JP6402683B2 - ロープ溝測定装置及び測定方法 - Google Patents
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Description
そのため、定期的にロープ溝の摩耗量やロープ溝の残存量を測定する必要がある。しかもその測定結果は、綱車の交換時期の判断材料になるため、容易かつ正確に測定のできる装置や方法が必要とされている。
前記のような構成のエレベータにおいて、綱車61のロープ溝の摩耗量やロープ溝の残存量を定期的に測定する。
また、丸溝2の代わりにV溝にアンダーカットを形成したり、単にV溝にする場合もあるが、距離dを測定する必要があるのは前記と同じである。
この装置について、図により説明する。
まず、図8に示すように、傘ワッシャー14を指でずらすことにより、同時に保持部材13と球状部材11とを棒状部材12の頭部12a側の先端までずらし、その状態で、頭部12aを綱車61の中心方向に向けて、球状部材11を測定対象のロープ溝1に押し当てる。尚当然のことであるが、ロープ溝1のうち主ロープ70が掛っていない箇所に球状部材11を押し当てる。
そして棒状部材12の頭部12aがロープ溝1の底面4に達すると、このロープ溝測定装置10をロープ溝1から取り外し、図10に示すように、棒状部材12の頭部12aが上になるようにする。このとき保持部材13は図9における球状部材11の位置をそのまま保持することになる。そして球状部材11から突出している棒状部材12の寸法dを直尺16で測定すると、その測定値が図9に示した球状部材11の下端(即ち主ロープ70の下端)からロープ溝1の底面4までの距離dに相当することになる。
図において、80は昇降路51の下部に設置した作業台、81はこの作業台80に乗ってロープ溝の測定作業を行っている作業員である。
そのため、主ロープ70と昇降路壁62との距離gが小さい場合には、主ロープ70と昇降路壁62との間に作業員の手を入れることが難しいため、ロープ溝測定装置10をロープ溝1に押し込むことができない場合がある。
本発明は、上記の課題を解決することを目的とするものである。
更に本発明は、前記棒状部材は前記作用部に固定されていることを特徴とするものである。
前記棒状部材は、前記作用部の一端に前記作用部の長手方向と直交する方向に向かって取り付けられ、前記操作部は、前記作用部の他端に前記棒状部材が取り付けられる方向と逆の方向に向かって前記作用部から突出して設けられており、前記球状部材を前記ロープ溝に押し当てるときの前記操作部の動作方向が前記棒状部材の長手方向の延長線と一致しないように構成したロープ溝測定装置を用いたロープ溝の測定方法において、作業員が前記操作部を持って、前記作用部を被測定ロープ溝を有する綱車の近辺へ移動させ、前記操作部を操作して前記球状部材を複数のロープ溝を周方向に有する綱車の前記ロープ溝に押し当て、前記棒状部材を前記ロープ溝の底面に当たるまで押し込み、その後、前記棒状部材の前記球状部材より突出した部分の寸法を測定することにより、ロープの下面からロープ溝の底面までの距離を測定するようにしたことを特徴とするものである。
24は断面C字型をなしブラケット21の作用部22にスライド可能に配置されたストッパであり、一側には棒状部材12が固定されており、他側にはめねじ25が空けられている。26はめねじ25に螺合して貫通し、先端が作用部22に当接する止めねじである。
まず、従来の図8に示したものと同様に、傘ワッシャー14を指でずらすことにより、同時に保持部材13と球状部材11とを棒状部材12の頭部12a側の先端までずらしておく。
次に、作用部22に対して適当な位置へストッパ24をスライドさせ、止めねじ26を回してその先端を作用部22に強く当接して、作用部22にストッパ24を支持する。この適当な位置については後述する。
次に、棒状部材12の頭部12aがロープ溝1の底面4に達するまで操作部23を綱車61の中心方向に押し込む。この動作は、従来の図9と同様になる。
そのため、昇降路壁62と主ロープ70との距離gが小さい場合であっても、ロープ溝測定装置20の作用部22を挿入して、操作部23を回転し、更に下降するのみで従来のロープ溝測定装置と同様の簡単な操作によってロープ溝1の残存量の測定が行える。
更に、本ロープ溝測定装置を、主ロープ70の本数の限られた特定のエレベータにだけ使用する場合は、ストッパ24を作用部22に対して相対移動可能にする必要はなく、棒状部材12等を直接作用部22に固定してもよい。
4 底面
10,20 ロープ溝測定装置
11 球状部材
12 棒状部材
13 保持部材
21 ブラケット
22 作用部
23 操作部
24 ストッパ
60 巻上機
61 綱車
62 昇降路壁
70 主ロープ
Claims (5)
- 複数のロープ溝を周方向に有する綱車の前記ロープ溝の残存量を測定するロープ溝測定装置において、
ロープ径と略同一の径を有する球状部材と、
前記球状部材の中心を貫通する棒状部材と、
前記棒状部材の任意の位置で前記球状部材を保持する保持部材と、
前記棒状部材が取り付けられる作用部と作業員が操作する操作部を有するブラケットとを備え、
前記棒状部材は、前記作用部の一端に前記作用部の長手方向と直交する方向に向かって取り付けられ、前記操作部は、前記作用部の他端に前記棒状部材が取り付けられる方向と逆の方向に向かって前記作用部から突出して設けられており、
前記球状部材を前記ロープ溝に押し当てるときの前記操作部の動作方向が前記棒状部材の長手方向の延長線と一致しないように構成したこと
を特徴とするロープ溝測定装置。 - 前記棒状部材はストッパを介して前記作用部に相対移動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のロープ溝測定装置。
- 前記棒状部材は前記作用部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のロープ溝測定装置。
- ロープ径と略同一の径を有する球状部材と、
前記球状部材の中心を貫通する棒状部材と、
前記棒状部材の任意の位置で前記球状部材を保持する保持部材と、
前記棒状部材が取り付けられる作用部と作業員が操作する操作部を有するブラケットとを備え、
前記棒状部材は、前記作用部の一端に前記作用部の長手方向と直交する方向に向かって取り付けられ、前記操作部は、前記作用部の他端に前記棒状部材が取り付けられる方向と逆の方向に向かって前記作用部から突出して設けられており、
前記球状部材を複数のロープ溝を周方向に有する綱車の前記ロープ溝に押し当てるときの前記操作部の動作方向が前記棒状部材の長手方向の延長線と一致しないように構成したロープ溝測定装置を用いたロープ溝の測定方法において、
作業員が前記操作部を持って、前記作用部を被測定ロープ溝を有する綱車の近辺へ移動させ、前記操作部を操作して前記球状部材を前記ロープ溝に押し当て、前記棒状部材を前記ロープ溝の底面に当たるまで押し込み、その後、前記棒状部材の前記球状部材より突出した部分の寸法を測定することにより、ロープの下面からロープ溝の底面までの距離を測定するようにしたことを特徴とするロープ溝測定方法。 - 前記操作部を、鉛直方向を軸に回転することによって、前記球状部材を前記複数のロープ溝の任意のロープ溝に押し当て可能としたことを特徴とする請求項4に記載のロープ溝測定方法。
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