JP5470364B2 - 削孔装置および削孔方法 - Google Patents
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Description
ロックボルト工は法面の6m〜7mまでの比較的に浅い所の補強のために用いられている。
また、このような作業を行なわないで、ドリルロッドを前進させるだけでロックボルト形成用削孔を形成すると、掘ったロックボルト形成用削孔が崩れるとドリルロッドを抜き取れなくなるという欠点があった。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)請求項1により、削孔後の引き抜き作業の際に、インナーロッドをドリフターから取り外す必要もなく、インナーロッドの一時保管場所の確保が不要で、複数の作業対象地まで、インナーロッド等の作業員による運搬を不要とすることができる。
(2)前記(1)によって、インナーロッドを取り外す必要がないため、より長い管であっても取り扱うことができると共に、従来のような1〜1.5mの管を用いた削孔においても、引き抜き作業では、各管の接続を解除することなく接続したまま引き抜くことができる。
(3)請求項2も前記(1)、(2)と同様な効果が得られる。
(4)請求項3も前記(1)、(2)と同様な効果が得られるとともに、アウターケーシング支持装置でドリフターとアウターケーシングとの接続を容易に解除することができる。
(5)請求項4も前記(1)、(2)と同様な効果が得られるとともに、アウターケーシング回転装置によって、削孔内に位置するアウターケーシングを容易に抜き取ることができる。
(6)請求項5も前記(1)、(2)と同様な効果が得られるとともに、5〜10mの長さの範囲の削孔をアウターケーシングやインナーロッドの接続作業を行うことなく行うことができる。
(7)請求項6も前記(1)、(2)と同様な効果が得られる。
(8)請求項7も前記(1)、(2)、(6)と同様な効果が得られる。
次に、図14ないし図25に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
2:法面、 3、3A:走行装置、
4、4A:作業車、 5:作業台、
6:ワイヤー、 7:ウインチ、
8:回動ブーム、 9:枢支ピン、
10:支柱、 11:枢支ピン、
12:ブーム回動装置、 13:枢支ピン、
14:ガイドシェル支持台、 15:枢支ピン、
16:枢支ピン、
17:ガイドシェル支持台回動装置、
18、18A:ガイドシェル支持装置、
19:ガイドシェル、 20:作動杆
21:枢支ピン、 22:上下移動装置、
23:ベース板、 24:分離装置、
25:分離ベース板、 26:先端チェーン歯車、
27:先端軸受 28:後端チェーン歯車、
29:後端軸受、 30:軸、
31:油圧モータ、 32:チェーン、
33:前後進移動装置、 34:ウインチ、
35:ワイヤー、 36:分離ベース板後進移動装置、
37:打撃装置、 38:ドリフター、
39:支持部、 40:ビット、
41:アウターケーシング、 42:インナーロッド、
43:アウターケーシング支持装置、
44:通路、 45:連通する通路、
46:アウターケーシング用クリーニングアダプタ、
47:通路、 48:連通する通路、
49:インナーロッド用クリーニングアダプタ、
50:供給装置、 51:排出パイプ、
52:クリーニング装置、 53:枢支ピン、
54:挟着突片、 55:挟着片、
56:枢支ピン、 57:油圧シリンダー、
58:係止片、 59:係合リング、
60:レバー、 61:係合部材、
62:枢支ピン、 63:前後左右の脚支持部材、
64:枢支ピン、 65:前後左右の回動ブーム、
66:枢支ピン、 67:前後左右の回動アーム、
68:駆動タイヤ車輪、 69:枢支ピン、
70:枢支ピン、
71:前後左右の脚支持部材回動装置、
72:枢支ピン、 73:枢支ピン、
74:前後左右の回動ブーム回動装置、
75:枢支ピン、 76:枢支ピン、
77:前後左右の回動アーム回動装置、
78:前後左右の脚、 79:アンカーピン、
80:作業車の移動工程、 81:ロックボルト用削孔、
82:ロックボルト用削孔工程、
83:インナーロッド引き抜き工程、
84:応力材、 85:定着材、
86:充填工程、
87:アウターケーシング引き抜き工程、
88:接続工程、 89:枢支ピン、
90:油圧シリンダー、 91:台板、
92:旋回ベアリング、 93:台座、
94:左右方向シリンダー、 95:支持フレーム、
96:第1の起伏シリンダー、 97:第2の起伏シリンダー、
98:ガイドシェル接続リンク、99:ガイドシェル支持機構、
100:無限軌道、 101:アウターケーシング回転装置、
102:油圧モータ、 103:駆動軸、
104:ピニオン、 105:歯車、
106:ベース板係合機構、 107:分離ベース板係合機構、
108:狭着具、 109:狭着具。
Claims (7)
- ガイドシェルに沿って移動させることにより作業対象地を削孔するアウターケーシングとその内部に挿入されるインナーロッドとを備えた削孔装置であって、前記ガイドシェルに沿って移動可能に支持され、前記アウターケーシングおよびインナーロッドが接続され、前記アウターケーシングおよびインナーロッドによる削孔を行う駆動力を付与するドリフターと、削孔時には前記ドリフターと共に移動し、後退時は、前記ドリフターとは独立して移動可能なアウターケーシング支持装置とを有し、前記アウターケーシングおよびインナーロッドによる削孔後、前記アウターケーシング支持装置にて前記アウターケーシングを前記ドリフターとの接続を解除した状態を保持し、前記アウターケーシングを前記削孔内に位置させたまま、前記ドリフターを後退させて前記インナーロッドを前記ガイドシェルの待機位置に復帰させ、前記削孔内に位置する前記アウターケーシング内への充填材の充填作業後、前記アウターケーシング支持装置を後退させ、待機状態の前記インナーロッドの周囲に、前記アウターケーシングを外挿して前記ドリフターに再接続可能な構成であることを特徴とする削孔装置。
- 前記ガイドシェルに沿って移動可能なベース板と、前記ガイドシェルに沿って移動可能であると共に、前記ベース板の前方に分離可能に設けられた分離ベース板とを有し、前記ドリフターは、前記ベース板に支持され、前記アウターケーシング支持装置は、前記分離ベース板に支持されている請求項1記載の削孔装置。
- 前記アウターケーシング支持装置は、分離ベース板に回動可能に取付けられた先端部が開閉可能なアウターケーシングを挟着することができる一対の挟着片と、この一対の挟着片の遊端部に両端部が枢支された、該一対の挟着片を開閉する油圧シリンダーとで構成されていることを特徴とする請求項1〜2いずれか1に記載の削孔装置。
- 前記分離ベース板には、アウターケーシングを引き抜く場合に、該アウターケーシングを回転させるアウターケーシング回転装置が取付けられていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1に記載の削孔装置。
- 前記ガイドシェル、前記アウターケーシングおよび前記インナーロッドの長さが5〜10mの範囲であり、ロックボルト工用である請求項1〜4いずれか1に記載の削孔装置。
- アウターケーシングとその内部に挿入されるインナーロッドとをガイドシェルに沿って移動させる削孔装置を用いて作業対象地を削孔する削孔方法であって、前記ガイドシェルに沿って移動可能なドリフターに前記アウターケーシングおよびインナーロッドを接続し、前記ドリフターを駆動させて削孔を行い、削孔後、前記アウターケーシングを前記ドリフターとの接続を解除した状態で保持し、前記アウターケーシングを前記削孔内に位置させたまま、前記インナーロッドを前記ガイドシェルの待機位置に復帰させ、前記削孔内に位置する前記アウターケーシング内への充填材の充填作業後、前記アウターケーシングを後退させて、待機状態のインナーロッドの周囲に前記アウターケーシングを外挿して、前記ドリフターに再接続することを特徴とする削孔方法。
- 前記ガイドシェル、前記アウターケーシングおよび前記インナーロッドとして、長さが5〜10mの範囲のものを用い、ロックボルト工に適用する請求項6記載の削孔方法。
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