JP6393606B2 - 法枠用作業車 - Google Patents

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本発明は法面に形成された法枠上でロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔を形成する作業を行なう法枠用作業車に関する。
従来、法面に法枠が形成された所でロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔を形成する場合、作業車を、法枠上を移動させて行なっている。
この法枠上を、車輪を用いた作業車を移動させる作業は、該法枠の幅寸法が小さく、かつ法面であるため大変で、実際の作業よりも作業車を移動させる作業が大変で、時間がかかるという欠点があった。
また、無限軌道を用いた作業車は、比較的に法枠上の走行が容易であるが、走行時に法枠を損傷しやすいという欠点があった。
特許第2897201号公報 特許第2965247号公報 特許第3515862号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、法面に法枠が形成されていても、スムーズに短時間で、法枠を損傷させることなく作業位置まで容易に走行でき、効率よく法面や法枠上でロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔を形成する作業等を行なうことができる法枠用作業車を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は車体と、この車体に少なくとも3個以上取付けられた、該車体を法面や法枠上を転動して走行することができる前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪および該前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪のすぐ後方で、この前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪の走行位置を走行できる従属タイヤ車輪をそれぞれ備えた走行装置と、前記車体に取付けられたロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔を形成する削孔装置と、前記車体を前記法面の上部に牽吊する牽吊装置とからなり、走行装置は車体に上端部が固定された少なくとも3個の上下移動装置が介装された車輪支持アームと、この少なくとも3個の車輪支持アームの下端部にそれぞれほぼ中央部が枢支された車輪支持軸と、これらの車輪支持軸の先端部にそれぞれ回転可能に取付けられた前輪タイヤ車輪および後輪タイヤ車輪と、前記車輪支持軸の後端部にそれぞれ回転可能に取付けられた従属タイヤ車輪とで構成されている法枠用作業車を構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1により、前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪および該前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪のすぐ後方で、この前輪タイヤ車輪および後輪タイヤ車輪の走行位置を走行できる従属タイヤ車輪をそれぞれ備えた走行装置を用いているので、前輪タイヤ車輪の法面や法枠の接地と、該前輪タイヤ車輪のすぐ後方の従属タイヤ車輪の法面や法枠の接地および後輪タイヤ車輪の法面や法枠の接地と、該後輪タイヤ車輪のすぐ後方の従属タイヤ車輪の法面や法枠の接地により、スムーズに車体を、法面上を走行させ、削孔装置によってロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔を形成することができる。
(2)前記(1)により、前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪、前輪タイヤ車輪と後輪タイヤ車輪のすぐ後方に従属タイヤ車輪を用いて走行装置を構成しているので、走行時にタイヤ車輪が法枠に接触するだけであるため、従来の金属の無限軌道に比べ、損傷させるのを効率よく阻止することができる。
(3)前記(1)により、前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪および該前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪のすぐ後方で、この前輪タイヤ車輪および後輪タイヤ車輪の走行位置を走行できる従属タイヤ車輪を備えればよいので、構造が簡単で、容易に設置することができるとともに、前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪の走行位置を従属タイヤ車輪が走行するので、異なる高さ位置の法面や法枠とは接地しないので、楽に走行することができる。
(4)前輪タイヤ車輪および後輪タイヤ車輪と、これらの車輪のすぐ後方の従属タイヤ車輪とが車輪支持アームを中心にして、前後方向が上下方向に回動するので、法枠上をスムーズに走行させることができる。
請求項2も前記(1)〜()と同様な効果が得られるとともに、駆動タイヤ車輪によって法枠上を自由に走行することができる。
請求項3も前記(1)〜()と同様な効果が得られるとともに、前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪、従属タイヤ車輪は法枠の高さ寸法の2倍以上の直径寸法のものを使用しているので、法枠をよりスムーズに転動して、移動することができる。
請求項4も前記(1)〜()と同様な効果が得られる。
本発明を実施するための第1の形態の側面図。 本発明を実施するための第1の形態の平面図。 本発明を実施するための第1の形態の正面図。 本発明を実施するための第1の形態の底面図。 本発明を実施するための第1の形態の走行装置の説明図。 本発明を実施するための第1の形態の走行状態の説明図。 本発明を実施するための第1の形態の使用状態の説明図。 本発明を実施するための第2の形態の側面図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 本発明を実施するための第2の形態の底面図。 本発明を実施するための第2の形態の走行状態の説明図。 本発明を実施するための第2の形態の使用状態の説明図。 本発明を実施するための第3の形態の側面図。 本発明を実施するための第3の形態の平面図。 本発明を実施するための第3の形態の底面図。 本発明を実施するための第3の形態の走行状態の説明図。 本発明を実施するための第3の形態の使用状態の説明図。 本発明を実施するための第4の形態の側面図。 本発明を実施するための第4の形態の平面図。 本発明を実施するための第4の形態の底面図。 本発明を実施するための第4の形態の走行状態の説明図。 本発明を実施するための第4の形態の使用状態の説明図。 本発明を実施するための第5の形態の側面図。 本発明を実施するための第5の形態の平面図。 本発明を実施するための第5の形態の底面図。 本発明を実施するための第5の形態の走行状態の説明図。 本発明を実施するための第5の形態の使用状態の説明図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図7に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は法面2や法枠3の上を転動走行してロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔を形成する作業を行なう本発明の法枠用作業車で、この法枠用作業車1は鋼材を用いて強固な構造に形成された長方形状の車体4と、この車体4を法面2や法枠3上を転動して走行させる、該車体4に上端部が固定状態で取付けられた少なくとも3個以上、本発明の実施の形態では車体4の前部両側部に2個、車体4の後部の両側部に2個の合計4個の車輪支持アーム5、5、5、5、この4個の車輪支持アーム5、5、5、5の下端部にそれぞれほぼ中央部が枢支ピン6、6、6、6で枢支された車輪支持軸7、7、7、7、この車輪支持軸7、7、7、7の先端部に回転可能に取付けられた、前記法枠3の高さ寸法の2倍以上、好ましくは3倍以上の直径寸法の車輪用油圧モータ8、8、8、8で駆動される駆動タイヤ車輪を用いた前輪タイヤ車輪9、9および後輪タイヤ車輪9、9、前記車輪支持軸7、7、7、7の後端部にそれぞれ回転可能に取付けられた、前記前輪タイヤ車輪9、9および後輪タイヤ車輪9、9と同じ直径の前輪・後輪従属タイヤ車輪10、10、10、10とからなる走行装置11と、前記車体4に取付けられたロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔を形成する削孔装置12と、前記車体4を前記法面2の上部に牽吊する牽吊装置13とで構成されている。
前記削孔装置12は従来から使用されているもので、前記車体4の前方上部に突出する取付け台14に枢支ピン15で回動可能に取付けられた支持台16と、この支持台16を前後方向に回動させる支持台用油圧シリンダー17と、前記支持台16に左右方向に回動させる支持台用油圧モータ18を用いた回動機構19を介して取付けられたスイングブーム20と、このスイングブーム20の先端部に選択的に取付けられる、法面2に形成された法枠3にロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔を形成するガイドシェル21および、該ガイドシェル21に取付けられた油圧ドリフター22とからなる削孔装置本体23とで構成されている。
前記牽吊装置13は従来から使用されているもので、前記車体4の両側部寄りの部位に取付けられた一対のウインチ34、34と、この一対のウインチ34、34より引き出された先端部に係止リング35、35が取付けられたワイヤー36、36の先端部を固定する、前記法面2の上部に離間された固定されたアンカーピン37、37とで構成されている。
このため、牽吊装置13の一対のウインチ34、34のワイヤー36、36を伸縮させることによって、車体4を上方や下方へ転動させることができる。
上記構成の法枠用作業車1はロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔を形成する部位の、法面2の法枠3の下部位置あるいは上部位置に走行装置11の駆動タイヤ車輪を用いた前輪タイヤ車輪9、9および後輪タイヤ車輪9、9を駆動させて位置させる。
次に牽吊装置13の一対のウインチ34、34よりワイヤー36、36を引き出し、法面2の上部のアンカーピン37、37に先端部の係止リング35、35を係止させる。
なお、係止リング35、35をアンカーピン37、37に固定状態で取付けてもよい。
この状態で、牽吊装置13の一対のウインチ34、34でワイヤー36、36が引張り状態となるように巻き取り、あるいは引き出しながら走行装置11の駆動タイヤ車輪を用いた前輪タイヤ車輪9、9、後輪タイヤ車輪9、9を駆動させて、前輪タイヤ車輪9、9および後輪タイヤ車輪9、9を法面2や法枠3上を転動させる。
この時、前輪タイヤ車輪9、9あるいは後輪タイヤ車輪9、9が法枠3上へ乗り上がる場合、法枠3の高さ寸法よりも2倍以上の直径寸法のタイヤ車輪が用いられているので、スムーズに乗り上がるとともに、該前輪タイヤ車輪9、9および後輪タイヤ車輪9、9のすぐ後方に位置する前輪・後輪従属タイヤ車輪10、10、10、10は法面2に当接するように車輪支持軸7、7、7を中心にして回動して、前輪タイヤ車輪9、9と前輪従属タイヤ車輪10、10および、後輪タイヤ車輪9、9と後輪従属タイヤ車輪10、10とが法枠3と法面2に支持された状態となって、スムーズに法枠3上を転動移動することができる。
ロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔を形成することができる所まで法枠用作業車1が位置した所で、削孔装置12の支持台用油圧シリンダー17、回動機構19を作動させ、スイングブーム20を回動させ、削孔装置本体23がロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔を形成することができる位置にセットし、削孔装置本体23を駆動させて、従来と同様に法枠3にロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔38を形成する。
法枠3にロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔38を形成すると、該ロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔38より削孔装置本体23を法枠3上に戻した後、支持台用油圧シリンダー17、回動機構19を作動させて車体4と平行状態となるように回動位置させる。
しかる後、牽吊装置13の一対のウインチ34、34でワイヤー36、36を引張り状態となるように巻き取り、あるいは引き出しながら走行装置11の駆動タイヤ車輪を駆動させ、法枠3や法面2上を駆動タイヤ車輪のタイヤ車輪9、9、9、9を駆動させて、次のロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔38を形成する位置へ法枠用作業車1を上方あるいは下方へ移動させる。
このような作業で、順次下方から上方、あるいは上方から下方へロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔38を形成する作業を行なう。
次に法枠用作業車1の左右方向にロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔38を形成する場合、走行装置11の一方の駆動タイヤ車輪のタイヤ車輪9、9だけを駆動させて法枠用作業車1を左方向あるいは右方向に向かせた後に、両方の駆動タイヤ車輪のタイヤ車輪9、9を駆動させたり、あるいは他方の駆動タイヤ車輪のタイヤ車輪9、9だけを駆動させたりして、法枠用作業車1を左右方向へ移動させる。
このような操作を少なくとも1回以上行なって、法枠用作業車1をロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔38が形成できる位置に車体4を位置させると、削孔装置12でロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔38を法枠3に形成する。
この場所でのロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔38が形成されると、法枠用作業車1を前述のように法面2の下方あるいは上方へ移動させて、順次法枠3にロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔38を形成する。
なお、車体4の前部中央部と後部中央部に、作業時に車体4を、法枠3を挟着して固定する車体ロック装置を設けてもよい。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図8ないし図27に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図8ないし図12に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、車体4の前部両側部に2個、車体4の後部中央部に1個、上端部が固定された車輪支持アーム5、5、5を設け、該車輪支持アーム5、5、5の下端部にほぼ中央部が枢支ピン6、6、6で枢支された車輪支持軸7、7、7、この車輪支持軸7、7、7の先端部に車輪用油圧モータ8、8、8で駆動される前輪タイヤ車輪9、9、後輪タイヤ車輪9、9を設け、後端部に車輪用油圧モータ8、8、8で駆動される従属タイヤ車輪10、10、10とからなるほぼ3脚状の走行装置11Aを用いた点で、このような走行装置11Aを用いた法枠用作業車1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
図13ないし図17に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、車体4の前部両側部および後部両側部に4個の上端部が固定された油圧シリンダーを用いた車輪支持アーム5A、5A、5A、5Aの下端部の可動部材5a、5a、5a、5aに車輪用油圧モータ8、8、8、8を用いた前輪タイヤ車輪9、9、後輪タイヤ車輪9、9と、この前輪タイヤ車輪9、9、後輪タイヤ車輪9、9のすぐ後方に油圧シリンダーを用いた前輪・後輪従属車輪支持アーム39、39、39、39、この前輪・後輪従属支持アーム39、39、39、39の可動部材39a、39a、39a、39aに車輪用油圧モータ8、8、8、8を用いた前輪従属タイヤ車輪10、10、後輪従属タイヤ車輪10、10とからなる走行装置11Bを用いた点で、このような走行装置11Bを用いた法枠用作業車1Bにしても、前記本発明の第1の形態と同様な作用効果が得られる。
図18ないし図22に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第3の形態と主に異なる点は、車体4の後部中央部に上端部が固定された油圧シリンダーを用いた車輪支持アーム5Aの先端部の可動部材5aに車輪用油圧モータ8を用いた後輪タイヤ車輪9と、この後輪タイヤ車輪9のすぐ後方の車体4に上端部が固定された油圧シリンダーを用いた従属車輪支持アーム39の下端部可動部材39aに車輪用油圧モータ8を用いた後輪従属タイヤ車輪10を使用したほぼ3脚状の走行装置11Cを用いた点で、このような走行装置11Cを用いた法枠用作業車1Cにしても、前記本発明を実施するための第3の形態と同様な作用効果が得られる。
図23ないし図27に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための第3の形態と主に異なる点は、車体4の前部両側部と後部両側部に後端部が枢支ピン40、40、40、40で枢支され、先端部に車輪用モータ8、8、8、8を用いた前輪タイヤ車輪9、9、後輪タイヤ車輪9、9が取付けられた車輪支持アーム41、41、41、41と、この車輪支持アーム41、41、41、41の先端部を上下方向に回動させる一端部が車体4に枢支ピン42、42、42、42で枢支され、他端部の伸縮アーム43、43、43、43の先端部が、該車輪支持アーム41、41、41、41の先端部寄りの部位に枢支ピン44、44、44、44で枢支されたタイヤ車輪9、9、9、9を上下方向に移動させる車輪支持アーム回動装置45、45、45、45を用いた前輪タイヤ車輪9、9と後輪タイヤ車輪9、9を使用した走行装置11Dを用いた点で、このような走行装置11Dを用いた法枠用作業車1Dにしても、前記本発明を実施するための第3の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、前記本発明の各実施の形態では前輪タイヤ車輪9、9、後輪タイヤ車輪9、9、前輪従属タイヤ車輪10、10、後輪従属タイヤ車輪10、10のすべてに車輪用油圧モータ8で駆動する駆動タイヤ車輪を用いたが、本発明はこれに限らず、前輪タイヤ車輪9、9と後輪タイヤ車輪9、9に駆動タイヤ車輪を用いたり、前輪従属タイヤ車輪10、10と後輪従属タイヤ車輪10、10に駆動タイヤ車輪を用いたり、前輪タイヤ車輪9、9と前輪従属タイヤ車輪10、10に駆動タイヤ車輪を用いたり、前輪タイヤ車輪9、9に駆動タイヤ車輪を用い、他の車輪は車輪用油圧モータを用いないタイヤ車輪を用いてもよく、また、すべてのタイヤ車輪に車輪用油圧モータを用いないタイヤ車輪を用いてもよいが、この場合、牽吊装置13の一対のウインチ34、34のワイヤー36、36の伸縮によって走行装置を法面2や法枠3上を走行させなければならない。
本発明は法面や法枠上を転動走行して、法枠にロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔を形成する法枠用作業車を製造したり、使用する産業で利用される。
1、1A、1B、1C、1D:法枠用作業車、
2:法面、 3:法枠、
4:車体、 5、5A:車輪支持アーム、
6:枢支ピン、 7:車輪支持軸、
8:車輪用油圧モータ、 9:タイヤ車輪、
10:従属タイヤ車輪、
11、11A、11B、11C、11D:走行装置、
12:削孔装置、 13:牽吊装置、
14:取付け台、 15:枢支ピン、
16:支持台、 17:支持台用油圧シリンダー、
18:支持台用油圧モータ、 19:回動機構、
20:スイングブーム、 21:ガイドシェル、
22:油圧ドリフター、 23:削孔装置本体、
34:ウインチ、 35:係止リング、
36:ワイヤー、 37:アンカーピン、
38:ロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔、
39:従属車輪支持アーム、 40:枢支ピン、
41:車輪支持アーム、 42:枢支ピン、
43:伸縮アーム、 44:枢支ピン、
45:車輪支持アーム回動装置。

Claims (4)

  1. 車体と、この車体に少なくとも3個以上取付けられた、該車体を法面や法枠上を転動して走行することができる前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪および該前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪のすぐ後方で、この前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪の走行位置を走行できる従属タイヤ車輪をそれぞれ備えた走行装置と、前記車体に取付けられたロックボルト挿入孔やグランドアンカー挿入孔を形成する削孔装置と、前記車体を前記法面の上部に牽吊する牽吊装置とからなり、走行装置は車体に上端部が固定された少なくとも3個の上下移動装置が介装された車輪支持アームと、この少なくとも3個の車輪支持アームの下端部にそれぞれほぼ中央部が枢支された車輪支持軸と、これらの車輪支持軸の先端部にそれぞれ回転可能に取付けられた前輪タイヤ車輪および後輪タイヤ車輪と、前記車輪支持軸の後端部にそれぞれ回転可能に取付けられた従属タイヤ車輪とで構成されていることを特徴とする法枠用作業車。
  2. 走行装置の前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪は車輪用油圧モータで駆動される駆動タイヤ車輪が用いられていることを特徴とする請求項1に記載の法枠用作業車。
  3. 走行装置の前輪タイヤ車輪、後輪タイヤ車輪、従属タイヤ車輪は法枠の高さ寸法の2倍以上の直径寸法のタイヤ車輪が用いられていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の法枠用作業車。
  4. 走行装置は車体の前方の両側部に前輪タイヤ車輪が配置され、前記車体の後方中央部に後輪タイヤ車輪、あるいは前記車体の後方の両側部に後輪タイヤ車輪が配置されていること特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の法枠用作業車。
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