JP6402737B2 - 鋼材非圧下部幅検出装置及びその方法 - Google Patents
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Description
以下に、本発明の鋼材非圧下部幅検出装置及びその方法の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、この実施形態の鋼材非圧下部幅検出装置及びその方法が適用された鋼材圧延設備の概略構成図である。この実施形態の鋼材圧延設備は、棒鋼又は線材からなる鋼材1を長手方向に搬送しながら圧延する圧延設備であり、鋼材1の入側から計19スタンドの圧延機A、B、#1〜#16および4ロール圧延機であるCを有する。この鋼材圧延設備では、加熱炉11で予め設定された温度に加熱された鋼材1を圧延機A、B、#1〜#16、Cで順次圧延して最終的な形状とする。棒鋼や線材を鋼材1とする圧延設備では、圧延機を通過する毎に徐々に径を成形しながら最終的に製品径に仕上げる。なお、鋼材1の搬送ラインをパスラインと称する。また、鋼材1の搬送を通材ともいう。
次にステップS2に移行して、取得した鋼材画像から鋼材撮像を含む撮像領域を切出す。
次にステップS4に移行して、抽出された鋼材撮像のエッジ間の距離(例えば画素数)から鋼材の撮像径を算出する。
次にステップS5に移行して、2個一対のカメラの画像における鋼材の撮像径を統一化することにより、パスライン変動抑止処理を行う。図5(b)に示すように、鋼材がパスラインよりもカメラ側に寄って通材していれば鋼材の撮像径は大きくなり、逆にカメラから遠ざかって通材すれば鋼材の撮像径は小さくなる。そこで、このようなパスライン変動を抑止するために、例えば2個の画像における鋼材の撮像径の平均値を求め、その平均値に一致するように鋼材撮像を拡大又は縮小することにより鋼材の撮像径を統一化する。
次にステップS13に移行して、積算された鋼材撮像の輝度情報から非圧下部のエッジを抽出する。この非圧下部のエッジ抽出も、例えば周知の二値化処理などを用いることができる。
次に、図6、図7の演算処理とは個別に、コンピュータシステム内で実行される鋼材非圧下部幅表示のための演算処理について図8のフローチャートを用いて説明する。この演算処理では、まずステップS21で、非圧下部幅の算出が鋼材の全長にわたって完了したか否かを判定し、非圧下部幅の算出が鋼材の全長にわたって完了した場合にはステップS22に移行し、そうでない場合には待機する。
次にステップS23に移行して、図示しない個別の演算処理に従って、鋼材の中心を全長にわたって合わせ、非圧下部幅を高輝度、その余の部分を低輝度として、鋼材の全長にわたって表示部に表示してから復帰する。
また、非圧下部幅算出ステップS7として、鋼材撮像輝度積算ステップS11で、非圧下部2の幅を算出しようとする鋼材撮像の周辺の予め設定された数の鋼材撮像の輝度を積算する。また、非圧下部エッジ抽出ステップS13で、積算された鋼材撮像の輝度情報から鋼材撮像における非圧下部2のエッジを抽出する。そして、非圧下部エッジ幅算出ステップS14で、抽出された非圧下部2のエッジから非圧下部2の幅を算出する。これにより、非圧下部2とその余の部分の輝度差が明確でない場合であっても、圧延ロール出側における鋼材1の非圧下部2の幅をより一層適正に検出することができる。
本発明がここに記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に記載された発明特定事項によってのみ定められるものである。
2 非圧下部
3 圧下部
4 圧延ロール
5 孔型
6 ガイドロール
7 カメラ(撮像装置)
8 コンピュータシステム
9 表示部
10 カメラ制御装置
11 加熱炉
Claims (6)
- 対をなす圧延ロールでパスラインに沿って搬送される棒鋼又は線材からなる鋼材を圧延する際に、演算処理機能を有する計算機を用いて前記鋼材のうち前記圧延ロールの孔型と非接触な非圧下部の鋼材径方向の幅を検出する鋼材非圧下部幅検出装置であって、
前記圧延ロールの出側にあって前記パスラインを挟んで前記圧延ロールの圧下方向と交差する方向に対向配置されて前記鋼材の表面を撮像する二個一対の撮像装置と、
前記二個一対の撮像装置で撮像された画像の夫々の鋼材撮像における前記鋼材径方向のエッジを夫々の画像から抽出する鋼材エッジ抽出部と、
前記鋼材エッジ抽出部で抽出された前記鋼材撮像の夫々の鋼材径方向エッジから夫々の前記鋼材撮像における前記鋼材の撮像径を夫々算出する鋼材撮像径算出部と、
前記鋼材撮像径算出部で算出された二個の前記鋼材撮像径を同じ径に統一する鋼材撮像径統一部と、
前記鋼材撮像径統一部で同じ径に統一された前記鋼材撮像径を前記撮像装置で撮像された鋼材の外径として前記鋼材の外径相当の鋼材撮像輝度に対し、それと輝度の異なる非圧下部の幅を前記統一された前記鋼材撮像径に対する長さ成分の比から算出する非圧下部幅算出部と、
を備えたことを特徴とする鋼材非圧下部幅検出装置。 - 前記非圧下部幅算出部で非圧下部の幅を算出する前に、前記鋼材撮像径統一部で同じ径に統一された二個の前記鋼材撮像径の鋼材撮像が鋼材径方向にずれている場合に、それらの鋼材撮像の中心を一致する中心ずれ補正部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の鋼材非圧下部幅検出装置。
- 前記非圧下部幅算出部は、
前記非圧下部の幅を算出しようとする前記鋼材撮像の周辺の予め設定された数の鋼材撮像の輝度を積算する鋼材撮像輝度積算部と、
前記鋼材撮像輝度積算部で積算された鋼材撮像の輝度情報から前記鋼材撮像における非圧下部のエッジを抽出する非圧下部エッジ抽出部と、
前記非圧下部エッジ抽出部で抽出された非圧下部のエッジから前記非圧下部の幅を算出する非圧下部エッジ幅算出部と、
を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の鋼材非圧下部幅検出装置。 - 対をなす圧延ロールでパスラインに沿って搬送される棒鋼又は線材からなる鋼材を圧延する際に、前記圧延ロールの出側にあって前記パスラインを挟んで前記圧延ロールの圧下方向と交差する方向に対向配置された二個一対の撮像装置で、前記鋼材の表面を撮像し、演算処理機能を有する計算機を用いて前記鋼材のうち前記圧延ロールの孔型と非接触な非圧下部の鋼材径方向の幅を検出する鋼材非圧下部幅検出方法であって、
前記二個一対の撮像装置で撮像された画像の夫々の鋼材撮像における前記鋼材径方向のエッジを夫々の画像から抽出する鋼材エッジ抽出ステップと、
前記鋼材エッジ抽出ステップで抽出された前記鋼材撮像の夫々の鋼材径方向エッジから夫々の前記鋼材撮像における前記鋼材の撮像径を夫々算出する鋼材撮像径算出ステップと、
前記鋼材撮像径算出ステップで算出された二個の前記鋼材撮像径を同じ径に統一する鋼材撮像径統一ステップと、
前記鋼材撮像径統一ステップで同じ径に統一された前記鋼材撮像径を前記撮像装置で撮像された鋼材の外径として前記鋼材の外径相当の鋼材撮像輝度に対し、それと輝度の異なる非圧下部の幅を前記統一された前記鋼材撮像径に対する長さ成分の比から算出する非圧下部幅算出ステップと、
を備えたことを特徴とする鋼材非圧下部幅検出方法。 - 前記非圧下部幅算出ステップで非圧下部の幅を算出する前に、前記鋼材撮像径統一ステップで同じ径に統一された二個の前記鋼材撮像径の鋼材撮像が鋼材径方向にずれている場合に、それらの鋼材撮像の中心を一致する中心ずれ補正ステップを備えたことを特徴とする請求項4に記載の鋼材非圧下部幅検出方法。
- 前記非圧下部幅算出ステップは、
前記非圧下部の幅を算出しようとする前記鋼材撮像の周辺の予め設定された数の鋼材撮像の輝度を積算する鋼材撮像輝度積算ステップと、
前記鋼材撮像輝度積算ステップで積算された鋼材撮像の輝度情報から前記鋼材撮像における非圧下部のエッジを抽出する非圧下部エッジ抽出ステップと、
前記非圧下部エッジ抽出ステップで抽出された非圧下部のエッジから前記非圧下部の幅を算出する非圧下部エッジ幅算出ステップと、
を備えたことを特徴とする請求項4又は5に記載の鋼材非圧下部幅検出方法。
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