JP2005219374A - 画像出力装置及びこれを用いた画像出力システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録媒体のサイズや種類が異なっている場合であっても、臨機応変に対応可能とすることによって、ユーザーの多様な要求に応えることが可能な画像出力装置及びこれを用いた画像出力システムを提供することを課題とする。
【解決手段】 ユーザーが指定した特定の記録媒体に画像を出力することが可能な画像出力装置において、前記記録媒体の給送時に、ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送された記録媒体との特性が相違することを検出する相違検出手段と、前記相違検出手段によって検出された相違情報に基づいて、前記画像出力装置が採るべき動作を発生させて実行する動作発生手段と、前記動作発生手段が発生させる動作を、動作指示手段からの指示に基づいて変更する動作変更手段とを備えるように構成して課題を解決した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、電子写真方式やインクジェット方式などを適用したプリンタや複写機、ファクシミリあるいはこれらの複合機等の画像出力装置及びこれを用いた画像出力システムに関し、特にユーザーが指定した記録用紙等の記録媒体と、実際に給紙された記録媒体との間に、サイズや種類などの相違が発生した場合に、種々の対応が可能であり、利便性をより一層高めた画像出力装置及びこれを用いた画像出力システムに関するものである。
特開平5−138076号公報 特開平6−156804号公報 特開平7−92859号公報
従来、この種の電子写真方式やインクジェット方式などを適用したプリンタや複写機、ファクシミリあるいはこれらの複合機等の画像出力装置においては、ユーザーが指定した記録用紙等の記録媒体と、実際に給紙された記録媒体との間に、サイズや種類などの相違が発生すると、記録用紙が無駄に消費されたり、画像の一部が欠けてしまったり、定着条件が相違するなどして、画質の低下などが発生することになる。ユーザーが指定した記録用紙等の記録媒体と、実際に給紙された記録媒体との間に、サイズや種類などの相違が発生する原因としては、給紙トレイに誤って所定のサイズや種類以外の記録用紙が収容されていたり、所定の給紙トレイが空であって、自動的に他の給紙トレイからサイズや種類が異なる記録用紙が給紙されてしまう場合などが挙げられる。
そこで、上記画像出力装置では、ユーザーが指定した記録用紙と、実際に給紙された記録用紙との間に、サイズや種類などの相違が発生した場合でも、不具合が発生するのを防止する技術として、特開平5−138076号公報や特開平6−156804号公報、あるいは特開平7−92859号公報等に開示されているものが、既に提案されている。
上記特開平5−138076号公報に係る画像形成装置は、実際の記録用紙のサイズと指定用紙サイズとが不一致となるエラーが生じても記録画像に損傷がない場合を識別し、記録を実行させるため、給紙された記録用紙のサイズを検知し、前記記録用紙についての検知サイズと予め指定された指定サイズとが不一致となるエラーを検出可能な画像形成装置において、前記エラーの検出に応じて、前記検知サイズと前記指定サイズの大小を比較判定する判定手段と、該判定手段の判定の結果が前記検知サイズが前記指定サイズよりも大となった場合は画像形成動作を続行させると共に警告信号を発生し、前記判定手段の判定の結果が前記検知サイズが前記指定サイズよりも小となった場合は画像形成動作を停止させるための停止信号を発生する制御手段とを具えるように構成したものである。
また、上記特開平6−156804号公報に係る画像形成装置は、普通紙と再生紙の使い分けを行う際に、給紙カセット内に収納された記録紙の種類を誤認することによって発生し易かったミスコピーを防止して記録紙及びコピー時間の浪費を防止するとともに、給紙の度に紙種を検知、判定することにより発生する無駄をなくすため、収納した記録紙を給紙する記録紙給紙手段と、該記録紙上に画像を形成する作像部と、該記録紙給紙手段と該作像部との間の搬送経路上に位置し搬送されている記録紙の種類を判定するためのデータを収集する記録紙種類検知手段と、該記録紙種類検知手段が検知した記録紙の種類に関するデータを記憶する記録紙種類記憶手段と、該記録紙種類記憶手段内のデータに基づいて該作像部の動作を実行或は禁止するよう制御を行う制御部とを備えるように構成したものである。
さらに、上記特開平7−92859号公報に係る画像形成装置は、手差用の給紙部にセットされた用紙のサイズと指定された用紙サイズとが異なる場合には、その不一致をユーザに知らせることができる手差用の給紙部を備えた画像形成装置を提供するため、手差用紙を積層状態で保持可能な保持手段と、この保持手段から一枚ずつ用紙を搬送する手段と、搬送された用紙に画像を形成する手段と、画像形成される用紙サイズを指定する手段と、搬送される用紙の長さを計測する手段と、計測された用紙の長さと指定された用紙の長さを比較して両者が不一致の際にその旨を表示する手段と、を具備するように構成したものである。
しかしながら、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記特開平5−138076号公報や特開平6−156804号公報、あるいは特開平7−92859号公報に開示された技術の場合には、サイズや種類が指定した記録用紙と相違するなど、記録用紙の搬送時にエラーが発見された場合に行う動作を規定したものであるが、記録用紙のサイズや種類が異なっている場合であっても、記録用紙の組み合わせによっては、画像出力装置側で問題なく画像の出力が可能な場合がある。このような場合に、ユーザーが画像出力装置を利用するにあたって、画像出力動作を停止すべきか、そうでないかは一概に規定できなない場合がある。
つまり、ユーザーによっては、記録用紙のサイズや種類が所定のものと異なっている場合であっても、そのまま画像出力動作を継続することを望むユーザーもいれば、直ちに画像出力動作の停止を希望したり、あるいは記録用紙のサイズや種類が所定のものと異なっている場合に、その旨を表示することを希望するユーザーもいる。そのため、上記従来の提案に係る画像形成装置の場合には、用紙のサイズや種類が異なっているときに、一律にエラーとしたり、エラーとしないという対応のみでは、ユーザーの多様な要求に応えることができないという問題点を有していた。
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、記録媒体のサイズや種類が異なっている場合であっても、臨機応変に対応可能とすることによって、ユーザーの多様な要求に応えることが可能な画像出力装置及びこれを用いた画像出力システムを提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載された発明は、ユーザーが指定した特定の記録媒体に画像を出力することが可能な画像出力装置において、
前記記録媒体の給送時に、ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送された記録媒体との特性が相違することを検出する相違検出手段と、
前記相違検出手段によって検出された相違情報に基づいて、前記画像出力装置が採るべき動作を発生させて実行する動作発生手段と、
前記動作発生手段が発生させる動作を、動作指示手段からの指示に基づいて変更する動作変更手段とを備えたことを特徴とする画像出力装置である。
また、請求項2に記載された発明は、前記動作指示手段が指示する動作は、画像出力動作を停止する動作であることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置である。
さらに、請求項3に記載された発明は、前記動作指示手段が指示する動作は、画像出力動作を継続する動作であることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置である。
又、請求項4に記載された発明は、前記動作指示手段が指示する動作は、給送した記録媒体を排出する動作であることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置である。
更に、請求項5に記載された発明は、前記動作指示手段が指示する動作は、ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送された記録媒体とが相違する旨のメッセージを表示する動作であることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置である。
また、請求項6に記載された発明は、前記動作発生手段は、2つ以上の動作を発生させることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置である。
さらに、請求項7に記載された発明は、ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送された記録媒体との間で、複数の特性の相違があり、前記動作発生手段が発生させることが可能な動作が複数選択可能な場合に、当該動作発生手段が発生した複数の動作のうち、いずれか1つの動作を決定する動作決定手段を備えたことを特徴とする請求項1又は6のいずれかに記載の画像出力装置である。
又、請求項8に記載された発明は、ユーザーが特定の記録媒体を指定した複数の画像出力要求を受け付けて管理することが可能な画像出力装置において、
前記相違検出手段が記録媒体の特性の相違を検出した場合に、当該相違を検出した記録媒体の処理方法を指定している画像出力要求を特定する特定手段を備えたことを特徴とする請求項1又は7のいずれかに記載の画像出力装置である。
更に、請求項9に記載された発明は、ユーザーが指定した特定の記録媒体に画像を出力することが可能な画像出力装置と、前記画像出力装置を制御する制御装置とを備えた画像出力システムにおいて、
前記画像出力装置は、
前記記録媒体の給送時に、ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送された記録媒体との特性が相違することを検出する相違検出手段と、
前記相違検出手段によって検出された相違情報に基づいて、前記画像出力装置が採るべき動作を発生させて実行する動作発生手段と、
前記動作発生手段が発生させる動作を、外部からの指示に基づいて変更する動作変更手段とを備え、
前記制御装置は、
前記動作変更手段に対して、前記動作発生手段が発生させる動作を変更するように指示する動作指示手段を備えたことを特徴とする画像出力システムである。
上記発明においては、画像出力動作中に、ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送される記録媒体との間に相違が発生したときの動作を、外部の動作指示手段によって、ユーザーに便利なように記録媒体1枚単位で指定することが可能となる。特に、画像出力装置が直接エラーに対する処理を行い、処理を続行するように構成されている場合には、一度も画像出力動作を停止する必要がないため、オーバーヘッドをもっとも小さく抑えることが可能となる。
また、記録媒体1枚単位で画像出力要求と対応させることが可能なため、エラー発生時の様々な情報を画像出力要求と対応させることが可能になるため、制御装置がより適切な制御を行なうことが可能になる。
この発明によれば、記録媒体のサイズや種類が異なっている場合であっても、臨機応変に対応可能とすることによって、ユーザーの多様な要求に応えることが可能な画像出力装置及びこれを用いた画像出力システムを提供することができる。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る画像出力装置を適用した画像形成装置としてのデジタル複合機の外観構成を示すものであり、図3はこの発明の実施の形態1に係る画像出力装置を適用した画像形成装置としてのデジタル複合機の構成を示すものである。このデジタル複合機は、原稿の画像をスキャナーで読み取り、当該スキャナーで読み取られた原稿の画像を複写するコピーモードと、パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータなどから送られくる画像データに基づいてプリントするプリントモードと、原稿の画像をスキャナーで読み取って送信したり、電話回線を介して送られてくる画像データをプリントしたりするFAXモードとに切替えて、各モードに基づく動作を実行することができるように構成されている。
図2及び図3において、1はデジタル複合機の本体を示すものであり、このデジタル複合機本体1の上部には、原稿2を1枚ずつ分離した状態で自動的に搬送する原稿自動搬送装置(ADF)3と、当該原稿自動搬送装置3によって搬送される原稿2の画像を読み取るスキャナー4が配設されている。このスキャナー4は、図3に示すように、プラテンガラス5上に載置された原稿2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像を、フルレートミラー7及びハーフレートミラー8、9及び結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD等からなる画像読取素子11上に走査露光して読み取るように構成されている。
また、上記デジタル複合機本体1の内部は、主としてプリンタ50として機能するように構成されているが、このプリンタ50は、プリントモードに限らず、コピーモードやファックスモード等においても、用紙に画像を形成する画像出力装置(IOT:Image Output Terminal)として機能するものである。なお、上記プリンタ50は、画像出力装置(IOT)としてのハードウエア的な構成ばかりではなく、後述するように、コントローラからの指示に基づいて、画像出力動作を制御する機能をも兼ね備えているものである。
上記スキャナー4によって読み取られた原稿2の画像データは、図示しない一時記憶装置に記憶され、必要に応じてIPS(Image Processing System)12によって所定の画像処理が施された後、この画像処理が施された画像情報は、プリンタ50に送られる。
プリンタ50では、画像処理が施された画像情報に応じて、ROS(Raster OutputScanner )13によって感光体ドラム14上に画像露光が施され、静電潜像が形成される。上記ROS13は、画像情報に応じてレーザービームを出射する半導体レーザー15と、当該半導体レーザー15から出射されるレーザービームを走査するポリゴンミラー16と、当該ポリゴンミラー16によって走査されるレーザービームを、感光体ドラム14上に露光するためのミラー17、18とから構成されている。上記感光体ドラム14は、ROS13による画像露光に先立って、帯電ロールやスコロトロン等からなる一次帯電器19によって、所定極性の所定の電位に一様に帯電された後、上述したように、ROS13によって原稿2の画像が露光され、静電潜像が形成される。上記感光体ドラム14上に形成された静電潜像は、現像装置20によって現像されてトナー像となる。このトナー像は、転写コロトロン21の帯電によって記録媒体としての記録用紙22上に転写されるとともに、当該トナー像が転写された記録用紙22は、分離コロトロン23の除電によって感光体ドラム14から分離される。上記感光体ドラム14からトナー像が転写される記録用紙22は、複写機本体1の内部に複数配設された給紙手段としての給紙トレイ24、25、26、27、28、29のいずれかより、給紙ロール30によって給紙され、搬送ロール31及びプリレジロール32を介して、レジストゲート33まで一旦搬送されて停止する。
上記記録媒体22としては、A4サイズ、A3サイズ、B5サイズ、B4サイズなど任意のサイズのものや、普通紙、厚紙、コート紙、OHPシート、トレーシングペーパーなど任意の種類のものが使用可能であり、所望の給紙トレイ24、25、26、27、28、29に収容されて給紙されるように構成されている。なお、上記デジタル複合機としては、手差しトレイを備えており、当該手差しトレイからも任意のサイズ及び種類の記録媒体が給送可能に構成されていても良いことは勿論である。
そして、上記記録用紙22は、感光体ドラム14の表面に形成されるトナー像と同期して開くレジストゲート33を通過して、当該レジストゲート33の下流側に配設されたレジストロール34によって、感光体ドラム14の表面へと搬送され、上述したように、当該感光体ドラム14の表面に形成されたトナー像が転写された後、感光体ドラム14の表面から分離される。
上記デジタル複合機は、給紙トレイ24、25、26、27、28、29からの用紙搬送経路が、可能な限り短く形成されており、記録用紙22の搬送を高速に行うなどにより、高い生産性(単位時間当たりのコピー枚数)を実現している。
上記感光体ドラム14の表面から分離された記録用紙22は、定着装置35へと搬送され、当該定着装置35によって記録用紙22上に熱及び圧力でトナー像が定着される。このトナー像が定着された記録用紙22は、定着装置35の出口ロール36によって、通常の片面複写の場合には、そのまま排出ロール37により機外の排出トレイ38上に排出される。また、両面複写の場合には、片面にトナー像が定着された記録用紙22は、そのまま排出ロール37によって機外に排出されずに、反転ゲート39によって下向きに搬送方向が変更され、3つのロールが圧接されたトリロール40及び反転ロール41によって、反転通路42へと一旦搬送される。そして、上記記録用紙22は、今度は逆転する反転ロール41及び両面ロール43によって両面用通路44へと搬送され、この両面用通路44からプリレジロール32を介して、レジストゲート33まで一旦搬送されて停止し、上述したように、当該レジストゲート33及びレジストロール34によって、感光体ドラム14上のトナー像と同期して搬送され、トナー像の転写・定着工程が行われた後、排出ロール37によって排出トレイ38上に排出される。
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム14の表面は、クリーニング装置45によって残留トナーや紙粉等が除去され、次の画像形成工程に備える。
図4は上記の如く構成されるデジタル複写機の画像形成部を拡大して示したものである。
感光体ドラム14は、帯電ロールやスコロトロンからなる一次帯電器19によって、所定極性の所定の電位に一様に帯電された後、当該感光体ドラム14の表面には、ROS13によって原稿2の画像が走査露光され、静電潜像が形成される。この感光体ドラム14上に形成された静電潜像は、現像装置20によって現像されてトナー像となり、このトナー像は、転写前帯電器46による補助帯電を受けた後、前述したように、所望の給紙トレイ24〜29から給紙・搬送される記録用紙22上に、転写コロトロン21の帯電によって転写されるとともに、当該トナー像が転写された記録用紙22は、分離コロトロン23の除電によって感光体ドラム14上から分離される。この感光体ドラム14上から分離された記録用紙22は、本発明の実施の形態に係る定着装置33へ搬送され、当該定着装置35によってトナー像が定着されて、片面複写の場合には、そのまま排出トレイ38上に排出され、両面複写の場合には、裏面への画像形成工程が繰り返される。
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム14の表面は、クリーニング装置44のクリーニングブラシ47等によって残留トナーや紙粉等が除去された後、イレーズランプ48による露光を受け、残留電荷が消去されて、次の画像形成工程に備えるようになっている。
ところで、この実施の形態では、ユーザーが指定した特定の記録媒体に画像を出力することが可能な画像出力装置において、前記記録媒体の給送時に、ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送された記録媒体との特性が相違することを検出する相違検出手段と、前記相違検出手段によって検出された相違情報に基づいて、前記画像出力装置が採るべき動作を発生させて実行する動作発生手段と、前記動作発生手段が発生させる動作を、動作指示手段からの指示に基づいて変更する動作変更手段とを備えるように構成されている。
なお、上記動作指示手段は、通常、外部に設けられているが、画像出力装置が動作指示手段を備えるように構成しても良い。
また、この実施の形態では、ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送された記録媒体との間で、複数の特性の相違があり、前記動作発生手段が複数の動作を発生させる場合に、当該動作発生手段が発生した複数の動作のうち、いずれか1つの動作を決定する動作決定手段を備えるように構成されている。
さらに、この実施の形態では、ユーザーが特定の記録媒体を指定した複数の画像出力要求を受け付けて管理することが可能な画像出力装置において、前記相違検出手段が記録媒体の特性の相違を検出した場合に、当該相違を検出した記録媒体と同一の記録媒体を指定した未処理の他の画像出力要求を特定する特定手段を備えるように構成されている。
又、この実施の形態では、ユーザーが指定した特定の記録媒体に画像を出力することが可能な画像出力装置と、前記画像出力装置を制御する制御装置とを備えた画像出力システムにおいて、前記画像出力装置は、前記記録媒体の給送時に、ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送された記録媒体との特性が相違することを検出する相違検出手段と、前記相違検出手段によって検出された相違情報に基づいて、前記画像出力装置が採るべき動作を発生させて実行する動作発生手段と、前記動作発生手段が発生させる動作を、外部からの指示に基づいて変更する動作変更手段とを備え、前記制御装置は、前記動作変更手段に対して、前記動作発生手段が発生させる動作を変更するように指示する動作指示手段を備えるように構成されている。
図1はこの発明の実施の形態1に係る画像出力システムとしてのプリンタを示すブロック図である。
この実施の形態に係るプリンタ100は、図1に示すように、制御装置としてのコントローラ200と、画像出力装置(IOT:Image Output Terminal)としてのプリンタエンジン300とから構成されており、コントローラ200とプリンタエンジン300とは、通信線400を介して互いに通信可能に接続されている。上記プリンタエンジン300は、コントローラ200によって制御され、図示しないスキャナーやパーソナルコンピュータ、あるいは電話回線等から送られてくる画像データ等に基づいて、プリント動作を実行するようになっている。ここで、コントローラ200は、プリンタ100のコントローラとして独自に製造されたものであっても良いし、プリンタのドライバをインストールしたパーソナルコンピュータ等をそのままコントローラとして使用しても良い。
なお、上記プリンタエンジン300としては、例えば、図2乃至図4に示すように構成されたデジタル複合機が用いられる。
上記コントローラ200は、制御部201を備えており、当該制御部201は、コントローラ200全体の制御を司るとともに、プリンタエンジン300の制御を行うように構成されている。また、上記コントローラ200の制御部201は、インターフェースを介して、プリンタエンジン300と通信を行い、ユーザーによって指定されたプリント動作を実行するものである。コントローラ200は、上記の制御を行うために、例えば、PDL(Page Discription Language)を解釈して、プリントを行う記録媒体22の情報などを取得するようになっている。プリンタエンジン300は、給紙トレイ24、25、26、27、28、29に収容された種々のサイズや種類が異なる記録媒体22にプリント可能となっており、コントローラ200の指示によって記録媒体22を給送する給紙トレイ24、25、26、27、28、29を適宜替えるように構成されている。
但し、ユーザーが誤って所定の給紙トレイにサイズや種類が異なる記録媒体22を収容したり、所定の給紙トレイが空であるために、ユーザーが気付かずに、所望の記録媒体22と異なる記録媒体22が給紙トレイから実際に給紙され、記録媒体22の齟齬(ミスマッチ)が発生する場合がある。
また、上記コントローラ200は、図示しない文書解釈部を備えており、この文書解釈部は、プリンタ100に接続された図示しないパーソナルコンピュータ等の外部装置から、PDLで作成された文書を受け付けてこれを解釈する。上記文書解釈部で解釈された文書は、図示しない画像ビットマップデータ生成部に送られ、当該画像ビットマップデータ生成部で画像ビットマップデータの生成が行われる。なお、プリントを行う記録媒体22のサイズや種類など文書に付属する情報は、文書解釈部で生成されるようになっている。また、プリントを行う記録媒体22のサイズや種類などは、デジタル複合機本体1に設けられた図示しないユーザーインターフェースで指定されるように構成されていても勿論よい。
さらに、上記プリンタエンジン300は、図1に示すように、記録媒体22の給送時に、ユーザーが指定した記録媒体22と、実際に給送された記録媒体22との特性(サイズや種類)の相違を検出する相違検出手段としての相違検出部301を備えている。この相違検出部301は、プリンタエンジン300が実際に給紙した記録用紙22と、コントローラ200から指示された記録用紙22のパラメータとを比較し、両者の間に相違があれば、当該相違情報を動作発生部302に通知するように構成されている。
この実施の形態では、相違検出部301は、ユーザーが指定した記録媒体22と、実際に給送された記録媒体22との相違のうち、検出可能な相違に対して1対1で対応して設けられており、複数の相違を検出する場合には、その数に対応した数だけ相違検出部301が設けられている。また、上記相違検出部301は、相違を検出するためのセンサーと、当該センサーから得られる値と指示されたパラメータとを比較するソフトウェアとで構成されている。
更に説明すると、この実施の形態では、記録用紙22の給紙時に、当該記録用紙22の種類として、OHPフィルムか、普通紙か、厚紙かなどを、記録用紙22の光透過率や厚さによって検出するとともに、記録用紙22のサイズとして、横方向の幅及び縦方向の長さを、光学センサー等によって検出するように構成されている。なお、この実施の形態では、普通紙か厚紙かを識別しておらず、OHPフィルムか、普通紙又は厚紙かのみを識別している。そして、上記相違検出部301は、記録用紙22の光透過率や、横方向の幅及び縦方向の長さの検出値と設定値との差異を検出することが可能となっている。なお、上記記録用紙22の光透過率やサイズを検出するセンサー301aは、例えば、図3に示すように、給紙トレイ24、25、26、27、28、29から記録用紙22を搬送する搬送ローラ31が配設されている共通の給紙経路に配置されている。
また、上記動作発生部302は、相違検出部301からの相違情報を受けて、プリンタエンジン300が採るべき動作を発生させて実行するものである。この実施の形態では、図5に示すように、実際に給紙された記録用紙22の種類やサイズが、設定されたものと相違する場合として、7つのエラーが検出可能となっており、これらの7つのエラーに対応した動作が決定されている。ここで、7つのエラーとは、記録用紙22の設定値が普通紙であるのに、OHPフィルムが給紙された場合、記録用紙22の設定値が厚紙であるのに、OHPフィルムが給紙された場合、記録用紙22の設定値がOHPフィルムであるのに、普通紙又は厚紙が給紙された場合、記録用紙22の幅の設定値がX(mm)であるのに、X+α(mm)以上の記録用紙22が給紙された場合、記録用紙22の幅の設定値がX(mm)であるのに、X−α(mm)以下の記録用紙22が給紙された場合、記録用紙22の長さの設定値がY(mm)であるのに、Y+α(mm)以上の記録用紙22が給紙された場合、記録用紙22の長さの設定値がY(mm)であるのに、Y−α(mm)以下の記録用紙22が給紙された場合である。
その際、上記7つのエラーのうち、1つのエラーのみ動作を保証するために、プリンタエンジン300によって動作が定義されている。つまり、この実施の形態では、ユーザーが記録用紙22の種類として厚紙を設定し、実際に給紙された記録用紙22がOHPフィルムであることを検出した場合、OHPフィルムが定着装置35に到達する以前に、当該OHPフィルムを停止させる必要があるため、プリンタエンジン300によって「停止」動作が一義的に決定されるように定義されている。そのため、動作発生部302は、ユーザーが厚紙を設定した状況で、実際に給紙された記録用紙22がOHPフィルムであることを検出した場合、動作として「停止」処理以外を選択することができないように構成されている。また、動作発生部302は、図5に示すように、上記以外の組み合わせとして、動作指示手段を備えたコントローラ200からの選択肢に応じて所望の動作、「停止」、「排出後停止」、「メッセージ送信」、「継続」のうち一つを選択することが可能となっている。なお、動作指示手段は、プリンタエンジン300が備えるように構成しても良い。
また、この実施の形態では、記録媒体22の給送時に、ユーザーが指定した記録媒体22と、実際に給送された記録媒体22との特性の相違が検出された場合に、実際にプリンタエンジン300がどのように動作するかについての対応関係は、動作変更部303によって変更することが可能となっている。この動作変更部303は、外部のコントローラ200からコマンドによって指示を受け、記録媒体22のミスマッチが発生したときに選択可能な動作を、動作発生部302に設定するように構成されている。
図6はこの実施の形態において、動作変更部303によって変更することが可能な動作の内容を、図5における6つのエラーに対応させて示したものである。
この図6から理解される通り、動作変更部303によって動作を変更することで選択可能となる動作は、「停止」、「排出後停止」、「メッセージ送信」、「継続」の4種類である。ユーザーは、これらの選択肢を利用して動作を決定することが可能となる。その際、ユーザーは、コントローラ200などによって選択肢を決定するようになっており、選択肢は、記録用紙22の1枚単位、あるいは1つのジョブ単位で指定可能となっている。また、上記コントローラ200又はプリンタエンジン300、この実施の形態ではコントローラ200は、ユーザーが特定の記録媒体を指定した複数の画像出力要求を受け付けて管理することが可能に構成されており、前記相違検出手段が記録媒体の特性の相違を検出した場合に、当該相違を検出した記録媒体と同一の記録媒体を指定した未処理の他の画像出力要求を特定する特定手段を備えるように構成されている。
例えば、記録用紙22の長さが指定した設定値より長い場合、選択肢は「停止」、「排出後停止」、「メッセージ送信」、「継続」の4種類である。また、画像出力装置のシステムによっては、一部の選択肢を選択できないように設定することも可能である。当然のことながら、「停止」が選択された場合には、ミスマッチが検出されると、記録用紙22が直ちにプリンタエンジン300の内部で停止することになる。そのため、ユーザーは、プリンタエンジン300の内部で停止した記録用紙22を、当該プリンタエンジン300のカバーを開けて取り出す必要がある。そこで、画像出力システムによっては、ユーザーにこのような手間を掛けるのを防止するため、「排出後停止」、「メッセージ送信」または「継続」の3種類のみに、選択肢を制限するように設計することも可能である。
残りの選択肢として、例えば、記録用紙22のサイズが異なっている場合であっても、ユーザーがプリント出力を行いたい場合には、「継続」が選択され、記録用紙22のサイズが異なっている場合に、プリント出力を行いたくない場合には、「排出後停止」を選択すれば良いことになる。
また、上記動作発生部302には、図1に示すように、動作決定部304が接続されている。この動作決定部304は、複数のエラーが同時に起きた場合であって、それらのエラーに応じて選択肢が異なる場合に、それらのエラー間の動作の調整を行なうためのものである。ここでは、動作決定部304によって、単純に動作に優先順位を付すことにより、複数の動作が選択された場合は、最も優先順位の高い動作を実行するように構成されている。動作の優先順位は、「停止」が最も高く、次に「排出後停止」、「メッセージ送信」、「継続」の順に低くなるように設定されている。
さらに、上記動作決定部304の動作について説明する。
図7及び図8は、上記動作決定部304などの動作を決定するプログラムで利用される関数のうち、プログラムの詳細にはその機能の記述をしていない関数を説明したものである。
関数bool GetTypeError(指定値,検出値)は、エラーを検出し、指定値と検出値の部分に記述された変数に値を代入する関数であり、入力すべきエラーがない場合は、返ってくる値がfalse となる。また、指定値に入力される値は、OHPフィルムが「1」、普通紙が「2」、厚紙が「3」であり、検出値に入力される値は、OHPフィルムが「1」、普通紙または厚紙が「2」となっている。なお、この実施の形態では、検出値として、普通紙と厚紙とを区別していないが、普通紙と厚紙とを区別するように構成しても良い。
関数bool GetError(エラー種類)は、エラーを検出し、エラーの種類の部分に記述された変数に値を入力する関数であり、入力すべきエラーがない場合は、返ってくる値がfalse となる。なお、エラーの種類として入力される値は、「設定値より」用紙幅が大きいが「1」、用紙幅が小さいが「2」、用紙長が長いが「3」、用紙長が短いが「4」となっている。
関数Void Stop()は、印刷動作を停止するものである。関数Void StopNewPrint()は、プリント要求のうちまだ処理が行われていないものについての処理の開始を行わないようにするものである。ただし、処理中のプリント要求は、そのまま継続する。
関数Void WaitPrintFinished ()は、処理中のプリント要求がすべて終了するのを待つものであり、関数Void SendErrorMessage()は、相違を検出した用紙のIDを知らせるコマンドをコントローラ200に送信するものである。
また、図8において、関数ReturnTypereErrorBehavior (指定値,検出値)は、エラーに対応する動作を返す関数である。ここで、指定値は、OHPフィルムが「1」、普通紙が「2」、厚紙が「3」であり、検出値に入力される値は、OHPフィルムが「1」、普通紙または厚紙が「2」であって、返り値は、停止が「1」、排出後停止が「2」、メッセージ送信が「3」、継続が「4」である。
関数ReturnErrorBehavior (エラー種類)は、エラーに対応する動作を通知する関数であり、エラー種類は、[設定値より]用紙幅が大きいが「1」、用紙幅が小さいが「2」、用紙長が長いが「3」、用紙長幅が短いが「4」であって、返り値は、停止が「1」、排出後停止が「2」、メッセージ送信が「3」、継続が「4」である。
関数SetTypeErrorBehavior(指定値,設置値,動作)は、紙質の設置値との違いによって起こるエラーを検出した場合の動作を設定する関数である。ここで、指定値は、OHPフィルムが「1」、普通紙が「2」、厚紙が「3」であり、検出値に入力される値は、OHPフィルムが「1」、普通紙または厚紙が「2」であって、動作は、停止が「1」、排出後停止が「2」、メッセージ送信が「3」、継続が「4」である。
関数VoidActBehavior ()は、動作決定部を呼び出し、決定された動作に対応した処理を行う関数である。また、関数SetErrorBehavior(エラー種類,動作)は、用紙のサイズの設定値との違いによって起こるエラーを検出した場合の動作を設定するものである。ここで、エラー種類は、[設定値より]用紙幅が大きいが「0x81」、用紙幅が小さいが「0x82」、用紙長が長いが「0x83」、用紙長幅が短いが「0x84」であって、動作は、停止が「1」、排出後停止が「2」、メッセージ送信が「3」、継続が「4」である。
関数DecidedBehavior ()は、複数のエラーが同時に発生したときそれに基づく動作を最終決定する関数である。
まず始めに、動作決定部304では、図9に示すように、最終的に返す値が格納される変数(resu1t)を継続(CONTINUE)として初期化し、何も相違が検出されなければ、最終的に「継続」が選択されるようにする。継続が最終的に選択された場合は、事実上、何も行われないことになる。なお「継続」と「何も行わない」ことに動作上の違いがある場合には、別に 「何も行わない」に相当する値を用意し、その値で変数を初期化すればよい。
上記動作決定部304は、図9に示すように、初期化を行った後、関数GetTypeError (指定値,検出値)を用いて、設定値と検出値を変数set およびdetectに読み込むようにし、記録媒体の給送時に、ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送された記録媒体とが相違するか否かが検出され、用紙種類の相違があれば繰り返される。そして、設定値と検出値とから対応する動作が取得される。そして、取得した動作がより優先度の高いものである場合には、最終結果を書き換えるようになっている。
このように、設定値と検出値から動作発生プログラムの関数を呼び出し、対応する動作を動作発生部302の関数(RetunTypeErrorBehavior)を利用して取得する。呼び出された関数は、設定値と検出値を二次元配列のインデックスとして利用し、対応する動作を配列変数TypeErrorBehavior から取得して呼び出した先に返すように動作する。
関数により返された動作は、resu1tに格納されている動作と比較される。この実施の形態では、図10を参照して理解されるように、優先度が高い動作にはより小さな値を割り当てている。よって、図9に示すように、新しく取得した動作とresu1tとの大小関係を比較することによって、新しく取得した動作がresu1tより小さな値である場合は、新しく取得した動作の方の優先度が高いということであり、この場合には、resu1tの値が取得した動作のものに置き換えられる。
記録用紙22の種類に相違が検出されなくなったならば、この処理を終了し、次に用紙サイズの相違についての処理を行う。用紙サイズの相違についての処理は、図8に示すように、用紙の種類の相違についての処理とほぼ同様である。違いは相違として返ってくる値が設定値と検出値ではなく、相違の具体的な内容であることである。
次に、動作発生部302の動作について説明する。
始めに、動作決定部304を呼び出して、動作( に対応する値) を決定する。なお、複数の相違が同時に検出されることがない場合は、動作決定部304は設ける必要がない。つまり、単純に相違検出部301からの情報を用いて、直接動作発生部302の関数であるRetumTypeErrorBehaviorなどを利用して動作を決定すれば良い。
次に、動作発生部302は、図11に示すように、必要な関数を呼び出すために、どのような動作を行えば良いかを判定する。動作が「停止」ならば、プリンタエンジン300を停止させる関数を呼び出して処理を終える。また、動作が「排出後停止」ならば、まずプリントするための記録用紙22の給紙を停止するなど、新たに始める処理を中止する。次に、現在処理が行われている最中の記録用紙22の処理を終了し、すべて排出されるのを待つことになる。そして、すべての未処理のプリント動作が終了したならば、プリンタエンジン300を停止させる。
一方、動作が「メッセージ送信」ならば、コントローラ200にメッセージを送信する関数を呼び出す。プリント要求には、すべてのプリント要求を一義的に識別できるIDを付加し、このIDをメッセージとしてコントローラ200に送信する。また、動作が「継続」ならば、何もやるべき処理はないので、そのままこの関数を終了する。
次に、動作変更部303の動作について説明する。
この動作変更部303による動作の変更指示は、図12に示すように、各々8bitで4つの項目の組み合わせからなる4オクテットで構成されるフォーマットのコマンドを用いて行われる。1オクテット目は、動作変更の通信コマンド(SetErrorBehavior)を示すIDで構成されている。この実施の形態では、図13及び図14に示すように、16進数で「0X40」が割り当てられている。
続く2オクテット目には、図12に示すように、選択した動作を指定するパラメータが格納されている。この3オクテット目以降は、記録用紙22の種類による相違を検出したときのエラーと、記録用紙22のサイズの相違を検出したときのエラーとで、若干内容が異なっている。記録用紙22の種類による相違を検出したときのエラーに対する設定を行う場合は、図13に示すように、3オクテット目に記録用紙22の種類の設定値が格納され、4オクテット目に記録用紙22の種類の検出値が格納される。つまり、動作変更部が変更を指示するコマンドは、設定値に格納された値を設定したときに、検出値で格納された値の種類の記録用紙22を給紙時に検出したときの動作を指定するコマンドとなっている。
一方、記録用紙22のサイズに対する相違を検出したときのエラーに対する設定を行う場合は、図14に示すように、3オクテット目に設定値の変わりに「0」が格納される。これにより、動作変更部は、用紙サイズのエラーに対する動作の設定であることを認識し、4オクテット目を用紙サイズのエラーの種類だと解釈するようになっている。このように、記録用紙22の種類のエラーに対する動作を設定する場合の例が、図13に示されており、用紙サイズのエラーに対する動作を設定する場合の例が図14に示されている。
プリンタエンジン300は、コントローラ200から通信によってコマンドを受け取ると、通信内容は、図示しないメモリに格納され、動作変更部は、そのデータ配列の先頭箇所を引数として呼び出すようになっている。
呼び出された通信変更プログラムは、まず、図15に示すように、3オクテット目(先頭+2の場所)を読み出し、それが「0」かもしくは「それ以外( 設定値) 」かを判定し、設定内容を適切な設定関数が呼び出される。それぞれの関数には適切に引数がセットされ呼び出される。用紙種類のエラーの動作設定を行う関数SetTypeBehavior では設定値と検出値をインデックスとする配列に動作を代入し、用紙サイズのエラーの動作設定を行う関数SetErrorBehaviorではエラーのタイプをインデッスするとする配列に動作を代入して設定を終了する。
以上の構成において、この実施の形態に係る画像出力装置及びこれを用いた画像出力システムでは、次のようにして、記録媒体のサイズや種類が異なっている場合であっても、臨機応変に対応可能とすることによって、ユーザーの多様な要求に応えることが可能となっている。
すなわち、この実施の形態に係るプリンタエンジン300は、図1に示すように、コントローラ200から通信によってプリント要求を受け付けると、プリント動作を開始し、図3に示すように、所定の給紙トレイ24、25、26、27、28、29からユーザーが指定した記録用紙22を搬送し、当該記録用紙22にプリント処理を行うようになっている。
ところで、この実施の形態に係るプリンタエンジン300では、上述したプリント動作に先だって、コントローラ200において、ユーザーが指定した記録用紙22と異なった記録用紙22が給送された場合に、ユーザーが「停止」、「排出後停止」、「メッセージ送信」、「継続」のうち、どの動作を希望するか指定するように構成されている。このユーザーが希望する動作の指定は、記録用紙22の1枚単位、又は1つのジョブ単位で行うことが可能となっている。
コントローラ200は、ユーザーによって希望する動作が指定されると、当該動作に基づくコマンドをプリンタエンジン300の動作変更部303に出力する。この通信コマンドとしては、例えば、図12乃至図14に示すものが用いられる。
上記プリンタエンジン300の動作変更部303は、図16に示すように、通信コマンドを受け取ると、通信データの先頭+2オクテット目のデータが、「0」か「0以外」かを判別する(ステップ101)。そして、動作変更部303は、通信データの先頭+2オクテット目のデータが、「0」である場合には、選択する動作を読み出した後(ステップ102)、動作を設定する相違(エラー)の種類を読み出し(ステップ103)、対応するエラーに動作を結び付けて動作を終了する(ステップ104)。
一方、上記動作変更部303は、図16に示すように、通信データの先頭+2オクテット目のデータが、「0以外」である場合には、選択する動作を読み出した後(ステップ105)、動作を設定する設定値と検出値を読み出し(ステップ106)、対応する設定値と検出値の組み合わせに動作を結び付けて動作を終了する(ステップ107)。
次に、プリンタエンジン300の動作決定部304は、図17に示すように、まず、最終動作を「継続」に初期化した後(ステップ201)、相違検出部301からの相違情報に基づいて、用紙種類の相違が存在するか否かを判別する(ステップ202)。そして、動作決定部304は、用紙種類の相違が存在しないと判別した場合には、用紙サイズの相違が存在するか否かを判別する(ステップ207)。
また、用紙種類の相違が存在すると判別した場合には、用紙の設定値と検出値とを読み出し(ステップ203)、図5(a)に示すようなテーブルを参照して、設定値と検出値から対応する動作を取得する(ステップ204)。ここで、図5(a)において、例えば、上の3つのケースの場合、「選択肢に従う」とあるのは、具体的には、図5(b)に示すように、「排出後停止」の動作であったり、「メッセージ送信」の動作である。かかる動作の制御するプログラムは、図10の第4行目に示すように、「TypeError Behavior[3][2] 」が動作変更部により適切に設定された動作である。
次に、動作決定部304は、取得した動作の優先度が最終動作の優先度以下か否かを判別し(ステップ205)、取得した動作の優先度が最終動作の優先度以下である場合には、ステップ202に戻る。また、取得した動作の優先度が最終動作の優先度を越える場合には、最終動作を取得した動作に設定し直した後(ステップ206)、ステップ202に戻る。
その後、動作決定部304は、相違検出部301からの相違情報に基づいて、用紙サイズの相違が存在するか否かを判別し(ステップ207)、用紙サイズの相違が存在しないと判別した場合には、最終結果に格納されている動作を動作決定部304の動作とする (ステップ212)。
また、動作決定部304は、用紙サイズの相違が存在すると判別した場合には、用紙のサイズの相違を読み出した後(ステップ208)、図6(b)に示すテーブル等を参照して、サイズの相違から対応する動作を取得する(ステップ209)。かかる動作の制御するプログラムは、図10の第5行目に示すように、「Error Behavior[4]」が動作変更部により適切に設定された動作である。
次に、動作決定部304は、取得した動作の優先度が最終動作の優先度以下か否かを判別し(ステップ210)、取得した動作の優先度が最終動作の優先度以下である場合には、ステップ207に戻る。また、取得した動作の優先度が最終動作の優先度を越える場合には、最終動作を取得した動作に設定し直した後(ステップ211)、ステップ207に戻る。
すると、動作発生部302は、図18に示すように、動作決定部304から最終的に決定された動作を取得した後(ステップ301)、決定された動作は、「停止」か「排出後停止」か、あるいは「それ以外」かを判別する(ステップ302)。そして、動作発生部302は、決定された動作が「停止」である場合には、直ちに停止処理を行う(ステップ303)。また、動作発生部302は、決定された動作が「排出後停止」である場合には、新たなプリント動作を行うことを禁止した後(ステップ304)、処理中のプリント動作が終了するのを待ち(ステップ305)、処理中のプリント動作が終了した後、停止処理を行うようになっている(ステップ306)。
また、動作発生部302は、決定された動作が、それ以外の「メッセージ送信」又は 「継続」である場合には、プリント動作を継続し、「メッセージ送信」の場合は、コントローラー200に、指定したものと異なる記録用紙22にプリントされる旨のメッセージを送信し、図示しないユーザーインターフェースにその旨を表示する。
このように、上記実施の形態によれば、プリント動作中に、ユーザーが指定した記録媒体22と、実際に給送される記録媒体22との間に相違が発生したときの動作を、外部の動作指示手段としてのコントローラ200によって、ユーザーに便利なように記録媒体1枚単位で指定することが可能となる。特に、プリンタエンジン300が直接エラーに対する処理を行い、処理を続行するように構成されている場合には、一度もプリント動作を停止する必要がないため、オーバーヘッドをもっとも小さく抑えることが可能となる。
また、記録媒体1枚単位で動作を指定することが可能であるため、エラー発生時に様々な情報を付加してコントローラ200側に伝えることにより、コントローラ200がより適切な制御を行うことが可能となる。
したがって、上記実施の形態によれば、記録媒体のサイズや種類が異なっている場合であっても、臨機応変に対応可能とすることによって、ユーザーの多様な要求に応えることが可能となっている。
なお、上記実施の形態では、各々の選択肢は排他的であるが、「メッセージ送信」に関する動作に関しては、通常の動作を決定する配列とは別の配列に格納して扱うようにすれば、「メッセージ送信」と「停止」に関する動作などについては、図6(c)(d)に示すように、同時に選択できるようにすることも可能である。ここで、「配列」とは、例えば、図10の「TypeError Behavior[3][2] 」と、「Error Behavior[4]」を意味している。また、エラーが起こった場合には、常に、メッセージを送信するように構成してもよい。
また、上記実施の形態において、前記相違検出手段が記録媒体の特性の相違を検出した場合に、当該相違を検出した記録媒体と同一の記録媒体を指定した未処理の他の画像出力要求を特定する特定手段を備えるように構成し、当該特定手段によって特定された画像出力要求を表示部に表示して、ユーザーに知らせ、予め動作を選択させるように構成しても良い。
図1はこの発明の実施の形態1に係る画像出力装置を適用した画像出力システムとしてのプリンタを示すブロック図である。 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像出力装置としてのプリンタエンジンを示す外観構成図である。 図3はこの発明の実施の形態1に係る画像出力装置としてのプリンタエンジンを示す構成図である。 図4はこの発明の実施の形態1に係る画像出力装置としてのプリンタエンジンの画像形成部を示す構成図である。 図5は相違検出部によって相違が検出された場合に、動作発生部が発生する動作の内容を示す図表である。 図6は相違検出部によって相違が検出された場合に、動作発生部が発生する動作の内容を示す図表である。 図7は動作決定部等で使用されるプログラムの関数を示す説明図である。 図8は動作決定部等で使用されるプログラムの関数を示す説明図である。 図9は動作決定部の動作を示すプログラムである。 図10はプログラムの共通定義部分を示す説明図である。 図11は動作発生部の動作を示すプログラムである。 図12は通信データの構成を示す図表である。 図13は通信データの構成を示す図表である。 図14は通信データの構成を示す図表である。 図15は動作変更部の動作を示すプログラムである。 図16は動作変更部の動作を示すフローチャートである。 図17は動作決定部の動作を示すフローチャートである。 図18は動作発生部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100:プリンタ、200:コントローラ、300:プリンタエンジン、301:相違検出部、302:動作発生部、303:動作変更部、304:動作決定部。

Claims (9)

  1. ユーザーが指定した特定の記録媒体に画像を出力することが可能な画像出力装置において、
    前記記録媒体の給送時に、ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送された記録媒体との特性が相違することを検出する相違検出手段と、
    前記相違検出手段によって検出された相違情報に基づいて、前記画像出力装置が採るべき動作を発生させて実行する動作発生手段と、
    前記動作発生手段が発生させる動作を、動作指示手段からの指示に基づいて変更する動作変更手段とを備えたことを特徴とする画像出力装置。
  2. 前記動作指示手段が指示する動作は、画像出力動作を停止する動作であることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 前記動作指示手段が指示する動作は、画像出力動作を継続する動作であることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  4. 前記動作指示手段が指示する動作は、給送した記録媒体を排出する動作であることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  5. 前記動作指示手段が指示する動作は、ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送された記録媒体とが相違する旨のメッセージを表示する動作であることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  6. 前記動作発生手段は、2つ以上の動作を発生させることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  7. ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送された記録媒体との間で、複数の特性の相違があり、前記動作発生手段が発生させることが可能な動作が複数選択可能な場合に、当該動作発生手段が発生した複数の動作のうち、いずれか1つの動作を決定する動作決定手段を備えたことを特徴とする請求項1又は6のいずれかに記載の画像出力装置。
  8. ユーザーが特定の記録媒体を指定した複数の画像出力要求を受け付けて管理することが可能な画像出力装置において、
    前記相違検出手段が記録媒体の特性の相違を検出した場合に、当該相違を検出した記録媒体の処理方法を指定している画像出力要求を特定する特定手段を備えたことを特徴とする請求項1又は7のいずれかに記載の画像出力装置。
  9. ユーザーが指定した特定の記録媒体に画像を出力することが可能な画像出力装置と、前記画像出力装置を制御する制御装置とを備えた画像出力システムにおいて、
    前記画像出力装置は、
    前記記録媒体の給送時に、ユーザーが指定した記録媒体と、実際に給送された記録媒体との特性が相違することを検出する相違検出手段と、
    前記相違検出手段によって検出された相違情報に基づいて、前記画像出力装置が採るべき動作を発生させて実行する動作発生手段と、
    前記動作発生手段が発生させる動作を、外部からの指示に基づいて変更する動作変更手段とを備え、
    前記制御装置は、
    前記動作変更手段に対して、前記動作発生手段が発生させる動作を変更するように指示する動作指示手段を備えたことを特徴とする画像出力システム。
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