JP6395347B2 - 照明器具 - Google Patents

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本発明は、光源にLEDを用い、配光を容易に変更することができる照明器具に関するものである。
LED直管ランプを使用した器具や、LEDラインモジュールを使用した器具は、LEDの指向性が強いため、限られた方向にしか光を照射することができない。そこで、直線状に複数のLEDが並べられた長方形状の光源モジュールの一辺を軸にして回動させ、光源であるLEDの周囲に設けた導光体の向きを変えることにより、配光を変更する照明器具が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−192314号公報(図7)
しかしながら、従来の吊り下げ式の照明器具では回動する光源モジュールを回動軸のみで支えているため、照明器具に振動が加えられた場合に、配光の向きが変動してしまうおそれや、光源モジュールの振動が回動軸一点に集中し、応力集中によって回動軸部分が破損し落下してしまうおそれがある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、照明器具に振動が加えられた場合でも配光角度を維持することができ、照明器具の破損および落下を防止できる、外部からの振動に強い、配光変更の可能な照明器具を提供することを目的とする。
本発明に係る照明器具は、天井から吊り下げられる一部が開口した中空半柱状の反射板と、反射板の内部に設けられ両端が前記反射板の両端面に支持される軸と、軸と接続され軸を支点に回動自在に設けられた、複数の光源を有する光源モジュールと、光源モジュールの回動支点とは異なる端部を反射板に固定する固定片と、を備え、前記固定片は、前記光源モジュールの内側から外側に向かって抜け落ちない状態で配置されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、回動する光源モジュールを複数点で支える構成にしたので、照明器具に振動が加えられた場合でも、光源モジュールの荷重は、回動軸および固定片の複数で支えられているため、振動が一点のみに伝わることがなく、振動を複数に分散させることで、配光角度の維持および照明器具の破損を防止することのできる、配光変更の可能な照明器具を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る照明器具を示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器具の化粧板を外した様子を示した側面図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器具の光源モジュールを水平に配置した様子を示した断面図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器具の光源モジュールを示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器具の固定片を示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器具の光源モジュールをV字に配置した様子を示した断面図である。 本発明の実施の形態2に係る照明器具の固定片を示した斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る照明器具の光源モジュールを示した斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る照明器具の光源モジュールをV字に配置した様子を示した断面図である。
以下、本発明に係る照明器具の好適な実施の形態について図を参照して説明する。なお、これらの実施の形態によって本発明が限定されることはない。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る照明器具について図1〜図4を用いて説明する。図1は実施の形態1に係る照明器具を斜めからみたもの、図2は実施の形態1に係る照明器具の端面を覆う化粧板を外した様子を端面側からみたもの、図3は実施の形態1に係る照明器具の光源モジュールを水平に配置した断面の様子を端面側からみたもの、図4は実施の形態1に係る照明器具の光源モジュールを斜めからみたもの、図5は実施の形態1に係る照明器具の固定片を斜めからみたものである。
図1に示すように、実施の形態1に係る照明器具1は、天井から吊るされる照明器具であり、照明器具本体2および照明器具本体2を吊り下げるパイプ状の吊り下げ具3とで構成されている。
照明器具本体2は、吊り下げ具3に吊り下げられる、一部が開口した中空半柱状の反射板4と、反射板4内部に固定された回動軸5を介して回動可能に設けられた一対の光源モジュール6a、6bと、光源モジュール6a、6bの配光角度(位置)を固定する固定片7とを備えている。
吊り下げ具3は、照明器具本体2を吊り下げるとともに、天井に設けられた配線器具の電力を照明器具本体2へ供給するためのパイプである。図2に示すように、吊り下げ具3の下部先端にはねじ切り部が設けられ、反射板4上部に設けられた穴部(図示せず)に挿入されている。吊り下げ具3の下部先端のねじ切り部には、反射板4を挟み込むように二つのナット3aが設けられ、二つのナット3aが反射板4を上下方向から挟み、反射板4を締め付けることによって、吊り下げ具3と反射板4が連結されている。
反射板4は、半柱状をなす板金からなり、蒲鉾状に湾曲した笠板8と、笠板8の両端部より内側に笠板8の断面を塞ぐよう設けられた一対の端板9とで構成され、反射板4の内側の表面には高い反射率となる表面処理が施されている。また、反射板4の笠板8の両端面は意匠性を向上させるため、端板9および固定片7を隠す化粧板10で覆われている。
反射板4の端板9は、半円と、該半円の水平部に半円の直径と同じ長さの長辺をもつ長方形を組み合わせた蒲鉾形状をなしており、端板9の半円の中心点9aよりも下方の、端板9の半円の対称軸上に、回動軸5を挿入する回転軸穴11が設けられている。
端板9の表面には、端板9の半円の中心点9aを中心とする端板9の半径aよりも短い半径bを回転させて描く円弧上に複数の固定穴12が設けられており、回転軸穴11から0度の方向に固定穴12a、回動軸穴から+5度の方向に固定穴12b、回動軸穴から+10度の方向に固定穴12c、回動軸穴から−5度の方向に固定穴12dが設けられている。
また、端板9の表面の、端板9の対称軸を介して固定穴12a〜12dと線対象な位置に、回転軸穴11から0度の方向に固定穴12e、回動軸穴から+5度の方向に固定穴12f、回動軸穴から+10度の方向に固定穴12g、回動軸穴から−5度の方向に固定穴12hが設けられている。
図3に示すように、光源モジュール6a、6bは、回動軸5を介して連結されており、回動軸5の右側に光源モジュール6a、回動軸5の左側に光源モジュール6bが配置されている。
光源モジュール6aは、モジュールケース13aと、モジュールケース13a内に設けられた直方体形状のLED光源14aと、LED光源14aを覆いLEDの照射方向を限定する直方体形状のリフレクタ15aとで構成されている。また、光源モジュール6aは、光源モジュール6aの照射面とは反対側の面である上端面に電源ユニット(図示せず)を備え、天井に設けられた配線器具の電力が吊り下げ具3を介して電源ユニットへと供給されている。
モジュールケース13aは、金属製であって、図4に示すように、外形が直方体形状に形成されている。LED光源14aの短手方向側面および上端面を覆うベース部分16aと、ベース部分16aの長手方向における側縁の一辺から突出するL字断面の側面部17aと、ベース部分16aの長手方向における側縁の他辺から突出するコの字断面の側面部18aとで構成されている。
L字断面の側面部17aは、ベース部分16aの長手方向における側縁の一辺からLED光源14aとリフレクタ15aの長手方向側面を覆うように延在し、さらにベース部分16aの短手方向に沿って遠ざかる方向に張り出しており、張り出した側縁にはベース部分16aの長手方向に沿って延びる円筒状のスリーブ19aを有している。スリーブ19aの内部には回転軸5が挿通され、光源モジュール6aを反射板4の端板9に回動可能に固定している。
コの字断面の側面部18aは、側面部17aとは反対側の、ベース部分16aの長手方向における側縁の一辺からLED光源14aとリフレクタ15aの長手方向側面を覆うように延在し、LED光源14aとリフレクタ15aの長手方向側面を覆う部分を側面、ベース部分16aの短手方向に沿って遠ざかる方向に張り出した部分を底面とする上方が解放された直方体部材で形成されており、側面部18aの長手方向における両端面の中央には、固定片7を挿入するための固定穴20aが設けられている。
光源モジュール6aにおいて、回転軸5と直交する方向に、回転軸5から最も離れた端部に固定穴12a〜12dを設けることで、回転軸5の力のモーメントが釣り合い、光源モジュール6aを安定して固定させることができる。
図5に示すように、固定片7はL字に曲げられた棒形状をなしており、図3に示すように、反射板4の端板9に設けられた固定穴12a〜12dのいずれかとモジュールケース13aに設けられた固定穴20aを重ねた穴部に固定片7を挿通させることで、光源モジュール6aの回動軸5側ではない端部を固定させることができ、光源モジュール6aの両端部を回動軸5および固定片7で角度をつけて固定することができる。また、固定片7は、振動などで動き固定穴12a〜12dおよび固定穴20aを貫通して抜け落ちてしまうのを防止するため、L字に曲げられている。
また、光源モジュール6bは光源モジュール6aと回転軸5を介して線対称な構造をしており、構成については光源モジュール6aと同一である。なお、光源モジュール6aと同一な構成部分については同一符号(数字)を付し、光源モジュール6a、6bどちらの構成部品であるかは符号末尾の英文字で区別し、その説明は省略する。
次に、光源モジュールの固定方法および回動方法について図3、図6を用いて説明する。図6は実施の形態1に係る照明器具をV字型に照射させる様子をあらわしたものである。
なお、光源モジュール6a、6bを固定する際、反射板4の両端部に設けられた一対の端板9のうち一方の端板に光源モジュール6a、6bの一端を固定する方法と、他方の端板に光源モジュール6a、6bの他端を固定する方法は同一であり説明が重複するため、以下の説明では、反射板4の両端部に設けられた一対の端板9のうち、一方の端板9に光源モジュール6a、6bの一端を固定する方法のみを述べ、他方の端板9に固定された光源モジュール6a、6bの他端の固定方法は省略する。
図3に示すように、光源モジュール6a、6bを配光角度をつけずに照射される位置に固定する場合、光源モジュール6aに設けられた固定穴20aが、端板9の半円の中心点9aと水平にもうけられた固定穴12aと重なる位置に光源モジュールを配置させ、固定穴20aおよび固定穴12aに固定片7を挿通させて固定し、光源モジュール6bに設けられた固定穴20bが、反射板4の端板9の半円の中心点9aと水平にもうけられた固定穴12eと重なる位置に光源モジュール6bを配置させ、固定穴20bおよび固定穴12eに固定片7を挿通させて固定する。
そして、図6に示すように、光源モジュール6a、6bの配光角度をV字型に固定させ外側へ照射させる場合、まず光源モジュール6aの固定穴20aおよび端板9の固定穴12aに挿入された固定片7を引き抜き、光源モジュール6aを、光源モジュール6aの固定穴20aが回転軸穴11から+10度の方向に設けられた固定穴12cに重なる位置まで回動させる。そして、固定穴20aおよび固定穴12cに固定片7を挿入して光源モジュール6aを固定させる。
その後、光源モジュール6bも同様に、光源モジュール6bの固定穴20bおよび端板9の固定穴12eに挿入された固定片7を引き抜き、光源モジュール6bを、光源モジュール6bの固定穴20bが端板9に回転軸穴から+10度の方向に設けられた固定穴12gに重なる位置回動させ、固定穴20bおよび固定穴12gに固定片7を挿入して光源モジュール6bを固定させる。
なお、光源モジュール6a、6bの配光角度を変更する際、固定片7を引き抜き、挿通させる穴を変更する必要があるため、端板9を覆う化粧板10を事前に外しておく必要がある。
以上のように、光源モジュール6a、6bの固定穴を端板の固定穴12a〜12hに重ね合わせ固定片7を挿入して固定させることで、光源モジュール6a、6bの両端部が支持され、光源モジュール6a、6bを様々な角度で固定させることができる。
例えば、光源モジュール6a、6bの配光角度をハの字型に固定させ、内側へ照射させる場合、光源モジュール6aの固定穴20aと端板9に回転軸穴11から−5度の方向に設けられた固定穴12dとを合わせて固定片7を挿入し、光源モジュール6bの固定穴20bと端板9に回転軸穴11から−5度の方向に設けられた固定穴12hとを合わせて固定片7を挿入することで、光源モジュール6a、6bがハの字型に固定される。
また、光源モジュール6a、6bの配光角度を一直線に右に傾かせて固定させる場合、光源モジュール6aの固定穴20aと端板9に回転軸穴11から+5度の方向に設けられた固定穴12bとを合わせて固定片7を挿入し、光源モジュール6bの固定穴20bと端板9に回転軸穴11から−5度の方向に設けられた固定穴12hとを合わせて固定片7を挿入することで、光源モジュール6a、6bが一直線に傾いて右方向へ照射されるように固定される。
以上のように、実施の形態1によれば、回動する光源モジュール6a、6bを、光源モジュール6a、6bの一端だけではなく、光源モジュール6a、6bの両端部を回転軸5および固定片24の複数の点で支えているので、照明器具1に振動が加えられた場合でも、光源モジュール6a、6bの荷重が回動軸5および固定片24の複数に分散され、配光角度を維持するとともに荷重の一点集中による照明器具1の破損を防止することができるので、振動に強い、配光変更の可能な照明器具1を提供することができる。
実施の形態2.
図7は実施の形態2に係る照明器具の固定片を斜めからみたもの、図8は実施の形態2に係る照明器具の光源モジュールを斜めからみたもの、図9は実施の形態2に係る照明器具をV字型に照射させる様子をあらわしたものである。
この実施の形態2が図3に示す実施の形態1と異なるのは、固定片を、断面L字状の棒のみでなくバネと組み合わせスライド可能な構成にした点である。その他の構成については実施の形態1と同一又は同等である。なお、実施の形態1と同一又は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
図9に示すように、照明器具本体2は、吊り下げ具3に吊り下げられる一部が開口した中空半柱状の反射板4と、反射板4内部に固定された回動軸5を介して回動可能に設けられた一対の光源モジュール21a、21bと、光源モジュール21a、21bの配光角度を固定する固定片24とを備えている。
図8に示すように、光源モジュール21aは、モジュールケース22aと、モジュールケース22a内に設けられた直方体形状のLED光源14aと、LED光源14aを覆いLEDの照射方向を限定する直方体形状のリフレクタ15aとで構成されている。
モジュールケース22aは、金属製であって、外形が直方体形状に形成されている。LED光源14aの短手方向側面および上端面を覆うベース部分16aと、ベース部分16aの長手方向における側縁の一辺から突出するL字断面の側面部17aと、ベース部分16aの長手方向における側縁の他辺から突出するコの字断面の側面部23aとで構成されている。
コの字断面の側面部23aは、実施の形態1における側面部18aの、長手方向における両端面を除いた形状をしており、側面部17aとは反対側の、ベース部分16aの長手方向における側縁の一辺からLED光源14aとリフレクタ15aの長手方向側面を覆うように延在し、さらにベース部分16aの短手方向に沿って遠ざかる方向に張り出し、さらに張り出した部分をモジュールケース22aの上端面に向かって延在している。
また、固定片24は、図7に示すように、直方体のカバー25と、カバー25内に収容されたコイルスプリング26と、コイルスプリング26に押圧されることで先端部がカバー25から突出するよう設けられたL字状(コイルスプリング26のはめ込み部を含めるとT字状)のピン27とで構成されている。カバー25において、ピン27が突出する面にはピン27の先端頭部よりも一回り大きな穴部28が設けられており、ピン27が突出する方向を規制している。
ピン27はカバー25内において、L字状のピン27の短辺側がカバー25の下端面から突出するように設けられており、この短辺をピン27が突出する方向と反対の方向へ押すことで、ピン27がカバー25内へ収容される仕組みになっている。また、カバー25の下端面にはピン27をスライド可能にするため、ピン27の短辺がスライドする範囲には開口部29が設けられている。
固定片24は、モジュールケース22aの側面部23aの内側に設けられ、固定片24のピン27が突出する面が、側面部23aの長手方向における両端面に合わせて、段差なく隣接するよう配置されている。
また、モジュールケース22aの側面部23aの下端面には、固定片24のピン27がスライドできるよう、固定片24のカバー25の下端面に設けられた開口部28と対向する位置に開口部(図示せず)が設けられている。
なお、モジュールケース22aの側面部23aの下端面に開口部(図示せず)を設けることで側面部23aの強度が弱くなるおそれがあるが、側面部23aの開口部の上方に、側面部23aの両側面に挟まれるように設けられている固定片24によって補強されるため、強度が弱くなることはない。
また、光源モジュール21bは光源モジュール21aと回転軸5を介して線対称な構造をしており、構成については光源モジュール21aと同一である。なお、光源モジュール21aと同一な構成部分については同一符号(数字)を付し、光源モジュール21a、21bどちらの構成部品であるかは符号末尾の英文字で区別し、その説明は省略する。
次に、光源モジュールの回動方法について図9を用いて説明する。
図9は実施の形態1に係る照明器具の光源モジュールをV字に配置した様子をあらわしたものである。
光源モジュール21a、21bを配光角度をつけずに照射される位置に固定する場合、光源モジュール21aに長手方向の両端部に設けられた固定片24のピン27を反射板4の端板9に回転軸穴11と水平にもうけられた固定穴12aに挿通させるとともに、光源モジュール21bの長手方向の両端部に設けられた固定片24のピン27を反射板4の端板9に回転軸穴11と水平にもうけられた固定穴12eに挿通させ、光源モジュール21a、21bを固定する。
その後、光源モジュール21aの配光角度をV字型に変更する場合について説明する。
まず、光源モジュール21aに長手方向の両端部に設けられた固定片24のピン27を光源モジュール21aの中央部に向かって押し込み、端板9の固定穴12aに挿通されているピン27をケース25内へ収納させて光源モジュール21aの固定を外し、光源モジュール21aを端板9の固定穴12aに挿入しない位置へ回動させる。
すると、光源モジュール21aの長手方向の両端部に設けられた固定片24のピン27の先端は、端板9の表面によって押圧され、ピン27のほとんどがケース25内へ収納された状態が維持されるので、固定片24のピン27を光源モジュール21aの中央部に向かって押し込まなくとも、光源モジュール21aの回転軸5側の端部とは反対側の端部が端板9に固定されることなく、光源モジュール21aを自在に回動できる。
そして、光源モジュール21aの長手方向の両端部に設けられた固定片24の穴部28と端板9の固定穴12cが重なる位置に光源モジュール21aを回動させる。固定片24の穴部28が端板9の固定穴12cに重なった際、固定片24のコイルスプリング26の弾性力によって固定片24のピン27の先端が端板9の固定穴12cに挿通し、固定片24のピンに触れることなく光源モジュール21aが自動的に+10度傾いた状態で固定される。
その後、左側の光源モジュール21bも同様に、光源モジュール21bの長手方向の両端部に設けられた固定片24のピン27を光源モジュール21bの中央部へ押し、光源モジュール21bの長手方向の両端部に設けられた固定片24のピン27の先端が端板9の固定穴12gへ挿入される位置まで光源モジュール21bを回動させ、光源モジュール21bを+10度傾いた状態で固定させる。
以上のように実施の形態2によれば、実施の形態1でおこなっていた、光源モジュールの配光角度の変更を行うたびに化粧板を脱着する手間が省け、また、配光角度変更のたびに固定片を照明器具から外すことで、固定片を手に持ちながら作業する必要がなく、固定片の紛失が防止できるので、使い勝手が良く振動に強い、配光変更の可能な照明器具を提供することができる。
なお、実施の形態1〜3では、反射板の形を円柱形状にしたが、必ずしも円柱形状にする必要はなく、三角柱状や四角柱状などでも同様の効果が得られる。
また、実施の形態1〜3では、反射板の端板には、端板の半円の中心点から0°、+5°、+10°、−10°の位置に固定穴を設けたが、これらの角度に限定されることはなく、より細かく刻んだ角度に固定穴を設定することで、より多くの配光角度パターンを実現することができる。
また、実施の形態1〜3では、光源モジュールを複数配置した例を示したが、光源モジュールが一つの場合でも同様の効果を得ることができる。
また、実施の形態1〜3では、端板に設けられた回転軸穴を1点としたが、端板の対称軸状に固定軸穴を複数設け、回転軸の高さを変更することで光源モジュールの配光角度をより細かく調整することができ、より使い勝手の良く振動に強い、配光変更の可能な照明器具を提供することができる。
1 照明器具、2 照明器具本体、3 吊り下げ具、3a ナット、4 反射板、5 回動軸、6a、b 光源モジュール、7 固定片、8 笠板、9 端板、10 化粧板、11 回転軸穴、12a〜h 固定穴、13a、b モジュールケース、14a、b LED光源、15a、b リフレクタ、16a、b ベース部分、17a、b 側面部、18a、b 側面部、19 スリーブ、20a、b 固定穴、21a、b 光源モジュール、22a、b モジュールケース、23a、b 側面部、24 固定片、25 カバー、26 コイルスプリング、27 ピン、28 穴部、29 開口部。

Claims (2)

  1. 天井から吊り下げられる一部が開口した中空半柱状であり、内側に一対の端板が設けられた反射板と、
    前記反射板の内部に設けられ両端が前記反射板の前記一対の端板に支持される軸と、
    前記軸と接続され前記軸を支点に回動自在に設けられた複数の光源を有する光源モジュールと、
    前記光源モジュールに設けられ、前記光源モジュールの回動支点とは異なる端部を前記反射板に固定する固定片と、
    を備え、
    前記光源モジュールは、前記軸と直交する側面に第一の貫通穴が設けられるとともに、前記固定片の先端が前記第一の貫通穴から突出するように前記固定片を押圧するバネを有し、
    前記反射板は、前記端板に前記固定片が挿通されるとともに前記固定片を支持する第二の貫通穴が設けられ、
    前記第二の貫通穴は、前記第一の貫通穴が前記軸を支点に回転させて描く円弧上に複数設けられ、
    前記光源モジュールは、前記バネが前記固定片を押圧し、前記固定片が前記第一の貫通穴と複数設けられたうちいずれか1つの前記第二の貫通穴に挿通されることで、前記反射板に支持されることを特徴とする照明器具。
  2. 前記固定片によって支持される前記光源モジュールの端部は、
    前記光源モジュールの端部のうち、前記軸と直交する方向において、前記軸から最も離れた位置にある端部であることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
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