JP6402886B2 - 浴室洗い場の排水部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室の洗い場に設けられた排水部に関する発明である。
従来の浴室の、洗い場の排水部構造としては、特許文献1に示されるように、洗い場の床面から一段下方へ凹没した凹所の底面に円孔状の排水孔を穿設させて排水口を形成し、その排水口には排水蓋が被着されている。排水蓋は、排水孔を目隠しする蓋板部の下面にゴム製の脚部を垂設しており、この脚部を排水口の凹所の底面に載置して排水口内に設置される。そして、排水蓋の側面と排水口の内側面(凹所の内側面)との間、排水蓋の側面下端と凹所の底面との間に隙間が形成され、これらの隙間を介して洗い場の床面上の水を排水孔に排水している。
特開2008−133618号公報
ところで、排水蓋は蓋板部の下面に垂設された脚部を有するので、洗い場から排水口に流れ込む水の流れは、脚部によって左右に分断される。一方で、洗い場では頭や体を洗うため、洗い場から排水口に流れ込む水には毛髪、垢、石鹸カス等の異物が含まれている。
毛髪を含んだ水の流れが排水蓋の脚部で分断されると脚部に毛髪が絡んでしまう。脚部に絡んだ毛髪は、垢や石鹸カスといった汚れが付着すると、堆積した汚れがヌメリとなり、臭いの原因となる上、毛髪やヌメリを除去する手間が増大する。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、その課題は、浴室洗い場の排水口に被せる排水蓋に毛髪を絡ませないようにすることである。
また、請求項にかかる発明は、洗い場の排水孔が形成された排水口の上方を排水蓋で覆ってなる浴室洗い場の排水部構造において、前記排水蓋の裏面の中央部を下方から支持する支持手段を前記排水孔に設けることによって前記排水蓋を排水口の底面から浮揚させており、前記支持手段は、排水トラップを構成するために前記排水孔に装着されて、上端部に前記排水蓋を保持する封水筒としたことを特徴とする。
これによれば、排水蓋の中央部を下方から支持手段で支持するので、排水蓋は排水流路
を分断しないように配設されて排水蓋を排水口から浮揚させることができる。そのため、
洗い場から排水口に流れてくる水に含まれる毛髪は排水蓋に引っ掛かることがない。よっ
て、洗い場から排水口に流れ込む水は、排水蓋の脚部で分断されることがないので、排水
蓋に毛髪が絡みつくのを防止することができる。また毛髪の絡みがなくなることにより、
水垢や石鹸カスが排水蓋に付着する程度も減少し、排水蓋に堆積される汚れが低減される
。したがって、排水蓋のお手入れの手間を削減することが可能となる。
さらに、既存の部材の形状を変えるだけで良いので、コストの増大を防ぐことが可能となる。
さらに、請求項にかかる発明は、前記排水口と封水筒との間にヘアキャッチャーを配設し、前記ヘアキャッチャーより下方に、前記封水筒を貫通する通水孔を形成することを特徴とする。

これによれば、封水筒の中間から排水が流れ込むように構成されているので、封水筒が排水蓋を支持する部位で排水流路を分断することがなく、毛髪をヘアキャッチャーに集中させることができる。
本発明によれば、浴室洗い場の排水口に被せる排水蓋に毛髪を絡ませないようにした浴室洗い場の排水部構造を提供することが可能となる。
浴室洗い場を示す平面図である。 本発明の浴室洗い場の排水部構造を示す模式的断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図に基づいて説明する。
浴室の洗い場は、図1のように、洗い場床面1と、浴槽側の端部に水を排水させるための排水口2が形成され、排水蓋3が配設されている。
この排水口2は、図2に示すように、洗い場床面1を下方に凹ませた凹所2aの底面に排水孔2bを設けている。排水口2には、排水孔2bを目隠しするための排水蓋3が配設されている。
排水蓋3は、後述する支持手段によって排水口2の凹所2aの底面から浮揚させている。
支持手段は、本実施形態においては、封水を貯める排水トラップ4の一部を担う封水筒5を利用したものである。封水筒5は、排水孔2bに装着されている。この封水筒5は排水蓋3を支持するため、排水トラップ4に載置され、且つ、封水筒5の上部を凹所2aの底面に対して上方に突出させて配設されている。そして、排水蓋3は、封水筒5の天面5bに載置されて封水筒5を支持する。そのため、排水蓋3は、凹所2aの底面から浮揚することになる。これにより、排水蓋3は、排水口2に水がない状態であっても常に排水口2から浮揚させることができる。
さらに、封水筒5には水を排水させるために、その側壁に貫通させた通水孔5aが形成されており、この通水孔5aの上方にはヘアキャッチャー6が配設されている。そのため、排水口2と封水筒5の間には水が貯まることがない。
次に、洗い場から排水孔2bへの水の流れについて説明する。
上記のような構成により、排水口2や排水蓋3には排水蓋3を排水口2に載置するための突起や脚が不要となるので、排水口2と排水蓋3は凹凸部の少ない形状が実現できる。そして、排水蓋3は封水筒5によって、排水口2から常に安定した位置で浮揚する。すなわち、排水蓋3は排水口2に対して非接触となる。そのため、排水口2には水の流れを分断させない流路が形成されるので、毛髪や垢、石鹸カスといった汚れを含んだ水は排水蓋3の脚などで滞留させることなく、洗い場床面1から排水孔2bへ排出することができる。なお、排水口2に排出された毛髪や垢、石鹸カスといった汚れは、通水孔5aに到達する前に排水口2と封水筒5との間に配設されたヘアキャッチャー6で捕捉される。さらに、ヘアキャッチャー6を通過した水は、通水孔5aを通過し、封水筒5の内部に流れて、排水トラップ4から排水される。
次に、排水口2を清掃する際の手順について説明する。
まず排水口2の内部を掃除する際、封水筒5の天面5bに載置されている排水蓋3を取り外して清掃することができる。そして、毛髪や垢、石鹸カスといった汚れはヘアキャッチャー6で捕捉しているため、封水筒5に嵌っているヘアキャッチャー6を取り外して毛髪や垢、石鹸カスといった汚れを破棄し、清掃することができる。さらに、排水口2の内部を念入りに清掃する場合は、排水トラップ4に載置された封水筒5を取り外して清掃することができる。
このような実施形態によれば、洗い場1の排水口2に被せる排水蓋3は、排水口2に接触しないので、排水蓋3に毛髪が絡むことがなく、お手入れの手間が削減でき、清潔な浴室洗い場の排水部構造を実現することができる。
以上、本発明の一実施形態を図に基づいて説明したが、本発明は、封水筒天面5bがない、筒状の封水筒5であっても実現できる。
1 :洗い場床面
2 :排水口
2a:凹所
2b:排水孔
3 :排水蓋
4 :排水トラップ
5 :封水筒
5a:通水孔
5b:封水筒の天面
6 :ヘアキャッチャー

Claims (2)

  1. 洗い場の排水孔が形成された排水口の上方を排水蓋で覆ってなる浴室洗い場の排水部構造において、
    前記排水孔に設けた支持手段によって前記排水蓋の裏面の中央部を下方から支持して前記排水蓋を排水口の底面から浮揚させており、
    前記支持手段は、排水トラップを構成するために前記排水孔に装着されて、上端部に前記排水蓋を保持する封水筒としたことを特徴とする浴室洗い場の排水部構造。
  2. 前記排水口と前記封水筒との間にヘアキャッチャーを配設し、前記ヘアキャッチャーより下方に、前記封水筒を貫通する通水孔を形成したことを特徴とする請求項記載の浴室洗い場の排水部構造。
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