JP6406111B2 - 安否確認システム - Google Patents

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Description

本発明は、安否確認システムに関するものである。
従来、携帯端末が有する加速度センサの検出結果に基づいて、当該携帯端末を携帯する作業者の安否確認を行うシステムが知られている。このようなシステムとして、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2013−171383号公報
上記のようなシステムでは、携帯端末を持たずに行う必要がある作業の実施中に、作業者の安否が誤判定されることがある。安否の誤判定を避けるためには、例えば、上記作業の実施中は作業者の安否確認をマスクする必要がある。但し、作業者が自身の安否確認をマスクするよう設定可能である場合、安否確認が形骸化することが懸念される。
本発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、安否確認の形骸化を防止し、安否確認の精度を向上させることができる安否確認システムを提供することである。
本発明に係る安否確認システムは、第1携帯端末が有する加速度センサによる検出結果に基づいて第1携帯端末の利用者が安全であると判定する安否判定部と、安否判定部により第1携帯端末の利用者が安全であると判定されなかった場合に報知を行う報知部と、第1携帯端末から近距離通信で送信されるマスク要求依頼信号を受信した第2携帯端末により送信される当該マスク要求依頼信号に対応したマスク要求信号に基づいて第1携帯端末の利用者の安否ステータスをマスク状態に変更するマスク処理制御部と、を備え、報知部は、第1携帯端末の利用者の安否ステータスがマスク状態である場合には、安否判定部により第1携帯端末の利用者が安全であると判定されていなくとも報知を行わないものである。
本発明に係る安否確認システムは、加速度センサを有する第1携帯端末と、第1携帯端末から近距離通信で送信されるマスク要求依頼信号を受信し、当該マスク要求依頼信号に対応したマスク要求信号を送信する第2携帯端末と、第1携帯端末及び第2携帯端末と通信を行う安否情報管理装置と、を備え、安否情報管理装置は、第1携帯端末が有する加速度センサによる検出結果に基づいて第1携帯端末の利用者が安全であると判定する安否判定部と、安否判定部により第1携帯端末の利用者が安全であると判定されなかった場合に報知を行う報知部と、第2携帯端末により送信される第1携帯端末からのマスク要求依頼信号に対応したマスク要求信号に基づいて第1携帯端末の利用者の安否ステータスをマスク状態に変更するマスク処理制御部と、を備え、報知部は、第1携帯端末の利用者の安否ステータスがマスク状態である場合には、安否判定部により第1携帯端末の利用者が安全であると判定されていなくとも報知を行わないものである。
本発明に係る安否確認システムにおいて、マスク処理制御部は、第1携帯端末から近距離通信で送信されるマスク要求依頼信号を受信した第2携帯端末により送信される当該マスク要求依頼信号に対応したマスク要求信号に基づいて第1携帯端末の利用者の安否ステータスをマスク状態に変更する。このため、本発明によれば、安否確認の形骸化を防止し、安否確認の精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態1における安否確認システムの構成図である。 本発明の実施の形態1における安否確認システムの一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1における携帯端末による通信の一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態1における携帯端末の動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における安否情報管理装置1による安否確認マスク処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における安否情報管理装置1による安否確認処理を示すフローチャートである。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における安否確認システムの構成図である。
図1に示すように、安否確認システムは、安否情報管理装置1を備えている。安否確認システムは、識別情報を有する携帯端末2の利用者を安否確認の対象とする。携帯端末2は、例えば、携帯電話、スマートフォン及びタブレット端末等である。識別情報は、例えば、ID又は製造番号等である。図1には、携帯端末2として、第1携帯端末2a及び第2携帯端末2bが示されている。
図1に示すように、携帯端末2は、遠距離通信部3、近距離通信部4、加速度センサ5及びマスク要求制御部6を備えている。安否情報管理装置1は、遠距離通信部7、安否判定部8、記憶部9、マスク処理制御部10及び報知部11を備えている。
携帯端末2の遠距離通信部3は、安否情報管理装置1の遠距離通信部7との間で無線通信を行う。遠距離通信部3と遠距離通信部7との間での無線通信は、例えば、携帯電話回線又はインターネット回線等を介して行われる。つまり、携帯端末2は、遠距離通信部3及び遠距離通信部7を介して安否情報管理装置1と遠距離通信を行う。
近距離通信部4は、他の近距離通信部4との間で無線通信を行う。例えば、第1携帯端末2aの近距離通信部4は、第2携帯端末2bの近距離通信部4との間で無線通信を行う。近距離通信部4同士の無線通信は、例えば、NFC(Near Field Communication)、Bluetooth(登録商標)又は無線LAN等によるものである。つまり、携帯端末2は、近距離通信部4を介して他の携帯端末2と近距離通信を行う。
加速度センサ5は、当該加速度センサ5を備えた携帯端末2にかかる加速度を検出する。携帯端末2は、加速度センサ5による検出結果を表す加速度信号を遠距離通信で安否情報管理装置1に送信する。携帯端末2は、加速度センサ5により加速度が検出された場合に、例えば、加速度が検出されたことを表す信号又は検出された加速度の値を表す信号等を加速度信号として送信する。携帯端末2は、加速度センサ5により加速度が検出されていない場合には、例えば、加速度が検出されていないことを表す信号又は0を表す信号等を加速度信号として送信する。また、携帯端末2は、加速度センサ5により加速度が検出されていない場合には、例えば、加速度信号を送信しない。
安否判定部8は、安否情報管理装置1が携帯端末2から受信した加速度信号に基づいて、当該携帯端末2の利用者が安全であると判定する。つまり、安否判定部8は、携帯端末2が有する加速度センサによる検出結果に基づいて、当該携帯端末2の利用者が安全であると判定する。安否判定部8は、例えば、加速度が検出されたことを表す信号又は予め設定された値よりも大きい加速度の値を表す信号等が加速度信号として携帯端末2から送信された場合に、当該携帯端末2の利用者が安全であると判定する。安否判定部8は、例えば、加速度が検出されていないことを表す信号又は0を表す信号等が加速度信号として携帯端末2から送信された場合に、当該携帯端末2の利用者が安全であると判定しない。また、安否判定部8は、例えば、携帯端末2から加速度信号が送信されていない場合に、当該携帯端末2の利用者が安全であると判定しない。
記憶部9は、安否ステータスを記憶する。安否ステータスは、安否判定部8による判定結果等に基づいた利用者の状態を示す情報である。安否ステータスは、携帯端末2の識別情報と関連付けられて記憶される。つまり、安否ステータスは、利用者ごとに個別に記憶される。
マスク要求制御部6は、携帯端末2に対してマスク要求操作が行われた場合に、マスク要求依頼信号を生成する。マスク要求操作は、例えば、携帯端末2に記憶されたソフトウェアのユーザーインターフェースを介して、利用者によって行われる操作等である。マスク要求依頼信号には、例えば、当該携帯端末2の識別情報を表す信号が含まれている。携帯端末2は、マスク要求制御部6により生成されたマスク要求依頼信号を近距離通信で他の携帯端末2に送信する。例えば、第1携帯端末2aは、マスク要求操作が行われた場合に、第1携帯端末2aの識別情報を表す信号を含むマスク要求依頼信号を近距離通信で第2携帯端末2bに送信する。例えば、第2携帯端末2bは、マスク要求操作が行われた場合に、第2携帯端末2bの識別情報を表す信号を含むマスク要求依頼信号を近距離通信で第1携帯端末2aに送信する。
マスク要求制御部6は、携帯端末2が受信したマスク要求依頼信号に対応したマスク要求信号を生成する。マスク要求信号には、例えば、当該マスク要求依頼信号に含まれていた識別情報を表す信号及び当該携帯端末2の識別情報を表す信号が含まれている。つまり、マスク要求信号は、例えば、対応するマスク要求依頼信号の送信元である携帯端末2の識別情報を表す信号及び対応するマスク要求依頼信号の送信先である携帯端末2の識別情報を表す信号を含んでいる。携帯端末2は、マスク要求制御部6により生成されたマスク要求信号を遠距離通信で安否情報管理装置1に送信する。例えば、第2携帯端末2bは、第1携帯端末2aからマスク要求依頼信号を受信した場合に、第1携帯端末2aの識別情報を表す信号及び第2携帯端末2bの識別情報を表す信号の双方を含むマスク要求信号を安否情報管理装置1に送信する。例えば、第1携帯端末2aは、第2携帯端末2bからマスク要求依頼信号を受信した場合に、第2携帯端末2bの識別情報を表す信号及び第1携帯端末2aの識別情報を表す信号の双方を含むマスク要求信号を安否情報管理装置1に送信する。
マスク要求制御部6は、例えば、マスク要求信号が表す2つの識別情報のうち、どちらがマスク要求依頼信号の送信元のもので、どちらがマスク要求依頼信号の送信先のものか、安否情報管理装置1が判別できるようにマスク要求信号を生成する。例えば、マスク要求制御部6は、マスク要求信号を生成する際に、マスク要求依頼信号に含まれていた識別情報に送信元であることを示す情報を関連付ける。また、例えば、マスク要求制御部6は、マスク要求信号を生成する際に、マスク要求依頼信号を受信した携帯端末2の識別情報に送信先であることを示す情報を関連付ける。
マスク処理制御部10は、安否情報管理装置1が携帯端末2から受信したマスク要求信号に基づいて、当該携帯端末2と近距離通信を行った他の携帯端末2の利用者の安否ステータスをマスク状態に変更する。具体的には、マスク処理制御部10は、マスク要求信号が表す2つの識別情報のうちマスク要求依頼信号の送信元の識別情報と関連付けられた安否ステータスをマスク状態に変更する。例えば、マスク処理制御部10は、安否情報管理装置1が第2携帯端末2bから受信したマスク要求信号に基づいて、第1携帯端末2aの利用者の安否ステータスをマスク状態に変更する。但し、マスク処理制御部10は、マスク要求信号が表す2つの識別情報が同一である場合は、安否ステータスをマスク状態に変更しない。つまり、マスク処理制御部10は、マスク要求信号が2種類の識別情報を表すものでない場合は、安否ステータスをマスク状態に変更しない。
報知部11は、安否判定部8により利用者が安全であると判定されなかった場合に、報知を行う。具体的には、報知部11は、例えば、利用者の安否ステータスが安全であることを示すものでない場合に、当該利用者に異常が発生したおそれがあることを報知する。報知部11による報知は、例えば、電子メール又は音声アナウンス等によって行われる。報知部11による報知は、例えば、当該利用者の上長、当該利用者以外の利用者及び安否確認システムの管理者等に対して行われる。但し、報知部11は、当該利用者の安否ステータスがマスク状態である場合には、安否判定部8により当該利用者が安全であると判定されていなくとも、報知を行わない。
このように、安否確認システムは、利用者の安否確認をマスクする機能を有する。以下、マスク要求信号を送信することを「安否確認マスク要求を行う」とも表現する。また、マスク要求依頼信号を送信することを「安否確認マスク要求の依頼を行う」とも表現する。
マスク処理制御部10は、利用者の安否ステータスがマスク状態に変更されてから予め設定されたマスク時間が経過した場合に、当該マスク状態を解除する。マスク時間は、例えば、30分である。但し、マスク処理制御部10は、当該マスク状態を継続させるためのマスク更新要求信号を受信していた場合は、マスク時間が経過しても当該マスク状態を解除しない。マスク更新要求信号は、当該利用者の安否ステータスを当該マスク状態に変更するためのマスク要求信号を送信した携帯端末2から送信される。つまり、マスク更新要求信号は、安否確認をマスクされた利用者の携帯端末2と近距離通信を行った他の携帯端末2から送信されるものである。マスク更新要求信号は、例えば、携帯端末2に記憶されたソフトウェアのユーザーインターフェースを介して行われるマスク更新操作に基づいて送信される。
マスク要求信号を送信した携帯端末2は、当該マスク要求信号に対応したマスク要求依頼信号の送信元である他の携帯端末2の安否ステータスがマスク状態に変更されてから予め設定された時間が経過した場合に、警報を発してもよい。当該時間は、例えば、マスク時間よりも短く設定される。当該時間は、例えば、25分である。当該警報は、例えば、当該マスク状態が間もなく解除されること及びマスク更新操作の方法等を案内するものである。当該警報は、例えば、音声又はバイブレーション等として発せられる。なお、当該時間の計測は、携帯端末2及び安否情報管理装置1のどちらが行ってもよい。安否情報管理装置1が当該時間の計測を行う場合は、例えば、当該時間が経過した時点で安否情報管理装置1が携帯端末2に対して信号を送信すればよい。
マスク時間は、例えば、携帯端末2に対するマスク要求操作の際に利用者によって入力されるものである。この場合、当該マスク要求操作に基づくマスク要求依頼信号及びマスク要求信号には、当該利用者によって入力されたマスク時間を表す信号が含まれる。また、マスク時間は、例えば、安否確認システムの管理者等によって予め設定されていてもよい。この場合、マスク要求依頼信号及びマスク要求信号には、マスク時間を表す信号が含まれなくともよい。
図2は、実施の形態1における安否確認システムの一例を示す模式図である。図2には、安否情報管理装置1として安否情報管理サーバーが例示されている。図2には、安否確認の対象となる利用者として、作業者A及び作業者Bが例示されている。作業者Bは、作業者Aにとっての共同作業者である。作業者Aは、作業者Bにとっての共同作業者である。作業者A及び作業者Bは、それぞれ携帯端末2を携帯している。
作業者A及び作業者Bは、作業内容によっては、携帯端末2を持たずに作業を実施する場合がある。例えば、エスカレーターのトラス清掃等は、携帯端末2を持たずに行う必要がある。このような作業の開始前に、作業者Aの携帯端末2と作業者Bの携帯端末2との間では、近距離通信で互いに安否確認マスク要求の依頼が行われる。作業者Aの携帯端末2及び作業者Bの携帯端末2は、安否情報管理サーバーに対して、遠距離通信で安否確認マスク要求を行う。
図3は、実施の形態1における携帯端末による通信の一例を示すシーケンス図である。図3は、作業者Aの携帯端末2及び作業者Bの携帯端末2による通信を例示している。
作業者Aによってマスク要求操作が行われると、作業者Aの携帯端末2は、作業者Bの携帯端末2に対して作業者Aのための安否確認マスク要求の依頼を行う。作業者Bの携帯端末2は、作業者Aのための安否確認マスク要求の依頼を受けると、作業者Aの携帯端末2に対して作業者Bのための安否確認マスク要求の依頼を行う。作業者Bの携帯端末2は、作業者Aの携帯端末2からの依頼に基づいて、安否情報管理サーバーに対して作業者Aのための安否確認マスク要求を行う。作業者Aの携帯端末2は、作業者Bの携帯端末2からの依頼に基づいて、安否情報管理サーバーに対して作業者Bのための安否確認マスク要求を行う。つまり、携帯端末2は、当該携帯端末2の利用者のための安否確認マスク要求を行わず、当該携帯端末2とは異なる他の携帯端末2の利用者のための安否確認マスク要求を行う。
なお、作業者Bの携帯端末2は、作業者Aの携帯端末2から安否確認マスク要求の依頼を受けた場合に、作業者Bのための安否確認マスク要求の依頼を自動的には行わなくともよい。つまり、携帯端末2は、他の携帯端末2から安否確認マスク要求の依頼を受けたとしても、当該携帯端末2に対するマスク要求操作が行われなければ他の携帯端末2に対して安否確認マスク要求の依頼を行わなくともよい。
図4は、実施の形態1における携帯端末の動作例を示すフローチャートである。図4に示す一連の処理は、例えば、携帯端末2ごとに実施される。以下、一例として、安否情報管理装置1として安否情報管理サーバーが設けられている場合における携帯端末2の動作を説明する。
携帯端末2は、マスク要求操作が実施されたか否かを判定する(ステップS101)。ステップS101でマスク要求操作が実施されていないと判定された場合、当該携帯端末2は、ステップS101の処理を繰り返す。
ステップS101でマスク要求操作が実施されたと判定された場合、当該携帯端末2は、タイマーをスタートさせる(ステップS102)。ステップS102に続いて、当該携帯端末2は、共同作業者の携帯端末2との近距離通信が可能であるか否かを判定する(ステップS103)。ステップS103において、当該携帯端末2は、例えば、周囲の一定の範囲内に他の携帯端末2が存在するか探索する。
ステップS103で共同作業者の携帯端末2との近距離通信が可能であると判定された場合、当該携帯端末2は、近距離通信で当該共同作業者の携帯端末2へマスク要求依頼信号を送信する(ステップS104)。当該携帯端末2は、当該共同作業者の携帯端末2から受信したマスク要求依頼信号に基づいて、遠距離通信で安否情報管理サーバーへ当該共同作業者のためのマスク要求信号を送信する(ステップS105)。ステップS105の処理の後、当該携帯端末2は、ステップS101の処理を行う。
ステップS103で共同作業者の携帯端末2との近距離通信が不可能であると判定された場合、当該携帯端末2は、タイムアウトの判定を行う(ステップS106)。ステップS106では、ステップS102でスタートしたタイマーで設定されていた時間が経過したか否かが判定される。ステップS106でタイムアウトしていないと判定された場合、当該携帯端末2は、ステップS103の処理を行う。ステップS106でタイムアウトしたと判定された場合、当該携帯端末2は、ステップS101の処理を行う。
図5は、実施の形態1における安否情報管理装置1による安否確認マスク処理を示すフローチャートである。以下、一例として、安否情報管理装置1として安否情報管理サーバーが設けられている場合について説明する。
安否情報管理サーバーは、マスク要求信号を受信したか否かを判定する(ステップS201)。ステップS201でマスク要求信号を受信していないと判定された場合、安否情報管理サーバーは、ステップS201の処理を繰り返す。
ステップS201でマスク要求信号を受信したと判定された場合、マスク処理制御部10は、マスク対象となる作業者と共同作業者が同一であるか否かを判定する(ステップS202)。具体的には、マスク処理制御部10は、当該マスク要求信号が表す2つの識別情報が同一であるか否かを判定する。ステップS202でマスク対象となる作業者と共同作業者が同一であると判定された場合、安否情報管理サーバーは、ステップS201の処理を行う。
ステップS202でマスク対象となる作業者と共同作業者が同一でないと判定された場合、マスク処理制御部10は、マスク対象となる作業者の安否ステータスをマスク状態に変更する(ステップS203)。具体的には、マスク処理制御部10は、当該マスク要求信号に対応するマスク要求依頼信号の送信元の識別情報と関連付けられた安否ステータスをマスク状態に変更する。ステップS203の処理の後、安否情報管理サーバーは、ステップS201の処理を行う。
図6は、実施の形態1における安否情報管理装置1による安否確認処理を示すフローチャートである。図6に示す一連の処理は、例えば、携帯端末2を携帯している作業者のそれぞれについて実施される。以下、一例として、安否情報管理装置1として安否情報管理サーバーが設けられている場合について説明する。
安否確認処理において、安否情報管理サーバーは、タイマーをスタートさせる(ステップS301)。ステップS301に続いて、安否情報管理サーバーは、安否確認の対象とする作業者についての安否イベントが発生したか否かを判定する(ステップS302)。安否イベントとは、安否判定部8により当該作業者が安全であると判定されることである。ステップS302で安否イベントが発生したと判定された場合、安否情報管理サーバーは、ステップS301の処理を行う。つまり、ステップS302で安否イベントが発生したと判定された場合、タイマーは一旦リセットされた後に再スタートされる。
ステップS302で安否イベントが発生していないと判定された場合、安否情報管理サーバーは、タイムアウトの判定を行う(ステップS303)。ステップS303では、ステップS301でスタートしたタイマーで予め設定されていた時間が経過したか否かが判定される。ステップS303でタイムアウトしていないと判定された場合、安否情報管理サーバーは、ステップS302の処理を行う。
ステップS303でタイムアウトしたと判定された場合、安否情報管理サーバーは、ステップS304の処理を行う。ステップS303でタイムアウトしたと判定されるということは、安否確認の対象とする作業者が携帯する携帯端末2の加速度センサ5により加速度が検出されてから、ステップS301でスタートしたタイマーで設定された時間が経過するまでの間に、当該加速度センサ5により再び加速度が検出されなかったことを意味する。
ステップS304において、安否情報管理サーバーは、安否確認の対象とする作業者の安否ステータスがマスク状態であるか否かを判定する。ステップS304で安否確認の対象とする作業者の安否ステータスがマスク状態であると判定された場合、安否情報管理サーバーは、当該作業者の安否ステータスが当該マスク状態に変更されてからマスク時間が経過するまで待機する(ステップS305)。当該マスク時間が経過すると、マスク処理制御部10は、当該マスク状態を解除する(ステップS306)。ステップS306の処理の後、安否情報管理サーバーは、ステップS302の処理を行う。
ステップS304で安否確認の対象とする作業者の安否ステータスがマスク状態でないと判定された場合、記憶部9は、当該作業者の安否ステータスとして、安否確認結果が異常であると記憶する(ステップS307)。報知部11は、当該作業者に異常が発生したおそれがあることを報知する(ステップS308)。ステップS308の処理の後、安否情報管理サーバーは、ステップS301の処理を行う。
実施の形態1において、安否判定部は、第1携帯端末2aが有する加速度センサ5による検出結果に基づいて第1携帯端末2aの利用者が安全であると判定する。報知部11は、安否判定部8により第1携帯端末2aの利用者が安全であると判定されなかった場合に報知を行う。マスク処理制御部10は、第1携帯端末2aから近距離通信で送信されるマスク要求依頼信号を受信した第2携帯端末2bにより送信される当該マスク要求依頼信号に対応したマスク要求信号に基づいて、第1携帯端末2aの利用者の安否ステータスをマスク状態に変更する。報知部11は、第1携帯端末2aの利用者の安否ステータスがマスク状態である場合には、安否判定部8により第1携帯端末2aの利用者が安全であると判定されていなくとも報知を行わない。実施の形態1における安否確認システムでは、利用者の安否確認をマスクするためには、複数の携帯端末2の間で近距離通信が行われる必要がある。このため、実施の形態1によれば、例えば、共同作業の実施時に限り、当該共同作業を行う作業者の安否確認をマスクすることが可能となる。その結果、安否確認の形骸化を防止し、安否確認の精度を向上させることができる。
実施の形態1において、安否判定部8は、第1携帯端末2aが有する加速度センサ5により加速度が検出された場合に、第1携帯端末2aの利用者が安全であると判定する。安否判定部8は、第1携帯端末2aが有する加速度センサ5により加速度が検出されてから予め設定された時間が経過するまでに当該加速度センサ5により再び加速度が検出されなかった場合に、第1携帯端末2aの利用者が安全であると判定しない。このため、実施の形態1における安否確認システムでは、携帯端末2を持たずに行う作業の実施時に安否確認をマスクすることで、安否が誤判定されることを防止できる。その結果、安否確認の精度を向上させることができる。
実施の形態1において、第1携帯端末2aから送信されるマスク要求依頼信号は、第1携帯端末2aの識別情報を表す信号を含んでいる。第2携帯端末2bから送信される当該マスク要求依頼信号に対応したマスク要求信号は、第1携帯端末2aの識別情報を表す信号及び第2携帯端末2bの識別情報を表す信号を含んでいる。マスク処理制御部10は、第1携帯端末2aの識別情報を表す信号及び第2携帯端末2bの識別情報を表す信号の双方が当該マスク要求信号に含まれている場合に第1携帯端末2aの利用者の安否ステータスをマスク状態に変更する。マスク処理制御部10は、第1携帯端末2aの識別情報を表す信号及び第2携帯端末2bの識別情報を表す信号の少なくとも一方が当該マスク要求信号に含まれていない場合に、第1携帯端末2aの利用者の安否ステータスをマスク状態に変更しない。このため、マスク処理制御部10は、例えば、マスク要求依頼信号の送信元の識別情報と送信先の識別情報とが同一である場合には、安否確認をマスクしない。つまり、実施の形態1における安否確認システムでは、利用者は、自分で自分の安否確認をマスクするように設定することはできない。その結果、安否確認の形骸化を防止し、安否確認の精度を向上させることができる。
実施の形態1において、マスク処理制御部10は、第1携帯端末2aの利用者の安否ステータスがマスク状態に変更されてから予め設定されたマスク時間が経過し且つ当該マスク状態を継続させるためのマスク更新要求信号を第2携帯端末2bから受信していない場合に、当該マスク状態を解除する。これにより、例えば、携帯端末2を持たずに行う作業の実施中に安否確認が行われることを防止できる。また、例えば、当該作業が終了しているにもかかわらずマスク状態が継続されることを防止できる。その結果、安否確認の精度を向上させることができる。
実施の形態1において、第2携帯端末2bは、第1携帯端末2aの利用者の安否ステータスがマスク状態に変更されてからマスク時間よりも短い予め設定された時間が経過した場合に、マスク状態の解除及び更新に関する警報を発する。このため、利用者に対して、間もなくマスク時間が経過することを知らせるとともに、マスク状態を継続させるか否かを検討させることができる。これにより、例えば、携帯端末2を持たずに行う作業が終了する前に安否確認が行われることを防止できる。その結果、安否確認の精度を向上させることができる。
1 安否情報管理装置
2 携帯端末
2a 第1携帯端末
2b 第2携帯端末
3 遠距離通信部
4 近距離通信部
5 加速度センサ
6 マスク要求制御部
7 遠距離通信部
8 安否判定部
9 記憶部
10 マスク処理制御部
11 報知部

Claims (6)

  1. 第1携帯端末が有する加速度センサによる検出結果に基づいて前記第1携帯端末の利用者が安全であると判定する安否判定部と、
    前記安否判定部により前記第1携帯端末の利用者が安全であると判定されなかった場合に報知を行う報知部と、
    前記第1携帯端末から近距離通信で送信されるマスク要求依頼信号を受信した第2携帯端末により送信される当該マスク要求依頼信号に対応したマスク要求信号に基づいて前記第1携帯端末の利用者の安否ステータスをマスク状態に変更するマスク処理制御部と、
    を備え、
    前記報知部は、前記第1携帯端末の利用者の安否ステータスがマスク状態である場合には、前記安否判定部により前記第1携帯端末の利用者が安全であると判定されていなくとも報知を行わない安否確認システム。
  2. 前記安否判定部は、前記第1携帯端末が有する加速度センサにより加速度が検出された場合に前記第1携帯端末の利用者が安全であると判定し、前記第1携帯端末が有する加速度センサにより加速度が検出されてから予め設定された時間が経過するまでに当該加速度センサにより再び加速度が検出されなかった場合に前記第1携帯端末の利用者が安全であると判定しない請求項1に記載の安否確認システム。
  3. 前記第1携帯端末から送信されるマスク要求依頼信号は、前記第1携帯端末の識別情報を表す信号を含み、
    前記第2携帯端末から送信される当該マスク要求依頼信号に対応したマスク要求信号は、前記第1携帯端末の識別情報を表す信号及び前記第2携帯端末の識別情報を表す信号を含み、
    前記マスク処理制御部は、前記第1携帯端末の識別情報を表す信号及び前記第2携帯端末の識別情報を表す信号の双方が当該マスク要求信号に含まれている場合に前記第1携帯端末の利用者の安否ステータスをマスク状態に変更し、前記第1携帯端末の識別情報を表す信号及び前記第2携帯端末の識別情報を表す信号の少なくとも一方が当該マスク要求信号に含まれていない場合に前記第1携帯端末の利用者の安否ステータスをマスク状態に変更しない請求項1又は2に記載の安否確認システム。
  4. 前記マスク処理制御部は、前記第1携帯端末の利用者の安否ステータスがマスク状態に変更されてから予め設定されたマスク時間が経過し且つ当該マスク状態を継続させるためのマスク更新要求信号を前記第2携帯端末から受信していない場合に当該マスク状態を解除する請求項1から3のいずれか1項に記載の安否確認システム。
  5. 前記第2携帯端末は、前記第1携帯端末の利用者の安否ステータスがマスク状態に変更されてから前記マスク時間よりも短い予め設定された時間が経過した場合に警報を発する請求項4に記載の安否確認システム。
  6. 加速度センサを有する第1携帯端末と、
    前記第1携帯端末から近距離通信で送信されるマスク要求依頼信号を受信し、当該マスク要求依頼信号に対応したマスク要求信号を送信する第2携帯端末と、
    前記第1携帯端末及び前記第2携帯端末と通信を行う安否情報管理装置と、
    を備え、
    前記安否情報管理装置は、
    前記第1携帯端末が有する加速度センサによる検出結果に基づいて前記第1携帯端末の利用者が安全であると判定する安否判定部と、
    前記安否判定部により前記第1携帯端末の利用者が安全であると判定されなかった場合に報知を行う報知部と、
    前記第2携帯端末により送信される前記第1携帯端末からのマスク要求依頼信号に対応したマスク要求信号に基づいて前記第1携帯端末の利用者の安否ステータスをマスク状態に変更するマスク処理制御部と、
    を備え、
    前記報知部は、前記第1携帯端末の利用者の安否ステータスがマスク状態である場合には、前記安否判定部により前記第1携帯端末の利用者が安全であると判定されていなくとも報知を行わない安否確認システム。
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