JPH09303936A - 冷蔵庫のダンパー装置 - Google Patents

冷蔵庫のダンパー装置

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JPH09303936A
JPH09303936A JP14833896A JP14833896A JPH09303936A JP H09303936 A JPH09303936 A JP H09303936A JP 14833896 A JP14833896 A JP 14833896A JP 14833896 A JP14833896 A JP 14833896A JP H09303936 A JPH09303936 A JP H09303936A
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JP
Japan
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cam
baffle
cams
refrigerator
storage chamber
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JP14833896A
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English (en)
Inventor
Hideo Shiraishi
秀雄 白石
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッフルの開閉角度を大きくして冷気の供給
制御を確実に行える冷蔵庫のダンパー装置を提供する。 【解決手段】 大半径部58A、59Aと小半径部58
B、59Bとを有したカム58、59を設ける。カム5
8、59の大半径部58A、59Aでラック46、47
を押し出す。カム58、59の小半径部58B、59B
でラック46、47を戻す。両カム58、59を90度
異なる位相で配置する。モーター37の停止位置を制御
してバッフル34、33の開閉を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送風機にて冷却器
からの冷気を貯蔵室内に供給して成る冷蔵庫のダンパー
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種冷蔵庫は、例えば実公平
6−12301号公報(F25D23/00)に示され
る如く、断熱箱体内を複数の貯蔵室に区画し、例えば冷
凍室と冷蔵室を構成すると共に、各室に冷却器からの冷
気を送風機にて分配供給することによって冷却してい
る。
【0003】この場合、圧縮機及び送風機の制御は通常
冷凍室の温度に基づいて行われ、それによって、冷凍室
は所定の凍結温度とされるが、冷蔵室の温度制御は冷蔵
室に冷気を供給するダクト内に配設されたダンパー装置
によって、前記ダクトを開閉することにより行われてい
る。
【0004】従来このダンパー装置としては、ガスが封
入されたベローズによりバッフルを開閉する所謂ガス封
入式ダンパーが用いられていたが、近年では冷蔵室の温
度制御性能を向上させるために、冷蔵室内の温度を検知
する温度センサの出力に基づき、モーターなどの駆動装
置によってバッフルを開閉するものが開発されている。
【0005】係る従来のダンパー装置は、部分によって
厚みが異なるカムをモーターにて回転させると共に、カ
ムの表面には押圧ピンを当接させ、カムの回転に基づく
押圧ピンの前進によってバッフルを押し開く。一方、バ
ッフルはバネ材にて常時閉じる方向に付勢しておき、バ
ッフルを閉じる際にはカムを更に回転させて押圧ピンを
後退させる方式が採られていた。
【0006】また、近年ではバッフルと押圧ピン及びカ
ムを二組用意し、カムの厚みの変化を約180度異なら
しめると共に90度ずらして取り付けることにより、単
一のモーターにて両カムを同時に回転させて、両開、一
方のみ開、他方のみ開、両閉の四つの状態を作り出すも
のも開発されている。係るダンパー装置によれば、単一
のモーターによって各バッフルの開閉状態を独立して制
御できるため、例えば冷蔵室と、その内部に構成した氷
温コーナーの温度を独立して制御したり、冷蔵室への冷
気量を段階的に制御することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ダンパー装置は、厚みを変化させたカムにバネ材の付勢
力にて押圧ピンを押圧し、カムを回転させてバッフルを
開閉するものであった。この場合、カムの厚みの変化は
大きくとれないため、バッフルの開閉角度も大きくでき
ず、冷気の供給制御が確実に行えない問題があった。
【0008】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、バッフルの開閉角度を大
きくして冷気の供給制御を確実に行える冷蔵庫のダンパ
ー装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のダンパ
ー装置は、断熱箱体内に構成した貯蔵室内に、冷却器に
より冷却された冷気を送風機によって供給して成る冷蔵
庫に適用され、貯蔵室に冷気を供給する通路と、この通
路を開閉する回動自在のバッフルと、このバッフルの回
動軸に設けられたピニオンギヤと、このピニオンギヤに
噛み合うラックと、異なる位置に大半径部と小半径部と
を有したカムと、このカムを回転駆動するモーターとを
備えており、ラックをカムの端面に当接させたものであ
る。
【0010】また、請求項2の発明のダンパー装置は、
断熱箱体内に構成した貯蔵室内に、冷却器により冷却さ
れた冷気を送風機によって供給して成る冷蔵庫に適用さ
れ、貯蔵室に冷気を供給する第1及び第2の通路と、こ
れら両通路をそれぞれ開閉する回動自在の第1及び第2
のバッフルと、これら両バッフルの回動軸にそれぞれ設
けられたピニオンギヤと、各ピニオンギヤにそれぞれ噛
み合う第1及び第2のラックと、異なる位置に大半径部
と小半径部とをそれぞれ有した第1及び第2のカムと、
両カムを回転駆動する単一のモーターとを備えており、
両カムを90度異なる位相で配置すると共に、第1及び
第2のラックをそれぞれ第1及び第2のカムの端面に当
接させたものである。
【0011】請求項1又は請求項2の発明によれば、ラ
ックがカムの大半径部に当接している状態ではラックが
押し出され、それによってピニオンギヤが回動されてバ
ッフルは例えば開放されると共に、ラックがカムの小半
径部に当接している状態ではラックは逆に引き寄せら
れ、それによってピニオンギヤが逆回転されてバッフル
は閉じられるようになる。従って、従来に比してバッフ
ルの開閉角度を大きくとることができるので、冷気供給
制御を確実に行い、安定した温度制御を実現することが
できるようになるものである。
【0012】特に請求項2の発明によれば、第1及び第
2のカムを有しており、両カムは90度異なる位相で配
置されているので、モーターの停止位置を制御すること
により、単一のモーターにて第1のバッフルは開で第2
のバッフルは閉、両バッフル開、第1のバッフルは閉で
第2のバッフルは開、両バッフル閉の四つの状態を作り
出すことができる。従って、単一のモーターによって第
1及び第2のバッフルの開閉状態を独立して制御するこ
とが可能となり、例えば貯蔵室への冷気量を段階的に調
整することが可能となると共に、区画された二つの貯蔵
室への冷気供給を独立して制御し、温度制御することも
可能となるものである。
【0013】請求項3の発明のダンパー装置は、断熱箱
体内に構成した貯蔵室内に、冷却器により冷却された冷
気を送風機によって供給して成る冷蔵庫に適用され、貯
蔵室に冷気を供給する通路と、この通路を開閉する回動
自在のバッフルと、このバッフルの回動軸に設けられた
ピニオンギヤと、このピニオンギヤに噛み合うラック
と、異なる位置に回転軸からの距離が遠い離間部と前記
回転軸からの距離が近い近接部とを有する溝が形成され
たカムと、このカムを回転駆動するモーターとを備え、
ラックをカムの溝に摺動自在に係合させたものである。
【0014】また、請求項4の発明のダンパー装置は、
断熱箱体内に構成した貯蔵室内に、冷却器により冷却さ
れた冷気を送風機によって供給して成る冷蔵庫に適用さ
れ、貯蔵室に冷気を供給する第1及び第2の通路と、こ
れら両通路をそれぞれ開閉する回動自在の第1及び第2
のバッフルと、これら両バッフルの回動軸にそれぞれ設
けられたピニオンギヤと、各ピニオンギヤにそれぞれ噛
み合う第1及び第2のラックと、異なる位置に回転軸か
らの距離が遠い離間部と前記回転軸からの距離が近い近
接部とを有する溝がそれぞれ形成された第1及び第2の
カムと、両カムを回転駆動する単一のモーターとを備え
ており、溝が90度異なる位相となるよう両カムを配置
すると共に、第1及び第2のラックをそれぞれ第1及び
第2のカムの溝に摺動自在に係合させたものである。
【0015】請求項3又は請求項4の発明によれば、ラ
ックがカムの溝の離間部に係合している状態ではラック
が押し出され、それによってピニオンギヤが回動されて
バッフルは例えば開放されると共に、ラックがカムの溝
の近接部に係合している状態ではラックは逆に引き寄せ
られ、それによってピニオンギヤが逆回転されてバッフ
ルは閉じられるようになる。従って、これらの発明にお
いても従来に比してバッフルの開閉角度を大きくとるこ
とができるので、冷気供給制御を確実に行い、安定した
温度制御を実現することができるようになる。
【0016】特に、これらの場合ラックはカムの溝に係
合しているので、開閉に際してバネなどの付勢手段を設
けること無く強制的に駆動することが可能となり、部品
点数の削減を図ることも可能となる。また、請求項4の
発明では、第1及び第2のカムを有しており、両カムは
溝が90度異なる位相となるよう配置されているので、
モーターの停止位置を制御することにより、単一のモー
ターにて第1のバッフルは開で第2のバッフルは閉、両
バッフル開、第1のバッフルは閉で第2のバッフルは
開、両バッフル閉の四つの状態を作り出すことができ
る。従って、単一のモーターによって第1及び第2のバ
ッフルの開閉状態を独立して制御することが可能とな
り、例えば貯蔵室への冷気量を段階的に調整することが
可能となると共に、区画された二つの貯蔵室への冷気供
給を独立して制御し、温度制御することも可能となるも
のである。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用した実施例の冷蔵
庫1の縦断側面図、図2は冷蔵庫1の正面図(扉を除
く。一部透視。)である。冷蔵庫1は鋼板製の外箱2
と、硬質樹脂製の内箱3間に発泡ポリウレタン等の断熱
材4を現場発泡方式にて充填して成る前面開口の断熱箱
体6から構成されている。
【0018】この断熱箱体6の庫内は、前記内箱3と一
体に成形され、内部に成形断熱材5、7が収納された上
区画壁8、及び、同様に内部に成形断熱材10が収納さ
れた下区画壁9によって上下三室に区画されており、上
区画壁8の上方を冷蔵室11、下区画壁9の下方を野菜
室12、それらの間を冷凍室13とされている。
【0019】そして、冷蔵室11の前面開口は回動式の
断熱扉14によって開閉自在に閉塞されると共に、冷凍
室13及び野菜室12は、上面開口の容器(図示せず)
を備えた引き出し式の断熱扉15、16(冷凍室13は
これら上下二段)、17によりそれぞれ開閉自在に閉塞
されている。
【0020】また、冷凍室13の奥部には仕切板21に
て冷却室22が区画形成されており、この冷却室22内
に冷却器23が縦設されている。この冷却器23の上方
には送風機24が設けられており、仕切板21の上部及
び中央部には冷凍室用吐出口13Aが、また、下部には
冷凍室用吸込口13Bが形成されている。
【0021】更に、上区画壁8内後部の成形断熱材7は
例えば発泡スチロールなどから成り、該成形断熱材7内
にはそれを上下に貫通するかたちで案内ダクト26が形
成されている。この案内ダクト26の上端開口20は、
冷蔵室11内奥下端部に位置する成形断熱材7上面に形
成されている。係る案内ダクト26は、送風機24を迂
回するかたちで冷却室22内と開口20とを連通してい
る(図3)。
【0022】一方、冷蔵室11の奥部には内箱3背面と
間隔を存して背面ダクト板27が取り付けられており、
この背面ダクト板27と内箱3間に上下に延在する冷蔵
室背面ダクト28が形成されている。この冷蔵室背面ダ
クト28の下端は、前記開口20を上から覆うかたちで
案内ダクト26上端に連通されている。また、背面ダク
ト板27の前面には複数の冷蔵室用吐出口11A・・・
が形成されている。
【0023】また、冷蔵室11内下部は仕切板51によ
って区画されており、この仕切板51下方には、前面に
開閉自在の透明扉53が吊り下げられた氷温コーナー5
2が形成されている。そして、この氷温コーナー52の
後面に位置する背面ダクト板27には氷温コーナー用吐
出口52Aが形成されている。
【0024】この氷温コーナー52の容積は上方の冷蔵
室11よりも狭く構成されており、それによって、後述
する如く冷蔵室11よりも低い0℃〜−3℃などの低温
(氷温)とされ、精肉などの腐敗し易い食品を保存する
ために用いられるものである。
【0025】また、氷温コーナー52の向かって右奥部
には、野菜室12への冷気導入口41が形成されてお
り、この冷気導入口41と野菜室12内に形成した野菜
室吐出口12Aは、断熱材4内を降下する野菜室用ダク
ト42にて連通されている。
【0026】更に、下区画壁9内の成形断熱材10内に
は野菜室帰還ダクト43が形成され、野菜室12内上部
と冷却室22下部を連通している。
【0027】他方、前記成形断熱材7内の案内ダクト2
6上端部には本発明のダンパー装置31が取り付けられ
ている。このダンパー装置31は、図4及び図5に示す
如く上下面が開口した略矩形状のケース32と、このケ
ース32内に回動自在に設けられた二枚のバッフル3
3、34と、ケース32の後部に取り付けられてそれら
のバッフル33、34を開閉駆動する機構部36と、ス
テッピングモータ或いはDCモータなどから成るモータ
ー37とから構成されている。
【0028】前記ケース32内は区画壁32Bにて前後
に区画され、この区画壁32Bの後側に後に詳述する前
記機構部36が周囲を閉塞されて設けられている。ま
た、区画壁32Bの前側は略中央に設けられた仕切板3
2Aにて左右に区画され、この仕切板32Aの左右に第
1の通路38と第2の通路39が区画形成されている。
【0029】そして、第1の通路38と第2の通路39
の区画壁32B側下方と、それらの斜め上方に対向する
ケース32内面間には、矩形状の開口44、45がそれ
ぞれ形成されており、前記各通路38、39はこれら開
口44、45にてそれぞれ案内ダクト26に連通してい
る。
【0030】また、両バッフル33、34は仕切板32
Aの下部両側に位置する左右方向の回動軸33A、34
Aにて下端部を回動自在にケース32に枢支されてい
る。これらバッフル33、34は開口45、44上の通
路39、38内に位置しており、回動軸33A、34A
にてバッフル33、34が回動することにより、各開口
45、44がそれぞれ開閉するように構成されている。
【0031】また、各回動軸33A、34Aの仕切板3
2A側にはそれぞれピニオンギヤ33B、34Bが形成
されており、各ピニオンギヤ33B、34Bの下側には
前後に移動自在にラック47、46が噛み合っている。
そして、ラック46、47の先端には所定の磁力を有す
る磁石48、49がそれぞれ取り付けられており、これ
ら磁石48、49に対向してケース32内面にはリード
スイッチ48A、49Aがそれぞれ取り付けられてい
る。
【0032】また、区画壁32Bには所定の大きさの挿
通孔46A、47Aが設けられており、各ラック46、
47はこの挿通孔46A、47Aから機構部36内に延
在され、先端は後述する第2のカム58、第1のカム5
9の端面(外周囲)に当接されている。そして、両カム
58、59が回転して各ラック46、47が押され、各
ラック46、47先端に設けた磁石48、49により両
リードスイッチ48A、49AがON(この場合OFF
でもよい)することにより、後述する制御装置が両カム
58、59の回転位置を検出するように構成されてい
る。
【0033】一方、機構部36内には減速機構56が設
けられている。この減速機構56の中央上部(図6では
後方)に位置して、前記モーター37が取り付けられて
おり、このモーター37の回転軸37A端部には歯車3
7Bが設けられている。また、機構部36のケース32
内略中央には左右に渡って回転軸60が回転自在に取り
付けられている。
【0034】そして、モーター37の回転軸37Aに設
けた歯車37B下方には小歯車61、中歯車62、大歯
車63が順次噛み合って取り付けられており、大歯車6
3は回転軸60に固定されている。これら歯車61、6
2、63によりモーター37の回転が減速され、モータ
ー37の小さな駆動力が増幅されて大きな駆動力が発揮
できるように構成されている。
【0035】また、前記カム58、59は回転軸60に
固定された大歯車63の両側にそれぞれ固定されてお
り、各カム58、59は大半径部58A、59Aと小半
径部58B、59Bとを有している。これらカム58、
59は同じ形状を呈しており、大半径部58A、59A
と小半径部58B、59Bは回転軸60を中心に対向し
て180度異なる位置に設けられている。
【0036】係る大半径部58A、59Aは回転軸60
を中心に所定距離離間して円形に約120度程の範囲で
形成されると共に、小半径部58B、59Bは大半径部
58A、59Aより小さな円形で120度程の範囲で形
成され、それら大半径部58A、59Aと小半径部58
B、59Bの間はなだらかな傾斜で接続されている。ま
た、両カム58、59は図7右側に示す如く第2のカム
58に形成された大半径部58Aを右下に位置させた場
合、第1のカム59に形成された大半径部59Aは右上
に位置するよう90度異なる位相で回転軸60に固定さ
れている。
【0037】ここで、図7を用いて両カム58、59と
ラック46、47の当接位置の関係を説明する。両カム
58、59の位置が0度の場合、両ラック46、47は
両カム58、59の小半径部58B、59Bの端面に摺
動自在に当接しており、90度の場合、カム58の小半
径部58Bにラック46が当接し、カム59の大半径部
59Aにラック47が当接する。また、180度の場
合、両ラック46、47は両カム58、59の大半径部
58A、59Aに当接し、270度の場合、ラック46
はカム58の大半径部58Aに、ラック47はカム59
の小半径部59Bにそれぞれ当接するように構成されて
いる。
【0038】そして、カム58、59が回転すると大半
径部58A、59Aでラック46、47が押し出され、
それによってピニオンギヤ33B、34Bが回動されて
両バッフル33、34は例えば開放(図5矢印)され
る。
【0039】また、ラック46、47がカム58、59
の小半径部58B、59Bに当接した状態では、ラック
46、47は逆に引き寄せられ、それによってピニオン
ギヤ33B、34Bが逆回転されて両バッフル33、3
4は閉じられるように構成している。尚、各ラック4
6、47は図示しないコイルバネなどによって常時カム
58、59の端面に押し付けられているものとする(バ
ッフル34、33を閉じる方向)。
【0040】以上の構成で、次に本発明のダンパー装置
31を用いた冷蔵庫1の運転を説明する。冷却器23と
周知の冷凍サイクルを構成する図示しない圧縮機及び前
記送風機24が運転されると、冷却器23にて冷却され
た冷気は送風機24により冷凍室用吐出口13Aより冷
凍室13内に吹き出される。そして、冷凍室13内を循
環して冷却した後、冷気は下部の冷凍室用吸込口13B
から冷却室22内下部に帰還する。
【0041】前記圧縮機及び送風機24の運転は冷凍室
13内の温度を検出する図示しない温度センサの出力に
基づき、これも図示しない制御装置によって所定の上限
温度(例えば−19℃)と下限温度(例えば−21℃)
の間でON−OFF制御され、それによって、冷凍室1
3は所定の冷凍温度(−20℃程)に維持される。
【0042】また、送風機24より吹き出された冷気の
一部は案内ダクト26に流入し、ダンパー装置31のケ
ース32内にて左右の通路38、39に分流される。そ
して、第1の通路38に流入した冷気は、バッフル34
が開いている状態で冷蔵室背面ダクト28に流入し、当
該冷蔵室背面ダクト28内を上昇した後、冷蔵室用吐出
口11A・・より冷蔵室11内に吹き出される。
【0043】一方、第2の通路39に流入した冷気はバ
ッフル33が開いている状態で氷温コーナー用ダクト7
2に流入し、当該ダクト72内を経て氷温コーナー用吐
出口52Aより氷温コーナー52内に吹き出される。
【0044】前記制御装置には冷蔵室11内の温度を検
出する図示しない温度センサと氷温コーナー52の温度
を検出する図示しない温度センサの出力が入力されてお
り、冷蔵室11の温度が上昇して例えば+4℃に達する
と冷蔵室11の冷却必要と判断すると共に、そこから冷
蔵室11の温度が降下して例えば+2℃に達すると冷蔵
室11は冷却不要と判断する。
【0045】また、制御装置は氷温コーナー52の温度
が上昇して、例えば+0℃に達すると氷温コーナー52
の冷却必要と判断すると共に、そこから氷温コーナー5
2の温度が降下して例えば−3℃に達すると氷温コーナ
ー52は冷却不要と判断する。
【0046】次に、上記制御手段によるダンパー装置3
1の制御動作を説明する。制御装置は冷蔵室11と氷温
コーナー52の双方共冷却必要と判断した場合には、モ
ーター37を回転して両カム58、59を図7の180
度の位置に回転させる。この場合、前述の如く両カム5
8、59の大半径部58A、59Aがラック46、47
に一致(当接)し、各ラック46、47は押し出される
ことになる。それによってピニオンギヤ34B、33B
が回動され、前述の如く両バッフル34、33を開き、
冷蔵室11と氷温コーナー52の双方に冷気を供給す
る。
【0047】また、氷温コーナー52は冷却必要で、冷
蔵室11は冷却不要と判断した場合、制御装置はモータ
ー37を回転して両カム58、59を90度の位置に設
定する。この場合、カム59は大半径部59Aに位置し
たままで、カム58は小半径部58Bに位置し、カム5
8に当接しているラック46が戻り、これによってピニ
オンギヤ34Bが逆回転してバッフル34が閉じる。こ
れによって、バッフル34は閉じられ、バッフル33は
開放されたままとなり、冷蔵室11への冷気供給は停止
し、氷温コーナー52のみに冷気が供給される状態とな
る。
【0048】更に、氷温コーナー52は冷却不要であ
り、冷蔵室11は冷却必要と判断した場合には、制御装
置はモーター37を回転して両カム58、59を270
度の位置に設定する。この場合、ラック47はカム59
の小半径部59Bに当接して戻り、ピニオンギヤ33B
が逆回転してバッフル33が閉じると共に、ラック46
はカム58の大半径部58Aに当接して戻り、ピニオン
ギヤ34Bが回転してバッフル34が開放されるので、
氷温コーナー52への冷気供給は停止し、冷蔵室11の
みに冷気が供給されるようになる。
【0049】また、冷蔵室11と氷温コーナー52の双
方共冷却不要と判断した場合には、制御装置はモーター
37を回転して両カム58、59を0度(360度)の
位置に設定する。この場合、前述の如き両カム58、5
9の小半径部58B、59Bにラック46、47が一致
して当接し、各ラック46、47は戻された位置にな
る。それによって両ピニオンギヤ34B、33Bが逆回
転され、前述の如く両バッフル34、33を閉じ、冷蔵
室11と氷温コーナー52の双方への冷気供給を停止す
る。
【0050】このように本発明ではカム58、59の端
面によってラック46、47を動作しているので、従来
の厚みが異なるカムに比してバッフル33、34の開閉
角度を大きくすることが可能になると共に、第1及び第
2のバッフル33、34の開閉状態を独立して制御する
ことが可能となり、冷蔵室11と氷温コーナー52への
冷気供給を独立して制御し、冷蔵室11は平均+3℃、
氷温コーナー52は−3℃〜0℃の範囲にそれぞれ温度
制御することができるようになる。
【0051】特に、両カムを90度異なる位相で配置し
てモーター37の停止位置を制御することにより、単一
のモーター37にてバッフル33は開でバッフル34は
閉、両バッフル33、34開、バッフル33は閉でバッ
フル34は開、両バッフル33、34閉の四つの状態を
作り出すことができるようになる。
【0052】尚、冷蔵室11及び氷温コーナー52内を
循環した冷気は、前記冷気導入口41より野菜室用ダク
ト42に流入し、そこを経て野菜室吐出口12Aより野
菜室12内に吐出される。そして、野菜室12内を循環
し、図示しない容器内を間接的に冷却した後、冷気は下
区画壁9内に形成した野菜室帰還ダクト43内を経て冷
却室22内下部に帰還する。これによって、容器内の野
菜は乾燥が防がれた状態で+6℃〜+8℃程の温度に保
冷される。
【0053】次に、図8に上記各カム(以降68で示
す)の他の形状例を示す。この場合、カム68(他方の
カムは図示せず)は円形の板の側面には前記回転軸60
からの距離が遠い離間部69Aと、回転軸60からの距
離が近い近接部69Bを有した連続する溝69が形成さ
れており、これら離間部69Aと近接部69Bは相互に
180度異なる位置に形成されている。
【0054】この溝69は前記カム58、59の外形と
同様の形状を呈しており、係る二個のカム68、68
を、各離間部69Aが前述同様90度異なる位置となる
状態で、回転軸60の大歯車63両側に固定する。そし
て、前記ラック46、47の端部側面に突出して設けた
係合ピン(図示せず)を各カムの溝69に摺動自在に係
合する。
【0055】そして、モーター37の停止位置を制御し
てカム68を0度、90度、180度、270度に設定
することにより、前述同様バッフル33は開でバッフル
34は閉、両バッフル33、34開、バッフル33は閉
でバッフル34は開、両バッフル33、34閉の四つの
状態を作り出すことができるようになる。
【0056】この場合、特にカム68の側面に溝69を
設け、この溝69にラック46、47の端部側面に突出
して設けた係合ピンを係合しているので、それぞれのラ
ック46、47を強制的に動作させることができる。こ
れにより、強制的に両バッフル33、34を開閉駆動す
ることができようになり、ケース32内において凍結な
どが生じて、バッフル33、34の開閉負荷が増大し
も、モーター37が動作可能であればバッフル33、3
4を確実に開閉駆動すると共に、バネなどの付勢手段も
不要となる。
【0057】尚、実施例では冷蔵室11と氷温コーナー
52を独立して温度制御するためにダンパー装置31を
用いたが、それに限らず、例えば冷蔵室11への冷気量
を段階的に制御するために用いても良い。その場合に
は、例えば冷蔵庫1の据え付け後などに冷蔵室11内の
温度が常温に近い状態で、バッフル33、34の双方を
開き、大量の冷気を供給して急速冷却を行う。
【0058】そして、冷蔵室11内の温度が低下してい
って+3℃に近づいた段階(例えば+5℃など)でバッ
フル33或いは34の何れかを閉じ、冷気量を削減する
などのきめ細かい制御が可能となる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1又は請求項2
の発明によれば、ラックがカムの大半径部に当接してい
る状態ではラックが押し出され、それによってピニオン
ギヤが回動されてバッフルは例えば開放されると共に、
ラックがカムの小半径部に当接している状態ではラック
は逆に引き寄せられ、それによってピニオンギヤが逆回
転されてバッフルは閉じられるようになる。従って、従
来に比してバッフルの開閉角度を大きくとることができ
るので、冷気供給制御を確実に行い、安定した温度制御
を実現することができるようになるものである。
【0060】特に請求項2の発明によれば、第1及び第
2のカムを有しており、両カムは90度異なる位相で配
置されているので、モーターの停止位置を制御すること
により、単一のモーターにて第1のバッフルは開で第2
のバッフルは閉、両バッフル開、第1のバッフルは閉で
第2のバッフルは開、両バッフル閉の四つの状態を作り
出すことができる。従って、単一のモーターによって第
1及び第2のバッフルの開閉状態を独立して制御するこ
とが可能となり、例えば貯蔵室への冷気量を段階的に調
整することが可能となると共に、区画された二つの貯蔵
室への冷気供給を独立して制御し、温度制御することも
可能となるものである。
【0061】請求項3又は請求項4の発明によれば、ラ
ックがカムの溝の離間部に係合している状態ではラック
が押し出され、それによってピニオンギヤが回動されて
バッフルは例えば開放されると共に、ラックがカムの溝
の近接部に係合している状態ではラックは逆に引き寄せ
られ、それによってピニオンギヤが逆回転されてバッフ
ルは閉じられるようになる。従って、これらの発明にお
いても従来に比してバッフルの開閉角度を大きくとるこ
とができるので、冷気供給制御を確実に行い、安定した
温度制御を実現することができるようになる。
【0062】特に、これらの場合ラックはカムの溝に係
合しているので、開閉に際してバネなどの付勢手段を設
けること無く強制的に駆動することが可能となり、部品
点数の削減を図ることも可能となる。また、請求項4の
発明では、第1及び第2のカムを有しており、両カムは
溝が90度異なる位相となるよう配置されているので、
モーターの停止位置を制御することにより、単一のモー
ターにて第1のバッフルは開で第2のバッフルは閉、両
バッフル開、第1のバッフルは閉で第2のバッフルは
開、両バッフル閉の四つの状態を作り出すことができ
る。従って、単一のモーターによって第1及び第2のバ
ッフルの開閉状態を独立して制御することが可能とな
り、例えば貯蔵室への冷気量を段階的に調整することが
可能となると共に、区画された二つの貯蔵室への冷気供
給を独立して制御し、温度制御することも可能となるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した冷蔵庫の縦断側面図である。
【図2】冷蔵庫の一部透視正面図である。
【図3】本発明のダンパー装置部分の冷蔵庫の拡大縦断
側面図である。
【図4】本発明のダンパー装置の斜視図である。
【図5】本発明のダンパー装置の縦断側面図である。
【図6】本発明のダンパー装置の内部構成を説明する図
である。
【図7】本発明のダンパー装置のカムの動作タイミング
の説明図である。
【図8】もう一つの本発明のダンパー装置のカムの側面
図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 6 断熱箱体 11 冷蔵室 12 野菜室 13 冷凍室 23 冷却器 24 送風機 31 ダンパー装置 32 ケース 33 バッフル 33B ピニオンギヤ 34 バッフル 34B ピニオンギヤ 37 モーター 38、39通路 46、47 ラック 52 氷温コーナー 56 減速機構 58 カム 58A 大半径部 58B 小半径部 59 カム 59A 大半径部 59B 小半径部 68 カム 69 溝 69A 離間部 69B 近接部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体内に構成した貯蔵室内に、冷却
    器により冷却された冷気を送風機によって供給して成る
    冷蔵庫において、 前記貯蔵室に冷気を供給する通路と、この通路を開閉す
    る回動自在のバッフルと、このバッフルの回動軸に設け
    られたピニオンギヤと、このピニオンギヤに噛み合うラ
    ックと、異なる位置に大半径部と小半径部とを有したカ
    ムと、このカムを回転駆動するモーターとを備え、前記
    ラックを前記カムの端面に当接させたことを特徴とする
    冷蔵庫のダンパー装置。
  2. 【請求項2】 断熱箱体内に構成した貯蔵室内に、冷却
    器により冷却された冷気を送風機によって供給して成る
    冷蔵庫において、 前記貯蔵室に冷気を供給する第1及び第2の通路と、こ
    れら両通路をそれぞれ開閉する回動自在の第1及び第2
    のバッフルと、これら両バッフルの回動軸にそれぞれ設
    けられたピニオンギヤと、各ピニオンギヤにそれぞれ噛
    み合う第1及び第2のラックと、異なる位置に大半径部
    と小半径部とをそれぞれ有した第1及び第2のカムと、
    両カムを回転駆動する単一のモーターとを備え、前記両
    カムを90度異なる位相で配置すると共に、前記第1及
    び第2のラックをそれぞれ前記第1及び第2のカムの端
    面に当接させたことを特徴とする冷蔵庫のダンパー装
    置。
  3. 【請求項3】 断熱箱体内に構成した貯蔵室内に、冷却
    器により冷却された冷気を送風機によって供給して成る
    冷蔵庫において、 前記貯蔵室に冷気を供給する通路と、この通路を開閉す
    る回動自在のバッフルと、このバッフルの回動軸に設け
    られたピニオンギヤと、このピニオンギヤに噛み合うラ
    ックと、異なる位置に回転軸からの距離が遠い離間部と
    前記回転軸からの距離が近い近接部とを有する溝が形成
    されたカムと、このカムを回転駆動するモーターとを備
    え、前記ラックを前記カムの溝に摺動自在に係合させた
    ことを特徴とする冷蔵庫のダンパー装置。
  4. 【請求項4】 断熱箱体内に構成した貯蔵室内に、冷却
    器により冷却された冷気を送風機によって供給して成る
    冷蔵庫において、 前記貯蔵室に冷気を供給する第1及び第2の通路と、こ
    れら両通路をそれぞれ開閉する回動自在の第1及び第2
    のバッフルと、これら両バッフルの回動軸にそれぞれ設
    けられたピニオンギヤと、各ピニオンギヤにそれぞれ噛
    み合う第1及び第2のラックと、異なる位置に回転軸か
    らの距離が遠い離間部と前記回転軸からの距離が近い近
    接部とを有する溝がそれぞれ形成された第1及び第2の
    カムと、両カムを回転駆動する単一のモーターとを備
    え、前記溝が90度異なる位相となるよう両カムを配置
    すると共に、前記第1及び第2のラックをそれぞれ前記
    第1及び第2のカムの溝に摺動自在に係合させたことを
    特徴とする冷蔵庫のダンパー装置。
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