JP4923081B2 - 強化構造を備えた靴底および緩衝構造を備えた靴底 - Google Patents
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Description
しかし、この靴底において、強化部材はソールの上面の凹所に配置されている。このような強化部材は足のアーチの低下を抑制できないだろう。
しかし、この強化部材は摩耗底と中間底(ミッドソールに相当)との境界に配置されており、後端の部分が中間底内に埋設されていない。
この強化部材は後足部の羽根を備えていない。
しかし、帯状のアーチサポート片は踵部の前端より後方においてループ状となっている。
また、ループ状のアーチサポート片は後足部において中間底(ミッドソールに相当)と接地底との境界に配置されており、中間底内に埋設されていない。
一方、ミッドソールを捩れ易くすることで足首の屈曲は抑制できる。しかし、この場合、ミッドソールが大きく捩れて型崩れするので、足の安定した支持ができないだろう。
足は、走行時には踵の外側から着地した後、内側に倒れ込むような挙動をする。このため、足の踵の外側が着地時の大きな衝撃を受ける。したがって、靴底の後足部の外側は大きく変形することで、高い緩衝性を発揮することができる。一方、前記内側への足の倒れ込みを抑制するには、靴底の後足部の内側は変形され難くして、高い保持機能を発揮することができる。すなわち、足の内外で衝撃による変形の度合を異なるようにする方が好ましい場合がある。
下記の特許文献5〜8には、後足部において分離された部分を有する靴底が開示されている。
US2003/0061731A1および特開2002−320502号の靴底は、緩衝部材が後足において分離されている。
特に、ミッドソール内に埋設された後足羽根は、ミッドソールの下面に付着する中足羽根に比べ捩り剛性の増大に寄与しにくいから捩じれ易く、かつ、足を支え易い。
本発明において、アウターソールとは接地底をいう。
本態様において、中足部における強化部材の平面視形状は特に限定されないが、たとえば、“H”型の他に星型、“Y”型などであってもよい。
また、本発明において、メインバーは2本の棒状部を包含していてもよい。
本発明において、中足外羽根が「メインバーから足の外側に向かって」延びるとは、中足外羽根がメインバーから真横方向(足長方向に直交する幅方向)に外側に向かって延びる場合を含む他、メインバーから斜め前方または後方の外側に向かって延びる場合も含む。
この場合、硬い上ミッドソールは、足を支える安定性を高め、一方、着地の衝撃が柔らかい下ミッドソールで緩衝される。
この実施例によれば、内外の後足羽根で足を支えることで、足首における脚の横方向への屈曲や、足の内外への横ぶれを抑制することができる。
本発明において、後足外羽根が「メインバーから足の外側に向かって」延びるとは、後足外羽根がメインバーから真横方向(足長方向に直交する幅方向)に外側に向かって延びる場合を含む他、メインバーから斜め前方または後方の外側に向かって延びる場合も含む。
これらの2つの巻上部はミッドソールを介して足の後足を内外から支えるので、更に安定性が向上する。
「ゴム様または鞘様の圧縮変形部材」は、圧縮されたときに変形しながら反発する力を蓄える部材であって、熱可塑性エラストマーや加硫ゴムなどのゴム弾性を発揮する部材の他に、エアやゲル状物質又は軟質のゴム様弾性体などが充填された鞘(pod )状ないし袋状の部材を含む。なお、熱可塑性エラストマーとは、常温において加硫ゴムの性質を呈するが、高温において可塑化されてプラスチック加工機で成型可能な高分子材料をいう。
しかも、上方に向って凸の曲り梁りは、着地の衝撃を緩衝するのに役立つ上、捩じれの防止にも役立つ。
この場合、中足部の大半に硬いアウターソールがないので、中足部のねじれ易さを向上させることができる。
なお、本発明において、接合とは直接的に接合することおよび間接的に接合することのいずれをも含む概念である。
この場合、中足部の過度な捩れを制御できる。そのため、後足部の離散化した変形要素同士の間においても捩れ易くなる。したがって、各変形要素同士の間の変形の連続性が小さくなるから、各変形要素が個別に変形し易くなる。
本態様において、中足部における強化部材の平面視形状は、特に限定されないが、たとえば、“H”型の他に星型、“Y”型などであってもよい。
なお、棒状部の厚さとは、棒状部のうちの尾根の部分(稜線を含む断面において最も厚い部分)の厚さをいう。
しかも、棒状部だけではアーチの低下に対する抗力が局所的になるのに対し、内外に帯状部を設けることで、アーチの低下やソールの平面曲げに対する抗力も安定する。
更に、棒状部よりも広い接着面を持つ帯状部はメインバーとミッドソールとの接着の確実性を向上させる。
特に、互いに分離された羽根は、一枚の板と異なり、アーチの撓みが大きくなる。したがって、緩衝機能や反発機能が高まる。
こうすれば、硬い素材でアーチを形成して緩衝機能および反発機能をより発揮できる。また、硬い連結部材を介して変形要素と支持要素とを接合することにより、接合部分の強度向上を図ることができる。しかも、変形要素に加わった衝撃を硬い連結部材で支持要素に分散して伝達することもできる。
これらの2つの巻上部はミッドソールを介して足の後足を内外から支えるので、安定性が向上する。
巻上部の下方の空間は、巻上部を設けない場合に比べ大きくなるので、前記圧縮変形部材を前記端部に配置し易い。これにより、前記緩衝機能や反発機能が更に高まる。
この場合、第1係合部の剛性が大きくなるので、圧縮変形部材を安定して保持することができる。
図1A〜図7は実施例1を示す。なお、以下の図面において、INは足の内側、OUTは足の外側を示す。また、以下の図面において、意匠の凹凸は省略して図示されている。かかる意匠の凹凸は、必要に応じて、適宜付すことができる。
以下の説明では、左足の靴底を例示して説明する。
図1Aおよび図1Bに示すように、本実施例1の靴底は、上ミッドソール1、強化部材2、下ミッドソール3およびアウターソール4を備えている。同図において二点鎖線はアッパーを示している。上ミッドソール1および下ミッドソール3がミッドソールを構成している。前記下ミッドソール3は、後足部13において、4つに分割されて配置されている。
前記アウターソール4は前アウターソール41と後アウターソール42とに分割されている。前アウターソール41は、前足部11において上ミッドソール1の下面に取り付けられている。後アウターソール42は後足部13において前記4つの下ミッドソール3ごとに4つに分割されており、それぞれ、下ミッドソール3の下面に取り付けられている。中足部12にはアウターソール4は設けられていない。
図5に示すように、前記強化部材2は、上ミッドソール1の中足部12の前後方向Lの概ね前端から前記後足部13まで設けられている。前記強化部材2は、メインバー21、中足内羽根22,23、中足外羽根24,25および後足内羽根26a,後足外羽根26bが一体に形成されてなる。強化部材2は、ミッドソールの一部を強化するものであり、そのため強化部材2のヤング率は、ミッドソールのそれよりも大きい値に設定されている。強化部材2を構成する材料としては、たとえば、ナイロン、ポリウレタン、FRPなどの非発泡の樹脂を用いることができる。
基部21cは、踵骨C7ないし距骨C8に相当する部位に位置する。
図3に示す上ミッドソール1は、たとえば発泡樹脂からなり、前足部11、中足部12および後足部13の部位が一体に形成されたミッドソール本体を構成している。
図1Bに示すように、前記前足部11において上ミッドソール1の下面には前アウターソール41が取り付けられている。図6Bおよび図6Cに示すように、前記各緩衝部材31の下面には、後アウターソール42がそれぞれ貼着されている。後アウターソール42は前記下ミッドソール3と同様に内外方向Wおよび前後方向L(図1B)に分離されて互いに離間している。図2Aおよび図2Bに示すように、中足部12において、上ミッドソール1の下面には、下ミッドソール3およびアウターソール4が取り付けられていないアーチ14が形成されている。
中足部12の構造:
図5に示すように、前記ミッドソールのアーチ14の下面および側面には、前記強化部材2のメインバー21、中足内羽根22,23および中足外羽根24,25が貼着されている。
図3に示す前記メインバー21は棒状部21dと、前記棒状部21dの足の内側に連なる帯状の内側帯状部21aと、前記棒状部21dの足の外側に連なる帯状の外側帯状部21bとが一体に形成されてなる。
図5に示すように前記メインバー21の棒状部21dは中足部12の前端から後足部13の概ね中心まで足の前後方向Lに沿って延びている。図6Aおよび図6Bに示すように、棒状部21dは内側帯状部21a,外側帯状部21bよりも下方に向かって突出して設けられている。そのため、図7Aおよび図7Bに示すように、メインバー21において、前記棒状部21dの厚さは、前記中足内羽根22,23および中足外羽根24,25の厚さ、ならびに、これら中足羽根22〜25が連なった内側帯状部21a,外側帯状部21bの厚さよりも大きく設定されている。なお、図7Aは、前側の中足羽根22,24を概ねフラットになるように若干曲げた状態における断面図であり、後述する端部の巻上げは明瞭に表れていない。
図1B、図2Aおよび図2Bに示すように、前記各中足羽根22〜25は上ミッドソール1の中足部12の底面から側面に向って設けられている。各中足羽根22〜25は、上ミッドソール1の底面および側面の一部を覆う。また、各中足羽根22〜25の端部は足の内側面または外側面に沿って巻き上がって、巻上部22c〜25cを形成している。
図5に示す前記メインバー21の後端には基部21cが形成されている。前記基部21cは後足部13の概ね中心に配置されている。後足内羽根26aおよび後足外羽根26bは基部21cを中心に放射状に延びている。すなわち、4つの後足羽根26a,26bおよひ基部21cは、該基部21cを中心とした平面視略X字状に形成されている。
図1Bに示すように、前記下ミッドソール3およびアウターソール4は、後足部13において内外方向Wおよび前後方向Lに本質的に分離されて、前記足の後足部13の4つの島状の領域R1〜R4(図5)に配置されている。したがって、下ミッドソール3およびアウターソール4は、各領域R1〜R4において、4つの島状のユニットを構成している。一方、基部21cの真下には、下ミッドソール3およびアウターソール4が設けられていない。
図5に示すように、前記後足羽根は、前記基部21cから足の内側に向って延びる2枚の後足内羽根26aと、足の外側に向って延びる2枚の後足外羽根26bとにより構成されている。
図7Cおよび図7Dに示すように、前記各後足羽根26a,26bは後足部13の上ミッドソール1の側面または背面(外周面)まで延びている。各後足羽根26a,26bは、前記側面または背面において上方に向かって巻き上がって、巻上部28を形成している。
図4に示すように、前記巻上部28の真上の部分には、上ミッドソール1が配置されている。前記巻上部28の真下の部分にはゴム様の圧縮変形部材30が配置されている。
図1A、図1Bに示すように、前記上ミッドソール1の中足部12および後足部13は、足の中足部12から後足部13を支持すると共に着地の際の衝撃で圧縮変形して前記衝撃を吸収する機能を持つ支持要素を構成している。
前記下ミッドソール3は、足の後足部13において前記上ミッドソール1の下方に配置され、着地の際に上下方向に縮んだ状態に変形する変形要素を構成している。
前記強化部材2は後足部13において、上ミッドソール1と下ミッドソール3との間に介挿されて、上下のミッドソール1,3を互いに連結する連結部材を構成している。
図2Aおよび図2Bに示すように、圧縮変形部材30は、観者が視認できるように、その側面が大きく露出されている。
図3に示すように、前記ミッドソール本体を構成する上ミッドソール1の後足部13には、強化部材2の後足羽根26a,26bおよび圧縮変形部材30が配置される凹所15が形成されている。前記凹所15は、後足部13の中心から上ミッドソール1の側面または背面(外周面)に行くに従い上下に拡がるように形成されている。
このように、圧縮変形部材30の側面の上部および下部は、強化部材2の第1係合部28cと、下ミッドソール本体31の第2係合部32によって、それぞれ、係合保持されている。
強化部材2の形状は前記実施例1に示すものに限られず、種々の形状を採用を採用し得る。以下に、図8B〜図10Cにしたがって強化部材2の変形例を説明する。なお、図8Aには以下に述べる変形例と対比するために、前述の実施例1で示した強化部材2を示してある。
図8Cの変形例では、前側の中足羽根22,24およびメインバー21の交差位置と、後側の中足羽根23,25およびメインバー21の交差位置との距離を前記実施例1のそれよりも小さく設定している。
図8Dの変形例では、前記距離を図8Cよりも更に小さく設定して、中足羽根22〜25が概ねX字状に形成されている。また、同変形例では、後足羽根26a,26bが放射状に設けられておらず、平面視概ねH字状に形成されている。すなわち、前側の後足羽根26a,26bが基部21cよりも前方のメインバー21の部位から延びている。
図9Bの変形例では、前側の後足内羽根か設けられておらす、後側の1つの後足内羽根26aのみが設けられている。
図9Cの変形例では、2つの後足内羽根26a,26aの内側の端部が互いに接続されている。すなわち、後足内羽根26a,26aがループを形成している。
図9Dの変形例では、内側の後足羽根26a,26aが外側の後足羽根26b,26bよりも短く設定されている。
また、6つ以上の後足羽根が基部21cを中心に放射状に設けられていてもよい。
また、後足内羽根と後足外羽根とは、必ずしも基部21cで滑らかに一直線上に連なっていなくてもよい。
また、各後足羽根を基部21cを中心に渦巻き状に形成してもよい。
次に、実施例2を図11〜図13にしたがって説明する。なお、以下の実施例において、実施例1と同一部分または相当部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
次に、実施例3を図15Aおよび図15Bにしたがって説明する。
図15Aおよび図15Bに示すように、本実施例では、前記実施例1とは異なり、後足羽根26a,26bはミッドソールの側面まで延びておらず、したがって、後足羽根26a,26bの端部はミッドソールの側面において露出しておらず、第1係合部が設けられていない。
たとえば、上ミッドソールが2つ以上に分割されていてもよい。
また、メインバーが棒状部を含んでいなくてもよい。
したがって、そのような変更および修正は、本発明の範囲のものと解釈される。
1:上ミッドソール
14:アーチ,15:凹所
2:強化部材(連結部材、保持部材)
21:メインバー、21a:内側帯状部、21b:外側帯状部材、21c:基部、21d:棒状部21d
22,23:中足内羽根、24,25:中足外羽根
26a:後足内羽根、26b:後足外羽根
27:接合部
28:巻上部、28a:内巻上部、28b:外巻上部、28c:第1係合部、28d:係合孔
3:下ミッドソール
30:圧縮変形部材、30a:端部、31:緩衝部材、32:第2係合部、33:第3係合部
4:アウターソール
41:前アウターソール、42:後アウターソール
F3:第3指、C3:中足骨、C6:立方骨、C7:踵骨、C8:距骨、J3:リスフラン関節
L:前後方向、W:内外方向
R1〜R4:島状の領域、G:溝
Claims (9)
- 足裏を覆うミッドソールと、前記ミッドソールの下面に取り付けられ接地するアウターソールとを備えた靴底であって、
前記ミッドソールは樹脂の発泡体からなるミッドソール本体と、ミッドソールの側面または背面において露出するゴム様または鞘様の圧縮変形部材とを包含し、
前記圧縮変形部材を前記ミッドソール本体もしくはアウターソールと協働して所定の部位に保持するための保持部材が設けられ、
前記保持部材は、前記圧縮変形部材の上面または下面に固着された接合部と、ミッドソールの側面または背面において前記接合部から上方または下方に延びる第1係合部と、を包含し、
前記第1係合部は前記圧縮変形部材に係合して、前記圧縮変形部材が飛び出すのを防止する靴底。 - 請求項1において、前記ミッドソール本体には、前記ミッドソールの前足部における前後方向および内外方向の中心または後足部における前後方向および内外方向の中心から前記側面または背面に行くに従い上下方向の高さが大きくなる凹所が形成され、
前記凹所に前記圧縮変形部材が配置され、
前記保持部材の接合部は前記ミッドソール本体の前記凹所の下面に固着され、前記第1係合部は前記接合部から下方に向かって延びて前記圧縮変形部材の端部の上部に係合している靴底。 - 請求項2において、前記ミッドソール本体は前記凹所が形成された上ミッドソール本体と、前記上ミッドソール本体の下方に配置される下ミッドソール本体とを包含し、
前記圧縮変形部材は前記保持部材と前記下ミッドソール本体との間に挟まれており、
前記下ミッドソール本体は、前記凹所における前記側面または背面の端部において、上方に向かって巻き上がった第2係合部を有し、
前記第2係合部が前記圧縮変形部材に係合して、前記圧縮変形部材が飛び出すのを防止する靴底。 - 請求項2において、前記アウターソールは、前記凹所における側面または背面の端部において、上方に向かって巻き上がった第3係合部を有し、
前記第3係合部が前記圧縮変形部材に直接または間接的に係合して、前記圧縮変形部材が飛び出すのを防止する靴底。 - 請求項2において、前記第1係合部の前記側面または背面から見た形状が上方に向かって凸のアーチ形状である靴底。
- 請求項1において、前記保持部材を構成する素材のヤング率が前記ミッドソール本体を構成する素材のヤング率よりも大きく、
前記側面または背面に沿った断面線における前記保持部材の接合部の断面形状が上方に凸のアーチ形状である靴底。 - 足裏を覆うミッドソールと、前記ミッドソールの下面に取り付けられ接地するアウターソールとを備えた靴底であって、
前記ミッドソールは樹脂の発泡体からなるミッドソール本体と、ミッドソールの側面または背面において露出するゴム様または鞘様の圧縮変形部材とを包含し、
前記圧縮変形部材を前記ミッドソール本体もしくはアウターソールと協働して所定の部位に保持するための保持部材が設けられ、
前記保持部材は、前記圧縮変形部材の上面に固着された接合部を包含し、
前記ミッドソール本体には、前記ミッドソールの前足部における前後方向および内外方向の中心または後足部における前後方向および内外方向の中心から前記側面または背面に行くに従い上下方向の高さが大きくなる凹所が形成され、
前記凹所に前記圧縮変形部材が配置され、
前記保持部材の接合部は前記ミッドソール本体の前記凹所の下面に固着され、
前記ミッドソール本体は前記凹所が形成された上ミッドソール本体と、前記上ミッドソール本体の下方に配置される下ミッドソール本体とを包含し、
前記圧縮変形部材は前記保持部材と前記下ミッドソール本体との間に挟まれている靴底。 - 請求項7において、前記下ミッドソール本体は、前記凹所における前記側面または背面の端部において、上方に向かって巻き上がった係合部を有し、
前記係合部が前記圧縮変形部材に係合して、前記圧縮変形部材が飛び出すのを防止する靴底。 - 請求項7において、前記アウターソールは、前記凹所における側面または背面の端部において、上方に向かって巻き上がった係合部を有し、
前記係合部が前記圧縮変形部材に直接または間接的に係合して、前記圧縮変形部材が飛び出すのを防止する靴底。
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