JP2016190707A - 紙種検出装置及び紙種検出方法 - Google Patents

紙種検出装置及び紙種検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】記録材の種類の検出精度を向上させる紙種検出装置及び紙種検出方法を提供する。
【解決手段】紙種検出部403は、メディアセンサーの検出結果と、紙種検出テーブルとに基づいて、搬送される用紙の紙種を検出する。紙種判定部404は、検出された用紙の検出紙種が、設定条件で設定された用紙の設定紙種と一致するか否かを判定する。問い合わせ部405は、用紙の紙種を選択可能な紙種選択画面を表示して、ユーザーから所定の紙種の選択を問い合わせる。テーブル補正部406は、紙種検出テーブルを、検出紙種が選択紙種になるように補正する。次紙種検出部407は、メディアセンサーの検出結果と、補正前の紙種検出テーブルとに基づいて、次の用紙の紙種を検出する。次紙種判定部408は、検出された次の用紙の検出紙種が、選択紙種と一致するか否かを判定する。補正取消部409は、次の用紙の検出紙種が選択紙種と一致しない場合、補正を取り消す。
【選択図】図4

Description

本発明は、紙種検出装置及び紙種検出方法に関する。
従来、複写機、プリンタ、複合機等の画像形成装置において、ユーザーに収納された記録材(用紙)の種類を検出し、当該検出した記録材の種類に基づいて画像形成の条件を調整する技術が存在する。前記記録材の種類を検出する技術として、例えば、特開2008−96617号公報(特許文献1)には、記録材の特性を測定し該記録材の種類を判別する記録材判別手段と、記録材判別手段の判別結果に基づき印字条件を自動的に決定する印字条件決定手段とを備えた画像形成装置が開示されている。この装置では、記録材判別手段による判別結果に対してユーザーにより指定される記録材の種類に基づき、記録材を判別するための記録材の特性に関する記録材判別閾値を調整する調整モードを有する。これにより、膨大な種類の記録材が存在する中で、ユーザーが指定した記録材をより適切に判別することを可能とし、この指定記録材に対する印字条件を自動設定することができるとしている。
特開2008−96617号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、前記調整モード中のみしか、前記記録材判別閾値を調整しないため、通常の印刷時には、前記記録材の判定に要するメディアセンサーの判定結果と前記記録材判別閾値とに基づいて記録材の種類を検出する。そのため、通常の印刷時に、前記記録材判別閾値に間違いが存在した場合に、間違った記録材の種類に対応して印刷されてしまい、前記調整モードの意味が薄れるという課題がある。
特に、所定の給紙カセットで給紙をしていた画像形成装置が当該給紙カセットに給紙された直後に印刷する際に、前記給紙カセットに前から存在する用紙と給紙された用紙とが混在し、所定の紙種の用紙(例えば、普通紙)の中に一枚だけ異なる紙種の用紙(例えば、厚紙)が紛れる場合がある。このような場合に、画像形成装置では、用紙の紙種を適切に検出したにもかかわらず、ユーザーが間違った用紙の紙種を指定することで、前記記録材判別閾値が、間違った用紙の紙種に変更される。すると、記録材の種類の検出精度が悪化するという課題がある。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、記録材の種類の検出精度を向上させることが可能な紙種検出装置及び紙種検出方法を提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る紙種検出装置は、紙種検出部と、紙種判定部と、問い合わせ部と、テーブル補正部と、次紙種検出部と、次紙種判定部と、補正取消部と、を備える。紙種検出部は、所定の設定条件に基づいて、用紙が搬送されると、用紙の搬送路に予め設けられたメディアセンサーの検出結果と、予め設けられた紙種検出テーブルとに基づいて、前記搬送される用紙の紙種を検出する。紙種判定部は、前記検出された用紙の検出紙種が、前記設定条件で設定された用紙の設定紙種と一致するか否かを判定する。問い合わせ部は、ユーザーに対して用紙の紙種を選択可能な紙種選択画面を表示して、ユーザーから所定の紙種の選択を問い合わせる。テーブル補正部は、前記紙種検出テーブルを、前記検出紙種が前記選択紙種になるように補正する。次紙種検出部は、前記メディアセンサーの検出結果と、補正前の紙種検出テーブルとに基づいて、当該紙種検出テーブルが補正された直後に搬送される次の用紙の紙種を検出する。次紙種判定部は、前記検出された次の用紙の検出紙種が、前記選択紙種と一致するか否かを判定する。補正取消部は、前記次の用紙の検出紙種が前記選択紙種と一致しない場合、前記補正を取り消して、前記紙種検出テーブルを補正前のままにする。又、前記テーブル補正部は、前記次の用紙の検出紙種が前記選択紙種と一致する場合、前記紙種検出テーブルの補正を確定する。
本発明の一の局面に係る紙種検出方法は、紙種検出ステップと、紙種判定ステップと、問い合わせステップと、テーブル補正ステップと、次紙種検出ステップと、次紙種判定ステップと、補正取消ステップと、を備える。紙種検出ステップは、所定の設定条件に基づいて、用紙が搬送されると、用紙の搬送路に予め設けられたメディアセンサーの検出結果と、予め設けられた紙種検出テーブルとに基づいて、前記搬送される用紙の紙種を検出する。紙種判定ステップは、前記検出された用紙の検出紙種が、前記設定条件で設定された用紙の設定紙種と一致するか否かを判定する。問い合わせステップは、ユーザーに対して用紙の紙種を選択可能な紙種選択画面を表示して、ユーザーから所定の紙種の選択を問い合わせる。テーブル補正ステップは、前記紙種検出テーブルを、前記検出紙種が前記選択紙種になるように補正する。次紙種検出ステップは、前記メディアセンサーの検出結果と、補正前の紙種検出テーブルとに基づいて、当該紙種検出テーブルが補正された直後に搬送される次の用紙の紙種を検出する。次紙種判定ステップは、前記検出された次の用紙の検出紙種が、前記選択紙種と一致するか否かを判定する。補正取消ステップは、前記次の用紙の検出紙種が前記選択紙種と一致しない場合、前記補正を取り消して、前記紙種検出テーブルを補正前のままにする。
本発明の紙種検出装置及び紙種検出方法によれば、記録材の種類の検出精度を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る複合機の概略模式図である。 本発明の実施形態に係る複合機の操作部の概略模式図である。 本発明の実施形態に係る複合機の制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る複合機の機能ブロック図である。 本発明の実施形態の実行手順を示すためのフローチャートである。 用紙の搬送路におけるメディアセンサー、レジストローラーの配置関係を示す図(図6A)と、紙種検出テーブルを補正する場合の一例を示す図(図6B)とである。 次の用紙の検出紙種が選択紙種と一致する場合の紙種検出テーブルの一例を示す図(図7A)と、次の用紙の検出紙種が選択紙種と一致しない場合の紙種検出テーブルの一例を示す図(図7B)とである。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。又、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベットSはステップを意味する。
以下に、本発明の実施形態の一例として、画像形成装置について説明する。尚、本発明の画像形成装置は、例えば、コピー、スキャナ、プリンタ等の機能を備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral)が該当する。
複合機100は、図1に示すように、操作部101を介してユーザーから印刷ジョブの設定条件を受け付けて、画像読取部102、画像形成部103、用紙搬送部104、定着部105、紙種検出部106等の各部を駆動し、当該印刷ジョブを提供する。
画像読取部102は、原稿台の原稿の画像データを読み取り、用紙搬送部104は、前記設定条件に対応する紙種の用紙を給紙カセットから搬送し、画像形成部103は、前記画像データに対応するトナー像を当該用紙に転写する。定着部105は、当該トナー像を用紙に定着させ、当該トナー像が定着した用紙は、印刷物として排紙させる。又、複合機100は、用紙の搬送路に紙種検出部(メディアセンサー)106を備え、搬送される用紙の紙種を検出する。
操作部101は、図2に示すように、タッチパネル201(操作パネル)、操作キー202が設けられており、ユーザーは、前記操作部101を用いて、所定の指示を入力したり、所定の操作画面を確認したりする。前記タッチパネル201では、所定の画面が表示されたり、当該表示された画面内のキーを押下することによって、当該押下されたキーに対応する情報が入力されたりする。前記操作キー202では、例えば、テンキー、スタートキー、クリアキー、ストップキー、リセットキー、電源キー等が備えられている。
複合機100の制御回路は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、HDD(Hard Disk Drive)304、各駆動部に対応するドライバ305を内部バス306によって接続している。
複合機100のCPUは、例えば、RAMを作業領域として利用し、ROM、HDD等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいてドライバ、画像読取部101からのデータや指示、信号、命令等を授受し、図1に示した各駆動部の動作を制御する。又、駆動部以外の後述する各部(図4に示す)についても、CPUが、各プログラムを実行することで当該各部を実現する。ROM、RAM、HDD等には、以下に説明する各部を実現するプログラムやデータが記憶されている。
次に、図4、図5を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。先ず、ユーザーが、複合機100の電源を投入すると、当該複合機100の表示受付部401が、操作部101のタッチパネル上に操作画面を表示して、印刷ジョブの受付を開始する。ユーザーは、原稿台に原稿を載置して、例えば、紙種「普通紙」等の所望の設定条件を入力して、スタートキーを選択すると、表示受付部401が、当該設定条件に対応する印刷ジョブを受け付け、その旨を印刷制御部402に通知する。当該通知を受けた印刷制御部402は、前記印刷ジョブの実行を開始する(図5:S101)。
印刷制御部402は、例えば、画像読取部102で原稿台の原稿の画像データの読み取りを開始し、当該画像データに基づいて画像形成部103でトナー像の形成を開始する。又、印刷制御部402は、用紙搬送部104を介して、前記印刷ジョブの設定条件に基づいて、ユーザーが指定した紙種「普通紙」の用紙を収納する給紙カセットを検索し、当該検索した給紙カセットから用紙を搬送する。
ここで、印刷制御部402が前記印刷ジョブの実行を開始すると、その旨を紙種検出部403に通知し、当該通知を受けた紙種検出部403は、用紙の搬送路に予め設けられたメディアセンサーの検出結果と、予め設けられた紙種検出テーブル(記録材判定閾値テーブル)とに基づいて、前記搬送される用紙の紙種を検出する(図5:S102)。
ここで、紙種検出部403が検出する方法は、特に限定は無い。例えば、図6Aに示すように、給紙カセットから伸びた搬送路600の下流の所定位置に、用紙を搬送する搬送ローラー601が設けられ、この搬送ローラー601から下流の位置に、用紙の斜行を補正するレジストローラー602が設けられる。この搬送ローラー601とレジストローラー602との間の位置で、用紙の裏面側の位置にメディアセンサー603が設けられる。
このメディアセンサー603の構成は、特に限定は無い。前記メディアセンサー603は、例えば、光照射のための光源LEDと、当該光源LEDの光を結像するための第一の結像レンズと、前記第一の結像レンズで結像された光が(用紙の)表面(裏面)から反射して、その反射光を結像するための第二の結像レンズと、前記結像された反射光を撮影するためのCMOSセンサーとを備える。前記光源LEDからの光は、前記第一の結像レンズを介して前記表面に照射され、当該表面からの反射光は、前記第二の結像レンズを介して集光されて、前記CMOSセンサーに結像される。これにより、前記メディアセンサー603から、用紙の表面の測定値を検出出来る。又、メディアセンサー603の測定値は、用紙の紙種を検出可能な値であれば、特に限定は無い。例えば、用紙の表面の反射率(%)と透過率(%)とを採用することが出来る。
そして、前記レジストローラー602の下流の位置に、転写ローラー604及び感光体ドラム605が設けられ、ここで、用紙にトナー像が転写される。転写ローラー604の下流の位置に、加熱ローラー及び加圧ローラーを備える定着部105が設けられ、トナー像を用紙に定着させる。定着部105の下流の位置に、搬送ローラー606が設けられ、トナー像が定着された用紙は印刷物として排紙される。
さて、紙種検出部403は、用紙搬送部104が用紙を搬送している際に、それを監視する。前記用紙が、用紙の斜行を補正するためにレジストローラー602で停止した場合に、紙種検出部403は、前記メディアセンサー603を起動して、当該用紙の表面の反射率(%)及び透過率(%)を取得する。次に、紙種検出部403は、所定のメモリーに予め記憶された紙種検出テーブルを参照する。
ここで、紙種検出テーブル607は、例えば、図6Bに示すように、反射率(%)を横軸とし、透過率(%)の逆数(透過し難さを示すパラメーター)を縦軸として、所定の紙種(例えば、普通紙、厚紙、グロス紙(光沢紙))を示す反射率及び透過率の逆数を所定の閾値608で区画している。紙種検出部403は、前記取得された反射率及び透過率の逆数の測定点609を、前記紙種検出テーブル607にプロットし、当該プロットされた反射率及び透過率の逆数の測定点609を含む領域が示す特定の紙種(例えば、「厚紙」)を、前記搬送される用紙の紙種として検出する。
紙種検出部403が紙種の検出を完了すると、その旨を紙種判定部404に通知し、当該通知を受けた紙種判定部404は、前記検出された用紙の検出紙種が、前記印刷ジョブの設定条件で設定された用紙の設定紙種と一致するか否かを判定する(図5:S103)。
前記判定の結果、前記検出紙種が前記設定紙種と一致する場合(図5:S103YES)、ユーザーが設定した用紙の紙種と、現実に搬送されている用紙の紙種とが一致するため、特に問題ない。そのため、紙種判定部404は、特に何もせず、処理を完了する。この場合は、印刷制御部402は、通常通りに、画像形成部103でトナー像を前記搬送中の用紙に転写し、定着部105でトナー像を当該用紙に定着し、印刷を実行する(図5:S104)。そして、用紙搬送部104は、印刷物として排紙し、印刷ジョブの実行が完了する。この場合、例えば、メディアセンサー603は一回だけの起動で済み、メディアセンサー603の繰り返し起動を防止し、メディアセンサー603の長寿命化を図ることが出来る。
一方、S103において、前記判定の結果、前記検出紙種が前記設定紙種と一致しない場合(図5:S103NO)、ユーザーが設定した用紙の紙種と、現実に搬送されている用紙の紙種とが一致しないため、問題となる。そのため、紙種判定部404は、その旨を印刷制御部402に通知し、当該通知を受けた印刷制御部402は、前記搬送中の用紙の搬送を停止させる(図5:S105)。例えば、印刷制御部402が、用紙搬送部104を介して、前記レジストローラー602で用紙の搬送を停止させた状態とする。
次に、紙種判定部404は、その旨を問い合わせ部405に通知し、当該通知を受けた問い合わせ部405は、ユーザーに対して用紙の紙種を選択可能な紙種選択画面を表示して、ユーザーから所定の紙種の選択を問い合わせる(図5:S106)。
ここで、問い合わせ部405が問い合わせる方法は特に限定は無い。例えば、図2に示すように、問い合わせ部405が、操作部101を介して、前記紙種選択画面をタッチパネル上に表示する。この紙種選択画面203には、検出紙種と設定紙種とが異なる旨のメッセージ204と、用紙の紙種の選択を促すメッセージ205と、紙種を示す紙種キー206(例えば、普通紙キー、厚紙キー、グロス紙キー等)とが表示される。
例えば、ユーザーは、前記紙種選択画面203を見ながら、所望の用紙の紙種を示す特定の紙種キー(例えば、普通紙キー)を選択すると、問い合わせ部405が、ユーザーから所定の紙種(「普通紙」)の選択を受け付けて、その旨をテーブル補正部406に通知する。当該通知を受けたテーブル補正部406は、前記紙種検出テーブル607を、前記検出紙種が前記選択紙種になるように補正する(図5:S107)。
テーブル補正部406が補正する方法に特に限定は無い。例えば、テーブル補正部406は、図6Bに示すように、前記紙種検出テーブル607のうち、前記検出紙種(「厚紙」)に対応する前記反射率及び透過率の逆数の第一の測定点609(メディアセンサーの検出結果)を基準とする一定範囲の領域610を、前記選択紙種(「普通紙」)を示す領域611になるように、前記紙種検出テーブル607の各紙種を示す領域を区画する閾値612を補正する。
テーブル補正部406が前記閾値612を補正する方法は、特に限定は無い。例えば、図6Bに示すように、前記選択紙種が「普通紙」であり、前記検出紙種が「厚紙」である場合の第一の測定点609では、テーブル補正部406が、当該第一の測定点609を中心とした円を形成し、当該円の内部の領域610が、前記選択紙種を示す領域611に重複すると、テーブル補正部406が、当該円612を、前記選択紙種を示す新たな閾値として補正する。
尚、前記円612の大きさ(半径)は、テーブル補正部406が自動的に調整しても良いし、テーブル補正部406が、ユーザーに確認させた上で、ユーザーの指定により、段階的に変更するよう構成しても良い。例えば、前記円612の半径を、ユーザーが指定する所定倍率(例えば、1.5倍、2倍等)に拡張するようにしても良い。
さて、テーブル補正部406が補正を完了すると、その旨を印刷制御部402に通知する。当該通知を受けた印刷制御部402は、上述と同様に、印刷ジョブの実行を再開する(図5:S108)。
ここで、テーブル補正部406は更にその旨を次紙種検出部407に通知し、当該通知を受けた次紙種検出部407は、前記メディアセンサー603の検出結果と、補正前の紙種検出テーブル607とに基づいて、当該紙種検出テーブル607が補正された直後に搬送される次の用紙の紙種を検出する(図5:S109)。
ここで、次紙種検出部407が検出する方法に特に限定は無く、例えば、紙種検出部403と同様である。つまり、次紙種検出部407は、前記レジストローラー602で停止している次の用紙の表面の反射率(%)及び透過率(%)を前記メディアセンサー603を用いて取得する。次に、次紙種検出部407は、前記補正前の紙種検出テーブル607を参照する。前記補正前の紙種検出テーブル607は、図7Aに示すように、上述した閾値612が補正される前の状態である。次紙種検出部407は、前記取得された反射率及び透過率の逆数の第二の測定点700を、前記補正前の紙種検出テーブル607にプロットし、当該プロットされた反射率及び透過率の逆数の第二の測定点700を含む領域が示す特定の紙種(例えば、「厚紙」)を、前記搬送される次の用紙の紙種として検出する。
次紙種検出部407が紙種の検出を完了すると、その旨を次紙種判定部408に通知し、前記検出された次の用紙の検出紙種が、前記選択紙種と一致するか否かを判定する(図5:S110)。
前記判定の結果、前記次の用紙の検出紙種が前記選択紙種と一致しない場合(図5:S110NO)、ユーザーが前記紙種選択画面において間違えて紙種を選択した可能性が高く、前記補正は誤りの可能性が高い。この場合は、例えば、給紙カセットの用紙内に一枚だけ異なる紙種の用紙が紛れている場合に該当する。用紙の紙種の検出は、上述のように、レジストローラー602に止まった用紙でメディアセンサー603の検出結果に基づいているため、ユーザーが勝手に当該用紙を取り出すことが出来ず、メディアセンサー603が現実に検出した用紙を確認することが出来ない。又、ユーザーが、給紙カセットを開いて用紙を確認したとしても、この用紙は次の用紙に対応するため、一枚だけ異なる紙種の用紙を確認することは困難である。そこで、前記次の用紙の検出紙種が前記選択紙種と一致しない場合は、次紙種判定部408は、一枚だけ異なる紙種の用紙を検出し、ユーザーが誤って紙種を選択したと判定する。そして、次紙種判定部408は、その旨を補正取消部409に通知し、当該通知を受けた補正取消部409は、前記補正を取り消して、前記紙種検出テーブル607を補正前のままにする(図5:S111)。
この場合は、例えば、図7Aに示すように、設定紙種が「普通紙」であり、一枚目の検出紙種が「厚紙」で、選択紙種が「普通紙」であり、二枚目の検出紙種が「厚紙」の場合、給紙カセットには、「厚紙」の用紙が収納されており、選択紙種の「普通紙」が誤りである。そのため、補正取消部409は、前記閾値612を取り消し、前記紙種検出テーブル607を補正前の状態にする。これにより、一枚だけ異なる紙種の用紙の検出で、前記紙種検出テーブル607が誤って補正されることを防止する。その結果、用紙の種類の検出精度を向上させることが可能となる。
さて、補正取消部409が取り消しを完了すると、その旨を印刷制御部402に通知し、当該通知を受けた印刷制御部402は、上述通り、印刷を実行する(図5:S104)。この場合、例えば、印刷制御部402は、前記次の用紙の検出紙種に対応して、設定条件を変更した上で、印刷を実行しても良い。又、印刷制御部402は、表示受付部401を介して、設定条件の変更をユーザーに通知しても良い。
一方、S110において、前記次の用紙の検出紙種が前記選択紙種と一致する場合(図5:S110YES)、ユーザーが前記紙種選択画面において正しく紙種を選択した可能性が高く、前記補正は適切である可能性が高い。この場合は、給紙カセットの用紙内の紙種が全て揃っており、図7Bに示すように、例えば、第一の測定点607が、補正前の閾値608の近傍に存在していた場合である。そこで、前記次の用紙の検出紙種が前記選択紙種と一致する場合は、次紙種判定部408は、前記補正は適切と判定する。そして、次紙種判定部408は、その旨をテーブル補正部406に通知し、当該通知を受けたテーブル補正部406は、前記紙種検出テーブル607の補正を確定する(図5:S112)。
この場合は、例えば、図7Bに示すように、設定紙種が「普通紙」であり、一枚目の検出紙種が「厚紙」で、選択紙種が「普通紙」であり、二枚目の検出紙種が「普通紙」の場合、給紙カセットには、「普通紙」の用紙が収納されており、一枚目の検出紙種の「厚紙」が何らかの理由で誤りである。そのため、テーブル補正部406は、前記閾値612を確定して、前記紙種検出テーブル607の補正を実行する。これにより、当該紙種検出テーブル607が適切に補正され、用紙の種類の検出精度を向上させることが可能となる。
さて、テーブル補正部406が補正を完了すると、その旨を印刷制御部402に通知し、当該通知を受けた印刷制御部402は、上述通り、印刷を実行する(図5:S104)。この場合、設定条件のうち、紙種の「普通紙」はそのままで、印刷が実行される。
ところで、上述の実施形態では、S104において、正常に印刷が実行されれば、後の用紙の印刷に対しては、メディアセンサー603を更に起動させること無く、終了するよう構成しているが、他の構成でも良い。例えば、S104において、S103で前記用紙の検出紙種が前記設定紙種と一致しないと判定された場合(図5:S103NO)、S113へ移行し、印刷制御部402が、印刷ジョブが完了しないと判定すると(図5:S113NO)、S102へ移行する。そして、印刷制御部402は、前記紙種検出部403に、前記搬送される用紙の紙種を検出させ、前記紙種判定部404に、前記検出された用紙の検出紙種が前記設定紙種と一致するか否かを判定させる。つまり、用紙一枚毎に、S102からS104までを繰り返させる。これにより、ユーザーが誤って紙種を選択する場合や一枚だけ異なる紙種の用紙が給紙カセットに紛れる場合が頻発しても、用紙の紙種を適切に検出することが可能となる。
又、上述では、用紙一枚毎に紙種を検出するよう構成したが、他の構成でも良い。例えば、1つの印刷ジョブでは、一枚目の用紙だけメディアセンサーを起動させて、当該用紙の紙種を検出する。これにより、メディアセンサーの寿命対策を可能とするとともに、印刷ジョブの変わり目では、用紙が入れ替えられている可能性が高いため、1つの印刷ジョブの一枚目の用紙だけ紙種を検出するよう構成しても良い。又、メディアセンサーの寿命を考慮せず、紙種の検出により印刷物の出来合いを重要視するのであれば、用紙一枚毎に紙種を検出して、紙種検出テーブル607を補正しても良い。この場合は、連続印刷で、何らかの理由により、紙種の異なる用紙が一枚だけ給紙カセットの用紙の中央付近に紛れていた場合であっても、紙種検出テーブル607の補正の取消を適切に実行出来る。
又、本発明の実施形態では、複合機100が紙種検出装置を内蔵しているが、紙種検出部403、紙種判定部404、問い合わせ部405、テーブル補正部406、次紙種検出部407、次紙種判定部408、補正取消部409を備える紙種検出装置として提供しても構わない。
又、本発明の実施形態では、複合機100が各部を備えるよう構成したが、当該各部を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、前記プログラムを紙種検出装置に読み出させ、当該紙種検出装置が前記各部を実現する。その場合、前記記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各部が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る紙種検出装置及び紙種検出方法は、複合機はもちろん、複写機、プリンタ等の画像形成装置や紙種検出装置単品に有用であり、記録材の種類の検出精度を向上させることが可能な紙種検出装置及び紙種検出方法として有効である。
100 複合機
401 表示受付部
402 印刷制御部
403 紙種検出部
404 紙種判定部
405 問い合わせ部
406 テーブル補正部
407 次紙種検出部
408 次紙種判定部
409 補正取消部

Claims (3)

  1. 所定の設定条件に基づいて、用紙が搬送されると、用紙の搬送路に予め設けられたメディアセンサーの検出結果と、予め設けられた紙種検出テーブルとに基づいて、前記搬送される用紙の紙種を検出する紙種検出部と、
    前記検出された用紙の検出紙種が、前記設定条件で設定された用紙の設定紙種と一致するか否かを判定する紙種判定部と、
    ユーザーに対して用紙の紙種を選択可能な紙種選択画面を表示して、ユーザーから所定の紙種の選択を問い合わせる問い合わせ部と、
    前記紙種検出テーブルを、前記検出紙種が前記選択紙種になるように補正するテーブル補正部と、
    前記メディアセンサーの検出結果と、補正前の紙種検出テーブルとに基づいて、当該紙種検出テーブルが補正された直後に搬送される次の用紙の紙種を検出する次紙種検出部と、
    前記検出された次の用紙の検出紙種が、前記選択紙種と一致するか否かを判定する次紙種判定部と、
    前記次の用紙の検出紙種が前記選択紙種と一致しない場合、前記補正を取り消して、前記紙種検出テーブルを補正前のままにする補正取消部と、
    を備えることを特徴とする紙種検出装置。
  2. 前記テーブル補正部は、前記次の用紙の検出紙種が前記選択紙種と一致する場合、前記紙種検出テーブルの補正を確定する
    請求項1に記載の紙種検出装置。
  3. 所定の設定条件に基づいて、用紙が搬送されると、用紙の搬送路に予め設けられたメディアセンサーの検出結果と、予め設けられた紙種検出テーブルとに基づいて、前記搬送される用紙の紙種を検出する紙種検出ステップと、
    前記検出された用紙の検出紙種が、前記設定条件で設定された用紙の設定紙種と一致するか否かを判定する紙種判定ステップと、
    ユーザーに対して用紙の紙種を選択可能な紙種選択画面を表示して、ユーザーから所定の紙種の選択を問い合わせる問い合わせステップと、
    前記紙種検出テーブルを、前記検出紙種が前記選択紙種になるように補正するテーブル補正ステップと、
    前記メディアセンサーの検出結果と、補正前の紙種検出テーブルとに基づいて、当該紙種検出テーブルが補正された直後に搬送される次の用紙の紙種を検出する次紙種検出ステップと、
    前記検出された次の用紙の検出紙種が、前記選択紙種と一致するか否かを判定する次紙種判定ステップと、
    前記次の用紙の検出紙種が前記選択紙種と一致しない場合、前記補正を取り消して、前記紙種検出テーブルを補正前のままにする補正取消ステップと、
    を備えることを特徴とする紙種検出方法。
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