JP6399880B2 - 抗菌用人工芝生 - Google Patents

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Description

本発明は、基布植設されたパイルを有する人工芝生、例えば、ペット用の人工芝生に関する。
従来、ペット用の敷物としても使われる人工芝生が知られている(特許文献1の段落0022)。
この人工芝生は、芝丈の高い部分と低い部分とを有するパイル層を基層上に設けてなり、かつ、圧縮距離を5mmとしたときのパイル層の圧縮応力が2Pa以上である。
特開2001−288708号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、段落0025で開示されたように、ホッパーに供給された熱可塑性樹脂などの原料が、押出機中で溶融されてスリットダイへ送り出され、スリットダイから冷却ロールへシート状に押し出される。
この冷却ロールは矢印B方向に回転しており、押し出された溶融樹脂はその一部が冷却ロール表面に設けられた穴に充填されて原糸を形成し、残りの樹脂で基層を形成する。
つまり、特許文献1の人工芝生は、基層とパイル層が一体に形成され、基層を貫通する孔等は存在せず、透水性が悪く、この透水性の悪さのために、不衛生となり易い。
又、透水性を確保するために、水を通す空隙を設けたとしても、当該空隙を設けるための工程が増え、作業効率が低下する。
本発明は、このような点に鑑み、基布に抗菌剤を含有させ、基布を貫通するパイルのバックステッチと基布の裏面にポリエチレンエマルジョン(PEエマルジョン)を付与することによって、ポリエチレンエマルジョンがパイルの抜止めを行いつつ、パイルの貫通による基布に水が通る隙間を確保でき且つ抗菌剤とも相まった「衛生状態の確保」と、パイルを植設した基布の裏面へのポリエチレンエマルジョン付与だけで済むため「作業効率の向上」を両立できる人工芝生を提供することを目的とする。
本発明に係る人工芝生1は、基布2と、この基布2に植設され且つ前記基布2の表面2aか所定長さを備えたパイル3を有する人工芝生であって、前記基布2は、少なくとも抗菌剤4を含有し、前記パイル3は、前記基布2を貫通して当該基布2の裏面2b側にバックステッチ3aを形成し、このバックステッチ3aと前記基布2の裏面2bにポリエチレンエマルジョン5が付与され、前記基布2の裏面2b側にシート状のメッシュ部材6を重ねた状態で前記パイル3が基布2に植設され、前記パイル3の少なくとも一部は、前記基布2を貫通すると共に、前記メッシュ部材6のメッシュ目6aを抜け、前記パイル3のバックステッチ3aと基布2の裏面2bとの間に前記メッシュ部材6の一部が位置し、前記メッシュ部材6のメッシュ目6aは、前記パイル3が貫通して基布2に形成される貫通孔11より大きいと共に、前記パイル3のバックステッチ3aは、前記メッシュ部材6を構成する糸と接触していない部分を有していることを第1の特徴とする。
本発明に係る人工芝生1の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、前記基布2に対するパイル3のJIS−L−1021−8:2010で規定される引抜き強さHが50N以上150N以下である点にある。
本発明に係る人工芝生1の第3の特徴は、上記第1又は2の特徴に加えて、前記基布2は、JIS−Z−8721:1993で規定される明度が3.0以下の色で構成され、前記ポリエチレンエマルジョン5は、JIS−Z−8721:1993で規定される明度が7.0以下の色で構成され、前記メッシュ部材6は、JIS−Z−8721:1993で規定される明度が7.0以下の色で構成されている点にある。
これらの特徴により、基布2に少なくとも抗菌剤4を含有させ、パイル3を基布2に貫通させて当該基布2の裏面2b側にバックステッチ3aを形成し、このバックステッチ3aと基布2の裏面2bにポリエチレンエマルジョン(PEエマルジョン)5を付与することで、ポリエチレン(PE)5aがエマルジョン状態(分散状態)であるため、粉末状やフィルム状のポリエチレンよりも、パイル3が貫通して基布2に形成される孔(貫通孔11)内に入り易く、基布2に対してパイル3をより強固に接着できる(パイル3の抜止め)。
このパイル3の抜止めと同時に、PEエマルジョン5は、分散質であるポリエチレン5aと、分散媒である水を含むため、付与後、所定時間経過すれば、分散媒である水が蒸発して、乾燥後は隙間(貫通隙間)12が空き易く、しかも貫通隙間12が内部に形成される貫通孔11は、基布2全体に存在していることから、全面に貫通隙間12が形成されることとなり、透水性が基布2全面で発揮される。
このような全面の透水性と共に、基布2に含有された抗菌剤4とも相まって、人工芝生1の衛生状態が確保される(衛生状態の確保)。
この衛生状態の確保と共に、人工芝生1は、パイル3を植設した基布2の裏面2bへのPEエマルジョン5の付与だけで、基布2にパイル3を植設した際に出来る貫通孔11内に貫通隙間12を形成したシンプルな構成となるため、作業の効率が上がる(作業効率の向上)。
つまり、本発明の人工芝生1は、「衛生状態の確保」と「作業効率の向上」の両立を実現できる。
尚、仮に、基布2がポリプロピレンで構成され、パイル3及びメッシュ部材6がポリエチレンで構成されていれば、パイル3の抜止めを行うPEエマルジョン5も含め、人工芝生1全体がポリオレフィンで構成されることとなり、リサイクルの容易化も図れる。
又、基布2の裏面2b側にメッシュ部材6を重ねた状態でパイル3を基布2に植設し、パイル3の少なくとも一部が、基布2を貫通し且つメッシュ部材6のメッシュ目6aを抜けて、バックステッチ3aと基布2の裏面2bの間にメッシュ部材6を位置させることで、パイル3のバックステッチ3aと、基布2の裏面2bとの間にも、必ず隙間(ステッチ隙間)13が生じ、更に透水性が向上する。
この透水性の更なる向上と同時に、パイル3の抜止め、基布2の強度アップ等にも繋がる。
そして、基布2及びパイル3を合わせた人工芝生1の単位面積当たりの重さ(目付)Mを500g/m2 以上3000g/m2 以下とすることで、PEエマルジョン5の分散媒である水の蒸発分だけ軽量化され(蒸発分だけ貫通隙間12が形成され)、透水性が確保されているにも関わらず、基布2に形成されたパイル3による貫通孔11内まで入り込んだPEエマルジョン5により、高い引抜き強さHを確保できる。
尚、人工芝生1の目付Mを500g/m2 以上3000g/m2 以下とすると同時に、パイル3のJIS−L−1021−8:2010で規定される引抜き強さHを5N以上300N以下としても良い。
本発明に係る人工芝生によると、抗菌剤を含む基布を貫通するパイルのバックステッチと基布の裏面にポリエチレンエマルジョン5を付与して、「衛生状態の確保」と「作業効率の向上」を両立できる。
本発明に係る人工芝生の表面側を示す斜視図の図面代用写真である。 人工芝生の裏面側を示す斜視図の図面代用写真である。 人工芝生を示す断面図の図面代用写真である。 人工芝生の貫通孔、貫通隙間を示す断面図の図面代用写真である。 人工芝生のステッチ隙間を示す断面図の図面代用写真である。
<全体構成>
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜5には、本発明に係る人工芝生1が示されている。
この人工芝生1は、基布2と、この基布2の表面2a側から植設(タフト)されたパイル3を有している。
人工芝生1は、基布2に、少なくとも抗菌剤4を含有しており、基布2の裏面2b側に形成されたバックステッチ3aと基布2の裏面2bにポリエチレンエマルジョン5が付与されている。
又、人工芝生1は、基布2の裏面2b側にメッシュ部材6を重ねた状態でパイル3が基布2に植設されていても良い。
<基布2>
図1〜5に示されたように、基布2は、植設された複数のパイル3を支えるシート状物であって、織物、編物、不織布等の布帛や、フィルムなどから構成される。
以下、基布2が、経糸と緯糸からなる織物で構成されている場合について詳解する。
基布2は、経糸、緯糸を有しているのであれば、平織や綾織、朱子織、畔織、二重織など、何れの織組織で構成されていても良い。
又、基布2を構成する糸は、何れの形状・構成であっても良いが、例えば、扁平状のフラットヤーン(モノフィラメント、マルチフィラメント)、スリットヤーン、スプリットヤーンなど何れであっても構わない。
基布2を構成する糸の繊度は、特に限定はないが、例えば、10dtex以上10000dtex以下であっても良い。
基布2を構成する糸が扁平状である場合には、その厚みや糸幅も、何れの値でも良いが、例えば、厚みは20μm以上400μm以下、糸幅は0.5mm以上3.0mm以下であっても構わない。
これらの糸で構成される基布2の厚みについて、特に限定はないが、例えば、0.1mm以上3.0mm以下(0.3mm等)であっても良い。
基布2の素材についても、特に限定はないが、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等のポリオレフィンや、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン6,6等)などであっても構わない。
尚、基布2は、後述する抗菌剤4を含有している。
又、基布2は、UV吸収剤(カーボンブラック、ベンゾトリアゾール、ベンゾフェノン、トリアジン等)を含有していても良く、基布2の色は、何れであっても構わないが、例えば、光を反射し難いこと等を考慮して、明度が低い色(黒色等、例えば、JIS−Z−8721:1993で規定される明度が3.0以下の色)で構成されていても良い。
<パイル3>
図1〜5に示された如く、パイル3は、基布2に複数植設(つまり、1つの基布2に対して複数のパイル3が植設)され、その基布2の裏面2b側に、それぞれバックステッチ3aを形成している。
それぞれのパイル3を構成する糸(パイル糸)は、何れの形状・構成であっても良いが、例えば、扁平状のフラットヤーン(モノフィラメント、マルチフィラメント)、スリットヤーン、スプリットヤーンなど何れであっても良く、カットパイル又はループパイルの何れであっても構わない。
各パイル3の間隔についても、特に限定はないが、例えば、経緯(縦横)3mm以上20mm以下としても良く、又、経の間隔と、緯の間隔が異なっていても良い(経5mm×緯10mm、経5mm×緯20mm)。
各パイル3を構成するパイル糸は、基布2の表面2aから所定長さ(パイル長)を有しており、このパイル長は、何れの値であっても良いが、例えば、5mm以上150mm以下(30mmや、55mm)などに設定されていても良い。
各パイル3を構成するパイル糸の繊度は、何れの値であっても構わないが、例えば、100dtex以上20000dtex以下(11100dtex等)であっても良い。
パイル糸が扁平状である場合には、その厚みや糸幅も、何れの値でも良いが、例えば、厚みは20μm以上400μm以下、糸幅は0.5mm以上5.0mm以下であっても構わない。
パイル糸の素材についても、特に限定はないが、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィンや、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン6,6等)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステルなどであっても構わない。
各パイル3を構成するパイル糸の色は、緑色であっても良いが、具体的には、JIS−Z−8721:1993で規定される色相が1.0GY〜7.5BGの範囲内の色としても構わない。
尚、各パイル3は、所定の形状、パイル長、厚さ、糸幅、素材、色などを有した1種類のパイル糸で構成されていても良いが、異なる形状などを有した2種類以上のパイル糸で構成されていても良い。
例えば、特に図3〜5で示したように、各パイル3を構成するパイル糸が3種類であっても良く、この3種類のパイル糸を、第1パイル糸3A、第2パイル糸3B、第3パイル糸3Cとする。
第1パイル糸3Aは、扁平状のモノフィラメントのフラットヤーンであって、略真っ直ぐ(つまり、捲縮をせず)、基布2の表面2aから伸びている。尚、第1パイル糸3Aは、やや湾曲していたり、傾斜していても良い。
第1パイル糸3Aの色は、上述したように、所謂緑色であって、JIS−Z−8721:1993で規定される色相が1.0GY〜7.5BGの範囲内の色としても良い。
第2パイル糸3Bは、第1パイル糸3Aと同様に、緑色(JIS−Z−8721:1993で規定される色相が1.0GY〜7.5BGの範囲内の色)であるが、その形状が捲縮していることが最も異なる。
第2パイル糸3Bの形状は、基布2が貫通された孔(後述する貫通孔11)から表面2a側に出ている部分が捲縮しており、この捲縮状態にある第2パイル糸3Bの高さ(パイル高)は、捲縮していない第1パイル糸3Aより低い。
尚、第2パイル糸3Bの長さ(パイル長)は、捲縮した部分を伸ばすと、第1パイル糸3Aと略同一であっても良い。
又、第2パイル糸3Bの糸幅は、第1パイル糸3Aより幅狭であっても構わない。
第3パイル糸3Cは、第2パイル糸3Bと同様に、捲縮しているものの、枯葉色である点が、第1パイル糸3A、第2パイル糸3Bとの最も異なる点である。
ここでいう枯葉色とは緑色の植物の葉等が枯れて変色してあらわれる黄色、ベージュ色、茶色などであり、具体的には、JIS−Z−8721:1993で規定される色相が1.0YR〜10.0Yの範囲内の色である。
捲縮について詳解しれば、第3パイル糸3Cも、基布2の貫通孔11から表面2a側に出ている部分が捲縮しており、この捲縮状態にある第3パイル糸3Cのパイル高は、捲縮していない第1パイル糸3Aより低い。
尚、第3パイル糸3Cは、パイル長も、捲縮した部分を伸ばすと、第1パイル糸3Aと略同一であっても良く、第2パイル糸3Bの糸幅は、第1パイル糸3Aより幅狭であっても構わない。
これら捲縮した第3パイル糸3Cと第2パイル糸3Bによって、略真っ直ぐに伸びる第1パイル糸3Aの基端部を支えていると共に、各パイル3の抜止めになっているとも言える。
<貫通孔11>
図4に示された如く、複数のパイル3は、それぞれが、植設される基布2を貫通(複数の貫通孔11の形成)している。
つまり、各パイル3(各パイル糸)は、表面2a側から基布2を貫通し、裏面2b側で植設方向(タフト方向、経方向)に沿って所定距離のびて上述したバックステッチ3aを形成した後、裏面2b側から再び基布2を貫通しているため、1つのパイル3につき、2つの貫通孔11が形成される。
尚、上述した各パイル3は、ルーズパイルとも言えるが、基布2を貫通する回数3回以上となるファストパイルであっても良い。
<抗菌剤4>
図1〜5に示されたように、抗菌剤4は、抗菌性を有する剤を言い、本発明における「抗菌性」とは、JIS−L−1902:2008で規定されるように、「細菌の増殖を抑制させる性質」を意味する。
尚、本発明において抗菌剤4を「含有する」とは、練り込み等にて基布2を構成する糸の内部に抗菌剤4を有すること、スプレーや刷毛等による塗布若しくは浸漬処理などにて基布2を構成する糸の表面に、又は、糸等にて構成された基布2の表面に抗菌剤4を有することを意味する。
抗菌剤4は、上述した抗菌性を有する剤であれば、何れの素材であっても良いが、例えば、銀イオン(Ag+ )、亜鉛イオン(Zn2+)、銅イオン(Cu2+)等の金属イオンや、酸化チタン(二酸化チタン、TiO2 )などの無機抗菌剤でも構わない。
この無機抗菌剤の他、有機抗菌剤としては、5−クロロ−2,4,6−トリフロロイソフタロニトリル等のニトリル系化合物、2−クロロ−6−トリクロロメチルピリジン、2−クロロ−4−トリクロロメチル−6−メトキシピリジン、2−クロロ−4−トリクロロメチル−6−(2−フリルメトキシ)ピリジン、ジ(4−クロロフェニル)ピリジルメタノール、2,3,5−トリクロロ−4−(n−プロピルスルフォニル)ピリジン、2−ピリジルチオール−1−オキシド亜鉛、ジ(2−ピリジルチオール−1−オキシド)等のピリジン系化合物、N−トリクロロメチルチオフタルイミド、N−1,1,2,2−テトラクロロエチルチオテトラヒドロフタルイミド、N−トリクロロメチルチオテトラヒドロフタルイミド、N−トリクロロメチルチオ−N−(フェニル)メチルスルファミド、N−トリクロロメチルチオ−N−(4−クロロフェニル)メチルスルファミド、N−(1−フロロ−1,1,2,2−テトラクロロエチルチオ)−N−(フェニル)メチルスルファミド、N−(1,1−ジフロロ−1,2,2−トリクロロエチルチオ)−N−(フェニル)メチルスルファミド、N,N−ジクロロフロロメチルチオ−N’−フェニルスルファミド、N,N−ジメチル−N’−(p−トリル)−N’−(フロロジクロロメチルチオ)スルファミド等のハロアルキルチオ系化合物、1−ジヨードメチルスルフォニル−4−クロロベンゼン、3−ヨード−2−プロパルギルブチルカルバミン酸、4−クロロフェニル−3−ヨードプロパルギルホルマール、3−エトキシカルボニルオキシ−1−ブロム−1,2−ジヨード−1−プロペン、2,3,3−トリヨードアリルアルコール等の有機ヨード系化合物、4,5−ジクロロ−2−シクロヘキシル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−(4−チオシアノメチルチオ)ベンズチアゾール、2−メルカプトベンズチアゾール亜鉛等のチアゾール系化合物、及び、1H−2−チオシアノメチルチオベンズイミダゾール、2−(2−クロロフェニル)−1H−ベンズイミダゾール等のベンズイミダゾール系化合物などがある。
このような抗菌剤4が基布2に含有されているため、各パイル3間を通り、基布2の表面2a側まで落ちてきた液体(ペットの尿等の排泄物や、雨水など)による細菌の繁殖を抑えられる。
尚、抗菌剤4は、少なくとも基布2に含有されているものであって、基布2以外にも、パイル3や、ポリエチレンエマルジョン5、メッシュ部材6に含有されていても良い。
<ポリエチレンエマルジョン5>
図2〜5に示された如く、ポリエチレンエマルジョン(PEエマルジョン)5は、基布2の裏面2bと、パイル3のバックステッチ3aに付与されるものである。
PEエマルジョン5は、パイル3のバックステッチ3aを基布2に接着固定するための接着剤(裏打ち用接着剤)であるとも言える。
PEエマルジョン5は、ポリエチレン(PE)5aがエマルジョン状態(分散状態)であるため、粉末状やフィルム状のポリエチレンよりも、パイル3が貫通して基布2に形成される貫通孔11内に入り易く、基布2に対してパイル3をより強固に接着できる(パイル3の抜止め)。
このパイル3の抜止めと同時に、PEエマルジョン5は、分散質であるポリエチレン5aと、分散媒である水を含むため、付与後、所定時間経過すれば、分散媒である水が蒸発して、乾燥後は隙間(貫通隙間)12が空き易く、しかも貫通隙間12が内部に形成される貫通孔11は、基布2全体に存在していることから、全面に貫通隙間12が形成されることとなり、透水性が基布2全面で発揮される。
このような全面の透水性と共に、基布2に含有された抗菌剤4とも相まって、人工芝生1の衛生状態が確保される(衛生状態の確保)。
この衛生状態の確保と共に、人工芝生1は、パイル3を植設した基布2の裏面2bへのPEエマルジョン5の付与だけで、基布2にパイル3を植設した際に出来る貫通孔11内に貫通隙間12を形成したシンプルな構成となるため、作業の効率が上がる(作業効率の向上)。
つまり、本発明の人工芝生1は、「衛生状態の確保」と「作業効率の向上」の両立を実現できる。
基布2の裏面2bとバックステッチ3aに対するPEエマルジョン5の付与量(乾燥塗布量)Fは、上述した貫通隙間12を確保できるのであれば、何れの値であっても良いが、例えば、100g/m2 以上1000g/m2 以下であっても構わない。
又、PEエマルジョン5の色について、特に限定はないが、例えば、明度が高い色(白色等、例えば、JIS−Z−8721:1993で規定される明度が7.0以下の色)であっても良い。
尚、仮に、基布2がポリプロピレンで構成され、パイル3及びメッシュ部材6がポリエチレンで構成されていれば、パイル3の抜止めを行うPEエマルジョン5も含め、人工芝生1全体がポリオレフィンで構成されることとなり、リサイクルの容易化も図れる。
<メッシュ部材6>
図2〜5に示されたように、メッシュ部材6は、メッシュ目6aを有したシート状のものであって、ネット状物(網部材)であるとも言える。
メッシュ部材6は、メッシュ目6aを形成するのであれば、織物、編物等で構成されていても良い。
以下、メッシュ部材6が、経糸と緯糸からなる織物で構成されている場合について詳解する。
メッシュ部材6は、構成する経糸・緯糸の間に、所定間隔を有することで、メッシュ目6aを形成するのであれば、平織や綾織、朱子織など、何れの織組織で構成されていても良い。
又、メッシュ部材6を構成する糸は、何れの形状・構成であっても良いが、例えば、扁平状のフラットヤーン(モノフィラメント、マルチフィラメント)、スリットヤーン、スプリットヤーンのほか、断面略円形状のモノフィラメントやマルチフィラメントなど何れであっても構わない。
メッシュ部材6を構成する糸の繊度は、特に限定はないが、例えば、10dtex以上10000dtex以下であっても良い。
メッシュ部材6を構成する経糸と緯糸は、その形状や繊度が、同じであっても、異なっていても良く、例えば、経糸が扁平状で、緯糸が断面略円形状であったり、経糸の繊度が緯糸の繊度より小さい(つまり、経糸が緯糸より細い)、又は、その逆等であっても構わない。
尚、メッシュ部材6を構成する糸が扁平状である場合には、その厚みや糸幅も、何れの値でも良いが、例えば、厚みは20μm以上400μm以下、糸幅は0.5mm以上3.0mm以下であっても構わない。
メッシュ部材6を構成する糸の素材についても、特に限定はないが、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィンや、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン6,6等)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステルなどであっても構わない。
メッシュ部材6の色は、何れであっても構わないが、例えば、明度が高い色(白色等、例えば、JIS−Z−8721:1993で規定される明度が7.0以下の色)であっても良い。
このようなメッシュ部材6を、基布2の裏面2b側に重ねた状態でパイル3を基布2に植設することによって、パイル3の少なくとも一部が、基布2を貫通すると共に、メッシュ部材6のメッシュ目6aを抜けて、バックステッチ3aと基布2の裏面2bの間にメッシュ部材6が位置することとなる。
このため、パイル3のバックステッチ3aと、基布2の裏面2bとの間にも、必ず隙間(ステッチ隙間)13が生じ、更に透水性が向上する。
この透水性の更なる向上と同時に、パイル3の抜止め、基布2の強度アップ等にも繋がる。
又、メッシュ部材6に、パイル3が引っ掛かって、抜止めになっているとも言える。
<単位面積当たりの重さ(目付)M・引抜き強度H>
このような人工芝生1は、単位面積当りの重さ(つまり、目付)Mが、500g/m2 以上3000g/m2 以下、好ましくは600g/m2 以上2000g/m2 以下、更に好ましくは600g/m2 以上1200g/m2 以下である。
これは、基布2に対してパイル3を接着固定するためにPEエマルジョン5を用いることで、分散媒である水の蒸発分だけ軽量化され(蒸発分だけ貫通隙間12が形成され)、透水性が確保されているにも関わらず、基布2に形成されたパイル3による貫通孔11内まで入り込んだPEエマルジョン5により、高い引抜き強さHを確保できる。
上述したメッシュ部材6を、基布2の裏面2b側に重ねた状態でパイル3を基布2に植設している場合には、この引抜き強さHが更に高まる。
尚、本発明の「引抜き強さH」とは、JIS−L−1021−8:2010で規定される引抜き強さであり、パイル3が1本のパイル糸から構成される際には、そのパイル糸そのものの引抜き強さを意味し、パイル3が複数のパイル糸から構成される際には、その複数のパイル糸をまとめた一束あたりの引抜き強さを意味する。
具体的なパイル3の引抜き強さHは、5N(N/パイル)以上300N(N/パイル)以下、好ましくは10N(N/パイル)以上200N(N/パイル)以下、更に好ましくは50N(N/パイル)以上150N(N/パイル)以下である。
従って、本発明の人工芝生1は、PEエマルジョン5をパイル3の接着固定に用いたり、基布2の裏面2b側にメッシュ部材6を重ねてパイル3を植設することで、軽量化(すなわち、透水性の向上)が図られた割には、高い引抜き強さが確保されている。
尚、これを逆に捉えれば、パイル3の引抜き強さHが5N以上300N以下であると同時に、目付Mが500g/m2 以上3000g/m2 以下である人工芝生1が実現できれば、パイル3の接着剤としてPEエマルジョン5を用いたり、基布2の裏面2b側にメッシュ部材6を重ねてパイル3を植設したり、いずれの構成であっても構わない。
<その他>
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。人工芝生1等の各構成又は全体の構造、形状、寸法などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することが出来る。
人工芝生1は、基布2の全面に形成された貫通隙間12、ステッチ隙間13の他に、所定間隔ごとに隙間孔21を基布2に形成しても良い(図2、5参照)。
人工芝生1は、基布2の表面2a側であって、パイル3の間に、粒体を有していても良い。
この粒体としては、ゴムチップ、プラスチックチップ、コルクチップ、硅砂、ガラス粉砕品、貝殻粉砕品などが、通常、粒度3mm以下に形成されたものが用いられ、人工芝生1に対して、各パイル3の上端部を所定距離(例えば、25mm)突出させるように各パイル3間に充填されても良い。
人工芝生1は、赤外線反射剤を含有していても良く、例えば、上述した粒体の表面に赤外線反射剤層を形成した、この赤外線反射剤層を有した粒体を、各パイル3間に充填させても構わない。
抗菌剤4は、上述したように、少なくとも基布2に含有されているが、上述した粒体に含有されていても構わない。
本発明に係る人工芝生1は、ペット用だけでなく、野球場、サッカー場、フットサル場、テニスコート、ラグビー場、ゲートボール場、ゴルフ練習用マット、競馬場のパドック、プールサイドのマット等のスポーツ用途、公園や病院、学校、幼稚園のようなパブリックスペース、家庭の庭園やテラス、ベランダなどにも利用できる。
1 人工芝生
2 基布
2a 基布の表面
2b 基布の裏面
3 パイル
3a パイルのバックステッチ
4 抗菌剤
5 ポリエチレンエマルジョン(PEエマルジョン)
6 メッシュ部材
6a メッシュ部材のメッシュ目
M 人工芝生の単位面積当たりの重さ(目付)
H パイルの引抜き強さ

Claims (3)

  1. 基布(2)と、この基布(2)に植設され且つ前記基布(2)の表面(2a)から所定長さを備えたパイル(3)を有する人工芝生であって、
    前記基布(2)は、少なくとも抗菌剤(4)を含有し、
    前記パイル(3)は、前記基布(2)を貫通して当該基布(2)の裏面(2b)側にバックステッチ(3a)を形成し、
    このバックステッチ(3a)と前記基布(2)の裏面(2b)にポリエチレンエマルジョン(5)が付与され
    前記基布(2)の裏面(2b)側にシート状のメッシュ部材(6)を重ねた状態で前記パイル(3)が基布(2)に植設され、
    前記パイル(3)の少なくとも一部は、前記基布(2)を貫通すると共に、前記メッシュ部材(6)のメッシュ目(6a)を抜け、
    前記パイル(3)のバックステッチ(3a)と基布(2)の裏面(2b)との間に前記メッシュ部材(6)の一部が位置し、
    前記メッシュ部材(6)のメッシュ目(6a)は、前記パイル(3)が貫通して基布(2)に形成される貫通孔(11)より大きいと共に、前記パイル(3)のバックステッチ(3a)は、前記メッシュ部材(6)を構成する糸と接触していない部分を有していることを特徴とする人工芝生。
  2. 前記基布(2)に対するパイル(3)のJIS−L−1021−8:2010で規定される引抜き強さ(H)が50N以上150N以下であることを特徴とする請求項1に記載の人工芝生。
  3. 前記基布(2)は、JIS−Z−8721:1993で規定される明度が3.0以下の色で構成され、
    前記ポリエチレンエマルジョン(5)は、JIS−Z−8721:1993で規定される明度が7.0以下の色で構成され、
    前記メッシュ部材(6)は、JIS−Z−8721:1993で規定される明度が7.0以下の色で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の人工芝生。
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