JP6314671B2 - 自動化機器 - Google Patents

自動化機器

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本発明は、外部からの雨等の液滴の侵入を防止する防滴構造を備えた自動化機器に関する。
従来の自動化機器としての自動販売機は、その筐体の下部に内部に通じる下部通気穴列を設けると共にその背部あるいは側面の上部に上部通気穴を設け、下部通気穴列と上部通気穴との間に形成された通気通路に冷却装置を設置し、筺体内に配置された忌避剤発生装置で発生させた害虫忌避剤の蒸気を、発熱要素により生じる下部通気穴列から上部通気穴に抜ける空気に乗せて上部通気穴から外部に拡散させ、侵入しようとする昆虫類の内部への侵入を防止している(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−162227号公報(段落0018、0019、0023、0029、第1図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、自動化機器を屋外に設置した場合は、雨天時の風向き等によっては、雨滴が上部の通気穴等から本体内部に侵入して、冷却装置等の電気回路をショートさせ、装置の運転を停止させる等の不具合を発生させる場合があるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、自動化機器の内部への雨滴等の侵入を防止する手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、自動化機器が、筺体の内側と外側とを区切る板状部材と、前記板状部材の内面と外面との間を貫通する複数の貫通穴と、前記筐体の内側に配置され、前記筐体の内側から外側に向かって下方に傾斜する傾斜部を有する防滴構造と、を備え、前記防滴構造の傾斜部の下端部を、最下部の前記貫通穴に対向する位置に配置したことを特徴とする。
これにより、本発明は、自動化機器を屋外に設置した場合であっても、本体内部への雨滴等の液滴の侵入を防止することができるという効果が得られる。
実施例1の防滴構造を備えた自動化機器の外観を示す説明図 実施例1の防滴構造の断面を示す説明図 実施例2の防滴構造の断面を示す説明図
以下に、図面を参照して本発明による防滴構造およびそれを備えた自動化機器の実施例について説明する。
以下に、図1ないし図2を用いて本実施例の防滴構造について説明する。
図1において、1は自動化機器の本体であり、鋼板等の板状部材で形成された天板1a、底板1b、背面板1cおよび両側の側面板1dからなる筐体である。
2は本体1の前面側に設けられた前面板である扉であり、側面板1dの前面側に設けられた回転支点3を中心に回動可能に取付けられており、図1に示す矢印方向に開閉作動する。
5は電気回路部であり、電気部品や電子部品およびそれらの接続回路が組込まれた構造体であって、自動化機器の制御部等が該当する。
11は通気穴であり、本体1の内側と外側とを区切る一方の側面板1dの内面と外面との間を貫通する穴であって、本体1の内部を冷却するために外部からの空気を取入れると共に内部の暖められた空気を外部に排出する機能を有している。
本実施例の側面板1dには、所定のピッチで一列に配置された複数の通気穴11を互いにチドリ状に配置した状態で、側面板1dの上部に4段、下部に8段配置されている。
15は防滴構造であり、通気穴11を通過して外部から侵入する雨滴や水滴等の液滴の本体1内部への侵入を防止するための遮蔽部材であって、図2に示すように、本体1の内側から外側に向かって下方に傾斜する傾斜部15aと、その下端に設けられ側面板1dに沿って下方に伸長する取付部15bと、傾斜部15aの側端部(図2では、手前側と奥側の端部)にそれぞれ側面板1dの内面に向かって伸長するように形成された側部15cとで構成されており、側面板1dの通気穴11の内側に配置されている。
また、傾斜部15aと取付部15bとの角部は、最下部に配置された通気穴11の開口に対向してその開口に重なる位置に配置され、傾斜部15aと両側の側部15cとで形成される傾斜部15aの上方の開口は、本体1の内部に解放されている。
なお、傾斜部15aの上端は、想定される雨滴等の液滴の侵入経路を遮断する位置であれば、任意の位置に設定可能であるが、最上部の通気穴11の上端の高さ以上となる位置に設定することが望ましい。
上記の防滴構造15は、取付部15bと本体1の側面板1dとの間、側部15cの本体1の内面および傾斜部の側面板1d側の面との当接面に液体のシール剤を塗布し、または合成ゴム等のシール部材を挟み込んで、ネジ等の取付手段により通気穴11の内側に密着した状態で取付けられる。
この場合に、取付手段として接着剤を用いれば、シール剤の塗布またはシール部材の挟み込みを省略することが可能になる。
このような防滴構造15を備えた自動化機器を、屋外に設置した場合は、雨天時の風向き等によって、本体1の通気穴11を通過した雨滴が本体1内に侵入する。このとき、通気穴11から侵入した雨滴は、図2に示すように、防滴構造15の傾斜部15aに衝突し、その後に自重により傾斜部15aの傾斜に沿って側面板1d側に移動し、傾斜部15aと取付部15bとの角部に開口している最下部の通気穴11から本体1の外部に排出される。
このようにして、本実施例の防滴構造15により、本体1の内部への雨滴等の液滴の侵入が防止され、本体1に内蔵された電気回路部5への液体の侵入によるショート等の不具合を防止することができる。
また、本実施例の防滴構造15は、本体1の側面板1dの内面に密着した状態で取付けられているので、本体1の内部への液滴の侵入が更に有効に防止される。
更に、本実施例の防滴構造15の傾斜部15aの上方の開口は本体1の内部に解放されているので、本体1内の暖まった空気を通気穴11を介して外部に排出することができ、本体1の内部と外部との通気性を確保して、内蔵された電気回路部5の冷却を良好に行うことができる。
なお、本実施例では、防滴構造15の傾斜部15aと両側の側部15cと取付部15bを別体に形成するとして説明したが、これらを一体に形成するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例では、傾斜部とその両端部の側部と傾斜部の下端に形成された取付部とを有する防滴構造を、その傾斜部と取付部との角部を最下部の通気穴に重なるように配置したので、本体を屋外に設置した場合であっても、本体内部へ侵入した雨滴等の液滴を、最下部の通気穴を経由して外部へ排出することができ、液滴の本体内部への侵入を防止して、本体に内蔵された電気回路部への液体の侵入によるショート等の不具合を防止することができる。
以下に、図3を用いて本実施例の防滴構造について説明する。なお上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の防滴構造25は、図3に示すように、本体1の側面板1dの一部を切欠いて、本体1の内側から外側に向かって下方に傾斜するように形成された傾斜部25aと、側面板1dの外側から傾斜部25aを覆うように本体1の天板1aに取付けられたカバー部材としてのカバー25bと、傾斜部25aの側端部(図3では、手前側と奥側の端部)にそれぞれカバー25bの内面に向かって伸長するように形成された側部25cとで構成される。
本実施例のカバー25bは、その傾斜部25aと対向する位置にカバー25bの内面と外面との間を貫通する通気穴11が所定のピッチでチドリ状に複数形成されており、その最下部の通気穴11は、傾斜部25aの下端(側板1aとの角部)に重なる位置以下の高さに配置され、最下部の通気穴11より下方の部分は平面とされ、本体1の側面板1dの外面と隙間27を介して対向している。
また、側部25cは、傾斜部25aとカバー25bにより形成される傾斜部25aの両端部側の開口をそれぞれ覆うように別部材として形成され、その下部は、カバー25bの最下部の通気穴11より下方の隙間27内に伸長するように形成され、上記実施例1で説明した取付手段により、傾斜部25aの側方に取付けられる。
なお、傾斜部25aの上端は、想定される雨滴等の液滴の侵入経路を遮断する位置であれば、任意の位置に設定可能であるが、カバー25bの最上部の通気穴11の上端の高さ以上となる位置に設定することが望ましい。
また、本実施例の傾斜部25aと両側の側部25cとで形成される開口は、本体1の内部に解放されている。
このような防滴構造25を装備した自動化機器を屋外に設置した場合は、通気穴11を通過した雨滴が本体1内に侵入すると、カバー25bの通気穴11から侵入した雨滴は、図3に示すように、防滴構造25の傾斜部25aに衝突し、その後に自重により傾斜部25aの斜面に沿って側面板1d側に移動し、そこに形成されているカバー25bとの隙間27から本体1の外部に排出される。
このようにして、本実施例の防滴構造25により、本体1の内部への雨滴等の液滴の侵入が防止され、本体1に内蔵された電気回路部5への液体の侵入によるショート等の不具合を防止することができる。
また、本実施例の防滴構造25の傾斜部25aの上方の開口は本体1の内部に解放されているので、本体1内の暖まった空気はカバー25bの通気穴11を介して外部に排出することができ、本体1の内部と外部との通気性を確保して、内蔵された電気回路部5の冷却を良好に行うことができる。
なお、本実施例では、カバー25bは本体1の天板1aに取付けるとして説明したが、カバー25bを平面部材として、側面板1dの外側に配置するようにしてもよい。この場合は、平面部材の3方の側端部に隙間27に相当する高さの壁部を設け、この壁部の解放側を下方にして上記した位置に取付手段により取付けるとよい。
以上説明したように、本実施例では、防滴構造を、傾斜部とその両端部の側部と通気穴が形成されたカバーとで構成し、そのカバーの下部が本体の外面と隙間を介して対向するように配置したので、本体を屋外に設置した場合であっても、本体内部へ侵入した雨滴等の液滴を、下部に形成した隙間から外部へ排出することができ、液滴の本体内部への侵入を防止して、本体に内蔵された電気回路部への液体の侵入によるショート等の不具合を防止することができる。
なお、上記各実施例においては、防滴構造の傾斜部は、平面からなる斜面として図示したが、傾斜させた湾曲面としてもよい。要は、本体の内側から外側に向かって下方に傾斜する面を有していれば、どのような形状であってもよい。
また、上記各実施例においては、防滴構造は一方の側面板に設けるとして説明したが、両方の側面板、前面板としての扉および/もしくは背面板に設けるようにしてもよい。
1 本体
1a 天板
1b 底板
1c 背面板
1d 側面板
2 扉
3 回転支点
5 電気回路部
11 通気穴
15、25 防滴構造
15a、25a 傾斜部
15b 取付部
15c、25c 側部
25b カバー
27 隙間

Claims (7)

  1. 筺体の内側と外側とを区切る板状部材と、
    前記板状部材の内面と外面との間を貫通する複数の貫通穴と
    記筐体の内側に配置され、前記筐体の内側から外側に向かって下方に傾斜する傾斜部を有する防滴構造と、を備え、
    前記防滴構造の傾斜部の下端部を、最下部の前記貫通穴に対向する位置に配置したことを特徴とする自動化機器。
  2. 請求項1に記載の自動化機器において、
    前記防滴構造に、その傾斜部の下端から前記板状部材に沿って下方に伸長する取付部を設け、
    前記傾斜部と前記取付部との角部を、前記最下部の貫通穴と重なる位置に配置したことを特徴とする自動化機器。
  3. 請求項2に記載の自動化機器において、
    前記防滴構造の傾斜部の両側の側端部に前記板状部材に向かって伸長する側部を設け、
    前記取付部と前記板状部材との間、前記側部と前記傾斜部との間、および前記側部と前記板状部材との間を、密着させたことを特徴とする自動化機器。
  4. 筺体の内側と外側とを区切る板状部材と、
    前記板状部材の一部に形成され、前記筐体の内側から外側に向かって下方に傾斜する傾斜部と、
    前記傾斜部を覆うカバー部材と、
    前記カバー部材の内面と外面との間を貫通する複数の貫通穴と、を備え、
    前記カバー部材の最下部の前記貫通穴より下方の部分を、前記板状部材の前記傾斜部の下方の部分と隙間を介して対向配置したことを特徴とする自動化機器。
  5. 請求項4に記載の自動化機器において、
    前記傾斜部の両側の側端部に前記カバー部材に向かって伸長する側部を設けると共に、前記側部の下部を前記隙間内まで伸長させ、
    前記側部と前記傾斜部との間、および前記側部と前記カバー部材との間を、密着させたことを特徴とする自動化機器。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の自動化機器において、
    前記貫通穴が、通気穴であることを特徴とする自動化機器。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の自動化機器において、
    前記板状部材は、前記筐体の前面板、背面板、および両側の側面板の少なくとも一つであることを特徴とする自動化機器。
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