JP3973053B2 - 変形可能な構造の靴底を備えた靴 - Google Patents
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Description
とりわけ、スイス特許第246465号、フランス特許第1221716号および米国特許第5,025,573号によって、この種の靴がいくつか知られている。
これらの特許においては、一方では進行方向における撓曲を容易にするための横断方向の軽量化部分を、また他方では周囲を画定し、かつエッジング(すなわち、側面グリップ)を可能にする比較的剛性の高いフレームを備えた差し込み層を挿入状態で含む靴底について教示され、かつ記載されている。
より詳しく述べると、スイス特許第246465号およびフランス特許第1221716号の例において、靭帯様差し込み層は、そのフレーム内部に、互いに平行な、および/または、とりわけ足前部に対する箇所で(すなわち、使用者の足の中足骨/指骨関節の箇所で)部分的にX形状をした、まっすぐな横断方向の補強材を画定するくり抜き部によって、長手方向に可撓性を付与されている。これで明らかなように、これらの補強材は、靭帯様差し込み層のフレーム内部で屈曲能力を有するために設けられたものではない。
実際、フランス特許第1221716号においては、補強材のX形配置が、非常に剛性の高い部分の実現を目的とするものであること、および他の補強材の平行配置が、基本的に足の蹴りあがる方向(すなわち、横断方向軸に沿った方向)の差し込み層の撓曲性、従って靴底の柔軟性を可能にするためのものであることが教示されている。
このような構造において、靭帯様差し込み層は、傾斜した地面において非常に堅固なエッジングを可能にするが、靴底と地面の界面における接触面積を、靴底の外縁のごく狭い面にのみ局所化するという欠点を有する。実際、補強材によって靭帯様差し込み層に付与される横断方向の剛性によって、靴底の中央区域が地面の凹凸にぴったり合うように変形できず、とりわけ、靴底が十分に下方へ湾曲して靴底と地面の界面における接触面積を拡げ、それによって推進に必要な確実で安定した支承を提供することができない。
靴底の靭帯様差し込み層が、スイス特許第246465号に記載されているような横断方向のまっすぐな補強材を含む場合も、これら補強材の撓曲性は全く異なるものとはならない。実際、各々の補強材の、靭帯様差し込み層のフレームと一体である両端部間に位置する中間部分に、靴底の耐磨耗性を高めるために靴底の摩耗面側へ向けて折り曲げられる材料の帯状体が設けられる。
このような構造の結果、補強材は、断面で見た場合、逆U字形に開いた断面輪郭となり、その輪郭形状により、これらの補強材ならびに補強材が延在する靴底の中央区域はほとんど変形しない。
いずれにせよ、この折曲げた材料の帯状体がなくても、各補強材の中間区域は、靭帯様差し込み層のフレームに対して靴底の横断方向に大きく曲がることはない。実際、上述の構造(とりわけ、欧州特許第190714号に記載されている靴に対応する構造)の場合、該補強材の中間区域は伸長特性を有し、かつそれがフレームの撓曲性と組み合わされた場合にのみ、屈曲(より正確には湾曲)可能となる。この場合、各々の補強材に生ずる湾曲の結果、その両端の接近動作を可能にするべく、フレームが狭ばまらなければならない。このような靴底の動きは実際には非常に不確実なことが明らかである。なぜなら、靴底を構成する様々な層は、必然的に、互いに、また、その周辺部において(すなわち、靭帯様差し込み層のフレーム上で)、靴胴部に組み付けられており、これにより差し込み層のフレームは横断方向にその剛性が非常に高くなる。いずれにせよ、靭帯様差し込み層のフレームが狭ばまると、靴胴部が横断方向に使用者の足を締めつけ、快適性を大きく損なうことになろう。
添付の図1、図2、図3に略示されているように、靭帯様差し込み層3が互いに平行で、かつ、横断方向に向けられたまっすぐな補強材4を有する公知の従来技術によるこれらの靴底は、エッジングの際に(とりわけ傾斜地26で)、確実で安定した支承5ならびに良好なグリップを得るのに適していないことがわかる。実際、フレーム2内部における靭帯様差し込み層3の横断方向の変形能力が小さいと、地面と接触する際その周囲部分で側方に加わる力によって靴底(従って摩耗層8)がその中央区域1で下方へ湾曲するのを妨げる。
そのうえ、これらの靴底が横断方向にその変形能力を欠いていることとは逆に、該靴底には、補強材4を定めるくり抜き部6が、これら補強材の両端に小さな材料ブリッジ6’しか残さないため、靴底は、足の蹴り上がり方向に沿って長手方向の変形を著しく容易にするという特徴がある。実際、部分的に靭帯様差し込み層3のフレーム2を形成するこれらの小さな材料ブリッジ6’は、実質上、該靭帯様差し込み層の長手方向の撓曲に対抗できる唯一の抵抗手段と成る(図2)。その理由は、靴底が受ける曲率半径Rの大きさと材料ブリッジ6’により作り出される脆弱な区域を考慮に入れると、この方向に付勢力が掛かるには該補強材の幅7が狭すぎるからである。
レジャー用、くつろぎ用、ランニング用、および散歩用など、いくつかの種類の靴にとって利点として求められるこのような著しい変形の容易さは、逆に、凹凸の大きい土地でハイキングをするための靴にとって、また、一般的に、いわゆる登山用の靴にとっては、具合悪いものとなる。確かに、高度の技術を要する実施に用いられるこれらの靴は、足を蹴り上げるとき(特に、推進の段階で)、ほとんど変化しないままでいる、堅固かつ正確な前方グリップを提供しなければならない。更に、これらの靴は、一時的にせよ、凍結した地面を歩くときアイゼンを装着することになっており、この目的のために、該靴はこのような用途に適うよう十分な長手方向の剛性を有しなければならない。
従って、スイス特許第246465号および欧州特許第196714号に記載されている型式の靴底は、長手方向の撓曲性が極めて大きいため、いわゆる登山用の靴には適していないことがわかる。
この欠点は、例えば、米国特許第5,025,573号明細書に記載されている構造態様におけるように、靭帯様差し込む層が、使用者の足前部に対応する区域に中央くり抜き部を備えている靴底の場合にも現われる。実際、上述の構造態様において、靭帯様差し込み層に形成した中央くり抜き部は、靴底の周辺区域で、かつその長手方向に延在する比較的狭い2の帯状体材料を残すのみである。その結果、靴底の長手方向撓曲に対する抵抗は非常に小さくなる。
これに対し、前述したいくつかの靴底と比較して、足前部の区域に中央くり抜き部を有するこの靴底は、エッジングの際に、比較的確実で安定した支承ならびに良好なグリップを提供するのに割りと適していることがわかる。なぜならば、この靴底の特徴は、差し込み層のフレーム内部で、靴底の中心区域における横断方向の変形能力が大きいという点にある。
しかしながら、横断方向の補強材がない場合、靴底の摩耗面と使用者の足部との間で、地面の凹凸が透過されない(すなわち、減衰されない)。従って、靭帯様差し込み層に横断方向の補強材が設けられていないこれらの靴底は、結果として凹凸を有する複雑な地形で歩行するための靴にそのままで用いるのには適さない。
要約すると、靭帯様差し込み層が靴底の周囲部と中央区域との間に異なる撓曲性を与える、前述した公知の靴底は、構造態様によっては、横断方向における過度の剛性あるいは過度の柔軟性をとり合わせた、極めて顕著な長手方向の変形容易性を常に有する。
本発明は、歩行を容易にするとともに地面の凹凸から生じる影響の良好な減衰を保証するために、一方では進行方向における長手方向の撓曲性と、他方では中央区域における横断方向の変形能力との間に最適な妥協点を提供することのできる、周囲部と中央区域で異なる撓曲性を有する靴底を提案することによって、これら諸欠点を回避することを目的とする。
本発明はまた、特に傾斜した土地でのエッジングに際して、靴底と地面との界面における接触面積を大幅に増加することにより、足部の蹴り上がり時の推進に必要な支承を確実に、かつ安定して提供することをも目的とする。
これらの目的を達成するために、該靴底を、重ね合わせた少なくとも2の層(すなわち、摩耗層と靭帯様差し込み層)で製作する。該靭帯様差し込み層(couchenerf)は、その周囲を画定するフレーム(枠体)と、上記フレームを部分的に構成する材料のブリッジをその両端に残存させる少なくとも1の横断方向くり抜き部を有する。
この靴底の特徴は、靭帯様差し込み層に形成されるほぼ横断方向の少なくとも1のくり抜き部が、その両端間に、少なくとも1の小舌状部の輪郭を定め、この小舌状部の取り付け基部は該靭帯様差し込み層から出ており、またその自由端は固定されておらず、該差し込み層のほぼ長手方向に軸心を置いてフレームの内部に延在することである。一補足的特徴として、この小舌状部は、歩行中使用者の足が蹴り上がる時、一定の曲率半径で長手方向に撓曲を生じる靴底の区域に対応して形成され、この靴底区域は、歩行中に使用者(装着者)の足が蹴り上がるとき、幾ばくかの曲率半径に追随して長手方向に撓わむ。更に、この小舌状部は、その取付け基部とその自由端との間で、差し込み層のフレームの撓曲に付随して小舌状部が屈曲付勢を受けられるように、靴底に掛かるこの曲率半径に応じて決まる一定の長さを備えている。
より詳しく述べると、靴底が小さな曲率半径に従って変形するようにされる靴の場合、小舌状部は比較的短くてよい。逆に、靴底が大きな湾曲率半径に従って変形するようにされる靴の場合、小舌状部は、著しい屈曲付勢力を受け得るように、可成り比較的長くなければならない。
このような配置構成により、小舌状部は、靭帯様差し込み層のフレームを長手方向の撓曲に対抗してその抵抗を補強するとともに、この小舌状部が延在する箇所で、靴底の横断方向および垂直方向の変形を或る程度可能にする。
実際、靭帯様差し込み層のフレーム内部における小舌状部の自由端が相対的な可動性を有するため、該小舌状部は、該靭帯様差し込み層のフレームが付勢力を受けることなしに、靴底の中央区域を変形可能にする。該靭帯様差し込み層のこの柔軟な構造により、該小舌状部は、圧力と衝撃をその表面全体に拡散してフィルタリング(透過)を行うシールドとして関与するので、靴底は、その中央区域で、地面の或る程度の凹凸にもぴったり合致することができるとともに、足の快適性を保持する。また、靴底は、とりわけエッジングの際に、地面と接触するその周囲部分で側方に加わる力の作用によって、その中央区域で下方へ湾曲することもでき、このようにして、靴底と地面の界面における接触面積を著しく増加することができる。
好ましい一実施態様において、靴底の靭帯様差し込み層は、一連の小舌状部で作られ、それらの自由端を介して互に多少なりとも重なり合っている。このようにして該小舌状部は、横断方向くり抜き部の両端に残っている材料ブリッジの延長線上で、該差し込み層のフレームの箇所に主として保持される、互いに独立した薄板を構成する。
例を挙げると、各々のくり抜き部がV字形に類似の折れ曲がった輪郭形状を有する小舌状部を定める場合には、或る一定の長さを有する一連の薄板が得られ、この薄板が靭帯様差し込み層のフレーム内部で山形模様の構造を作り出す。各々の小舌状部は、例えば曲がりくねった輪郭のように、先に述べたものと異なる輪郭を有してもよいことは明らかである。
更に、本発明は、例として靴底のいくつかの実施態様を示す添付の概略図を参照して以下の記載を読むことにより、より良く理解することができよう。
図4は、本発明の第一実施態様に基づく柔軟な構造を備えた靭帯様差し込み層を含む靴底を示す分解斜視図である。
図5は、図4の靴底を備えた靴を示す部分的断面図である。
図6、図7、図8および図9は、図4および図5の靴底の靭帯様差し込み層とその機能を示す要部概略図であり、より詳しく述べると、
図7は、長手方向の撓曲時に該靭帯様差し込み層に現われる挙動を示す、図6のVII−VII線に沿って見た部分断面図である。
図8は、傾斜地におけるエッジングに際して摩耗層を有する靭帯様差し込み層の柔軟構造が横断方向に変形するさまを示す、図6のVIII−VIII線に沿って見た部分断面図である。
図9は、凹凸のある地面上でエッジングを行う際の摩耗層を有する靭帯様差し込み層の柔軟構造が垂直方向に変形するさまを示す、図6のVII−VII線に沿って見た部分断面図である。
図4に示す靴底(semelage)10は、摩耗層11と、靭帯様差し込み層(couchenerf)と呼ばれる層12(すなわち、対象となるスポーツの実施に適した剛性特性を有する層)と、快適性保持層13とで構成され、図5で示されるように靴14に装着される。この靴底10は、靭帯様差し込み層12内に柔軟な構造17を備えることによって、摩耗層11の小側面によって画定されるその周囲部15とその中央区域16間で異なる柔軟性(可撓性)を有する。とりわけ、該靭帯様差し込み層は、フレーム20で製作され、このフレームの内部には、複数個の横断方向くり抜き部18が間隔を置いて並べられる。構造を詳細に見ると、各々の横断方向くり抜き部18はフレーム20の近くまで延在し、図4に細線で表わされている上記フレーム20を部分的に構成する材料ブリッジ19が残っている。
基本的な一特徴によれば、各々のくり抜き部18は、その両端部18'の間に、1の小舌状部21の輪郭を画定し、この小舌状部の取付け用基部22は靭帯様差し込み層12から出ており、かつその自由端23は、該差し込み層12の長手方向にほぼ軸心を有するフレーム20の内部に延在する。
以下の説明する図6、図7、図8および図9にも示される第一実施態様において、小舌状部21は、V字形に折れ曲がった形状の輪郭を有し、これにより、靭帯様差し込み層12に、該フレーム20の内部に延在する山形模様の柔軟構造を付与する。小舌状部21が互に接近していることを考慮すると、実際には、互いに独立していて、かつ、各々が基本的に靭帯様差し込み層12のフレーム20から出ている2の側方取付け用基部22を含む一連の薄板が得られる。
靭帯様差し込み層12の柔軟構造17は、使用者の足前部および踵にそれぞれ対応する部分24,25のような、長手方向に曲げ込まれる靴底10の区域内に設けられるのが好ましい。その結果、これらの区域24,25は、足を蹴り上げる方向に、より大きな変形能力を与えられており、これにより、地面にぶつかる時の踵の緩衝と同じく、足前部の箇所における推進の場合にも、歩行を容易にする。
もちろん、特に推進の段階では、靴底10は、その靭帯様差し込み層12と共に、対象となる靴の種類に応じて(例えば、歩行用の靴であるか、ランニング用の靴であるかによって)大なり小なり定められた曲率半径”R”に従って曲げられる必要がある。
従って、各々の小舌状部21は、長手方向の撓みに対する抵抗を強めるために、該靭帯様差し込み層12のフレーム20に付随して該小舌状部の取付け用基部22とその自由端23との間でこの小舌状部が一貫して付勢力を受けるように、この曲率半径Rに応じて定められる一定の長さLを有する。実際、曲率半径Rが常に大きい、所定の種類の靴については、小舌状部21に屈曲付勢力が顕著であるために比較的長くなければならないのに対し、曲率半径Rが小さい場合には、該小舌状部21は短くてよい。
これらの様々な特徴により、靭帯様差し込み層12の柔軟構造17は、各小舌状部21の自由端23が、その取付け用基部22に対する(従って、該靭帯様差し込み層12のフレーム20に対する)可動性および可撓性によって付与される横断方向および垂直方向の変形可能性を或る程度有する。
この結果、少なくとも摩耗層11と、柔軟構造17を有する靭帯様差し込み層12から成る靴底10は、該靭帯様差し込み層12のフレーム20が実際に付勢力を受けることなしに、中央区域16で変形する能力を有する。例えば、傾斜した地面26上でのエッジングの場合には、図8に略示されているように、靴底10に対して垂直に加わる力と、地面に接している靴底の周囲部15に対して側方から加わる力は、靭帯様差し込み層12のフレーム20に強い横断方向の応力を及ぼすことなしに、矢印27で示されるように、靴底10の中央区域16を下方へ湾曲させることができる。実際、靴底10の中央区域16の下方への湾曲のほとんどが、該フレーム20上で小舌状部の取付け用基部22に対する各小舌状部21の自由端23の可動性および可撓性のみによって得られる。このような靴底10の下方への変形能力は、靴底10と地面26との界面における接触面積28を顕著に拡大し、その結果として側方支承5の質を確実に、かつ安定して向上させる。
更に、図9に示される数多くの凹凸30’を有する地面36上では、中央区域16における靴底10の変形可能性は、これら凹凸30’のうちの或るものとぴったり合致することによって、靴底10と地面36の界面における接触面積38をも拡大させることができ、また、地面の触感をも増加させることができる。
もちろん、この場合には、靴底10は矢印37によって示されるように上方へ湾曲し、主な支承5が行われる凹凸30’に対応して配置される靭帯様差し込み層12の1または複数個の柔軟な小舌状部21を該摩耗層11が押圧する。靴底10の靭帯様差し込み層12の柔軟構造17のこの機能により、各小舌状部21は、上方へ向けられる垂直変形を緩和し、かつ衝撃をその表面全体に亙って拡散することにより該衝撃の透過(フィルタリング)を行うシールドとして作用し、これにより極度に局所化された圧力から保護される足の快適性を保つとともに触感を改善する。
前述の靴底10の実施態様は、使用者の足前部と踵部の区域24,25に対応して位置するフレーム20の内部に柔軟構造17を含む靭帯様差し込み層12を示す。もちろん、図示されていない他の実施態様によれば、柔軟構造17は、これら足前部区域24と足後部区域24,25のうちのどちらか一方にのみ対応して設けてもよい。
そのうえ、V字形に折り曲げた形状の輪郭を有する複数の小舌状部21で製作した柔軟構造17についても、唯一の小舌状部21を有するように案出してもよく、また該小舌状部を画定する横断方向くり抜き部18の両端18’を、使用者の足の中足骨/指骨関節(図示せず)の屈曲軸の角度に比例して選択される角度Aに従って靭帯様差し込み層12の中央長手方向軸29(図4および図6に示すもの)をほぼ横切る方向に配向させることもできる。
もちろん、1および/または複数個の小舌状部21を、長手方向中央軸29から偏心させて設け、曲がりくねった輪郭を有するようにしてもよい。
更に、1および/または複数個の小舌状部を、好みに応じて、靴底10の前端24の方向に、あるいは靴底の後端25の方向に自由端23を有するようにして靭帯様差し込み層12内に設けてもよい。
最後に、1および/または複数個の小舌状部21は、V字形以外の輪郭(例えば、横断方向または長手方向のW字形の輪郭)を有してもよく、また、これらの輪郭は折れ曲がった形でも、あるいは曲がりくねった形でもよい。
重要なことは、1の小舌状部21または各々の小舌状部21が、長手方向の屈曲において該靭帯様差し込み層のフレームに対する抵抗を強めて、該小舌状部が延在する箇所で、靴底の横断方向と垂直方向になんらかの変形可能性をもたらすことである。
また、本発明は、靭帯様差し込み層が連続する1のフレームを画定するような靴底に限定されるものではなく、該差し込み層が、該靴底の周辺の少なくとも一部分に亙って延在するフレームを画定するような靴底にも適用される。
Claims (10)
- 少なくとも2の層、すなわち、磨耗層(11)と靭帯様差し込み層(12)を重ね合わせて作った靴底(10)を含み、前記靭帯様差し込み層(12)は枠体(20)を有し、前記枠体はその周囲部分と少なくとも1のほぼ横断方向くり抜き部(18)とを画定し、前記くり抜き部は、その両端(18')に、材料ブリッジ(19)を残し、前記材料ブリッジ(19)は前記枠体(20)を部分的に構成して成る靴において、
前記靴底(10)の靭帯様差し込み層(12)内に設けられるほぼ横断方向のくり抜き部(18)は少なくとも1の小舌状部(21)の輪郭を前記くり抜き部(18)の両端(18')間に定め、その取り付け用基部(22)は前記靭帯様差し込み部(12)から出ており、またその自由端(23)は前記靭帯様差し込み層(12)の長手方向にほぼ軸心を有することによって前記差し込み層の枠体(20)の内部に延在することを特徴とする靴。 - 前記靭帯様差し込み層(12)が前記靴底(10)の区域(24、25)に対応して少なくとも1の小舌状部(21)を含み、前記靴底は、歩行時に靴装着者の足が蹴り上がるとき、或る一定の曲率半径(R)に沿って長手方向に屈曲を生じるようになることを特徴とする請求項1による靴。
- 前記小舌状部(21)が、歩行時に、靴装着者の足が蹴り上がるとき、前記靴底(10)が取るようになる曲率半径(R)に応じて画定される長さ(L)を有し、前記靴底はその取付基部(22)とその自由端部(23)との間で一貫して、かつ、前記靭帯様差し込み層(12)の枠体(20)の屈曲に付随して、屈曲を受けることを特徴とする請求項2による靴。
- 前記小舌状部(21)が、前記靴底(10)の前端部(24)へ向けられる自由端(23)を有することを特徴とする請求項3による靴。
- 前記小舌状部(21)が、前記靴底(10)の後端部(25)へ向けられる自由端(23)を有することを特徴とする請求項3による靴。
- 前記小舌状部(21)の輪郭形状が前記横断方向くり抜き部(18)の両端部(18')間で折り曲げられた形状を有することを特徴とする請求項4または5による靴。
- 前記小舌状部(21)の輪郭形状が前記横断方向くり抜き部(18)の両端部(18')間で曲がりくねった形状を有することを特徴とする請求項4または5による靴。
- 前記横断方向くり抜き部(18)の両端部(18')が、靴装着者の足の中足骨/指骨関節の屈曲軸の角度に比例して選択される角度(A)に沿って、前記靭帯様差し込み層(12)の長手方向中央軸(29)を横切る方向に配向されることを特徴とする請求項6または7による靴。
- 前記小舌状部(21)が前記靭帯様差し込み層(12)の中央長手方向軸(29)に対して横断方向に偏心していることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1による靴。
- 少なくとも2の層、すなわち、磨耗層(11)と靭帯様差し込み層(12)、を重ね合わせて作った靴底(10)とを含み、前記靭帯様差し込み層は枠体(20)を有し、前記枠体は少なくとも部分的にその周囲部分を画定するとともに1の材料ブリッジによって前記枠体(20)に少なくとも1の端部(18')に連結される少なくとも1のほぼ横断方向に向けられたくり抜き部(18)とを画定して成る靴において、
前記ほぼ横断方向のくり抜き部(18)は少なくとも1の小舌状部(21)を定め、前記小舌状部は長手方向の撓曲において前記靭帯様差し込み層の枠体に対抗する抵抗力を強め、かつ前記差し込み層が延在する箇所で、前記靴底を横断方向および垂直方向で或る程度変形可能にすることを特徴とする靴。
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