JP6396628B1 - 強化装置を備えたシューソールの構造 - Google Patents

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Abstract

アウトソール(4)、ミッドソール(3)およびアウトソールよりも硬質の硬質の強化装置(1)を包含するシューソールであって、前記強化装置(1)は中足部(30)の内足縁部(3M)において前後方向に延びる第1縦部(21)と、互いに並行状の第1バー(11)および第2バー(12)とを継目なく一体に有し、第1バー(11)が第1縦部(21)の後端部(21R)から斜め前方(Y1)の外足側(L)に向って中央部(3C)を斜めに横断し外足縁部(3L)まで延び、第2バー(12)が前記第1バーから離間して配置され、前記第1縦部(21)の前記後端部(21R)よりも前方(Y1)の位置から斜め前方の外足側(L)に向って前記中央部(3C)を斜めに横断し前記外足縁部(3L)まで延びる。

Description

本発明は強化装置を備えたシューソールの構造に関する。
一般に、強化装置はソールの背屈時の曲げ剛性を高め、前方への蹴り出し力やジャンプ力の向上に寄与する。強化装置としては種々の構造が公知である。
JP2007−268087 A(フロントページ) WO2005/037002 A1(図8) JP2015−204984 A US8,146,273 B2(FIG.4) JP3,258,625 B1(図4,図5)
球技などのスポーツにおいては、走速度よりも加減速や方向転換を制御する能力が求められる。これらの能力は例えば動作後に急激に反対方向に移動するカッティング動作時などの機敏さ(Agility)として発揮される。
したがって、本発明の目的は前記機敏さを強化装置により高めることのできるシューソールの構造を提供することである。
発明の原理
以下、本発明の構成の説明に先立って本発明の原理について説明する。
図18(b)は前記走行時等に生じる背屈の変形を模式的に示すソールを上方の内側から見た斜視図である。この図の矢印As1で示すように、ソールの背屈時には背屈の中心軸S1のまわりにソールの後足部3Rが前足部3Fに対し屈曲する。すなわち、走行動作などにおいて生じる背屈時には、ソールの横断方向に延びる前記中心軸S1を中心にソールが屈曲する。
図18(a)は前記カッティング動作時に生じる内ネジレの変形を模式的に示すソールを上方の内側から見た斜視図である。この図の矢印Asで示すように、ソールの後足部3Rは前足部3Fに対し、ネジレの中心軸Sを中心に回内した状態である。
すなわち、図18(a)において、前記中心軸Sは後足部3Rの外足側Lが前足部3Fの内足側Mに向ってネジレている。ネジレの中心軸Sは後足部3Rの内足側Mから前足部3Fの外足側Lに向って斜め方向に延びている。
以上のように、図18(a)の内ネジレの変形は図18(b)の背屈時の変形とは大きく異なる。
カッティング動作について基礎実験を行ったところ、ソールの内ネジレの増大により、カッティング時のブレーキの力積が増大し、パフォーマンスが向上する傾向があることがわかった。したがって、前記背屈に対する曲げ剛性の増大のみならず、前記ネジレの中心軸Sを中心とした内ネジレの剛性の低減を図ることにより、カッティング動作において高い機能発現が期待できると考えられる。
本発明は強化装置を備えたシューソールの構造であって、
接地面40とその反対側の上面41とを有するアウトソール4と、
前記アウトソール4の前記上面41に付着する下面3Sを有するミッドソール3と、
前記ミッドソール3の下面3Sに付着し前記ミッドソール3およびアウトソール4よりも硬質の強化装置1とを備え、
前記ミッドソール3は前足部3F、中足部30および後足部3Rを有すると共に、内足縁部3Mと外足縁部3Lと前記内足縁部3Mと外足縁部3Lとの間の中央部3Cとを有し、前記強化装置1は前記中足部30において前記内足縁部3Mから外足縁部3Lにわたって配置され、
前記強化装置1は前記中足部30の前記内足縁部3Mにおいて前後方向Yに延びる第1縦部21と、互いに並行状の第1バー11および第2バー12とを継目なく一体に有し、
前記第1バー11は前記第1縦部21の後端部21Rから斜め前方Y1の外足側Lに向って前記中央部3Cを斜めに横断し前記外足縁部3Lまで延び、
前記第2バー12は前記第1バーから離間して配置され、前記第1縦部21の前記後端部21Rよりも前方Y1の位置から斜め前方の外足側Lに向って前記中央部3Cを斜めに横断し前記外足縁部3Lまで延びる。
本発明において、互いに離間した第1および第2バー11,12は、第1縦部21から斜め前方Y1の外足側Lに向って中央部3Cを斜めに横断し外足縁部3Lまで延びる。すなわち、2本のバー11,12はネジレの中心軸Sに沿って斜めに延びている。
そのため、第1バー11と第2バー12との間のミッドソール3の部位は、強化されておらず、変形し易い。したがって、内ネジレの剛性が低下し、ミッドソール3の中足部30が前記ネジレの中心軸Sのまわりに捩じれ易くなるであろう。
その結果、内ネジレの増大により、カッティング時等のブレーキの力積が増大し、パフォーマンスの向上が期待できる。
一方、バーが斜めに配置されることで、背屈に対するバーによる曲げ剛性が低下することが懸念される。しかし、本発明では前後方向Yに互いに離間した2本のバーが設けられていることで、曲げ剛性の低下を抑制し得るだろう。
特に、背屈時に大きな曲げ荷重が負荷される中足部30の内足縁部3Mに第1縦部21が設けられていることで、前記曲げ剛性が然程低下することなく、内ネジレの剛性を低下させることができるであろう。
そのため、内ネジレの剛性が低下し、前述の内ネジレの増大によるカッティング時等のブレーキの力積の増大を図り得る。その一方で、曲げ剛性の維持により、ダッシュの際の背屈時の足からソールへの力伝達のロスが小さく、ダッシュ効率の維持を図り得る。その結果、カッティング動作を素早く行うことが期待できる。
本発明において、「硬質の」とは、強化装置1がミッドソール3およびアウトソール4よりもヤング率の大きい素材、例えば、非発泡の硬い熱可塑性樹脂で形成されていることを意味し、アウトソール4が強化装置1に含まれないことを意味する。
なお、素材のヤング率の大きさは、デュロメータ(硬度計)で測定した値(硬度)を比較することにより比較されてもよい。
ミッドソール3の前足部3F、中足部30および後足部3Rとは、それぞれ、足の前足、中足および後足を覆う部位を意味する。前足は5本の中足骨と14個の趾骨からなる。前記中足は舟状骨、立方骨および3個の楔状骨からなる。前記後足は距骨および踵骨からなる。
「内足縁部3M、外足縁部3Lおよび中央部3C」とは、それぞれ、ミッドソール3を横断方向に3等分した内足部分、外足部分および内足部分と外足部分との間の部分を意味する。
「強化装置1が内足縁部3Mから外足縁部3Lにわたって配置され」とは、強化装置1が内足縁部3Mの少なくとも一部と、外足縁部3Lの少なくとも一部との間にわたって配置されていることを意味する。
「第1縦部21が内足縁部3Mにおいて前後方向Yに延びる」とは、第1縦部21の内足縁部3Mの領域に配置された部位が前後方向Yに延びていると共に、第1縦部21の少なくとも過半が内足縁部3Mに配置され中央部3Cに配置されていないことを意味する。
なお、「前後方向Yに延びる」とは、斜め前方Y1を含む。
「互いに並行状」とは、幾何学上の完全な平行を含む他、第1バー11と第2バー12とが互いに離れ(parallel)ており、かつ、第1バー11と第2バー12とが互いに概ね同じ方向、つまり、斜め前方Y1に延びて(並んで)いることを意味する。
「継目なく一体」とは、第1縦部21、第1バー11と第2バー12などの強化装置1を構成する部分が単一のパーツで形成されていることを意味する。すなわち、単一のパーツからなる強化装置1が第1縦部21、第1バー11と第2バー12などを有している。
「第1縦部21の後端部21R」とは、第1縦部21を前後方向Yに2等分した後端側を意味し、好ましくは、第1縦部21を前後方向Yに3等分した後端側の1/3の部分を意味する。また、「第1縦部21の後端部21Rから」とは、第1バー11の後端が前記後端部21Rの少なくとも一部に連接していることを意味する。
「バーが外足縁部3Lまで延び」とは、各バーが中央部3Cを斜めに横断し外足縁部3Lの一部まで到達していることを意味し、各バーのうち少なくとも1つのバーがミッドソール3を完全に横断している場合を含む。
「離間して配置され」とは、バー同士が第1縦部21を介してのみ互いに連なっている場合の他、バー同士が一部において、例えば、バーの先端部同士が互いに連なっているが、バー同士の間に切欠きが定義されている場合を含む。
図1は本発明の実施例1に係るミッドソールおよび強化装置を示す底面図である。 図2は一部を破断して示す同拡大底面図である。 図3Aは同外側面図、図3Bは同内側面図である。 図4は同ミッドソールおよび強化装置を斜め前方の内足側から見た斜視図である。 図5は同斜め後方の外足側から見た斜視図である。 図6は同シューソールを示す底面図である。
図1、図2、図4および図5において、薄肉部には粗い大きなドット模様を付している。図6のシューソールの底面において露出する強化装置の部分には密で小さいドット模様を付している。
図7は本発明の実施例2に係るミッドソールおよび強化装置を示す底面図である。 図8は一部を破断して示す同拡大底面図である。 図9Aは同外側面図、図9Bは同内側面図である。 図10は同ミッドソールおよび強化装置を斜め前方の内足側から見た斜視図である。 図11は同斜め後方の外足側から見た斜視図である。 図12は同シューソールを示す底面図である。
図7、図8、図10および図11において、薄肉部には粗い大きなドット模様を付している。図12のシューソールの底面において露出する強化装置の部分には密で小さいドット模様を付している。
図13Aおよび図13Bは、それぞれ、実施例3および4に係る強化装置付きのミッドソールの一部を示す底面図である。 図14は実施例5に係る強化装置付きのミッドソールの一部を示す底面図である。 図15は同シューソールを示す底面図である。 図16(a)〜(d)は、それぞれ、強化装置の他の例を示す強化装置付きのミッドソールの底面図である。 図17の(a)、(b)および(c)は、それぞれ、強化装置付きのミッドソールの更に他の例を示す外側面図、底面図および内側面図、図17(d)および(e)は、それぞれ、更に他の例を示す外側面図および底面図である。 図18(a)および(b)は、それぞれ、内ネジレの変形状態および背屈時の変形状態を示すミッドソールを斜め上方の内側から見た斜視図である。
図13Aおよび図13Bにおいて、薄肉部には粗い大きなドット模様が付され、厚肉部には密で小さなドット模様が付されている。
図14において、薄肉部には粗い大きなドット模様が付されている。図15において、ソールの底面において露出する強化装置の部分には密で小さなドット模様が付されている。図16および図17において強化装置にはドット模様が付されている。
好ましくは、前記強化装置1は前記中足部30の前記外足縁部3Lにおいて前後方向Yに延びる第2縦部22を前記第1バー11に対し継目なく一体に有し、
前記第1バー11は前記第1縦部21の前記後端部21Rと前記第2縦部22の前端部22Fとを連結して、前記第1縦部21の前記後端部21Rから前記第2縦部22の前記前端部22Fまで斜め前方Y1の外足側Lに向って延び、
前記第2バーは前記第1バー11の前方Y1に配置されている。
この場合、中足部30の内足縁部3Mに第1縦部21が設けられているだけでなく、外足縁部3Lにおいて前後方向Yに延びる第2縦部22が設けられている。そのため、ソールの曲げ剛性が大きく、前記背屈時の曲げ荷重が大きい場合に前記背屈時の足からソールへの力伝達のロスが小さくなるであろう。
一方、斜め前方Y1に延びる第1バー11が第1縦部21と第2縦部22に連結されている。そのため、第1バー11自体の前記内ネジレの剛性が増大する。したがって、内ネジレの中心軸の位置が第1バー11に近づき、この中心軸を中心として安定した内ネジレの現象を呈するであろう。
このように、第1バー11自体の内ネジレの剛性が増大しても、内ネジレの中心軸に近い位置に第1バー11が配置されており、そのため、シューソール全体の内ネジレの剛性の低下を実現し得るであろう。
「第2縦部22の前端部22F」とは、第2縦部22を前後方向Yに2等分した前端側を意味し、好ましくは、第2縦部22を前後方向Yに3等分した前端側の1/3の部分を意味する。また、「第1バー11が第1縦部21の後端部21Rから第2縦部22の前端部22Fまで延び」とは、第1バー11の後端が前記後端部21Rの少なくとも一部に連接し、かつ、第1バー11の前端が前記前端部22Fの少なくとも一部に連接していることを意味する。
好ましくは、前記強化装置1は第3バー13を前記第1縦部21に対し継目なく一体に有し、
前記第3バー13は前記第1バー11と前記第2バー12との間に配置され、
前記第3バー13は前記第1および第2バー11、12から前後方向Yに離間し、前記第1縦部21から斜め前方Y1の外足側Lに向って前記中央部3Cを斜めに横断し前記外足縁部3Lまで延びる。
この場合において、互いに離間した3本のバー11〜13は、それぞれ、第1縦部21から斜め前方Y1の外足側Lに向って中央部3Cを斜めに横断し外足縁部3Lまで延びる。すなわち、3本のバー11〜13は内ネジレの中心軸Sに沿って斜めに延びている。
各バー11〜13は互いに離間しているため、各バーの間のミッドソール3の部位は、強化されておらず、変形し易い。したがって、ソールの内ネジレの剛性が低下し、ミッドソール3の中足部30が前記内ネジレの中心軸Sのまわりに捩じれ易くなるであろう。
その結果、内ネジレの増大により、カッティング時等のブレーキの力積が増大し、パフォーマンスが向上することが期待できる。
一方、バーが斜めに配置されることで、背屈に対するバーによる曲げ剛性が低下することが懸念される。しかし、本発明では前後方向Yに互いに離間した3本のバーが設けられていることで、曲げ剛性の低下を抑制し易いだろう。そのため、背屈時の足からソールへの力伝達のロスが小さくなるであろう。
好ましくは、前記第1バー11の前縁11fと前記第3バー13の後縁13rとは前記強化装置1の第1切欠N1を規定し、前記第1切欠N1において、前記ミッドソール3の前記下面が露出し、
前記第2バー12の後縁12rと前記第3バー13の前縁13fとは前記強化装置1の第2切欠N2を規定し、前記第2切欠N2において、前記ミッドソール3の前記下面が露出する。
前記第1および第2切欠N1,N2の部位においてミッドソール3が露出しており、そのため、これらの切欠N1,N2における内ネジレの剛性が小さくなる。したがって、シューソールが捩れ易くなるであろう。
なお、各切欠におけるミッドソール3の下面の露出について、ミッドソール3の下面3Sは各切欠N1,N2の少なくとも一部において露出していればよく、一部がアウトソール4で覆われていてもよい。
好ましくは、前記第1および第2切欠N1,N2は、それぞれ、前記中央部3Cの少なくとも過半において斜めに延び、更に、前記中央部3Cから前記外足縁部3Lまで斜め前方に向って延びている。
各切欠は中央部の少なくとも過半(50%超)において斜めに延び、好ましくは、中央部の少なくとも大半(80%以上)において斜めに延びる。各切欠は本質的に中央部を横断していればよい。このように中央部3Cを斜めに延びる(横断する)各切欠N1,N2は前記内ネジレの剛性を確実に低下させるだろう。したがって、捩れ易いシューソールが得られる確実性が高くなるだろう。
なお、各切欠N1,N2が内足縁部3Mの少なくとも一部から外足縁部3Lの少なくとも一部まで延びていてもよい。
好ましくは、前記第1および第2切欠N1,N2は帯状に形成され、かつ、互いに並行状に設けられている。
帯状の第1および第2切欠N1,N2が互いに並行状である場合、第1切欠と第2切欠との間の第3バー13も帯状に形成される。
この帯状の第3バー13は第1バー11と第2バー12との間に配置され、強化装置1の内ネジレの中心軸に近い位置に配置されるであろう。そのため、シューソールの内ネジレの変形状態が安定し、カッティング時等において、安定した内ネジレが得られるであろう。
「帯状」とは各切欠N1,N2の幅が大きく変化していないことを意味する。
「互いに並行状」とは、幾可学上の平行を含む他、第1切欠と第2切欠とが互いに離れ(parallel)ており、かつ、第1切欠N1と第2切欠N2とが互いに概ね同じ斜め前方Y1に延びて(並んで)いることを意味する。
好ましくは、前記各バーの前記中央部3Cにおける幅の総和が前記各切欠の前記中央部3Cにおける幅の総和よりも大きい。
各バーの幅の総和が各切欠の幅の総和よりも小さい場合、内ネジレや曲げの剛性が小さくなり過ぎるおそれがある。これに対し、各バーの幅の総和が各切欠の幅の総和よりも大きい場合、大きな曲げ剛性と内ネジレの所期の剛性を得易いだろう。
バーや切欠の幅とはバーや切欠の延びる方向に直交する方向の幅を意味する。
好ましくは、前記各バーの前記中央部3Cにおける幅の平均値は前記各切欠の前記中央部3Cにおける幅の平均値よりも大きい。
この場合、大きな曲げ剛性と内ネジレの所期の剛性を更に得易いだろう。また、内ネジレの変形が安定するだろう。
「各バーの幅の平均値」とは例えばn本のバーの幅の総和をnで除算した値を意味し、「各切欠の幅の平均値」とは例えばm個の切欠の幅の総和をmで除算した値を意味する。
好ましくは、前記ミッドソール3は前記下面の反対側の上面31を有し、
前記第3バー13は前記ミッドソール3の前記上面31に向って凸のアーチ状に形成されている。
第1バーと第2バーとの間に配置された第3バーが上面31に向って凸のアーチ状に形成されていることで、第3バーが細くても足のアーチの低下を抑制するであろう。
好ましくは、前記強化装置1は、前記各バーの先端部E、前記第1縦部21の前端部21Fおよび前記第1縦部21の後端部21Rが前記ミッドソール3と前記アウトソール4とに挟まれた薄肉部17と、
前記ミッドソール3の前記下面において露出し前記薄肉部17よりも厚い厚肉部18とを備える。
着用者はアウトソール4を介して路面や地面をキャッチする感触を得るのであるが、アウトソール4と足裏との間に曲げ剛性の大きい層があると、この層は前記感触を低下させるだろう。
ここで、ミッドソール3とアウトソール4とに挟まれた強化装置1の部位が薄肉部17であることにより、前記薄肉部17は曲げ剛性が小さく、そのため、着用者の前記感触が低下しにくいであろう。
一方、アウトソールに覆われずに露出した部位において強化装置1が十分な厚みを有していない場合、所期の曲げ剛性や内ネジレの剛性が得られないだろう。
ここで、かかる露出した部位の強化装置1が厚肉部18であることにより、前記厚肉部18の剛性が高まり、所期の曲げ剛性や内ネジレの剛性が得易いだろう。
好ましくは、前記厚肉部18には、前記各バーごとに前記各バーが延びる方向に沿って延びる凸条Tまたは溝Gを有する。
かかる凸条や溝は、各バーの曲げ剛性や内ネジレの剛性を調整するのに役立つ。
例えば、凸条は内ネジレの剛性を然程アップさせることなく、曲げ剛性をアップさせる。一方、溝は曲げ剛性を然程低下させることなく、内ネジレの剛性を低下させる。
好ましくは、前記第2バー12の先端部Eは第1および第2縦部21,22から離間した自由端部である。
この場合、第2バー12の先端部Eの剛性が第1バーのそれよりも小さく、そのため、前足部における強化装置1の剛性が中足部のそれよりも小さくなるだろう。そのため、中足部の剛性アップを図りつつ、前足部の剛性アップを抑制することができる。
好ましくは、前記アウトソール4は前足から後足まで連なっていると共に、前記ミッドソール3の中足部において切欠かれた切欠部Nを有し、
前記切欠部Nにおいて前記第1縦部21、第1バーおよび第2バー11,12の各々の少なくとも一部が露出している。
アウトソールに切欠部Nが設けられていることで、シューソールの軽量化を図りつつ、前記切欠部Nにおいて強化装置1の一部が露出していることで、所期の曲げ剛性と内ネジレの剛性を得易いだろう。
好ましくは、前記アウトソール4は前足パート4Fと後足パート4Rとして前後に互いに離間して分かれており、
前記アウトソール4の前記前足パート4Fと後足パート4Rとの間において、前記第1縦部21、第2縦部22、前記第1バーおよび第2バー11,12の各々の少なくとも一部が露出している。
アウトソールが前足パートと後足パートに分れていることで、シューソールの軽量化を図りつつ、前記前足パート4Fと後足パート4Rとの間において強化装置1の一部が露出していることで、所期の曲げ剛性と内ネジレの剛性を得易いだろう。
好ましくは、前記第1縦部21の前端部21Fと前記第2バー12とはV字状に連なっており、
前記第2バー12の先端部Eは前記第1縦部21の前記前端部21Fよりも前方Y1に配置されている。
第1縦部21は内足のアーチを支えると共に、内足縁部3Mにおける大きな曲げ剛性とネジレ剛性を発揮する。一方、第2バー12の先端部Eが第1縦部21の前端部21Fよりも前方Y1に配置され外足縁部3Lまで延びていることにより、外足縁部3Lにおいても曲げ剛性を高めると共に、ネジレ剛性の制御を可能にするだろう。
1つの前記各実施態様または下記の実施例に関連して説明および/または図示した特徴は、1つまたはそれ以上の他の実施態様または他の実施例において同一または類似な形で、および/または他の実施態様または実施例の特徴と組み合わせて、または、その代わりに利用することができる。
本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施例の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかし、実施例および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は請求の範囲によってのみ定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
実施例1
以下、本発明の実施例1が図1〜図6に基づいて説明される。
なお、各実施例は球技用のシューソールである。
図3Aおよび図3Bに示すように、シューソールはゴム製のアウトソール4と樹脂製のミッドソール3および強化装置1とを備える。なお、シューソールの上には足の甲を包むアッパー(図示せず)が設けられる。
ミッドソール3は例えばEVAのような樹脂製の発泡体からなるミッドソール本体を備える。なお、「樹脂製」とは、熱可塑性等の樹脂成分を有するという意味で、任意の適宜の他の成分を含む。また、ミッドソール3には低反発材、高反発材および溝などが設けられてもよい。
アウトソール4は前記ミッドソール本体の発泡体よりも耐摩耗性の大きい接地底で、一般に、ミッドソール本体の発泡体よりも硬度が大きい。なお、「ゴム製」とは天然ゴムや合成ゴムの成分を有するという意味で、任意の他の成分を含む。
前記ミッドソール3の上には、図示しないインソール(中底)が接着される。なお、前記インソールの更に上にはソックライナー(中敷き)がアッパー内に装着される。
アウトソール4は路面や地面に接する接地面40とその反対側の上面41とを有する。ミッドソール3は前記アウトソール4の前記上面41に付着する下面3Sを有する。
前記強化装置1は前記ミッドソール3の下面3Sに付着している。この強化装置1は例えば熱可塑性樹脂の非発泡体(充実体)で形成され、前記ミッドソール3およびアウトソール4よりも硬質である。
図1において、前記ミッドソール3は前足部3F、中足部30および後足部3Rを有する。また、ミッドソール3は内足縁部3Mと外足縁部3Lと前記内足縁部3Mと外足縁部3Lとの間の中央部3Cとを有する。
前記強化装置1は前記中足部30において前記内足縁部3Mから外足縁部3Lにわたって配置されている。前記強化装置1は中足部30から前足部3Fの後半部や後足部3Rの前端に延びている。
前記強化装置1は第1〜第2縦部21,22と第1〜第3バー11〜13とを継目なく一体に有する。前記第1および第2縦部21,22は、それぞれ、図3Bおよび図3Aの内側面部210および外側面部220を継目なく一体に有している。
前記第1縦部21は前記中足部30の前記内足縁部3Mにおいて前後方向Yに延びる。一方、前記第2縦部22は前記中足部30の前記外足縁部3Lにおいて前後方向Yに延びる。前記第1および第2縦部は、それぞれ、前記中央部3Cにハミだしていてもよい。
図2において、第1縦部21の前端部21Fは第2縦部22の前端部22Fよりも前方Y1に配置されている。また、第1縦部21の後端部21Rは第2縦部22の後端部22Rよりも前方Y1に配置されている。第1縦部21の前後方向Yの長さは第2縦部22の前後方向Yの長さよりも長い。
図2および図3Bに示すように、前記内側面部210は前記第1縦部21から前記ミッドソール3の内側面に沿って巻上っている。一方、図2および図3Aに示すように、前記外側面部220は、前記第2縦部22から前記ミッドソール3の外側面に沿って巻上っている。
図3Aの前記外側面部220は前記第2縦部22の後端部22Rよりも後方に延びていてもよい。また、内側面部210および外側面部220は、前後方向Yに連続的に延びていてもよいが、第1縦部21または第2縦部22からミッドソール3の側面に沿って櫛歯状に延びていてもよい。
前記内側面部210および外側面部220は、それぞれ、第1縦部21および第2縦部22の一部であると把握してもよいし、第1縦部21および第2縦部22に連なっていると把握してもよい。
図2において、前記第1バー11は前記第1縦部21の後端部21Rから斜め前方Y1の外足側Lに向って前記中央部3Cを斜めに横断し前記外足縁部3Lまで延びる。本例の場合、前記第1バー11は前記第1縦部21の前記後端部21Rと前記第2縦部22の前端部22Fとを連結している。すなわち、前記第1バー11は、前記第1縦部21の前記後端部21Rから前記第2縦部22の前記前端部22Fまで斜め前方Y1の外足側Lに向って延びる。
図2において、前記第2バー12は前記第1バー11の前方Y1に配置されている。前記第2バー12は前記第1バー11から離間して配置されている。この第2バー12は前記第1縦部21の前記後端部21Rよりも前方Y1の位置から斜め前方の外足側Lに向って前記中央部3Cを斜めに横断し前記外足縁部3Lまで延びる。
図2において、前記第3バー13は前記第1バー11と前記第2バー12との間に配置されている。前記第3バー13は前記第1および第2バー11,12から前後方向Yに離間している。この第3バー13は、前記第1縦部21から斜め前方Y1の外足側Lに向って前記中央部3Cを斜めに横断し前記外足縁部3Lまで延びる。
図5に示すように、前記第1〜第3バー11〜13は、前記内ネジレの中心軸Sに沿って斜め方向に延びている。
図2において、前記第1縦部21の前端部21Fと前記第2バー12とはV字状に連なっている。前記第2バー12の先端部Eは前記第1縦部21の前記前端部21Fよりも前方Y1に配置されている。
前記第2バー12および第3バー13の各先端部Eは第1および第2縦部21,22から離間した自由端部である。
図3Aおよび図3Bにおいて、前記ミッドソール3は前記下面3Sの反対側の上面31を有する。図5の前記第3バー13は前記ミッドソール3の前記上面31に向って凸のアーチ状に形成されている。なお、第1バー11も前記上面31に向って凸のアーチ状に形成されていてもよい。
図2において、前記第1バー11の前縁11fと前記第3バー13の後縁13rとは前後方向Yに互いに離間しており、前記強化装置1の第1切欠N1を規定する。前記第1切欠N1において、前記ミッドソール3の前記下面3Sが露出する。
前記第2バー12の後縁12rと前記第3バー13の前縁13fとは前後方向Yに互いに離間しており、前記強化装置1の第2切欠N2を規定する。前記第2切欠N2において、前記ミッドソール3の前記下面3Sが露出する。
図2において、前記第1および第2切欠N1,N2は、それぞれ、前記内足縁部3Mから前記中央部3Cを斜めに横断し前記外足縁部3Lまで斜め前方に向って延びている。また、前記第1および第2切欠N1,N2は、それぞれ、帯状に形成され、かつ、互いに並行状に設けられている。
図4および図5に示すように、前記強化装置1は薄肉部17および厚肉部18を有する。厚肉部18は薄肉部17よりも厚い。
図6において、前記アウトソール4は前足パート4Fと後足パート4Rに前後に分かれている。前記アウトソール4の前記前足パート4Fと後足パート4Rとの間において、前記第1縦部21、第2縦部22、前記第1バー〜第3バー11〜13の各々の一部が露出している。前記各第1〜第3バー11〜13および第1縦部の前端部21Fの薄肉部(図2)は前記ミッドソール3と前記アウトソール4の前足パート4Fとの間に挟まれている。一方、前記第1および第2縦部の各後端部21R,22Rの薄肉部(図2)は前記ミッドソール3と前記アウトソール4の後足パート4Rとの間に挟まれている。
前記厚肉部18は前記前足パート4Fと後足パート4Rとの間において露出した部位である。すなわち、厚肉部18はミッドソール3の下面3Sにおいて露出する。
前記厚肉部18は、前記各縦部21,22の中間部21C、22Cと、前記第1〜第3バー11〜13における前記中央部3Cに配置された部分とを包含する。
図4および図5において、前記厚肉部18には、前記各バーごとに前記各バーが延びる方向に沿って延びる凸条Tを有する。
なお、前記凸条Tの延びる方向に沿って、アウトソール4に溝を設けてもよい。
前記前足パート4Fおよび後足パート4Rが設けられていないミッドソール3の部位の過半は中足部30を構成する。
図6において、仮想の第1ラインL1は前足パート4Fの内足側の後端と外足側の後端とを結んだラインである。一方、仮想の第2ラインL2は後足パート4Rの内足側の前端と外足側の前端とを結んだラインである。
前記仮想の第1ラインL1と仮想の第2ラインL2との間のミッドソール3の部位は、本質的に接地することがなく、前記中足部30を構成する。
図6の破線で示すように、前記薄肉部17はミッドソール3とアウトソール4との間に挟まれている。すなわち、薄肉部17は第1バー11の前縁部、前記各バーの先端部E、前記第1縦部21の前端部21F、前記第1縦部21の後端部21Rおよび第2縦部22の後端部22Rを包含する。
図6において、符号W1〜W3はそれぞれ第1〜第3バー11〜13の中央部3Cにおける幅の平均値を示す。一方、符号Δ1およびΔ2はそれぞれ第1および第2切欠N1,N2の中央部3Cにおける幅の平均値を示す。
なお、本例において、各バー11〜13の中央部3Cに配置された部位は露出している。
本例において、前記各バーの前記中央部3Cにおける幅の総和(W1+W2+W3)は前記各切欠の前記中央部3Cにおける幅の総和(Δ1+Δ2)よりも大きい。
また、前記各バーの前記中央部3Cにおける幅の平均値((W1+W2+W3)/3)は前記各切欠の前記中央部3Cにおける幅の平均値((Δ1+Δ2)/2)よりも大きい。
図5において、カッティング時等にミッドソール3が内ネジレの中心軸Sのまわりに矢印Asのように内ネジレを呈すると、第1切欠N1および第2切欠N2の部位の剛性が小さいため、外足側Lのミッドソール3の部位が捩れ易い。そのため、ブレーキの力積が増大するだろう。
一方、第1および第2縦部21,22や第1〜第3バー11〜13は図18(b)の背屈時には梁として機能し、そのため、足からソールへの力伝達のロスが小さくなるであろう。
つぎに、本発明者らが行った実験について簡単に説明する。
まず、実験に用いるシューズとして試験例1と比較例2および3を用意した。
試験例1のシューズは前記実施例1の強化装置1を備える。
比較例1のシューズは、いわゆるN型の強化装置1を備える。
比較例2のシューズは、中足部の概ね全域を覆う強化装置1を備える。
これらのシューズを着用しカッティング動作時のソールの変形量とカッティング直後の走行速度を測定した。実験の結果、試験例1のシューズの場合、各比較例に比べ大きなネジレ(変形)を生じ、かつ、早い速度で走行できていることが確認された。
図7〜図12は実施例2を示す。
以下の実施例2は実施例1と相違する部分について主に説明される。
図12において、前記アウトソール4は前足から後足まで連なっていると共に、前記ミッドソール3の中足部30において切欠かれた切欠部Nを有する。前記切欠部Nにおいて前記第1縦部21、第1バーおよび第2バー11,12の少なくとも一部が露出している。なお、本例において切欠部Nは後足部3Rの中央部3Cに延びている。アウトソール4は中足部30の外足縁部3Lにおいて前後方向Yに連なっており、一方、中足部30の内足縁部3Mにおいて前後方向Yに離間しており、略C字状に形成されている。
図12において、仮想の第1ラインL1は切欠部Nの内足側の前端に接するラインである。仮想の第2ラインL2は切欠部Nの内足側の後端に接するラインである。前記2つのラインL1,L2の間の領域は、ミッドソール3が本質的に(平坦な路面においては)接地しない中足部30を構成する。なお、中足部30においては、図9Aのように外足側のアウトソール4も無負荷の状態では本質的に接地しない。
図8において、本例の第2縦部22は実施例1のそれに比べ前後方向Yに短い。すなわち、第2縦部22の前端部22Fは第1縦部21の前端部21Fよりも後方に配置され、かつ、第2縦部22の後端部22Rは第1縦部21の後端部21Rよりも前方に配置されている。
図10および図11に示すように、各バー11〜13には厚肉部18に溝Gが各バー11〜13が延びる方向に沿って設けられている。
なお、図7の各バー11〜13の傾きは、図1の実施例1のそれよりも横方向に近い。
図7〜図11に示すように、第2縦部22は全体が薄肉部17で形成されている。また、図8に示すように、第2縦部22の全て、第1〜第3バー11〜13の各先端部E、第1縦部21の前端部21Fおよび第1縦部21の後端部21Rは薄肉部17を形成しており、図12に示すように、これらの部分はアウトソール4とミッドソール3とで挟まれている。
図13Aおよび図13Bは、それぞれ、図1および図7の前記第3バーを図13Aおよび図13Bの前記第1バー11に一体に形成した構造である。第2バー12の後縁12rと第1バー11の前縁11fとの間に第1切欠N1が規定されている。
なお、第1バー11内に別の切欠(図示せず)が設けられてもよい。
図14および図15はバーが4本である場合を示す。
この例においては、第1〜第4バー11〜14が互いに並行状に設けられている。一方、第1〜第3切欠N1〜N3が互いに並行状に設けられている。
なお、本実施例のその他の構造は実施例1と同様である。
図16および図17は、更に他の例を示す。
図16(a)に示すように、第1切欠N1と第2切欠N2の幅は互いに相違していてもよい。
図16(b)に示すように、各バー11〜13の延びる方向は若干異なっていてもよい。図16(c)に示すように、各バー11〜13(例えば第2および第3バー12,13)に第1切欠N1および第2切欠N2とは別の切欠が設けられていてもよい。
図16(d)に示すように、第2縦部22は設けられていなくてもよい。
図17(a)〜(c)に示すように、第2バー12、第3バー13、第1縦部21、第2縦部22は、ミッドソール3の側面の巻き上げに連なっていてもよい。
図17(d)および(e)に示すように、第2バー12、第3バー13および第2縦部22は、ミッドソール3の側面の巻き上げにおいて前後方向に互いに連なっていてもよい。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲内で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、ミッドソールにはゲルや鞘様の緩衝パーツが設けられていてもよい。また、溝はアウトソールのみで形成されていてもよい。
また、バーの数は2〜4本ではなく、5本以上設けられていてもよい。
したがって、そのような変更および修正は、本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明は球技の他トレーニング、フィットネス、コート競技など種々の運動靴に適用できる。
1:強化装置 11:第1バー 12:第2バー 13:第3バー 14:第4バー
11f〜13f:前縁 11r〜13r:後縁
17:薄肉部 18:厚肉部
21:第1縦部 22:第2縦部
21F,22F:前端部 21R,22R:後端部 21C,22C:中間部
3:ミッドソール 3F:前足部 30:中足部 3R:後足部
3M:内足縁部 3L:外足縁部 3C:中央部 31:上面 3S:下面
4:アウトソール 40:接地面 41:上面 4F:前足パート 4R:後足パートE:先端部 L:外足側 M:内足側
N:切欠部 N1:第1切欠 N2:第2切欠
G:溝 T:凸条
S:内ネジレの中心軸 S1:背屈の中心軸 Y:前後方向 Y1:前方

Claims (15)

  1. 強化装置1を備えたシューソールの構造であって、
    接地面40とその反対側の上面41とを有するアウトソール4と、
    前記アウトソール4の前記上面41に付着する下面3Sを有するミッドソール3と、
    前記ミッドソール3の下面3Sに付着し前記ミッドソール3およびアウトソール4よりも硬質の強化装置1とを備え、
    前記ミッドソール3は前足部3F、中足部30および後足部3Rを有すると共に、内足縁部3Mと外足縁部3Lと前記内足縁部3Mと外足縁部3Lとの間の中央部3Cとを有し、前記強化装置1は前記中足部30において前記内足縁部3Mから外足縁部3Lにわたって配置され、
    前記強化装置1は前記中足部30の前記内足縁部3Mにおいて前後方向Yに延びる第1縦部21と、互いに並行状の第1バー11および第2バー12とを継目なく一体に有し、
    前記第1バー11は前記第1縦部21の後端部21Rから斜め前方Y1の外足側Lに向って前記中央部3Cを斜めに横断し前記外足縁部3Lまで延び、
    前記第2バー12は前記第1バーから離間して配置され、前記第1縦部21の前記後端部21Rよりも前方Y1の位置から斜め前方の外足側Lに向って前記中央部3Cを斜めに横断し前記外足縁部3Lまで延びる。
  2. 請求項1において、前記強化装置1は前記中足部30の前記外足縁部3Lにおいて前後方向Yに延びる第2縦部22を前記第1バー11に対し継目なく一体に有し、
    前記第1バー11は前記第1縦部21の前記後端部21Rと前記第2縦部22の前端部22Fとを連結して、前記第1縦部21の前記後端部21Rから前記第2縦部22の前記前端部22Fまで斜め前方Y1の外足側Lに向って延び、
    前記第2バーは前記第1バー11の前方Y1に配置されている。
  3. 請求項1もしくは2において、前記強化装置1は第3バー13を前記第1縦部21に対し継目なく一体に有し、
    前記第3バー13は前記第1バー11と前記第2バー12との間に配置され、
    前記第3バー13は前記第1および第2バー11、12から前後方向Yに離間し、前記第1縦部21から斜め前方Y1の外足側Lに向って前記中央部3Cを斜めに横断し前記外足縁部3Lまで延びる。
  4. 請求項3において、前記第1バー11の前縁11fと前記第3バー13の後縁13rとは前記強化装置1の第1切欠N1を規定し、前記第1切欠N1において、前記ミッドソール3の前記下面3Sが露出し、
    前記第2バー12の後縁12rと前記第3バー13の前縁11fとは前記強化装置1の第2切欠N2を規定し、前記第2切欠N2において、前記ミッドソール3の前記下面3Sが露出する。
  5. 請求項4において、前記第1および第2切欠N1,N2は、それぞれ、前記中央部3Cの少なくとも過半において斜めに延び、更に、前記中央部3Cから前記外足縁部3Lまで斜め前方に向って延びている。
  6. 請求項5において、前記第1および第2切欠N1,N2は帯状に形成され、かつ、互いに並行状に設けられている。
  7. 請求項4において、前記各バーの前記中央部3Cにおける幅の総和が前記各切欠の前記中央部3Cにおける幅の総和よりも大きい。
  8. 請求項4において、前記各バーの前記中央部3Cにおける幅の平均値は前記各切欠の前記中央部3Cにおける幅の平均値よりも大きい。
  9. 請求項3において、前記ミッドソール3は前記下面3Sの反対側の上面31を有し、
    前記第3バー13は前記ミッドソール3の前記上面31に向って凸のアーチ状に形成されている。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項において、前記強化装置1は、
    前記各バーの先端部E、前記第1縦部21の前端部21Fおよび前記第1縦部21の後端部21Rが前記ミッドソール3と前記アウトソール4とに挟まれた薄肉部17と、
    前記ミッドソール3の前記下面3Sにおいて露出し前記薄肉部17よりも厚い厚肉部18とを備える。
  11. 請求項10において、前記厚肉部18には、前記各バーごとに前記各バーが延びる方向に沿って延びる凸条Tまたは溝Gを有する。
  12. 請求項2において、前記第2バー12の先端部Eは第1および第2縦部21,22から離間した自由端部である。
  13. 請求項1において、前記アウトソール4は前足から後足まで連なっていると共に、前記ミッドソール3の中足部30において切欠かれた切欠部Nを有し、
    前記切欠部Nにおいて前記第1縦部21、第1バーおよび第2バー11,12の各々の少なくとも一部が露出している。
  14. 請求項2において、前記アウトソール4は前足パート4Fと後足パート4Rに前後に互いに離間して分かれており、
    前記アウトソール4の前記前足パート4Fと後足パート4Rとの間において、前記第1縦部21、第2縦部22、前記第1バーおよび第2バー11,12の各々の少なくとも一部が露出している。
  15. 請求項1において、前記第1縦部21の前端部21Fと前記第2バー12とはV字状に連なっており、
    前記第2バー12の先端部Eは前記第1縦部21の前記前端部21Fよりも前方Y1に配置されている。
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