JP2014210627A - エレベーター綱車の綱溝測定治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数本ある綱溝の摩耗量を同時に測定することができ、主ロープ本数の異なる綱車に対しても適用可能なエレベーター綱車の綱溝測定治具を提供する。【解決手段】主ロープ7が巻き掛けられる綱車4に設けられた綱溝の摩耗量を点検する綱溝測定治具30は、挿通部12を有する複数のガイド筒8と、各挿通部12に挿通される複数のゲージ棒15とを備えており、各ガイド筒8は蟻溝とほぞを用いたスライド可能な凹凸嵌合によって一体化されている。この綱溝測定治具30を例えば4本溝用の綱車4にセットし、ゲージ棒15の下端側の球体状部16を綱溝31〜34に接触させることにより、ガイド筒8とゲージ棒15の相対位置を読み取って綱溝31〜34の摩耗量を測定する。この綱溝測定治具30を用いて綱溝本数の異なる綱車4の綱溝摩耗量を点検する場合は、ガイド筒8を脱着して総数を増減すれば良い。【選択図】図1

Description

この発明は、昇降体を吊持する主ロープが巻掛けられるエレベーター用綱車の綱溝測定治具に関する。
この種の従来技術として特許文献1に記載されたものが知られている。この特許文献1に記載された従来技術を図13〜図15を参照して説明すると、図13はエレベーター巻上機を一部破断して示す側面図、図14は図13の要部を縦断して示す正面図、図15は図13の要部拡大図である。これらの図において、1は昇降路の壁、2は壁1に装着されたハウジング、3はハウジング2に設けられた軸、4は軸3に枢持された綱車、5は綱車4の外周面に設けられた綱溝、6はハウジング2に設けられたステータ、7は綱溝5に巻き掛けられた主ロープである。
8はガイド筒で、筒体からなり綱車4に設けられた第1の綱溝5の両側の溝肩に対応し、かつ第1の綱溝5に隣接した第2の綱溝10の溝幅に対応する横断面が形成され、下端に基準面11が形成されている。12はガイド筒8に縦通して設けられた第1挿通孔、13はガイド筒8に縦通して設けられた第2挿通孔で、第1挿通孔12は第1の綱溝5に対応した位置に配置され、第2挿通孔13は第2の綱溝10に対応した位置に配置されて横断面において反第1挿通孔12側に奥側よりも幅狭な開口部を有している。14はガイド筒8の上端面によって形成された第1指標、15はゲージ棒で、その下端部に綱溝5等に巻き掛けられる主ロープ7の直径に対応した球体状部16が形成され、上端部に第2指標17が設けられている。
エレベーター巻上機においては、綱車4の綱溝5に主ロープ7が巻き掛けられ、綱車4が回転することで主ロープ7に吊持された乗りかごが昇降運転されるようになっており、エレベーターの運転によって綱溝5が次第に摩耗していくため、適時に綱溝5の摩耗量を測定する点検作業が行われる。かかる綱溝5の測定作業は、上記したエレベーター綱車の綱溝測定治具を用いて以下に説明するような手順にて行われる。
すなわち、図15に示すように、ガイド筒8の基準面11を第1の綱溝5の両側の溝肩9に当接させ、この状態でガイド筒8の第1挿通孔12にゲージ棒15を挿通する。そして、ゲージ棒15の球体状部16を第1の綱溝5の溝内に押し当てると、ガイド筒8の第1指標14とゲージ棒15の第2指標17との相対位置により、第1の綱溝5における摩耗量が測定される。次いで、ガイド筒8の第2挿通孔13にゲージ棒15を挿通し、第1の綱溝5の場合と同様にして第2の綱溝10における摩耗量が測定される。
特開2002−338157号公報
特許文献1に開示された上記の従来技術では、複数本ある主ロープ点検を各綱溝毎に複数回行う必要があるため、その作業に長時間を要し煩雑であるという不都合があった。また、綱車に設けられた全ての綱溝の摩耗量を同時に測定できるように、綱溝と同じ本数分のゲージ棒をガイド筒にセット可能な構造を採用した場合、主ロープ本数の異なるエレベーターでは、綱溝の本数に対応する数種類の測定治具が必要となり、使用する測定治具の増加やコストアップになってしまうという問題が予想される。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、複数本ある綱溝の摩耗量を同時に測定することができ、主ロープ本数の異なる綱車に対しても適用可能なエレベーター綱車の綱溝測定治具を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、乗りかごを吊持する主ロープが巻き掛けられる綱車に複数の綱溝が設けられており、これら綱溝の摩耗量を点検するエレベーター綱車の綱溝測定治具において、前記複数の綱溝の溝肩に当接すると共に前記綱車の直径方向に延びる複数の挿通部が設けられたガイド筒連結体と、前記挿通部に挿通されて先端部が前記綱溝の溝内に当接するゲージ棒とを備え、前記ガイド筒連結体は分割可能な複数のガイド筒を結合手段を介して一体化したものであるという構成にした。
本発明は、個々のガイド筒にゲージ棒を挿通させる挿通部を設け、これら複数のガイド筒を結合手段を介して一体化してガイド筒連結体となしたので、1種類の綱溝測定治具によって複数本ある綱溝の摩耗量を同時に測定することができ、保守作業の効率向上や治具の低コスト化が図れる。
本発明の第1実施形態に係る綱溝測定治具を用いた綱溝の摩耗量測定状況を説明する正面図である。 図1に対応する平面図である。 エレベーター昇降路の断面図である。 本発明による綱溝の摩耗量測定方法を示す側面図である。 第1実施形態に係る綱溝測定治具の正面図である。 第1実施形態に係る綱溝測定治具の斜視図である。 第1実施形態に係る綱溝測定治具の組立手順を示す斜視図である。 第1実施形態に係る綱溝測定治具の分解手順を示す平面図である。 第1実施形態に係る綱溝測定治具を5本溝用の綱車に適用した例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る綱溝測定治具の正面図である。 本発明の第3実施形態に係る綱溝測定治具の正面図である。 本発明の第4実施形態に係る綱溝測定治具の正面図である。 従来例に係るエレベーター巻上機を一部破断して示す側面図である。 図13の要部を縦断して示す正面図である。 図13の要部拡大図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。まず、本発明の綱溝測定治具が適用されるエレベーター昇降路について簡単に説明すると、図3において、50は昇降路、51は乗りかご、52はつり合おもり、53はガイドレール、54は巻上機であり、巻上機54には綱車4が設けられている。7は主ロープであり、この主ロープ7は両端部を上部梁56に固定され、つり合おもりプーリ52a、頂部プーリ57,58、綱車4、かご下プーリ51aにそれぞれ巻き掛けられている。59a,59b,59cは各階のハッチドアであり、乗りかご51とつり合おもり52は、主ロープ7を介して巻上機54により駆動され、それぞれガイドレール53にガイドされて昇降路50内を移動する。
綱車4には主ロープ7本数に応じて複数の綱溝が設けられている。例えば4本の主ロープ7に対応する場合、図1と図2に示すように、綱車4には凹部である4つの綱溝31〜34が設けられており、この綱車4は凸部である綱溝31〜34の5つの溝肩41〜45を有している。図1と図2において、30は第1実施形態に係る綱溝測定治具を示し、この綱溝測定治具30は後述する結合手段によって一体化された複数(例えば3つ)のガイド筒8によって構成されている。ガイド筒8は綱車4の両端側の溝肩41,45と接し、特に、外側の溝肩41と接する部分91は溝肩41に合わせて段付き形状となっている。12はガイド筒8に縦通して設けられた縦通孔からなる挿通部であり、挿通部12は綱溝31〜34の本数分設けられている。本実施形態では、綱車4に4本分の綱溝31〜34が設けられており、これら綱溝31〜34に対応して、図1の左側と中央のガイド筒8に1つずつ、右側のガイド筒8に2つ、合計で4つの挿通部12が設けられている。14は第1指標であり、この第1指標14はガイド筒8の上部端面によって形成されている。15はゲージ棒であり、挿通部12と同様に、ゲージ棒15も綱溝31〜34の本数分設けられている。ゲージ棒15の下端部には綱溝31〜34に巻き掛けられる主ロープ7の直径に対応する直径の球体状部16が形成され、ゲージ棒15の上端部には綱溝31〜34の摩耗量を標示する標識からなる第2指標17が設けられている。なお、球体状部16の直径は、主ロープ7の直径または、摩耗最小直径に合わせて製作されている。
図3において、主ロープ7が巻き掛けられる綱車4には、乗りかご51とつり合おもり52の荷重による主ロープ7の張力がかかるため、エレベーターの運転によって綱溝31〜34は次第に摩耗する。綱溝31〜34の摩耗が進行すると、主ロープ7と綱車4との間でスリップが発生しやすくなり、乗りかご51の停止距離の変動等、エレベーターの機能低下となる恐れがあるため、適時に綱車4の摩耗状況を測定するエレベーターの保守作業が行われる。この綱溝31〜34の摩耗量測定は、上記したようなエレベーター綱車4の綱溝測定治具30を用いて以下に述べるように行われる。
図4に示すように、作業者81は、昇降路50の下部に作業台82を設置し、綱車4の主ローブ7の掛かっていない上部に綱溝測定治具30をセットする。その際、図1に示すように、綱溝測定治具30は、ガイド筒8を綱車4の両端側の溝肩41,45に当接させることで水平にセットされ、ガイド筒8下部の一端(部分91)が溝肩41と係合するよう段付き形状となっているため、溝肩41に合わせて隙間なくセットすることにより、綱車4の軸芯方向に位置決めされ、ゲージ棒15と綱溝31〜34の位置が同じ位置にセットされる。この時、図2に示すように、作業者81は、綱車4の上部から綱溝測定治具30が垂直にセットされていることを確認することで、ゲージ棒15を傾きやズレなく下方向に押し込むことができ、ゲージ棒15を綱溝31〜34に確実に当接させるこができる。そして、ゲージ棒15の下端側の球体状部16と綱溝31〜34とが接した状態で、ガイド筒8の上端面によって形威された第1指標14を基準として、ゲージ棒15の上端部に設けられた第2指標17を読み取ることにより、綱溝31〜34の摩耗量を測定することが可能となる。
すなわち、図5において、図示左端の綱溝31のみが摩耗していることを想定した場合、摩耗していない綱溝32に接するゲージ棒15bの第2指標17の読み取り値をL0とすると、摩耗している綱溝31に接しているゲージ棒15aの第2指標17の読み取り値はL1となり、綱溝31の摩耗量分だけL1はL0より小さい値となる。つまり、L0とL1の差(=L0−L1)が綱溝31の摩耗量となる。さらに、ゲージ棒15の第2指標17に綱溝31〜34の摩耗限界値をマーキングしておけば、ゲージ棒15の第2指標17にマーキングされた摩耗限界値がガイド筒8の上端面の第1指標14より下方まで入ってしまうか、上方に出ているか否かを確認するだけで摩耗限界値以内かどうかが分かる。ここで、ゲージ棒15は綱溝31〜34の数に合わせた本数あるので、全ての綱溝31〜34を同時に点検することが可能であり、1本づつ測定する方法に比べると効率良く点検可能となる。
なお、エレベーターの主ロープ7の本数は、乗りかご51の積載量等のエレベーター仕様により変わるため、綱溝31〜34の本数も数種類存在する。図1に示すように、例えば、4本の綱溝31〜34が設けられた綱車4において、綱溝測定治具30は、綱車4の両端部の溝肩41,45に接するようセットされるため、このまま、3本の綱溝が設けられた綱車にはセットできない。本発明では、このような綱溝本数の違いに対して、図6に示すように、綱溝測定治具30を複数のガイド筒を一体化して構成されるガイド筒連結体、ここでは、3分割に可能なガイド筒30a〜30cで構成されるガイド筒連結体としている。以下、かかる綱溝測定治具30を用いて綱溝本数の異なる綱車4の綱溝摩耗量を点検する場合について説明する。
図6に示すように、綱溝測定治具30は3つのガイド筒30a,30b,30cによって構成されており、これらガイド筒30a〜30cは結合手段によって一体化されるようになっている。すなわち、図7に示すように、ガイド筒30aの一側面には凹部60aが上下方向に沿って形成されており、この凹部60aの上方は切欠部60cとなっている。同様に、ガイド筒30bの一側面には凹部61aが上下方向に沿って形成されており、この凹部61aの上方は切欠部61cとなっている。また、ガイド筒30bの他側面には凸部60bが上下方向に沿って形成されており、この凸部60bの上方は突出部60dとなっている。さらに、ガイド筒30cの一側面にもガイド筒30bの凸部60bと同様の凸部61bが形成されており、この凸部61bの上方も突出部となっている。ガイド筒30aの凹部60aとガイド筒30bの凹部61aは蟻溝形状をしており、ガイド筒30bの凸部60bとガイド筒30cの凸部61bはほぞ形状をしているため、凸部60bを凹部60aに挿入してガイド筒30aとガイド筒30bを上下方向にスライド移動すると、隣接するガイド筒30aとガイド筒30bが凹凸嵌合して一体化される。同様に、凸部61bを凹部61aに挿入してガイド筒30bとガイド筒30cを上下方向にスライド移動すると、隣接するガイド筒30bとガイド筒30cが凹凸嵌合して一体化され、図8(a)に示すように、3つのガイド筒30a〜30cが結合手段(蟻溝とほぞの凹凸嵌合)によって一体化された綱溝測定治具30となり、この綱溝測定治具30は4本の挿通部12を有している。なお、ガイド筒30bの突出部60dがガイド筒30aの切欠部60cの上面に突き当たると、当該部位が段差となってそれ以上スライドできなくなるため、ガイド筒30aとガイド筒30bのスライド量が規定されるようになっている。同様に、ガイド筒30cの突出部がガイド筒30bの切欠部61cの上面に突き当たると、当該部位が段差となってそれ以上スライドできなくなるため、ガイド筒30bとガイド筒30cのスライド量が規定されるようになっている。
図8(a)に示す綱溝測定治具30は4つの挿通部12を有する4本溝用として構成されているが、これを3本溝用の綱車4にセット可能な形状に変更する場合は、図8(b)に示すように真ん中のガイド筒30bを取り外した後、図8(c)に示すように、ガイド筒30aとガイド筒30cを互いの凹部60aと凸部61bで凹凸嵌合して一体化することにより、3つの挿通部12を有する3本溝用の綱車4にセット可能な綱溝測定治具30となる。図8では4本溝用から3本溝用への変更方法を例示したが、図9に示すように、一体化されるガイド筒の数を増やすことにより5本溝用から4本溝用へ、あるいは5本溝用から3本溝用への変更も可能となる。
第1実施形態に係る綱溝測定治具30では、蟻溝とほぞを用いたスライド可能な凹凸嵌合を結合手段として用いることにより、複数のガイド筒8を綱溝本数に応じて適宜脱着するようにしているが、以下に説明するように、凹凸嵌合とは異なる構成の結合手段を用いることも可能である。
図10に示す第2実施形態に係る綱溝測定治具30では、複数のガイド筒30a〜30cに挿通部12と直交する方向へ貫通する通し穴71が設けてあり、この通し穴71に挿入したネジやボルト等の棒状の締結具72を結合手段として用いることにより、ガイド筒30a〜30cを一体化するようにしている。
図11に示す第3実施形態に係る綱溝測定治具30では、結合手段として伸縮素材からなるベルト状の締結具73を用い、この締結具73を複数のガイド筒30a〜30cに巻回して任意位置で面ファスナーで止めることにより、ガイド筒30a〜30cを一体化するようにしている。したがって、前述した第1および第2実施形態のような凹凸部や通し穴が不要となり、結合手段の構成を簡略化することができる。
図12に示す第4実施形態に係る綱溝測定治具30では、複数のガイド筒30a〜30cの接合面に磁石などの磁性体74が設けてあり、この磁性体74の吸引力を結合手段として用いることにより、ガイド筒30a〜30cを一体化するようにしている。
以上説明したように、綱車に設けられた綱溝本数が異なるエレベーターにおいても、1種類の綱溝測定治具30を用いて綱溝の摩耗量を点検することが可能であり、複数本ある綱溝の摩耗量を同時に点検することも可能であることから、綱車4の綱溝の摩耗状況を簡単かつ正確に測定することができて機を逸することなく綱車4の交換作業を行うことができる。したがって、保守作業においてエレベーター巻上機の機能を良好な状態に保全することができる。
2 ハウジング
4 綱車
7 主ロープ
8 ガイド筒
12 挿通部
14 第1指標
15 ゲージ棒
16 球体状部
17 第2指標
30 綱溝測定治具
30a〜30c ガイド筒
31〜34 綱溝
41〜45 溝肩
50 昇降路
51 乗りかご
52 つり合おもり
53 ガイドレール
54 巻上機
60a,61a 凹部
60b,61b 凸部
60c,61c 切欠部
60d 突出部
71 通し穴
72,73,74 締結具
81 作業者
82 作業台
91 ガイド筒下部の一端

Claims (5)

  1. 乗りかごを吊持する主ロープが巻き掛けられる綱車に複数の綱溝が設けられており、これら綱溝の摩耗量を点検するエレベーター綱車の綱溝測定治具において、
    前記複数の綱溝の溝肩に当接すると共に前記綱車の直径方向に延びる複数の挿通部が設けられたガイド筒連結体と、前記挿通部に挿通されて先端部が前記綱溝の溝内に当接するゲージ棒とを備え、前記ガイド筒連結体は分割可能な複数のガイド筒を結合手段を介して一体化したものであることを特徴とするエレベーター綱車の綱溝測定治具。
  2. 請求項1に記載のエレベーター綱車の綱溝測定治具において、前記結合手段は蟻溝とほぞを用いたスライド可能な凹凸嵌合であると共に、隣接する一対の前記ガイド筒の接合面に両者のスライド量を規定する段差が設けられていることを特徴とするエレベーター綱車の綱溝測定治具。
  3. 請求項1に記載のエレベーター綱車の綱溝測定治具において、前記結合手段は、複数の前記ガイド筒を前記挿通部と直交する方向へ貫通する通し穴と、この通し穴に挿入される棒状の締結具とを有していることを特徴とするエレベーター綱車の綱溝測定治具。
  4. 請求項1に記載のエレベーター綱車の綱溝測定治具において、前記結合手段は、複数の前記ガイド筒に巻回されるベルト状の締結具であることを特徴とするエレベーター綱車の綱溝測定治具。
  5. 請求項1に記載のエレベーター綱車の綱溝測定治具において、前記結合手段は、隣接する一対の前記ガイド筒の接合面に設けられた磁性体であることを特徴とするエレベーター綱車の綱溝測定治具。
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