JP2514888Y2 - 屋外設置用装置の防水放熱装置 - Google Patents
屋外設置用装置の防水放熱装置Info
- Publication number
- JP2514888Y2 JP2514888Y2 JP6470190U JP6470190U JP2514888Y2 JP 2514888 Y2 JP2514888 Y2 JP 2514888Y2 JP 6470190 U JP6470190 U JP 6470190U JP 6470190 U JP6470190 U JP 6470190U JP 2514888 Y2 JP2514888 Y2 JP 2514888Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat dissipation
- dissipation device
- waterproof heat
- side wall
- rainwater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は風雨に曝されることの多い屋外設置用装置の
防水放熱装置に関する。
防水放熱装置に関する。
(従来の技術) 駅、遊園地、劇場等に設置される入退場チェック装
置、自動販売機や、柱上中継器等のように屋外に設置さ
れる装置類は、筐体によって内部の機械及び電気回路等
を保護する構成を有しているが、内部が密閉状態となっ
て内部温度が上昇することを避けるために、筐体に換気
用の空気穴を設けたり、開閉用扉の戸当り部に空隙を設
けている。このため、換気用の空気穴や空隙から雨水が
自由に浸入し、内部の機械や電気回路に種々の損傷を与
える原因となる。
置、自動販売機や、柱上中継器等のように屋外に設置さ
れる装置類は、筐体によって内部の機械及び電気回路等
を保護する構成を有しているが、内部が密閉状態となっ
て内部温度が上昇することを避けるために、筐体に換気
用の空気穴を設けたり、開閉用扉の戸当り部に空隙を設
けている。このため、換気用の空気穴や空隙から雨水が
自由に浸入し、内部の機械や電気回路に種々の損傷を与
える原因となる。
このようなところから、第3図(a)(b)に示すよ
うに外部の筐体1の内部に内部筐体2を配置した2重構
造としたものが実施されている。このような2重の防水
構造を備えたものにあっては、外部筐体の換気穴等から
侵入した雨水が内部筐体に直接当たる部位以外の位置に
放熱穴4を設けている。
うに外部の筐体1の内部に内部筐体2を配置した2重構
造としたものが実施されている。このような2重の防水
構造を備えたものにあっては、外部筐体の換気穴等から
侵入した雨水が内部筐体に直接当たる部位以外の位置に
放熱穴4を設けている。
しかしながら、上記従来の2重構造の筐体にあって
は、構造の大型化と、重量の増大を招いて取扱い性が低
下するという問題を有するばかりでなく、筐体コスト及
び据付コストが増大するという欠点を有している。
は、構造の大型化と、重量の増大を招いて取扱い性が低
下するという問題を有するばかりでなく、筐体コスト及
び据付コストが増大するという欠点を有している。
(考案の目的) 本考案は上記に鑑みてなされたものであり、屋外に設
置する装置類の筐体を2重構造とすることなく、外側筐
体に設けるだけで優れた防水及び放熱機能を発揮するこ
とができる屋外設置用装置の防水放熱装置を提供するこ
とを目的としている。
置する装置類の筐体を2重構造とすることなく、外側筐
体に設けるだけで優れた防水及び放熱機能を発揮するこ
とができる屋外設置用装置の防水放熱装置を提供するこ
とを目的としている。
(考案の概要) 上記目的を達成するため本考案は、筐体の側壁に設け
た換気口の上辺から該側壁に沿って下方へ延びると共に
下端が開口した箱体と、該箱体内部の対向し合う側壁上
に交互に上下位置関係で下方へ傾斜して突設された雨水
阻止板と、該箱体の下端開口部に設けられた雨水排除用
の回転羽根とから成ることを特徴としている。
た換気口の上辺から該側壁に沿って下方へ延びると共に
下端が開口した箱体と、該箱体内部の対向し合う側壁上
に交互に上下位置関係で下方へ傾斜して突設された雨水
阻止板と、該箱体の下端開口部に設けられた雨水排除用
の回転羽根とから成ることを特徴としている。
(考案の実施例) 以下、添付図面に示した好適な実施例に基づいて本考
案を詳細に説明する。
案を詳細に説明する。
第1図は本考案の防水放熱装置を適用した屋外設置用
装置の外観図であり、第2図は防水放熱装置の構成説明
図である。
装置の外観図であり、第2図は防水放熱装置の構成説明
図である。
屋外設置用装置10の側壁11に上下位置関係で配置され
た各防水放熱装置12、13は、側壁11に形成した換気口1
5、16の外側に配置した箱体17、18と、箱体17、18の対
向し合う内壁上に交互に所定の間隔をおいた上下位置関
係で下方へ傾斜して突設された下方へ傾斜して突設され
た雨水阻止板20、21と、箱体17、18の下端開口部17a,18
aに設けられた雨水排除用の回転羽根25、26とから夫々
構成される。
た各防水放熱装置12、13は、側壁11に形成した換気口1
5、16の外側に配置した箱体17、18と、箱体17、18の対
向し合う内壁上に交互に所定の間隔をおいた上下位置関
係で下方へ傾斜して突設された下方へ傾斜して突設され
た雨水阻止板20、21と、箱体17、18の下端開口部17a,18
aに設けられた雨水排除用の回転羽根25、26とから夫々
構成される。
箱体17、18は、換気口15、16の上縁部から下方に向け
て延びる下端が開口した中空体であり、下端の開口部17
a,18aを除いた側壁と天井部には通気孔等は設けられて
いない。
て延びる下端が開口した中空体であり、下端の開口部17
a,18aを除いた側壁と天井部には通気孔等は設けられて
いない。
各雨水阻止板20、21は、各箱体12、13の奥行方向全長
に亙る長さを有するとともに、下方に傾斜した先端は箱
体の内方へ突出している。
に亙る長さを有するとともに、下方に傾斜した先端は箱
体の内方へ突出している。
筐体10を設置した環境が無風状態の場合には、内部の
放熱で温度上昇した内部空気は筐体上部に移動し上部換
気口15から出ようとするため、下方の換気口16から筐体
内部には温度の低い外気が侵入する。
放熱で温度上昇した内部空気は筐体上部に移動し上部換
気口15から出ようとするため、下方の換気口16から筐体
内部には温度の低い外気が侵入する。
風がある時は、外部の空気が換気口15、16のいずれか
一方から侵入する場合には内部へ冷却空気を導入するこ
とができるが、上下両側から同時に空気が侵入しようと
する場合には空気は内部に入りにくくなる。この場合、
側壁11と対向する反対側の側壁にも同様の防水放熱装置
を設けておけば、空気を侵入し易くすることができよ
う。
一方から侵入する場合には内部へ冷却空気を導入するこ
とができるが、上下両側から同時に空気が侵入しようと
する場合には空気は内部に入りにくくなる。この場合、
側壁11と対向する反対側の側壁にも同様の防水放熱装置
を設けておけば、空気を侵入し易くすることができよ
う。
風雨が強い時には、雨水排除用の回転羽根25、26が勢
い良く回転して雨水を箱体の内外に飛散させる。箱体の
内部に飛散した水滴は雨水阻止板20、21に突き当たるた
め、空気のみが換気口15、16から内部に侵入し、水滴の
侵入は排除される。
い良く回転して雨水を箱体の内外に飛散させる。箱体の
内部に飛散した水滴は雨水阻止板20、21に突き当たるた
め、空気のみが換気口15、16から内部に侵入し、水滴の
侵入は排除される。
なお、筐体の底面には水抜き穴30を形成しておく。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、筐体の側壁の適所に複
数取付けるだけで、筐体を二重構造とすることによる大
型化、重量化、高コスト化等を招くことなく、充分な防
水、放熱効果を発揮することができる。
数取付けるだけで、筐体を二重構造とすることによる大
型化、重量化、高コスト化等を招くことなく、充分な防
水、放熱効果を発揮することができる。
第1図は本考案の好適な実施例の外観図、第2図はその
要部拡大断面図、第3図(a)(b)は従来例の説明図
である。 10……屋外設置用装置、11……側壁、12、13……防水放
熱装置、15、16……換気口、17、18……箱体、20、21…
…雨水阻止板、17a,18a……開口部、25、26……回転羽
根
要部拡大断面図、第3図(a)(b)は従来例の説明図
である。 10……屋外設置用装置、11……側壁、12、13……防水放
熱装置、15、16……換気口、17、18……箱体、20、21…
…雨水阻止板、17a,18a……開口部、25、26……回転羽
根
Claims (1)
- 【請求項1】筐体の側壁に設けた換気口の上辺から該側
壁に沿って下方へ延びると共に下端が開口した箱体と、
該箱体内部の対向し合う側壁上に交互に上下位置関係で
下方へ傾斜して突設された雨水阻止板と、該箱体の下端
開口部に設けられた雨水排除用の回転羽根とから成るこ
とを特徴とする屋外設置用装置の防水放熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6470190U JP2514888Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 屋外設置用装置の防水放熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6470190U JP2514888Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 屋外設置用装置の防水放熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0424185U JPH0424185U (ja) | 1992-02-27 |
JP2514888Y2 true JP2514888Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=31595879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6470190U Expired - Lifetime JP2514888Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 屋外設置用装置の防水放熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514888Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6314671B2 (ja) * | 2014-06-09 | 2018-04-25 | 沖電気工業株式会社 | 自動化機器 |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP6470190U patent/JP2514888Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0424185U (ja) | 1992-02-27 |
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