JP6398073B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は複数のダンパを備えた冷蔵庫に関するものである。
一般に冷蔵庫は、冷蔵庫本体背面の冷却室で冷気を生成し、その冷気を送風機によって冷蔵室、冷凍室、野菜室等に循環させて各室内の食品を冷却するが、その際、冷蔵室、野菜室、冷凍室等に供給する冷気をダンパで制御するようになっている。
このダンパは冷気を冷蔵室、冷凍室、野菜室等各室に供給するダクトの一部に組み込んである(例えば、特許文献1参照)。
図14は特許文献1に記載されている冷蔵庫のダクト装着構成を示し、この構成ではダンパ装置101は上部ダクト部材102と下部ダクト部材103との間に挟み込んで装着してある(例えば、特許文献1参照)。
ところが最近の冷蔵庫は省エネ性を強く求められているところから、前記各冷蔵室、野菜室、冷凍室の冷却効率を高めるべくそれぞれに対応させてダンパを設ける必要が出てきている。特に最近の冷蔵庫では上記冷蔵室、野菜室、冷凍室に加え冷蔵室内に温度帯を変更できるパーシャル室等の新たな貯蔵室を設ける等、貯蔵室の数が増えてきているところから、ダンパの数も増加しており、ダンパを一か所に設けることが困難になってきている。
特開2011−149680号公報
そこで発明者らは冷蔵室背面の冷蔵室ダクトを利用してこの冷蔵室ダクト内に新たにダンパを組み込むことを考えた。
しかしながら、上記冷蔵室ダクトは冷蔵室を構成する内箱背面部分にダクトカバーを装着して構成するのであるが、内箱及びダクトカバーが共に薄い合成樹脂板からなっていて、特に内箱背面は大きな面積を有しているので、ひねりやひずみ等で変形しやすく、ダンパを気密的に装着することが困難であった。そのため冷気漏れが生じ、ダンパを増設したのにもかかわらずそれに見合うレベルの冷却効率の向上が得られないという課題に直面した。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、ダンパを冷蔵室ダクト内に気密に組み込み可能とした冷蔵庫を提供するものである。
本発明は、上記目的を達成するため、冷蔵室、冷凍室、野菜室を配置した冷蔵庫本体と、前記冷蔵室、冷凍室、野菜室に供給する冷気を生成する冷却室と、前記冷却室からの冷気を前記野菜室、冷蔵室へと案内するダクトと、前記ダクトに設けたダンパとを備えた冷蔵庫であって、前記冷蔵庫本体の冷蔵室を構成する内箱背面壁にダクトカバーを装着してこれら両者間に冷蔵室ダクトを形成し、この冷蔵室ダクトを構成するダクトカバーは冷蔵室用冷気吹出し口を形成している部分と下部の前記ダンパ組み込み部分まで一体で形成されており、前記ダクトカバーの前記内箱背面壁側の下端部にダンパカバーを装着し、このダンパカバーとダクトカバーとの間にダンパを組み込み、前記冷蔵室ダクト内に設けたダンパは冷蔵室を仕切形成する仕切板の上方に位置させるとともに、前記仕切板の背部には他のダンパを組み込み、このダンパと冷蔵室ダクト内のダンパとはその一部が上下方向でオーバーラップするように配置した構成としてある。
これにより、ダンパは冷蔵室ダクト内でダクトカバーに装着したダンパカバーによって覆われ、このダンパカバーがダクトカバーの一部に装着した小さなものであるから大面積の内箱背面壁のようなひねりやひずみ等の変形を起こすことがないので、ダンパを気密状態に保持することができる。したがって、このダンパ部分での冷気漏れを確実に防止することができる。
本発明は、ダンパを冷蔵室ダクト内に気密に組み込むことができて冷気漏れを防止でき、冷却効率の高い冷蔵庫を提供することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 同図1のA−A概略断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷気ダクト配置構成を示す説明図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室内要部を示す分解斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室ダクトおよび野菜室ダクトが貫通する仕切板の斜視図 同図5における仕切板の分解斜視図 同図6における仕切板の要部を拡大して示す分解斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室ダクトの正面図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室ダクトの内面側を示す斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室ダクトの分解斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室ダクトの冷蔵室ダンパ及びダンパカバー装着前の分解斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室ダンパとダンパカバーを示す拡大斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷気流れと冷蔵室ダンパ及び野菜室ダンパの位置関係を示す説明図 従来の冷蔵庫におけるダンパ設置部分の分解斜視図
第1の発明は、冷蔵室、冷凍室、野菜室を配置した冷蔵庫本体と、前記冷蔵室、冷凍室、野菜室に供給する冷気を生成する冷却室と、前記冷却室からの冷気を前記野菜室、冷蔵室へと案内するダクトと、前記ダクトに設けたダンパとを備えた冷蔵庫であって、前記冷蔵庫本体の冷蔵室を構成する内箱背面壁にダクトカバーを装着してこれら両者間に冷蔵室ダクトを形成し、この冷蔵室ダクトを構成するダクトカバーは冷蔵室用冷気吹出し口を形成している部分と下部の前記ダンパ組み込み部分まで一体で形成されており、前記ダクトカバーの前記内箱背面壁側の下端部にダンパカバーを装着し、このダンパカバーとダクトカバーとの間にダンパを組み込み、前記冷蔵室ダクト内に設けたダンパは冷蔵室を仕切形成する仕切板の上方に位置させるとともに、前記仕切板の背部には他のダンパを組み込み、このダンパと冷蔵室ダクト内のダンパとはその一部が上下方向でオーバーラップするように配置した構成としてある。
これにより、ダンパは冷蔵室ダクト内でダクトカバーに装着したダンパカバーによって覆われ、このダンパカバーがダクトカバーの一部に装着した小さなものであるから大面積の内箱背面壁のようなひねりやひずみ等の変形を起こすことがないので、ダンパを気密状態に保持することができる。したがって、このダンパ部分での冷気漏れを確実に防止することができる。また、これにより、複数のダンパを集中的に配置して構成の合理化を図ることができると同時に、複数のダンパを冷蔵室横幅内という限られたスペースに配置してもオーバーラップさせた分ダクト通路面積を確保して良好な冷却性能を維持することができる。
第2の発明は、第1の発明において、ダンパカバーはダクトカバーのダクト入口部に装着し、前記ダクトカバーの後方の前記ダンパカバーと前記ダクトカバーとでダクト入口部を形成して、当該ダクト入口部にダンパを組み込んだ構成としてある。
これにより、ダンパは冷却室から供給されてきた冷気の入口部分で冷気開閉制御を行う
ことになり、冷気入口部手前からの冷気漏れを防止することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記内箱背面壁とダンパカバーとの間の少なくともダクト入口側はシール材によってシールした構成としてある。
これにより、冷気入口部手前から内箱背面壁とダンパカバーとの間に冷気が漏出するのを防止でき、より確実な冷気漏れ防止が実現できる。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、前記蔵室ダクトの横に冷蔵室冷気戻り流路を並設し、この冷蔵室冷気戻り流路と前記冷蔵室ダクトとの間をシール材でシールした構成としてある。
これにより、冷蔵室冷気戻り流路からの比較的温度の高い冷気が冷蔵室ダクト内に混入したり、ダンパカバーと内箱背面壁との間に流れ込んで結露を起こしたりすることを防止でき、信頼性の高いものとすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は同図1のA−A概略断面図、図3は同実施の形態1における冷蔵庫の冷気ダクト配置構成を示す説明図である。
図1〜図3において、本実施の形態に係る冷蔵庫は、前方を開口した冷蔵庫本体1を備え、この冷蔵庫本体1は金属製の外箱2と、硬質樹脂製の内箱3と、前記外箱2および内箱3の間に発泡充填された発泡断熱材4とから構成されており、仕切板によって複数の貯蔵室が形成されている。また、前記冷蔵庫本体1の各貯蔵室は冷蔵庫本体1と同様の断熱構成を採用した回動式或いは引出し式の扉5、6、7で開閉自在となっている。
冷蔵庫本体1内に形成された貯蔵室は、最上部の冷蔵室8と、冷蔵室8の下に設けられた温度帯切り替え可能な切替室9と、切替室9の横に設けられた製氷室10と、切替室9および製氷室10と最下部の野菜室11との間に設けられた冷凍室12で構成されている。そして、前記冷蔵室8にはその下部にパーシャル室8aが形成されている。
冷凍室12の背面には冷却室14があり、冷気を生成する冷却器15と、冷気を各室に供給する冷気送風ファン16とを有し、冷却器15下方にはさらに除霜手段17が設置されている。
冷却器15は、圧縮機18と、コンデンサ(図示せず)と、放熱用の放熱パイプ(図示せず)と、キャピラリーチューブ(図示せず)とを環状に接続してなる冷凍サイクルを構成しており、圧縮機18によって圧縮された冷媒の循環によって冷却を行う。
冷却室14によって生成した冷気は、前記冷却室14を形成する区画壁20に設けた冷凍冷気供給口21と冷凍室ダンパ22を介して冷凍室12及び製氷室10とその横の切替室9に供給されるとともに、図3に示す冷蔵室ダクト23及び冷蔵室ダクト23の途中から分岐した野菜室ダクト24を介して冷蔵室8及び野菜室11に供給される。
冷蔵室ダクト23は、冷却室14から冷蔵室8に向けて上向きに形成され、冷蔵室8と製氷室10及びその横の切替室9との間を仕切る仕切板25を貫通して冷蔵室8背面に設けられるとともに、仕切板25貫通部分で野菜室ダクト24が分岐されている。そして、さらに冷蔵室ダクト23には冷蔵室用冷気吹出し口23aとパーシャル室用冷気吹出し口23bが形成されている。
また、野菜室ダクト24は前記分岐部から野菜室11に向け下向きに形成され、冷凍室12背面の冷却室14横を通って野菜室11の背面に開口24aしている。
次にダクト構成について図4〜図13を用いて説明する。
図4は同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室内要部を示す分解斜視図、図5は同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室ダクトおよび野菜室ダクトが貫通する仕切板の斜視図、図6は同図5における仕切板の分解斜視図、図7は同図6における仕切板の要部を拡大して示す分解斜視図、図8は同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室ダクトの正面図、図9は同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室ダクトの内面側を示す斜視図、図10は同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室ダクトの分解斜視図、図11は同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室ダクトの冷蔵室ダンパ及びダクトカバー装着前の分解斜視図、図12は同実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室ダンパとダクトカバーを示す拡大斜視図、図13は同実施の形態1における冷蔵庫の冷気流れと冷蔵室ダンパ及び野菜室ダンパの位置関係を示す説明図である。
図4〜図13において、前記した冷蔵室ダクト23と野菜室ダクト24は仕切板25背部に設けた分岐ユニット26によって分岐されている。この分岐ユニット26は、図7に示す様に、冷蔵室ダクト部27と野菜室ダクト部28ならびに冷蔵室冷気戻りダクト部29を有し、前記野菜室ダクト部28内に野菜室ダンパ30を組み込んでその上方から蓋体31を装着し野菜室ダクト部28を閉塞してユニット化してある。
このユニット化した状態の分岐ユニット26は、図6に示すように前記仕切板25の下板32と上板33との間に挟み込んで下板32と上板33との間に発泡断熱材を充填発泡させ仕切板25の後部に一体化してある。
分岐ユニット26に設けた冷蔵室ダクト部27は、その上端開口部分に冷蔵室ダンパ34を介して冷蔵室背面の冷蔵室ダクト23に接続するとともに、冷蔵室冷気戻りダクト部29は図3に示す冷凍室12背面の野菜室ダクト24横に設けた冷蔵室戻りダクト35に接続してあり、冷却室14で生成された冷気が冷蔵室ダンパ34、冷蔵室ダクト23、冷蔵室8、冷蔵室戻りダクト35を介して循環するようになっている。
ここで、上記冷蔵室ダクト23は図4に示す様に冷蔵室8を構成する内箱3の背面壁3aにダクトカバー231を装着してこれら両者間に形成し、この内箱3の背面壁3aとダクトカバー231との間に冷蔵室ダンパ34を組み込んでいる。すなわち、ダクトカバー231は内箱背面壁側に位置するダクトカバー主板231aと冷蔵室内部側に面することになるダクトカバー表面板231bとからなっていて、図10、図11に示す様にダクトカバー主板231aの両側凸条部232が内箱3の背面壁3aに当接してこれらの間に冷
蔵室ダクト23を形成している。そして、前記ダクトカバー主板231aの下部の両側凸条部232間に冷蔵室ダンパ34を組み込み、この冷蔵室ダンパ34の前記内箱背面壁側から前記ダクトカバー主板231aの両側凸条部232に硬質合成樹脂で形成したダンパカバー233を嵌めこみ装着してあり、これにより前記冷蔵室ダンパ34は冷蔵室ダクト23内のダンパカバー233で気密状態に覆われて取り付け固定される。
上記ダンパカバー233は前記ダクトカバー主板231aの下端部に装着し、当該ダンパカバー233とダクトカバー主板231aとでダクト入口部234を形成し、当該ダクト入口部234にダンパを組み込んだ形となっており、このダクト入口部234を前記仕切板25の冷蔵室ダクト部27の上端開口部に接続部シールパッキン235を介して接続してある。加えてこのダクト入口側のダンパカバー233と内箱背面壁3aとの間にカバー入口側シールパッキン236を装着してある。
また、前記冷蔵室ダクト23を構成する部材のうち、ダクトカバー表面板231bはダクトカバー主板231aを覆うように内箱背面壁3aに装着して冷蔵室ダクト23の横の内箱背面壁3aとの間に冷蔵室冷気戻り流路29aを形成している。
そして、冷蔵室冷気戻り流路29aと冷蔵室ダクト23との間、すなわち、前記ダンパカバー233のダクト入口側から前記ダクトカバー主板231aの凸条部232に沿って戻り冷気漏出防止シールパッキン237を設けるとともに、ダンパカバー233の上端縁に沿ってさらにカバー出口側シールパッキン238を装着してある。
なお、前記カバー入口側シールパッキン236、戻り冷気漏出防止シールパッキン237は一つの連続体として形成してあるが、別々のものであってもよい。
一方、前記冷蔵室ダンパ34は、図12に示すように冷蔵室ダンパ部34aの横にパーシャル室用冷気吹出し口23bを開閉するパーシャル室ダンパ部34bを設けたツインダンパとなっており、パーシャル室8aへの冷気をこのパーシャル室ダンパ部34bで開閉制御するようになっている。そして、この冷蔵室ダンパ34の前記ダクトカバー231及びダクトカバー主板231aの内面と接する部分には外周パッキン34cが装着してある。
なお、前記分岐ユニット26に設けた野菜室ダクト部28は図3に示す下向きの野菜室ダクト24に接続し、冷却室14で生成された冷気が前記冷蔵室ダクト23の上向き部分から分岐し野菜室ダンパ30を介して下向きの野菜室ダクト24下部より野菜室11に供給されるようになっている。
以上のように構成された本実施の形態における冷蔵庫は、食品の出し入れ等により冷蔵室8、冷凍室12、野菜室11のいずれかが設定温度より高くなると、圧縮機18と冷気送風ファン16が駆動し、冷却器15で生成された冷気が、冷気送風ファン16により、冷蔵室ダクト23、冷凍冷気供給口21、野菜室ダクト24に供給される。
設定温度以上となっている貯蔵室が、例えば冷蔵室8であれば、冷蔵室ダンパ34が開き、冷却室14からの冷気が冷蔵室ダクト23を介して冷蔵室8に供給され、冷蔵室8を冷却した後、冷蔵室戻りダクト35を介して冷却室14に吸い込まれ、再び冷却器15で冷却されて冷蔵室8に供給される循環を繰り返して冷却を行う。
そして、設定温度以上となっていた冷蔵室8あるいは野菜室11、冷凍室12が設定温度以下まで冷却されれば圧縮機18と冷気送風ファン16が停止し、冷却運転を終える。
以上のようにして冷却が行われるが、この冷蔵庫では冷蔵室8、野菜室11、冷凍室12、それにパーシャル室8aのそれぞれに対応してダンパが設けてあるから、効率的な冷却が可能となる。
そして、上記数あるダンパのうち、そのいくつか、この実施の形態では冷蔵室ダンパ部34aとパーシャル室ダンパ部34bを有していて実質的に二つのダンパとなる冷蔵室ダンパ34を冷蔵室ダクト23内に設けてあるが、この冷蔵室ダクト23の内箱背面壁側はダンパカバー233が設けてあり、このダンパカバー233によって冷蔵室ダンパ34は気密的に保持され、冷気漏れが生じないようになっている。
すなわち、冷蔵室ダンパ34をダクトカバー主板231aとの間で挟みこんでいるダンパカバー233は、ダクトカバー主板231aの下部、すなわち冷蔵室ダンパ34を覆うだけの小さなものであるから、内箱背面壁3aのようなたわみやひずみ等によって変形を起こすことはない。したがって、ダンパカバー233の内面と冷蔵室ダンパ34の外周パッキン34cとは密接状態に維持され、ダンパカバー233の内面と冷蔵室ダンパ34の外周パッキン34cとの間から冷気が漏れるのを防止することができるのである。
また、冷蔵室ダンパ34を挟みこんでいる他方のダクトカバー主板231aも、上下寸法が長いものの横幅寸法が小さいところから、冷蔵室ダンパ34と対応する下端部分という小さな範囲内では変形がなく、当該ダクトカバー主板231aの内面と冷蔵室ダンパ34の外周パッキン34cとは密接状態に維持され、ダクトカバー主板231aの内面と冷蔵室ダンパ34の外周パッキン34cとの間から冷気が漏れるのを防止することができるのである。この実施の形態では前記ダクトカバー主板231aはその両側部に凸条部232を設けているので強度が向上しており、より確実に冷気漏れを防止することができる。
また、前記ダンパカバー233はダクトカバー231の下方端部に装着し、ダンパカバー233とダクトカバー主板231aとでダクト入口部234を形成して、当該ダクト入口部234にダンパを組み込んだ構成としてあるから、冷蔵室ダンパ34は仕切板25の冷蔵室ダクト部27の開口から供給されてくる冷気を入口部で冷気開閉するようになり、冷気入口部手前から冷気が漏れるというようなことも防止することができる。
特にこの実施の形態では前記ダクト入口側のダンパカバー233と内箱背面壁3aとの間はカバー入口側シールパッキン236によってシールしてあるから、仕切板25の冷蔵室ダクト部27からの冷気が冷気入口部の手前から内箱背面壁3aとダンパカバー233との間に漏出するのを確実に防止でき、より確実な冷気漏れ防止が実現できる。加えて前記ダクト入口部234と仕切板25の冷蔵室ダクト部27との接続部は接続部シールパッキン235によってシールしてあるから、この部分からの冷気漏れも確実に防止でき、冷蔵室ダクト部27からの冷気の全量を冷蔵室ダクト23で確実に制御することができる。
さらに、この冷蔵庫では前記冷蔵室ダクト23の横に冷蔵室冷気戻り流路29aが並設してあるが、この冷蔵室冷気戻り流路29aと冷蔵室ダクト23との間をシール材でシールした構成としてあるから、冷蔵室冷気戻り流路29aからの比較的温度の高い冷気が冷蔵室ダクト23内に混入したり、ダンパカバー233と内箱背面壁3aとの間に流れ込んで結露を起こしたりすることを防止でき、信頼性の高いものとすることができる。
以上のようにして冷蔵室ダクト23に組み込んだ冷蔵室ダンパ34の気密を保ち冷気漏れを防止することができるが、本実施の形態の冷蔵庫はさらに幾つかの特徴を備えており、以下これを説明しておく。
まず、この冷蔵庫は、図13に示す様に、複数設けたダンパのうち、冷蔵室ダンパ34
は仕切板の冷蔵室ダクト部に接続した冷蔵室ダクト23に配置し、他方の野菜室ダンパ30は野菜室ダクト部内に組み込んで図13に示すように上下に位置ずれした状態としてあるから、冷蔵室ダンパ部34aとパーシャル室ダンパ部34bのツインダンパを有する大型の冷蔵室ダンパ34と野菜室ダンパ30の三つのダンパを、各通路面積を減じることなく設置することができる。
すなわち、冷蔵室ダンパ34を構成する冷蔵室ダンパ部34aとパーシャル室ダンパ部34bそして野菜室ダンパ30の三つのダンパを同一平面上に設置するとその横幅が大きくなる。そのため、設置場所が仕切板横幅寸法内の限られた範囲内となると、各ダンパの通路面積を減じる必要が生じる。しかしながら、この実施の形態では冷蔵室ダンパ部34aとパーシャル室ダンパ部34bとを有する冷蔵室ダンパ34と野菜室ダンパ30とは上下位置ずれさせて設けてあるから、その一部分をオーバーラップさせることができる。この実施の形態では図11に示すようにパーシャル室ダンパ部34bと野菜室ダンパ30をオーバーラップさせている。したがって、このオーバーラップさせた分をダンパ通路面積として確保でき、ダンパ通路面積を減じることなく限られた範囲内に三つのダンパを設置することができる。これにより、ダンパ通路部での通路抵抗の増加による冷気供給量の低下を防止でき、三つのダンパを仕切板25後部に集中配置して構成の合理化を図りつつも良好な冷却性能を維持することができる。
また、冷蔵室ダンパ34を冷蔵室ダクト内に設置したことによって冷蔵室ダンパ34のパーシャル室ダンパ部34bは冷蔵室下部のパーシャル室8aと対向するようになり、パーシャル室ダンパ部34bからパーシャル室8aまでの通路長さを減じてその通路抵抗を減少させることができる。したがってパーシャル室8aへ冷気を効率よく供給することができるようになってパーシャル室8aの冷却性能を向上させることができる。
一方、野菜室ダンパ30は冷却室14よりも上方の冷蔵室8下部の仕切板25の後部に組み込んであって、野菜室11から距離的かつ熱的に遠く離れた形となっている。そのため前記野菜室ダンパ30に野菜室11内の高温冷気が触れて結露しこれが凍結して野菜室ダンパ30が動作不良を起こすようなことを未然に防止できる。
また、野菜室ダンパ30は冷却室14よりも上方に位置しているので、除霜時に前記冷却室14内で結露水が発生してこれが冷却室内壁を流下するようなことがあっても、この結露水が野菜室ダンパ30に付着し、凍結することもなくなる。したがって、除霜時の結露水付着とこれの凍結による野菜室ダンパ30の動作不良も確実に防止することができる。
加えてこの実施の形態では、前記冷蔵室ダクト23は冷却室14から冷蔵室8に向けて冷蔵室ダクト部27を介し上向きに形成するとともに、野菜室ダクト24は前記冷蔵室ダクト23の仕切板貫通部分から分岐して野菜室11に向け下向きに形成し、かつ、野菜室ダンパ30は前記野菜室ダクト24の分岐部に組み込んだ構成としてあるから、冷蔵室ダクト23と野菜室ダクト24との分岐部及び、冷蔵室ダクト部27、野菜室ダクト部28、冷蔵室冷気戻りダクト部29の各ダクト通路部を仕切板後部に集中させて、これらの複雑な構成を仕切板単独状態で形成することができ、生産性を向上させることができる。また、上記構成によって、仕切板後部の分岐および通路構成の異なるものを複数準備しておき、この複数の仕切板25を取り換えることによって異なるタイプの冷蔵庫を生産することもでき、生産コストの低減を図って大幅なコストダウンを実現することができる。
さらに、上記仕切板25は、冷蔵室ダクト部27と当該冷蔵室ダクト部27から分岐した野菜室ダクト部28とを有するとともに、前記野菜室ダクト部28に野菜室ダンパ30を組み込んだ分岐ユニット26を組み込む構成としてあるから、分岐ユニット26を仕切
板25に組み込むだけで複雑な分岐部構成及びダクト通路部構成が形成できることになり、生産性のさらなる向上が図れ、一段のコストダウンが実現できる。
以上、本発明に係る冷蔵庫について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、本実施の形態では、冷蔵庫本体1に冷蔵室8、冷凍室12、野菜室11とともに切替室9、製氷室10、パーシャル室8aを備え、そのそれぞれにダンパを設けたものを例示して説明したが、ダンパの幾つかは一つにして兼用してもよいものであり、複数備えたダンパの少なくとも一つを冷蔵室ダンパに設けたものであればよい。
本発明は、ダンパを冷蔵室ダクト内に気密に組み込むことができて冷気漏れを防止でき、冷却効率の高い冷蔵庫とすることができる。よって家庭用および業務用など様々な種類および大きさの冷蔵庫に広く適用可能である。
1 冷蔵庫本体
1a 低壁面
2 外箱
3 内箱
3a 背面壁(内箱背面壁)
4 発泡断熱材
5、6、7 扉
8 冷蔵室
8a パーシャル室
9 切替室
10 製氷室
11 野菜室
12 冷凍室
14 冷却室
15 冷却器
16 冷気送風ファン
17 除霜手段
18 圧縮機
20 区画壁
21 冷凍冷気供給口
22 冷凍室ダンパ
22b 冷凍冷気戻り口
23 冷蔵室ダクト
23a 冷蔵室用冷気吹出し口
23b パーシャル室用冷気吹出し口
231 ダクトカバー
231a ダクトカバー主板
231b ダクトカバー表面板
232 凸条部(両側凸条部)
233 ダンパカバー
234 ダクト入口部
235 接続部シールパッキン
236 カバー入口側シールパッキン
237 戻り冷気漏出防止シールパッキン
238 カバー出口側シールパッキン
24 野菜室ダクト
24a 開口
25、36 仕切板
26 分岐ユニット
27 冷蔵室ダクト部
28 野菜室ダクト部
29 冷蔵室冷気戻りダクト部
29a 冷蔵室冷気戻り流路
30 野菜室ダンパ
31 蓋体
32 下板
33 上板
34 冷蔵室ダンパ
34a 冷蔵室ダンパ部
34b パーシャル室ダンパ部
34c 外周パッキン
35 冷蔵室戻りダクト
41 野菜室戻り風路

Claims (4)

  1. 冷蔵室、冷凍室、野菜室を配置した冷蔵庫本体と、前記冷蔵室、冷凍室、野菜室に供給する冷気を生成する冷却室と、前記冷却室からの冷気を前記野菜室、冷蔵室へと案内するダクトと、前記ダクトに設けたダンパとを備えた冷蔵庫であって、前記冷蔵庫本体の冷蔵室を構成する内箱背面壁にダクトカバーを装着してこれら両者間に冷蔵室ダクトを形成し、この冷蔵室ダクトを構成するダクトカバーは冷蔵室用冷気吹出し口を形成している部分と下部の前記ダンパ組み込み部分まで一体で形成されており、前記ダクトカバーの前記内箱背面壁側の下端部にダンパカバーを装着し、このダンパカバーとダクトカバーとの間にダンパを組み込み、前記冷蔵室ダクト内に設けたダンパは冷蔵室を仕切形成する仕切板の上方に位置させるとともに、前記仕切板の背部には他のダンパを組み込み、このダンパと冷蔵室ダクト内のダンパとはその一部が上下方向でオーバーラップするように配置した冷蔵庫。
  2. ダンパカバーはダクトカバーのダクト入口部に装着し、前記ダクトカバーの後方の前記ダンパカバーと前記ダクトカバーとでダクト入口部を形成して、当該ダクト入口部にダンパを組み込んだ請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 内箱背面壁とダンパカバーとの間の少なくともダクト入口側をシール材によってシールした請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 冷蔵室ダクトの横に冷蔵室冷気戻り流路を並設し、この冷蔵室冷気戻り流路と前記冷蔵室ダクトとの間をシール材でシールした請求項1〜3のいずれか1項記載の冷蔵庫。
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