JP5653311B2 - ロックボルトの形成方法およびロックボルトの形成装置 - Google Patents
ロックボルトの形成方法およびロックボルトの形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5653311B2 JP5653311B2 JP2011160031A JP2011160031A JP5653311B2 JP 5653311 B2 JP5653311 B2 JP 5653311B2 JP 2011160031 A JP2011160031 A JP 2011160031A JP 2011160031 A JP2011160031 A JP 2011160031A JP 5653311 B2 JP5653311 B2 JP 5653311B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer casing
- inner rod
- attached
- work vehicle
- guide shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)請求項1により、ロックボルト用削孔を形成かるときに接続が不要な長さのアウターケーシングとインナーロッドの二重管を用いた削孔機でロックボルト用削孔を形成するので、ロックボルト用削孔が崩れる心配なく、短時間にロックボルト用削孔を形成することができる。
(2)前記(1)によって、インナーロッドをアウターケーシングより引き抜いて、アウターケーシング内に応力材とセメントやモルタルを充填するので、確実に応力材とセメントやモルタルを充填することができる。
(3)前記(1)により、アウターケーシング内に応力材とセメントやモルタルを充填した後にアウターケーシングを引き抜くので、ロックボルト用削孔内に確実にロックボルトを形成することができる。
(4)前記(1)により、アウターケーシング引き抜き工程後に、引き抜かれたアウターケーシングの先端部より、内部に支持装置に支持されたインナーロッドを挿入し、ドリフタ―とインナーロッドを接続させるインナーロッドの接続工程を行っているので、次のロックボルト用削孔を形成することができる状態にできる。
したがって,効率よくロックボルト用削孔を形成することができる。
(5)前記(1)〜(4)によって、ロックボルトを短時間に確実に形成することができるとともに、安価に設置することができる。
(6)請求項2も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られる。
(7)請求項3も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られるとともに、支持装置として、クレーンを用いることにより、容易にインナーロッドを支持することができる。
(8)請求項4も前記(1)〜(4)と同様な効果が得られるとともに、法面の広い幅寸法部分を上下左右方向に走行して、ロックボルトを形成することができる。
次に、図12ないし図20に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
2:法面、 3:無限軌道、
4:作業車、 5:作業台、
6:ワイヤー、 7:ウインチ、
8:回動ブーム、 9:枢支ピン、
10:支柱、 11:枢支ピン、
12:ブーム回動装置、 13:枢支ピン、
14:ガイドシェル支持台、 15:枢支ピン、
16:枢支ピン、
17:ガイドシェル支持台回動装置、
18;ガイドシェル、 19:作動杆、
20:枢支ピン、 21:上下移動装置、
22:ベース板、 23:スクリュー軸、
24:ねじ筒、 25:油圧モータ、
26:前後進移動装置、
27:打撃装置、 28:ドリフター、
29:支持部、 30:ビット、
31:アウターケーシング、 32:インナーロッド、
33:アウターケーシング支持装置、
34:クレーン、 35:通路、
36:連通する通路、 37:クリーニングアダプター、
38:通路、 39:連通する通路、
40:クリーニングアダプター、 41:供給装置、
42:排出パイプ、 43:クリーニング装置、
44:分離装置、 45:分離ベース板、
46:枢支ピン、 47:狭着突片、
48:狭着片、 49:枢支ピン、
50:シリンダー、 51:アンカーピン、
52:作業車の移動工程、
53:ロックボルト用削孔、
54:ロックボルト用削孔工程、
55:インナーロッド引き抜き工程、
56:インナーロッド取外し工程、
57:応力材、 58:定着材、
59:充填工程、
60:アウターケーシング引き抜き工程、
61:インナーロッド接続工程、
62:アーム、 63:油圧シリンダー、
64:支持具、
65:枢支ピン、 66:前後左右の脚支持部材、
67:枢支ピン、 68:前後左右の回動ブーム、
69:枢支ピン、 70:前後左右の回動アーム、
71:駆動タイヤ車輪、 72:枢支ピン、
73:枢支ピン、
74:前後左右の脚支持部材回動装置、
75:枢支ピン、 76:枢支ピン、
77:前後左右の回動ブーム回動装置、
78:枢支ピン、 79:枢支ピン、
80:前後左右の回動アーム回動装置、
81:前後左右の脚。
Claims (4)
- 作業車で法面を走行して、ロックボルト用削孔場所まで移動する作業車の移動工程と、この作業車の移動工程後に、該作業車に設置されているドリフター、このドリフターに接続された必要な長さのロックボルト用削孔を接続作業をすることなく形成することができるアウターケーシングとインナーロッドの二重管を用いた削孔機でロックボルト用削孔を形成するロックボルト用削孔工程と、このロックボルト用削孔工程後に、前記ドリフターと前記アウターケーシングとの接続を外してロックボルト用削孔内に位置している前記アウターケーシングより前記インナーロッドを引き抜くインナーロッド引き抜き工程と、このインナーロッド引き抜き工程後に、前記アウターケーシング内に応力材とセメントやモルタルを充填する充填工程と、前記インナーロッド引き抜き工程後に、前記ドリフターと前記インナーロッドとの接続を外して支持装置にインナーロッドを支持させるインナーロッド取外し工程と、前記充填工程後に前記ドリフターと前記アウターケーシングとを接続してロックボルト用削孔内よりアウターケーシングを引き抜くアウターケーシング引き抜き工程と、このアウターケーシング引き抜き工程後に、引き抜かれたアウターケーシングの先端部より、内部に前記支持装置に支持されたインナーロッドを挿入し、前記ドリフターとインナーロッドを接続させるインナーロッドの接続工程とからなることを特徴とするロックボルトの形成方法。
- 法面を走行することができる作業車と、この作業車に取付けられたブームを水平方向に回動させるブーム回動装置と、このブーム回動装置の回動ブームの先端部に取付けられた垂直方向に回動するガイドシェル支持台と、このガイドシェル支持台を垂直方向に回動させるガイドシェル支持台回動装置と、前記ガイドシェル支持台に取付けられたガイドシェルと、このガイドシェルに前後進移動装置によって前後進可能に取付けられたベース板と、このベース板に取付けられたドリフターと、このドリフターに後端部が接続され、先端部の前記ガイドシェルの先端部に取付けられた支持部に回転可能に支持されたアウターケーシングと、前記ドリフターに後端部が接続され、先端部が前記アウターケーシング内に挿入されたインナーロッドと、前記ベース板に取付けられた前記ドリフターと前記アウターケーシングとの接続を外す場合に該アウターケーシングを支持するアウターケーシング支持装置と、前記作業車あるいは該作業車から離れた法面部位に設置される支持装置にインナーロッドを前記アウターケーシングの先端部より内部に挿入することができるように支持する支持装置とからなることを特徴とするロックボルトの形成装置。
- 支持装置は作業車あるいは該作業車から離れた法面部位に設置されるクレーンであることを特徴とする請求項2記載のロックボルトの形成装置。
- 作業車は作業車のフレームの前後左右部位には水平方向に回動できるように取付けられた前後左右の脚支持部材、この前後左右の脚支持部材に上下方向に回動できるように取付けられた前後左右の回動ブーム、この前後左右の回動ブームの先端部に取付けられた上下方向に回動する前後左右の回動アーム、この前後左右の回動アームの先端部に取付けられた油圧モータで正・逆回転駆動される駆動タイヤ車輪、前記前後左右の脚支持部材を水平方向に回動させる前後左右の脚支持部材回動装置とからなる前後左右の脚が備えられているものを使用することを特徴とする請求項2記載のロックボルトの形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011160031A JP5653311B2 (ja) | 2011-07-21 | 2011-07-21 | ロックボルトの形成方法およびロックボルトの形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011160031A JP5653311B2 (ja) | 2011-07-21 | 2011-07-21 | ロックボルトの形成方法およびロックボルトの形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013023916A JP2013023916A (ja) | 2013-02-04 |
JP5653311B2 true JP5653311B2 (ja) | 2015-01-14 |
Family
ID=47782588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011160031A Active JP5653311B2 (ja) | 2011-07-21 | 2011-07-21 | ロックボルトの形成方法およびロックボルトの形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5653311B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106089030A (zh) * | 2016-08-12 | 2016-11-09 | 叶晓明 | 平移式凿岩成孔机及成孔方法 |
CN111910681A (zh) * | 2020-07-17 | 2020-11-10 | 中国电建集团中南勘测设计研究院有限公司 | 一种岩壁吊车梁结构及其施工方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103967409B (zh) * | 2014-04-20 | 2016-10-05 | 泉州华大超硬工具科技有限公司 | 一种矿山用履带多头凿岩钻机 |
CN105587328B (zh) * | 2016-02-25 | 2017-12-12 | 山东中煤电器有限公司 | 一种悬挂梁式矿用多臂锚杆钻车 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04238991A (ja) * | 1990-12-28 | 1992-08-26 | Daiyonki Chishitsu Kenkyusho:Kk | 地盤穿孔工法 |
JPH09250287A (ja) * | 1996-03-16 | 1997-09-22 | Tobishima Corp | 地山削孔装置 |
JP4772808B2 (ja) * | 2008-01-28 | 2011-09-14 | Josシステム有限会社 | 掘削工法 |
-
2011
- 2011-07-21 JP JP2011160031A patent/JP5653311B2/ja active Active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106089030A (zh) * | 2016-08-12 | 2016-11-09 | 叶晓明 | 平移式凿岩成孔机及成孔方法 |
CN106089030B (zh) * | 2016-08-12 | 2018-08-07 | 叶晓明 | 平移式凿岩成孔机及成孔方法 |
CN111910681A (zh) * | 2020-07-17 | 2020-11-10 | 中国电建集团中南勘测设计研究院有限公司 | 一种岩壁吊车梁结构及其施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013023916A (ja) | 2013-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101210589B1 (ko) | 천공기용 로드 장착장치 | |
JP5653311B2 (ja) | ロックボルトの形成方法およびロックボルトの形成装置 | |
ES2371349T3 (es) | Aparato y método para conjunto de perforación dirigida horizontal modificado. | |
JP6085484B2 (ja) | 杭打ち機 | |
JP6345829B1 (ja) | 小径棒状方式のアンカー工事用電動小型削孔機 | |
JP4315842B2 (ja) | ロックボルト打設機 | |
JP5809790B2 (ja) | ロックボルト形成方法および削孔装置 | |
JP5470364B2 (ja) | 削孔装置および削孔方法 | |
JP5430524B2 (ja) | 削孔装置 | |
JP2007262651A (ja) | 削孔機 | |
JP5643061B2 (ja) | 既設杭の撤去方法 | |
JP5700985B2 (ja) | ロックボルト形成方法および削孔装置 | |
JP5670282B2 (ja) | 掘削機及び掘削孔の形成方法 | |
JP3855037B2 (ja) | 非開削工法における転石撤去方法および転石撤去装置 | |
JP2001049990A (ja) | 地盤掘進工法 | |
KR20120134077A (ko) | 굴착 장치 및 방법 | |
KR200366406Y1 (ko) | 굴착장치 | |
KR101355188B1 (ko) | 천공기용 로드 장착장치 | |
JP4064320B2 (ja) | 中空杭建込み施工用中掘り装置 | |
JPH10205263A (ja) | 掘削機の排土装置 | |
JPH0352879Y2 (ja) | ||
JP5791871B2 (ja) | 削孔装置 | |
JP3844166B2 (ja) | 法面さく孔機及び法面さく孔方法 | |
JP3250373B2 (ja) | 掘削装置及び掘削装置による掘削体の貫入方法 | |
JPH1018744A (ja) | 回転掘削装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140507 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140905 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140930 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141003 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141111 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5653311 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |