JP2020179564A - 情報処理装置、記録装置、記録媒体の決定方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、記録装置、記録媒体の決定方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 記録媒体を決定する際の、ユーザーの利便性を向上させることを目的とする。【解決手段】 記録を行う記録媒体の特性を光学センサ201によって測定する。基準となる特性値と測定値に基づき記録媒体の種類を抽出し、入出力部406によって通知する。記録装置100で使用されると決定された記録媒体の種類についての抽出範囲を拡大する。【選択図】 図16

Description

本発明は、情報処理装置、記録装置、記録媒体の決定方法、及びプログラムに関する。
記録装置において記録を行う際に、記録媒体の種類に応じた制御パラメータを使用して記録を行うことが知られている。特許文献1には、適切な制御パラメータを使用して記録を行うために、記録対象の記録媒体の複数の特性値を測定し、基準となる値と比較することで記録媒体の種類を判別することが開示されている。
特開2016−215591号公報
しかしながら、記録媒体の特性値を測定するセンサの誤差及び記録媒体の個体差や測定環境の違いなどが測定値に影響を与える。そのため、予め用意した基準を使用して判別した場合に、基準が同じままであるとユーザーにとって便利とならない場合がある虞がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、ユーザーの利便性を向上させることを目的とする。
本発明は、記録装置で使用される記録媒体の特性を測定手段によって測定した測定結果を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記測定結果と、予め記憶された記録媒体の種類の特性値の基準値と、に基づいて、前記測定結果が、前記基準値を含む第一の範囲内に入る記録媒体の種類を候補として抽出し、通知手段に前記候補の記録媒体の種類を示す情報を通知させる通知制御手段と、前記記録装置で使用されると決定された記録媒体の種類に対応する情報をユーザーが入力するための入力手段と、を備える情報処理装置であって、前記入力手段によって入力された記録媒体の種類についての前記第一の範囲を拡大する変更手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体を決定する際のユーザーの利便性を向上させることができる。
実施形態に係る記録装置の構成を示す斜視図である。 実施形態に係るキャリッジの構成を示す図である。 実施形態における光学センサの構成を示す図である。 実施形態における記録装置の制御系のブロック構成を示す図である。 実施形態における記録媒体決定処理を示すフローチャートである。 実施形態における入出力部の表示形態を示す図である。 実施形態においてEEPROMに記憶されている特性値を示す表である。 入出力部の他の形態を示す図である。 実施形態において測定される測定値の例を示す表である。 実施形態の記録媒体決定処理における判定結果を示す表である。 実施形態の順位づけを示す表である。 実施形態における特性値を算出する方法を説明するための表である。 実施形態における記録媒体決定処理を示すフローチャートである。 実施形態における履歴情報を示す表である。 実施形態における入出力部の表示形態を示す図である。 実施形態における記録媒体決定処理を示すフローチャートである。 実施形態における履歴情報を示す表である。 実施形態におけるEEPROMに記憶されている特性値を示す表である。
<全体構成>
図1は、記録装置100の構成を示す斜視図であり、キャスターおよび排紙のためのバスケットが取り付けられている。図1(a)は全体の外観を示し、図1(b)は上部カバーを開けて内部構造が見える状態を示す。本実施形態における記録装置100は、インクジェット記録方式により、記録媒体上に記録材としてインク滴を付与することにより記録を行う。記録媒体はY方向を搬送方向として搬送される。そして、記録ヘッド102を搭載したキャリッジ101はY方向と交差するX方向に往復移動して記録を行う、いわゆるシリアル型記録ヘッドを備えるインクジェット記録装置について説明する。しかしながら、ノズル列が記録媒体の搬送方向に対する記録幅に亘って構成された、いわゆるライン型記録ヘッドを備えるインクジェット記録装置が用いられても良い。また、記録機能だけでなく、スキャン機能やFAX機能、送信機能等が一体化された多機能型周辺装置(MFP)でもよい。また、記録材として粉末トナーを用いる電子写真方式の記録装置でもよい。本実施形態では、後述する使用する記録媒体の決定処理を行うための情報処理装置の機能は記録装置100に搭載されている。
記録装置100の上部に入出力部406を備える。入出力部406は操作パネルであり、ディスプレイにインク残量や記録媒体の種類の候補を表示し、ユーザーはキーを操作することにより記録媒体の種類を選択したり記録の設定を行ったりすることができる。
キャリッジ101は、光学センサ201(図2)と、インクを吐出する吐出口が設けられた吐出口面が形成された記録ヘッド102とを有する。キャリッジ101は、キャリッジモータ415(図4)の駆動により、キャリッジベルト103を介してシャフト104に沿ってX方向(キャリッジの移動方向)に往復移動可能に構成されている。本実施形態において、記録装置100は、光学センサ201により、記録媒体105の表面上の乱反射特性値や正反射特性値を取得したり、キャリッジ101と記録媒体105との間の距離を測定したりすることが可能である。
ロール紙等の記録媒体105は、不図示の搬送ローラによりプラテン106上をY方向に搬送される。搬送ローラによりプラテン106上に搬送された記録媒体105上をキャリッジ101がX方向に移動しながら、記録ヘッド102からインク滴を吐出することで記録動作が行われる。キャリッジ101が記録媒体105上の記録領域の端まで移動すると、搬送ローラは記録媒体105を一定量搬送し、次の記録走査を行う領域を記録ヘッド102が記録可能な位置に移動させる。以上の動作の繰り返しにより画像の記録が行われる。
<キャリッジ構成>
図2は、キャリッジ101の構成を示す図である。キャリッジ101は、トランスレータ202とヘッドホルダ203とを備えて構成されている。ヘッドホルダ203は、記録ヘッド102と反射型センサである光学センサ201を含む。図2に示すように、光学センサ201は、底面が記録ヘッド102の底面と同位置若しくはそれよりも高くなるように、構成されている。
<光学センサ構成>
図3は、光学センサ201の構成を示す断面模式図である。光学センサ201は、光学素子として第1のLED301、第2のLED302、第3のLED303、第1のフォトダイオード304、第2のフォトダイオード305、第3のフォトダイオード306を含む。第1のLED301は、記録媒体105の表面(測定面)に対して法線(90°)の照射角を有する光源である。第1のフォトダイオード304は、第1のLED301から照射され記録媒体105からの反射光をZ方向45°の角度で受光する。つまり、記録媒体105からの反射光のいわゆる乱反射成分を検出する光学系を形成する。
第2のLED302は、記録媒体105の表面(測定面)に対してZ方向60°の照射角を有する光源である。第1のフォトダイオード304は、第2のLED302から照射され記録媒体105からの反射光をZ方向60°の角度で受光する。つまり、発光と受光の角度が等しくなり、記録媒体105からの反射光のいわゆる正反射成分を検出する光学系を形成する。
第3のLED303は、記録媒体105の表面(測定面)に対して法線(90°)の照射角を有する光源である。第2のフォトダイオード305と第3のフォトダイオード306は、第3のLED303から照射され記録媒体105からの反射光を受光する。第2のフォトダイオード305と第3のフォトダイオード306は、それぞれの受光量が光学センサ201と記録媒体105との距離に応じて変化することで、光学センサ201と記録媒体105との距離を測定する。
本実施形態では光学センサはキャリッジに設置されているが、他の形態でもよい。例えば、記録装置に固定して設置されていてもよいし、あるいは記録装置とは別体の記録媒体の乱反射や正反射等の特性値を測定するための測定機器であって、測定機器によって測定した特性値を記録装置に送信する形態でもよい。
<ブロック図>
図4は、記録装置100の制御系のブロック構成を示す図である。ROM402は、不揮発性メモリであり、例えば、記録装置100を制御するための制御プログラムや、本実施形態の動作を実現させるためのプログラムが記憶されている。本実施形態の動作は、例えば、CPU401がROM402に記憶されたプログラムをRAM403に読み出して実行することにより実現される。RAM403は、CPU401のワーキングメモリとしても用いられる。EEPROM404は、記録装置100の電源がオフとされても保持しておくべきデータを記憶する。少なくとも、CPU401とROM402が、後述する記録媒体決定処理をするための情報処理装置の機能を実現する。また、EEPROM404は、予め定められた基準として利用する各記録媒体の特性値や、各記録媒体のカテゴリを記憶する。カテゴリとは記録媒体の種類を大きく分類したものであり、本実施形態においては、光沢紙、普通紙、コート紙、フィルム用紙、スペシャル、の5つが設定されている。例えば記録媒体がスタンダード光沢紙であるならば光沢紙のカテゴリ、プレミアム普通紙ならば普通紙のカテゴリに分類されている。記録媒体は紙媒体ではない媒体も含むが、本実施形態においてはユーザーに対して「用紙」という文言を用いて通知を行う。各記録媒体の特性値は記録装置内の記憶媒体ではなく、ホストコンピュータのROMやサーバーなどの外部メモリに記憶してもよい。
インタフェース(I/F)回路410は、記録装置100と外部のLAN等のネットワークとを接続する。記録装置100は、I/F回路410により、外部のホストコンピュータ等の装置との間で各種ジョブやデータ等の送受信を行う。
入出力部406は、入力部と出力部を含む。入力部はユーザーからの電源投入の指示や、記録実行の指示、各種機能の設定の指示を受け付ける。出力部は省電力モード等の各種装置情報や、記録装置100が実行可能な各種機能の設定画面を表示する。本実施形態では入出力部406は記録装置100に備えられた操作パネルであり、入出力部406は、入出力制御回路405を介してシステムバス416とデータの送受信が可能なように接続されている。本実施形態ではCPU401が出力部の情報の通知制御を行う。
他にも、入力部は外部のホストコンピュータのキーボードでもよく、外部のホストコンピュータからユーザーの指示を受付可能としてもよい。出力部は、LEDディスプレイやLCDディスプレイ、ホスト装置と接続されているディスプレイでもよい。また、入出力部がタッチパネルである場合には、ソフトウェアキーによりユーザーからの指示を受付可能である。また、入出力部406はスピーカーとマイクであって、ユーザーからの入力を音声入力、ユーザーへの通知を音声出力としてもよい。
CPU401とROM402と同様の機能を持つCPUとROMを備え、記録装置100と外部接続される情報処理装置が、後述する記録媒体決定処理を行い、記録装置100で使用する記録媒体を決定してもよい。
光学センサ201による測定を実施する場合には、CPU401によりLED制御回路407が駆動され、光学センサ201内の所定のLEDが点灯するように制御される。光学センサ201の各フォトダイオードは受光した光に応じた信号を出力し、A/D変換回路408によりデジタル信号に変換され、RAM403に一旦保存される。記録装置100の電源オフ時にも保存されるべきデータは、EEPROM404に記憶される。
記録ヘッド制御回路411は、記録ヘッド102に搭載されセレクタやスイッチを含むノズル駆動回路に対して、記録データに応じた駆動信号を供給し、ノズルの駆動順序等、記録ヘッド102の記録動作の制御を行う。例えば、外部からI/F回路410に記録対象データが送信されてきた場合、記録対象データは、RAM403に一旦保存される。そして、記録ヘッド制御回路411は、記録対象データから、記録のための記録データに変換された記録データに基づいて、記録ヘッド102を駆動する。その際、LF(ラインフィード)モータ駆動回路412は、記録データのバンド幅等に基づいてLFモータ413を駆動し、LFモータ413と接続されている搬送ローラが回転することにより記録媒体を搬送する。CR(キャリッジ)モータ駆動回路414は、CR(キャリッジ)モータ415を駆動することによりキャリッジベルト103を介してキャリッジ101を走査させる。
I/F回路410から送られてくるデータには、記録対象データのみでなく、プリンタドライバで設定された内容のデータも含まれる。また、記録対象データは、例えば、I/F回路410を介して外部から受信して記憶部に格納されたり、ハードディスク等の記憶部に予め格納されたりしている場合もある。CPU401は、画像データを記憶部から読み出して画像処理回路409を制御して、記録ヘッド102を用いるための記録データへの変換(二値化処理)を実行する。画像処理回路409は、二値化処理の他、色空間変換、HV変換、ガンマ補正、画像の回転等、種々の画像処理を実行する。
<全体フロー>
図5は、記録対象の記録媒体105の特性を測定した測定結果を取得し、測定結果と基準となる特性値に基づいて入出力部406に記録媒体の候補を通知して記録対象の記録媒体の種類を決定する記録媒体決定処理を示すフローチャートである。以下の記録媒体決定処理においては、ユーザーが選択した記録媒体の種類の特性値について、測定値を新たな情報として得て、これに基づいて予め定められている特性値を測定値に近づけるように変更する。このような学習により、より精度よく記録媒体の種類を選択できるような特性値を獲得していく。
図5のS101〜S112までの各ステップの処理は、例えば、図4で示すCPU401がROM402に記憶されたプログラムをRAM403に読み出して実行することで実現される。また、記録媒体決定処理はホスト装置のソフトウェアによって実行されてもよい。本実施形態において入出力部406は記録装置に備えられた操作パネルであるので記録媒体の候補の通知は操作パネルに記録媒体の名称を表示することによって行われる。入出力部406はホスト装置に接続されたディスプレイとホスト装置であってもよい。また、入出力部406が音声の入出力が可能なマイク機能のあるスピーカーである場合には記録媒体の候補の通知はスピーカーによって行われ、記録媒体の選択はマイクにユーザーが記録媒体の名称、或いは対応する符号を音声入力することによって行われる。
CPU401は、入出力部406である操作パネルからユーザーによる給紙開始の指示を受け付けると記録媒体105の給紙処理を実施する。図6(a)は給紙処理開始の指示の入力を受け付ける操作パネルの表示例である。操作パネルはユーザーによるタッチ入力可能なタッチパネルである。「はい」の項目をタッチすると給紙が開始される。
図6(a)で「はい」の項目が選択され、給紙が開始されると、記録媒体105は搬送ローラによりプラテン106上の光学センサ201が検知可能な位置まで搬送される。記録媒体105が搬送されると、記録媒体105上をキャリッジ101がX方向に移動し、光学センサ201によって記録媒体105の乱反射値、正反射値、記録媒体の厚さの値(以下、紙厚)を取得する(ステップS101)。乱反射値は記録媒体の白色度と対応し、正反射値は記録媒体の光沢度と対応する。記録媒体の特性として、記録媒体のX方向の幅を使用して記録媒体決定処理を行ってもよい。記録媒体の特性の測定を行う位置は1箇所でもよいし、複数箇所の測定結果の平均を取ってもよい。また、特性の測定は光学センサ201が停止した状態で行ってもよいし、移動しながら行ってもよい。測定値は一旦RAM403などのメモリに記憶される。
次いで、CPU401は取得した測定値をメモリから読み出し、予め定められてEEPROM404に記憶されている各種記録媒体の特性値と比較する(ステップS102)。これにより、測定値が示す特性に該当する度合が所定の度合より高い記録媒体の種類を抽出する。詳しくは以下の通りである。図7(a)はEEPROM404に記憶されている記録媒体の種類毎の特性値を示す。この特性値は現段階が初期値であれば特性値=Tである。この値を測定値と比較することにより、記録媒体の種類を判別する。この基準となる特性値の範囲である第一の範囲を抽出範囲とする。この抽出範囲は、ユーザーに通知する記録媒体の候補を抽出するための抽出範囲である。以降は、この抽出範囲を抽出範囲と称する。乱反射値、正反射値は、光学センサ201が光を受光して出力する出力電圧を10bitでA/D変換した値である。抽出範囲は、記録媒体の各特性値の基準値であるmiddle値を中心とするmin値からmax値までの範囲である。紙厚は中心値から±50μmを抽出範囲とし、取得した紙厚が抽出範囲内の記録媒体の種類を抽出する(ステップS103)。
そして、抽出された記録媒体の種類があるか否かを判断する(ステップS104)。
抽出された記録媒体の種類が無い場合には、図6(b)のように操作パネルに全てのカテゴリを表示する(ステップS114)。カテゴリは予め定められた順番に並べられて表示される。カテゴリの表示を行った場合には、ユーザーが選択したカテゴリの入力を受け付けると図6(c)のようにカテゴリ内の記録媒体の種類を表示する。そして、表示した記録媒体の種類のうち選択された記録媒体の種類についての入力を受ける。入力は記録媒体の名称が表示されている項目をタッチすることによって行われる。図6(b)では、記録媒体のカテゴリとは別に、「すべて」という項目を一番下に表示している。この「すべて」が選択されると全ての記録媒体が予め定められた順番で表示される。最近、即ち一番最後に使用された記録媒体から近い順番に表示するようにしてもよい。
ステップS104で抽出した記録媒体の種類がある場合、取得した乱反射値が、記憶手段EEPROM404に記憶された乱反射値の抽出範囲内である記録媒体の種類を抽出する(ステップS105)。図7(a)で示すように、乱反射値の抽出範囲は中心値から±5の範囲である。ここで、抽出された記録媒体の種類があるか否かを判断する(ステップS106)。該当する記録媒体の種類が無い場合、図6(b)のように操作パネルにカテゴリ表示を行う(ステップS114)。
ステップS106で抽出した記録媒体の種類がある場合、取得した正反射値が、記憶手段EEPROM404に記憶された正反射値の抽出範囲内である記録媒体の種類を抽出する(ステップS107)。図7(a)で示すように、正反射値の抽出範囲は中心値から±5の範囲である。ここで、抽出された記録媒体の種類があるか否かを判断する(ステップS108)。該当する記録媒体の種類が無い場合、図6(b)のように操作パネルにカテゴリ表示を行う(ステップS114)。
ステップS108で抽出した記録媒体の種類がある場合、抽出した記録媒体の種類を、測定値に特性値が近い記録媒体の方が優先順位の高い記録媒体として順位づけする(ステップS109)。表示の順序の決め方について詳しくは後述する。
記録媒体の種類の名称を、図6(d)に示すように、ステップS109で決定した優先順位の高い順に上から表示する(ステップS110)。
図6(d)の操作パネルに表示されている40をタッチすると画面の表示を下にスクロールすることができる。「STOP」をタッチすると記録媒体決定処理を中止し、図6(a)の表示からホーム画面の表示に切り替わる。図6(d)では優先度の高い順に記録媒体の名称の横に1〜3までの符号を付して表示している。記録媒体の種類の選択は、表示されている記録媒体の名称の項目をタッチすることによって行われる。ここでは、1の番号が振られているスタンダード半光沢紙の優先度が最も高い。符号は優先度の高さが分かるようなものであればよく、数字以外の符号でもよい。また、表示の方法はこれに限らず優先順をユーザーが認識可能であればよい。
図6(d)では、候補の記録媒体を上から3つまで表示することができるが、抽出された記録媒体の種類は2種類であるため、図6(d)では2つの記録媒体までしか表示していない。3つ目の欄には上記2つの記録媒体の名称よりも目立たないように「選択候補がありません」と薄く(或いは暗く)表示し、ユーザーには3つ目の候補がないことを報知する。例えば操作パネルの背景の色が黒の場合、記録媒体2つは白色で、「選択候補がありません」という内容は白よりも輝度の低い色であるグレーで表示する。「選択候補がありません」という内容の表示の下部には、用紙のカテゴリを表示する。このようにしてユーザーが所望する記録媒体が入出力部406に表示された記録媒体の中になかった場合に、その他の種類の記録媒体を選択するために、個別の記録媒体を選択できるようにしてある。本実施形態では、カテゴリは1位の記録媒体の種類が属するカテゴリを一番上に表示する。特性が近いカテゴリを上位に表示し、選択しやすくすることによって候補の記録媒体にユーザーが所望する記録媒体が無かった場合でも、所望の記録媒体のカテゴリを選択するまでの手間を少なくすることができる。
図8に他の形態の入出力部406における記録媒体の種類の候補の表示方法を示す。図8(a)のように、記録媒体の種類の候補が操作パネルに表示しきれない場合にはスクロール操作等によって下位の候補を表示可能にしてもよい。また、候補の上位から順に表示せずとも、優先順位をユーザーが認識可能であればよい。操作パネルの中央に最も上位の記録媒体の名称を表示させるようにしてもよいし、図8(b)のように優先度が上位の記録媒体の名称を表示する文字の大きさを大きくする、太字にするなどして優先度の上下を表現してもよい。また、「用紙のカテゴリ」という表示の下にカテゴリが表示されているが、「用紙のカテゴリ」を意味する表示なしにカテゴリを表示するようにしてもよい。また、候補の記録媒体の下にはカテゴリではなく、候補以外の記録媒体の種類を表示してもよい。
また、図8(c)のように優先度1位の記録媒体のみを表示するようにしてもよい。ユーザーが、抽出された他の記録媒体を選択したい場合には、図8(c)ではスタンダード普通紙と表示されている記録媒体の項目の部分を選択することができる。この選択を受け付けると図6(d)のような画面の表示になり、他の記録媒体を選択できるような表示方法でもよい。
ステップS106で抽出した記録媒体の種類が無い場合、図6(c)のようにカテゴリ表示のみを行う(ステップS114)。
ステップS111にて、ユーザーが入出力部406から記録媒体の種類を選択すると、ステップS112では測定値が選択された記録媒体の学習範囲内か否かを判断する。ここで、学習範囲について説明する。予め定められた(あるいは学習過程を経て変更が行われた)特性値から大きくかけ離れた測定値に基づいて学習を行ってしまうと間違った値を学習してしまうこととなるため、学習する測定値の範囲である学習範囲が設定されている。学習範囲は、本実施形態では抽出範囲の2倍の範囲を持つ範囲である。学習範囲は特性値を変更するための範囲である。選択された記録媒体の学習範囲内に測定値が入っていた場合に、測定値に基づいて特性値を変更する。本実施形態において、学習範囲は特性値の中心値から、所定の値の範囲とするが、これはとmin値との差分、あるいは中心値とmax値と差分の2倍の値の範囲である。例えば、図7(a)のスタンダード光沢紙の正反射値の抽出範囲は中心値から±5の95〜100である。学習範囲は±5の2倍である中心値から±10の範囲を取るため、学習範囲は90〜105である。同じように、乱反射値、紙厚についても抽出範囲の2倍の範囲を取るため、スタンダード光沢紙の乱反射値の学習範囲は90〜100、紙厚の学習範囲は90〜290である。学習範囲はこれに限らず、例えば抽出範囲と同じ範囲を取ってもよいし、特性や記録媒体の種類ごとに異なる学習範囲を設定してもよい。選択された記録媒体の種類の学習範囲の中に測定値が入っている場合にはステップS113に進み、ステップS111で選択された記録媒体の種類の特性値を測定値に基づいて変更した値に更新してEEPROM404に記憶させる。以上により記録媒体決定処理が終了する。学習範囲の中に測定値が入っていない場合には選択された記録媒体の種類の特性値を更新せずに記録媒体決定処理を終了する。特性値の更新について詳しくは後述する。
記録媒体決定処理が終了し、記録準備が完了すると、ユーザーからの記録ジョブを受け付ける状態となり、記録ジョブを受信したら記録を開始する。また、入出力部406からユーザーが選択して入力された記録媒体の種類と、ホストコンピュータから記録装置100に送信されたジョブの記録媒体の種類が異なっている場合は、EEPROM404に記憶している記録媒体の特性値を更新しないようにしてもよい。
図5の記録媒体決定処理では、ステップS103で該当する紙厚を有する記録媒体の種類を抽出し、ステップS105で該当する乱反射値を有する記録媒体の種類を、ステップS107で該当する正反射値を有する記録媒体の種類を抽出している。抽出する順番はこれに限らず、例えば乱反射値が該当する記録媒体の種類をまず抽出するようにしてもよい。
光学センサ201が記録装置とは別体の測定機器に設けられている場合には、まず測定機器にセットされた記録媒体の特性を測定によって測定する。そして取得した測定値を記録装置に送信し、記録装置のCPU401によって記録媒体を抽出して、入出力部406に候補を通知するような形態でもよい。
以下に具体例を挙げながら記録媒体決定処理のステップS110の表示の順序の決め方、ステップS113の特性値の更新について説明する。ステップS101で取得した記録媒体の特性が、図9に示すように、(乱反射値、正反射値、紙厚)=(103、98、225)である。図10にステップS103〜S107の処理の判定結果を示す表である。「○」が測定値が抽出範囲内に入った記録媒体、「×」が測定値が抽出範囲に入らなかった記録媒体を示す。抽出範囲に入らなかった特性値がある記録媒体は次の処理で判定自体を行わない。これを図10では「判定しない」と表示している。
ステップS103では、図7(a)に示す紙厚の抽出範囲に、取得した紙厚190が入る記録媒体の種類である、スタンダード光沢紙、スタンダード半光沢紙、プレミアム光沢紙、厚口光沢紙が抽出される。抽出した記録媒体の種類があるのでステップS104はYesとなり、ステップS105に進む。
ステップS105では、ステップS103で抽出した記録媒体の中から、図7(a)に示す乱反射値の抽出範囲に、測定した乱反射値103が入る記録媒体の種類である、スタンダード光沢紙、スタンダード半光沢紙、厚口光沢紙が抽出される。抽出した記録媒体の種類があるのでステップS106はYesとなり、ステップS107に進む。
ステップS107では、ステップS105で抽出した記録媒体の中から、図7(a)に示す正反射値の抽出範囲に、測定した乱反射値と正反射値が入る記録媒体を抽出する。ここではスタンダード光沢紙、スタンダード半光沢紙と、厚口光沢紙が抽出される。抽出した記録媒体があるのでステップS108はYesとなり、ステップS110に進む。
ステップS109では、特性値が測定値に近い記録媒体の方が優先順位の高い記録媒体として順位をつける。そして、ステップS110では抽出した記録媒体の種類の名称を、優先順位の高い記録媒体から順に上から表示する。
図11はステップS109における順位の決定方法について説明するための図である。本実施形態では、以下の計算方法によって各特性の中心値と測定値の近さを計算する。
|(測定値−特性の中心値)/(特性のmax値―特性の中心値)|
特性のmax値の代わりにmin値を使用してもよい。
例えばスタンダード光沢紙の正反射値について計算すると、|(103−100)/(105−95)|=0.6である。ステップS105で抽出した記録媒体の種類について上記の計算を行い、各特性の測定値への近さの値を合計する。合計値が小さい記録媒体ほど測定値に近いことを示す。合計値の小さい記録媒体ほど上位の記録媒体の種類と判断し、入出力部406に表示を行う。ここでは、図6(e)に示すように、スタンダード光沢紙、厚口光沢紙、スタンダード半光沢紙の順に表示を行う。
ステップS111でユーザーによって表示順位が3位のスダンダード半光沢紙が選択された場合のステップS112の処理について説明する。
ステップS112では、ステップS101で取得した測定値が、選択された記録媒体の種類であるスダンダード半光沢紙の学習範囲内か否かを判定する。乱反射値、正反射値、紙厚、の全ての特性の学習範囲内である場合にスタンダード半光沢紙の学習範囲であると判定する。図7(a)に示すように、スタンダード半光沢紙の正反射値の抽出範囲は中心値(middle)を99として±5の範囲である94〜104である。上述したように学習範囲は抽出範囲と同じ中心値から、抽出範囲の2倍の範囲を取る。スタンダード半光沢紙の正反射値の学習範囲は中心値を99として±10の範囲である89〜109である。同様にしてスタンダード半光沢紙の乱反射値の学習範囲は85〜105、紙厚の学習範囲は90〜290である。以上の学習範囲に、測定値(乱反射値、正反射値、紙厚)=(103、98、225)の全てが入っているため、ステップS113に進む。
ステップS113では、測定値に基づいて選択された記録媒体の種類の特性値を更新する。図7(a)に示す特性値は更新する前の特性値であり、図9には測定値を示す。本実施形態では、記録媒体の種類の特性値を測定値に一定の割合で近づける。ここで測定値には測定誤差が含まれるため、測定値をそのまま特性値として一度に置き換えるよりも、測定値と特性値との差分が一定割合ずつ少なくなっていくように、複数回の学習により段階的に差分が解消するようにするとよい。その一例を一般化した式で表すと以下のようになる。
更新後の特性値(Tn+1)=(測定値(R)−特性値(Tn))×α+更新前の特性値(Tn)
ここで、αは特性値を測定値に近づける割合を示す値である。近づける割合を25%とすると、正反射値の中心値は以下のようになる。例えば、Tn=T(初期値)である場合には、1回目の更新によりTが求められる。
R=103,Tn=T=99,である場合には、下記のようにしてTが求められる。
=(103−99)×0.25+99=100
同様に乱反射値、紙厚の特性値を更新する。更新した結果を図7(b)に示す。抽出範囲は、正反射値、乱反射値は中心値から±5、紙厚は中心値から±50ということは変更せずに、中心値に合わせてmin値、max値も更新する。更新した特性値はEEPROM404のスタンダード半光沢紙の特性値として、元の特性値と書き換えて記憶され、次回以降の記録媒体決定処理に使用される。以上で記録媒体決定処理が終了する。
以上の例では、特性値を更新する際には、特性値から25%測定値に近づけたが、近づける割合はこれに限らず、0%より大きく100%以下の割合であればよい。また、近づける割合は記録媒体の種類ごとに設定されていても、特性ごとに設定されていてもよい。
図7(b)のように特性値を更新した状態で、再び記録媒体の特性が、(乱反射値、正反射値、紙厚)=(103、98、225)であるスタンダード半光沢紙を測定する。測定値に特性値が近い順に順位づけした結果を図11(b)に示す。スタンダード半光沢紙の特性値を更新したことによって、スタンダード半光沢紙の順位が1位になった。そのため、ステップS110にて入出力部406には、測定した記録媒体であるスタンダード半光沢紙が最も上位の記録媒体として表示されることになり、ユーザーがより選択しやすくなる。
また、測定値を記録媒体の種類の特性値を反映させる他の方法として、過去N回分の測定値の平均値を特性値として設定するようにしてもよい。図12は、過去3回の測定値によって特性値を設定する方法を説明するための図である。ここではスタンダード半光沢紙の正反射値を例にとって説明する。図12(a)はステップS111またはステップS114において1回もスタンダード半光沢紙が選択されていない場合を示す。図12(a)では初期設定の値である99が過去3回分の値として入力されており、平均値も99のため特性値は99となっている。図12(b)はスタンダード半光沢紙が選択されると、測定値103が1回前測定値として入力される。測定値103が入力されたときの平均値100.3を次回以降使用する特性値として設定する。図12(c)は更にスタンダード半光沢紙が選択された場合を示しており、1回前測定値として104が入力されている。このときの平均値である102を次回以降使用する特性値として設定する。図12(d)は、図12(c)の状態から更にスタンダード半光沢紙が選択された場合を示しており、1回前測定値として102が入力されている。このときの平均値103を次回以降使用する特性値として設定する。
以上のように、給紙した記録媒体の特性値を取得して、測定値と近い記録媒体の種類が上位に通知されるようにする。このようにすることによって、ユーザーが選択する可能性が高い種類の記録媒体が優先的に通知され、ユーザーの希望の記録媒体の種類を選択する際の手間を削減することができる。
上述の記録媒体決定処理においては抽出した記録媒体の種類を、特性値が測定値に近い順に通知した。以下では、通知する順番を履歴情報によって決定する場合の記録媒体決定処理について説明する。
ここでは、EEPROM404はこれまで給紙され、ユーザーに選択された記録媒体の種類の履歴を記憶する。ユーザーに選択された記録媒体は、上述の図5の記録媒体決定処理でのステップS111において選択された記録媒体のことである。記憶した情報は履歴情報として扱う。
履歴情報を使用する記録媒体決定処理のフローチャートを図13に示す。図13のステップS201〜S208、S217は第1の実施形態の図5のステップS101〜S108、S114と同様の処理を行う。
ステップS209では、抽出した記録媒体の種類の使用履歴があるか否かをEEPROM404に記憶された履歴情報に基づいて判断する。EEPROM404には図14のようにこれまでに記録装置100で使用された記録媒体が、使用された時期の近さを示す情報と紐づけられて記憶されている。同一種類の記録媒体が複数回使用された場合には、最後に使用された情報をのみを履歴としている。図14では履歴順の欄に振られた番号が小さい記録媒体の方が最近使用された記録媒体であることを示している。
ステップS209で抽出した記録媒体の種類が履歴情報に無い場合、ステップS215にて図5のステップS109と同様に、抽出した記録媒体の種類を、測定値に特性値が近い記録媒体の方が優先順位の高い記録媒体として順位づけする。
ステップS216で、ステップS215で決定した優先順位に従って図6(d)のように操作パネルに記録媒体の名称を順に表示し、ステップS211に進む。
ステップS209で抽出した記録媒体の種類が履歴情報にある場合、ステップS210において図15に示すように、抽出された記録媒体の種類を、同一種類の記録媒体は重複分を一つにまとめて表示する。図15ではこれまでに使用された記録媒体の種類を、最近使用された記録媒体の方が優先順位の高い記録媒体として、優先順位の高い記録媒体の名称を上から順に表示する。ここでは、3種類の記録媒体の名称を表示できるが、抽出されかつ履歴情報のある2種類の記録媒体しか表示していない。その場合、3つめの枠には「選択履歴がありません」と履歴情報が無いことを示す情報を表示する。
ステップS211〜S213は図5のステップS111〜S113と同様の処理を行う。ステップS211にて、ユーザーが入出力部406から記録媒体の種類を選択すると、ステップS212にて測定値が選択された記録媒体の学習範囲内か否かを判断する。測定値が選択された記録媒体の学習範囲内でない場合にはステップS214に進む。測定値が選択された記録媒体の学習範囲内である場合には、ステップS213にて、選択された記録媒体の特性値を測定値に基づいて変更し、更新する。
次にステップS214にて履歴情報を、選択された記録媒体の種類を最新の使用履歴とした情報に更新する。以上により記録媒体決定処理を終了する。
測定値が選択された記録媒体の学習範囲内に入らなかった場合(ステップS212:NO)には、ステップS214にて履歴情報を更新しないようにしてもよい。
以上のように、使用したことのある記録媒体の種類を候補の上位として通知する。これによりユーザーが使用する可能性の高い種類の記録媒体が優先的に通知され、ユーザーの希望の記録媒体を選択する際の手間を削減することができる。
上述した説明においては、特性値の変更は特性値の基準値を変更することによって行う形態を記載した。以下では、特性値の変更を特性値の抽出範囲の大きさを変更することによって行う形態について説明する。
以下に説明する形態では、記録装置100において使用すると選択された記録媒体の種類については、EEPROM404に記憶されている特性値の抽出範囲を拡げる。抽出範囲を拡げた記録媒体の種類は、次の測定において抽出されやすくなり、候補として表示されやすい。そのため、次にその記録媒体の種類を選択する際にユーザーが候補外の記録媒体から選択する手間を減らすことができる。また、使用すると選択された場合には抽出範囲を拡げたが、拡げたままにしておくと、暫くの間使用しない場合には、使用しないにも関わらず候補として表示され続けることとなる。そのため、所定期間選択されなかった記録媒体の種類の抽出範囲については狭める。
本実施形態においては、拡げることができる抽出範囲の上限と、狭めることができる抽出範囲の下限とを設定する。上限を設けることで記録媒体の種類が取り得る特性値を大きく超えた検出値となることを防ぐ。また、下限を設けることで抽出されにくくなりすぎることを防ぐ。また、上述した学習範囲を利用して、測定値が学習範囲外の場合には抽出範囲を拡げないようにする。本実施形態では、学習範囲は変更されない範囲として設定されているものとして説明する。他の形態として、検出範囲の拡縮に合わせて学習範囲の大きさも変化させてもよい。
図16に本実施形態の記録媒体決定処理のフローチャートを示す。図16のステップS1901〜S1911、S1918は図5のステップS101〜S111、S114と同様の処理を行う。ステップS1910では図5のステップS110に対応し、ステップS1909にて順位づけされた順に入出力手段406に記録媒体の種類の名称を通知する。第2の実施形態の図13のステップS210のように履歴順に通知してもよい。
ステップS1912では、ステップS1911にて選択された記録媒体の種類を最新の使用履歴として履歴情報を更新する。
ステップS1913では、ステップS1901にて取得した測定値が、ステップS1911にて選択された記録媒体の学習範囲内か否かを判定する。乱反射値、正反射値、紙厚、の全ての測定値が学習範囲内である場合に、測定値が選択された記録媒体の学習範囲であると判定する。学習範囲は抽出範囲と同じ中心値から、初期値として設定されている抽出範囲の2倍の範囲を取る。記録媒体の種類の特性値の初期値は図7(a)に示す。ここでの初期値とは、記録装置100がユーザーに初めて使用されるときに予めEEPROM404に記憶されている記録媒体の特性値のことである。学習範囲は、抽出範囲を拡げる範囲の上限以上の範囲であればよく、抽出範囲の2倍以外の範囲を取ってもよい。測定値が、選択された記録媒体の学習範囲内でない場合にはステップS1916に進む。測定値が、選択された記録媒体の学習範囲内である場合には、ステップS1914に進む。
ステップS1914では、選択された記録媒体の種類の特性値の抽出範囲が、拡げることのできる上限の大きさに達しているか否かを判定する。上限に達していない場合にはステップS1915にて選択された記録媒体の種類の抽出範囲を拡大する。
上限に達していた場合には範囲は拡げずにステップS1916に進む。
ステップS1916では所定期間選択されていない種類があるか否かを判定する。該当する記録媒体の種類がある場合にはステップS1917にて所定期間以上選択されていない記録媒体の種類の抽出範囲を縮小する。図16の記録媒体決定処理においては、EEPROM404に記憶されている記録媒体の種類の履歴の情報に基づき、最後から5番目までに使用された記録媒体の種類として記憶されている記録媒体の種類を所定期間に選択された記録媒体の種類とする。例えば図14に示すような履歴情報であった場合、履歴順が1のプレミアム普通紙から、履歴順が5のスタンダード光沢紙までの記録媒体の種類は所定期間内に選択された記録媒体の種類である。すなわち、上述した形態では所定期間とはユーザーから5回の使用記録媒体の入力がなされる期間ということができる。所定期間については履歴順以外にも、記録媒体の種類各々が最後に使用されてからの時間でもよい。ステップS1916にて所定期間選択されていない記録媒体の種類がないと判定された場合には処理を終了する。所定期間選択されていない記録媒体の種類があると判定されたらステップS1917にて抽出範囲を縮小する。ステップS1917にて抽出範囲を縮小する場合にはEEPROM404に初期値として記憶されている特性値を狭めることのできる下限とし、下限より狭い範囲にはしない。抽出範囲を狭めた値に更新したら処理を終了する。該当する記録媒体の種類がない場合には処理を終了する。
<範囲の拡大、縮小方法>
以下に、ステップS1915の抽出範囲を拡げる処理、ステップS1917の抽出範囲を狭める処理について説明する。ステップS1901にて取得した記録媒体の特性は、(正反射値、乱反射値、紙厚)=(106、98、225)である。ここでは抽出範囲は学習範囲を上限として拡げることができるとする。
図16の処理を行う前のEEPROM404に記憶されている履歴情報を図17(a)に示す。図17に示す履歴情報は、6回分の履歴の中で同一種類の記録媒体が複数回選択された場合には同一種類の記録媒体の履歴が複数回記憶されている情報である。図14の履歴情報のように、同一種類の記録媒体が複数回使用された場合には最後に使用された情報をのみを履歴とする履歴情報を使用してもよい。図16の処理を行う前のEEPROM404に記憶されている記録媒体の特性値を図18(a)に示す。図7(a)に示す特性の初期値から更新されている記録媒体の種類は、スタンダード半光沢紙、厚口光沢紙、プレミアム普通紙である。
ユーザーが選択したい記録媒体はスタンダード光沢紙であるとする。しかしながら、測定値の正反射値は図17(a)に示すスタンダード光沢紙の測定範囲に入っていないため、候補の記録媒体として抽出されず、ステップS1910において入出力部406にスタンダード光沢紙の名称は表示されない。ステップS1911において、スタンダード光沢紙を選択するためにユーザーはカテゴリから選択してスタンダード光沢紙を選択しなければならない。
次に、ステップS1912にて履歴情報を更新する。履歴情報を更新した履歴情報を図17(b)に示す。
ステップS1913では、測定値がスタンダード光沢紙の学習範囲内であるかを判定する。測定値の全ての特性が抽出範囲の特性値の2倍の学習範囲内に入っているため、ステップS1914に進む。
ステップS1914にてスタンダード光沢紙の抽出範囲の範囲が上限に達していないため、ステップS1915にて範囲を拡げる。使用され、特性値が更新された記録媒体の種類の基準を図18(b)に示す。図18(b)の特性値のうち、スタンダード光沢紙、厚口光沢紙が図18(a)で示す特性値から更新された記録媒体である。本実施形態では特性値の基準としてEEPROM404に記憶されている範囲を基準値からMax値あるいはmin値までの大きさを20%ずつ拡げる。このとき、範囲の中心値が変わらないようにmin値とMax値をそれぞれ変更する。式にすると以下のようになる。現在のMax値、min値というのは図18(a)に示すMax値、min値である。
更新後のmin値=現在のmin値−(現在のMax値−中心値)×0.2
更新後のMax値=現在のMax値+(現在のMax値−中心値)×0.2
図18(a)に示すように、スタンダード光沢紙の現在(更新前)の正反射値はmin値:95、Max値:105である。これでは、スタンダード光沢紙は抽出されない。
更新後のmin値:95−(100−95)×0.2=94
更新後のMax値:105+(100−95)×0.2=106
このようにして更新後はmin値:94、Max値:106とする。同様にして乱反射値、紙厚も更新する。こうなると更新後は、前回と同じ測定値であれば、スタンダード光沢紙は抽出されることになる。
以上のように、抽出範囲を更新することによって今回の記録媒体決定処理では抽出範囲に入らず抽出されなかった測定値でも、次の記録媒体決定処理においては抽出されるようになり候補の記録媒体の種類として表示されるため、ユーザーの利便性が向上する。
ステップS1916では、図14の履歴情報にない記録媒体の種類を所定期間選択されていない記録媒体の種類であるとする。図17(b)の履歴情報にない記録媒体の種類があるため、ステップS1917にて抽出範囲を狭める処理を行う。式にすると以下のようになる。
更新後のmin値=現在のmin値+(現在のMax値−中心値)×0.2
更新後のMax値=現在のMax値−(現在のMax値−中心値)×0.2
図7(a)に示す初期値から変更している厚口光沢紙の特性値の範囲を狭める。
更新後のmin値:94+(106−100)×0.2=95.2
更新後のMax値:106−(106−100)×0.2=104.8
以上の計算では、範囲の下限であるMax値:105、min値:95よりも狭い範囲となっている。そのため下限であるmin値:95、Max値:105に更新する。更新後のMax値よりも下限の値が大きく、更新後のmin値よりも下限の値が小さかった場合には、範囲の下限よりも大きな範囲のため、更新した値に更新する。
以上のようにして範囲を拡げる処理、狭める処理を行う。上述した例では所定の割合で範囲を変化させたが、所定値ずつ変化させてもよい。その場合は、上限、下限ではなく、初期値から値を変える回数を制限するような形態でもよい。また、特性によって範囲を変化させる割合を変えてもよいし、特性ごとに独立して範囲を変化させても、測定値に基づいてプラス方向あるいはマイナス方向に偏って変化させてもよい。また、所定期間選択されていない記録媒体の種類の抽出範囲については、初期値に戻すようにしてもよい。
他にも、図5の記録媒体決定処理において説明したように特性値の基準値を変更し、さらに抽出範囲を拡大するようにしてもよい。
100 記録装置
105 記録媒体
201 光学センサ
401 CPU
404 EEPROM
406 入出力部

Claims (13)

  1. 記録装置で使用される記録媒体の特性を測定手段によって測定した測定結果を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記測定結果と、予め記憶された記録媒体の種類の特性値の基準値と、に基づいて、前記測定結果が、前記基準値を含む第一の範囲内に入る記録媒体の種類を候補として抽出し、通知手段に前記候補の記録媒体の種類を示す情報を通知させる通知制御手段と、
    前記記録装置で使用されると決定された記録媒体の種類に対応する情報をユーザーが入力するための入力手段と、
    を備える情報処理装置であって、
    前記入力手段によって入力された記録媒体の種類についての前記第一の範囲を拡大する変更手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記変更手段は、前記入力手段によって入力された記録媒体の種類の履歴の情報に基づき、所定期間使用されていない記録媒体の種類についての前記第一の範囲を縮小することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記変更手段は、前記使用履歴の情報に基づき前記所定期間使用されていない記録媒体の種類についての前記第一の範囲を初期値の範囲に変更することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記変更手段は、前記変更手段によって変更する記録媒体の種類についての前記第一の範囲を所定の割合で変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記変更手段は、前記測定結果に基づいて、前記入力手段に入力された記録媒体の種類についての前記第一の範囲を、前記測定結果のある方向に拡大することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記変更手段は、前記入力手段によって入力された記録媒体の種類の前記基準値を含み前記第一の範囲より大きい第二の範囲内に前記測定結果が入った場合に、前記入力手段によって入力された前記記録媒体の種類についての前記第一の範囲を拡大することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記変更手段は、前記入力手段によって入力された記録媒体の種類についての前記第一の範囲を、所定の範囲以上は拡大しないことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記所定の範囲は前記第一の範囲より大きく前記第二の範囲以下の大きさの範囲であることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記変更手段は、前記第二の範囲は変更しないことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    記録媒体に記録材を付与する記録手段と、
    記録媒体を、記録を行う位置に搬送する搬送手段と、を有し、
    前記搬送手段が前記記録媒体を前記記録手段が記録を行うことのできる位置に搬送すると、前記記録手段は前記記録媒体に記録を行うことを特徴とする記録装置。
  11. 前記記録装置は前記記録手段を搭載して移動可能なキャリッジを有し、
    前記測定手段は前記キャリッジに搭載され、前記搬送手段によって前記測定手段が測定することのできる位置に搬送された前記記録媒体の特性を測定することを特徴とする請求項10に記載の記録装置。
  12. 記録装置で使用される記録媒体の特性を測定し、
    測定した測定結果と、予め記憶された記録媒体の種類の特性値の基準値と、に基づいて、前記測定結果が、前記基準値を含む第一の範囲内に入る記録媒体の種類を候補として抽出し、
    抽出した前記候補の記録媒体の種類を示す情報を通知手段に通知させ、
    前記記録装置で使用されると決定された記録媒体の種類に対応する情報を入力する記録媒体の決定方法であって、
    入力された記録媒体の種類についての前記第一の範囲を拡大することを特徴とする記録媒体の決定方法。
  13. コンピュータを請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の各手段として機能させるためのプログラム。
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