JP6395977B2 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置に関し、複数の無線通信装置で構成されるネットワークにおける経路情報を更新する技術に関する。
無線モジュールの低コスト化や周波数再編に伴う免許不要な帯域の拡張にワイヤレスM2M(Machine−to−Machine)システムの適用が広がっている。ワイヤレスM2Mシステムは、無線通信により、機器間で監視情報や制御データを送受信するシステムである。ワイヤレスM2Mシステムでは、広いエリアに配置される機器と通信を行うため、通信距離の伸長が課題の一つとして挙げられる。
通信距離を伸長する技術として、送信元ノードと宛先ノードとの間に中継ノードを配置し、送信元ノードから送信されたデータを中継ノードで受信し、中継ノードから宛先ノードに送信を行うマルチホップ通信技術がある。マルチホップ通信技術を適用することで、無線リンクの通信距離を延ばすことなく、送信元ノードと宛先ノードとの通信距離を伸長することが可能となる。マルチホップ通信技術の一つとして、IETFで標準化されているRPL(IPv6 Routing Protocol for Low Power and Lossy Networks)がある(下記非特許文献1参照)。
無線通信では、電波の状況が時々刻々と変化するため、通信する経路の定期的な更新が必要不可欠である。RPLでは、経路の更新のため、ノードおよびゲートウェイは経路情報を定期的に送信する。各ノードはゲートウェイを根とするツリー構造のマルチホップネットワークを構築している。ノードは、ゲートウェイから定期的に送信される経路情報をもとにノードからゲートウェイに向かう方向の上り経路を決定している。また、ノードは、他のノードから定期的に送信される経路情報をもとにゲートウェイから他のノードに向かう方向の下り経路を決定している。
RPLにおける上り経路と下り経路の更新について、図19〜21を用いて説明する。
図19は、ネットワーク構成の一例を示す図である。ネットワーク90には、ゲートウェイ91およびノード92a〜cが存在する。ノード92aは、ノード92bに隣接するとともに、ノード92bおよびノード92cの上位ノードである。ノード92bは、ノード92cに隣接するとともに、ノード92cの上位ノードである。
まず、上り経路の更新について説明する。
図20は、上り経路を更新するシーケンスを示す図である。
ゲートウェイは、上り経路情報を上り経路制御メッセージに設定し、定期的にブロードキャストで送信する(S801)。ゲートウェイから上り経路制御メッセージを受信したノード92aは、ゲートウェイへの上り経路情報を更新する(S802)。ノード92aは、更新した上り経路情報を上り経路制御メッセージに設定し、ブロードキャストで送信する(S803)。ノード92bはノード92aからの上り経路制御メッセージを受信し、ゲートウェイへの上り経路情報を更新する(S804)。ノード92bは、更新した上り経路情報を上り経路制御メッセージに設定し、ブロードキャストで送信する(S805)。ノード92cはノード92bからの上り経路制御メッセージを受信し、ゲートウェイへの上り経路情報を更新する(S806)。ノード92cは、更新した上り経路情報を上り経路制御メッセージに設定し、ブロードキャストで送信する(S807)。
次に、下り経路の更新について説明する。
図21は、下り経路を更新するシーケンスを示す図である。ノード92a〜cは、下り経路制御メッセージを隣接する上位ノードに定期的にユニキャストで送信する。
ノード92cは、隣接する上位ノードであるノード92bに下り経路制御メッセージをユニキャストで送信する(S901)。下り経路制御メッセージを受信したノード92bは、ノード92cへの下り経路情報を更新する(S902)。また、ノード92bは、更新した下り経路情報を設定した下り経路制御メッセージを、隣接する上位ノードであるノード92aに送信する(S903)。下り経路制御メッセージを受信したノード92aは、ノード92cへの下り経路情報を更新する(S904)。また、ノード92aは、更新した下り経路情報を設定した下り経路制御メッセージを、ゲートウェイに送信する(S905)。下り経路制御メッセージを受信したゲートウェイは、ノード92cへの下り経路情報を更新する(S906)。
しかしながら、RPLでは、経路が動的に更新され、経路を固定することができないという問題点があった。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、RPLを用いた場合に経路を固定にする無線通信装置を得ることを目的としている。
この発明の無線通信装置は、他の無線通信装置を介して経路制御に関するメッセージが含まれた自無線通信装置宛の無線信号を受信するとメッセージを出力する無線通信制御部と、無線通信制御部から入力されたメッセージがゲートウェイに向かう上り経路として経由する隣接の無線通信装置を指示する経路設定要求の場合、自無線通信装置のアドレス情報を含む下り経路制御メッセージを経路設定要求の指示を満たす上り経路で送信するネットワーク制御部と、を備えた。
本発明によれば、RPLを用いて経路を固定にすることができる。
実施の形態1に係るネットワークの構成の一例を示す図。 実施の形態1に係るノードの機能構成の一例を示すブロック図。 実施の形態1に係るノードのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 実施の形態1に係る経路設定要求のフォーマットの一例を示す図。 実施の形態1に係るネットワーク制御部の処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係るネットワーク制御部の処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係るゲートウェイがノードに固定経路を設定する動作を示す模式図。 実施の形態1に係る経路保存部が保持する固定経路リストの一例を示す図。 実施の形態1に係るノードがノードからDIOを受信する動作を示す模式図。 実施の形態1に係るゲートウェイがノードに除外経路を設定する動作を示す模式図。 実施の形態1に係る経路保存部が保持する除外経路リストの一例を示す図。 実施の形態1に係るノードがノードからDIOを受信する動作を示す模式図。 実施の形態1に係るノードがからDIOを受信する動作を示す模式図。 実施の形態1に係るネットワーク制御部の処理を示すフローチャート。 実施の形態2に係るノードの機能構成の一例を示すブロック図。 実施の形態2に係るノードのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 実施の形態2に係るネットワーク制御部の処理を示すフローチャート。 実施の形態2に係るネットワーク制御部の処理を示すフローチャート。 ネットワーク構成の一例を示す図。 上り経路を更新する処理を示すシーケンス図。 下り経路を更新する処理を示すシーケンス図。
実施の形態1.
まず、本発明のネットワーク構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係るネットワーク10の構成の一例を示す図である。ネットワーク10は、ゲートウェイ11および無線通信装置としてのノード12a〜dにより構成されるネットワークである。また、ネットワーク10は、ゲートウェイ11を根とするツリー構造のネットワークである。ゲートウェイ11は、ネットワークを構築し、ノードと直接または他のノードを介してデータを送受信する。また、ゲートウェイ11は、ゲートウェイ11の上位に接続する装置や他のネットワークとデータを送受信する。
ノードからゲートウェイ11に向かう方向が上り、ゲートウェイ11からノードに向かう方向が下りである。ノード12aおよびノード12bは、ゲートウェイ11の下位ノードであり、既にゲートウェイ11との経路が確立されている。ノード12cは、ノード12aおよびノード12bと無線で通信可能な距離に存在しているが、まだ経路が確立されていない状態である。ノード12dは、ノード12cの下位ノードであり、ノード12cとの経路が確立されている。リンク13a〜eは、ノード間のリンクである。図1中の実線はすでに経路が確立されていることを示す。図1中の点線は、経路がまだ確立されていないことを示す。経路が確立されているとは、例えばゲートウェイ11とノード12aとの経路の場合、ゲートウェイ11がノード12aへの下り経路情報を保持し、ノード12aがゲートウェイ11への上り経路情報を保持している状態である。
次に、本発明の無線通信装置であるノード12aの構成について説明する。ノード12b〜dの構成は、ノード12aと同じである。
図2は、実施の形態1に係るノード12aの機能構成の一例を示すブロック図である。ノード12aは、アプリケーション部21、ネットワーク制御部22、経路保存部23、無線通信制御部24、ネットワークインタフェース制御部25およびセンサインタフェース制御部26を備えている。無線通信制御部24には、無線アンテナ30が接続されている。ネットワークインタフェース制御部25はノード12aに接続されている他のネットワークとデータを送受信する。データは制御情報の場合もある。また、センサインタフェース制御部26にはセンサ27が接続されている。
図3は、実施の形態1に係るノード12aのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。ノード12aは、メモリ31、プロセッサ32、センサインタフェース33、ネットワークインタフェース34および無線インタフェース35を備えている。プロセッサ32は、メモリ31と接続されており、演算に必要なデータの一時記憶やデータの保存を行う。また、プロセッサ32は、センサインタフェース33、ネットワークインタフェース34および無線インタフェース35と接続され、プロセッサ32からの指示により、各インタフェースの制御を行う。さらに、無線インタフェース35は、無線アンテナ30と接続され、無線信号の送受信を行う。
メモリ31は、アプリケーション部21、ネットワーク制御部22、無線通信制御部24、ネットワークインタフェース制御部25およびセンサインタフェース制御部26の各機能を実現するためのプログラム及びデータを記憶する。また、メモリ31は、経路保存部23の機能を実現するためのデータを記憶する。メモリは、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)で構成される。
プロセッサ32は、メモリ31に記憶されたプログラム及びデータを読み出し、アプリケーション部21、ネットワーク制御部22および無線通信制御部24の各機能を実現する。プロセッサ32は、メモリ31に記憶されたプログラムを実行するCPU、システムLSI(Large Scale Integration)等の処理回路により、実現される。
なお、複数の処理回路が連携して、アプリケーション部21、ネットワーク制御部22および無線通信制御部24の機能を実行するように構成してもよい。
センサインタフェース33は、センサインタフェース制御部26の機能を実現する。
ネットワークインタフェース34は、ネットワークインタフェース制御部25の機能を実現する。
次に、他のノードとの無線信号の送受信について説明する。
まず、他のノードから無線信号を受信する場合について説明する。
無線アンテナ30は、他のノードが送信した無線信号を受信し、無線通信制御部24に出力する。無線通信制御部24は、無線アンテナ30から入力された無線信号をフレームに変換し、フレームの宛先を確認する。宛先には、MACアドレスとネットワークアドレスの2つが設定されている。MACアドレスは、経路上の次のノードを示す宛先である。ネットワークアドレスは、フレームの届け先の宛先である。
無線通信制御部24は、フレームの宛先が自ノードのMACアドレスと同一の場合にはネットワーク制御部22に出力し、自身のMACアドレスと異なる場合にはフレームを破棄する。ネットワーク制御部22は、無線通信制御部24から入力されたフレームの宛先のネットワークアドレスを確認する。宛先のネットワークアドレスが自ノードのネットワークアドレスと異なる場合、ネットワーク制御部22は経路保存部23の経路リストを参照し、宛先のネットワークアドレスを持つノードの経路情報から次に転送するノードのMACアドレスを読み出す。ネットワーク制御部22は、読み出したMACアドレスとフレームを無線通信制御部24に出力する。
ネットワークアドレスが自ノードのネットワークアドレスと同一で、フレームのデータ部分にアプリケーションデータが含まれている場合、ネットワーク制御部22は、無線通信制御部24から入力されたフレームのデータ部分をアプリケーション部21に出力する。アプリケーション部21は、データの内容に応じて、ネットワークインタフェース制御部25もしくはセンサインタフェース制御部26に出力する。データにネットワークインタフェース制御部25に接続されるネットワークの制御情報が含まれている場合、アプリケーション部21は制御情報をネットワークインタフェース制御部25に出力する。また、データにセンサ27の制御情報が含まれている場合、アプリケーション部21は制御情報をセンサインタフェース制御部26に出力する。
無線通信制御部24から入力されたフレームのネットワークアドレスが、自ノードのネットワークアドレスと同一で、フレームのデータ部分に経路制御メッセージが含まれている場合、ネットワーク制御部22は、経路制御メッセージの内容に応じて経路保存部23が保持する経路リストを更新する。
次に、他のノードに無線信号を送信する場合について説明する。
ネットワークインタフェース制御部25からデータが入力されると、アプリケーション部21はネットワーク制御部22にデータを出力する。また、センサ27から測定値が入力されると、センサインタフェース制御部26はあらかじめ指定した形式のデータに変換する処理を行い、データをアプリケーション部21に出力する。アプリケーション部21は、ネットワークインタフェース制御部25またはセンサインタフェース制御部26から入力されたデータと、宛先のネットワークアドレスをネットワーク制御部22に出力する。ネットワーク制御部22は、アプリケーション部21から入力されたデータをフレームのデータ部分に設定し、宛先のネットワークアドレスをフレームのヘッダに設定する。また、ネットワーク制御部22は、次に転送するノードのMACアドレスを経路保存部23に問い合わせる。ネットワーク制御部22は、経路保存部23から取得したMACアドレスとフレームを、無線通信制御部24に出力する。無線通信制御部24は、ネットワーク制御部22から入力されたMACアドレスをフレームのヘッダに設定する。また、無線通信制御部24は、フレームを無線信号に変換し、無線信号を無線アンテナ30に出力する。
また、ネットワーク制御部22は、経路保存部23が保持する経路情報から経路制御メッセージを生成し、経路制御メッセージをフレームのデータ部分に設定する。また、ネットワーク制御部22は、次に転送するノードのMACアドレスを経路保存部23に問い合わせ、取得したMACアドレスとフレームを、無線通信制御部24に出力する。ネットワーク制御部22は、フレームを無線通信制御部24に出力し、無線通信制御部24は無線アンテナ30を介して他のノードに送信する。
RPLでは、上り経路の制御にはDIO((DODAG(Direction−Oriented Directed Acyclic Graph) Information Object))が用いられる。下り経路の制御にはDAO(Destination Advertisement Object)が用いられる。
各ノードは、DIOおよびDAOによりゲートウェイ11および他のノードへの経路を把握することができる。各ノードの経路保存部23の経路リストは、ゲートウェイ11および他のノードへの経路情報を保持している。ゲートウェイ11および他のノードの経路情報として、宛先装置のアドレス、次ノードのアドレス、ランク情報および有効期間が保存される。次ノードのアドレスは、宛先装置への経路上にある隣接ノードのアドレスである。ランク情報は、ゲートウェイ11までのホップ数および無線電波受信強度といった値から算出される値である。ランク情報の低いほうがホップ数と電波の状況の点から経路として適している。ノードは、ランク情報が低いノードを選択して経路を決定する。有効期間は、経路情報の有効期間である。有効期間が経過した経路情報は破棄される。経路リストは、ゲートウェイ11への上り経路情報と下位のノードへの下り経路情報を保持する。
ネットワーク制御部22は、自ノードのアドレス、ランク情報および有効期間を保持している。有効期間は経路情報の有効期間であり、パラメータとしてあらかじめ指定される値である。
次に、経路設定要求により上り経路を指示された場合の動作について説明する。
まず、経路設定要求のフォーマットについて説明する。
図4は、実施の形態1に係る経路設定要求のフォーマットの一例を示す図である。経路設定要求は、メッセージ種別フィールド、経路設定フィールド、経路数フィールドおよび経路フィールドにより構成される。メッセージ種別には、経路設定要求を示す識別子が設定される。経路設定フィールドには、固定経路有効、除外経路有効または無効が設定される。固定経路有効は、経路フィールドで示す経路を固定経路に設定することを示す。除外経路有効は、経路フィールドで示す経路を除外経路に設定することを示す。無効は、すでに設定されている固定経路および除外経路を無効にすることを示す。経路数フィールドは、経路フィールドに設定される経路の数が設定される。経路フィールドには、設定対象の経路としてノードのネットワークアドレスが設定される。経路数フィールドにNが設定されている場合、経路フィールドにはN個の経路が設定される。
次に、ノード12cが経路設定要求を受信した場合を例として説明する。
図5は、実施の形態1に係るネットワーク制御部22の処理を示すフローチャートである。ノード12cのネットワーク制御部22は、ノード12aを介してゲートウェイ11からの経路設定要求を受信すると処理を開始する。ネットワーク制御部22は、経路設定要求の経路設定の値を判定する(ステップS301)。経路設定が固定経路有効に設定されている場合、ネットワーク制御部22は、ノード12cの固定経路を有効化する処理を行う(ステップS302)。ネットワーク制御部22は、固定経路を有効化する処理として経路フィールドで示される経路を固定経路リストに登録し、処理を終了する。固定経路リストは、経路保存部23が保持している(ステップS303)。
ステップS301において、経路設定が除外経路有効に設定されている場合、ネットワーク制御部22は、ノード12cの除外経路を有効化する処理を行う(ステップS304)。ネットワーク制御部22は、除外経路を有効化する処理として経路フィールドで示される経路を除外経路リストに登録し、処理を終了する。除外経路リストは、経路保存部23が保持している(ステップS305)。ステップS301において、経路設定が無効に設定されている場合、ネットワーク制御部22は、経路保存部23が保持する固定経路リストおよび除外経路リストを無効化する処理を行う(ステップS306)。ネットワーク制御部22は、固定経路リストおよび除外経路リストを無効化する処理として経路保存部23が保持する固定経路リスト及び除外経路リストを初期化し(ステップS307)、処理を終了する。
次に、ノード12cが上り経路を設定する動作について説明する。
図6は、実施の形態1に係るネットワーク制御部22の処理を示すフローチャートである。ノード12cのネットワーク制御部22は、ノード12aからDIOを受信すると処理を開始する。ネットワーク制御部22は、現在の経路設定を判定する(ステップS401)。固定経路および除外経路が無効に設定されている場合、受信したDIOで通知された経路情報に基づき、ネットワーク制御部22は上り経路を選択する。ネットワーク制御部22は、RPLの標準プロトコルに従って上り経路を決定する。例えば、最短の中継回数で選択する方式、受信電界強度の強弱によって選択する方式がある。ネットワーク制御部22は、上り経路として決定した隣接する上位ノードを上り経路情報の次ノードアドレスに設定する(ステップS402)。続いて、ネットワーク制御部22は、上り経路として決定した上位ノードに対して、下り経路制御メッセージであるDAOを送信する。ノード12aを上り経路として選択した場合、ネットワーク制御部22は、DAOをノード12aに送信する。上述したように、上位ノードは、DAOを受信することでノード12cへの下り経路情報を設定する(ステップS403)。
一方、ステップS401において、固定経路有効に設定されている場合、ネットワーク制御部22は、受信したDIOの送信元ネットワークアドレス(ノード12a)が固定経路リストに登録されているか判定する(ステップS404)。DIOの送信元ネットワークアドレス(ノード12a)が固定経路リストに登録されている場合、ネットワーク制御部22は、ゲートウェイ11への上り経路情報の次ノードアドレスにノード12aを設定し(ステップS402)、ノード12aにDAOを送信する(ステップS403)。DIOの送信元ネットワークアドレス(ノード12a)が固定経路リストに登録されていない場合、固定経路から通知されたDIOではないため、ネットワーク制御部22は、受信したDIOを破棄する。ネットワーク制御部22は、ここでは上り経路を設定せず、DAOも送信しない(ステップS405)。
また、ステップS401において、除外経路有効に設定されている場合、ネットワーク制御部22は、受信したDIOの送信元ネットワークアドレス(ノード12a)が除外経路リストに登録されているか判定する(ステップS406)。受信したDIOの送信元ネットワークアドレス(ノード12a)が除外経路リストに登録されている場合、除外経路から通知されたDIOのため、ネットワーク制御部22は受信したDIOを破棄する。ネットワーク制御部22は、上り経路を設定せず、DAOも送信しない(ステップS405)。受信したDIOの送信元ネットワークアドレス(ノード12a)が除外経路リストに登録されていない場合、ネットワーク制御部22は、ゲートウェイ11への上り経路情報の次ノードアドレスにノード12aを設定し(ステップS402)、ノード12aにDAOを送信する(ステップS403)。
次に、具体例を用いて固定経路を設定する動作について説明する。
図7は、実施の形態1に係るゲートウェイ11がノード12cに固定経路を設定する動作を示す模式図である。
ゲートウェイ11がノード12cに対してリンク13cを固定経路に設定する経路設定要求を送信する場合、経路設定フィールドには固定経路有効、経路数フィールドには1、経路フィールドにはノード12aのネットワークアドレスが設定される。
図8は、実施の形態1に係る経路保存部23が保持する固定経路リストの一例を示す図である。リンク13cを固定経路に設定すると、ノード12cの固定経路リストには、図8に示すようにノード12aのネットワークアドレスが設定される。
図9は、実施の形態1に係るノード12cがノード12aおよび12bからDIOを受信する動作を示す模式図である。ノード12cの固定経路リストにノード12aが登録されている場合、ノード12cは、固定経路リストに登録されているノード12aからDIOを受信すると、ノード12aを上り経路として選択し、ノード12aにDAOを送信する。また、ノード12cは、固定経路リストに登録されていないノード12bからDIOを受信すると、受信したDIOを破棄する。したがって、ノード12cは、固定経路として設定されたノード12aを経由する上り経路を設定する。
次に、具体例を用いて除外経路を設定する動作について説明する。
図10は、実施の形態1に係るゲートウェイ11がノード12cに除外経路を設定する動作を示す模式図である。
ゲートウェイ11がノード12cに対してリンク13dを除外経路に設定する経路設定要求を送信する場合、経路設定フィールドには除外経路有効、経路数フィールドには1、経路フィールドにはノード12bのネットワークアドレスが設定される。
図11は、実施の形態1に係る経路保存部23が保持する除外経路リストの一例を示す図である。リンク13dを除外経路に設定すると、ノード12cの除外経路リストには、図11に示すようにノード12bのネットワークアドレスが設定される。
図12は、実施の形態1に係るノード12cがノード12aおよび12bからDIOを受信する動作を示す模式図である。ノード12cの除外経路リストにノード12bが登録されている場合、ノード12cは、除外経路リストに登録されていないノード12aからDIOを受信すると、ノード12aを上り経路として選択しノード12aにDAOを送信する。また、ノード12cは、除外経路リストに登録されているノード12bからDIOを受信すると、受信したDIOを破棄する。したがって、ノード12cは、除外経路として設定されたノード12b以外のノードを経由する上り経路を設定することになる。
次に、固定経路を変更する動作について説明する。
図13は、実施の形態1に係るノード12cが固定経路を変更する動作を示す模式図である。
図14は、実施の形態1に係るネットワーク制御部22の処理を示すフローチャートである。ノード12cは、固定経路として指示されたノード12aを、ゲートウェイ11への上り経路情報の次ノードアドレスに設定している状態とする。このとき、ノード12cのネットワーク制御部22は、ノード12bを固定経路として設定する経路設定要求を受信すると処理を開始する。ノード12cのネットワーク制御部22は、固定経路リストを参照し、固定経路リストに登録されているノードがあるか判定する(ステップS501)。固定経路リストに登録されているノードがある場合、ノード12cのネットワーク制御部22は、登録されていたノード12aを固定経路リストから削除する(ステップS502)。また、ノード12cのネットワーク制御部22は、経路設定要求で通知されたノード12bを固定経路リストに登録する(ステップS503)。
ノード12cのネットワーク制御部22は、登録されていたノード12aを上り経路として設定していたか判定する(ステップS504)。ノード12aがゲートウェイ11への上り経路情報の次ノードアドレスに設定されていた場合、ノード12cのネットワーク制御部22は、Lifetime=0が設定されたDAOをノード12aに送信する。Lifetime=0が設定されたDAOを受信したノード12aは、ノード12cの下り経路情報を保持していた場合には、ノード12cの下り経路情報を削除する(ステップS505)。ノード12cのネットワーク制御部22は、経路設定要求で通知されたノード12bにDAOを送信する(ステップS506)。また、ノード12cのネットワーク制御部22は、経路設定要求で通知されたノード12bをゲートウェイ11への上り経路情報の次ノードアドレスに設定し(ステップS507)、処理を終了する。
なお、ステップS501において、固定経路リストに登録されているノードがない場合、処理はステップS506に進む。また、ステップS504において、ノード12aを上り経路として設定していない場合、処理はステップS506に進む。
また、本実施の形態において、経路リストはゲートウェイ11への上り経路情報を保持すると記載したが、ゲートウェイ11への上り経路情報の次ノードアドレスに設定したノード以外の他の上位ノードを経由する経路情報も保持するようにしてもよい。さらに、上位ノードへの上り経路情報を保持するようにしてもよい。
上述のように、本実施の形態では、他のノードから経路制御に関する自ノード宛のメッセージを受信するとメッセージを出力する無線通信制御部24と、無線通信制御部から入力されたメッセージがゲートウェイに向かう上り経路として経由する第1の隣接のノードを指示する経路設定要求の場合、自ノードのアドレス情報を含む下り経路制御メッセージを経路設定要求の指示を満たす上り経路で送信するネットワーク制御部22と、を備えたので、RPLを用いて経路を固定化することができる。
また、ネットワーク制御部22は、経路設定要求により第1の隣接のノードを経由する上り経路を指示され、第1の隣接のノードから受信した上り経路制御メッセージが入力された場合、第1の隣接のノードを宛先とする下り経路制御メッセージを出力するので、固定経路として指示された第1の隣接のノードとの経路を確立することができる。
また、ネットワーク制御部22は、経路設定要求により第1の隣接のノードを経由する上り経路を指示され、第2の隣接のノードから受信した上り経路制御メッセージが入力された場合、第2の隣接のノードを宛先とする下り経路制御メッセージを出力しないので、固定経路以外の第2の隣接のノードとの経路を確立しないようにすることができる。
また、ネットワーク制御部22は、経路設定要求により第1の隣接のノードを経由する上り経路を指示された後に新たな経路設定要求により第2の隣接のノードを経由する上り経路を指示された場合、第1の隣接のノードを宛先として自ノードへの下り経路を無効にする旨の下り経路制御メッセージを出力し、無線通信制御部24は、ネットワーク制御部から入力された下り経路制御メッセージを第1の隣接のノードに送信するので、固定経路を変更することができる。
また、ネットワーク制御部22は、経路設定要求により第3の隣接のノードを除外する上り経路を指示され、第4の隣接のノードから受信した上り経路制御メッセージが入力された場合、第4の隣接のノードを宛先とする下り経路制御メッセージを出力するので、除外経路以外の第4の隣接のノードとの経路を確立することができる。
また、ネットワーク制御部22は、経路設定要求により第3の隣接のノードを除外する上り経路を指示され、第3の隣接のノードから受信した上り経路制御メッセージが入力された場合、第3の隣接のノードを宛先とする下り経路制御メッセージを出力しないので、除外経路として指示された第3の隣接のノードとの経路を確立しないようにすることができる。
また、ネットワーク制御部22は、経路設定要求により第3の隣接のノードを除外する上り経路を指示された後に新たな経路設定要求により第3の隣接のノードを除外する経路を無効にする旨を指示された場合、除外経路リストから第3の隣接のノードのアドレス情報を含む上り経路情報を削除するので、除外経路を変更することができる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、経路設定要求により経路を固定化するようにしたものであるが、本実施の形態では、固定化した経路に通信障害が発生した場合の実施形態を示す。
なお、本実施の形態においては、実施の形態1と異なる部分について、説明する。
図15は、実施の形態2に係るノード12aの機能構成の一例を示すブロック図である。実施の形態1のノード12aの機能構成との違いは、経路維持タイマ28が追加されていることである。
図16は、実施の形態2に係るノード12aのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。実施の形態1のノード12aのハードウェア構成との違いは、タイマ36が追加されていることである。タイマ36は、経路維持タイマ28の機能を実現する。
まず、通信障害の検出方法について、説明する。
図17は、実施の形態2に係るネットワーク制御部22の処理を示すフローチャートである。ノード12cのネットワーク制御部22は、ノード12aを固定経路とする経路設定要求メッセージを受信すると、処理を開始する。ノード12cのネットワーク制御部22は、経路維持タイマ28を起動する(ステップS601)。ノード12cのネットワーク制御部22は、固定経路に設定したノード12aからのDIOを受信待ちする(ステップS602)。ノード12cのネットワーク制御部22は、固定経路に設定したノード12aからDIOを受信したか判定する(ステップS603)。ノード12aからDIOを受信した場合、経路維持タイマ28をリセットする(ステップS604)。ノード12aからDIOを受信しない場合、処理はステップS603に進む。
次に、経路維持タイマ28がタイムアウトした場合に、経路を再設定する動作について説明する。
図18は、実施の形態2に係るネットワーク制御部22の処理を示すフローチャートである。経路維持タイマ28がタイムアウトした場合、ノード12cのネットワーク制御部22は処理を開始する。経路維持タイマ28がタイムアウトした場合、ノード12cのネットワーク制御部22は固定経路(ノード12a)に通信障害が発生したと判定する(ステップS701)。通信障害と判定した場合、ノード12cのネットワーク制御部22は、固定経路以外の経路の経路情報を収集する。収集する経路情報は、例えば、経路の中継回数や受信電界強度といった、経路選択に必要な情報である(ステップS702)。ノード12cのネットワーク制御部22は、通信障害通知を作成する。通信障害通知には、通信障害が発生したことと、収集した経路情報が含まれる(ステップS703)。
ノード12cのネットワーク制御部22は、通信障害通知をゲートウェイ11に通知するため、一時的な経路を設定する。このとき、ネットワーク制御部22は収集した経路情報から上り経路として経由する隣接する上位ノードを選択する。ここでは、上位ノードとしてノード12bを選択したものとする(ステップS704)。ノード12cのネットワーク制御部22は、ノード12bを介してゲートウェイ11に通信障害通知を送信し、処理を終了する(ステップS705)。
ゲートウェイ11は、ノード12cから受信した通信障害通知に基づき、ノード12cに対して経路設定要求を送信する。ゲートウェイ11から経路設定要求を受信することにより、ノード12cは経路を再設定する。ゲートウェイ11が送信する経路設定要求は、例えば、ノード12aを除外経路に設定するものでもよいし、ノード12bを固定経路に設定するものでもよい。
なお、本実施の形態において、ネットワーク制御部22は収集した経路情報から一時的な上り経路を設定すると記載したが、通信障害が発生したと判定した経路以外のノードを経由する上り経路情報を経路リストが保持していれば、保持している上り経路情報を一時的な経路として利用してもよい。
上述のように、本実施の形態では、ネットワーク制御部22は、第1の隣接のノードを経由する上り経路を指示する経路設定要求を受信してから予め定められた時間が経過しても第1の隣接のノードから上り経路制御メッセージを受信しない場合、他の隣接のノードを介してゲートウェイに第1の隣接のノードの通信障害を通知する通信障害通知を送信するので、固定経路に通信障害が発生したかどうかを監視し、固定経路に通信障害が発生したことをゲートウェイ11が把握することができる。ゲートウェイ11は、固定経路に通信障害が発生したことを把握すると、新たな固定経路を設定することができる。
10、90 ネットワーク
11、91 ゲートウェイ
12a〜e、92a〜c ノード
13a〜e リンク
21 アプリケーション部
22 ネットワーク制御部
23 経路保存部
24 無線通信制御部
25 ネットワークインタフェース制御部
26 センサインタフェース制御部
27 センサ
28 経路維持タイマ
30 無線アンテナ
31 メモリ
32 プロセッサ
33 センサインタフェース
34 ネットワークインタフェース
35 無線インタフェース
36 タイマ

Claims (11)

  1. 他の無線通信装置を介して経路制御に関するメッセージが含まれた自無線通信装置宛の無線信号を受信すると前記メッセージを出力する無線通信制御部と、
    前記無線通信制御部から入力された前記メッセージがゲートウェイに向かう上り経路として経由する隣接の無線通信装置を指示する経路設定要求の場合、自無線通信装置のアドレス情報を含む下り経路制御メッセージを前記経路設定要求の指示を満たす上り経路宛として出力するネットワーク制御部と、
    を備え
    前記ネットワーク制御部は、前記経路設定要求により第1の隣接の無線通信装置を経由する上り経路を指示された場合、前記第1の隣接の無線通信装置から受信した上り経路制御メッセージが入力されると、前記第1の隣接の無線通信装置を宛先とする前記下り経路制御メッセージを出力し、
    前記無線通信制御部は、前記ネットワーク制御部から入力された前記下り経路制御メッセージを前記第1の隣接の無線通信装置に送信することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記ネットワーク制御部は、前記経路設定要求により前記第1の隣接の無線通信装置を経由する上り経路を指示され、第2の隣接の無線通信装置から受信した上り経路制御メッセージが入力された場合、前記第2の隣接の無線通信装置を宛先とする前記下り経路制御メッセージを出力しないことを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  3. 上り経路に関する経路情報を保持する経路保存部を備え、
    前記ネットワーク制御部は、前記経路設定要求により前記第1の隣接の無線通信装置を経由する上り経路を指示された場合、前記第1の隣接の無線通信装置のアドレス情報を含む上り経路情報を前記経路保存部の固定経路リストに登録することを特徴とする請求項またはに記載の無線通信装置。
  4. 前記ネットワーク制御部は、前記経路設定要求により前記第1の隣接の無線通信装置を経由する上り経路を指示された後に新たな前記経路設定要求により前記第1の隣接の無線通信装置を経由する上り経路を無効にする旨を指示された場合、前記固定経路リストから前記第1の隣接の無線通信装置のアドレス情報を含む上り経路情報を削除することを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  5. 前記ネットワーク制御部は、前記経路設定要求により前記第1の隣接の無線通信装置を経由する上り経路を指示された後に新たな前記経路設定要求により第2の隣接の無線通信装置を経由する上り経路を指示された場合、前記第1の隣接の無線通信装置を宛先として自無線通信装置への下り経路を無効にする旨の下り経路制御メッセージを出力し、
    前記無線通信制御部は、前記ネットワーク制御部から入力された前記下り経路制御メッセージを前記第1の隣接の無線通信装置に送信することを特徴とする請求項からいずれか一項に記載の無線通信装置。
  6. 前記ネットワーク制御部は、前記第1の隣接の無線通信装置を経由する上り経路を指示する前記経路設定要求を受信してから予め定められた時間が経過しても前記第1の隣接の無線通信装置から上り経路制御メッセージを受信しない場合、他の隣接の無線通信装置を介して前記ゲートウェイに前記第1の隣接の無線通信装置の通信障害を通知する通信障害通知を送信することを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載の無線通信装置。
  7. 前記ネットワーク制御部は、前記経路設定要求により第3の隣接の無線通信装置を除外する上り経路を指示され、第4の隣接の無線通信装置から受信した上り経路制御メッセージが入力された場合、前記第4の隣接の無線通信装置を宛先とする前記下り経路制御メッセージを出力し、
    前記無線通信制御部は、前記ネットワーク制御部から入力された前記下り経路制御メッセージを前記第4の隣接の無線通信装置に送信することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の無線通信装置。
  8. 前記ネットワーク制御部は、前記経路設定要求により前記第3の隣接の無線通信装置を除外する上り経路を指示され、前記第3の隣接の無線通信装置から受信した上り経路制御メッセージが入力された場合、前記第3の隣接の無線通信装置を宛先とする前記下り経路制御メッセージを出力しないことを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  9. 上り経路に関する経路情報を保持する経路保存部を備え、
    前記ネットワーク制御部は、前記経路設定要求により前記第3の隣接の無線通信装置を除外する上り経路を指示された場合、前記第3の隣接の無線通信装置のアドレス情報を含む上り経路情報を前記経路保存部の除外経路リストに登録することを特徴とする請求項またはに記載の無線通信装置。
  10. 前記ネットワーク制御部は、前記経路設定要求により前記第3の隣接の無線通信装置を除外する上り経路を指示された後に新たな前記経路設定要求により第3の隣接の無線通信装置を除外する経路を無効にする旨を指示された場合、前記除外経路リストから前記第3の隣接の無線通信装置のアドレス情報を含む上り経路情報を削除することを特徴とする請求項に記載の無線通信装置。
  11. 他の無線通信装置を介して経路制御に関するメッセージが含まれた自無線通信装置宛の無線信号を受信すると前記メッセージを出力する無線通信制御ステップと、
    前記無線通信制御ステップから入力された前記メッセージがゲートウェイに向かう上り経路として経由する隣接の無線通信装置を指示する経路設定要求の場合、自無線通信装置のアドレス情報を含む下り経路制御メッセージを前記経路設定要求の指示を満たす上り経路宛として出力するネットワーク制御ステップと、
    前記経路設定要求により第1の隣接の無線通信装置を経由する上り経路を指示された場合、前記第1の隣接の無線通信装置から受信した上り経路制御メッセージが入力されると、前記第1の隣接の無線通信装置を宛先とする前記下り経路制御メッセージを前記第1の隣接の無線通信装置に送信する下り経路制御メッセージ送信ステップと、
    を有する無線通信方法。
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