JP6403500B2 - 開口部の防水装置 - Google Patents
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Description
上記開口部の防水装置では、例えば、前記第一の引掛部は、前記第二の引掛部を左右方向の両側から挟む一対の側壁部を有することが好ましい。
上記開口部の防水装置では、例えば、前記第一の引掛部の上壁部の下面と前記床面との間の長さは、前記第一シール部材が弾性変形していない状態での前記第二の引掛部の上面と前記第一シール部材の下面との長さよりも短く設定されていることが好ましい。
上記開口部の防水装置では、例えば、前記第一の引掛部の前壁部における屋内側の後面と前記開口部の縁部における屋外側の前面との長さは、前記第二シール部材が弾性変形していない状態での前記第二の引掛部の前面と前記第二シール部材における屋内側の後面との長さよりも短く設定されていることが好ましい。
上記開口部の防水装置では、例えば、前記遮水板の全体の比重は、水の比重よりも小さいことが好ましい。
上記開口部の防水装置では、例えば、前記第二の引掛部の屋内側の後面は、下方へ向かうにつれて屋内側へ向かうよう傾斜した傾斜面に構成され、前記第二シール部材の厚さは、前記第一シール部材よりも厚く設定されていることが好ましい。
図1,2に示されるように、防水装置1Aは、建物等の構造物の壁10(側壁)に設けられた開口部11に対応して、設けられる。開口部11は、床面12の上側に隣接し、側方(Y方向)に向けて開口している。開口部11は、上下方向に長い長方形状(四角形状)に形成される。開口部11の縁は、床面12と、左右両側で上下方向に延びる方立13,13(柱)と、上方で左右方向(側方)に延びる梁(図示されず)とによって構成される。方立13は、角柱状に構成される。なお、開口部11の屋内側には、開口部11を開閉可能に覆う扉15,15が設けられている。扉15は、スライドドア(所謂自動ドア)である。扉15は、壁10および床面12に沿って、図1の左右方向(Y方向およびその反対方向)に、開位置(図示されず)と閉位置(図1)との間で移動する。なお、屋外側および屋内側とは、説明上わかりやすくするための便宜上の表現であって、水が浸入する可能性がある場合の上流側および下流側を意味する。本発明は、例えば廊下等の通路のような家屋や部屋等の概念が必ずしも明確にならない場所に設置された扉に対しても適用できる。
図6,7に示される本実施形態の防水装置1Bでは、引掛部5Bの構成が、上記実施形態とは異なっている。引掛部5Bの屋内側(図6,7の右側)の面5dは、下方へ向かうにつれて屋内側へ向かうよう傾斜している。よって、操作者は、まずは、遮水板2の端部2a(下端部)を方立13側(屋内側)へ押し当て、その後、遮水板2の上部に力Fを加えて遮水板2を方立13側へ押す。これにより、引掛部5Bの面5dと引掛部4の壁部4bの下端部との接触によって、引掛部5Bひいては遮水板2は、引掛部4から下方への力を受け、シール部材3の端部2aと床面12との間の部分3aが弾性的に圧縮され、遮水板2は下方へ沈み込みながら、屋内側へ移動する。すなわち、操作者による力Fにより、引掛部5Bは引掛部4の壁部4bを下方側から回り込んで(乗り越えて)、引掛部4の開口部4d(図3参照)内に収容される。このようにして、遮水板2は所定位置(開口部11を屋外側から覆う位置、図7)に移動する。なお、操作者は、遮水板2に上方から力を加えて屋外側に引くことで、遮水板2を所定位置から取り外すことができる。本実施形態によれば、例えば、操作者は、比較的簡単な操作によって、遮水板2を開口部11を覆う位置に取り付けたり、開口部11を覆う位置から取り外したりすることができる。なお、シール部材3は、遮水板2と一体化されていたり、遮水板2自体が兼ねていてもよい。すなわち、遮水板2の少なくとも床面12と接する近傍の部材が、弾性変形可能な材質で構成されていてもよい。また、使用上支障が無ければ、シール部材3は無くてもよい。
Claims (7)
- 床面と隣接し側方に向けて開口する開口部の少なくとも下部を屋外側から覆う遮水板と、
前記遮水板の上端部から上側へ向けて突出し、前記開口部の縁部に設けられた第一の引掛部に下側および屋内側から引っ掛けられ、上側および屋外側への移動が抑制される第二の引掛部と、
前記遮水板の下端部に設けられ弾性変形可能な第一シール部材と、前記遮水板の側端部に設けられ弾性変形可能な第二シール部材とを有し、前記第一シール部材は、前記遮水板の前記下端部と前記床面との間をシールし、前記第二シール部材は、前記遮水板の前記側端部と前記開口部の縁部との間をシールする、シール部材と、
を備え、
前記第二の引掛部は、屋外側に設けられた前面を有し、前記第一の引掛部は、前記第二の引掛部の前記前面に屋外側から当接可能で上下方向に延びる前壁部を有し、
前記第一シール部材および第二シール部材は、前記第一の引掛部および第二の引掛部よりも下側に位置し、
前記第二の引掛部が前記第一の引掛部に引っ掛けられた状態で、前記開口部の少なくとも下部を屋外側から覆うよう構成された、開口部の防水装置。 - 前記第一の引掛部によって、前記第二の引掛部の側方への移動が抑制される、請求項1に記載の開口部の防水装置。
- 前記第一の引掛部は、前記第二の引掛部を左右方向の両側から挟む一対の側壁部を有する、請求項1または2に記載の開口部の防水装置。
- 前記第一の引掛部の上壁部の下面と前記床面との間の長さは、前記第一シール部材が弾性変形していない状態での前記第二の引掛部の上面と前記第一シール部材の下面との長さよりも短く設定されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の開口部の防水装置。
- 前記第一の引掛部の前記前壁部における屋内側の後面と前記開口部の縁部における屋外側の前面との長さは、前記第二シール部材が弾性変形していない状態での前記第二の引掛部の前面と前記第二シール部材における屋内側の後面との長さよりも短く設定されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の開口部の防水装置。
- 前記遮水板の全体の比重は、水の比重よりも小さい、請求項1から5のいずれか1項に記載の開口部の防水装置。
- 前記第二の引掛部の屋内側の後面は、下方へ向かうにつれて屋内側へ向かうよう傾斜した傾斜面に構成され、前記第二シール部材の厚さは、前記第一シール部材よりも厚く設定されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の開口部の防水装置。
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