JP6405687B2 - モータ制御装置及びモータ制御方法 - Google Patents
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上記のモータ制御装置において、前記モータの回転速度の検出が行われるものであり、前記ブレーキ制御手段は、前記ショートブレーキ制御時において前記モータの回転速度の低下に応じてデューティを大きく設定するPWM制御を実施することが好ましい。
また、PWM制御のデューティを100%とするショートブレーキ制御を実施した場合に生じるブレーキ電流が許容電流値よりも大きくなる場合において、ショートブレーキにより生じるブレーキ電流を確実に許容電流値程度に抑えることが可能となる。
図1に示す本実施形態のモータ制御装置10は、制御対象のモータ20がブラシレスモータであり、モータ20の三相コイル20u,20v,20wに供給する三相駆動電流を制御して、モータ20の回転駆動の制御を実施する。モータ20の用途としては、例えば自動車のファンモータやポンプモータである。モータ制御装置10は、駆動回路11と制御回路12とを備えている。
(1)モータ20の駆動停止指令後のショートブレーキ制御において、停止指令後の状況(本実施形態ではモータ20の回転速度)に応じたデューティに設定されるPWM制御が実施される。つまり、ショートブレーキ制御にPWM制御を用いることで、ショートブレーキを作用させる期間が離散的となって個々の期間で調整可能なため、停止指令後の状況に応じたブレーキ力とブレーキ電流との両者の適切化を図ることができる。結果、モータ20のコイル20u,20v,20wやショートブレーキを行う下アームのMOSトランジスタTR4〜TR6等を過大なブレーキ電流から保護しつつも、適切なブレーキ力を得ることでモータ20を短時間で駆動停止させることができる。
・ショートブレーキ制御におけるPWM制御のデューティをモータ20の回転速度に基づいて設定したが、これに限らない。
・図2の相関図のようにブレーキ電流が許容電流値Iaとなるデューティを用いるようにしたが、ブレーキ電流が許容電流値Ia以下となるデューティを用いてもよく、また例えば停止指令直後等、ブレーキ電流が過大となり易い一部期間だけ許容電流値Ia以下となるデューティを用いてもよい。
Claims (3)
- ブリッジ型の駆動回路の上下アームに配置されるスイッチング素子のオンオフ動作を通じてモータのコイルに供給する駆動電流を制御して前記モータの駆動制御を行うと共に、駆動停止指令に応答して、前記モータのコイル端子間を短絡する回路を前記駆動回路にて形成し前記モータに対してブレーキ力を作用させるショートブレーキ制御を実施するモータ制御装置であって、
前記駆動停止指令後の状況に応じたデューティに設定されるPWM制御による前記ショートブレーキ制御を実施するブレーキ制御手段を備え、
前記ブレーキ制御手段は、
前記PWM制御のデューティを100%とするショートブレーキ制御を実施した場合に生じるブレーキ電流が許容電流値よりも大きくなる場合であって、且つ、前記駆動停止指令から所定期間が経過するまでの間は、前記ショートブレーキ制御時のデューティをブレーキ電流が許容電流値よりも小さくなるデューティに設定するPWM制御を実施するとともに、
前記PWM制御のデューティを100%とするショートブレーキ制御を実施した場合に生じるブレーキ電流が許容電流値よりも大きくなる場合であって、且つ、前記所定期間が経過した後は、前記ショートブレーキ制御時のデューティをブレーキ電流が許容電流値となるデューティに設定するPWM制御を実施することを特徴とするモータ制御装置。 - 請求項1に記載のモータ制御装置において、
前記モータの回転速度の検出が行われるものであり、
前記ブレーキ制御手段は、前記ショートブレーキ制御時において前記モータの回転速度の低下に応じてデューティを大きく設定するPWM制御を実施することを特徴とするモータ制御装置。 - ブリッジ型の駆動回路の上下アームに配置されるスイッチング素子のオンオフ動作を通じてモータのコイルに供給する駆動電流を制御して前記モータの駆動制御を行うと共に、駆動停止指令に応答して、前記モータのコイル端子間を短絡する回路を前記駆動回路にて形成し前記モータに対してブレーキ力を作用させるショートブレーキ制御を実施するモータ制御方法であって、
前記駆動停止指令後の状況に応じたデューティに設定されるPWM制御による前記ショートブレーキ制御を実施するモータ制御方法であり、
前記PWM制御のデューティを100%とするショートブレーキ制御を実施した場合に生じるブレーキ電流が許容電流値よりも大きくなる場合であって、且つ、前記駆動停止指令から所定期間が経過するまでの間は、前記ショートブレーキ制御時のデューティをブレーキ電流が許容電流値よりも小さくなるデューティに設定するPWM制御を実施するとともに、
前記PWM制御のデューティを100%とするショートブレーキ制御を実施した場合に生じるブレーキ電流が許容電流値よりも大きくなる場合であって、且つ、前記所定期間が経過した後は、前記ショートブレーキ制御時のデューティをブレーキ電流が許容電流値となるデューティに設定するPWM制御を実施することを特徴とするモータ制御方法。
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