JP2019007137A - 架設機、及び、架設機の移動方法 - Google Patents

架設機、及び、架設機の移動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 床版などの架設に適した架設機を提供する。【解決手段】 3基の門型フレーム4〜6は、それぞれ左右一対の脚柱を有し、前後方向に一列に配置される。主桁7及び補助桁8は、門型フレーム4〜6の左右の脚柱間を一列に貫通して、各門型フレーム4〜6に対し前後方向に相対移動可能に支持される。各門型フレーム4〜6には、各門型フレーム4〜6と主桁7とを固定及び固定解除できる主桁固定機構14〜16と、各門型フレーム4〜6と補助桁8とを固定及び固定解除できる補助桁固定機構24〜26とが設けられる。各門型フレーム4〜6の脚柱には、その長さを短縮して路面から浮かせることができる油圧ジャッキ13が設けられる。床版2の吊り上げ装置9は、主桁7に懸架される。【選択図】 図1

Description

本発明は、架設用部材の設置又は撤去、あるいは旧部材の撤去とこれに替わる新部材の設置を行う架設機、及び、その移動方法に関する。
例えば、橋梁において路面を構成している床版の架け替え(旧床版の撤去とこれに替わる新床版の設置)を行う架設機として、特許文献1に記載のものが知られている。
これは、橋軸方向に配設される梁材と、この梁材を支持する2組の門型の脚体とからなる。この脚体は下端に車輪を備え、床版上に敷設されるレールに沿って移動可能である。車輪の代わりに、タイヤ等の移動手段を適用することもできる。
特開2004−232426号公報
しかしながら、特許文献1の記載の架設機では、車輪で移動する方式のため、床版上にレールを設置する必要があり、床版の撤去及び設置にはレールが邪魔となるため、床版の撤去及び設置作業の位置が制約される。
また、車輪に代えてレールが不要なタイヤを用いる場合、床版間には鉄筋連結及びコンクリート充填用の凹溝があって、路面に段差があるため、安定した走行が困難であった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、不連続あるいは不陸な路面での使用に適した移動方式の架設機を提供することを課題とする。
本発明に係る架設機は、
それぞれ左右一対の脚柱を有し、前後方向に一列に配置される、少なくとも3基の門型フレームと、
前記少なくとも3基の門型フレームの左右の脚柱間を一列に貫通して、各門型フレームに対し前後方向に相対移動(スライド)可能に支持される主桁と、
各門型フレームに設けられ、各門型フレームと前記主桁とを固定及び固定解除できる主桁固定機構と、
各門型フレームの脚柱に装備され、その長さを短縮して路面から浮かせることができる伸縮機構と、
前記主桁に懸架される、架設用部材の吊り上げ装置と、
を含んで構成される。
上記の架設機の移動方法は、
任意の少なくとも1基の門型フレームを除く、他の少なくとも2基の門型フレームと前記主桁とを固定した状態で、前記任意の少なくとも1基の門型フレームの脚柱を縮めて浮かせると共に、当該門型フレームと前記主桁との固定を解除して、当該門型フレームを前記主桁に対し移動させる工程と、
全ての門型フレームと前記主桁との固定を解除して、前記主桁を全ての門型フレームに対し移動させる工程と、
を含む。
本発明に係る架設機では、各門型フレームを、他の少なくとも2つの門型フレームで主桁を支持した状態で、1つずつ浮かせて移動させ、主桁については、全ての門型フレームに対しスライド移動させることで、全体を移動させる。従って、路面に段差などがあっても飛び越えることができ、不連続な路面において、レール等を配置することなく、使用できる。
本発明の一実施形態を示す床版架設機の側面図 同上の床版架設機の平面図 図1のA−A矢視図 図1のB−B矢視図 移動工程1、2の側面図 移動工程3、4の側面図 移動工程5、6の側面図 移動工程1〜6を経て次の施工箇所へ移動した床版架設機の側面図 門型フレーム、主桁及び補助桁の側面図 門型フレーム及び主桁の平面図 図9中の主桁固定機構の拡大図 主桁固定機構の固定時の状態を示す図 図11のC矢視図 図13のD方向から見たロック機構の側面図 図14のE−E矢視図に相当するロック機構の平面図 吊り上げ装置の他の使用例を示す図 主桁固定機構の他の実施形態を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて、詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す床版架設機の側面図、図2は同上の床版架設機の平面図、図3は図1のA−A矢視図、図4は図1のB−B矢視図である。
本実施形態の架設機は、既設の橋梁において路面を構成している床版の架け替え(旧床版の撤去とこれに替わる新床版の設置)を行う。
図1において、橋梁の橋桁1はH形鋼などにより構成されて橋軸方向に延在し、その上に床版2が配置される。床版2は、鉄筋入りのプレキャストコンクリート製で、その長手方向(長辺)を橋軸直角方向に向け、橋軸方向に一列又は二列に並べられて、路面を構成する。
かかる床版2については、長年の使用による内部の鉄筋の腐食などの理由で、架け替え(旧床版の撤去と新床版の設置)が求められる場合がある。
本実施形態の架設機3は、かかる場合に床版2の架け替えを行うものであって、図1に示されるように、床版2上に、詳しくは、架設機3の進行方向(施工方向)前方の架け替え前の床版(旧床版)2Aと、架設機3の進行方向(施工方向)後方の架け替え済みの床版(新床版)2Bとに跨がって、設置され、その1つの施工位置(例えば図1の設置位置)で、例えば3枚の床版2Cの架け替え(3枚の旧床版の撤去と、これに替わる3枚の新床版の設置)を行う。
架設機3は、前後方向(橋軸方向)に一列に配置される3基の門型フレーム4〜6と、3基の門型フレーム4〜6に支持されると共にこれらを連結する主桁7及び補助桁8と、主桁7に懸架される吊り上げ装置(ホイストクレーン)9と、を含んで構成される。
各門型フレーム4〜6は、左右一対の脚柱11、11と、これらの脚柱11、11を上端部でつなげる連結部(横梁)12とから構成される(図3及び図4参照)。各脚柱11の下端部には伸縮機構をなす油圧ジャッキ13が装備され、油圧ジャッキ13はその長さを短縮して脚柱11を路面から浮かせることができる。
主桁7は、左右一対設けられると共に、左右一対の部材が前端部及び後端部で互いに連結されて、一体構造物となっている。そして、主桁7は、3基の門型フレーム4〜6の左右の脚柱11、11間を一列に貫通して、各門型フレーム4〜6に対し前後方向に相対移動(スライド)可能に支持される。
また、各門型フレーム4〜6の主桁支持部には、各門型フレーム4〜6と主桁7とを固定及び固定解除できる主桁固定機構14〜16が設けられる。
従って、各主桁固定機構14〜16は、対応する門型フレーム4〜6と主桁7とを固定する状態(固定状態)と、対応する門型フレーム4〜6と主桁7とを固定解除してスライド可能とする状態(スライド状態)と、に切換えることができる。尚、主桁固定機構14〜16の具体的構成については後述する。
補助桁8は、主桁7の上方に配置され、主桁7と同様に、左右一対設けられると共に、左右一対の部材が前端部及び後端部で互いに連結されて、一体構造物となっている。そして、補助桁8は、主桁7と同様に、3基の門型フレーム4〜6の左右の脚柱11、11間を一列に貫通して、各門型フレーム4〜6に対し前後方向に相対移動(スライド)可能に支持される。但し、補助桁8は、主桁7を補助するものであるので、主桁7に比べ、小断面のものでよい。
また、各門型フレーム4〜6の補助桁支持部には、各門型フレーム4〜6と補助桁8とを固定及び固定解除できる補助桁固定機構24〜26が設けられる。
従って、各補助桁固定機構24〜26は、対応する門型フレーム4〜6と補助桁8とを固定する状態(固定状態)と、対応する門型フレーム4〜6と補助桁8とを固定解除してスライド可能とする状態(スライド状態)と、に切換えることができる。尚、補助桁固定機構24〜26の具体的構成についても後述する。
吊り上げ装置(ホイストクレーン)9は、主桁7の上面に敷設したレール30上を主桁7に沿って走行可能な台車31と、台車31に取付けられて水平面内を旋回可能な旋回部32と、旋回部32に懸架されて旋回部32と共に旋回可能な横行部材(吊り桁)33と、横行部材33に昇降可能に吊り下げられた吊り具(チェーンブロック)34と、を含んで構成される。
ここで、吊り具34は、横行部材33に沿って、旋回部32の旋回中心から半径方向に移動可能とする。具体的には、横行部材33にレールを設けて、そのレールに沿って吊り具34を移動可能とするか、横行部材33自身を伸縮可能な構成(シリンダ)として、その先端部に吊り具34を懸架させる。
次に、上記の架設機3の1つの施工位置での床版架け替え作業、及び、次の施工位置への移動方法について説明する。
図1は3枚の床版2Cの架け替えを行うときの施工位置である。
このとき、前方の門型フレーム(前方脚)4、及び、後方の門型フレーム(後方脚)6では、各主桁固定機構14、16により、門型フレーム4、6と主桁7とを固定していて、これらにより架設機3としての強固な構造体が形成されている。
また、中央の門型フレーム(中央脚)5の主桁固定機構15については、門型フレーム5と主桁7とを固定解除していてもよいが、このときに固定することで、より強固な構造体となる。
また、門型フレーム4、6(及び5)の補助桁固定機構24、26(及び25)については、固定解除していてもよいが、対応する主桁固定機構14、16(及び15)の固定時に固定状態とすることで、より強固な構造体となる。
図1の施工位置において、旧床版を撤去する際は、吊り上げ装置9を主桁7に沿って中央の施工箇所(架け替える床版2Cの位置)へ移動させて、撤去する旧床版を吊り上げる。このとき、吊り上げた旧床版は橋軸直角方向に向いているので、旋回部32を90°旋回させて、床版の長手方向を橋軸方向に向ける。そして、吊り上げ装置9を主桁7に沿ってトレーラ100の位置まで移動させ、旧床版をトレーラ100に吊り降ろす。
一方、撤去した旧床版に替えて、新床版を設置する際は、吊り上げ装置9を主桁7に沿ってトレーラ100の上方へ移動させて、トレーラ100上の新床版を吊り上げる。そして、吊り上げ装置9を主桁7に沿って中央の施工箇所へ移動させる。このとき、新床版は橋軸方向に向いているので、旋回部32を90°旋回させて、床版の長手方向を橋軸直角方向に向ける。そして、新床版を吊り降ろして、撤去した旧床版の位置に設置する。
以上を3枚の床版について行う。尚、3枚の旧床版を1枚ずつ撤去した後に、3枚の新床版を1枚ずつ設置してもよいし、1枚の旧床版の撤去と1枚の新床版の設置とを3回繰り返してもよい。
3枚の床版2Cの架け替え後は、架設機3を次の施工位置へ移動させる。
この移動は、床版間に凹溝があって、車輪による移動に適さないことから、次のように行う。
図5は移動工程1、2の側面図、図6は移動工程3、4の側面図、図7は移動工程5、6の側面図である。尚、図5〜図7では、2Cが直前に架け替えが完了した床版、2C’が移動後に架け替える床版である。
〔ステップ1〕・・中央の門型フレーム5の移動
前方及び後方の門型フレーム4、6の主桁固定機構14、16及び補助桁固定機構24、26を固定状態として、主桁7及び補助桁8を固定保持している状態で、中央の門型フレーム5を前方(前方の門型フレーム4の近く)へ移動させる。
すなわち、中央の門型フレーム5の主桁固定機構15及び補助桁固定機構25を固定解除状態(スライド状態)として、中央の門型フレーム5と主桁7及び補助桁8とがスライド可能な状態で、中央の門型フレーム5の下端部の油圧ジャッキ13を短縮作動させることで、中央の門型フレーム5を路面から浮かせた後、中央の門型フレーム5を主桁7及び補助桁8に沿って前方へ移動させる。移動後、油圧ジャッキ13を戻して、接地させる。機械的に移動させる場合、移動機構50を用いるが、これについては後述する。
〔ステップ2〕・・主桁7及び補助桁8の移動
全ての門型フレーム4、5、6の補助桁固定機構24、25、26を固定状態として、これらの門型フレーム4〜6を補助桁8により連結保持している状態で、全ての門型フレーム4、5、6の主桁固定機構14、15、16を固定解除状態とする。これにより、主桁7がスライド可能な状態となるので、主桁7を、前方へ移動させる。
補助桁8及び補助桁固定機構24〜26を設けることで、主桁7を移動させるときに、補助桁8により3つの門型フレーム4〜6を連結保持して、架設機3としての強固な構造体を維持することができる。
言い換えれば、主桁7を移動させる際に、全ての門型フレーム4〜6と主桁7とがスライド可能状態になるので、全ての門型フレーム4〜6と補助桁8とを固定して、安定性を維持するのである。
次に、少なくとも前方及び後方の門型フレーム4、6の主桁固定機構14、16を固定状態として、少なくとも前方及び後方の門型フレーム4、6を主桁7により連結保持している状態で、全ての門型フレーム4、5、6の補助桁固定機構24、25、26を固定解除状態とする。これにより、補助桁8がスライド可能な状態となるので、補助桁8を、主桁7と対応する位置まで、前方へ移動させる。
〔ステップ3〕・・前方の門型フレーム4の移動
次に前方の門型フレーム4を前方へ移動させる。
すなわち、少なくとも中央及び後方の門型フレーム5、6の主桁固定機構15、16(及び補助桁固定機構25、26)を固定状態として、架設機3の構造体を維持している状態で、前方の門型フレーム4の主桁固定機構14及び補助桁固定機構24を固定解除状態とする。これにより、前方の門型フレーム4が主桁7及び補助桁8に対しスライド可能な状態となるので、前方の門型フレーム4の下端部の油圧ジャッキ13を短縮作動させることで、前方の門型フレーム4を路面から浮かせた後、前方の門型フレーム4を、主桁7及び補助桁8の前端部付近まで、前方へ移動させる。移動後、油圧ジャッキ13を戻して、接地させる。
〔ステップ4〕・・中央の門型フレーム5の後方への移動
次に中央の門型フレーム5を後方へ移動させる。
すなわち、少なくとも前方及び後方の門型フレーム4、6の主桁固定機構14、16(及び補助桁固定機構24、26)を固定状態として、架設機3の構造体を維持している状態で、中央の門型フレーム5の主桁固定機構15及び補助桁固定機構25を固定解除状態とする。これにより、中央の門型フレーム5が主桁7及び補助桁8に対しスライド可能な状態となるので、中央の門型フレーム5の下端部の油圧ジャッキ13を短縮作動させることで、中央の門型フレーム5を路面から浮かせた後、中央の門型フレーム5を、後方へ移動させる。移動後、油圧ジャッキ13を戻して、接地させる。
〔ステップ5〕・・後方の門型フレーム6の移動
次に後方の門型フレーム6を前方へ移動させる。
すなわち、少なくとも前方及び中央の門型フレーム4、5の主桁固定機構14、15(及び補助桁固定機構24、25)を固定状態として、架設機3の構造体を維持している状態で、後方の門型フレーム6の主桁固定機構16及び補助桁固定機構26を固定解除状態とする。これにより、後方の門型フレーム6が主桁7及び補助桁8に対しスライド可能な状態となるので、後方の門型フレーム6の下端部の油圧ジャッキ13を短縮作動させることで、後方の門型フレーム6を路面から浮かせた後、後方の門型フレーム6を、中央の門型フレーム5の近くまで、前方へ移動させる。移動後、油圧ジャッキ13を戻して、接地させる。
〔ステップ6〕・・主桁7及び補助桁8の移動
次に主桁7及び補助桁8を移動させる。
すなわち、前述のステップ2と同様に、主桁7を前方へ移動させ、次いで、補助桁8を前方へ移動させる。
図8は前述のステップ1〜6を経て次の施工位置へ移動した架設機の側面図である。
これにより、次の3枚の床版C2’の架け替えが可能となる。図8において、2Cは前回架け替えた床版、2C’は今回架け替える床版である。
次に、主桁固定機構14〜16及び補助桁固定機構24〜26の具体的構成例について、図9〜図13により、説明する。
図9は門型フレーム4、主桁7及び補助桁8の側面図、図10は門型フレーム4及び主桁7の平面図、図11は図9中の主桁固定機構14の拡大図、図12は主桁固定機構14の固定時の状態を示す図、図13は図11のC矢視図である。
主桁固定機構14について説明する。ここでは、門型フレーム4の主桁固定機構14について代表して説明するが、門型フレーム5、6の主桁固定機構15、16についても同様である。
主桁固定機構14は、図13に示されるように、H形鋼からなる主桁7の中間に溶接により一体化されて主桁7に沿って延在するスライド部材40に対し、これを上下から挟み込むように、門型フレーム4の脚柱11に設けられる。
具体的には、主桁固定機構14は、スライド部材40に対し下方から相対するローラ(位置固定ローラ)41と、スライド部材40に対し上方から相対するローラ(位置移動ローラ)42とを備える。
下側のローラ41は、固定軸41aに回転可能に支持されていて、スライド部材40に下方から接触する。
上側のローラ42は、ほぼ上下方向に移動可能な軸42aに回転可能に支持されていて、スライド部材40に上方から相対する。
このローラ42の軸42aは、揺動中心43a回りに揺動可能なレバー43の一端に支持され、レバー43の他端は門型フレーム4に支持させた油圧シリンダ44のピストンロッド44aに連結される。
ここにおいて、油圧シリンダ44は、図12に示すように、内蔵のバネ力でピストンロッド44aを引き上げることで、レバー43を揺動中心43a回りに回動し、これによってローラ42の軸42aを下方へ移動させて、ローラ42をスライド部材40に押付ける。このときは、上下のローラ41、42でスライド部材40を挟み込むことで、スライド部材40したがって主桁7を固定する。
これに対し、油圧シリンダ44が、図11に示すように、内蔵のバネ力に抗してピストンロッド44aを押し下げることで、レバー43を揺動中心43a回りに回動し、これによってローラ42の軸42aを上方へ移動させて、ローラ42とスライド部材40との間に隙間CLを作る。このときは、上下のローラ41、42間にスライド部材40をスライド可能に支持することができる。
補助桁固定機構24について代表して説明する。
補助桁固定機構24は、主桁固定機構14と同様の構成でよい。但し、補助桁8は主桁7より小型(小断面)であるので、図9からわかるように、補助桁固定機構24は、主桁固定機構14を小型化したものでよい。
次に、門型フレーム4〜6と主桁7とを相対移動させる移動機構50の具体的構成例について、図9〜図13、更に図14及び図15を参照して、説明する。
図14は図13のD方向から見たロック機構の側面図、図15は図14のE−E矢視図に相当するロック機構の平面図である。
この移動機構50は、主桁7の長手方向にループ状に配置された索条部材(例えばチェーン51又はワイヤ)と、索条部材を循環移動させる駆動装置(例えばモータ56)と、主桁7に対し相対移動させる門型フレーム4、5又は6と索条部材とをロック可能なロック機構60と、を含んで構成される。
具体的には、索条部材としてチェーン51を用い、チェーン51を案内するため、図9(及び図10)に示されるように、主桁7の前端側の上部及び下部に案内用のスプロケット52、53が設けられると共に、主桁7の後端側の下部及び上部に案内用のスプロケット54、55が設けられる。そして、これらのスプロケット52〜55にチェーン51がループ状に巻き掛けられる。
そして、チェーン51を循環移動可能とするため、前端側のスプロケット52、53間のチェーン51に、主桁7に支持される駆動装置としての正逆回転切換可能なモータ56により駆動される駆動用スプロケット57を掛合させてある。
ロック機構60について説明すると、図14及び図15に示されるように、チェーン51の途中には、少なくとも1つ、ロックピース61が設けられ、ロックピース61には、ロックピン挿入穴(ロック穴)61aが上下方向に貫通形成されている。
一方、門型フレーム4〜6の脚柱11には、チェーン51及びロックピース61を案内するガイド部62が固定されている。門型フレーム4〜6の脚柱11には、また、ガイド部62の上方に位置させて、ロック用シリンダ63が下向きに支持されている。そして、ロック用シリンダ63のピストンロッド先端にロックピン64が装備されている。
従って、チェーン51の循環移動により、チェーン51のロックピース61が門型フレーム4、5又は6のガイド部62の所定位置にきたときに、ロック用シリンダ63を伸長作動させて、ロックピン64をロックピース61のロック穴61aに挿入し、更にガイド部62を貫通させることで、門型フレーム4、5又は6とチェーン51とをロック可能である。ロックピース61、ガイド部62、ロック用シリンダ63及びロックピン64が、門型フレーム4、5又は6とチェーン51とをロック可能なロック機構60を構成する。
ここで、例えば図6のステップ3のように、門型フレーム4を主桁7に沿って前方へ移動させる場合は、モータ56により駆動用スプロケット57を適宜の方向に回転させ、チェーン51を循環移動させて、ロックピース61を移動させる門型フレーム4のガイド部62内に位置させる。この状態で、ロック用シリンダ63を伸長作動させて、ロックピン64をロックピース61のロック穴61aに挿入することで、ガイド部62とロックピース61、すなわち門型フレーム4とチェーン51とをロックする。
かかるロック状態において、モータ56により駆動用スプロケット57を図9で反時計方向に回転させることで、チェーン51の上側部分により、ロックピース61、ロックピン64及びガイド部62を介して、門型フレーム4を前方へ引っ張ることができ、門型フレーム4を前方へ移動させることができる。
図5のステップ1のように門型フレーム5を前方に移動させる場合、又は図7のステップ5のように門型フレーム6を前方に移動させる場合は、門型フレーム5又は6とチェーン51とをロックして、モータ56により駆動用スプロケット57を図9で反時計方向に回転させればよい。
また、図6のステップ4では、門型フレーム5を主桁7に沿って後方へ移動させているが、後方への移動は次のように行う。
門型フレーム5とチェーン51とをロックした状態で、モータ56を逆回転させて駆動用スプロケット57を図9で時計方向に回転させる。これにより、チェーン51の下側部分を前方へ移動させ、チェーン51の上側部分を後方へ移動させることができる。従って、上側のチェーン51により、ロックピース61、ロックピン64及びガイド部62を介して、門型フレーム5を後方へ引っ張ることができ、門型フレーム5を後方へ移動させることができる。
次に図5のステップ2や図7のステップ6のように、門型フレーム4〜6に対して、主桁7を前方へ移動させる場合について説明する。
主桁7を移動させる場合は、門型フレーム4〜6は補助桁8により連結されるなどして位置固定されている。
かかる状態で、チェーン51のロックピース61と、少なくとも1つの門型フレーム4側のロックピン64とを結合して、ロック状態とすると、モータ56により駆動用スプロケット57を図9で時計方向に回転させることで、チェーン51の下側部分を前方へ移動させ、チェーン51の上側部分を後方へ移動させることができる。従って、チェーン51の上側部分により、ロックピース61、ロックピン64及びガイド部62を介して、門型フレーム4を後方へ引っ張るように動作するが、門型フレーム4は位置固定されているので、反力で、主桁7を前方へ移動させることができる。
次に図5のステップ2や図7のステップ6のように、門型フレーム4〜6に対して、補助桁8を前方へ移動させる場合の、補助桁8の移動手段について説明する。
門型フレーム4〜6と主桁7とを相対移動させる移動機構50と同様の移動機構を設けて、門型フレーム4〜6と補助桁8とを相対移動させるようにしてもよいが、補助桁8の移動手段としては、吊り上げ装置(ホイストクレーン)9を用いることができる。
すなわち、吊り上げ装置9は、主桁7に沿って走行できるので、吊り上げ装置9と補助桁8とをロープなどの適当な連結手段で連結し、吊り上げ装置9により補助桁8を牽引して移動させるようにすることができる。
図16は吊り上げ装置9の他の使用例を示す図である。
本実施形態の吊り上げ装置9は、旋回部32と吊り具34との間に横行部材33を備え、吊り具34は横行部材33に沿って旋回部32の旋回中心から半径方向に移動可能である。従って、吊り上げ装置9は、門型フレーム4〜6の脚柱外に荷物を吊り出すことができる。
この機能を利用することで、次のような作業が可能となる。
床版を設置する場合、長辺の長さが短い床版2’を用い、2列に設置することがある。この場合に、脚柱外に荷物を吊り出す機能を用いることで、作業位置に関する自由度が高まる。
次に、主桁固定機構14(〜16)の他の実施形態について、図17により説明する。
図17の実施形態では、主桁固定機構14は、主桁7に連結固定されたスライド部材40を上下からスライド可能に挟み込む、上下少なくとも1対(図では2対)のローラ71と、同様にスライド部材40を上下から把持可能に挟み込む、上下少なくとも1対(図では4対の把持部材72と、を含んで構成される。
把持部材72は、上下少なくとも一方が油圧シリンダなどにより駆動されて、スライド部材40を把持又は把持解除することができる。
尚、以上では、床版の架設機について説明したが、各種の架設用部材の設置、撤去、あるいは架け替えに利用することができる。
また、図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
1 橋桁
2(2A、2B、2C) 床版
3 架設機
4〜6 門型フレーム
7 主桁
8 補助桁
9 吊り上げ装置(ホイストクレーン)
11 脚柱
12 連結部(横梁)
13 油圧ジャッキ(伸縮機構)
14〜16 主桁固定機構
24〜26 補助桁固定機構
30 レール
31 台車
32 旋回部
33 横行部材
34 吊り具(チェーンブロック)
40 スライド部材
41 ローラ(位置固定ローラ)
41a 固定軸
42 ローラ(位置移動ローラ)
42a 軸
43 レバー
43a 揺動中心
44 油圧シリンダ
44a ピストンロッド
50 門型フレーム及び主桁の移動機構
51 チェーン(索条部材)
52〜55 スプロケット
56 モータ(駆動装置)
57 駆動用スプロケット
60 ロック機構
61 ロックピース
61a ロックピン挿入穴
62 ガイド部
63 ロック用シリンダ
64 ロックピン
100 トレーラ

Claims (9)

  1. それぞれ左右一対の脚柱を有し、前後方向に一列に配置される、少なくとも3基の門型フレームと、
    前記少なくとも3基の門型フレームの左右の脚柱間を一列に貫通して、各門型フレームに対し前後方向に相対移動可能に支持される主桁と、
    各門型フレームに設けられ、各門型フレームと前記主桁とを固定及び固定解除できる主桁固定機構と、
    各門型フレームの脚柱に装備され、その長さを短縮して路面から浮かせることができる伸縮機構と、
    前記主桁に懸架される、架設用部材の吊り上げ装置と、
    を含んで構成される、架設機。
  2. 前記主桁と平行に配置され、前記少なくとも3基の門型フレームの左右の脚柱間を一列に貫通して、各門型フレームに対し前後方向に相対移動可能に支持される補助桁と、
    各門型フレームに設けられ、前記各門型フレームと前記補助桁とを固定及び固定解除できる補助桁固定機構と、
    を更に含んで構成される、請求項1記載の架設機。
  3. 前記各門型フレームと前記主桁とを相対移動させる移動機構を更に含んで構成される、請求項1又は請求項2記載の架設機。
  4. 前記移動機構は、
    前記主桁の長手方向にループ状に配置された索条部材と、
    前記索条部材を循環移動させる駆動装置と、
    前記主桁に対し相対移動させる門型フレームと前記索条部材とをロック可能なロック機構と、
    を含んで構成される、請求項3記載の架設機。
  5. 前記ロック機構は、
    前記索条部材にその循環移動方向と交差する方向に設けられたロックピン挿入穴と、
    各門型フレームに設けられて、前記索条部材をスライド可能に案内するガイド部と、
    前記ガイド部側に設けられて、前記索条部材のロックピン挿入穴に突入及び退出可能なロックピンと、
    を含んで構成される、請求項4記載の架設機。
  6. 前記吊り上げ装置は、
    前記主桁に沿って走行可能な台車と、
    前記台車に取付けられて水平面内を旋回可能な旋回部と、
    前記旋回部に昇降可能に吊り下げられた吊り具と、
    を含んで構成される、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の架設機。
  7. 前記旋回部と前記吊り具との間に横行部材を備え、
    前記吊り具は、前記横行部材に沿って、前記旋回部の旋回中心から半径方向に移動可能である、請求項6記載の架設機。
  8. 前記主桁固定機構は、前記主桁を挟んで相対する上下のローラと、これらのローラの軸間距離を変化させて、スライド状態と把持状態とに切換えるものである、請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の架設機。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載の架設機の移動方法であって、
    任意の少なくとも1基の門型フレームを除く、他の少なくとも2基の門型フレームと前記主桁とを固定した状態で、前記任意の少なくとも1基の門型フレームの脚柱を縮めて浮かせると共に、当該門型フレームと前記主桁との固定を解除して、当該門型フレームを前記主桁に対し移動させる工程と、
    全ての門型フレームと前記主桁との固定を解除して、前記主桁を全ての門型フレームに対し移動させる工程と、
    を含む、架設機の移動方法。
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