替指示を受け付けるためのキーでもある。この確定キー245に対してタッチ操作を行うと、後述する詳細設定画面250(図7〜図10参照)で設定した内容が確定され、用紙情報として記憶部113に記憶される。そして、表示画面が項目画面240から選択画面220に切り替わる。図6においては、「Close」と表記されたソフトキーが確定キー245に相当する。
たとえば、制御部110は、項目キー241に対するタッチ操作が行われると、用紙Pのサイズの設定を受け付けるための詳細設定画面250(図7参照)を設定画面230として操作パネル7に表示させる。図7に示す詳細設定画面250の画面内には、複数のソフトキーSK11〜SK15が配される。
ソフトキーSK11に対してタッチ操作を行うと、用紙サイズを自動設定モードに設定することができる。この場合、単位系を「ミリメートル」にするか「インチ」にするかの指定を行える。ソフトキーSK12およびSK13に対してタッチ操作を行うと、複数の定型サイズが選択肢として表示され、その中から所望サイズを設定することができる。ソフトキーSK14に対してタッチ操作を行うと、複数の不定型サイズ(たとえば、予め登録されたサイズ)が選択肢として表示され、その中から所望サイズを設定することができる。ソフトキーSK15に対してタッチ操作を行うと、たとえば、数値入力キーが表示され、その数値入力キーによって所望サイズを数値入力することができる。
また、制御部110は、項目キー242に対するタッチ操作が行われると、用紙Pの重さの設定を受け付けるための詳細設定画面250(図8参照)を設定画面230として操作パネル7に表示させる。図8に示す詳細設定画面250の画面内には、複数のソフトキーSK21〜SK25が配される。複数のソフトキーSK21〜SK25は、それぞれ、互いに異なる重さ範囲に対応するキーであり、ソフトキーSK21〜SK25の順番で対応する重さが重くなるよう設定される。そして、用紙Pの重さを設定するときには、複数のソフトキーSK21〜SK25のうち、所望の重さに対応するソフトキーに対してタッチ操作を行えばよい。なお、図8では、重さの値をw1〜w10で示す。
また、制御部110は、項目キー243に対するタッチ操作が行われると、用紙Pの厚さの設定を受け付けるための詳細設定画面250(図9参照)を設定画面230として操作パネル7に表示させる。図9に示す詳細設定画面250の画面内には、複数のソフトキーSK31〜SK35が配される。複数のソフトキーSK31〜SK35は、それぞれ、互いに異なる厚さ範囲に対応するキーであり、ソフトキーSK31〜SK35の順番で対応する厚さが厚くなるよう設定される。そして、用紙Pの厚さを設定するときには、複数のソフトキーSK31〜SK35のうち、所望の厚さに対応するソフトキーに対してタッチ操作を行えばよい。なお、図9では、厚さの値をt1〜t10で示す。
また、制御部110は、項目キー244に対するタッチ操作が行われると、用紙Pの種類の設定を受け付けるための詳細設定画面250(図10参照)を設定画面230として操作パネル7に表示させる。図10に示す詳細設定画面250の画面内には、複数のソフトキーSK41〜SK45が配される。複数のソフトキーSK41〜SK45は、それぞれ、互いに異なる紙種に対応するキーである。特に限定されないが、複数のソフトキーSK41〜SK45は、それぞれ、普通紙、OHPシート、ラベル、ハガキおよび封筒に対応する。そして、用紙Pの種類を設定するときには、複数のソフトキーSK41〜SK45のうち、所望の紙種に対応するソフトキーに対してタッチ操作を行えばよい。
また、詳細設定画面250(図7〜図10参照)には、ソフトキーとして、キャンセルキー251およびOKキー252が配される。キャンセルキー251は、詳細設定画面250にて設定した内容のキャンセル指示を受け付けるためのキーである。OKキー252は、項目画面240(図6参照)への表示画面の切替指示を受け付けるためのキーである。このOKキー252に対してタッチ操作を行うと、表示画面が詳細設定画面250から項目画面240に切り替わる。
図3のステップS10に移行すると、制御部110は、確定指示(項目画面240の確定キー245に対するタッチ操作)を操作パネル7が受け付けたか否かを判断する。その結果、確定指示を受け付けたと制御部110が判断した場合には、ステップS5に戻る。すなわち、操作パネル7に選択画面220(図5参照)が表示される。これにより、引き続き、別の用紙カセット20に対する用紙設定を行える。なお、ステップS10からステップS5に戻るとき、制御部110は、詳細設定画面250で設定された内容を用紙情報として記憶部113に記憶させる。一方で、確定指示を受け付けていないと制御部110が判断した場合には、ステップS10の判断が繰り返される。
また、ステップS4において、複数の用紙カセット20のうち装置内から引き出されている用紙カセット20が1つだけであると制御部110が判断した場合には、ステップS11に移行する。すなわち、複数の用紙カセット20のいずれかが装置内から引き出されたことによって報知画面210を表示して以降、画面切替指示(報知画面210の画面切替キー211に対するタッチ操作)を受けるまでの間に、別の用紙カセット20が装置内から引き出されなかった場合に、ステップS11に移行する。
ステップS11に移行すると、制御部110は、複数の用紙カセット20のうち装置内から直近に引き出された用紙カセット20を用紙設定の設定対象として認識し、設定対象の用紙カセット20に対応する設定画面230(図6〜図10参照)を操作パネル7に表示させる。そして、操作パネル7は、設定画面230を表示すると、その設定画面230に対する操作に応じて表示画面を切り替えるとともに、各種用紙設定を受け付ける。この場合には、選択画面220(図5参照)は表示されない。
続いて、ステップS12において、制御部110は、確定指示(項目画面240の確定キー245に対するタッチ操作)を操作パネル7が受け付けたか否かを判断する。その結果、確定指示を受け付けたと制御部110が判断した場合には、本フローは終了する(用紙設定が終了する)。このとき、制御部110は、詳細設定画面250(図7〜図10参照)で設定された内容を用紙情報として記憶部113に記憶させる。すなわち、選択画面220(図5参照)は表示されない。ただし、この場合であっても、確定指示を受けて選択画面220を表示し、用紙設定の終了指示を受けて用紙設定を終了してもよい。一方で、確定指示を受け付けていないと制御部110が判断した場合には、ステップS12の判断が繰り返される。
なお、複数の用紙カセット20のいずれかが装置内から引き出されたことをトリガーとして報知画面210(図4参照)を表示する構成の場合、制御部110は、報知画面210を操作パネル7に表示させて以降、用紙設定の終了指示(選択画面220の終了キー222に対するタッチ操作)を操作パネル7が受け付けるまでの間に、別の用紙カセット20が装置内から引き出されても、報知画面210を新たに表示させない。すなわち、報知画面210、選択画面220(図5参照)および設定画面(図6〜図10参照)のいずれかが表示されているときに、別の用紙カセット20を装置内から引き出しても、報知画面210は新たに表示されない。
(用紙カセットが収納されたときに用紙設定を受け付ける場合の処理の流れ)
次に、図11に示すフローチャートを参照し、複数の用紙カセット20のいずれかが画像形成装置100の装置内に収納されたときに用紙設定を受け付ける場合の処理の流れについて説明する。
図11に示すフローチャートのスタート時点では、複数の用紙カセット20のうち少なくとも1つが装置内から引き出されているとする。すなわち、2つ以上の用紙カセット20が装置内から引き出されている場合もあれば、装置内から引き出されている用紙カセット20が1つだけの場合もある。そして、複数の用紙カセット20のいずれかが装置内に収納されたとき、図11に示すフローチャートがスタートする。
ステップS21において、制御部110は、報知画面210(図4参照)を操作パネルに表示させる。そして、ステップS22において、制御部110は、画面切替指示(報知画面210の画面切替キー211に対するタッチ操作)を操作パネル7が受け付けたか否かを判断する。その結果、画面切替指示を受け付けていないと制御部110が判断した場合には、ステップS23に移行する。
ステップS23に移行すると、制御部110は、表示停止指示(報知画面210のOKキー212に対するタッチ操作)を操作パネル7が受け付けたか否かを判断する。その結果、表示停止指示を受け付けたと制御部110が判断した場合には、報知画面210の表示が停止され、本フローは終了する。一方で、表示停止指示を受け付けていないと制御部110が判断した場合には、ステップS22の判断が繰り返される。
ステップS22において、画面切替指示(報知画面210の画面切替キー211に対するタッチ操作)を受け付けたと制御部110が判断した場合には、ステップS24に移行する。ステップS24に移行すると、制御部110は、複数の用紙カセット20のいずれかが装置内に収納されたときに報知画面210(図4参照)を操作パネル7に表示させてから、画面切替指示(報知画面210の画面切替キー211に対するタッチ操作)を操作パネル7が受け付けるまでの期間に、別の用紙カセット20が装置内から引き出されていたか否かを判断する。
ステップS24での判断の結果、別の用紙カセット20が引き出されていた場合には、ステップS25に移行する。一方で、別の用紙カセット20が引き出されていなかった場合には、ステップS31に移行する。ここで、図11に示すフローチャートのステップS25〜S30までの処理は、図3に示したフローチャートのステップS5〜S10までの処理と同じである。したがって、図11に示すフローチャートのステップS25〜S30までの処理の説明については、図3に示したフローチャートのステップS5〜S10までの処理の説明を援用するものとして省略する。
ステップS24からステップS31に移行すると、制御部110は、複数の用紙カセット20のうち装置内に直近に収納された用紙カセット20を用紙設定の設定対象として認識し、設定対象の用紙カセット20に対応する設定画面230(図6〜図10参照)を操作パネル7に表示させる。そして、操作パネル7は、設定画面230を表示すると、その設定画面230に対する操作に応じて表示画面を切り替えるとともに、各種用紙設定を受け付ける。この場合には、選択画面220(図5参照)は表示されない。
続いて、ステップS32において、制御部110は、確定指示(項目画面240の確定キー245に対するタッチ操作)を操作パネル7が受け付けたか否かを判断する。その結果、確定指示を受け付けたと制御部110が判断した場合には、本フローは終了する(用紙設定が終了する)。このとき、制御部110は、詳細設定画面250(図7〜図10参照)で設定された内容を用紙情報として記憶部113に記憶させる。すなわち、選択画面220(図5参照)は表示されない。ただし、この場合であっても、確定指示を受けて選択画面220を表示し、用紙設定の終了指示を受けて用紙設定を終了してもよい。一方で、確定指示を受け付けていないと制御部110が判断した場合には、ステップS32の判断が繰り返される。
なお、複数の用紙カセット20のいずれかが装置内に収納されたことをトリガーとして報知画面210(図4参照)を表示する構成の場合、制御部110は、報知画面210を操作パネル7に表示させて以降、用紙設定の終了指示(選択画面220の終了キー222に対するタッチ操作)を操作パネル7が受け付けるまでの間に、別の用紙カセット20が装置内に収納されても、報知画面210を新たに表示させない。すなわち、報知画面210、選択画面220(図5参照)および設定画面(図6〜図8参照)のいずれかが表示されているときに、別の用紙カセット20を装置内に収納しても、報知画面210は新たに表示されない。
本実施形態の画像形成装置100は、上記のように、画像形成装置100に収納され、用紙Pをセットするときには画像形成装置100から引き出される複数の用紙カセット20と、複数の用紙カセット20に対してそれぞれ設けられ、対応する用紙カセット20が画像形成装置100から引き出されているか否かに応じて出力を変化させる複数のカセットセンサー23と、複数のカセットセンサー23の各出力に基づき、対応する用紙カセット20が画像形成装置100から引き出されたことおよび画像形成装置100に収納されたことを検知する制御部110と、複数の用紙カセット20ごとに、用紙カセット20の用紙設定を受け付けるための設定画面230を表示し、用紙設定の受け付けを行う操作パネル7(操作表示部)と、備える。そして、制御部110は、複数の用紙カセット20のいずれかが画像形成装置100から引き出されたとき、または、画像形成装置100に収納されたとき、複数の用紙カセット20にそれぞれ対応する複数の選択キー221を画面内に配した選択画面210を操作パネル7に表示させ、複数の選択キー221のいずれかが操作されると、当該操作された選択キー221に対応する用紙カセット20の設定画面230を操作パネル7に表示させる。
本実施形態の構成では、用紙カセット20に現在セットされている用紙Pを別の用紙P(用紙サイズや紙種が異なっている用紙P)に交換する用紙交換作業が行われた可能性があるとき、すなわち、複数の用紙カセット20のいずれかを画像形成装置100から引き出したとき、または、画像形成装置100に収納したとき、選択画面220が表示される。そして、選択画面220の画面内に配された複数の選択キー221のうち、用紙Pを交換した用紙カセット20に対応する選択キー221に対して操作すると、当該操作した選択キー221に対応する用紙カセット20(用紙Pを交換した用紙カセット20)の設定画面230が表示され、用紙設定を行えるようになる。このとき、不要な設定画面230(用紙Pを交換していない用紙カセット20の設定画面230)は表示されないので、不要な設定画面230を消す操作などを行わなくてもよくなり、ユーザーの利便性(操作性)が向上する。また、不要な設定画面230が表示されることに起因してユーザーが戸惑ってしまう、という不都合も生じない。さらに、複数の用紙カセット20のいずれかが画像形成装置100から引き出されたとき、または、画像形成装置100に収納されたときに、設定画面230へ遷移するための選択画面220を表示するようにすると、それによってユーザーに対して用紙設定を促すことができるので、用紙設定のし忘れの発生が抑制される。
また、本実施形態では、上記のように、制御部110は、複数の用紙カセット20のいずれかが画像形成装置100から引き出されたとき、または、画像形成装置100に収納されたとき、選択画面220の表示に先立って、用紙設定を促すための報知画面210を操作パネル7に表示させ、報知画面210の画面内に配された画面遷移キー211が操作されると、報知画面210から選択画面220へ表示画面を切り替えさせる。このように構成することにより、確実に、ユーザーに対して用紙設定を促すことができる。また、選択画面220の表示に先立って報知画面210を表示すれば、報知画面210から遷移できる画面(選択画面220や設定画面230)が何の為に表示されるのかをユーザーに認識させることができるので、報知画面210から選択画面220に表示画面が切り替わったときに、ユーザーが戸惑うことはない(この時点では、用紙設定が必要であることをユーザーが認識している)。
また、本実施形態では、上記のように、複数の用紙カセット20のいずれかが画像形成装置100から引き出されたときに報知画面210の表示を行う構成の場合、制御部110は、報知画面210を表示させて以降、用紙設定の終了指示を操作パネル7が受け付けるまでの間に、別の用紙カセット20が画像形成装置100から引き出されても、報知画面210を新たに表示させない。また、複数の用紙カセット20のいずれかが画像形成装置100に収納されたときに報知画面210の表示を行う構成の場合、制御部110は、報知画面210を表示させて以降、用紙設定の終了指示を操作パネル7が受け付けるまでの間に、別の用紙カセット20が画像形成装置100に収納されても、報知画面210を新たに表示させない。このように構成することにより、複数の報知画面210が次々にポップアップ表示されることに起因して表示画面が見難くなる、という不都合が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、複数の用紙カセット20のいずれかが画像形成装置100から引き出されたときに報知画面210の表示を行う構成の場合、制御部110は、報知画面210を表示させて以降、別の用紙カセット20が画像形成装置100から引き出されることなく、報知画面210の画面遷移キー211に対する操作が行われたとき、選択画面220を表示させず、直近に引き出された用紙カセット20の設定画面230を表示させる。また、複数の用紙カセット20のいずれかが画像形成装置100に収納されたときに報知画面210の表示を行う構成の場合、制御部110は、報知画面210を表示させてから、報知画面210の画面遷移キー211に対する操作が行われるまでの期間に、別の用紙カセット20が画像形成装置100から引き出されていたか否かを判断する。そして、制御部110は、報知画面210の画面遷移キー211に対する操作が行われたとき、前記期間に別の用紙カセット20が画像形成装置100から引き出されていなければ、選択画面220を表示させず、直近に収納された用紙カセット20の設定画面230を表示させる。このように構成することにより、用紙交換作業に際して、画像形成装置100に対して引き出したり収納したりした用紙カセット20が1つだけだった場合には、選択画面220に対する操作が不要となるので、操作性が向上する。
また、本実施形態では、上記のように、操作パネル7は、選択画面220を表示するとき、複数の選択キー221のそれぞれに、対応する用紙カセット20に対して行われた用紙設定の設定内容を示すテキスト情報(用紙Pのサイズ、重さ、厚さおよび種類など)を付す。このように構成することにより、用紙を交換した用紙カセット20の用紙情報を設定(変更)するときに、別の用紙カセット20の用紙情報を確認できるので、ユーザーの利便性が向上する。
また、本実施形態では、上記のように、制御部110は、設定画面230で設定した設定内容を確定するための確定指示を操作パネル7が受け付けると、設定画面230から選択画面220へ表示画面を切り替えさせる。このように構成することにより、用紙を交換した残りの用紙カセット20の用紙情報の設定(変更)を引き続き行うとき、容易に、当該用紙カセット20に対応する設定画面230を表示させることができる。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
7 操作パネル(操作表示部)
20 用紙カセット
23 カセットセンサー
100 画像形成装置
110 制御部
210 報知画面
211 画面切替キー
220 選択画面
221 選択キー
230 設定画面

Claims (5)

  1. 画像形成装置に収納され、用紙をセットするときには前記画像形成装置から引き出される複数の用紙カセットと、
    前記複数の用紙カセットに対してそれぞれ設けられ、対応する前記用紙カセットが前記画像形成装置から引き出されているか否かに応じて出力を変化させる複数のカセットセンサーと、
    前記複数のカセットセンサーの各出力に基づき、対応する前記用紙カセットが前記画像形成装置から引き出されたことおよび前記画像形成装置に収納されたことを検知する制御部と、
    前記複数の用紙カセットごとに、前記用紙カセットの用紙設定を受け付けるための設定画面を表示し、前記用紙設定の受け付けを行う操作表示部と、備え、
    前記制御部は、
    前記複数の用紙カセットのいずれかが前記画像形成装置から引き出されたとき、または、前記画像形成装置に収納されたとき、前記用紙設定を促すための報知画面を前記操作表示部に表示させ、
    前記複数の用紙カセットのいずれかが前記画像形成装置から引き出されたときに前記報知画面の表示を行う場合、
    前記報知画面を表示させて以降、前記報知画面内に配された画面遷移キーが操作されるまでの期間に、別の前記用紙カセットが前記画像形成装置から引き出されたなら、前記画面遷移キーが操作されると、前記複数の用紙カセットにそれぞれ対応する複数の選択キーを画面内に配した選択画面を前記操作表示部に表示させ、前記複数の選択キーのいずれかが操作されると、当該操作された前記選択キーに対応する前記用紙カセットの前記設定画面を前記操作表示部に表示させ
    前記報知画面を表示させて以降、別の前記用紙カセットが前記画像形成装置から引き出されることなく、前記画面遷移キーに対する操作が行われたとき、前記選択画面を表示させず、直近に引き出された前記用紙カセットの前記設定画面を表示させ、
    前記複数の用紙カセットのいずれかが前記画像形成装置に収納されたときに前記報知画面の表示を行う場合、
    前記報知画面を表示させて以降、前記画面遷移キーが操作されるまでの期間に、別の前記用紙カセットが前記画像形成装置に収納された場合、前記画面遷移キーが操作されると、前記選択画面を前記操作表示部に表示させ、前記複数の選択キーのいずれかが操作されると、当該操作された前記選択キーに対応する前記用紙カセットの前記設定画面を前記操作表示部に表示させ、
    前記報知画面を表示させてから、前記画面遷移キーに対する操作が行われるまでの期間に、別の前記用紙カセットが前記画像形成装置から引き出されていなければ、前記画面遷移キーに対する操作が行われたときに、前記選択画面を表示させず、直近に収納された前記用紙カセットの前記設定画面を表示させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記報知画面には、用紙を交換した場合には用紙のサイズと用紙の種類を確認するように促すメッセージが配されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記操作表示部は、前記用紙設定を終了するための終了指示の受け付けを行い、
    前記複数の用紙カセットのいずれかが前記画像形成装置から引き出されたときに前記報知画面の表示を行う場合、
    前記制御部は、前記報知画面を表示させて以降、前記終了指示を前記操作表示部が受け付けるまでの間に、別の前記用紙カセットが前記画像形成装置から引き出されても、前記報知画面を新たに表示させず、
    前記複数の用紙カセットのいずれかが前記画像形成装置に収納されたときに前記報知画面の表示を行う場合、
    前記制御部は、前記報知画面を表示させて以降、前記終了指示を前記操作表示部が受け付けるまでの間に、別の前記用紙カセットが前記画像形成装置に収納されても、前記報知画面を新たに表示させないことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作表示部は、前記選択画面を表示するとき、前記複数の選択キーのそれぞれに、対応する前記用紙カセットに対して行われた前記用紙設定の設定内容を示す情報を付すことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記操作表示部は、前記設定画面で設定した設定内容を確定するための確定指示の受け付けを行い、
    前記制御部は、前記確定指示を前記操作表示部が受け付けると、前記設定画面から前記選択画面へ表示画面を切り替えさせることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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