JP6403888B2 - 車両のウインドワイパ装置のワイパ軸受用の固定装置 - Google Patents

車両のウインドワイパ装置のワイパ軸受用の固定装置 Download PDF

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Description

本発明は、車両用のウインドワイパ装置の、ワイパ軸を中心にして回転可能に配置されたワイパ軸受用の固定装置に関する。
従来の技術
ワイパ装置は、通常、ボディの保持金属薄板に取り付けられており、ボディには一方の側においてワイパモータが、かつ他方の側においてはワイパ軸受がそれぞれ結合されている。ボディにおける固定のためには、通常、反力の確実な受け止めおよび例えば車両ボディにおけるワイパ装置の位置安定の取付けのために、多数のねじ結合部が使用される。汎用のワイパ装置の組付けのために、各ワイパ軸受には多くの場合3つのねじが使用され、従って2つのワイパ軸受では組付けのために6つのねじが使用される。ねじが精密部品であり、ひいては他の固定形式に比べて比較的高価であるということを無視したとしても、ねじは手によってまたは機械を用いてセットされ、かつ締め込まれねばならず、これによって追加的に時間が掛かることになる。
本発明の課題は、単純な構造を有し、可能な限り僅かな数の工具を使用して僅かな組付け手間でかつ確実に固定することができる、ウインドワイパ装置のワイパ軸受用の固定装置を提供することである。このとき固定装置は、さらに簡単に構成することができかつすべての材料コストおよび組付けコストに関して汎用の固定装置に対してコスト上の利点を提供する、持続可能な機械式の結合が保証されているように設計されていることが望ましい。
発明の開示
この課題は、請求項1に記載の、車両のウインドワイパ装置のワイパ軸受を備えた固定装置によって解決される。
別の態様は、従属請求項に記載されている。
第1の観点によれば、車両のウインドワイパ装置用のワイパ軸受を備えた固定装置が設けられており、このときワイパ軸受は、
平らな第1の側を備えた載置エレメントと、
該載置エレメントの第1の側から垂直に突出する、ワイパ軸を案内する軸受部分と、
該軸受部分に配置されていて各1つのクランプ面を有する1つまたは複数のクランプ手段と、を有しており、クランプ面は、載置エレメントの第1の側に対して面平行に配置されている。
さらに、1つまたは複数のクランプ手段は、載置エレメントの第1の側に対して間隔をおいて位置していてもよい。
複数のクランプ手段が、載置エレメントの第1の側に対して間隔をおいて位置している態様が可能である。
別の態様によれば、車両金属薄板が設けられていてもよく、該車両金属薄板は所定の輪郭を備えた貫通開口を有していて、これによって該貫通開口には、1つまたは複数のクランプ手段が貫通可能であり、かつクランプ手段の回転によって車両金属薄板が、1つまたは複数のクランプ手段と載置エレメントとの間において保持される。
さらに、1つまたは複数のクランプ手段は、載置エレメントの第1の側に対して車両金属薄板の材料厚さにほぼ相当している間隔を有していてもよい。
さらに別の態様では、係止手段が設けられており、該係止手段は、貫通開口を貫く1つまたは複数のクランプ手段の貫通案内時に、案内開口に収容される。
別の態様によれば、案内開口は係止手段用のストッパであって、該ストッパによって、特に90°の所定の角度だけ軸受部分が回転した後で、さらなる回転がブロックされるストッパを備えて形成されている。
さらに案内開口は、係止溝であって、該係止溝によって、所定の角度だけ軸受部分が回転した後で、係止手段が係止溝において係止され、これによって軸受部分の戻り回転がロックされる係止溝を備えて形成されていてもよい。
別の態様では、案内開口は円弧形の溝を有していて、該溝の半径は、係止手段とワイパ軸との間の間隔に相当している。
ワイパ軸受は、固定レバーであって、該固定レバーによって、ワイパ軸受はその最初の組付け位置から最終位置に移動可能である固定レバーを備えていてもよい。
載置エレメントまたは固定レバーに、保持エレメントであって、該保持エレメントによってワイパ軸受は、特に駆動ユニットに結合された、ワイパ軸を駆動するジョイントロッドに固定可能であるが配置されていてもよい。
別の観点によれば、ワイパ軸を中心にして回転可能に配置されたワイパ軸受を備えた、車両、好ましくは自動車用のウインドワイパ装置において、ワイパ軸受は、上に述べた固定装置を有している。
別の観点によれば、車両用のウインドワイパ装置の、ワイパ軸を中心にして回転可能に配置されたワイパ軸受用の固定装置が、ワイパ軸受に対応配置されたクランプ手段を備えており、該クランプ手段は、そのために設けられた貫通開口を貫いて導入可能であり、かつ車両側に設けられた固定領域、特に車両金属薄板において固定可能である。ワイパ軸受は、第1の側において平らに形成されていて、長手方向軸線を中心にして回転可能な載置エレメントと、該載置エレメントに結合された軸受部分とを有しており、該載置エレメントと軸受部分とは、ワイパ軸を中心にして一緒に同軸に回転可能である。軸受部分にはクランプ手段が対応配置されていて、載置面には少なくとも1つの係止手段が対応配置されている。軸受部分およびクランプ部分は、貫通開口を貫いて移動可能であり、係止手段およびクランプ手段は、ワイパ軸を中心にしたワイパ軸受の回転運動によって車両金属薄板に固定可能である。
このような処置によって、単純な構造を有していて、可能な限り僅かな数の工具を使用して僅かな組付け手間で確実に、車両に固定することができる、冒頭に述べた形式のワイパ軸受用の固定装置が提供される。
別の態様によれば、貫通開口を取り囲む固定領域の第1の側は、ワイパ軸を中心にしたワイパ軸受の回転運動によって、クランプ手段と作用結合することができる。この態様では、クランプ手段、係止手段および載置面が一緒にワイパ軸を中心にして回転可能であるように構成されている。このときクランプ手段および係止手段は、車両金属薄板の、貫通開口を取り囲む材料に背後から係合する。車両金属薄板の代わりに、ワイパ軸受の固定領域のための材料としては、今日の車両構造において使用される積層されたまたは積層されていない多数のプラスチックおよび/または複合材料を設けることができる。
別の好適な態様によれば、車両側に配置された貫通開口はその輪郭が、クランプ手段および軸受部分に形状を合わせられている。これによって車両側における材料の削れを回避することができる。さらに、ワイパ軸受の可能な限り遊びのない組付けを達成することができる。
ワイパ軸受がその組付け位置からその最終位置に回転させられると、これによってクランプ手段および係止手段の最終位置も確定される。好適に最終的に機械式の結合を改善するために、載置エレメントと車両金属薄板との間における摩擦を高める手段を、所望のように車両金属薄板の最終位置領域(固定領域)に配置することが可能である。例えばこれによって摩擦対偶の摩擦を追加的に高めることができる。
係止手段は、本発明の特に好適な別の態様では、長手方向軸線に対して平行に載置面に、例えば面平行に一体成形されている。このとき係止手段は、載置面の縁部を越えて突出している。この態様では、係止手段はいわば、面状に四角形の部材として形成されており、この四角形の部材は、載置面の縁部において該載置面と一体に結合されている。このとき係止手段およびクランプ手段はその方向を、載置面の長手方向に方向付けられて配置されている。
係止手段は、該係止手段が、長手方向軸線を中心にした回転運動時に溝内において案内され、最終位置への到達時に、溝に対してほぼ横方向に移行する係止溝内に係止し得るように形成されている。このとき係止手段およびクランプ手段は、一緒に組付け位置から最終位置に回転させられ、そしてこの最終位置において係止手段およびクランプ手段は、ワイパ軸受を、横方向においても垂直方向においても車両に不動に結合させる。
組付け位置は、クランプ手段が貫通開口に導入され、ワイパ軸受の載置エレメントの第1の側が、車両金属薄板の、貫通開口を取り囲む材料の上側面に接触している場合に占められる位置として定義されている。最終位置は、係止手段が係止溝内に係止されている位置として定義される。一緒にクランプ手段は、車両金属薄板の、貫通開口を取り囲む材料の下側面に接触している。
例えば組付け位置は0°位置であってもよい。この組付け位置を起点として、この態様では最終位置は、長手方向軸線を中心にした90°回転時に得られる。これは円周に沿った1/4回転に相当する。
次に、本発明の実施形態を添付の図面を参照しながら詳説する。
ワイパ軸受が対応配置されたクランプ手段と導入され得る、車両側に設けられた貫通開口と共に、ワイパ軸受を組付け位置において示す斜視図である。 組付け位置におけるワイパ軸受を、図1とは別の方向から見た斜視図である。 クランプ手段が車両側に設けられた貫通開口に導入されている組付け位置にあるワイパ軸受用の固定装置を取付け位置において示す平面図である。 ワイパ軸受が組付け位置から中間位置に回転させられた状態を示す、図3と同様の平面図である。 ワイパ軸受が、組付け位置に対して90°回転させられた最終位置を占めている状態を示す、図3と同様の平面図である。 ワイパ軸受に配置されたクランプ手段および係止手段が、ワイパ軸受と一緒に組付け位置に対して90°回転させられて、ワイパ軸受が車両と結合されている最終位置を占めている場合における、取付け位置を、図3とは反対の下から見た平面図である。
実施形態の記載
図1および図2には、組付け直前の位置におけるワイパ軸受11用の固定装置10が、異なった方向から見た図で示されている。ワイパ軸受11は、ワイパ軸12を中心にして回転可能に形成されている。ワイパ軸12は、例えばウインドワイパ装置(図示せず)のワイパアームを収容するのに用いられる。
ワイパ軸受11は主として、平らに形成された載置面を有する第1の側28と軸受部分13aとを備えた面状の載置エレメント13を有している。軸受部分13aは、載置エレメント13を起点として、第1の側28からほぼ垂直に突出していて、スリーブ状に形成されている。スリーブ状の載置エレメント13には、ワイパ軸12が回転可能に支持されている。載置エレメント13と軸受部分13aとは、例えば接着またはこれに類した形式で互いに堅固に結合されているか、または一体に形成されていてもよい。
載置エレメント13は、固定レバー15を備えていてもよく、この固定レバー15は、軸受部分13aの軸線方向を横切る方向に、特に軸受部分13aの軸線方向に対して垂直に、載置エレメント13から突出している。例えば固定レバー15は、載置エレメント13の、第1の側28とは反対側に位置する第2の側14に配置されていて、載置エレメント13の縁部31を越えて突出していてもよい。
ワイパ軸12に連結されたワイパアームを駆動するために、ジョイントロッド17が設けられている。このジョイントロッド17は、連結レバー18を介してワイパ軸12に作用結合されており、これによってジョイントロッド17の並進運動をワイパ軸12の回転に変換することができる。
軸受部分13aは、ワイパ軸受11に堅固に結合されていて、このワイパ軸受11と一緒に長手方向軸線19を介して回転可能である。軸受部分13aは、ワイパ軸12のための支持部として働くので、ワイパ軸受11はワイパ軸12を中心にして同軸に回転可能である。軸受部分13aはさらに、ワイパ軸受11を取り付けることが望まれている車両金属薄板40の貫通開口21に、ワイパ軸受11を導入するためのガイドとして働く。これによって組付け時における傾倒または引っ掛かりが阻止される。
図2に示すように、軸受部分13aには羽根状のクランプ手段19a,19bが一体に成形されているか、または固定されている。これらのクランプ手段19a,19bは、ワイパ軸12を中心にして同軸にワイパ軸受11と一緒に回転可能である。羽根状のクランプ手段19a,19bは、互いに直線状に反対側に位置するように軸受部分13aに配置されている。クランプ手段19a,19bは、載置エレメント13の載置面に対してほぼ面平行に配置されている。
クランプ手段19a,19bの配置は、それぞれの補強リブ32a,32bを用いて補強されている。補強リブ32a,32bは、軸受部分13aとのクランプ手段19a,19bの結合を補強するように形成されており、かつそれぞれクランプ手段19a,19bと、軸受部分13aの、載置エレメント13とは反対側に位置する部分との間に配置されている。
載置エレメント13には、係止手段20が設けられているか、または載置エレメント13に係止手段20が結合されていてもよい。係止手段20はたとえば、載置エレメント13の第1の側28から軸方向に、例えば係止突起として突出していてもよい。例えば係止手段20は、固定レバー15が突出している方向に関連して該方向とは反対側に位置する、載置エレメント13の領域に配置されていてもよい。全体として、係止手段20は軸受部分13aから間隔をおいて配置されており、この間隔は、軸受部分13aの軸線からの羽根状のクランプ手段19a,19bの半径方向の延びよりも大きい。係止手段20は、載置エレメント13に一体に成形されていても、またはその他の形式で載置エレメント13に固定されていてもよい。
車両側において車両金属薄板40には、案内開口24が設けられており、この案内開口24は、円弧形状に湾曲していて車両金属薄板40を貫通するまたは貫通しない溝25を有している。車両金属薄板40の貫通開口21内へのワイパ軸受11の導入時に、係止手段20は溝25と係合し、これによって係止手段20は、ワイパ軸受11の回転中に溝25において案内されることができる。円弧形状の溝25の湾曲は、ワイパ軸12に対する係止手段20の間隔によって決定される。さらに案内開口24は、溝25の一端に配置された係止溝26を有している。
図2に示すように、クランプ手段19a,19bは、載置エレメント13の下側面28に対して間隔27を有している。この間隔27は、該間隔27が車両金属薄板40の材料厚さに相当するように選択されている。
車両金属薄板40は貫通開口21を有している。この貫通開口21は、中央開口22を有していて、この中央開口22には、互いに反対側に位置している2つの羽根形の開口部分23a,23bが接続している。中央開口22は、軸受部分13aの収容を可能にし、かつその輪郭は軸受部分13aに相応に合わせられている。中央開口22に接続する羽根形の開口部分23a,23bは、その端部領域に向かって幾分拡大している。羽根形の開口部分23a,23bは、羽根形のクランプ手段19a,19bの収容を可能にし、その輪郭はこれらのクランプ手段19a,19bに適合して合わせられているので、クランプ手段19a,19bは開口部分23a,23bを貫いて差し込まれることができる。
図3は、クランプ手段19a,19bおよび係止手段20が車両側において車両金属薄板40に設けられた貫通開口21もしくは案内開口24に導入されている組付け位置にあるワイパ軸受11用の本発明に係る固定装置を、取付け位置において示す平面図である。
さらに、例えば電動機である駆動ユニット33が示されており、この駆動ユニット33は保持手段34に配置されている。保持手段34は固定点35を備えており、これらの固定点35において保持手段34は、例えば別の車両金属薄板である、車両のボディ部分(図示せず)に固定されることができる。
駆動ユニット33は変向手段36を介して、該変向手段36の第1の突出端部37においてジョイントロッド17に結合されている。変向手段36は、駆動ユニット33の回転運動を前進・後退の直線運動に変換し、この直線運動はジョイントロッド17に伝達される。第1の端部39とは反対側に位置する第2の端部38において、ジョイントロッド17は連結レバー18に結合されている。この連結レバー18は、ワイパ軸12に作用結合しているので、ジョイントロッド17の直線運動はワイパ軸12の周期的な回転運動に変換される。
ワイパ軸受11を運搬のためおよび/または取付け前において組付け位置に保持し、ワイパ軸12を中心にして任意に回転しないようにするために、保持エレメント16が載置エレメント13または固定レバー15に設けられている。このとき保持エレメント16は、ワイパ軸受11全体が保持エレメント16を用いて組付け位置においてジョイントロッド17に係止されるように、載置エレメント13の載置面および固定レバー15に配置されている。保持エレメント16は、例えば弾性の係止エレメントとして形成されていてもよい。この保持エレメント16は、弾性的に円弧形に固定レバー15からジョイントロッド17に向かって突出していて、係止された状態において、円弧形の保持エレメント16は、ジョイントロッド17に上から係合し、固定レバー15ひいては載置エレメント13を、ジョイントロッド17に対して固定された位置において保持することができる。
組付け位置において羽根状のクランプ手段19a,19bは、ワイパ軸12の軸線方向に関して、羽根形の開口部分23a,23bに向かい合って位置しているので、軸方向移動時に羽根状のクランプ手段19a,19bは羽根形の開口部分23a,23bを貫通することができる。
図3および後続の図4および図5には、バヨネットロックの形式で、組み合わせられた回転・係止結合を用いて車両にワイパ軸受11を固定する動作経過が示されている。
図3の図示には、貫通開口21内へのワイパ軸受11の挿入後における状態が示されている。これによって羽根状のクランプ手段19a,19bは羽根形の開口部分23a,23bを貫通していて、載置エレメント13の第1の側28は車両金属薄板40の上側面に接触している。
固定レバー15の操作時に、保持エレメント16はジョイントロッド17から解離し、ワイパ軸受11は、組付け位置から図4に示した中間位置にワイパ軸12を中心にして旋回することができる(図3の矢印参照)。このとき羽根状のクランプ手段19a,19bは、車両金属薄板40の、載置部分13の載置面に向かい合って位置している下側面41に沿って、移動または滑動する。
図5には、固定装置10が最終位置で示されており、この最終位置においてワイパ軸受11は、車両金属薄板40の貫通開口21および案内開口24に導入されていて、車両金属薄板40に不動に結合されている。係止手段20は、最終位置では組付け位置に対して、特に90°回転させられていて、車両金属薄板40の係止溝26において係止されている。係止溝26は、該係止溝26が最終位置においてワイパ軸受11の載置面13の長手方向14aに対して平行に延びるように配置されていてもよい。特に係止溝26は、羽根状のクランプ手段19a,19bが貫通開口21への挿入後に特に90°の所定の角度だけ固定レバー15の操作によって回転させられた場合に、係止手段20が係止溝26内に係止するように配置されている。
図6は、取付け位置におけるワイパ軸受11を最終位置におけるクランプ手段19a,19bと共に車両金属薄板40の方向から見て示す平面図である。クランプ手段19a,19bの軸受部分13aおよび係止手段20は、貫通開口21もしくは案内開口24に導入されている。
クランプ手段19a,19bは、ワイパ軸受11の特に90°の回転によって、車両金属薄板40の下側面41に作用結合される接触面を形成している。このときクランプ手段19a,19bは、車両金属薄板40に背後から係合し、これによって摩擦結合による結合部(kraftschluessige Verbindung:摩擦を用いた結合)を形成する。係止溝26における係止手段20の係止によって、ワイパ軸受11が最終位置から組付け位置に不所望に戻り運動することが阻止される。
これによってワイパ軸受11のための固定装置10が得られ、この固定装置10によって、組付け時にワイパ軸12を中心にした回転により、クランプ手段19a,19bは力結合によって固定領域42に結合される。係止溝26内への最終位置の到達時における、同時にもしくは次いで行われる係止手段20の係止によって、ワイパ軸受11は横方向および鉛直方向において車両金属薄板40に不動に結合される。

Claims (12)

  1. 車両のウインドワイパ装置のワイパ軸受(11)を備えた固定装置(10)であって、前記ワイパ軸受(11)は、
    平らな第1の側(28)を備えた載置エレメント(13)と、
    前記載置エレメント(13)の前記第1の側(28)から垂直に突出する、ワイパ軸(12)を案内する軸受部分(13a)と、
    前記軸受部分(13a)に配置されていて各1つのクランプ面を有する1つまたは複数のクランプ手段(19a,19b)であって、前記クランプ面は、前記載置エレメント(13)の前記第1の側(28)に対して面平行に配置されている、クランプ手段(19a,19b)と、
    を有し、
    前記ワイパ軸受(11)は固定レバー(15)を備えていて、該固定レバー(15)によって、前記ワイパ軸受(11)はその最初の組付け位置からその最終位置に移動可能であり、
    前記載置エレメント(13)または前記固定レバー(15)に、保持エレメント(16)が配置されており、該保持エレメント(16)によって前記ワイパ軸受(11)は、前記ワイパ軸(12)を駆動するジョイントロッド(17)に固定可能であることを特徴とする、車両のウインドワイパ装置のワイパ軸受用の固定装置(10)。
  2. 前記クランプ手段(19a,19b)は、前記載置エレメント(13)の前記第1の側(28)に対して間隔をおいて位置している、請求項1記載の固定装置(10)。
  3. 車両金属薄板(40)が設けられており、該車両金属薄板(40)は所定の輪郭を備えた貫通開口(21)を有していて、これによって該貫通開口(21)には、前記1つまたは複数のクランプ手段(19a,19b)が貫通可能であり、かつ前記クランプ手段(19a,19b)の回転によって前記車両金属薄板(40)が、前記1つまたは複数のクランプ手段(19a,19b)と前記載置エレメント(13)との間において保持される、請求項1または2記載の固定装置(10)。
  4. 前記1つまたは複数のクランプ手段(19a,19b)は、前記載置エレメント(13)の前記第1の側(28)に対して前記車両金属薄板(40)の材料厚さにほぼ一致している間隔を有する、請求項記載の固定装置(10)。
  5. 係止手段(20)が設けられており、該係止手段(20)は、前記貫通開口(21)を貫く前記1つまたは複数のクランプ手段(19a,19b)の貫通案内時に、案内開口(24)に収容される、請求項またはに記載の固定装置(10)。
  6. 前記案内開口(24)はストッパを備えて形成されており、該ストッパによって、所定の角度だけ前記軸受部分(13a)が回転した後で、さらなる回転がブロックされる、請求項記載の固定装置(10)。
  7. 前記案内開口(24)はストッパを備えて形成されており、該ストッパによって、90°の角度だけ前記軸受部分(13a)が回転した後で、さらなる回転がブロックされる、請求項記載の固定装置(10)。
  8. 前記案内開口(24)は係止溝(26)を備えて形成されており、該係止溝(26)によって、所定の角度だけ前記軸受部分(13a)が回転した後で、前記係止手段(20)が前記係止溝(26)において係止され、これによって前記軸受部分(13a)の戻り回転がロックされる、請求項または記載の固定装置(10)。
  9. 前記案内開口(24)は円弧形の溝(25)を有していて、該溝(25)の半径は、前記係止手段(20)と前記ワイパ軸(12)との間の間隔に一致している、請求項記載の固定装置(10)。
  10. 前記ジョイントロッド(17)は、駆動ユニット(33)に結合されている、請求項1から9までのいずれか1つに記載の固定装置(10)。
  11. ワイパ軸(12)を中心にして回転可能に配置されたワイパ軸受(11)を備えた、車両用のウインドワイパ装置であって、前記ワイパ軸受(11)は、請求項1から10までのいずれか1つに記載の固定装置(10)を有している、ウインドワイパ装置。
  12. 前記ウインドワイパ装置は、自動車用のウインドワイパ装置である、請求項11記載のウインドワイパ装置。
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