JP5351381B2 - 芯ズレ検出方法、検出設備、及び圧延方法 - Google Patents
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しかし、特許文献1のような方法で、操業前に圧延ロールの芯出しを行っても、圧延ロールの孔型に鋼材を案内するガイドがずれていることで、対を成す圧延ロールの孔型に対して通材する鋼材が芯ズレを起こしている場合がある。上記芯ズレによって圧延ロールに対して鋼材が片当たりなどすると、鋼材の圧延精度がその分悪くなる。特に仕上げ圧延時にその影響が大きくなる。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、棒鋼や線鋼の熱間圧延で、より安全で簡易に圧延作業中に芯ズレを精度良く測定することが可能とすることを課題としている。
上記圧延ロールの出側で、パスラインを挟んで当該圧延ロールの非圧下方向と同方向に対向配置されたカメラにより上記圧延ロールの孔型と接触していない非圧下面を含む上記鋼材の表面を撮影し、圧下面に対して非圧下面の鋼材表面温度が低いことによる非圧下面と圧下面との色の異なりから、上記対を成す圧延ロールで圧延された鋼材表面における、上記対を成す圧延ロールで圧下された対を成す圧下面の間に位置する対を成す非圧下面を検出して検出面とし、その対を成す検出面の幅の違いに基づき芯ズレを検出することを特徴とするものである。
なお、非圧下面の幅は、鋼材表面の形状で判別するのではなく、温度差に基づいて判別する。
次に、請求項3に記載した発明は、パスラインに沿って送られてくる線材もしくは棒材からなる鋼材を、対を成す圧延ロールで圧延する際の当該鋼材の上記圧延ロールに対する芯ズレを検出する芯ズレ検出設備であって、
上記対を成す圧延ロールの出側にパスラインを挟んで当該圧延ロールの非圧下方向と同方向に対向配置され、上記圧延ロールの孔型と接触していない非圧下面を含む上記鋼材の表面を非接触で撮影する一対のカメラを有し、
圧下面に対して非圧下面の鋼材表面温度が低いことによる非圧下面と圧下面との色の異なりから、当該対を成す圧延ロールに圧下された対をなす圧下面間で対を成す非圧下面を検出面とし、その対を成す検出面の幅を目視することができるよう上記一対のカメラの撮影した画像を映し出す画像表示部を備えることを特徴とするものである。
図1は、本実施形態に係る棒鋼の熱間圧延設備を示す概要構成図である。
(構成)
加熱炉で加熱された棒材からなる鋼材1が、図1に示すように、複数の圧延機A〜♯16で順番に圧延されて目的とする棒鋼の形状に成形される。本実施形態では、圧延機が18スタンド並列している例であり、鋼材1の径や材質などによって、第12スタンド、第14スタンド、若しくは第16スタンドが最終仕上げのスタンドとなるように設定されている。
上記対を成すカメラ6は、制御部からの指令によって同期をとって撮影を行い、撮影した画像データを有線若しくは無線にて、それぞれ液晶などからなる画像表示部7に出力する。
なお、画像表示部7の表示面には、目盛りが付してあることが好ましい。目盛りが表示されている場合には、表示された画像の位置や大きさを容易に視認することが可能となる。目盛りは、目盛りが付してある透明なシートを表示面に重ねても良いし、画像の表示に目盛りの画像と入力した画像とを重ねて表示するようにしても良い。
上記実施形態では、加熱炉から出た鋼材1(熱延鋼材1)が複数段の圧延機で順番に圧延されることで断面の外形輪郭が徐々に多角形から円形に近づく。そして最終スタンドの圧延機で上下から圧延されて当該圧延機から出た鋼材1は、その表面を上下方向からそれぞれ対を成すカメラ6で撮影されて、画像表示部7に映し出される。図3が、その画像の例である。
このため、画像表示部7に表示された鋼材1表面の上面視の画像と下面視の画像には、それぞれ軸方向に沿って延びる帯状の非圧下面1aを目視することができ、その帯部分の幅を測定することで、上下で対をなす各非圧下面1aの幅の位置や大きさをことが出来る。
このように、熱延鋼材1に対して非接触で芯ズレを検出するので、安全であり、しかも、簡易かつ精度良く芯ズレを検出することが出来る。
ここで、カメラ6としてCCDカメラを例示したが、上記実施形態は鋼材1表面の形状では無く、温度差を検出するものであるので赤外線カメラなどの熱感知装置などを使用しても良い。
また、上述のように、少なくとも非圧下面1aの偏りによって芯ズレを検出するので、一台のカメラ6が撮影した画像中の非圧下面1aの幅(帯)についての大小によって芯ズレを判定しても良いが、本実施形態では、鋼材1の揺れなどを考慮して、上下の非圧下面1a間でのその幅に関する相対評価で芯ズレを検出するようにして、芯ズレの検出の精度を向上させている。
また、一対のカメラ6で撮影した撮影画像について、画像制御部にて画像処理を行って、上記幅や位置の偏りを数値などに変換して出力しても良い。
1a 圧下面
1b 非圧下面
3,4 圧延ロール
5 ガイド
6 カメラ
7 画像表示部
Claims (3)
- パスラインに沿って送られてくる線材もしくは棒材からなる鋼材を、対を成す圧延ロールで圧延する際の当該鋼材の上記圧延ロールに対する芯ズレを検出する芯ズレ検出方法であって、
上記圧延ロールの出側で、パスラインを挟んで当該圧延ロールの非圧下方向と同方向に対向配置されたカメラにより上記圧延ロールの孔型と接触していない非圧下面を含む上記鋼材の表面を撮影し、圧下面に対して非圧下面の鋼材表面温度が低いことによる非圧下面と圧下面との色の異なりから、上記対を成す圧延ロールで圧延された鋼材表面における、上記対を成す圧延ロールで圧下された対を成す圧下面の間に位置する対を成す非圧下面を検出して検出面とし、その対を成す検出面の幅の違いに基づき芯ズレを検出することを特徴とする芯ズレ検出方法。 - パスラインに沿って送られてくる線材もしくは棒材からなる鋼材を、ガイドで圧延ロール間に案内して圧延する圧延方法において、
上記請求項1に記載した芯ズレ検出方法により検出した対を成す検出面の幅の偏差量に応じて、上記ガイドの位置調整を行うことを特徴とする圧延方法。 - パスラインに沿って送られてくる線材もしくは棒材からなる鋼材を、対を成す圧延ロールで圧延する際の当該鋼材の上記圧延ロールに対する芯ズレを検出する芯ズレ検出設備であって、
上記対を成す圧延ロールの出側にパスラインを挟んで当該圧延ロールの非圧下方向と同方向に対向配置され、上記圧延ロールの孔型と接触していない非圧下面を含む上記鋼材の表面を非接触で撮影する一対のカメラを有し、
圧下面に対して非圧下面の鋼材表面温度が低いことによる非圧下面と圧下面との色の異なりから、当該対を成す圧延ロールに圧下された対をなす圧下面間で対を成す非圧下面を検出面とし、その対を成す検出面の幅を目視することができるよう上記一対のカメラの撮影した画像を映し出す画像表示部を備えることを特徴とする芯ズレ検出設備。
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