JP6948871B2 - 照明具および照明装置 - Google Patents
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Description
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る照明装置500の斜視図である。
図2は、本実施の形態に係る照明装置500の組立斜視図である。
図3は、本実施の形態に係る照明具2の斜視図である。
図4は、本実施の形態に係る照明具のA−A断面図である。
図5は、本実施の形態に係る照明具2の取り付けを説明する図である。
図6は、本実施の形態に係る照明具2の主要部を説明する分解斜視図である。
図1から図6を用いて、本実施の形態に係る照明装置500について説明する。
照明装置500は、照明具2と、照明具2を着脱可能に取り付ける照明器具1とを有する。
照明器具1は、器具本体10と、器具本体10の両端部に取り付けられる端板部15とを備える。
器具本体10は、コの字状に折り曲げられて形成され、長手方向に延びたユニット取付部11を備える。器具本体10は、板金が折り曲げられて形成される。ユニット取付部11は、照明具2を取り付ける。また、ユニット取付部11は、照明具2を収容する収容部ともいう。
端板部15は、器具本体10の端面を塞ぐように器具本体10に取り付けられる。
なお、器具側取付具12は、照明器具1の形状に応じて、底面部111に設置される数が変更することができる。照明器具1の長手方向の長さが短い場合は、長手方向の一端部のみに器具側取付具12を設置し他端部はフックで固定する機構としてもよい。また、照明器具1の長手方向の長さが長い場合は、長手方向の両端部と中央部に器具側取付具12を設置してもよい。中央部に器具側取付具12を設置する場合は、器具側取付具12および器具側取付具12に対応するユニット側取付具46が、照明具2に取り付けられた電源ユニット40と干渉しない位置を選択する。
照明具2は、外郭部20と発光モジュール30とを備える。外郭部20は、透光性カバー21と、端部カバー22と、支持部材24とを備える。照明具2は、光源ユニットともいう。
支持部材24は、板状を成し、一面に基板34を取り付ける基板取付部241を有する。支持部材24は、長手方向に延びでおり、断面コ字状を成す。支持部材24は、長形の平板状である主部240と、主部240の短手方向端部を基端部245として立ち上がる側部244とを備える。側部244は、照明具2が照明器具1に取り付けられた状態で、照明器具1のユニット取付部11の底面部111に向かって立ち上がる。側部244の先端部246は、透光性カバー21と係り合う係合部ともいう。
支持部材24において、発光モジュール30が取り付けられる面を基板取付部241とする。また、基板取付部241の裏面側であり、電源ユニット40が取り付けられる面を電源取付部242とする。
発光モジュール30は、基板34と発光素子31とを備える。基板34の実装面340には発光素子31が実装される。発光素子31は、具体的には、LEDである。なお、発光素子31は、有機ELあるいはレーザといった発光素子でもよい。また、実装面340の裏面である接着面341は、支持部材24の基板取付部241に接着部材49により接着される。基板34は、長方形を成す。すなわち、実装面340は、長方形を成す。
電源ユニット40は、主部240の長手方向中央より一方側に寄せて取り付けられている。なお、電源ユニット40は、主部240の長手方向中央に取り付けられていても構わない。
2つのユニット側取付具46は、主部240の長手方向の両端側にそれぞれ取り付けられている。ユニット側取付具46は、照明器具1が備える器具側取付具12と係り合い、照明具2を照明器具1に固定する。
なお、ユニット側取付具46は、照明具2の形状に応じて設置される数が変更することができる。照明具2の長手方向の長さが短い場合は、長手方向の一端部のみにユニット側取付具46を設置し他端部はフックで固定する機構としてもよい。また、照明具2の長手方向の長さが長い場合は、長手方向の両端部と中央部にユニット側取付具46を設置してもよい。中央部にユニット側取付具46を設置する場合は、ユニット側取付具46およびユニット側取付具46に対応し照明器具1に配置され器具側取付具12が、電源ユニット40と干渉しない位置を選択する。
まず、造営部900である天井に照明器具1を取り付ける。照明器具1を天井に取り付ける方法には、天井からつり下げられている吊ボルトに固定する方法、あるいは、ネジといった固定具により直接天井に固定する方法がある。
照明器具1を造営部900に取り付ける際、天井から引き出された電源電線、すなわちFケーブルを、照明器具1のユニット取付部11内に引き込み、端子台を介して器具電源線材13に接続する。
次に、図5に示すように、板バネである器具側取付具12を照明具2のユニット側取付具46と係合させる。ユニット側取付具46は、バネ受け金具ともいう。このとき、照明具2と照明器具1との間に作業空間が存在する状態で、照明器具1の器具電源線材13と照明具2のユニット電源線材42とを接続するといった作業が行われる。その後、照明具2を照明器具1に向かって押し上げ、照明具2が照明器具1に取り付けられる。
透光性カバー21は、基板34および基板取付部241を覆って支持部材24に取り付けられる。透光性カバー21は、カバー主部210と、カバー側部211と、カバー係合部212と、カバー保持部213とを備える。透光性カバー21は、第1外郭部の例である。
カバー主部210は、透光性カバー21の前面に位置し、基板取付部241に対向する部分である。カバー主部210は、前面透光部ともいう。カバー側部211は、カバー主部210の短手方向端部から基板取付部241に向かって形成された部分である。カバー側部211は、側面透光部ともいう。カバー係合部212は、カバー側部211の端部から取付方向に突き出た部分であり、支持部材24の側部244と係り合い、透光性カバー21を支持部材24に取り付ける。カバー保持部213は、カバー側部211から短手方向中央部に向かって突き出た部分であり、支持部材24の主部240と係り合い、透光性カバー21を支持部材24に保持する。透光性カバー21は、カバー係合部212が支持部材24の側部244の先端部246を覆うとともに、カバー保持部213が支持部材24の主部240を保持することにより、支持部材24に固定される。
以上のように、透光性カバー21は、実装面340を覆う長尺である。また、透光性カバー21は、端部の面である端面部214とする。端面部214は、長手方向の端部に開口部201を形成する。透光性カバー21は、支持部材24に取り付けられた発光モジュール30を覆うように支持部材24に取り付けられる。
図7は、本実施の形態に係る照明具2の端部を説明する分解図であり、(a)が端部カバー22を外した状態の分解斜視図、(b)が(a)の状態の分解側面図である。
図8は、本実施の形態に係る端部カバー22を説明する斜視図であり、(a)が内面側から見た斜視図、(b)が外面側から見た斜視図である。
図9は、本実施の形態に係る端部カバー22を説明する5面図である。
図10は、本実施の形態に係る端部カバー22の接合位置を説明する図である。
図7から図10を用いて、端部カバー22の構成、および、端部カバー22の接合方法について説明する。
嵌合部299は、周部221の先端から透光性カバー21に向かって形成されている。嵌合部299は、開口部201に嵌り込む。そして、嵌合部299の外周面である外周部281が開口部201の内面に接する、あるいは、対向する。嵌合部299の内周面を内周部282とする。また、端部カバー22は、嵌合部299の周囲に、透光性カバー21の端面部214が接している当接面部283を有する。
また、端部カバー22は、当接面部283のうちT字状に端面部214と接合されている接合部284を有する。
図7の(b)に示すように、配線クランプ47は、支持部材24と透光性カバー21とが組み立てられた状態で、透光性カバー21の端面から突出するガイド部471を備える。
まず、端部カバー22の第1突出片222の上面である対向面部224を透光性カバー21の端面から突出するガイド部471の下面に当接させて、端部カバー22の位置決めをする。そして、その状態で端部カバー22を透光性カバー21の端面に押し込む。これにより、端部カバー22の嵌合部299と透光性カバー21の端面部214の内側に嵌まり込み、端部カバー22が透光性カバー21の端面に取り付けられる。
このとき、透光性カバー21の端面部214と端部カバー22の当接面部283とは、当たって接する。あるいは、透光性カバー21の端面部214と端部カバー22の当接面部283とは、若干の隙間を持って対向する構成でもよい。
端部カバー22において、当接面部283のうち、カバー主部210に対応する端面部214と接する、あるいは、対向する部分を主部当接部283aとする。また、当接面部283のうち、カバー側部211に対応する端面部214と接する、あるいは、対向する部分を側部当接部283bとする。また、当接面部283のうち、カバー係合部212に対応する端面部214と接する、あるいは、対向する部分を係合部当接部283cとする。また、当接面部283のうち、カバー保持部213に対応する端面部214と接する、あるいは、対向する部分を保持部当接部283dとする。
接合部284では、当接面部283と、側部端面部215aと係合部端面部215bと保持部端面部215cとが、T字状に接合されている。
接合部284は、当接面部283のうち発光素子31から発せられる1次照射光が照射されない部分に設けられる。
P1−P2ラインの内側、すなわち照射角θ1の範囲R1は、発光素子31からの1次照射光がカバー主部210を通過する範囲である。接合部284は、照射角θ1の範囲の外側の範囲R2に設けることが好ましい。
また、P1−P3ラインの内側、すなわち照射角θ2の範囲は、発光素子31からの1次照射光が遮られることなく、カバー主部210およびカバー側部211を通過する範囲である。よって、接合部284は、照射角θ2の範囲の外側の範囲R3に設けることが、より好ましい。
本実施の形態に係る照明具2によれば、T字状の接合部を設けているので、透光性カバー21と端部カバー22との接合強度を向上させ、カバー全体の剛性を向上させることができる。また、図10に示すように、接合部は、当接面部のうち発光素子から発せられる1次照射光が照射されない部分に設けられる。よって、透光性カバー21と端部カバー22の接続部の光学性能と意匠性とを損なうことなく、接合強度を向上させ、カバー全体の剛性を向上させることができる。
なお、接合部284とT字形状部215は、T字状を含む形状に接合されていればよい。T字状の交点から延びた線分のうちの少なくともいずれかが、長く延びている形状に接合されていてもよい。あるいは、T字状の交点から延びた線分のうちの少なくともいずれかが、曲線を描いている形状に接合されていてもよい。接合部284とT字形状部215との接合部分の形状は、単なる線ではなく、線と線が交わっている形状であればどのような形状でも構わない。
なお、上述した実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明の範囲、本発明の適用物の範囲、および本発明の用途の範囲を制限することを意図するものではない。上述した実施の形態は、必要に応じて種々の変更が可能である。
主部、241 基板取付部、242 電源取付部、243 側縁部、244 側部、245 基端部、246 先端部、281 外周部、282 内周部、283 当接面部、283a 主部当接部、283b 側部当接部、283c 係合部当接部、283d 保持部当接部、284 接合部、30 発光モジュール、31 発光素子、34 基板、340 実装面、341 接着面、342 端面、40 電源ユニット、41 端子台、42 ユニット電源線材、43 ユニット側コネクタ、44 給電線材、46 ユニット側取付具、47 配線クランプ、471 ガイド部、48 配線ホルダ、49 接着部材、900 造営部。
Claims (5)
- 実装面に発光素子が実装された基板を配置する基板取付部を有する支持部材と、
前記実装面を覆う長尺の透光性カバーであって、長手方向の端部に開口部を形成する端面部を有し、前記基板取付部に対向するカバー主部と、前記カバー主部の短手方向端部から前記基板取付部に向かう上方に形成されたカバー側部であって上端部に短手方向中央側に向かう部分を有するカバー側部と、前記カバー側部の前記短手方向中央側に向かう部分から上方に突き出ており、前記支持部材と係り合っているカバー係合部と、前記カバー係合部の下端部から前記カバー係合部と同一平面状に下方に伸びた部分を有し、前記カバー係合部と同一平面状に下方に伸びた部分の先が短手方向中央部に向かって形成され、前記支持部材を保持するカバー保持部と、を有する透光性カバーと、
前記開口部を塞ぐ端部カバーであって、前記開口部に嵌り込む嵌合部と前記嵌合部の周囲に前記端面部が接している当接面部とを有する端部カバーと
を備え、
前記端面部は、
前記カバー側部の上端部における前記短手方向中央側に向かう部分と、前記カバー係合部の下端部に対応する部分と、前記カバー保持部のうち前記カバー係合部と同一平面状に下方に伸びた部分とによりT字形状を成すT字形状部を一部に有し、
前記当接面部は、
前記T字形状部とT字状に接合されている接合部を有する照明具。 - 前記接合部は、
前記当接面部のうち前記発光素子から発せられる1次照射光が照射されない部分に設けられている請求項1に記載の照明具。 - 前記接合部では、前記当接面部と前記T字形状部とがT字状に溶着されている請求項1または2に記載の照明具。
- 前記接合部では、前記当接面部と前記T字形状部とがT字状に接着されている請求項1または2に記載の照明具。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の照明具と、
前記照明具を取り付けるユニット取付部を有する照明器具と
を備えた照明装置。
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