JP6404758B2 - 電力変換装置及び電力管理装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る電力変換装置10を含む電力制御システム1の概略構成を示す図である。図1において、各機能ブロックを結ぶ実線は主に電力線を示し、破線は主に通信線又は信号線を示す。
例えば、一時的に日射量が少なくなり太陽光発電装置40の発電電力が減少した場合や、負荷50に供給する電力が増えた場合などに、逆潮流電力が所定の一定値を維持できなくなる場合がある。このような場合、制御部16は、逆潮流電力の設定値を低減し、低減した値が、系統60への逆潮流電力の一定値となるように電力変換部11を制御する。
制御部16は、逆潮流電力を所定の一定値になるように制御した後、逆潮流電力がそのまま維持可能か否かを継続的に算出してもよい。例えば、制御部16は、負荷50に供給している電力を算出することによって、逆潮流電力として維持可能な電力を算出する。
図3は、本発明の第2実施形態に係る電力管理装置70を含む電力制御システム2の概略構成を示す図である。図3において、各機能ブロックを結ぶ実線は主に電力線を示し、破線は主に通信線又は信号線を示す。
電力管理装置70の制御部75は、負荷50を制御して負荷50への供給電力を制御することによって、系統60への逆潮流電力が、出力抑制信号の要求を満たす所定の一定値になるようにしてもよい。例えば、負荷50としてHP(Heat Pump:ヒートポンプ)式給湯器がある場合、逆潮流電力の抑制によって逆潮流させることができなくなった電力をHP式給湯器に供給してお湯を沸かしてもよい。また、制御部75は、逆潮流電力の抑制によって逆潮流させることができなくなった電力を蓄電装置90に供給して蓄電装置90を充電してもよい。
例えば、一時的に日射量が少なくなり太陽光発電装置40の発電電力が減少した場合や、負荷50に供給する電力が増えた場合などは、蓄電装置90を放電させるように制御して、蓄電装置90の放電電力を負荷50に供給することによって、逆潮流電力を所定の一定値に維持してもよい。
制御部75が負荷50の動作を停止させるように制御する場合、停止させる負荷50の消費電力に相当する電力を、予め低減させるように電力変換装置80を制御してもよい。これにより、負荷50の停止時に、逆潮流電力が所定の一定値をオーバーすることを防ぐことができる。
図5に、複数の電力変換装置(80−1、80−2)が系統60に接続している場合の例を、電力制御システム3として示す。
太陽光発電装置40−1: 6kW
電力変換装置80−1: 3kW
太陽光発電装置40−2: 6kW
電力変換装置80−2: 5kW
この場合に、電力制御システム3に対して、逆潮流電力を、電力制御システム3全体の合計の定格容量の20%まで抑制することを要求する出力抑制信号を取得した場合、電力管理装置70は、3kWと5kWの合計である8kWの20%である1.6kWまで逆潮流電力を抑制する必要がある。つまり、電力管理装置70は、逆潮流電力になり得る各々の電力変換装置の出力電力の合計値が、電力会社の要求に応じることができるように複数の電力変換装置を制御する。
10 電力変換装置
11 電力変換部
12 第1電流検出部
13 第2電流検出部
14 通信部
15 記憶部
16 制御部
20 第1の電流センサ
30 第2の電流センサ
40 太陽光発電装置
50 負荷
60 系統
70 電力管理装置
71 第1電流検出部
72 第2電流検出部
73 通信部
74 記憶部
75 制御部
80 電力変換装置
90 蓄電装置
Claims (9)
- 分散電源が発電した直流電力を交流電力に変換して系統に逆潮流させることが可能な電力変換装置であって、
前記系統への逆潮流電流の値を取得する第1電流検出部と、
前記分散電源から供給される直流電力を交流電力に変換し、前記系統に逆潮流させる電力変換部と、
電力会社の出力抑制信号を取得する通信部と、
前記出力抑制信号を取得すると、前記系統に逆潮流させる逆潮流電力が該出力抑制信号の要求を満たす所定の一定値になるように、前記第1電流検出部から取得した前記逆潮流電流の値に基づいて、前記電力変換部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記逆潮流電力と前記分散電源が発電した直流電力との値に基づいて、前記所定の一定値で前記逆潮流電力を維持できると判定した場合は状態を継続し、維持することが困難と判定した場合は、前記所定の一定値を低減させつつ前記逆潮流電力を前記系統に流すことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1に記載の電力変換装置において、
前記電力変換部の出力電流の値を取得する第2電流検出部をさらに備え、
前記制御部は、前記逆潮流電流の値と前記出力電流の値とに基づいて、前記系統に接続された負荷への供給電流を算出し、該負荷への供給電流から、前記所定の一定値で前記逆潮流電力を維持できると判定した場合は状態を継続し、維持することが困難と判定した場合は、前記所定の一定値を低減させることを特徴とする電力変換装置。 - 分散電源が発電した直流電力を交流電力に変換して系統に逆潮流させることが可能な電力変換装置を制御する電力管理装置であって、
前記系統への逆潮流電流の値を取得する第1電流検出部と、
電力会社の出力抑制信号を取得する通信部と、
前記出力抑制信号を取得すると、前記系統に逆潮流させる逆潮流電力が該出力抑制信号の要求を満たす所定の一定値になるように、前記第1電流検出部から取得した前記逆潮流電流の値に基づいて、前記電力変換装置を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記逆潮流電力の値と前記分散電源が発電した直流電力との値に基づいて、前記所定の一定値で前記逆潮流電力を維持できると判定した場合は状態を継続し、維持することが困難と判定した場合は、前記所定の一定値を低減させつつ前記逆潮流電力を前記系統に流すことを特徴とする電力管理装置。 - 請求項3に記載の電力管理装置において、
前記電力変換装置の出力電流の値を取得する第2電流検出部をさらに備え、
前記制御部は、前記逆潮流電流の値と前記出力電流の値とに基づいて、前記系統に接続された負荷への供給電流を算出し、該負荷への供給電流から、前記所定の一定値で前記逆潮流電力を維持できると判定した場合は状態を継続し、維持することが困難と判定した場合は、前記所定の一定値を低減させることを特徴とする電力管理装置。 - 請求項4に記載の電力管理装置において、前記第2電流検出部は、前記電力変換装置を介して該電力変換装置の出力電流の値を取得することを特徴とする電力管理装置。
- 請求項3から5のいずれか一項に記載の電力管理装置において、前記制御部は、前記系統に接続された負荷を動作させ、該負荷に供給する電力を制御させることによって、前記逆潮流電力が前記所定の一定値になるように制御することを特徴とする電力管理装置。
- 請求項3から5のいずれか一項に記載の電力管理装置において、前記制御部は、前記系統に接続された蓄電装置を放電させ、放電電力を前記系統に接続された負荷に供給することによって、前記逆潮流電力が前記所定の一定値になるように制御することを特徴とする電力管理装置。
- 請求項3から7のいずれか一項に記載の電力管理装置において、前記制御部は、複数の前記電力変換装置を制御することによって、前記逆潮流電力が前記所定の一定値になるように制御し、複数の前記電力変換装置の出力電力の割合は、それぞれの前記電力変換装置の変換効率に基づいて決定することを特徴とする電力管理装置。
- 請求項3から7のいずれか一項に記載の電力管理装置において、前記制御部は、複数の前記電力変換装置を制御することによって、前記逆潮流電力が前記所定の一定値になるように制御し、複数の前記電力変換装置の出力電力の割合は、それぞれの前記電力変換装置の駆動時間に基づいて決定することを特徴とする電力管理装置。
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